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[第三弾]妹に言われたいセリフ

1 :No.2 :03/07/01 02:21 ID:xdbq4ySt
全国のお兄ちゃま
脳内妹がいつも言ってくれる萌えセリフを
暴露しちゃいましょう

【過去ログ】
妹に言われたいセリフ
http://game.2ch.net/gal/kako/1022/10225/1022257886.html
[第二弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1028470988/

422 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 17:26 ID:???
何が「檄」だ。(w
またしても面白いバカが登場したな。色んな意味で良スレ認定せねばなるまい。

423 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 18:27 ID:???
>>422
おいおい、三島由紀夫を知らんのか?

424 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 18:54 ID:???
>>419
。・゚・(ノД`)・゚・。

425 :422 :04/05/20 19:11 ID:???
>>423
し‥知ってるよぉ! (`Д´;)
えっと‥。‥カミセンの最後のメンバーで、解散後はピンで漫談やってたヤツだろ‥。
何とか言う深夜番組でゴリとかと絡んでるのを‥、確か2〜3日前に見たぜよ! ヽ(`Д´;)ノ

426 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 23:19 ID:qIROOndO
初めてお兄ちゃんのことを意識したのは中学に上がる前の春休み。
まっさらの制服に袖を通して、あんまり嬉しかったからお兄ちゃんに見せに行ったら
「へぇ・・似合うじゃん・・」
って言われて・・ドキってした。「なんで?」って自分の気持ちに驚いたのを覚えてる。

初めてお兄ちゃんの存在が大きいって思ったのは、お兄ちゃんが大学に入った時。
飲み会とかで帰りが遅いお兄ちゃんがいない夕食。寂しいってすごく思った。

初めてお兄ちゃんを好きって思ったのは去年のあたしの誕生日。
朝、早く目が覚めたけど起きれなくてベッドでゴロゴロしてたら、そっと扉が開いてお兄ちゃんが
あたしが起きてるのに気がつかないまま、枕元にプレゼントを置いていった。
前から欲しいってあたしが言ってた、ピアノの形の置時計。
お兄ちゃん、買うの恥ずかしかっただろうなーって思ってたら・・すごく愛しくなった。

この気持ちを伝えようと思ったのは昨日の夜。切なくて眠れなかった。
「お兄ちゃん、あのね、聞いてほしいことがあるの・・ビックリしないでね・・」

427 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/21 00:49 ID:???
>>426!!で!?つ、続きを!!

428 :426@偽物 :04/05/21 13:01 ID:???
「あたしチンコがあるの。お兄ちゃんよりデッカいヤツ・・ 」

429 :本物の426 :04/05/21 22:26 ID:???
>427
いえ、これはここで終わりなんですよ(゚Д゚;)
後は想像に、ってパターンのつもりで書いたんで・・。
もうちょっと萌えれる文章書けたらいいんですけど、難しい・・。
お目汚しすみませんでした〜。


430 :427 :04/05/22 00:30 ID:???
>>429そうだったのか!でもスゲーよかったよ。現に想像しまくったから!なんつーか、純な想いがこもったいい妹だと思うよ!

431 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/27 21:11 ID:???
保守

やっと落ち着いたようだね

432 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/01 23:53 ID:???
保守 マッタリですな

433 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/06 18:51 ID:???
マターリ

最近妹が布団を上げずに学校に行くのですが。
忙しいからって、もう少しはやく起きればいいものを

434 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/07 14:31 ID:???
起こしてあげなよ。

435 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/07 16:13 ID:???
「こら、そろそろ起きないと学校に遅れるぞ」
「ん・・ん〜後10分だけ・・」
「・・・布団剥ぐぞ」
「zzz」
バサァッ
そこには上半身パジャマ、そして下半身は下着のみの姿態が・・。

なんていうのキボン。ニヤ(・∀・)ニヤ


436 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/09 16:23 ID:???
オレの目覚めは妹による1発のエルボードロップから。

437 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/10 22:21 ID:???
なんて羨ましい

438 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/10 23:24 ID:???
水月をピンポイントで狙ってくるのでかなり痛い…

439 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 02:13 ID:???
妹「お兄ちゃん!あたしの部屋勝手に入ったでしょ!」
俺「いきなりなんだよ。入るわけないだろ・・」
妹「うそ!だって・・・」
俺「だって・・なんだよ」
妹「だ、だって・・あ、あたしの下着が無くなってるもんっ!」
俺「ちょ、ちょっと待てよ。それでなんで俺のとこ来るんだよ・・」
妹「お兄ちゃん、あたしのことえっちぃ目で見てるもん!知ってるもん!」
俺「おいおい・・」
妹「いつもあたしのこと考えながらハァハァしてるでしょ!それで想像じゃ我慢できなく
  なってきっと下着に手を出したんでしょ!」
俺「ちょっと落ち着・・・」
妹「勝手に持ってくなんて反則だよっ!ちょっと貸してって言えば済むことじゃない!」
俺「・・済まないだろ・・」

ガチャッ
母「あ、お兄ちゃんの部屋にいたの。あんたの下着ベランダに干しっ放しになってるわよ。
  早く取り込みなさい」
2人「・・・・・」

妄想爆発


440 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 14:02 ID:???
>>438
腹筋鍛えてはね返すんだ

441 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 15:52 ID:???
腹筋鍛えたって、無空波出されたら無駄ですよ

442 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 18:42 ID:???
年が分かりますよ

443 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 23:46 ID:???
腹筋にゃ自信あるけど水月は鍛えんの難しいんだよなー…で無空波ってなにさ?

444 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 00:09 ID:???
無空波じゃ無理だな

445 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 00:11 ID:???
無空波でググりなさい。

446 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 05:23 ID:???
俺が居間で寝ているのが邪魔だったらしく、「こら、起きろ」って妹が俺の手を引っ張って起こそうとした。
面倒くさかったのとからかい半分で、引っ張られた手を逆に引いてやって、そのまま妹を抱いて床に押し倒した。
俺は目をつぶったまま妹の顔の横に俺の顔をつけて、そのまま寝たふり。
「へんたーい!クソ!どけ!」
俺の下で妹は暴れたが、俺は強く抱きしめて妹を離さないようにする。
そのうちおとなしくなったので、そろそろ開放してやろうと思った矢先、なぜか妹は俺を抱きしめ返してきた。
逆にからかわれているのかと思い、妹を抱きしめていた手を緩めて腰の方をやさしくなでてやった。
そうすると、妹が下半身を少しもじもじして、呼吸の間隔が長くなったのがわかった。
俺の下半身もちょっと刺激され、これ以上はやばいと感じ、「納豆臭い。お前歯磨いた?」
と言って突き放すように妹を解放した。
妹は一瞬、動きが止まったように俺を見た後、顔を真っ赤にして立ち上がり、部屋から走って出て行ってしまった。


447 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 23:30 ID:???
借りてきたCDをMDに録音するため妹の部屋に侵入
終わるのを待っていたら眠くなったので妹のベッドで昼寝
しばらくしたら妹が入ってきて「なに人の部屋で寝てるのよ!」って言ってきた
寝たふりを続けようと思ったら唇に柔らかい感触が




我が家の愛犬ですた orz

448 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 01:12 ID:???
iiotida!

449 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 18:52 ID:???
「自分が本当にお兄ちゃんに恋していたのか、私なんにもわからないんです。
 幼かった頃から、ずっとお兄ちゃんのことは嫌いじゃなかった。
 子どもの頃から、来るのをいつも心待ちにして過ごしてました。
 でも、嫌いじゃないなんて恋とは違うし、待ってるだけも恋じゃない。
 でも、本当に嫌いじゃないんです!
 お兄ちゃんのことが好きなのかもしれないって、最近思ったこともありました。
 自分はお兄ちゃんに恋しているのかもしれない、この私の気持ちは恋愛なのかもって
 それを認めなきゃいけないって。でも、わからないんです!
 最初は自分が逃げてるだけなのかと思ってたけど、
 恋愛を見つめないようにしているだけなんだと思ってたけど、
 でも、それでも、これは恋じゃないかもしれないです!
 だって、私、お兄ちゃんが受け入れられなかった!
 夕べ、私はお兄ちゃんが受け入れられなかったんです!
 好きだって言ってくれたのに!私の為にここに来たって言ってくれたのに!
 私は怖くて、ただ本当に怖くて、お兄ちゃんが受け入れられなかった!
 好きなのかもしれない、恋かもしれない、きっとそうなんだって思っていたのに!
 でも、私はお兄ちゃんが受け入れられなかった!怖かったのは本当です!
 でも、お兄ちゃんを傷つけたかった訳でもないんです!私を好きだって言ってくれたのに!
 泣きそうな傷ついた顔をさせたくなんかなかったのに!
 私、お兄ちゃんに恋してるんでしょうか?これで本当に恋してるなんて言えるんでしょうか?
 教えてください!お願いします!!」

(以上、1分16秒以内に一気に喋ること!!)



450 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 22:43 ID:???
顔面に飛んできた匕首を主人公が指二本で挟んで
弟子に投げ返す。

「にし・・・・しんくうは、ですね・・・・」

「ん?知っているのか?」

「はい・・・ゆうめい、です・・・」


451 :エルボードロップを防御せよ :04/06/14 00:03 ID:???
今朝もムリだった。休日くらいゆっくり寝かして…

452 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/14 00:39 ID:???
妹より早起きして吃驚させてやれ

453 :エルボードロップを回避せよ :04/06/14 07:50 ID:???
やったぜ!5:45に目覚ましセット。そのまま待ってたら6:00頃に妹が入ってきた。ベッド脇にきたところでガバッと上半身を起こすと驚いて尻餅ついた。

454 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/14 08:52 ID:???
冗談で、「お前の妹、一晩貸してくれたらお金貸すよ」って言ったら、
ホントに妹ちゃんが家に来た時ビビっちまったぞ、Mよ!w
妹ちゃん、まだ小学生だろーが!w

金借りるの何が悪いんだよ――と、ことある毎に言うけどな、
借りる事自体は悪くはないんだ。
そ れ を 返 さ な い 事 が 罪 悪 な ん だ よ 。
そのうえ自分以外の家族に迷惑掛けるのは最悪だ。
Mよ。地道に働いて返済せーよ。頼むから。
妹ちゃんにピザとケーキ奢ってあげたって言ったら、おまいは「じゃあ俺にも金くれよ!」って言ったけどよ、
ギラギラした目で毟るように金持ってくやつ(しかも返さない)と
おいしそうにご飯とかを食べる女の子、おまいだったらどっち選ぶよ?w



455 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/18 19:57 ID:???
ここにいる香具師はみんなこれ買ったよな?
ttp://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/imouto/index.html

456 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/18 22:04 ID:???
死ぬほど恥ずかしい表紙になってございますなw

457 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/19 05:30 ID:???
今日買いに行くぜ・・・ッ!

458 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:25 ID:???
えーと……yの関数y=logX/Xがある。
この曲線の接線のうちで点(1,0)を通るものを求めよ……?
簡単簡単。だけど、この微分は面倒だな……。
コンコン
優しいノックの音。
「はい?」
「お疲れ様、兄さん。お茶でもいかがですか?」
「おぉ、未来。気が利くな」
「もちろんですよ。兄さんのためですもの」
……へっ?
何か、違うような……。
「あの……未来ちゃん?ひょっとして、熱とかあるんじゃないか?」
「やだなぁ〜。ありませんよ〜」
単純に俺を労ってくれただけか?わーい。
いや、待て、落ち着け……このパターンは……。
「未来、何かあるなら正直に言え」
「えっ……?あはは……やっぱりバレましたか?」
「手の込んだことをしてくれるねぇ。そんなに俺がケチに見えるか?」
「そういうわけじゃないんですけどぉ……」
「なんかショックだから、そういうのやめようぜ?
 言いたい事があるならハッキリ言ってよ。俺と未来ちゃんの仲だろ?」
「止めてください。そういうの。兄妹でもセクハラですよ」
「コイツ……ハッキリ……言いやがった……。もう死にたい……」
「に、兄さん!!早まらないで下さい!!じょ、冗談ですから!!」
「冗談がキツすぎる……。まぁ、いいや……で、何なのよ?」

459 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:26 ID:???
「あの……メール……」
「メール?」
「メールって、どうやって読むんですか?」
未来がケータイ開いて、俺に見せる。
「誰かから……たぶん友達だと思うんですけど……メールが来たみたいで……」
そうだった。
完全無欠の未来だが、実は機械オンチ。ケータイだって、電話をかけるぐらいにしか使えないのだ。
「相変わらずだねぇ」
「苦手な物は苦手なんですよぅ……」
「お前さんがケータイ持ちはじめて、何ヶ月になるよ?」
「うっ……」
「一応、若者なんだから、メールぐらいは……」
「分かってますよぅ……」
「まぁ、メールばっかりやってるのもどうかと思うけどさ」
「分かってますってば……だから、早く教えてくださいよ……」
「ああ、ちょっと貸して」
こんなこともあろうかと、未来のケータイは俺のとお揃いにしてあるので、操作は分かる。
「ほら、ココのボタン押して、コレを選ぶんだ。分かる?」
「はい……何とか……」
「で、読みたいメールを選ぶ。簡単だろ?」
「はい」
短い返事をして、ジッと画面に見入る未来。
「誰から?」
「あ……全然知らない人からみたいです……誰からでしょう?」
「開くな。消せ。広告メールだ」
「はい……」
返事はしたが、たぶん消し方なんて分かんないんだろうな……

460 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:27 ID:???
「あのさぁ、前から言おうと思ってたんだけど……そんなんで、洗濯機とか掃除機とかどうしてんの?」
「洗濯機も掃除機もボタンが少ないですから、なんとか……」
ケータイだって、そんなに無いだろう……。
「それで……兄さん、メールを送るのはどうしたら良いんですか?」
「ああ……コレを選んで、送信相手を選択、あとは文字を入れるんだ」
「こうですか?」
「ああ。そんで文字が打てたら送信、っと……」
「送信……」
パラピラピリリ……
間抜けな着メロが鳴り響く。
「メールか……」
と、ケータイを取り出そうとして、ふと未来の顔を見ると……
ニヤニヤと笑っているではないですか……。
「君かね……」
「へへへ……はい」
やっぱり……。
「でも良かった。ちゃんと届いたみたいですね」
「あぁ、お前にしては大きな進歩だな」
「はい、これで兄さんとメールが出来ます」
ここで、『友達と』では無く『兄さんと』と言ってくれたことが、内心ものすごく嬉しかったり……
「ま、期待してるよ」

461 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:28 ID:???
「はい。良かった……これで学校帰りに兄さんにお買い物が頼めます」
「……」
悲しい……オチだった……。
「裏切られた気分だ……」
「あの……そんなに落ち込まないでください……」
「誰のせいだよ、誰の……」
「あの、ほら……あんまり無駄なメールしてると、兄さん怒るかなぁ……って。ははは……」
「言い訳はいい……余計悲しくなる」
「はぁ……ホントの事、言うしかないですか……」
「どういうこと?」
「……もうちょっと、練習したいんです!!私……文字も満足に打てないんですから……」
「未来ちゃん……」
「ですから……もうちょっとメールは待ってください……」
「ああ、待つ!!待つともさ!!」
「はい、ありがとうございます」
「なんなら、俺が練習相手に……」
「駄目!!絶対、駄目です!!恥ずかしいです!!」
「そうか……まぁ、頑張ってくれや」
「はい」
丁寧にお辞儀をして、俺の部屋から出て行く未来。
「まぁ、完璧な人間よりも、少し弱点があったほうが……可愛いよな」
「何か言いました?」
聞こえていたのだろうか……未来がひょっこり、ドアの向こうから顔を出す。
「別に。ただ、未来は可愛いなぁ……って」
「な、何言ってるんですか!!兄さん!!」
勢いよくドアが閉まり、未来が消える。
いやぁ、やっぱ可愛い!!マジ可愛い!!

462 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:29 ID:???
『さっきの話、ホントにホントだから。
 マジで可愛いよ、未来は』
からかう気持ちで、そんなメールを未来に送る。
読めるのかどうかは不安だったが、
「えぇぇぇぇ!!に、兄さん!!」
隣の部屋から、そんな声が聞こえたので、一応読むことは出来たのだろう。
俺は満足してニヤニヤ笑いながら、勉強の続きをしていると……。
パラピラピリリ……
またも間の抜けた着メロが。
俺が何気なく見ると……
『にいさんのばか』
とだけ書かれたメールが……。
言われちまったよ……
『結局、メールの練習になってるじゃん』
『もうしませんよ』
『まぁまぁ、そう言わずに気軽にお話しよーよ』
『はずかしいです』
『そんなに気にすること無いのに』
『きにしますよぉ だって にいさんに』
『俺に……何?』
『なんでもないです だいたい なんでわたしとめーるがしたいんですか』
『未来が大好きだから、もっとお話したいんだよん♥』
『あの はーとってどうやってだすんですか』
『未来ちゃんが俺に♥を使ってメールしてくれるってんなら教えてあげるけどなぁ?』
『そのつもりですよ』
『マジ!?』
『さあ どうでしょう』

顔文字も絵文字も無い。記号はおろか、漢字やカタカナもない。
確かに、冷たい感じのメールだけど……
一生懸命な未来のことを考えると、俺の今までで、一番大事なメールなんだ……。
未来だって、何だかんだ言っても、俺とメールしてくれてるって事は……結構楽しんでもらってるみたいだね。

463 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:30 ID:???
盛り上がってるところ申し訳ありません。お久しぶりです。
今回の作品は、一ヶ月ぶり、前回の兄妹の続きです。
前回とほとんどやってることは同じなような感じですが、飽きずに読んでもらえたら嬉しいです。

あと、読んでもらえれば分かると思うんですけど、妹のほうが機械オンチと言う設定にしたんで、
最後のメールの部分は大変読みづらいです。ゴメンなさい。

464 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/21 00:08 ID:???
スゴクイイ━━(・∀・)━━( ・∀)━━(  ・)━━(  )━━(・  )━━(∀・ )━━(・∀・)━━━ !!

465 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/21 01:48 ID:???
GJ!! お疲れ様ですー 相変わらずイイ萌えですな!

466 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/25 21:42 ID:44qcTO4Y
ひどいよ、お兄ちゃん・・。
なんであたしの嫌がるようなことばかりするの・・?

ご飯食べてる時にじっとあたしの顔を見たり
いつもノックもせずに、用もないのにあたしの部屋に入ってきたり
食べたいなんて言ってないのに、毎日お菓子を買ってきたり

もしかしてあたしの気持ちを知ってて、そんなことするの?
もしそうなら・・意地悪だよ、お兄ちゃん・・。



467 : :04/06/25 22:59 ID:8AcRFYtK
お兄ちゃん!今日の夕飯、なに食べたい?
……え?私?
も、もうっ!変な冗談は言わないでよ!
やだ、ちょっと……どこ触って……あ……
お兄ちゃん……本気なの?
……うん……私も、お兄ちゃんのことが……
え?え……冗談なの?
…………。
お兄ちゃんの……っ!バカッ!!
……でも、好きだよ、お兄ちゃん。
あと……や、夜食なら……いいよ?

468 :芋ウト :04/06/26 00:09 ID:bhPEYUUQ
氏ね!クズ!

469 : :04/06/26 00:16 ID:mvpPfmyr
↑てめぇ〜がクズ

470 : :04/06/26 00:20 ID:mvpPfmyr
俺と戦え!

471 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/26 01:53 ID:???
>>466-470 同ホストID 晒したろかH!!

472 :466 :04/06/26 02:00 ID:???
>471
残念ながら他のやつと俺は同ホストIDではない。プッ

473 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/26 02:51 ID:pIp7Hi5I


474 :467 :04/06/26 14:17 ID:???
ニヤニヤ

475 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/02 22:05 ID:???
保守

476 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/03 01:34 ID:???
無意味

477 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/03 02:41 ID:???
オマエの存在其の物がな

478 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/14 15:06 ID:???
廃墟

479 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/14 16:28 ID:???
そろそろ戻ってきて欲しいな…。期待してるんで

480 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/19 17:39 ID:???
一度あげてみるか…
ダメだと思うけど。

481 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/19 21:26 ID:???
ageても、来るのは変な人ばかりですよ、多分

482 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:28 ID:???
何が起こっているか存じませんが、間が持ちそうに無いので、ちょっと試作品置いていきますね。


「おにぃちゃん……」
小さな体、幼い顔、そして特徴的なツインテールの少女が俺に呼びかけている。
俺のことをこう呼ぶって事は、この子は俺の妹なのだろうか……
「……」
「おにぃちゃん……好きだよ」
「は、はぁ?」
「おにぃちゃんが大好きなの!!」
『妹』に抱きつかれる。
ぐっ……結構力強いな……。
……マズい……苦しくなってきた……。
ヤバイ……もうダメ……かも……。


「はっ!?はぁ……はぁ……」
夢か……夢なのか……!?
あんな夢見るなんて……欲求不満か!?俺!?
「あっ、おにぃちゃん。おはよ〜!!」
戸惑う俺に、Yシャツ姿の妹、三上沙耶が無邪気に声をかける。
俺の腹の上から……。
沙耶は中学一年生。低身長、ガキ顔、ツインテールという完璧なロリ……いや、幼……少女。
オマケに物事を深く考えない、超短絡的思考だからタチが悪い。
……って、そんな解説をしている余裕は俺には無かったり……。
「おにぃちゃん、朝だよー。起きてよー」
そう言って、妹が体を上下に揺らす。
「うぐぉ!?」

483 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:29 ID:???
「おにぃちゃん、どうしたの?すごく苦しそうだよ?」
「沙耶……言いたいことは山のようにあるが……まずは退いてくれ……重い……」
俺は声を振り絞って、全く何も気付いていない様子の沙耶に言う。
「うん。よいしょ」
「ふぅ……あのな……沙耶。まず……その服装から聞こうか……何で……何で俺のYシャツを着とるんじゃい!!」
「沙耶の新しいパジャマだよー?」
「確かさ、それって、捨てようと思って、あの辺に置いてあったやつじゃないか?」
「うーん、分かんないけど。これ、廊下で拾ったんだー」
「じゃあ、間違いなく俺のだな……で、何故そんな物を着てる?」
「あのね、これね、すごく楽なんだよー」
「楽って……」
「それにね、いい匂いなんだよ。おにぃちゃんの匂い」
「はぁあ……止めてくれよ、恥ずかしい」
「えー?なんでなんでー?」
「何ででも!!」
「わかったよー。じゃあ、違う服ちょうだい?おにぃちゃんの匂いがするやつがいい!!」
……分かってねぇな。
「まぁ、いい。次の質問だ、どうして、俺の腹に馬乗りになってたんだ?」
「あのね、おにぃちゃんを起こそうと思ったんだぁ〜」
「ああ、そうなんだ……あのね、苦しかったんだけど?」
「でも、目は覚めたよね?」
「いや、そういう問題じゃなくて……ハッキリ言って死を覚悟したんだけど?」
「そうかなぁー?サヤの体重、ミィちゃんよりも軽いんだよ〜?」
「いや……誰より軽いとか、そういう問題じゃなくて……」
「?」
妹が意味が分からない。とでも言うように、首を傾げる。
「もういいです。何でもないです」
「それよりも、おにぃちゃん。朝のあいさつがまだだよー?」
「ああ……おはよう」
「おはようございます、おにぃちゃん」
沙耶が深々とお辞儀。

484 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:30 ID:???
「そして、お休みなさい!!」
俺は布団をすっぽりと被り、二度寝を試みる。
目覚めは最低だったが、それほど眠いわけではない。ちょっと沙耶をからかってやろうと思ったのだ。
「わわわ!!おにぃちゃん、寝ちゃダメだよー!!」
そう言って、沙耶が布団を引き剥がそうとする。
しかし、沙耶如きに負ける俺ではない。
俺は布団をしっかり掴んで、沙耶に対抗する。
当然のことながら、沙耶が俺に敵うワケが無く、すぐに諦めてしまったようだ。
「ねぇ……おにぃちゃん……起きてよぉ……」
「悪いけど……俺だってまだ眠いんだ……勘弁してくれ」
「……うん。分かった。ごめんなさい……」
布団のせいで、沙耶の顔は見えないが、どんな顔をしているのかはよく分かる。
俺に起きて欲しい何かしらの理由があるのだけど、
無理には言えなくて、泣きそうになってる。そんな顔だ。
「……お休み、おにぃちゃん。でも……出来るだけ、早く起きてきてね……」
こういうネガティブな急かし方も沙耶らしいといえば沙耶らしい。
……もうこれ以上は可哀想かな。
「了解……はい、起きた!!」
俺は布団を跳ね除け、立ち上がる。
「わわわ!!おっ!?おにぃちゃん!?」
「おはよう、沙耶」
「うん!!おはよぉございます!!」
沙耶が嬉しそうにピョコピョコと跳ねる。
沙耶の耳……もとい、ツインテールが揺れ、シャツの裾がふわっと上がる。
一瞬、パン……いや、下着が見えたが、沙耶は気にしない。
「おにぃちゃん、朝ご飯食べるよね?」
「あっ、あぁ。食べるか」
「うん」

485 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:31 ID:???
「あーあ、腹一杯」
朝食後、ソファーに飛び込み、横になる。
今日は休みだ。ダラダラ出来る。最近忙しかった俺とっては、いい休日だ。
「わわっ!!おにぃちゃん!!食べてからすぐ寝るとウシさんになっちゃうよ!?」
「じゃあ、その辺の蛙と組んで漫才でもやるさ……」
「どういう意味ー?」
ダメだな……冗談だってコトも分かってない。
「別に……おやすみ……」
「だから、寝ちゃダメだってばー!!」
「嫌だ……」
「サヤ……おにぃちゃんと遊びたいのにぃ……」
「また今度な……」
「今度って……いつ?」
「さぁ、来週か……再来週か……」
「サヤ、そんなに待てないー!!遊ぼっ!ねぇ、遊ぼっ!!」
「うるさい……」
「……!!……ゴメン……なさい……」
またか……。遊んで欲しいなら、もっと粘ればいいのに……。
俺だって、そんなに冷たく無いんだから……。
それから、二人は黙って、しばらく経った。
俺は目を閉じているのだが、沙耶の気配は確かにまだあった。
しかし、あまりにも静かなので、気になって、うっすら目を開けて、沙耶を見た。
沙耶はひざを抱えて座りながら、時々窓の外を見てはため息をついたり、
俺に声をかけようとして、首を横に振って我慢したり……。
どうして、ここまで健気なのかねぇ、コイツは……。

486 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:33 ID:???
しかし、ココで起きるのもなぁ……。
何かきっかけでもあれば、起きれるのに……。
そう、思った瞬間……
プルルルル……プルルルル……。
電話のベルに、俺も沙耶も大きく体を振るわせる。
「はい、三上です……おにぃちゃんですか?えっと……今、いません……
 はい。分かりました……」
「誰から?」
「わっ!!おにぃちゃん!?」
沙耶の体が、ビクッと跳ねる。
「電話なんだろ?誰からだったんだ?」
「えっと……知らない人……多分……かんゆーだと思う」
「そう」
「あの……おにぃちゃん……もう、寝るのはいいの?」
「ああ、十分」
「じゃあ……サヤと……あそぼ?」
沙耶必殺、斜め60度の上目遣い。
「うん。遊ぼうか?」
「うん!!」

【続く可能性は否定できない】

────────────────────
ということで、さっきも言ったとおり、試作品です。
というか、出すとは思ってもみませんでした。つまり、半ばボツとなるべき作品。
続きます。いや、続くかもしれません。気分次第です。
まぁ、もし、また、間が持たないようなら……と言うことで。

487 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/20 22:52 ID:???
キタ━(゜∀゜)━!! 待ってて良かった〜。

すっごくいいですよ。次回、期待しちゃっていいですか?


488 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/21 23:43 ID:???
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!
スゴク(・∀・)イイ!よ

489 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/22 22:17 ID:tPl2vcd2
GJ!!  良い感じですな!

490 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/23 08:25 ID:V5HIAssc
拍手喝采!!!

491 :288 :04/07/24 11:20 ID:V7Qcq+yn
 夏。
どの学校も長期休暇に入り、海は涼しさ目当ての客で賑わう、そんな季節。
普段なら家でごろごろしている俺も、人々が浮かれるこの時期だけは外交的になる。
そう、外交的になるはずだったのに………。


 「なんで身内に振り回されてるかなぁ……」
冷房の効いた店内で、俺はひとり呟いた。
今日は月曜日。とはいっても夏休み中なので毎日が日曜日と同じだ。
いや、それは浮かれすぎか?


492 :288 :04/07/24 11:21 ID:V7Qcq+yn
 「なにひとりでぶつぶつ言ってるのよ、お兄ちゃん?」
呆れ顔の少女が向こうから歩いてきた。透き通るような黒い長髪がさらさらと揺れる。
こいつは俺の妹、千夏。少々勝気で男勝りなところがある。
 「なんでもない。それよりも、水着は決まったのか?」
そうなのだ。俺は妹に引きずられ、水着を買いに来ているのだった。
 「うん。私はこれにしようかなぁ、と」
そう言って千夏が見せたのは、淡い青色のビキニの水着だった。
 「……どう?似合ってる?」
 「俺に訊かれてもなぁ。それにこういう時、似合ってるとしか言いようがないだろ」
 「それはそうだけど、兄妹なんだから遠慮なく言ってよ」
 「じゃ、本音を言う。似合ってる。つーか可愛い」
瞬間、千夏の顔がぼっ、と赤くなる。
 「か、かかかかか、可愛い?」
 「ああ、可愛いぞ」
そう言うと、なにやら「可愛い、可愛い……」とエンドレスで呟き始めた。
まったく、こいつは………。


493 :288 :04/07/24 11:22 ID:V7Qcq+yn
俺がひとりでくっくっくっと笑っていると、服の袖が誰かに引っ張られた。
振り返る。
 「よう、千秋。決まったか?」
 「う、うん」
このショートカットの可愛らしい女の子は千秋。言うまでもなく、俺の妹だ。
そして千夏の双子の妹でもある。
 「わたしはこれにしたの」
言いながら、白いワンピースの水着を見せる。やはり似合っていた。
 「うん、似合ってて可愛いぞ」
 「か、可愛い……」
じわじわと顔が赤くなっていく。姉と違って、沸騰するのに時間がかかるらしい。
………妄想力の差か。


494 :288 :04/07/24 11:24 ID:V7Qcq+yn
その間に千夏が戻ってきた。
 「あ、あれ?千秋も決まったの?」
 「うん。お姉ちゃんも?」
 「やっとふたりとも決まったな。待ちくたびれたぞ」
 「ご、ごめんなさい……」
 「なによ。可愛い妹の水着が見れるんだから、それくらい我慢しなさいよ」
 「あのなぁ、お前……」
 「千秋もよ!お兄ちゃんに謝る必要なんかないんだからね?」
 「そ、そうなの?」
 「そうなの!」
 「そうじゃないだろ」
 「ふ、ふええ………?」
おろおろとする千秋を尻目に、睨み合う俺と千夏。
 「ふん、まあいいわ。水着姿を想像して頭がとち狂ったってことにしておくわ」
 「誰がとち―――」
涙目の千秋が、必死で俺にしがみつく。
 「ケンカはだめ……!」
 「千秋?こんなお兄ちゃんの肩持つこと―――」「千秋、あんなお姉ちゃんの―――」
 「ケンカはだめっ!」
 「……はい」「……分かったよ」
俺たちがそう言うと、千秋は急に笑顔になって、
 「うん♪それじゃ、お願いね?」
俺に水着を渡す。
 「え?」
 「あ。それじゃあ、私のもよろしくね♪」
千夏からも渡される。そして会計を指差された。


495 :288 :04/07/24 11:25 ID:V7Qcq+yn
 「―――え?いや、ちょっと待て」
 「お兄ちゃん、ありがと〜!」
千秋が走り去る。
 「ごめん!後でお昼でもおごってあげるから、ね?」
千夏が走り去る。
 「………どう考えても昼食より高いだろ……」
と、ぼやきながらも内心では微笑みながら、俺は会計へと向かうのだった。
夏は続く。―――はずだ。たぶん。


 「しかし……これを見る限り、千夏は成長しているようだが千秋は………」


496 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/24 21:54 ID:KBVZ7cG2
おお! あの時の神キタ━(゜∀゜)━!!

497 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/24 21:58 ID:5WzA4+ee
双子……いい!!すごくいい!!!!
最高です!!萌えです!!ありがとうございます!!

俺も書きたくなって来たな……双子モノ……

498 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/26 23:18 ID:N/AvjIuO
自分の書き込みで時が止まってる……微妙に責任感じて、貼り。

公園に行く途中。
「わーい!!」
妹が前日降った雨で出来た水溜りに、大きくジャンプして飛び込む。
パシャ
水しぶきが跳ね、俺の足にかかった。
「あ……」
「まぁ、元気なのは良いことだがな」
「わわわ!!ゴメンなさい、おにぃちゃん」
「俺だけならいいよ。ただし、他の人に迷惑掛けちゃダメだぞ?」
「うん!!」
こういう教育も無邪気な妹を持つ兄の仕事……っと。
俺は妹を見守りながら、はしゃぎまわる妹の後をついていく。
「ねぇ、おにぃちゃん!!サヤ、いいこと考えたよ!!」
前を歩いていた妹が突然振り返る。
「ん?どんな?」
「あのね、このままお散歩にしちゃおうよー!!」
「散歩かあ……沙耶がいいなら俺は別に良いけど」
「わーい!!お散歩お散歩っ〜♪」
散歩如きでそんなに嬉しいのかねぇ……。
まぁ、かく言う俺も久しぶりの晴天で、いい気分なのだが。
「久しぶりの太陽、気分がいいね」
「うん!!沙耶もー」
「天気予報だと、また明日から雨みたいだから、今日のうちに一杯遊ぼうな?」
「うん!!」
沙耶が嬉しそうにピョコピョコ跳ねる。
無邪気だねぇ……。
そう思っていた瞬間……
「わっ!!わわわ!!」

499 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/26 23:20 ID:N/AvjIuO
ドテッ。
何も無いところで、沙耶が豪快にすっ転ぶ。
あ、ズボンだった……悔しいような、安心したような……。
んー……やっぱ見たかったかも……。
って、そんな恥ずかしいことを考えてる場合では無くて!!
「大丈夫か?」
「いたた……転んじゃった……テヘへ……」
沙耶が道端にしゃがみ込んで、膝を見ている。
「気をつけろよ、ホレ」
沙耶に手を差し出す。
「うん、ありがとぉ」
沙耶は嬉しそうに俺の手をとり、立ち上がる。
「まったく、地面になんか座るから……」
パンパンと妹の尻の辺りを軽く払ってやる。……勿論、この時は邪なことは何も思ってない。
「でさ……手、離してくれない?」
「えっ?」
「だから、手」
「おにぃちゃんは……イヤ?」
「別に嫌ってワケじゃないけど……なんて言うか……なぁ……」
沙耶は気にしないだろうが、俺もこの歳になると人目が気になってくる。
出来れば、勘弁して欲しいけど……。
「なぁに?」
だろうね、この展開はなんとなく分かってたよ……。
沙耶に俺の気持ちはわかんないよなぁ……。
「……やっぱり、手、繋いで欲しい?」
「うん!!」
「しょうがない子だな、沙耶は……」

500 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/26 23:21 ID:N/AvjIuO
「うん、だって、サヤは甘えん坊さんなんだよ?」
「確かに……しかし、んなことを自分で言うかね……」
「おにぃちゃん、どうかした?」
後半、かなり小声で言ったつもりだったのだが……沙耶には聞こえていたらしい。
「いいや、何も」
「んー?サヤ、耳はいいんだけどなー」
「空耳なら誰にでもあるって。例えば、その人の事を考えてる時、とかな」
「じゃあ、空耳だよ。サヤ、おにぃちゃんのこと考えてたもん」
「へぇ?俺の何を?」
「えへへ、ヒミツだよー」
「気になるだろうが……言え。言わんと……」
「言わないと?」
「こうしてやる!」
俺は沙耶のツインテールをあまり痛くない程度に引っ張ってやる。
「わわわ!!くすぐったいよぉ!!」
「じゃあ、言う?」
「わわわ!!ダメ!!おにぃちゃんの頼みでもそれだけはゼッタイにダメなんだからぁ!!」
「ふぅ。しょうがない……今回は勘弁してやるよ」
「でも、いつか教えてあげるからね?」
「まぁ、期待しないで待ってるよ……」

【続くノリ】
────────────────────
言い訳。
梅雨直前ぐらいに書いたものを、ちょいと手を加えて出しております。
季節的に会わないところもありますが、ご了承ください。
また、辻褄が合わないところがあるのは仕様です。加えてご了承ください。

501 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/26 23:33 ID:NLLOrEi2
遊星さん。GJです!
相変わらず良い萌えですね。 続き期待してます!

502 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/27 00:08 ID:fsG00ERY
イイ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!

503 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/27 20:51 ID:JxfI+VNN
萌えもぇGJ!!

504 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/27 22:05 ID:F6BT1Tk7
「ふぅ、疲れたぁー」
「暑いねー?」
「ああ。喉渇いたな……」
「うん」
ジュースでも飲もうか?……と言いたいところだが、沙耶に勧誘形で語りかけるのは禁句。
沙耶は、変なところで遠慮してしまう。だから……
「なぁ、沙耶……」
「なぁに?おにぃちゃん?」
「俺、ちょっと寄りたいところがあるんだが、いいか?」
「うん、いいよ」
よし、作戦第一段階成功。
俺は、沙耶の手を引っ張りながら歩き出す。
「ねぇ、おにぃちゃん……何処に行くの?」
「いや、別に」
「教えてよぉー!!」
「別に言うほどのところじゃないって」
沙耶の質問に適当に答えながら、俺はあるところに向かっていた。
「よし、到着」
「ねぇ……おにぃちゃん……ココって、喫茶店だよね?」
「そうだよ。さぁ、入ろう」
「えっ……ええぇっ!!」
クーラーの効いた店内に入り、ウエイトレスさんに案内されて、席に座る。
「ねぇ……おにぃちゃん……どうして、こんなトコに……?」
「いや、悪いな。すごく喉が渇いててさ。どうしても、何か飲みたかったんだ」
俺の回答に、少し困ったような表情を浮かべる沙耶。
その時、
「ご注文はお決まりでしょうか?」
さっきのウエイトレスさんが、注文を聞きに来る。
「え〜と……アイスコーヒーと……チョコレートパフェ、一つずつ」
「はい、以上でよろしいですか?」

505 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/27 22:06 ID:F6BT1Tk7
「はい……沙耶、いいよな?」
「う……うん……」
「ふふっ。かしこまりました」
微笑んで、席を離れるウエイトレス。それを確認すると、沙耶が俺に重い口調で言う……。
「おにぃちゃん……あの……パフェは……」
「もちろん、沙耶のだよ?」
「あの……でも、サヤ、お金……」
「ああ、もちろん俺の奢り。沙耶に無理言ってここまで付き合ってもらったんだ。そのお礼だよ」
「おにぃちゃん……」
「あっ……迷惑だったか?」
「ううん。サヤ……嬉しいよ……」
「うん、よかった」
沙耶に微笑む俺。
……まったく、余計な手間をかけさせるなぁ……沙耶は。
「お待たせしました。アイスコーヒーとチョコレートパフェをお持ちしました」
「あ、どうも」
「はい、カノジョさん」
「えっ……あっ……えっと……サヤは……」
沙耶は顔を真っ赤にして、モジモジと指を組んだり離したり……。
「ふふっ♪可愛い♪」
それにしても、妙に馴れ馴れしいと言うか……積極的な店員だなぁ……。
「ま、気にしないで、食べてよ」
「うん。ねぇ、おにぃちゃん……」
「ん?」
「サヤ……」
「?」
「サヤ……こんな大きなパフェ、一人で食べられないよー!!」
「はは、二人で食べよう」
「うん♪」
やっぱり、沙耶は色気よりも食い気か……。
それが沙耶らしいと言えば、沙耶らしいんだが。

506 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/27 22:07 ID:F6BT1Tk7
輝く太陽を背に、沙耶と手を繋いで歩いている。
お昼も近づいたので、今日のお散歩はコレでお終いだ。
「おにぃちゃん」
「何?」
「今日は楽しかったよ、ありがとう!!」
「別に礼を言うほどじゃないよ」
「ううん。おにぃちゃんのおけげで、サヤ、本当に楽しかった!!」
「そうか?」
「うん。また連れてってね?」
「ああ……考えとく」
会話が途切れる。
「なぁ、沙耶」
「なぁに?」
「疲れてないか?」
「うん。ちょっとだけ」
「それなら、兄ちゃんがおんぶしてあげようか?昔みたいにさ」
「えっ……でも……」
「いいからいいから」
俺は沙耶を無理矢理持ち上げ、俺の背中に。
「わわわっ!!いいよぉ!!」
「嫌か?」
「ううん!!そんなこと無い!!でも……」

507 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/27 22:09 ID:F6BT1Tk7
「でも?」
「重いんでしょ?サヤって……」
「もしかして、朝のこと、気にしてる?」
「だってぇー!!おにぃちゃん、怖い顔して怒るんだもん!!」
「ははは。腹はダメだけど、背中なら大丈夫だよ」
「そう……良かった……」
首筋にやわらかい感触。
沙耶が頬を擦り付けているようだ。
「おにぃちゃん……サヤね。ここにいると……なんだか安心する……」
「何で?」
「よく分かんないけど……おにぃちゃんがいて……おにぃちゃんのいい匂いがして……
 それで……おにぃちゃんが優しくて……おにぃちゃんが温かくて……」
「俺が?」
「うん……サヤね、今、おにぃちゃんの妹でよかったと思ってるんだ」
何を言っても沙耶は俺の妹。
ちっこくて、バカで、向こう見ずで……ホント、危なっかしいヤツだけど……。
俺は、この子の兄として──沙耶が俺に守られていてくれる限り、だけど──俺が出来るだけのことをしてやりたいんだ。
それに、思い込みかもしれないけど、沙耶も俺を必要としている。そんな気がするから……。

「おにぃちゃん……ダイスキだよ……。この背中も……おっきな手も……みんな……大好き……
 これからも……ずっと一緒……ずっと、ずっと……」

【もう続かない】
────────────────────
言い訳。
面倒臭いんで一気に出しちゃいました。
コレで、とりあえず、この沙耶編は一段落。
最初は、犬耳の似合う妹が書きたかったのに……
自分の勉強不足で、ただのロリータな妹になってしまった……。かなり悔しい……。

508 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/27 22:20 ID:fsG00ERY
>>507
GJ!
終わってしまうのが残念だけど、ほんとお疲れさんでした。
また作ってくれw

509 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/27 23:34 ID:iCOXhlvr
>>507
お疲れさまでした。( ´∀`)っ且お茶ドゾー
GJ!です。萌えさせていただきました。

確かにちょっとロリーだったよーな気もするけど、それはそれで!w

510 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/30 20:20 ID:nvf7TKbX
お前、ロリコンの妄想力を舐めてる。
笑顔の立ちCG一枚あれば、
 弱みを握り輪姦し、回しまわしまわし、地下室で奴隷として
 特別に調教し、日々奉仕させ、飽きたら公衆トイレに開脚状態で縛りつけて性欲のはけ口として一般公開、
 精神が壊れ切って目の焦点が完全にトンだ状態で性器からは常に精液が爛れ落ち体中精液にまみれ略
であれ、
 隣に済んでて、部屋も向かい合ってるから子供の頃からお互いの部屋の窓越しに
 色々話したりする密接な仲の自分とその少女。中学半ば、段々色恋に興味を持ち出すお年頃。
 二人はどちらが告白する訳でもなく、親友以上恋人未満の関係を続けるが、その関係を崩し
 動く事を決意、紆余曲折あり面倒だから略
だろうが、なんでも妄想して、自分に都合よくエロゲ1本分のシナリオ捻り出すぐらい、
ロリコンなら標準レベルとして要求される妄想力でしょや。(あくまで妄想するだけで、出力は別問題だが)


そんな中、 遊星より愛を込めて氏があんだけのネタを出してるわけで、そりゃ青感くらい妄想するつの。
ロリ妹は間違いなく定番なんだから妄想力に比較的欠けたエロゲマでも可能。



511 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/04 20:01 ID:shjmpQ8v
保守

512 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/05 21:32 ID:CpJA/f2J
aution!! 義理妹です!!しかも双子です!!下手糞です!!

七月下旬。ある日曜日。
どこにも行かずに、部屋でゴロゴロしていた。
しかし、ある時を境に、下が騒がしくなる。
「あぁ……今日だったか……」
今日は家に家族が増える日。
つまり、父親の再婚相手が俺の家に来る日だった。
『なぁ、父さん、再婚しようと思うんだ……』
俺が小さいころ、母を亡くした父が俺に言った。
『親父の人生だろ?好きにしろよ』
そう言ってみる。
この歳で虐待を受けることは無いだろうし、俺にとって別に損は無いだろう。
そろそろ親父も幸せになる番だ、とは常々思っていたし、
なんとなくだが、多分俺の母さんだってこう言うだろうと思った。
コンコン。
そんなことを考えていると、ノックの音が聞こえる。
「どうぞ」
新しい母さんが挨拶に来たのかな……。
「はい。失礼します」
若い声だな……。あんな親父のために……物好きな人だ。
「こんにちは」
「あの……始めまして」
入ってきたのは……二人!?しかも相当若い!!下手すりゃ俺より小さいぞ!?
まぁ、一人は母さんとして……じゃあ、一人は?
でも、二人ともホントによく似てるしなぁ……
一方のセミロング、片方の長い髪を除けば、他は特に違いが見つからないぐらいだ。
「あの……誰?」
「こんにちは。北村唯奈です」
短めの髪の子が自己紹介。
「……唯奈ちゃん、もう北村じゃないよ?」

513 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/05 21:34 ID:CpJA/f2J
長い髪の子が囁く。
「あっ、そうだった。えっと……石川唯奈です」
「千奈です」
「あ、石川真司です。って自己紹介じゃなくて……キミ達は……誰?」
当たり前の質問のつもりだったが……キョトンとして顔を見合わせる。
「えっと……ゆ……じゃなかった……えと……私が唯奈でぇ」
「私が千奈ですけど……」
「そうでなくて……まぁいいや、質問を変えよう。どっちが……俺の母親ってことになるんだ?」
俺の質問に二人の少女が笑い出す。
「な、何!?」
「ははは、お母さんはまだですよ」
「ふふっ……」
「じゃあ、キミ達は?」
「えっと……真司さんの妹ってことになりますね」
聞き間違えたか?……確かに今『いもうと』という魅力て……いや、アリエナイ言葉が聞こえたような……
「はぁ?……初耳なんだけど……」
「あははっ、道理で」
「ってコトは……キミ達は……双子か何か?」
「はい。私がお姉さんで、唯奈。コッチが妹の千奈です」
さっきから黙り込んでいた千奈と呼ばれた少女が、ペコリと頭を下げる。
どうやら千奈ちゃんは、大人しいと言うか、無口な子らしかった。
「そうなんだ。悪かったね、何も知らなくて」
「いいえ」
「まぁ、とりあえずよろしく……えっと、唯奈さんだっけ?」
「そんなぁ〜。呼び捨てでいいですよ」
「じゃあ、唯奈……」
結構、抵抗はある。
しかし、これから一緒に暮らしていくのだ。これぐらいすぐ慣れるだろう。
「はい?」
「よろしく」

514 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/05 21:35 ID:CpJA/f2J
「はい!!」
唯奈と軽く握手を交わす。
「よろしく、千奈さん」
「私も……呼び捨てで構いません……」
「そう?まぁ、よろしく」
唯奈と同じように、握手をしようと、手を差し出したが……
「えっ……?えっ……?」
「千奈ちゃん……握手だよ?」
「う、うん……」
千奈が恐る恐る差し出した手を軽く握る。
「ま、俺のことは何とでも呼んでくれよ」
「じゃあ、お兄ちゃん。だね?」
急に唯奈の態度が変わる。
まぁ、無理に気を使って余所余所しくなるよりは、自然なほうがコチラとしても嬉しいが。
「そう言えば、僕の妹ってことになるんだよね?歳はいくつ?」
「やだ……女の子に歳を聞くなんて」
顔を赤くして俯く唯奈。
「あっ……悪かったね」
「な〜んてね♪冗談冗談♪私たち高校一年生なんだよ〜」
「そっか……俺の一つ下だね……えっと、それで二人とも学校は?」
「転校するんだぁ。お兄ちゃんと同じ学校に!!」
「ふぅん……千奈は?」
突然、千奈に話を振ってみる。
よく考えたら、千奈はさっきから黙ったままで、話に入ってきてなかったからだ。
「え……あっ……えっと……同じ……です」
途切れ途切れの言葉。
ちょっと可哀想だったかな?
「そうなんだ。分からないことがあったら、何でも聞いてくれよ?」
ちょっとだけ兄貴ぶって、微笑みながら言ってみる。……兄貴ってこんな感じで、いいのかな?
「は……はい」

515 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/05 21:37 ID:CpJA/f2J
「あっ、じゃあ唯奈からしつも〜ん!!お兄ちゃんは、何年何組の何番なの〜?」
「二年六組七番……一年の教室からは結構遠いね」
「石川で七番なの〜?遅いね〜?」
「まぁ、理系クラスだからね。男子が多めなんだよ」
「ふぅん……」
興味ないご様子……と思ったら……
「ねぇねぇ……千奈ちゃん……リケイって何?」
聞こえてる聞こえてる。
「えっと……真司さん、きっと数学とか理科が得意ってコトなんじゃないかな……?」
「ふ〜ん。お兄ちゃん、算数得意なんだ〜。カッコいいなぁ〜」
だから聞こえてるってば!!
「うん。勉強、教えてもらえるね」
君もかい!!
どう反応したものかと困っていると、階下から天の声……
「おーい!!みんなー!!ちょっと来てくれー!!」
流石です、お父様。俺の状況をちゃんと察してらっしゃる。
「今行くよ!!」
ドアに向かって、そう叫んで、
「さぁ、行くよ?」
「うん」
「はぃ」

【続く】
────────────────────
ホントに書いちゃいました。双子モノ。
>288さんの二番煎じですが、まぁ、今までどおり、暇なときにでも読んでくれれば良いと思います。
いや、しかし……登場人物が三人いると書いてても楽しいなぁ。

ということで、しばらく続きますんで、見たくない人はしばらく放置をお願いします。

516 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/06 00:21 ID:EFVEB0JJ
キ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━タ━━!!

517 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/08/07 00:19 ID:mrj0dO5C
遊星さん、お疲れさまです。
これから続くそうなので、今後の展開に期待します。

昨日、3ヶ月に及ぶ合宿から戻ってきました。その間、ネットがほとんど出来なくて、
かなりキツかったです。
これから僕も執筆再開しようと思いますので、出来たら掲載したいです。そのときは
またよろしくお願いします。


518 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/07 10:31 ID:lBhIeniA
皆さんGJ! ガンバレー!

519 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/09 22:09 ID:M2tDyK+M
「おぅ、来たな。車に乗れ」
玄関で、親父が外を指差して言う。
「車?どこに行くんだよ?」
長年親父と二人だったので、親父と言うよりは友達に近い。
「何処って、昼飯食いに行くんだよ。準備してないしな」
「全く……アンタは何でもかんでもいきなりだな……」
「何のことだ?」
「あの子達のことだよ……妹が出来るなんて聞いてないぞ」
「ああ、スマンな。まぁ、大した事じゃないだろ?」
「大したことだろ!!」
「まぁ、それはともかく……あの子達と……仲良くしてやってくれよ」
「ああ、親父こそな」
何時に無くシリアスな二人。
「それにしても可愛いだろ?ドッチが好みだ?」
親父が俺に耳打ちする。
「はぁ……?」
「唯奈と千奈、どっちが好みかって聞いてんだよ」
「俺は……」
二人の妹をチラリと見て……
「興味ねーな……」
「おいおい、あんな可愛い子達を前にして……興味ない。は無いだろ。病気か、お前?」
「あのなぁ、あの子達は俺の妹だぞ?何考えてるんだよ?」
「真面目だねぇ……可愛いと思ったら、積極的に攻めろ。幸運にもあの子達は、義理だしな」
「はぁ……親父の台詞じゃねぇな」
ま、これ以上親父と話してても埒があかんだろう。
妹たちも心配そうな顔をしてるし……。

520 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/09 22:10 ID:M2tDyK+M
「さぁ、親父の車に乗って。ご飯食べに行くんだって」
俺は急に振り返って、妹たちに言う。
「「うん」」
二人同時に返事をする。……やっぱ双子だねぇ。
「さぁ、行こう?……親父、鍵空けて」
「お、おぅ」
親父に従って、妹たちを案内し、俺も車に乗る。
動き出す車。俺は一言も喋らず、黙って腕を組んでいた。


飯を食いながら、妹たちといろんなことを話した。
前の学校のこと。
俺の親父のこと。
彼女たちの母のこと。
そして、俺のことも……。
唯奈は何でも気兼ねなく話してくれたし、千奈も聞かれれば答えてくれた。
二人の特徴としては、俺に話してくれた限りではだが、
唯奈は明るく、素直な子。勉強はあんまりだが、テニスとかスポーツが得意らしい。
対照的に千奈は大人しく、恥ずかしがり。趣味は読書とお菓子作りらしい。
不思議なくらい正反対な二人だが……俺は、それが仲の良い理由ではないかと思っている。
帰りの車の中でも、俺は二人と話していた。

521 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/09 22:11 ID:M2tDyK+M
そして、家に帰ると、すぐに新しい母親が来た。彼女たちの荷物も来た。
一応の挨拶を交わして、一応の自己紹介をする。
新しい母親も仕事をしているらしく、
その顔からは女手一本で二人の娘を育ててきた苦労みたいな物が感じられた。
……なるほど、親父と話してても幸せそうだ。
勿論、金銭的な問題からだけのものではないことは分かっているが。
とりあえず、新しい家族揃って、皆で宴会みたいな物をする。
ソレが楽しくなかったといえば嘘になるが、それ以上に気になることも多々あった。
「で、新婚旅行は何時から?」
親父に冷やかして言ってみる。
「明日から、一週間だ」
本気で行くのか……。
「聞いてない……」
「言わなかったからな」
「おいおい……」
そういえば思い出したのだが、親父は何度も妹たちに会っていたらしい。
つまり、全く何も知らないのは俺だけだったのだ……。
だが、このことに関して、全く親父が何も言ってくれないの何故だろう……。
ま、しかし、そんなコトよりも、明日からの三人の生活を心配しなければならない……。
対女性経験のほとんどない俺にとって、妹との生活は何より過酷であるような気がするから

522 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/09 22:12 ID:M2tDyK+M
「唯奈、千奈、集合!」
「何かな?お父さん?」
「ちょっと、君たちには言っておきたいことがあってな」
「何?」
「まず聞くけど、真司はどうだった?」
「うん。すごく優しそうで、いい人みたいだよ」
「千奈はどう思う?」
「えっと……いい人だと思います……」
「そうか、それなら良かった。ところで、アイツに何かおかしな事なかったか?」
「おかしなこと?……う〜ん……」
「あっ……そういえば……私たちのことを知りませんでした……」
「そう、それだよ、千奈。実は真司にはワザと言わなかったんだ」
「「えっ……?」」
「別に。そのほうが面白いからだよ」
「えっ……」
「そんな……」
「はははは、冗談だって。それも少しはあるけど。
 ホントのところは、お互い、緊張せずに話して欲しかった。ってトコかな。
 アイツはいろいろ考えすぎる癖があるから、不安だったんだ」
「うん。確かに緊張はしてなかったみたいだけど……」
「私たち……お母さんに間違えられましたよ?」
「はははっ!!そりゃいいや!!」
「笑い事じゃないよ!!」
「悪い悪い。でも、唯奈はその調子なら大丈夫そうだな」
「うん」
「千奈は……直に慣れるよ、俺と同じようにな。俺が言うのもナンだけど、アイツはいいヤツだぞ?」
「はい……」
「明日から俺たちは家を出るけど……ま、上手くやれや。俺からとやかく言う気はねぇから」
「うん!!」
「はい」
「よし、いい返事だ。今日は、解散」   【続く】

523 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/09 23:04 ID:sGgjQ35o
GJ!

524 :RSDS ◆zx3mKfp8M. :04/08/10 01:44 ID:m3p2uz+6
皆さん上手過ぎですね(汗 
どうにも自分にはアニメやゲームに出てくるようなクールな兄や可愛らしい性格の妹は書けそうにないです(鬱
羞恥心をお空の彼方に投げ飛ばし投下してみます。(ワラ ダメなところには容赦なく突っ込んで下さると嬉しいです。萌えませんけど。



高3の夏、受験勉強終わって一休み。
椅子にもたれてぼーっとしていると不意に部屋のドアが開いた。
「にーさん、おにぎり差し入れー。感謝しろー」
「おーいえーサンキューまいしすたー」
お互いやる気のない挨拶を交わす。入ってきたのは妹の凛。
名前が持つ意味とは正反対でいつもだらーっとしている。変なところで妙に活発だったりするが。
まぁ、とにかく兄妹の仲はかなり良好だ。
机におにぎりの皿を置く妹を見ながらそんな事を考えてみる。
「つーかノックしないで入ってくるのマジにやめれ。そう迄して兄の痴態を覗き見たいのか、妹よ?」
「あはは、んな訳ないでしょ。馬鹿な事言ってないで早く食べなよぅ。私も手伝ったんだからさー」
ケラケラと笑いながら中々に意外なことをのたまう妹。
普段自分の当番以外は家事などしないというのに。
「ふーん、お前がねぇ…。どーいう風の吹き回しだ?」
皿から妹が握ったと思われるやや不恰好なおにぎりを頬張りながら訪ねてみる。
こいつの事だから見返りを期待している訳でもないだろう。
尤も、この程度のことで何かしてやろうとも思わないが。
「んぅー、大好きなにーさんが勉強で疲れていると思うと居ても立っても居られなくなってー♪」
あからさまに媚びた目で体を摺り寄せて来る妹。
「……ッ! ええい、離れんか鬱陶しい!」
「ああーん♪」


525 :RSDS ◆zx3mKfp8M. :04/08/10 01:47 ID:m3p2uz+6

抱きついてくる妹を押しのける。ヤバイ。一瞬自分の妹に欲情してしまった。
兄として、いや人としてダメだろ、こればっかりは。
自己嫌悪で悶えていると再び凛が抱きついてくる。
「こらっ、やめろと言うのがわからんのか!」
「えへへー、お兄ちゃーん♪」
「うっわ気色悪ッ!!」
何なんだ「お兄ちゃん」って!? 楚々とした可愛らしい性格の子ならともかく、こいつが言ったって恐いだけだっつーの!
引っ付いて来る妹から逃れようとして仕舞いには2人して床に落ちてしまう。
ドスン、とかなり大きな音がした。痛みは殆ど無かったのは幸いか。
「あーもう!少し落ち着けぇ!」
逃げるよりもこいつを無力化させた方が良さそうだ。
妹の猫撫で声やら体の感触やら何もかも無視して反撃に出る。
「やー!」
妹も反抗してくるが部活で鍛えた俺に適う筈も無く、丁度馬乗りのような体勢になる。
右手で妹を小突こうとした時、またしても部屋の扉が開いた。
「ちょっとアンタたち何やってん……ッ!!」
「「あ…」」
母だった。俺たちの格好を見て凍り付いている。
激しく揉み合ったせいか、お互いに服装がかなりヤな感じに乱れていた。
加えて、この体勢である。傍目から見たら俺がコイツを襲っているようにしか見えないだろう。
まじゅい。非っ常ーーに拙い。
「あ、ああ、あ、あなたーーー!!!」
そして気付いた時には母の姿は無く。父にこの惨劇を伝えに走り出していた。
「えへへー、誤解されちゃったねー♪」
何故かとっても嬉しそうな妹に抱きつかれながら、俺は明日からの人生にしこたま絶望するのであった。
                                                                    終

526 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/10 01:50 ID:m3p2uz+6
今までネタ文章やコピペ改変は色々やってきましたが、小説を書いてみたのはこれが初めてです。
ちゃんと書けたのかどうか分かりません…(汗

527 :RSDS ◆zx3mKfp8M. :04/08/10 01:51 ID:m3p2uz+6
あ、↑の発言は自分です。名前入れ忘れました。何度もスミマセン。

528 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/10 03:57 ID:5k4yEBG2
>>525
そんなところで終わるなYO
消化不良だ( ゚Д゚)ゴルァ!

続きキボンヌ!!!

529 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/10 05:48 ID:pBepvCAR
続き!続き!続き! キボンヌ!キボンヌ!キボンヌ!

530 :RSDS ◆zx3mKfp8M. :04/08/10 08:58 ID:m3p2uz+6
ま、まじっすか?
自分ではこれくらいでいいかなー、なんて思ってたんですけど…(汗
まあ、続き頑張ってみます。


531 :RSDS ◆zx3mKfp8M. :04/08/10 11:50 ID:m3p2uz+6
続きですが、ネタ2つ程考えました。↑の続きとキャラ同じで全くの別展開。どちらがいいでしょう?
高校受験が大変なのであまり時間が割けません(´・ω・`)

532 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/10 20:14 ID:bG0sSuWU
>>531
出来れば両方……。

>高校受験が大変なのであまり時間が割けません
頑張ってください。
ま、俺は大学受験なのに、こんなことしてるけどね、はっはっはっは!!!……はぁ……。

533 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/10 20:32 ID:m3p2uz+6
>>532
はぁ、何とか頑張ってみます&ドンマイ。
そういえば何ヶ月か前におっそろしく下品な妹物のネタ文章を何処かに投下した覚えがあります。
何故か住人にやたらウケて自演扱いされますた(ワラ

534 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/11 00:10 ID:UufFzcTa
トリップ生成文字列忘れた上にハンドル保存し忘れました。トリップ違ってても気にしないでください。
今回は萌え一切なしです。繋ぎの話も必要かな、と思ったので。あと、>>532は見なかったことにしていただけると嬉しいです(鬱


机を挟んだ目の前に親父のしかめっ面。頬が引き攣っている様に見えるのは幻覚か―――
親父の隣には母。人を見下したような嫌悪の視線の先に在るのは、俺の顔。普段の気さくな彼女は何処へ―――
俺の隣に凛。まさか本気にされるとは思っていなかったのだろう。柄にも無く緊張しているようだ。
言い換えれば、何時も飄々としているコイツがこうなるほど、家の親父は怒った時が恐いのだ。
普段は物分りのいい、話し易い人でもあるのだけれども。
ってゆーか何故自分がこの様な立場に立たされているのか。理不尽な扱いに怒りがこみ上げてくる。
「……おい」
「…何?」
無意味な思考に耽っていると唐突に親父に声をかけられた。何を聞かれるかは簡単に予想できるが。
「凛を押し倒してたんだってな?」
隣に居る諸悪の根源がビクッと反応する。何顔を赤らめてるんだ、アホ妹め。余計ややこしくなるだろうがっ!
「……絶対に信じて貰えないとは分かっているが敢えて言おう、誤解だ」
事実その通りなのだから他に言い様が無い。それに、両親の間違った認識をそのままにしておく気も無い。
「―――ッッ! 嘘仰い!私はこの目でしっかり見ましたからね!」
「お、お母さん…」
「アンタは黙ってなさい!」
案の定、全く信じてくれない母。そればかりか凛の言い分を耳に入れようともしない。つーか落ち着け、マイマザーよ。


535 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/11 00:13 ID:UufFzcTa
ぐあ、また間違えた…(汗 >>532じゃなくて>>533です。 遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ さん、すみません


「……どういうことだ?」
ややヒステリー気味にな母を一瞥して父が問いかけてくる。今程何時でも冷静なこの人に感謝の念を抱いた覚えは無い。
それを聞いた母がまた何か言おうとするが父に止められて、渋々押し黙る。
「凛のヤツがじゃれ付いてきたんだ。それで揉み合いになってああなった。落ち着かせようと思ったんだよ!」
凛もうんうん、と頷く。しかし我ながらものすごく嘘っぽい。もう少しそれっぽい言い訳考えろよ、俺。
「本当なんだな?嘘ついてないな?」
親父が確認するように問いかけてくる。
「本当だよ。俺が真剣な話をしている時は絶対に嘘つかないこと、知ってるだろ?」
「ああ、そうだったな。疑ったりして悪かった。」
よかった。何とか信じてもらえそうだ。隣で凛のヤツもほっと胸を撫で下ろしている。親父バンザイ!
「………………」
母はまだ不満そうな顔をしているが何も言えない。真面目な雰囲気の親父に逆らえる人間など、この家には居ないのだから。
「お前も早とちりするんじゃないぞ、全く。涼の奴が凛を襲ったなんて聞いた時は心臓が止まるかと思った」
強張った表情を元に戻し、笑いながら冗談めかして母を注意する親父。
「……悪かったわね、2人とも御免なさい」
まだ少し態度がぶっきらぼうな母。まぁ、俺でもそうなってしまうとは思うが。
「ん、お前らもう自分の部屋に帰っていいぞ」
親父の言葉に促されてそそくさと2階に帰っていく俺たち。今日だけで寿命が数ヶ月程縮んだ気がする。いやマジで。


536 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/11 00:27 ID:UufFzcTa
一応、1日1話って感じで連載していこうかな、と思っています。どこまで続くか分かりませんが。
生暖かく見守ってやって下さい。頑張ります(`・ω・´)

537 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/11 20:30 ID:rN6xjNbg
妹欲しいなぁ〜
ゼロインのあゆなタンみたい子がイイ
無駄にチョップされてぇ

538 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/08/12 20:31 ID:juDTmyNP
RSDSさん、お疲れさまです。今後も期待しています。
皆さん、いろいろと大変そうですね〜。かく言う僕も、次回作の構想に四苦八苦して
いる毎日ですが・・・できるだけ早めに仕上げたいと思っています。



539 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/12 23:44 ID:XXIeqtGm
どうも、昨日堂々と毎日連載発言したのにいきなり挫折しますた。
滅茶苦茶忙しかったです。今日。ソレはもうPCが1時間しかできないくらいに。
今、3話20lくらいできてます

540 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/13 03:13 ID:qsyekD6K
>>RSDS殿
いつもお疲れ様です
毎回楽しませてもらっとります
御自分のペースで、無理せず活動なさって下さい
このスレの住人なら、待つのはそれほど苦では無いハズなんで、気にしなくてよいかとw

541 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/13 23:43 ID:YUGGltcJ
今3話書いてます。何というか、元々連載するつもりの無かったやつなので構想が練れません。ダメダメです。
自分が呼んで面白いと思える物を書きたいな、と常々思っているのですが、やっぱり難しいです。ホントに。

誤魔化すようにネタ投下。


社会に出て一人暮らしを始めてから2年。唐突に妹が俺のマンションを訪ねてきた。酷く落ち込んでいる様子。
雨でびしょ濡れだったのでとりあえず風呂に放り込み、妹が体を温めている間に家に連絡を取る。
両親は妹から俺の所に来ることは聞いていたらしい。特に慌てた様子も無く、「今丁度夏休みだし、しばらく面倒を見てやれ」との御達しが。
家での理由は本人から聞けとのこと。言いたがらないようなら無理には聞くんじゃないぞ、と釘を刺される。
子供じゃあるまいし。そんな事くらい分かっている、と言い返して受話器を置いた。
妹が洗面所から出てくる。服装は俺のワイシャツ1枚と下着のみ。男の一人暮らしの部屋なのだから、女物の服がある訳無いので仕方ない。
やや大柄な体格の俺のYシャツは妹には大きすぎたらしい。袖のところが幾重にも折り返してある。
あまり妹の方に視線を向けないようにしながら何故家出したのか聞いてみる。
途端に妹の目に涙が浮かぶ。ぽろぽろ泣き出してしまった。本当に辛い事があったのだろう。
落ち着かせるように頭を撫でてやる。家にいた頃はこうしてよく妹をあやしていたものだ。
もう一度理由を聞くと、ようやく妹は理由――彼氏と大喧嘩してしまったこと――を話してくれた。
お互いの勘違いで、相当酷いことになってしまったらしい。

                                                                                     続く

542 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/14 00:31 ID:P3mfO8gp
まだ泣いている妹の涙を手で拭ってやる。
人並み以上に繊細なこいつは相当傷ついた事だろう。
惚、とした顔でこちらを見てくる妹に「辛かったな、しばらく此処に居ていいぞ」と言ってやる。
瞳に涙を浮かべたままぎこちなく笑顔を作り、それでも妹は嬉しそうに何度も頷いた。
空いている部屋に余った布団と毛布を敷き、妹を寝かしつける。
自室に戻って残った仕事を片付けて俺も布団に潜り込む。
さあ寝るぞ、という所で不意に部屋のドアがコンコン、とノックされた。どうしたのだろう?
ドアを開けてみるとそこには枕を抱えた妹が。
寝苦しかったのか、胸元のボタンが外されてはだけている。
どうした?と聞くと、案の定「そっちで一緒に寝てもいいかな?」とお願いされる。
此処で断ったらまたこいつが泣いてしまうだろう。
別に構わんぞ、と言ったら嬉しそうに身を寄せてきた。
暑くて寝苦しくなりそうだが、仕方が無いだろう。しかしこいつ一緒に寝るなんて5年振りだ。
恐い映画を一緒に見たときはよく泣きついてきたものだったが。
やや大きめの布団の中、少しの隙間を開けてお互いに向かい合う。妹はやや頬を赤らめている。
どうすればいいか分からず、しばらくぼーっとしていると、不意に妹に声をかけられた。
よく聞き取れなかったので「何だって?」と聞き返すと真っ赤になって俯いてしまう。
そして妹は俯いたまま、ぎゅっと抱きついてきた。俺の胸に顔を埋めたまま、また涙を零し始める。
辛い事や悲しい事があった時に抱きついてくる癖はまだ直っていなかったようだ。
小さい頃のように妹の背中に片腕を回し抱きしめ、片方の腕で腕枕をしながら髪を梳いてやる。
こうしてやると妹は直ぐに泣き止む。実際、今も俺の腕の中で大人しくしている。
ただ、昔と違い、今は胸の辺りに2つの柔らかい物体が当たって潰れている。
こみ上げてくるものを抑えながら、こいつも成長したもんだな、と感動を覚える。
抱いている妹の感触が心地よすぎて、寝苦しさを感じるまでもなく俺は眠りに落ちていた。

543 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/14 01:55 ID:P3mfO8gp
結局2週間程で妹は家に帰っていった。
それから半年経って母から聞いたが、例の彼氏とは別れてしまったらしい。
まぁ、あいつの事だから何もしなくても言い寄ってくる男なんて幾らでも居るだろう。
次の彼氏が碌な奴じゃなかったら今度は俺が殴ってやる。あいつが傷ついたのならまた慰めてやろう。
今は3月の下旬、あいつの卒業式くらい出てやればよかったな。そんな事を考えながら眠りについた。


気だるい土曜日の朝。閉じようとする瞼を無理矢理開いて起床する。
洗面所で顔を洗っていると、リビングの方からなんだかいい匂いがしてきた。
食欲がそそられる、とてもいい香り。
何だろう?と思ってリビングに行ってみるとそこにはキッチンに立ちお玉で味噌汁をかき回している妹の姿が。
俺の姿を見つけると、にっこりと微笑みながら挨拶してくる。
何でこいつが此処に居る?合鍵は渡したままだったけど、そもそも来る理由が無い。
思わず挨拶を返しながら「何で此処に来てるんだよ?」と聞く。
妹は、全然様になっていない悪戯っぽい笑みを浮かべながら、
「私、今日から此処に住む事になったの」なんてトンでも無い事を言ってくる。


544 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/14 01:56 ID:P3mfO8gp
急いで実家に電話して両親に説明を要求する。
笑いながら訳を説明してくる両親。どうやら俺一人だけ除け者にされてたらしい。
両親の話を纏めると、妹はこのマンションから車で15分程度の距離にある大学を受験し、見事合格したらしい。
流石に家からは遠すぎるし、
女の一人暮らしは危険、と言う事で無駄に部屋の余っているこのマンションに住まわせることで話が決まったらしい。
何で反対しなかったんだ、と問い詰める。
「あの子がどうしても、って言うからさぁ。本当に真剣でねぇ。お兄ちゃんの所に行きたいって聞かなかったのよ」と母親。
母親の言葉を聴いて驚いた。今俺の隣でもじもじしているこいつはそんなに積極的な奴だったろうか?
……まあいいか。こいつと一緒なら独りで淋しい思いをする事も無いし、3食まともな飯に在り付ける。
考えてみれば良い事ばかりじゃないか。
これからは楽しくなりそうだな。妹の頭を少し乱暴にくしゃくしゃと撫でながら俺は大きく背伸びした。
                                                                            終。

つーかアレですね。自分は小説の中に会話が入ると途端に執筆速度が遅くなります。
唯でさえ遅筆だと言うのに(これ書き上げるのに2時間半かかりますた)。
勢いと思いつきだけで書いているとこうなってしまうのは当たり前なんですが。
今度はしっかりプロット組んで、推敲を重ねたお話をかきたいなー。


545 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/14 23:34 ID:N217b5VE
GJ! なかなか斬新で良い感じですたよー

546 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/15 00:33 ID:8OnQ3mpp


547 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:44 ID:Mn5w1Rzd
義理の妹と海に行くまでのストーリーを書いた
自作の小説があるんですか投稿しようか迷ってます(汗




548 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:51 ID:Mn5w1Rzd
初SSで日本語変なところも沢山あるけど、とりあえず途中まで・・・


6月の終わり頃、いつも通り俺(高1)は
血の繋がってない義理の妹(中2)と夕食を食べていた。

「お兄ちゃ〜ん♪」
「ん?何だ?」
「もうすぐ夏休みだね♪」
「ああそうだな」
「お兄ちゃんは夏休み何か予定あるの?」
「いや特に何もないよ」
「だったら二人で海に行こうよ♪」
「別にいいけど・・・」
「じゃあ決まり♪」
妹は嬉しそうだった。
「じゃあ俺は飯食い終わったし風呂入って来るわ」
「いってらっしゃい♪」



549 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:53 ID:Mn5w1Rzd
数十分後、俺は風呂から出て、脱衣所で着替える。
(暑いからタオルだけ巻いてリビングで涼まるか・・・)
そしてタオルだけ巻いて俺はリビングのソファーに座っていた
妹の隣に腰がけた。
すると妹が俺を見てこう言った。
「お兄ちゃん、最近太ってきてない?」
「ああ最近運動してないからな・・・」
確かに俺は最近運動不足で自分でもお腹が出てきているのが
わかるくらい太ってきていた。
「体重計乗ってみてよ」
妹に言われた通り乗ってみると、体重75kg体脂肪率28%と
身長175cm程度の俺としては太り気味であった。
「・・・夏休みまでには何とかするよ・・・」
俺はそれだけ言い放つと部屋に戻った。



550 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:55 ID:Mn5w1Rzd
それから数日後、いつも通り学校から帰宅すると・・・
「おかえり♪」
妹が嬉しいそうに言った
「ただいま」
「着替えたらリビングまで来てくれる?」
「別にいいけど・・・」
俺はさっさと着替えてリビングに向かった。すると・・・
「じゃじゃ〜ん♪」
妹が嬉しいそうに段ボール箱の方を指差していた。
「何だよこれ?」
「トレーニングマシーンだよ♪」
「はぁ?どうしたんだよそれ?」
「お兄ちゃんの為にと思って通販で頼んだの♪」
「何で?」
「ほら今度海行くでしょ?それで」
「何で海行くなのにこんなの使うんだよ?」
「だって最近お兄ちゃん太ってきたから体を引き締めてほしいと思ったから…」
「面倒くさいし筋トレなんて嫌だよ」
「私もお兄ちゃんと一緒に筋トレするからいいでしょ?ね?」
「わかったよ…頑張ってやってみるよ」
「ありがとお兄ちゃん♪」
そして約1ヶ月の間、俺と妹は毎日1時間筋トレをして汗を流した。

551 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:57 ID:Mn5w1Rzd
そして、海に行く一週間前の夜
俺は風呂上がりに脱衣所の鏡で自分の身体を確認した。
この1ヶ月の成果で腕は筋肉がくっきり見え、
お腹の方は腹筋が6つに割れていた。
着替えてリビングに戻ると
「お兄ちゃん体重計に乗ってみてよ♪」
と妹が呟いた。
「ああ。なんかドキドキするな」
おそるおそる体重計に乗ってみると、
体重65kg体脂肪率10%とスポーツマン並になっていた。
「お兄ちゃん頑張ったね♪」
「ああこれもお前のおかげだよ。ありがと」
「えへへ♪海が楽しみだね」
「そうだな」
そして俺は一緒に毎日筋トレをした妹の体も気になった。
「お前も体重計に乗ってみろよ」
「女の子に失礼だよ!でも今日は特別だからね♪」
妹は笑った。そして妹が体重計に乗った。
すると体重45kg体脂肪率15%と身長160cm程の妹からすると
モデル並の数値であった。
「どう?お兄ちゃん?」
「モデルみたいだな。お前の水着姿が待ちどおしいよ。」
「もうお兄ちゃんったら♪」

552 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 08:59 ID:Mn5w1Rzd
まだつづきを書こうと思っていますが、とりあえず今はここまでです(汗
糞SSですいません・・・

553 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 09:31 ID:Mn5w1Rzd
そして一週間後、いよいよ待ちに待ったが海に行く日がやってきた。
「お兄ちゃん、起きてっ!起きてってば!」
「あと5分ムニャムニャ・・・」
「よーし♪」
「アハッ、ウワァアハハハアハハやめろって(汗)」
妹がくすぐってきて飛び起きた
「何だよ?こんな朝はや・・・」
「お兄ちゃん海に行くんでしょ!?」
「うわぁそうだった!急いで支度するよ」
「先に外で待ってるからね」
「わかったすぐ行く」
こうして俺と妹は海に向けて出発した。




554 :ルンルン ◆VtntmIs6Ac :04/08/15 16:43 ID:Mn5w1Rzd
ところでハートってどうやれば出るの?
教えてエロイ人

555 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/15 18:35 ID:8OnQ3mpp
「& h e a r t s ;」
改行消して入れて味噌

556 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/15 19:47 ID:iANcbsZ/
スマン ぶっちゃけイマイチ(他が良すぎなだけかもしれんが)

557 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/15 22:01 ID:8OnQ3mpp
Σ (゚Д゚;)

558 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/16 10:54 ID:US11/Vh0
(;´-`).。oo(だったら、真っ先に消えてなくなるべき存在だよな、俺は……)

559 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/16 11:20 ID:/8MW7AzZ
そんな訳があるはずn(ry

560 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/16 12:03 ID:jHlVIGzK
オレは、(このスレのSSが)大好きだーーーーー!!!

561 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/16 12:16 ID:/8MW7AzZ
秋生さんキター

562 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/17 11:50 ID:zQ1ON6CA
兄「あー…これはだな…」
妹「近づかないで!…お母さんに、言う…!」
兄「あ、いや、ま、ま、ま、待ってくれ!勘違いだ!
  お兄ちゃんはな、現象としての妹に萌えているだけで
  決してお前に対して邪念を抱いているわけじゃないんだ。
  アニメにおける妹というのはだな、その…ほら、記号なんだよ!分かるだろ?記号!
  つまりだな、妹キャラというのは優しいとか素直とか従順とか…そういう妹的?そうそう!妹的!
  妹、じゃなくて妹的、なものがお兄ちゃんは好きなんだよ。分かるだろ?な?な?な?な?」
妹「…本当…?」
兄「本当本当」
妹「…そうだよね、単に可愛いものが好きってだけだよね?」
兄「そうそうそう!」
妹「アハ、びっくりしちゃった〜!」
兄「お兄ちゃんもびっくりしちゃった〜、アハハハハ…」
妹「そういう漫画の妹って、別に本物の妹じゃないってことだよね?」
兄「そうそうそう!妹的な要素を持った女の子ってだけ」
妹「だよね〜!血が繋がっている妹に萌えるはずなんてないもんね〜!」
兄「…」
妹「…え…」
兄「いや…血が繋がっているかいないかは、妹萌えの重要な要素だろ!
  血が繋がっているからこそ燃え上がる恋ってのも、妹萌えの重要なラインなんだよ!
  好きになった相手が偶然妹だった…お兄ちゃんだった…そういう悲劇性!
  そこでこそ証明される真の愛というものは、昔から純文学の中でも好んで描かれてきていたがな、
  例えば…!」
妹「お母さんっ!お母さ〜〜〜んっ!!」
兄「…え?あ…あ!ま、待て!これはあくまでも一般論であって、決してお前に萌えているわけでは…」
妹「嫌ぁぁぁっ!お母さん、助けて!!お兄ちゃんが、お兄ちゃんが〜〜!!」

563 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/17 12:00 ID:HGxj4cXT
>>562
激しくワロタ&GJ!

564 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/17 15:00 ID:XfbVjDPC
コピペじゃねーか

565 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/17 21:39 ID:HGxj4cXT
Σ (゚Д゚;)

566 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/17 22:38 ID:T1iCk9sO
「ふぁ〜あ」
いつもの時間に目が覚めた。
何かとんでもないようなことが起こっていたような気がした。
その正体を、ぼんやりとした頭で考える。
(そうだ……唯奈と千奈……それに母さん)
三人の顔を思い浮かべているうちに、次第に頭がハッキリしてくる。
(夢だったのか……あのことは……)
ま、常識的に考えて、あんなことはまず無い。
妹二人とも俺になついてたし、俺自身も気持ち悪いぐらいの優男だった。
(我ながらとんでもない夢を見たもんだ……)
そう思いながら立ち上がり、
(妹が二人も出来て、しかも可愛くて……リアリティーが無さ過ぎるんだよ……)
そう思いながらドアを開け、
(結構、いい娘だと思ったんだけど……)
そう思いながら、階段を下りる。
でも……
夢で残念だった。
これからはこの家も少しは明るくなるような、そんな気がしていたのに……。
(まぁ、いい。あれが夢なら、いつの間にか忘れてるだろう)
そんな妙に不安定な心をどうにかしたくて、水でも飲もうと、俺は階段を降りて、キッチンに向かう。
「あれ?」
リビングが明るい……。電気を消し忘れたか……。
「全く……完全にボケてるな……俺は……」
一人呟いて、ノブに手をかける。
頭では否定しつつも、心のどこかでは、そのドアの先に妹が居て欲しかった。
「だから、妹なんて居るワケ無いんだってば……」
妹を求めている自分に気が付いた俺は、声に出して必死に自分を否定する。
現実を見る覚悟を決めた俺は、頭を掻きながら、リビングに入った。

567 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/17 22:39 ID:T1iCk9sO
すると……
「あっ、お兄ちゃん。おはよ〜」
「おはようございます……」
……あら?……コレはまだ夢?
何が何だか分からなくて、鼻血が出そうなくらい、後頭部を強く叩く。
「やっぱ痛いな……」
二人の少女が不思議そうに俺の顔を見つめている。
「あの……お兄ちゃん?自分の頭を叩いて、『やっぱ痛いな……』は無いと思うんだけど?」
セミロングの娘が、恐る恐るといった感じで、俺の顔を覗く。
「……そうか。そうだよな……」
「うん、そうだよ?どしたの?」
「キミは……唯奈?」
「うん。唯奈だよ?唯奈の名前、忘れちゃったの?」
「で、キミが千奈……?」
「はい……えっと……どうかしましたか?」
「いや、なんでもない。ちょっと全体的にボケてるみたいだ……」
「そうなの?休みなんだから、寝てればいいのに」
「そうだな……唯奈か千奈、コーヒー頼んでもいい?」
「うん。いーよ。千奈ちゃん、二人でやろ?」
「はい」
キッチンに向かう二人。
と言っても、ウチはLDKタイプなので、少し歩くだけなのだが。
そこから、千奈が俺に声をかける。
「あの……ホットにしますか?アイスにしますか?」
「濃くて、熱いヤツを……ブラックで」
「はい」
「あの……カップはどれを使えば?」
「紺色のヤツ。俺専用だから、覚えといて」
異様に適応している……恐るべし、俺。

568 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/17 22:40 ID:T1iCk9sO
それからしばらくして、二人がコーヒーを持って帰ってきた。
「はい。お待たせしました」
「ああ、ありがと」
温かいコーヒー。
口をつけると、さほど濃くはなく、普通のコーヒーだった。
しばらく真っ黒な水面を眺めていると、唯奈が俺に声をかける。
「そういえばさぁ、朝ごはんどうするの、お兄ちゃん?唯奈、おなか空いたよ〜」
「あ……忘れてたよ……どうしよう?」
「お兄ちゃん、料理は?」
「出来ないことも無いが……材料は多分無い……」
「う〜……それじゃ、買ってくるしかないね〜」
「そうだな……俺が買ってくるよ。何がいい?」
「う〜んとね〜……クリームパン!唯奈、クリームパン食べたいよ〜♪」
「了解、千奈は?」
「私は……何でもいいです」
「よし、分かった。ちょっと行ってくるけど、誰か来てもドア開けちゃダメだぞ?」
「うん!!」
「はい」
「いい返事だ。じゃあ、行って来ます」
俺が玄関に向かって早足で歩き出すと、唯奈が俺を呼び止めた。
「お兄ちゃん!!」
「どうした?」
俺にこっそり耳打ちする。
「あのさ……シュークリーム買ってきてくれないかな?」
「分かったけど……わざわざ、何でこんな風に言うんだ?」
「買ってくれば分かるよ。お願いね♪お・に・い・ちゃん♪」
「はいはい……」
この返事は、別に唯奈に甘えられたからではない。ここで拒否しても何にもならないと思ったからだ。
しかし……唯奈は何かを知っていて、俺は何も知らない。確かに、良い気分とは言えないが……
まだ、この子達とも付き合いも浅い、知らないことも多ければ、信頼も薄いのだ。
そう割り切って、俺はコンビニに向かった。

569 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/17 22:42 ID:T1iCk9sO
今日はここまで。まだ続きます。

ところで、全然知らなかったけど、
『沙耶の唄』というエロゲーに、沙耶っていう犬耳キャラが出てるらしい……。
偶然の一致とは言え、とんでもない名前を選んじまったなぁ……。

>RSDS様
相変わらずお上手で、肩身がマジで狭いです(w
これからも頑張ってください。

>ルンルン様
お疲れさまでした。
俺がこんなこと言えた身分じゃないですが、
出来は気にせず、他人をちょっとだけ気にしながら、気楽に、書くことを楽しんでやって下され。

570 :RSDS ◆iU13RtydUA :04/08/17 23:12 ID:HGxj4cXT
>遊星より愛をこめて様
GJ&(;´Д`)ハァハァ いや、いいですねぇ、双子!義理!悶々としながら読ませていただきましたー。
『沙耶の唄』っていうと確かニトロプラスってメーカーの作品ですよね?
コンシューマー化されたゲームは全部持ってます、自分。

つーか育英模試の勉強があるので小説書けません(´・ω・`) 
今までの書き込みも勉強休みの時間を使ってたりします。頑張れー、俺。orz

571 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/18 20:50 ID:meK1FndJ
「ただいま」
「あっ、お兄ちゃん。お帰り〜!!」
「ほらよ」
俺はコンビニの袋を唯奈に放り投げる。
唯奈はそれを受け止め、パンをテーブルの上に広げる。
そこには唯奈に頼まれたシュークリームもあった。
「わぁ〜!!シュークリームだ〜!!」
唯奈がわざとらしく声を上げる。
……どういうことだ?自分が買って来いって言ったのに……。
「よかったね。千奈ちゃん?」
「うん」
「お兄ちゃんにお礼言ったほうがいいよ?」
「そうだね……あの……ありがとう……あの……その……お、おにぃ……おにいちゃん」
千奈がシュークリームを胸に抱いて、初めて見せる笑顔で笑う。
「私……シュークリーム……好きなんです……」
「そうなんだ」
「はい!」
「良かった。さぁ、食べようか。腹減ったよ」
「あの……私、お茶淹れてきますね!」
そう言って、千奈がキッチンに向かうのを見届けると、俺は唯奈に向き直って話しかける。
「まったく……クサい芝居してくれるな……」
「へへへ♪でも、大成功だったでしょ?」
「何でこんなことしたんだよ?」
「二人に仲良くなって欲しかったんだ♪特に千奈ちゃんは、恥ずかしがってるみたいだったからね」
「余計なお世話だ」
「そう?でも千奈ちゃんは……」
「何?」
「何でもない♪」
「全く……ま、唯奈にゃ、一応礼を言っとくよ」
「素直じゃないなぁ〜。でも、お礼は良いよ。クリームパンのお返しだよ♪」
そう言って、嬉しそうに唯奈がクリームパンの袋を開ける。

572 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/18 20:51 ID:meK1FndJ
「千奈ちゃん、早く来ないかなぁ〜♪」
「おっ。来たみたいだな」
偶然、千奈がお盆を持って、リビングに入ってくる。
「おまたせしました。あの……アイスティーでよかったですか?」
入ってきた千奈は、さっきまでとは、いろいろな部分が微妙に違っていた。
心を開いてくれたってコトだろうか……。
そんなことを考えていると、唯奈に、こっそり、脇腹を小突かれる。
唯奈の言いたいことは分かっている。
「ああ、ありがと。悪いな」
「いえ、私にもコレぐらいはさせてください」
「そうか?じゃあ、お言葉に甘えて」
千奈からグラスを受け取り、適当にパンを取る。
「あ〜!!そのパン、唯奈が食べようと思ってたのにぃ〜!!」
「知るか。早い者勝ちだ」
「う〜……じゃあ、一口ちょうだい!」
「しょうがねぇなぁ……」
手を出して、パンを差し出す。
「あ〜ん♪ムグムグ……」
体を乗り出して、パンを頬張る唯奈。
「うぉぅ!?」
「ん?どうしたの?」
「え……だって……普通、手で取って……それで、自分で……」
「まぁまぁ、いいじゃない。これなら手も汚れないし」
最初は驚いたが、まぁ言われてみれば。という感じ。
「しかし、朝飯食うのにも賑やかだねぇ……」
「そう?」
「前までは、朝飯だけじゃなくてほとんどの食事は一人で食ってたしな。
 それに比べて、人数も多いし、華もあるし……格段に賑やかだよ」
「そうなんだ……」
「今まではそれが普通だと思ってたんだけどな……」

573 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/18 20:53 ID:meK1FndJ
「じゃあさ……これからは、みんなで食べるのを普通にしようよ!!」
「えっ?」
「ね、いいよね?千奈ちゃん?」
「もちろんですよ!ご飯はみんなで食べたほうが美味しいです」
「唯奈……。千奈……」
「へへへ♪だって、私たち、もう兄妹だもんね?」
「そうですね。兄妹は仲が良い方がいいですから」
「ありがとな……」
「気にしないで。唯奈、お兄ちゃんのこと気に入ったみたいだから♪」
「えっと……私……も……」

……突然始まった兄妹の生活。まだまだ、彼女たちのことを何も知らないし、不安も多い。
でも、これからの妹たちとの生活、決して悪い物ではないと思う。

────────────────────
夏の終わりを憂い、四組目の兄妹はとりあえず一段落。
まだこの兄妹には、夏祭りの話と、夏休みの宿題のお話の予定が……。短いなぁ、夏って……。

574 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/18 21:23 ID:dcGO7X95
GJ!!! 続きが楽しみであります!!

575 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/08/19 19:43 ID:GYfXBs/G
皆さん、お疲れさまです。
二人の妹か・・・こういう展開は初めてなので、楽しみにしてます。

それにしても、皆さん次々と新作を発表しているのに、僕だけ何も書いていない
というのは、ちょっと心苦しいですね。
とりあえず、何とか時間を作って、できるだけやってみます。

576 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/21 16:45 ID:VTKiiiUf
一休さんが寝室を覗いてみると、和尚さんが一人でこっそりナニかをしていました。
一休「和尚さん何しているのですか?そのベトベトしたのは何ですか?」
和尚「うっ、一休!? こ、これはじゃな…その…そう!毒じゃ!
   子どもがなめると死んでしまう毒なんじゃ」
一休(あれは水飴に違いない。和尚さんは僕たちに内緒で独り占めするつもりだったんだ
   ・・・よーし)
 一休さんは一計を案じ、夜中にこっそりナニをなめてしまいました。
和尚「い、一休…!何をしておるのじゃ!?」
一休「…ぅ…おしょうさまぁ…。ボクにも……水飴を……」
和尚「いっきゅ―――ゥ!! いっきゅ―――ゥ!!」


577 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/23 13:11 ID:8t44r0+W
実は萌えっ娘なつるぺた一休タン?

578 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/23 13:16 ID:ylF5bQX9
萌えッ娘一休たんには漏れのミルクをあげよう。

579 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/23 14:42 ID:v/TGxznX
性格はそのままだが、
髪はおかっぱ
顔は西村理香





そんな一休。

580 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/24 10:09 ID:6nO1h3n2
               /|:::::::::::::::::::::ヽ.:.:.:.:、:.:.:.:、:.:.:.、.:.、.:.:.:.:.:.::`゛>
           /{::|:\:::::::\.:.:.:\.:.:.ヽ::.::.ヽ:.:.ヽ::::::::::.:.`゛ー- ..,__
: 何 :    /:|::',:ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :
: が :   //:/:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\    : : :
: 何 :  /!::|::l::::/|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄   : : :
: だ :   |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\.   : : :
: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄   : : :
:    :   }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :
: わ :.  |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\
  か     / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
  な     r'"´||',::::',                 |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | |     / / \
  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、
       ,'    |  '、:, \ --       ,. '´ |;'  l ヾ、.   //     / |    l: l
      |   |!  ヽ;  ヽ       /.:    i!  /   ゛// |l      / |      | |


581 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 05:15 ID:/r12HBqo
結婚式当日、花嫁衣装を着た妹が控え室にて
妹「お兄ちゃん、私ホントは…ホントはお兄ちゃんのお嫁さんになりたかった…」

582 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 11:00 ID:isigKkCq
俺教師やってるんだけど、この前授業中に雑談で
「変な人にいたずらされたりしないよう気をつけろよ」 って話をしたんだ。
女子の子が「いたずらってえっちなことでしょ?」と聞かれたので、「そうだ」と答えた。
「えっちっておっぱいもんだりするんでしょ」
「子供のおっぱいなんて揉むところないじゃん。つまんないじゃん」
と言ってきた男の子に対して、
女子たちが「つまらないなんて失礼!」と怒り出して、教室が騒然となった。
騒ぐと隣の教室の担任から怒られるんで、そこですかさず
「いや、先生はつまらなくないと思うよ」と答えたんだ。

そしたら、漏れ次の日校長室に呼ばれたYO。


583 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 22:28 ID:IpGMlyDT
もういいかな?貼ってもいいかな?

家の外が騒がしい。
いつもは静か過ぎるくらいの町だが、今日に限っては賑やかだ。
そう、夏祭りだ。
その最後に行われる花火大会は、町を流れる大きな川を利用したモノで、かなりの人が来る。
「おい!唯奈、千奈。まだか?」
唯奈の部屋の扉の背にもたれかかって、ドア越しに、中で着替えをしてる二人の妹に言う。
「ちょっと待ってよ〜!!」
と、唯奈の返事。
「すいませ〜ん!!」
と、千奈の返事。
返事一つにしても、同じ遺伝子でここまで違う物なのかと感心してしまう。
「急げ」
「だから急いでるってば〜!!」
「ゴメンなさ〜い!!」
「なんでそんなに着替えに時間がかかるんだよ」
「もうちょっとだってば〜!!……よし、出来た〜!!」
「ありがと、唯奈ちゃん」
「あれ……千奈ちゃん。早くドア開けてよ」
「ねぇ、唯奈ちゃん……本当にコレでいくの?」
「うん」
「でも……恥ずかしいよ……」
「何言ってるのよ?さぁ、行くよ!!」
「あっ……唯奈ちゃん!!ちょっと待って!!」
「待てないよ〜♪」
そんな声が聞こえたので、俺はドアから背を離し、体の向きを変える。
「まったく……どれだけ待たせたと思っ……」
会話が途切れる。


584 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 22:30 ID:IpGMlyDT
「えへへ……着ちゃった」
「……」
視線の先には、浴衣を着た二人の妹が……。
オレンジの浴衣を着た唯奈と淡い青色の浴衣を着た千奈。
唯奈はちょっと照れて頬を赤く染めながら。千奈はかなり照れて顔を真っ赤にして俯きながら立っている。
「どうかな……?」
「……」
どうかな?って……。
俺は二人の妹をジッと見る。
「あの……お兄さん……あんまり……見ないで……」
千奈がやっとのことで、言葉を発する。
「あぁ……悪い……。でも……似合ってるよ。千奈……」
俺の一言で、千奈の羞恥心が沸点に達したようだ。
「お願いですから……見ないで……」
千奈は気の毒なぐらい顔を真っ赤にして、唯奈の陰に隠れている。
「隠すなよ……。すげぇ、似合ってるからさ……ホントに……」
口説いているだけに聞こえるかもしれないが、千奈は本当に浴衣が似合っている。
スラッと長い髪と、か細い身体、淡色の浴衣……なるほど……コレが浴衣美人ってヤツですか……。
俺は千奈の肩を掴んで、唯奈と分離させる。
「ダメですよぉ……ホントに……」
「恥ずかしがるなって……綺麗だよ、千奈……」
「お兄さん……」
「うん。恥ずかしがらなくても、十分可愛いから。ほら、笑って」
「ありがとう……へへへ」
千奈がほんのちょっぴりはにかみながら笑ってみせる。
うーん、我が妹ながら本気で惚れてしまいそうだ……。……って、何を考えてるんだ、俺は……。

585 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 22:31 ID:IpGMlyDT
「わわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!ストップストップ!!!」
唯奈が慌てた様子で、俺たちの中に割って入る。
何だよ……今度は唯奈をからかってやろうと思ってたのに……。
「おぉっ、唯奈……いつの間に?」
「『いつの間に?』じゃな〜〜〜〜い!!さっきからずっとココにいたよぉ〜だ!!!」
「悪いな。気付かなかった……」
「しかも、唯奈を無視して、何かいい雰囲気になっちゃってるしぃ……」
「そりゃ……こんな美人さんを目の前にして……なぁ?唯奈だってそう思うだろ?」
「確かに、千奈ちゃんはすっごくすっごく似合ってると思うけど……」
「だろ……?」
「でも……グスン……お兄ちゃん……ずっと千奈ちゃんばっかり見て……ヒドいよ……
 唯奈だって……唯奈だって……お兄ちゃんのために……ひっく……浴衣着たのに……うぅっ……うわぁぁぁん!!」
「冗談だって!!唯奈は十分可愛いって!!」
「そんなついでで言われたって嬉しくないもん!!うわぁぁぁぁん!!!!」
「だから、嘘だって!!唯奈は可愛いから!!」
「ウソだぁぁ!!もういいよぉ!!わぁぁぁぁぁぁん!!!」
「なぁ……唯奈。確かにお前は、千奈と比べりゃ似合ってないけど……ソレが可愛くないことにはならないと思うぞ」
「ぐすっ……ひっく……ひっく……ホント……?」
「だって、俺のためにわざわざ浴衣まで着てくれたんだろ?可愛いと思うよ、そういうの」
「私が……?」
「うん。あと、唯奈の良さは、普段とのギャップだな。
 唯奈はあんまり浴衣ってイメージじゃないからさ、でもかえって、それがいいと思うんだ」
ちょっと優しい口調で、唯奈に諭す。
自分で言ってても少し白々しい気がするが、嘘は言ってない。ただ自分でも驚くほど素直になってるだけだ。

586 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/08/27 22:32 ID:IpGMlyDT
「お兄ちゃん……」
「ゴメン……。別に唯奈を除け者にするつもりはなかった……」
「ううん……いいよ……えへへ……」
と、泣き笑いの唯奈。その光景に、ちょっと安心する俺。
「さて。おっと……待たせて悪かったな、千奈」
「いいえ。丸く収まってよかったです」
「そうだな……。さぁ、唯奈、千奈、行こうか?」
「うん♪」
「はい」
二人の妹の背を押しながら、相変わらず賑やかな町に向かう。
まだ、お祭りは始まったばかりだ。

────────────────────────────
終わりですよ。続かないですよ。
準備だけで中身なし、微妙に季節外れ、駆け足展開、ベタな展開……など、今回は俺の特に悪いトコが全開。
でも、この三人、書いてて楽しいから筆が進む進む……。

ところで、このスレ……いつの間にコピペばっかりに……?

587 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/08/27 22:33 ID:IpGMlyDT
久々にやっちまった……。
>>583-586は俺です。ゴメンなさい

588 :コーヂ :04/08/31 23:32 ID:fXGbXl2z
続きが楽しみです!!

589 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/03 21:57 ID:QjZuYm6b
バーナード・ワイズマン伍長がくれた初めてのモビルスーツ。
それはザクで、私は10才でした。
その姿は強くてカッコよくて、こんな素晴らしいモビルスーツをもらえる私は、
また給食は合成タンパクのハンバーグかよと感じました。
今では、私がアルフレッド伍長。給食で残すのはもちろん合成タンパク。
なぜなら、



彼もまた、ミンチよりひでぇ存在だからです。


590 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/06 06:32 ID:7kFuQWb+
「お兄ちゃん、地震怖いよー」って泣きついて来る妹キボンヌ

591 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/11 12:05:30 ID:OXN/M8Dp
      __,,,,_
    /´      ̄`ヽ,
   / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
   i  /´       リ} いよいよですね
   |   〉.   -‐   '''ー {!                /\___/ヽ
   |   |   ‐ー  くー |              /''''''   '''''':::::::\
   ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'} +      ええ   + | ,,-‐‐   ‐‐-、  .:::| +
   ヽ_」     ト‐=‐ァ' !   +             |  ,,ノ(、_, )ヽ、,,  .::::|     +
    ゝ i、   ` `二´' 丿 +          +   |  `トェェェイ '  .::::::::|
      r|、` '' ー--‐f´                  \ `ニニ´   .:::::/
      / `- 、  /|ヽ  | ̄ ̄ ̄|,;            | ̄ ̄ ̄|, ‐´ヽ
    /  \  介 ノ \ ||'゚。 "o ||ー、          ,..‐||'゚。 "o || /  \
   / ヽ、  \| |/    || o゚。 ゚||ニ、l       lニ|| o゚。 ゚||    / ヽ、
   /   ヽ       ヽ ||。_0_o_||ー_ノ\    /ヽ‐||。_0_o_||   /   ヽ
  l     ヽ        |___|`-'_ノ     ヽ_'-´|___|  /     l



592 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/12 04:50:41 ID:KDW3KtdK
誰でもイイから何かお話書いてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!!!

593 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/12 22:58:52 ID:pAi6rfBK
ぼくのいもうとはえっちだからぼくにぼくのおちんちんがうわーいってしてくれるんだいいだろおおおおお

594 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/13 22:57:18 ID:MsJLxLfj
新人です。よろしくお願いします。
日曜夕方、サッカーから帰ってきた俺は居間でのんびりと休憩していた。
相変わらず、笑点のピンクはどこが面白いのか分からない。
玄関のチャイムが鳴り、朝方早く出て行った妹が両手に紙袋を抱えて帰ってきた。
「携帯に電話入れれば車で迎えに行ったのに」
「にぃーがサッカーで疲れていると思ったから電話しなかったんだもん」
と電話すればよかったと後悔のため息。
妹が買ってきたプリンを頂戴し、床に座ってテレビを見ていると妹がうたた寝をはじめた。
「眠たいんなら部屋行った方がいいぞ」
「ううん、ちょっと歩き回って疲れただけ」
答えになっていない。しばらくすると、妹の肩が僕の背中に少し寄りかかる感触がした。
五分も経たないうちに妹は完全に夢の世界へ出かけたようだった。
サッカーで疲れたのにさらに、この状況、妹を起こさせまいとおれはその姿勢をずっと続け、
せっかくのプリンの味もわからないほどだった。
「母さんたちまだ、帰ってこないから部屋で一眠りしたら。明日は朝連なんだろ」
「うん、そうする」
口ではそう答えるも妹は微動たりもせず、俺に寄りかかっている。
「しゃーねぇーな。ほら肩につかまれ」
妹は素直に俺の首に腕をまわし、俺はベッドへ妹を運んだ。
居間に一人残された俺は、妹と一緒に食べたプリン後片付けをしようとカラを持った。
なんとなく俺は妹の食べたプリンの後をペロンチョと舌でなめた。


595 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/15 20:33:31 ID:eAmDBcho
GJ。
次回を楽しみにしております

596 :コーヂ :04/09/16 06:47:03 ID:+4jZL5mn
つまんねぇよ!最後なんだよペロンチョってよぉ!!死ね!もぅ二度とかくな!!

597 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/16 06:57:29 ID:tkv+kkqX
張飛のようなゴツイ声で『兄じゃ〜』

598 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/16 19:55:12 ID:LSpqRMdD
言うなとは言わないけど、そんなこと言ったらSS書く人、誰もいなくなるよ

599 :コーヂ :04/09/16 23:11:49 ID:+4jZL5mn
確かに何も書いてない自分がこんなコト言うモンじゃないですな!スイマセンm(_ _)mというコトで誰か書いてくだされぇ!(笑)純粋なのを☆

600 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/17 00:17:50 ID:AxOvGZ1/
お兄ちゃんを世界で一番愛してるよ♪本気なんだから♪だから一緒に寝よ。

601 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/17 19:25:32 ID:IVQT2B/g
「○○……好き?」
「ああッ好き!!好きいっ!!好きなのおッ!!」
「後ろからされるのが?」
「ああッちがう、ちがうもんッッ!!」
「じゃあ……俺が?」
「ち、ちがうもんッ……うぬぼれないでッ……ああああッ!!」
「……じゃあ……ち○ちんが?」
「ば、ばかあっ!!はぁ、ち、ちがうわよっ!!」
「じゃ、じゃあ何が好きなんだ」
「知らないッ、知らないわッ……ああ、お、奥にあたるッ……!!」
「……好き?」
「ああ、好き、好きッ、すきぃっ!!だいすきっ!!」


602 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/23 21:43:16 ID:HJbqWdeI
人減ったな……保守

603 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/09/29 19:31:23 ID:r23SZJdt
真っ昼間からエロ本でこいてたら、親父が突然部屋に入って来て、「夜やれ」って言われて殴られた。

604 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/01 22:05:22 ID:9R41w5IQ
恐らく誰も見てはいないだろうが、一応言っておく。

もう二度とこのスレには書き込まないつもりだったが、
長い間世話になったこのスレを中途半端なまま終わらせたくないので、
出来るだけ完走に近づくように、しばらくの間、以前書いた作品を貼っていくことにする。
内容は、>332から始まるシリーズだったり、>482から始まるのだったり、>512からのだったり。

これについての文句を受け付けるつもりはないが、誰か新しくSSを書いてくれる人がいるならば、俺は潔く去ろう。
そして、是非ともその人の好意を大切にしてあげて欲しい。

色々我侭を言って申し訳ないが、これも妹と、このスレと、SSを愛しているためと承知してもらいたい。

605 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/02 22:16:58 ID:2WCjXZJ7
「わわっ!!わわわわわっ!!!!!!」
隣の部屋から、沙耶の大絶叫が聞こえる。
「何だ?」
俺は読んでいた雑誌を閉じ、沙耶の声に耳を傾ける。
「わわっ!!来ないでよぅ……サヤ、食べても美味しくないからぁ……!!」
食べる……?世界征服を狙う悪の怪人でも出たのか?
そんな能天気なことを考えながら、次の声を待ってみる。
「わわわわっ!!やだぁ……おにぃちゃん……助けてぇ……お願いだよぅ……」
沙耶の泣きそうな声が聞こえる。
やっぱ行った方がいいですかね?
俺は敢えてゆっくり沙耶の部屋に向かう。
「わーん!!!おにぃちゃんが……おにぃちゃんが来てくれないよぅ!!サヤ、死んじゃうよぉ!!」
沙耶が本格的に泣き出す。
中で……何が……?ま、別に気にもならんけど。
そろそろ、入ってやるか……。
「どうした?沙耶?」
「ふわぁ!!おにぃちゃん、助けてよぉ!!」
沙耶が壁に背をピタリとくっつけたまま、俺に懇願する。
その小さなツインテールがフルフルと震えていた。
「どうした?」

606 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/02 22:18:13 ID:2WCjXZJ7
「クモ!!クモぉ!!」
「蜘蛛?」
確かに、沙耶の数十センチ先には、比較的大きな蜘蛛が。
「怖いよぉ!!何とかしてよぉ!!」
何とか。って言ってもなぁ……。
いまいちやる気出ないなぁ……。
「はわわわ!!もう!!来ないでよぅ……!!止めてよぅ!!」
必死に蜘蛛に拝んでいる妹。
面白いから、ほっといてもいいかな……。
「なぁ、面白いから、このまま見ててもいい?」
「やぁ!!助けてよぅ!!」
沙耶は蜘蛛から目を離さず、俺に頼み込む。
「いや、でもさ。結構可愛いよ、今の沙耶の顔」
「はわわわわわ!!嬉しくないよぅ!!」
「そう?……写真撮ってもいいかな?」
「ダメだよぅ!!サヤ、その前に食べられちゃうよぅ!!」
「そっか、残念だな……」
「わわわ!!そんなこと言ってないで、助けてよぅ!!おにぃちゃん、今日はイジワルだよぅ!!」
「そうか?いつもこんなもんだろ?」
「違うよぅ!!いつものおにぃちゃんは、もっと優しくてカッコいいよぉ!!」
「じゃあ、いいや。今日は優しくないから沙耶なんか助けない。バイバイ」
「ふわっ!?そんなのやだよぉ!!助けてよぉ!!」

607 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/02 22:19:21 ID:2WCjXZJ7
もうそろそろいいか……。
「分かった分かった。で……俺は何をすればいいんだ?」
「クモを追い出してよぅ!!」
「蜘蛛?蜘蛛なんて何処にいる?」
「ふわっ?」
沙耶が辺りを見回すが、蜘蛛は見つからず。
まぁ、あんだけ叫べば蜘蛛だって普通逃げるわな……。
「ま、めでたしめでたし、か……。じゃあ、俺は戻るな」
「待ってよぅ……おにぃちゃん……」
自分の部屋に戻ろうとした俺の手を、沙耶がギュッと掴む。
「まだ何か?」
「まだクモがこの部屋にいるかもしれないから……サヤと一緒に寝ようよ……」
そんなこと、別に気にすることじゃないと思うんだけど……
まぁ、結構、意地悪したし、それぐらいならいいか。
「いいよ。もう寝る?」
「ううん。まだお風呂入ってないから」
「じゃあ、すぐに行って来な。部屋で待ってるから」
「うん」
風呂に蜘蛛が出るとは考えないんだな……ま、そのほうがコッチとしても楽だけど。

【続く】

608 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/04 10:27:27 ID:EazgAtgT
萌えるにゃぁ〜。

609 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/06 22:33:08 ID:rxyuvaMZ
「おにぃちゃん、入るよ?」
「ああ、どうぞ」
ドアを開けて入ってきたのは、髪の長い少女。
そっか、風呂に入ったから、髪を下ろしてるんだな……。
そして……
「まだ俺のシャツをパジャマにしてたのか……」
「うん」
「止めろって言わなかったか?」
「でもでも。サヤ、これじゃないと眠れないんだよー」
「何でだよ!?」
「だって、これ着てると、おにぃちゃんが隣にいるみたいなんだよ」
そういえば、俺の匂いがする。って言ってたっけ……。
しかし、俺が隣に居ても暑苦しいだけだと思うのだが……。
「はぁ……じゃあ、俺と一緒に寝ないと眠れないみたいじゃないか……」
「眠れないんだよー!!」
「はぁ……」
妹の言葉を聞いて、また、ため息が一つ。
どうしてこんな娘になっちゃったんだか……。
「さぁ、寝ようか……。兄ちゃん、急に疲れたよ……」

610 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/06 22:35:24 ID:rxyuvaMZ
「うん。……あっ!!どぎー、忘れた!!」
「どぎーって……あの犬のぬいぐるみ?」
「うん……。どぎー、クモに食べられてないかなぁ……」
「しょうがないな……俺が取ってきてやるよ」
「……いい」
「は?」
「サヤが取りに行く!!」
そう行って、本当に自分の部屋に向かってしまった沙耶。
途方にくれながら待っていると、ドタドタと大きな音を立てて沙耶が戻ってくる。
「はぁー!!怖かった!!」
「お帰り」
「ただいま!!あのね、あのね!!どぎー、大丈夫だったよ!!」
手をいっぱいに伸ばして、俺にぬいぐるみを見せる沙耶。
「良かったな」
「うん!!良かったね〜?どぎー?」
「そういえば……ずっと持ってるな?そのぬいぐるみ……」
「うん、サヤの友達なんだぁー」
「友達?」
「うん」

611 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/06 22:37:27 ID:rxyuvaMZ
一瞬、何を言ってるのかと思ったが……そうだ。これが沙耶なんだ。
忘れかけていた……これが俺の守りたい沙耶……。
「そっか。これからも、沙耶をよろしくな。どぎー」
「どぎーも、よろしく。だって♪」
「はは」
「えへへ♪」
「さ、寝ようか?」
「うん」
俺は沙耶をベッドに寝かせ、電気を消し、沙耶の隣に潜り込む。
「お休み、沙耶」
「おやすみ、おにぃちゃん……」
そう囁いた沙耶の声は段々小さくなり、いつしか小さな小さな寝息に変わっていた。
「寝つき早いなぁ……」
俺はそう呟きながら、そっと沙耶を抱き寄せ、腕枕をする形になる。
「お休み、沙耶」
俺は優しく沙耶の髪を撫でながら、静かに目を閉じた……。


……朝。
「うおぅ!?」
「んにゃ?おにぃちゃん、どうしたのー?」
「て、手が……しびれた……」
予想以上に沙耶の寝相がよくて、朝までずっと腕枕だったからなぁ……。
「手?」
沙耶が俺の手を上で、頭の向きを変える。
「うぐぉぉぉぉ!!」
「わわわ!!おにぃちゃん、大丈夫!?」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
……妹を可愛がるのも、体張ってます。

【終わり】

612 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/06 23:46:07 ID:Zl3FdHql
「お兄ちゃん」といっても色々シチュエーションがあるしな。

例えば元横綱みたいにババァ連中から「お兄ちゃ〜ん」と
黄色い声援もらったり、年頃の妹がいてもジャイ子みたいのじゃ
全然萌えねぇ、つーか逆に萎えちまうよ。



613 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/07 00:43:28 ID:rt530eQM
>>612
それ怖いよ・・・

614 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/07 20:18:19 ID:nvTMHKxT
前に手のひら大の蜘蛛が出てきたときはさすがにひっくり返りそうになった。
でも田舎で一番恐いのはムカデだったりする。首筋かまれたし…

615 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/07 22:48:00 ID:m/z2yesU
妹「きのこのこのこげんきのこぉ〜」
俺「……(テレビ見てる)」
妹「きのこのこのこげんきのこ……兄ちゃん」
俺「んー」
妹「きのこのこのこげんきのこ」
俺「エリンギマイタケブナシメジ」
妹「おー。えりんぎまいたけぶなしめじぃ〜」

18にもなって。元気なのはお前さんだ。
しかしおかんもそうだが、やっぱり女は料理してる最中に鼻歌を歌うもんなのか?
全裸で。


616 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/11 22:05:35 ID:VIrnWV9H
偉そうな事言って、結局二回しか貼ってない……頑張らねば……。
と言う事で、今回は>332の兄妹のお話。
……何から何まで使いまわしで申し訳ない。

朝だ。
俺は妹の未来が作ってれた朝食……と言っても今日はトーストオンリーだが、それを食べ、
食後のインスタントコーヒーでまったりしていた。
「兄さん……」
そんな中、黙って俺を眺めていた未来が声をかける。
「ん?どした?」
「ゴメンなさい。ちょっと今日お弁当作れなくて……だから、今日のお昼、好きな物を買って食べてください……」
俺の弁当は、毎朝未来が作ってくれる。
自分も学校に行かなければならないと言うのに……感謝の極みだな。
「マジで!?」
まぁ、残念ではあるが、毎朝弁当を作ってもらうのも心苦しい。たまにはいいだろうと思っていた。
「本当にすいません……」
「いや、そこまで責任感じなくてもいいけどさ」
よく見ると、未来ちゃんの顔色が悪いので、理由を聞こうとも思ったが……
ま、女の子には男には分からない苦しみがあると言うし、口には出さないことにした。
「でも、未来。顔色悪いぞ?調子悪いのか?」
「いえ……大丈夫ですよ」
力なく微笑む未来。……いかんな。一瞬、こういう未来も可愛いと思ってしまった。

617 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/11 22:07:03 ID:VIrnWV9H
「無理するなよ。学校休むか?」
「大丈夫ですって……」
「そうか……でも、何かあったら、俺に連絡するんだぞ?」
俺がそういうと、クスクス笑い出す未来。
「何だよ?」
「何だか、いつもの兄さんと違うなぁって。ふふっ……」
「何処が?」
「いつもより頼もしいですよ?」
「あのさ……未来ちゃん、喜んでもいいのかな……?」
「いいんじゃないですか?」
「ここまで言えれば大丈夫だろ。さぁ、行くか」
「あっ。待ってくださいよぉ!!」
今日が、いつもの朝過ぎて、これから起こることなんて、俺は考えもしなった。

【かなり続く】

618 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/12 22:45:48 ID:HAZp13Tl
萌えー!
続きの展開が楽しみっす。

619 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/20 21:28:31 ID:zNxxzYqs
オチが決まらず、しばらくストップしてた……

二時間目終了後の休み時間。
「未来が帰った!?」
「ああ、さっき呼び出されて保健室行ったら、お前の妹が先生とそんな話してたぜ?」
ウチの学校の保健室で休めるのは授業一時間分のみ。
それを過ぎたら、早退するか、授業に戻らねばならない。
「ったく……俺に連絡しろって言ったのに……」
「どうすんだ?」
「当然俺も帰る!!」
「でもよぉ……」
友人が無言で時間割を見る。
「次、英語!?」
「大丈夫なのか?前のテスト、赤点ギリギリだったんだろ?」
友人がニヒヒと笑う。コイツ、楽しんでやがるな……
「ゔ……」
「授業出るか?」
「まさか」
「やっぱり?」
「つーことで、先生に言っといてくれ」

620 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/20 21:29:23 ID:zNxxzYqs
「ああ」
俺は手っ取り早く荷物をまとめ、出入り口へ。
「おい、何処に行くんだ?」
「せ、先生!?」
運悪く、先生と鉢合わせる。
……天は俺をも見捨てたか。
「何だ?帰るのか?」
「ええ、ちょっと……」
気まずい雰囲気……。ヤバイな……帰れそうに無いぞ……。
さすがに妹が心配なんで帰るって理由じゃ、許してくれないよなぁ……。
しょうがねぇ……英語だけでも出てくか……。
俺が諦めかけた瞬間……。
「妹のことが気になるってか?」
「え?えぇ……まぁ」
予想だにしてなかった質問に、しどろもどろになりながら答える。
「じゃ、早く帰ってやれ。二人で暮らしてるんだろ?」
「ええ……」
「そんな状態で授業を受けても、頭には入らんだろ?だから、帰れ」
「は……はい!!失礼します」
俺は先生に感謝し、教室を出る。
また一歩、ダブりに近づいたが……ま、未来のためだ。後悔はしてないさ……はは……。

【まだ続く】

621 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/10/20 23:30:11 ID:Y99Gv348
なにかD.C.を思い出させるものだ

気のせいか…

622 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/21 20:48:42 ID:KHTCb3XC
D.C.見る→兄さんって言われてぇ!!→この妹を書き始める→今回ネタがネタ→D.C.っぽい
……最初、どっかで見た事あるような気がしてたんだよなぁ。
ま、いいや、次行ってみよう!

「はぁっ……はぁ……」
ったく……学校出るまでに、三回も呼び止められるとは……。
しかも、最後の教師は十分ぐらい説教してたしな……。
ったく……結局。未来には会えずに家に着いちまったじゃねぇか……。
「ただいま!!」
返事は無い。リビングにもいないようだ。
「部屋か?」
俺は二段飛ばしで階段を上り、未来の部屋へ急ぐ。
「未来!!」
ドアをブチ破り中へ。
「にぃ……さん……」
制服のまま、ベッドにで横になっていた未来が俺に気付き、不思議そうな視線を向ける。
「未来!?大丈夫か!?」
「は、はい……私は……大丈夫ですから……」
「どこが大丈夫なんだよ。朝もそんなこと言って、このザマじゃねぇか」
「でも、兄さん、授業は……」
「いいんだよ、授業なんか」
「何で……?」
「何で……って……未来ちゃんを愛してるからに決まってるだろ?」
「に、兄さん……やめて……ください……」
「さ、お話はこんなもんにしとこうか。さぁ、いつまでも制服なんか着てないで、着替えろ」
俺は寝ていた未来を優しく起こし、着替えを探し始める。
と言っても、クローゼットの前で手が止まった。……中には下着も入ってるんだろうなぁ。

623 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/21 20:51:34 ID:KHTCb3XC
「いいですよ……」
「いいから、病人は大人しく言うことを聞く!じゃ、部屋出るから着替えてろよ」
俺が部屋を出ようとすると、未来が辛そうに声をかける。
「待って……」
「何だ?」
「ここに……いてください……」
「は……?どうした?」
「分かりません……でも、一人になりたくない……」
「ま、未来がそう言うなら……」
俺は部屋の何も無い方向を向いて、さらに目を閉じる。
「すいません」
「気にするな」
しばしの沈黙。未来が着替えをする音だけが、部屋に流れていた。
「いいですよ、兄さん」
そう言われて、振り向く。
「で、調子はどうなんだ?具体的に言ってみろ」
「……ちょっと、頭が……」
「疲れてるんだな、ちょっと寝たほうがいい」
「はい……それで、兄さん……」
「分かってるよ。ここにいればいいんだろ?」
「はい。ありがとうございます……」
消え入りそうな声で、話している未来。
薄幸の美少女って感じで、可愛いなぁ!!
まぁ、不謹慎だけど。

624 :さぁかす☆circus :04/10/21 22:39:08 ID:xxI8DNeg
サーバー重い…まぁ、FOMAからのアクセスじゃしょうがないか…

妹が敬語を使うというのがまたD.C.を思い出させるね…
まぁ、未来タソ萌えるからガンバ

625 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/29 20:44:04 ID:2Lf9jT7q
未来の寝顔を見続けて、はや数時間。
今、時計の短針が、1と2の真ん中辺りにあったりする。
「腹減った……」
そう呟いてみるが、当然反応してくれる人などいなく、部屋に虚しい空気が流れる。
と思ったら……
「あの……兄さん……」
未来が寝たままで、俺に呼びかける。
「あ、悪ぃ。起こしちゃったか?」
「いいですよ……それより、おなか空いたんですよね?」
「ああ……まぁ……」
「じゃあ、私……何か作ってきますね」
「ダメだ。さっきより顔色はいいみたいだけど……まだダメ!!」
「じゃあ、兄さんは……」
「コンビニだな……あっ、何か買ってこようか?」
「あんまり食べたくないです……」
「おいおい、そんなんじゃダメだぞ?なにか未来の好きそうな物買ってくるよ」
「あっ、兄さん!!」
「おいおい……俺は飯も買いにいけないってか?」
「いいです……行ってください。でも……早く……してくださいね?」
布団から目だけ出して、俺の目を覗き込む未来……
ああ!!もう!!可愛いよ、チクショウ!!俺を殺す気ですか!?
「何だ、神様?つまり、未来を食べちゃえってコトか?」
「えっ?えっ?何を言ってるんですか……?」
「いや……なんでもない。行って来る」
「はい……」
未来の悲しそうな視線を背中に感じながら、ドアを出r……出……。
ええい!!何を躊躇っているんだ!!腹が減っているんだろう!?未来の兄貴!!
しかし……

626 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/10/29 20:45:52 ID:2Lf9jT7q
「兄さん……」
声は小さかったが、確かに未来はそう言っていた……。
空耳だ!!気のせいだ!!さあ、行け行け!!
「行かないで……」
……。
行かないよ!!行けるかよ!!
「なぁ、未来……未来がそんな事言ったら、俺行けなくなっちゃうだろ……」
「え……あ、聞こえてましたか?」
「しっかり聞こえてました」
「えっと……ゴメンなさい……」
「でも、どうしようかねぇ……。その様子じゃ、俺はしばらくはこの部屋から一歩も出れそうにないねぇ……」
「すいません……」
「でも、腹減ったし、未来も何か食べたほうがいいだろうし……」
「ゴメンなさい……」
「そうだ。途中で電話してやるよ。それで我慢できるか?」
「頑張ってみます……」
「おし、いい子だ。じゃ、行って来るな」
俺はケータイをポケットから出して、ドアを出る。
「あっ……家の電話から兄さんの携帯電話にかけますね。携帯からだと高いですから」
「……セコいな……」
「でも、家計のためにはそっちのほうがいいですから」
そこまで考えてんのか……過労になるはずだよ。
「ま、とにかく行って来るな」
「はい……気をつけて」
「おう」
ドアを閉めると、すぐにかかってきた電話。
俺もやれやれと思いながら、電話代を気にして全力で近所のコンビニまで向かうのだった。

───────────────────────
大分一週間放置が板についてきた……。
しかし、いつぞやの盛り上がりは一体何処へ……

627 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/01 18:26:00 ID:Ari5nR7M
乙ー 密かに見ていますよ

628 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/06 16:56:17 ID:O9bBn80F
乙でーす。
前から密かに見てますよ。
DAT落ちが怖いのでレスしますた。

3日に1レス、コレ基本。

629 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/11/06 21:58:10 ID:6QSpvQui
「ただいま」
俺がひぃひぃ言いながら未来の部屋に飛び込んでいく。
「お帰りなさい、兄さん」
座っていた未来は、俺の顔を見て子供のような安堵の笑顔を見せた。
「なぁ、未来、サンドイッチでいいよな?」
「はい。構いませんよ」
俺はビニール袋から、未来のサンドイッチとペットボトルの紅茶を出し、未来に渡す。
「さぁ、早く食え。食べたら、寝な」
「はい」
サンドイッチを食べ始めた未来を見ると、俺も自分の分を食べ始める。
「兄さん……」
「ん?」
「一口くれませんか?」
「ああ」
一見、ラヴラヴな雰囲気に見えるかもしれないが、これは未来曰く『味の研究』。
いろいろな物を食べて、新しい料理のひらめきを得ているらしい。
「兄さん。兄さんはこの味、どう思いますか?」
「ああ、なかなか美味いと思う」
「やっぱり。兄さんの好きそうな味ですもんね?」
『食べ物に関する事なら、兄さんの事は何でも分かる』
コレは未来の人には言えない特技の一つ。
俺好みの味付けは勿論、俺がどういう時にどういう物を食べたいのかも十中八九分かるそうだ。
「でも、未来の料理のほうが17.0倍は美味い!!」
「じゅ……十七倍……?微妙ですね……」
「いや……17.3倍ぐらいかな?」
「変わりませんよ……」
「ま、とにかく……俺が言いたいのは……」
「言いたいのは?」
「未来の料理には愛がある!!だから美味い!!」

630 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/11/06 22:02:17 ID:6QSpvQui
         ・
         ・
         沈黙
         ・
         ・
「……あのぉ……そう言ってくれるのは……とっても嬉しいんですけど……恥ずかしいですよぉ……」
恥ずかしそうに、頭からすっぽり布団を被る。
やっぱ、未来と言えばこの反応だよなぁ。
「未来……大分体調が良くなったみたいだな」
「ええ……でも、どうして?」
「いつもの未来に戻った」
「……そのことですけど……忘れてください……」
「何で何で?可愛かったけど?」
「だからイヤなんです!!」
「なるほど……ちょっと本音が出ちゃって、恥ずかしいんだ?」
「えっ!?え゙ぇっ!?」
……図星か。分かりやすい。
「別にいいのに。最高だったぜ、あの『行かないで、兄さん(はぁと)』とでも言いたげな目は」
「に、兄さん!!」
「別にいいんだぞ、俺にめいっぱい甘えたって?」
「いいです!!」
「実は、ちょっと動揺してるだろ?」
「してません!!」
「ホントにぃ〜?」
「本当です!!……もう、兄さんなんて知りません!!」
と、立ち上がろうとする未来。
───────────────────────
かなり中途半端だけど、今日はここまで。
>>627様 >>628
ありがとうございます。
毎回毎回ビクビクしながら書き込みボタンをクリックしてるんで、そういう感想を頂けるのは大変嬉しいです。

631 :ハンドガン :04/11/07 18:31:54 ID:jfgtnPtP


632 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/10 00:23:45 ID:YxKYLb0W
>>630
GJ──(゚∀゚)──!!!!
ヤバいヤバいよヤバい、すんごい萌えた
もうね、飛べるよ俺
いや否、既に飛んでる。未知のパワーで、妹パワーで飛んd(ry

…つまり何が言いたいのかとゆーと

グッジョブ!!
  _、_
 (,_ノ`)   n
 ̄   \ ( E)
フ   /ヽヽ//



633 :コージ :04/11/10 12:31:57 ID:iXhwplIC
確かに萌えまくりー!!次も楽しみにしております。THANKS


634 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/10 14:16:41 ID:4sZ8TQBz
妹が風邪をひいて家で寝ていて
様子を見に行ったら、
「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
親に言えや!と返したら母親は今いない。
親父には見られたくない。という事らしい。
妹は後ろ向きに四つん這いになって
その下は見るな!と半分ケツをペロリとだした。
ロケット型の白い座薬を妹の※にゆっくりと入れる。
が、直ぐケツの力で這い出してしまう。
奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、
引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
指に不自然にそれをハメると
妹は何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
もう一度四つん這いに。オレは無心でゆっくりと奥まで一気に入れる。

635 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/10 14:17:46 ID:4sZ8TQBz
妹はアッ!と少しだけ悶える。すまん!と意味も無く謝る兄のオレ。
ところがそのまま指が穴から抜けなくなる。
抜けない!とオレが焦って動かすとウッ!動かさないで!と妹はマジ悶える。
力入れるなよ!と叫ぶオレ。じゃあ関節曲げんなよ!エロ!と妹も負けじと叫ぶ。
分かった。落ち着こうよ。な!力抜いて。ほら。よし!抜けた。
そしてヌポッ!という音ともに
ドゴッ!と妹はオレにマジ蹴りを入れ部屋に閉じこもった。

あれからもう6年経つが、
いまだに妹の部屋から「ア○ルもいいの!」とか聞こえるんですけど…。
やっぱ↑の事が原因かな?

636 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/10 14:43:49 ID:UL2Hkyga
まったく、ここは変体でカスで童貞の吹き溜まりみてーなとこだな!






























俺も混ぜてくれYO

637 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/11 01:56:32 ID:FrbuRKoN
お兄ちゃんの....エッチ....

638 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/11/11 21:00:29 ID:7pC+ybd7
何か妙に活気付いてきたぞ!?皆の邪魔になる前に最後まで貼ってしまおう!!

俺は、それを手で制して、
「まぁまぁ。休めるときに休んどけって」
「もう……ズルいですよ……」
「何が?」
「いつもいつも……からかわれてばっかりなのに……最後は優しくて……結局、兄さんに……」
「俺に?」
「ひ……惹かれちゃうんですよねぇ……」
「おぅ。未来(通常態)も結構言うねぇ」
「兄さん……少しは私の気持ちを察してください……恥ずかしいんですから……」
「あっ、そうか……黙って抱きしめときゃよかったなぁ……。今からでもいい?」
「だ、抱きしめる!?そそそそ……そんなっ!!」
「いや、抱きしめるのは良しとして……そっから先は、描写できないな……」
「一体、何をする気なんですか!?」
「男と女とベッド……これ以上は言わんでも分かるだろ?」
「わわわわっ!!兄さん、いけませんよ!!」
未来があとずさって、布団を被る。
「冗談だよ、冗談……」
「冗談が過ぎますよ!!いつもいつも……全くぅ……」
「じゃあさ、いっその事、冗談じゃなくしちゃう?」
「それはもっとダメ!!」
ボコボコに言われてるな……。
「そこまで嫌がることは無いだろ……」
「兄さんが、馬鹿なこと言ってるからじゃないですか……」
「俺は親バカならぬ、兄バカだからな」
「もう、相手にしてられませんね……」
「でも、そう言う割には、いつも俺に付き合ってくれてるよな?」
「!?……それは……」
「それは……?」

639 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/11/11 21:02:34 ID:7pC+ybd7
「にぃさんが……好きだから……」
「あのさ……未来ちゃん、まだ、体調悪いの?」
「ちっ、違いますよ!!折角、恥ずかしいのを我慢して、言ったんですからねっ!!」
恥ずかしそうに告白する未来。
あぁ、もう!!可愛いなぁ!!
「家事万能だし、真面目だし、おまけに物凄く可愛いし、最高の妹だよ、未来ちゃんは!!」
「に、兄さん!!止めてくださいよぉ!!」
「謙遜するなって。対照的に俺は全くのダメで……ハッキリ言って情けない」
「兄さん!何でそんな事言うんですか!?」
いつもと違って、激しい口調の未来……。
「いや……料理でも洗濯でも何でも未来にやらせて……しかも、未来が具合悪くても俺は何も出来なくて……」
俺がそんなことを言うと、
「ふふっ。兄さん、そんな事気にしなくてもいいんですよ?」
未来が笑って答える。
「さっきも言いましたよね?私は家事や兄さんが好きだからやってるんですよ?」
「いや……でも……」
「それに、兄さんはこうやって私のために学校抜け出して、来てくれたじゃないですか。それで十分です」
「未来……」
「第一、そんなこと気にするなんて、兄さんらしくないですよ?兄さんこそ、いつもの兄さんに戻ってください」
「確かにそうだな……。弱気な事言って悪かった」
「ううん、それで兄さんの不安が晴れるなら構いませんよ」
「そうか……感謝するよ」
「いいえ」
見詰め合って、微笑む二人。
「そーだ、未来。今晩、飯食いに行こうぜ?」
「兄さん、もしかして……デートのお誘いですか?」
「ん〜、まぁ……そうだな」
「わーい!!じゃあ、オシャレしなくちゃ!!」
「おいおい……そこまでしなくても……」
「ダメですよ!!兄さんと……初めてのデートですから……ねっ?」

……やっぱり、未来は未来。いつでも可愛いじゃないか……。

640 :ロクスケ :04/11/12 09:58:17 ID:H4kEJFgE
実の芋疎いるけど脳内なら「私と…一緒に逝こうか♪」て言われたいyo(腹上死な)

641 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/12 18:36:49 ID:V6jlJfEK
               _∩   グッジョブ!!
 グッジョブ!!         /( ⌒) ̄\   ∩___
     / ̄ ̄ ̄\_,.i"/,. ノ|_|i_トil_| / .)E)  ̄\ グッジョブ!!
    i'___{_ノl|_|i_トil_|i.l/ /┃ ┃{.i| / / ノノii|_|i_トil|
  _n i|,彡 ┃ ┃{.i|i/ /''' ヮ''丿li/ /ミ彡┃ ┃{ノ
 ( l 》|il(_, ''' ヮ''丿|/ ,ク ム"/ /l i(_ ''' ヮ''丿|
  \\リ i `フ l´il l|(  ヽ     / ノリ i`フ i_"il l|    n
   ヽ二二,,⌒ヽノリゞヽ   ・) ・)二二⌒    \l  ( E)
    ノリノ( (   / ノ   \     ヽ   ヽ  ・) ・)ヽ_//


642 :水島 :04/11/12 21:08:05 ID:CsyiqyG+
二次元の妹もいいけど
三次元の妹もなかなかOKだぜ。

643 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/12 23:53:38 ID:QSvXPvRo
まじレスすると、兄貴が頭良くて、社交的で、スポーツもできて、そこそこ男前で、妹に優しかったりなんかしたら「お兄ちゃん(はーと)」とか言ってくれぞ、三次元も。

644 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/13 00:20:38 ID:dt4/LnTw
>>642
頼むからこんなところまで、二次元三次元を持ち込まないでくれ


あのスレだけで十分です

645 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/13 00:50:23 ID:1EiprHGG
一言でいい

「お兄ちゃんのばかあ!」って

646 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/13 12:29:09 ID:rFJJxObf
「お兄ちゃん、ずっと一緒にいてね。」
こいつは・・ベタやのお。
「えへへ、あたし大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる。」

これまたベタやのお。

いわれたいねえ。
(切実)マジレススマソ

647 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/14 14:15:33 ID:N/y76mQw
>645
リアルでしょっちゅう言われてるぞ俺

648 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/14 15:43:37 ID:3eJc85x7
俺なんか「お兄ちゃん」なんて一回も呼ばれたことないぞ

649 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/15 21:19:24 ID:4KbiiYu2
>>648
俺は昔は「お兄ちゃん」と呼ばれていたが
いつからか省略されて「おにぃ」になってしまった。

650 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/15 21:55:43 ID:4KbiiYu2
すまない。上げてしまった。

651 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 00:14:04 ID:+1KWKsJ+
俺も「おにぃ」って言われたいけど「お兄ちゃん」のままだよ

652 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 00:34:06 ID:RxNOeZiF
俺もお前って呼ばれてるぞ

653 :649 :04/11/16 01:06:03 ID:mMv+GJpY
俺だったら妹が「お前」なんて呼び方してきたら
ぶん殴るけどな
「おにぃ」なら許す範囲内だけどね〜

654 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:20:02 ID:+1KWKsJ+
俺ならぶん殴りはしないがキレるだろうな

655 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:21:51 ID:mMv+GJpY
>>654
キレてそのまま押し倒して××しちゃいます?

656 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:24:08 ID:+1KWKsJ+
冗談でキレながら押し倒すよw
まあ14歳の方だけど

657 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:27:42 ID:+1KWKsJ+
あれ?このスレには書いてなかったな。勘違いしてた

16と14の妹がいるんだけど。押し倒すなら14の方って事

658 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:40:43 ID:mMv+GJpY
>>657
もう一つの方の妹系スレ見てたからわかってましたよ
俺の妹は今18なんだが
私服着てると普通に厨学生に間違われる。
厨学生の時から容姿、おつむが変っていないご様子。

659 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:43:25 ID:+1KWKsJ+
>>658
いいなぁ、中学生っぽいって


けど18って事は俺と同じ年か

660 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 01:59:26 ID:mMv+GJpY
制服のスカートは短くしてるんスよ一応
たまにスカートめくってやるんだけどその時の反応が萌萌だよ
妹「わっ・・・やめてよね!もうっ!」
俺「ならスカートを短くすんな。衝動的に中身が気になるがや」
妹「気にしんといてよ」
こんな感じ。萌るぜ〜妹よ

っつーか起きてんの俺たちだけかよマジで


661 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 02:13:55 ID:mMv+GJpY
妹だからやってもとりあえず許されるスカートめくり。
そこいらにいる女子高生に同じことできんからね
やったらお縄頂戴で連れてかれちまうか・・・

662 :648 :04/11/16 16:36:54 ID:gtnmku2V
なんか…変な流れになって来たような…(^_^;


ちなみに私はニックネーム(?)で呼ばれてます。…頼むから〇〇ちゃんて
呼ぶのはやめてほしぃ…

663 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 18:57:28 ID:+1KWKsJ+
○○ちゃんって・・・可愛いな

664 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 19:04:45 ID:+1KWKsJ+
ageてしまった。スマソ

665 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 19:11:50 ID:mMv+GJpY
>>662
変な流れにしたのは俺でした・・・すまん。

666 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 19:46:42 ID:6ADHOyyv
俺たつやって名前で妹に「たっちゃん」て呼ばれてんよ。
妹っていうよりツレってゆう感覚。
スカートなんかめくりまくってるよ。仕返しに俺のズボンおろしてくる。 ほかにも色々話はあるけど聞きたい?

667 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 20:43:30 ID:+1KWKsJ+
>>666
詳細キボン

668 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 21:37:07 ID:6ADHOyyv
ってかスレ違いかね?
今俺の部屋で妹とロンブー見てるからもうちっと待て。ちなみにオナニーはよく妹に見つかるとだけは言っておこう

669 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 21:58:07 ID:uB9CcqU+
>>668
羨ましい。ちくしょー

670 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 21:58:44 ID:mMv+GJpY
>>666
俺も聞きたいですよん
案外妹ってさぁ
エロい事してもエロ話持ちかけても
嫌がってはいるけど本気では嫌がっていなかったりするよね
妹もエロが好きっちゅーことかな?

671 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 22:08:14 ID:+1KWKsJ+
まぁ年ごろだからなぁ

672 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 23:22:39 ID:6ADHOyyv
あ、歳言ってなかったね。俺19。妹17。
エロ話はよくするよ。
オナニー見つかったトキ、妹は下にいる母に言う感じで階段の上から
「おかーさん、たっちゃんがねー…クスクス」
ってでけぇ声で叫ぶから
ソッコーでチンコしまって追いかけて
後ろから抱く感じで手で妹の口を押さえて部屋に連れ戻す。
前回オナニー見つかったトキは妹をベッドに押し倒して上に乗って両腕おさえて「てめぇ!犯すぞコラ!」って笑いながら俺は言った。
妹は爆笑してた。
ちょっとムカついたから胸をひと揉みしてやったよ。ちっちぇーけどな。
そんトキ妹は
「キャッ!…ちょっと、たっちゃん…クス」
って言ってたな。
俺はこれ以上はやばいなと思ってやめてやったよ。いろんな意味でね。

っていうか俺は実話を書いてるだけで萌話を書いてるつもりないから、そこんとこよろしく。

673 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 23:43:00 ID:mMv+GJpY
うはーオナニーシーンは見られたくないですナ〜
でも普通の話をしてる時に
いきなりおっぱい触ったる時のびっくりした顔はたまらんよ。
( ゚∀゚)彡 

674 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/16 23:53:01 ID:6ADHOyyv
オナニーしてる姿は最高に笑えるらしいよ。
そして見られて怒る姿も笑えるってよ。
まぁ俺ら兄妹は普通ではないかもな。
取りあえずもう寝る。明日も何か書いて欲しかったら言いな。
今妹は俺にむかって
誰にメール打ってんの?って言ってます。
携帯からなんですよ僕。

675 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/17 00:45:26 ID:sLqkl00+
>>674
ぜひ聞かせてください、先生。

676 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/17 23:16:32 ID:xxWK0sQs
先生!

677 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 00:46:33 ID:NTJ5cyuu
あげ

678 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 01:12:22 ID:/EvczbSQ
  ┏┳┳┓     ハイ.     ┏┳┳┓
┏┫┃┃┃     妄想は   ┃┃┃┣┓
┃┃┃┃┣┓   ここまで ┏┫┃┃┃┃
┃      ┃┃┏━━━┓┃┃      ┃
┃ 妄想   ┣┫ . ・∀・ ┣┫. STOP!┃
┗━━━━┛┗┳━┳┛┗━━━━┛
            ┏┻┓┃
        ┏━┛  ┣┻┓
        ┗━━━┫  ┗━┓
.             ┗━━━┛

679 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 01:59:45 ID:YS2XwbAC
俺にも妹居るよ
俺は大学1年で妹は中学一年とカナーリ離れてるが最近の子は発育良いから普通に買い物とか行くとカップルだと見られたり

前サティの地下のマックで昼過ごしたとき妹がふざけて「お兄ちゃま〜はい、あ〜ん」
とか言ってポテトを口に運ばれたら隣に居たキモヲタさん二人組にでかい声で「うはぁ〜〜最高じゃん。妹萌え」とか言われてたんで恥ずかしくなり帰宅。
血が繋がってるだけに変な行動は起こせないな...

680 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 02:17:09 ID:arW5Sepu
おまえら妄想乙w
すごいよおまえらこんなに痛い妄想を
堂々と語れるんだから本当に羨ましいな
俺もおまえらみたいに現実逃避して毎日引きこもって
そんな楽な生活してみたいけど妄想もそこまでいけば
キモチワルイヨ少しは外にでて他人と会話してみろよ
ゲームやアニメばかりだからそんな偏った妄想ばかりするんだよw

681 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 10:51:25 ID:iZimEWRw
4こ下の妹とならやっちゃった事ある
かなり罪悪感に蝕まれたな、あん時は。


もうやってないが

意外に結構いると思うよ、俺みたいな奴。
だって仮にも異性と一緒に住んでるんだから

682 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 12:31:42 ID:F8O9s8HM
誰かネタ書いて繰りいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!ソッコーで頼んます!(笑)妹わマジで萌えるだYO−!!可愛い子限定で!(笑)

683 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 16:46:18 ID:ONHr7SHl
俺この前妹にたっちゃんて呼ばれてるって書いたヤツだが
妹に性欲なんか絶対沸かない。妹とやるなんてアリエナイ。


684 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 16:55:48 ID:LIHdjAH3
>>683
おっ!いたのか。
…まぁ、普通のヤツはそうだろうが>>682みたいなヤツ
もどっかにはいるんだろ。


ところで>>682よ。ちゃんと安全対策したんだろうな?m9(・∀・)

685 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 22:43:31 ID:iZimEWRw
>>683
まぁ高校生くらいになったらそうだな

けど小さい子供くらいの時はそんな自制心は働かない

686 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 23:35:42 ID:ONHr7SHl
何才のトキやったの?自制心とかの問題じゃ無ぇと思うんだけど。
ちょっと話聞かせてや。

687 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/19 23:50:22 ID:1lAnbLF/
普通の妹萌え話だけにしよう。

688 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/20 00:00:11 ID:qcRgEi6l
ヤッたのヤらないのっつーのは毒男板にでも行こうや
俺は先に逝って待ってる

689 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/20 00:11:16 ID:2Cd4O8H8
妹に言われたいセリフ?
お兄さんかな?
ごく平凡なセリフだけど俺は妹にタコとか言われてるからOTL

690 :686 :04/11/20 00:19:09 ID:tE2hPtLc
あーもう俺ねむてーから寝るわ

691 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/20 00:36:38 ID:tjSM69Op
>>686
夜はこれからだろw

>何歳の時にやったの?

本番やったのは高2の時、始めは小5くらいの時に触りっこしたくらい。
それから段々行為がエスカレートしてきた


>自制心の問題じゃねぇと思うんだけど

じゃあどうやったら止めれたのか教えてくれよ
自制心が働かなかったからヤッちまったんだよ

692 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/20 18:16:14 ID:vX9fd0OL


693 :686 :04/11/21 18:56:35 ID:SUKXkGon
マジでやったのか。
なんかカルチャーショックを受けたよーな。

694 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/22 16:36:10 ID:sEPDITgq
>>693
おいおい、他人の妄想にいちいちショック受けてたらキリがないぜ。

695 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/22 16:43:46 ID:UwDXk2zB
>>694
まったくだな、そんなんじゃ、身がもたないぞ

696 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/22 19:10:27 ID:6CkNcPyj
なんだ妄想かよ。俺ってバカ

697 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/22 21:10:56 ID:HXs0p4lD
そんじゃそろそろ非18禁らしいスレにしましょうか?
そのほうがおそらく賑わうと思うんだよね

698 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/23 05:14:40 ID:uv1Aa1sx
んじゃ俺から
妹に言われたい台詞・・・

「お兄ちゃんっ…外に、外に出して…赤ちゃんできちゃ…あぁっ!!」

かな。

699 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/23 16:43:56 ID:G3wvNeaH
だから、貴様はアホなのだぁぁぁぁっぁ!

700 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/23 18:23:29 ID:uuCtcQ5b
電波狂乱

701 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/23 20:10:33 ID:V1CUvtzb
見よ!東方は!赤く萌えているぅーっ!!
「ヌワッハッハッハーッ!!」

って
ぜんぜん関係ないじゃんか・・・

702 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 00:22:12 ID:6nzVem5q
>>694-696
おい!!

妄想じゃねぇよ!何か俺が危ない奴みたいじゃんか

703 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 00:44:03 ID:w3butn95
>>702
妹はどうだった?
きもちよかった?

704 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 01:12:43 ID:6nzVem5q
>>703
正直言うと、かなり良かった

最低だ、俺って

705 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 02:23:11 ID:w3butn95
>>704
妹さんを一生大事にしてあげなさい。

706 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 16:59:55 ID:6nzVem5q
>>705
中でもフェ○は最高だたよ(´・∀・`)あの何とも言えない生暖かい感触が・・・

707 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 17:07:46 ID:3EZ0e+mT
いつも優しく愛してあげなきゃダメだぞ。
フェラだってお返しに舐めかえしてあげなさい。

708 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 18:32:02 ID:hkgpyy1M
萌えるお兄さん

709 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 19:57:15 ID:k4RnvqRI
こらこらキミ達スレ違いだぞ、っと

710 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/24 20:10:03 ID:4oshSA/R
確かに、ヤッたヤらないってのは、このスレらしくないな……。と思うね。
人少なくても、マターリ萌えられた昔が懐かしいよ

711 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/25 00:18:26 ID:r6OE/+BG
錯乱坊sage

712 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/25 20:57:17 ID:TqtDvE8I
でも、二代目の半分くらいまではこんな感じだったよね

713 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/26 00:12:08 ID:KgRPGI4D
あー、そんでエロバージョンスレッドとか出来たんだっけか

714 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/26 14:19:24 ID:PZZJ1pEn


715 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/27 15:44:03 ID:cpw5jJ86
>>702
どちらにしろ危ない奴には変わりないと思われ。

716 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/27 23:10:43 ID:lojJ0uwT
たしかにね
せいぜい触るだけにしておきなよ

717 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/11/28 15:28:35 ID:8kQkvmG2
知障乙

718 :高句麗 ◆OIZKOUKURI :04/12/02 18:39:27 ID:poqSJlwu
バイトで稼いだ金全部あげる

719 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/02 23:07:47 ID:oHFdlWXS
遊星氏はご存命だろうか…

720 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/03 02:52:08 ID:XbbhO2XG
誰かネタ書いてけれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!!妹萌えなのをぉぉぉぉぉぉぉぉー!!頼んますだぁー!!!!!!

721 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/03 03:00:40 ID:XbbhO2XG
妹スキーさんわメルくだせぇ。語りませぬか?hell.ideal.doubt.eye@ezweb.ne.jp

722 :某コテ :04/12/03 08:21:53 ID:uBYirFmU
>>719
一応、定期的にチェックはしてるんだけど、折角活気付いたし、俺みたいなのが出る幕は無いかなと……

723 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/03 22:41:20 ID:y0lm7x63
妹に言われたいセリフかぁ・・・(´∀`*



「お姉ちゃん、○年前に借りた○万円返すよ」



かな。

724 :高句麗 ◆OIZKOUKURI :04/12/03 23:04:17 ID:i102xC3B
もう一生疲れたからキョウは作っとけとか言いません

725 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/04 04:04:00 ID:2HbadS4m
妹欲しー!!そして一緒に寝てぇぇー!!!『おにいちゃん』って言われてぇー!!買い物行きてぇぇーー!!とまぁいろんな願望があるワケよ。というコトで誰かネタ書いてけれ☆

726 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/04 08:47:10 ID:kZ6pA9N3
お兄ちゃんどいてそいつ殺せない(藁

727 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/04 09:28:58 ID:ZOg0w5yo
|・ω・`)
ジーッ

ちょいと昔からここを覗いていたものです。
前々から書いてみたいな〜なんて思ってたんですが・・・。
つ〜かとあるサイトで書いてるんですが・・・。
ネタが被ってないかと思うと心配で心配で・・・。
今日はここまで。

|ミ
サッ


728 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/04 13:39:53 ID:7Bcw+xug
妹『ぁん、イク!イクぅぅぅ』





俺『そんなにディズニーランドに行きたいのか?困ったなぁ』

729 :高句麗 ◆OIZKOUKURI :04/12/04 16:58:09 ID:mjEMmzaf
キョウは捨てー気

730 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/04 20:34:36 ID:KWHpD9LI
>>727
まずそのサイトとやらを教えなさい。っていうか、教えてください。

731 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/06 23:38:13 ID:eOP+dJMm
誰かネタ書けっつってんだろぉーがぁぁー!さっさと書けやクズ共がよぉぉぉー!!(笑)書かなきゃぶっ殺す!つまんないの書いたらブチ殺す!!分かったさっさと書けよ!(笑)

732 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/06 23:49:01 ID:oFkU+9B6
ヤだ。お兄ちゃんが男湯入るならあたしも一緒に入るぅ。

733 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/07 00:18:39 ID:lgk2/KMw
>>730
亀レススマソ。
僕の書いたのは小説になってるんで、
一つ一つの話が違うタイプじゃないです。
それと、そのサイト、おそらく携帯専用なんです・・・。
今度本文をこっちに磔ることを試してみます。

734 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/07 02:56:07 ID:XI3p6YkP
妹『おにいちゃん!』
兄『なあぁぁにぃいいぃぃぃ!?』
妹『お風呂一緒に入ろうよ!』
兄『うそおぉぉ!!いいィのおおおぉぉぉお!?』
妹『カレピのまーくんも一緒だけどね』
兄『ギぃャアァァァああ!!!!』
兄『亜阿吾娃蛙!!うあっ!ああいあああああ!』
兄『ゲホッっゲホッっ』兄『アアアアアアアアアアアアア!!!』


735 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/07 17:15:30 ID:8P1fnvck
この馬鹿ペニスがっ!

って言われたい。

736 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/07 20:42:51 ID:neDbjlNz
面倒も一段落しました。お久しぶりです。
クリスマスも近づいてきたが、一向にネタが出てこない……。
つーか、書ける妹が増えたから、どのキャラのお話にしようか……要望あったら、是非下さい。
どの道、この雰囲気じゃ、俺はちょっと怖くて貼れないですけど。

>>733
是非。楽しみにしてますから。

737 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/07 21:35:32 ID:sb1+duPq
736
未来タンに一票。
(・∀・)イイ
貴殿のSSを見てかなり萌えた。
ガンガレ!!

738 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/08 19:41:10 ID:SwrGBoHJ
妹急に嫌いになったっぽい

739 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/08 20:34:37 ID:haLUJz/i
お兄ちゃん朝だよ、はやくおきてよ〜

740 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/08 20:39:10 ID:+U7RAO5+
家ゲーで自分の妹(小5)を本当にうpしたやつがいて、ついさっきまで祭りになってた。

741 :ジーコ :04/12/09 22:57:32 ID:LgWsJPse
自分からもお願いしまーす(^O^)遊星さん最高ざんす☆クリスマスのコトですか?

742 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 00:06:00 ID:rg2UuVzP
誰か書いてくりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーっ!!!!

743 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 00:14:58 ID:rXJXdDJd
『おにぃちゃんロリコンってなぁに?お菓子かな』

744 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 00:17:36 ID:Ynq2QU7R
>>743「おえのことだよ〜」とか?

745 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 00:32:05 ID:rXJXdDJd
「うん。お菓子みたいに甘くて美味しい食べ物だよ」
『そぉなんだ。たべてみたいな〜おにぃちゃん、おねがい。ひとつちょ〜うだい』
「残念だけど、今からおにぃちゃんが食べちゃうんだよ」
『え〜おにぃちゃんのいじわる』
みたいな展開キボンヌ

746 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 22:43:13 ID:WyZe6x+V
「お兄ちゃん、朝だよ。起きて〜。」
というのを今日妹に言ってもらった。
携帯に保存してある。

747 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 23:11:05 ID:rXJXdDJd
<746
ずるい

748 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/14 23:18:43 ID:WyZe6x+V
>>747
ちなみに妹の名前は「栞」。
小5。

749 :高句麗 ◆OIZKOUKURI :04/12/15 00:44:49 ID:qGgsBub4
もう学者あきらめろ

750 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:16:22 ID:XGHx4b7H
「お兄ちゃんとお風呂〜♪お風呂〜♪」 綾は妙な鼻歌混じりで風呂場に入ってきた。体にバスタオルを一枚巻いただけという格好で。
「お兄ちゃん、今日は綾が背中を洗ったげるね?」 綾は入ってくるなり、頭を洗っている俺の顔をのぞき込んでそう言った。 「ああ・・・頼むよ」
綾の性格上拒否しても無駄だ。それが分かっていた俺はシャンプーが終わった後、無条件降伏で綾に背中を向けた。 「お兄ちゃん、背中おっきいねぇ〜・・・」 綾は俺の背中を見て感心しながら一生懸命に洗ってくれた。
「お兄ちゃん、今学校に好きな子とかいる?」 突然綾が話題を振ってきた。年頃の女の子の好きそうな話だ。 「・・・いないよ」 綾にまともに答えたところで何もない。俺は半ば話を流すようにそう言った。
「ほ、ホント?」 「おう」 「・・・へぇ〜♪」 「・・・なんだよ?」 俺が振り向くと、綾はやけにご機嫌そうな顔をしていた。
「何でもないよ〜♪」 「・・・変な奴」 「えへへ〜♪・・・前も洗っちゃえ〜♪」
綾はそう言うなり俺に抱きつくように前面を洗い出した。
「ばっ!よせっ!!」
背中には綾の肌の柔らかい感触が全面に伝わってきた。勿論胸の・・・コホン。


751 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:19:37 ID:XGHx4b7H
綾はそう言うなり俺に抱きつくように前面を洗い出した。
「ばっ!よせっ!!」
背中には綾の肌の柔らかい感触が全面に伝わってきた。勿論胸の・・・コホン。
「ごしごし、ごしごし♪」
(それ以上下に行くな!・・・そこには俺のバットが・・・!)
ゆいの手は俺の腹辺りまで下がってきた。あと数cm───。
「はい、おしまい!」
た、助かった・・・。俺はゆいがタオルを巻くのを確認してから、ゆいの方を向き直った。
「おい・・・なんで前も洗うんだ・・・?」
「え・・・言っても・・・お、怒らない?」
「理由によってはブチ切れるぞ」
「ええ〜・・・。えっと・・・お、お兄ちゃんに・・・抱きつくためだよ・・・?」
ゆいは顔を赤らめてそう言った・・・怒れない・・・怒れるわけがない・・・。

752 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:23:27 ID:XGHx4b7H
「ごしごし、ごしごし♪」
(それ以上下に手をやるな!・・・そこには俺のバットが・・・!)
綾の手は俺の腹辺りまで下がってきた。あと数cm───。
「はい、おしまい!」
た、助かった・・・。しかし今の行動はいくら兄妹と言えどマズいものがある。俺は綾の方を向き直って注意することにした。
「おい・・・なんで前も洗うんだ・・・?」
「え・・・い、言っても・・・お、怒らない?」
「理由によってはブチ切れるぞ」
「えぇ〜・・・え、えっと・・・」
綾はしばらく口をもごもごさせ、俯きながら小声でこう言った。
「・・・お、お兄ちゃんに・・・抱きつくため・・・だよ」
ゆいは顔を赤らめてそう言った


怒れるわけがない・・・。

壁|・ω・`)
文章が変じゃないですかね・・・?
今までの話と被ったりしてませんかね・・・?
見にくくないですかね・・・?

753 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:29:35 ID:Mtv07XhJ
>>750-752
GJ!!
ものすごく(・∀・)イイ! 萌だね〜(*´Д`*)

754 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:34:22 ID:XGHx4b7H
あ・・・>>751途中から原文のまんまだ・・・。つまり>>750>>752だけ読んでいただきたい・・・。

755 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 02:56:44 ID:Mtv07XhJ
>>754
あ、なるほど。了解しました。 頭の中で修正してましたw
文章読みやすいですよ! 続きがあったりするんなら是非読みたいです。

756 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/15 07:50:20 ID:XGHx4b7H
この文は僕が別の所で書いている小説の一部を切り取ってきたものですが、
文章がおかしかったりするとここに貼るのが恥ずかしいんですよ・・・。

757 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/16 03:49:07 ID:ae4D/725
文章おかしくてもイイからまた書いてクリ〜トリス〜。また今日にでも

758 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/16 22:40:58 ID:svIZB74s
>>750-752
うぉぅ!!かわ(・∀・)イイ!!
次回作を期待してます!!

759 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/17 00:02:19 ID:OoIUj1V7
感想どうもです♪
僕の話はここに貼るよりも見に来てもらった方が早いかもしれません・・・。
が、ここに直接そのサイトのURLを書き込むとなにかと危ないですよね・・・?

760 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/17 01:09:26 ID:lkYB5UOl
>>750-752
いいねぇ!俺もつづきか次回作をキボンヌ!
>>759
URL書き込むのはマジで危険だから止したほうがいいと思うよ
ウイルス攻撃の嵐にあうかも・・・


761 :760 :04/12/17 01:12:07 ID:lkYB5UOl
メルアド書いてなければウイルス食らわないんだったっけ・・・?
あれ?どうだっけ・・・???

762 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/17 18:57:58 ID:pE0jrM4k
難しい事はよく分からんけど、ココ、定期的にageられるから、URLは止めた方がいいかも。
検索でヒットするなら、検索ワードぐらいならいいんじゃないかな?

763 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/17 22:41:14 ID:OoIUj1V7
そのサイトはゲーム関連のランキングに加入しているサイトなんですが、そこのランキングのURLを貼るのはマズいですかね?

764 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/18 02:20:39 ID:GaIDUuf2
いんや!マズくない!取り合えず貼ってミソ

765 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/18 06:39:34 ID:Ukpv8mT3
2chに普通のサイトを晒すのはマズいと思われ

しかし、URLが無くてもそのサイトを見付ける事は出来るはずだ!俺に妹萌えの資格があるなら!!

766 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/18 17:53:18 ID:87UkNZo9
う〜む・・・どうしたらいいですかね・・・?

767 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/18 20:44:42 ID:GaIDUuf2
hell.ideal.doubt.eye@ezweb.ne.jeに送ってくだされm(_ _)m

768 :I‘m God :04/12/18 21:30:16 ID:Ecu3I/Nv
nurupo

http://8426.teacup.com/unkoman/chat

769 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/18 23:11:34 ID:87UkNZo9
>>767さん
はアドを公開して平気なんですか・・・?

770 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 03:33:27 ID:uW3W96bP
余裕ですよ☆……たぶん

771 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 06:57:02 ID:yu+HSIoX
>>767
ageでメルアド晒しとは……勇気あるねぇ……。


つーか、sageてよ。

772 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 12:02:16 ID:uW3W96bP
ageとかsageって何?

773 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 12:43:12 ID:vBIEjfa+
>>772
とりあえず書き込むときにメール欄に「sage」って書いておけば良い。
詳しく知りたいなら2chの解説読むべし。

774 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 21:18:38 ID:uW3W96bP
全く分からないアルよ〜

775 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 21:19:39 ID:uW3W96bP
全く分からないアルよ〜

776 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/19 22:28:37 ID:c+mPcJeO
じゃあ、送ってもいいですかね?

777 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 04:25:35 ID:sTCr4FNq
良いですよ〜☆出来れば題名の所に2chのとかっていれてもらえるとありがたいです!

778 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 04:26:56 ID:sTCr4FNq
てか777取り☆

779 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 04:30:25 ID:XVjCNqQZ
誰でもいいからお兄ちゃんてよんでくれ。
お姉ちゃんでもいい Σ(゜□゜)

780 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 06:36:28 ID:suJxgQpG
>>774-775
分かるまで書き込むな。迷惑だ。

781 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 08:19:13 ID:cqiz3SIu
>>774-775
「E-mail (省略可) :」と書いてある欄に「sage」と書けばいいのですよ。
ひらがな、カタカナ、漢字は駄目ね

782 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 10:26:41 ID:sTCr4FNq
その心わ?

783 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 12:15:30 ID:P/oUwM/D
「お兄ィちゃ〜ん!!」
「ん?」
「一緒に寝よ!」
みたいなのきぼん


784 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 12:17:02 ID:P/oUwM/D
誰か妹と過ごすクリスマスの話を!!


785 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/20 18:10:39 ID:suJxgQpG
>>784
あなたがそういう態度を取り続ける限り、少なくとも一人は確実にクリスマスには来ないと思われ。

つーか、そろそろ嵐認定だな。

786 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 00:33:17 ID:G5ibksSM
荒しとわ?

787 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 01:03:26 ID:csIC1vHE
何回注意されてもメール欄に半角小文字でsageと入れない人も荒らしとみなされちゃうんです。

お願いだから入れてくださいね。
‖ヮ^ノノ お・に・い・ちゃん♪

788 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 01:12:39 ID:NlZSL3Ao
便乗して聞いてみたり。
さげないとなんか不都合あんの? おにーちゃん。

789 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 02:00:30 ID:bkkKp29u
>>783
俺の家は子供部屋は一つだけで、俺(高1)と、妹(中1)は同じ部屋の2段ベッドの上下で寝ている。
ある日、俺が暑さに目を覚ますと妹がうなされている。本当に苦しそうだったので起こしてやると、
俺「だいじょぶか、めちゃめちゃうなされてたぞ。どんな夢見てたんだ。」
妹「うぇぇぇん。怖かったよー。もう寝れない。」
俺「だいじょぶか。」(ほんとどんな夢見てたんだよ)
妹「だめ、お兄ちゃんいっしょに寝て。」

こんなんでどうだ。(新人だけど許して)

790 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 17:08:39 ID:UujjZMBj
>>788
1.スレが目立つようになる。
2.荒らしが湧く。
3.厨が湧く。

らしいですよ。兄さん。

時期が時期ですから、特に3番には注意したいですね。

791 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 22:51:48 ID:NlZSL3Ao
目立たせたければあげればいいんですね(ぉ
dクス、なくおアニキ

792 :(1/4) :04/12/21 22:55:31 ID:STQNYpRX
「お兄ちゃ〜ん!こっちこっちー!」
――ああ、今行くよ!
「もっと早く〜!」
――まったく……なんだよ?
「ほら!見て〜!あのイルカさん、可愛い〜!」
――そうだな。食べると美味そうだ。……イルカって食えたっけ?
「……お兄ちゃん、食べちゃダメだよぅ」
――分かってるって。冗談。
「むー。本気の目だったよ」
――冗談だっつの。ほら、次行こうぜ。
「…うん。イルカさ〜ん!またね〜!」

妹の声が、焼けた空に響く。
俺はまだイルカのほうを向いている妹の手を掴み、歩き出す。
なんてことない、よくある風景。
よくある日常。
だけど。

これが、もう長続きしないのは分かっていた。


793 :(2/4) :04/12/21 22:56:30 ID:STQNYpRX
「…………」
俺は目を覚ました。
目覚まし時計の音が鳴っている。ぼうっとした頭のまま手を伸ばし、止めた。
再び静寂が戻る。
「またあいつの夢か……」
俺はうんざりしながら頭を抱えた。体がひどく冷たい。冬だから、だろうか。

俺にはふたつ年下の妹がいた。名前は紗枝。
今、俺は18だから……16歳か。
自分で言うのもなんだが、可愛い妹だった。変な意味じゃなくて。
純粋にいい妹だった。明るくて、世話好きで、家事もこなせて。
俺にはもったいないくらい。とにかく、それくらいよくできたやつだった。
両親が離婚し、離れ離れになる前までは。

794 :(3/4) :04/12/21 22:58:06 ID:STQNYpRX
当時12歳だった俺は、成す術もなかった。もちろん紗枝も。
突然の離婚により、俺は親父に。紗枝は母さんに引き取られた。
それ以来だ。今日みたいな夢を見るようになったのは。
もう永遠に会えないのだろうか。俺の中の紗枝はずっと10歳のままなのだろうか。
俺は……いつもそう思う。

親父は郵便局で働いているので、朝は早い。だから俺が目を覚ます頃には誰もいない。
……ハズだ。

ガタン。

音がする。階下のキッチンから。
ドロボウ?まさか。
俺は忍び足で階段を下りていった。

795 :(4/4) :04/12/21 22:59:14 ID:STQNYpRX
音を立てずにキッチンの戸を開けた。わずかな隙間から覗き込む。
(OK,落ち着け俺。昨日やったメタル○アの要領だ。ゆっくり近づけ)
慌てて訂正する。
(いや、近づいてどうするよ。警察だ。確認したら警察を呼ぶんだ)

ガタン。

あ。今のはどっちが出した音だ。
「――誰?」
俺か。
「誰かいるの?」
綺麗な声。女だ。足音がこっちに向かってくる。
(やばっ!隠れなきゃ!)
また訂正する。
(いや、隠れてどうするよ!ここは俺の家だぞ!)
「そ、そっちこそ誰だ!?」
戸を勢いよく開ける。相手は女だ。高見盛似でもない限り、勝てる。
しかし―――。

796 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 23:00:56 ID:STQNYpRX
続きはまた明日。寝ます

797 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 23:12:01 ID:NlZSL3Ao
就寝ハヤー。
がんがってくださ。

798 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/21 23:27:42 ID:kCiO3lCV
つづきが気になる・・・

799 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/22 06:13:52 ID:/P/8+j7M
789vs792
互角!!






と言っておく。

800 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/22 06:16:28 ID:/P/8+j7M
789>長文わ無いかね?
sage以外わ入れちゃダメかね?

801 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/22 12:54:15 ID:K/zwzhF1
>>800
なんでも良いんだったらわざわざsageって入れてくださいなんて言いませんよぅ…

802 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/22 15:20:33 ID:Bo/7yRWZ
もう放置でいいんじゃねぇの……

>>792-795
いいなぁ……。続きを楽しみにしています。

803 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/22 22:28:53 ID:np3U8G6l
そろそろ「明日」が終わっちゃうよぉ・・・

804 :789  その1 :04/12/23 00:04:18 ID:vxtkSel8
なんかジャンルが変わってほのぼの系だが長文行くぞ。
軽い設定。ゆき(中2)兄(高2)

「今日はおにいちゃんといっしょに買い物だ。(ウキウキ)」
そう。今日はゆきと買い物に行くことになった。
服を買いに行くから見て欲しいのだという。
それというもの昨日…
「ねーねー。明日暇?」
「ああ暇だけど。何?」
「よかった。じゃあいっしょに買い物いこ。服買うの。」
「えぇっ」
「いやなんだ。ゆきと買い物いやなんだ。」
「そんなことないよ。」
「じゃあいこ。」
俺はこの手の言い方に弱いからまんまと言いくるめられてしまった。
で、今日はその買い物につきあってやることになったのだ。


805 :789  その2 :04/12/23 00:11:03 ID:vxtkSel8
「買い物ってこんなに遠いのかよー。聞いてないぞ。」
「だって買い物付き合ってくれるって言ったじゃん。」
「まあな。」
(それにしても服買いに行くのに片道1時間半もかけるか普通。ま、男の俺には理解できないのかな?)
「ついたよー。」
「ついたって。ここ?」
「だってこの店男物のショップだぞ?」
「だから、いっつも服がぱっとしないお兄ちゃんのために服を選ぶの。」
「もしかして買い物って、俺の服?」
「そうだよ。」
「マジで?(おいおいほんとかよ)でも、俺金もって無いぞ?」
「いいの。ゆきからの誕生日プレゼントだよ。」
「誕生日明後日でしょ。」
「ありがと」

806 :789  その3 :04/12/23 00:22:31 ID:vxtkSel8
俺は、「ありがと」と言いつつもかなりキョドっていた。
周りを見ると、服一着が見たことも無いような値段だ。
なんか店の雰囲気に飲まれている。
「お兄ちゃん」
「…」
「お兄ちゃん」
「あ?何?」
「なんかキョロキョロしちゃってるからさ。」
「こんな店来るの初めてなんだから仕方ないだろ。つーかこんな高いの買えんのか?」
「だいじょぶだよ。ちゃんとお金おろしてもらったもん。」
「あ、そう」
「で、どんな服が欲しいの?」
「どんなって言われても、あんまそんなの気にしたこと無いからな。」
「じゃあゆきが選んであげる。」
「ありがと。」
「じゃあ選んでくるからここで待ってて。」
「待っててって。おい。」
行ってしまった。こんな異空間で一人って。
まあ待つしかないか。

807 :789  その4 :04/12/23 00:31:29 ID:vxtkSel8
パタパタパタ
「お?」
「選んできたよ。」
「ありがとう」
「早く着てみてよ。」
「え?」
「試着だよ。ほら、試着室で着替えるの。」
「わかった。」
(えっと、これがこうでこうでっと)
「着れたぞ。」
「見せて。うーん。またちょっと待ってて。」
また行ってしまった。待つか。
「うーん。どっちだろう。」
「パンツこれに変えてみて」
「パンツ?」
「ズボンのことパンツって言うの」
「あ、あぁ。」
「でも2個あるぞ」
「最初こっちはいてみて」
「はいよ。」
後はそんなことの繰り返しだった。
「これでいいよ。」
「そうか?いいのか?(あぁつかれた。やっと終わりか)」
「鏡見てみなよ。」
「うん。(あ、なかなかいいじゃん)結構いいな。ありがとう」
「じゃあ決まりね。それ脱いでもとの服に着替えて。」
「はーい」

808 :789  その5 :04/12/23 00:39:52 ID:vxtkSel8
「お会計は、2万と4350円になります。」
「おい、いいのかそんなに高いもの」
「いいって言ったじゃん。誕生日プレゼントなんだから。」
「あぁ、そうか。ありがと。」
「ありがとうございました。」
「さて帰るか。ってもう暗いな。」
「これから帰ったらもう飯だな。」
「そうだね。そうだ、来週の日曜日さ今日買った服着てお出かけしようよ。」
「え?」
「いいでしょ。水族館。」
「いいけど、おごらないぞ。あんま金ないし」
「わかってるって。じゃあ来週の日曜日だよ。」
「あぁ。」

今思うと、ゆきは今日の買い物も来週の水族館とセットで考えてたんじゃないかと思う。
つーかこんな高い服もったいなくて着れないと思ってたしちょうどいいかな?
来週は水族館か。また疲れそうだな。まあいっか。俺っていい妹持ったなぁ。

〜fin〜
まあ、妹がいない俺にはこれが限界だな。

809 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/23 01:34:00 ID:zd+5EYUQ
おっ?
知らない間に・・・

810 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/23 01:38:46 ID:fEMHw+eJ
でも>>792-795の続きも気になる

811 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/23 02:27:59 ID:D/kN/WsM
>>792-795 はもちろんだが、
>>789 の続きも読みたい。水族館での話を

812 :789から ◆LS6RgCUyNA :04/12/23 15:07:06 ID:df1vgWvD
水族館のことか。流れ上で考えただけだから考えてないや。
よし、これから考えよう。
今日明日中には。書けなかったら旅行行くからしばらく無理。

813 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/23 16:00:05 ID:hNLck9R6
お兄ちゃん、何故そんなに優しくするの……?
そんなに優しくされたら私…、迷っちゃうじゃない……。
ねぇ、お兄ちゃん。兄妹で好きになったりしちゃ駄目なんだよ…?
だから諦めようと思って我慢してるのに……そんな事されたら私……私……っ!

814 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/23 19:02:25 ID:CSrWQkt9
そんな長い台詞を言われたいと常日頃から思っている
真性妹萌えお兄ちゃんに乾杯。
好きだ。

815 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 00:12:55 ID:tfI7eGoI
同一人物???

816 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 00:14:12 ID:IyWujSrd
え、誰と誰が?

817 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 00:38:05 ID:IAZMkTmy
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818 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:14:57 ID:clp1zFgO
12月24日。
赤や緑の装飾、デカいサンタ、眩しいくらいの電飾……。
「まだまだ先だと思ってたけど、もうクリスマスなんだねぇ……」
スーパーのカートを押しながら、俺はキャベツを選んでいる未来に話しかける。
「そうですか?私は待ち遠しかったですよ?」
「俺は、この歳になると別に楽しみでもないけどなぁ……」
「でも、みんな楽しそうで……なんだかウキウキしませんか?」
「まぁ、そうだな……クリスマスなんて日本人にしてみりゃ、楽しめればいい。みたいな感覚だしな」
「そうですよね?」
「ところで、未来よ……」
「何ですか?」
「今年は……プレゼント買ってないんだ……」
「あぁ……私はいいんですよ?別に……」
「いや、そういうわけにはいかないだろ……つーことで、明日二人で買い物に行かないか?」
「いいですよ。じゃあ、私も明日、兄さんのプレゼント買いますね?」
「うん、楽しみにしてる」
「……ところで、兄さん……今何時ですか?」
「ん?四時五分前だけど?」
「あと五分か……」
「えっ?何が?」
「何って……タイムサービスに決まってるじゃないですか!!」
「うぇ!?まだ買うのか!?」
目の前のかごの中には、もはやいつもと同じぐらいの食料品が……。
これだけでも、十分重そうだってのに……。
「はい!これから大掃除とかで忙しくなりますから、買い溜めしておかないと!!」
考えてるんだなぁ……感心するよ、全く。
「さぁ、未来ちゃん、もう時間だよ?」
「えっ!?よぉし!!兄さん、行きますよ!!」
「はいはい、お供しますよ」
小走りに駆け出した未来を追いかけながら、
ふとサンタ姿の女性店員が目に入り……つい、未来ちゃんのミニスカサンタ姿を想像してしまうのでした。

819 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:16:33 ID:clp1zFgO
「はぁ……やっと出来ました……」
「お疲れ様でした」
時刻は七時半。料理が完成したようだ。
『あんまり時間が無いんで、料理、手伝ってくださいね?』と言われていたが、
結局、俺は買い物の荷物持ちしかせず、途中『邪魔だから』という理由でキッチンから追い出されてしまった。
料理への情熱は、俺への愛をも凌ぐようだ。
……このことは多分、悲しみとともに一生忘れない記憶となろう。
「さぁ、食べましょうか」
未来がエプロンを外しながら、ダイニングに入ってくる。
「おい!!未来!!」
「は、はいっ!?」
「何だ、その格好は!」
「はぃ?」
「今日はクリスマスだぞ?ドレスとか着ないのか?」
「持ってないですって……」
「じゃあ、その動きやすさ第一のパンツは止めろ!!せめてスカートを穿け!!」
「何だか、今日は厳しいですね……」
「だってよ、カノジョには、常に可愛いくあって欲しいだろ?」
「か、彼女!?も、もう!!兄さん!!何言ってるんですか!!」
「まぁ、未来は何着ても可愛いんだけどな」
「も、もう!!恥ずかしいですよぉ……」
ま、お約束通りの可愛い反応を見せる未来。
「あの……でも、兄さんがそう言うなら、私……ちょっと着替えてきますね?」
「うん!!待ってる!!」

820 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:17:24 ID:clp1zFgO
「あ……あの……兄さん」
十数分後、未来がゆっくりとドアを開け、戻ってくる。
「待ってたよ」
「あの……兄さん……似合いますか?」
そう言われて、未来のほうを振り向く。
……ふむ、なかなか色っぽいじゃないか!!
「うん。可愛い。似合ってるよ」
「えへへ……ありがとうございます」
未来は、いつもより子供っぽい笑顔を見せる。
こういう顔もいいねぇ……。
「さ、ご飯食べよう?」
「はい!」
「未来ちゃん、シャンパン買ってきたんだ。二人で乾杯しよう?」
「えっ、何時の間に……」
「未来ちゃんが料理作ってる時……一応声かけたけど、気付かなかった?」
「はい……全然……」
料理>>>(越えられない壁)>>>>俺。
切ねぇ……。
「に、兄さん!?急に倒れて、大丈夫ですか!?」
「ああ、大丈夫。気にしないで……」
「そうですか?」
「うん。まぁ、気を取り直して乾杯だ!テンション上げろ!!」
「あ、はい……」
「じゃあ、かんぱ〜い!!」
「か、かんぱーい」
棒読み。別にいいけど。
俺はシャンパンを一気に飲み干し、未来の料理に手を付ける。
「いっただっきまーす!!」
「ふふっ……兄さん、慌てて食べると危ないですよ?」

821 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:18:27 ID:clp1zFgO
「何が?……げほっ!!」
「あぁ、だから言ったのに……!!大丈夫ですか、兄さん……」
「けほっ……ちょっと咽た……」
「はい、お水」
「ありがと……いやさ、未来ちゃんの料理が美味しすぎて、思わず急いで食べちゃったよ」
「口だけは減りませんねぇ……でも、ありがとうございます。お世辞でも嬉しいですよ」
「お世辞じゃねぇって。コレ、ホントに美味いよ?ほれ、未来ちゃんも。はい、あーんして?」
「あーん……って、しませんよ!!」
「み、未来!?何時の間にノリツッコミを会得したんだ……」
「べ、別にいいじゃないですか……」
「うむ、確かにそんなことは小さな事だな。……さぁ、気を取り直してあーん、って」
「だから、しませんってば……」
「何で……?」
「だって……兄さんと……」
「俺と?」
ちょっとイジワルだな……。つーか、なんかHなビデオとかのノリ……。
「間接キスに……なっちゃう……」
「いいじゃん?」
「嫌ですよ……恥ずかしいじゃないですか……」
何時も通り、未来ちゃんの顔が真っ赤。

822 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:19:58 ID:clp1zFgO
「つーか……隙有りぃ!!」
未来の口にフォークを押し込む。
危険なので良い子はマネしないように!!
「わ、わぁ!」
「どうよ?美味いだろ?」
「……」
口を手で覆ったまま、固まっている未来。
「どうした、未来?」
「も、もう!!!!!兄さん!!何するんですか!!!!」
「案ずるな。間接ならば、ファーストキスにはカウントされない!!」
「そ、そんなこと心配してません!!
 ……もう……兄さんは全然女心を分かってないんだから……そんなこと、冗談半分でするものじゃ無いですよ……」
「何か言った?」
「いえ、何も!!!!」
「そう?ま、いいけど……それよりさ!!未来ちゃんも俺に食べさせてよ!!」
「何馬鹿なこと言ってるんですか……」
「えー!?いいじゃん!!」
「ダメです!!普通に食べたって十分美味しいですよ、私の料理は!」
いつもと特に変わり映えも無く、恋人たちの聖夜は更にふけていく……。

823 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:20:57 ID:clp1zFgO
『好きだ……君を愛している!!』
『うん……嬉しいよ……』

まぁ、飯も終わり、ケーキも食べ、
未来と二人で、友人から借りたクリスマスモノの恋愛映画のDVDを見てるわけですが……
すごくつまらない……今年一番の話題作とか言ってたクセに……。
やっぱ、映画はアクションかSFに限るなぁ……。
「ふぁぁ……」
欠伸のついでに隣を見ると……真剣な未来の顔が……。
しかし……何でこんなに夢中になってるのかねぇ……この娘は……。
ま、価値観の違いってヤツか……。
しかし、退屈だ………って、まだ一時間あるのか!?
これで、ハッピーエンドでいいじゃねぇかよ、監督!!何か一波乱あるのか!?
まぁ、映画の監督に文句を言ってもしょうがないけど……。
          …
          ……
         ………
不思議に眠たくならないので、仕方なく、俺はこのタルい映画を見続けている。
しかし、内容は本当につまらないので、主人公の滑舌の悪さとか、そんなところばっかりに注目している……。
……トサッ。
俺の肩に力が加わる。
見ると、未来が俺に寄り添っているではないですか!!
おいおい!!!ここまで、いいシチュエーションは珍しいんじゃない!?
……と、一瞬思ったが……。
ま、どうせ寝てるんでしょ?……うん、確かに寝てるし。
疲れてるんだよな……寝かしといてやるか。
っていうか、それでもこの展開は美味しい!!美味しすぎ!!
「にぃ……さん……」
「ん?どうした、未来?」

824 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:21:56 ID:clp1zFgO
「くぅ……くぅ……」
何も無いのかよ!!他にあるだろ!!『好き』とか、『大好き』とか、『愛してる』とか言えよぉ!!
こんな欲望を寝てる未来に押し付けてもしょうがない。
ここは、未来を起こすか部屋まで連れて行くかしなければ。
ま、起こすのも可愛そうなので、部屋まで連れて行くことにする。
……いや、決して寝顔が可愛いからぜめてもう少し長く見ていたいとか、そんな理由じゃない!!……こともない。
俺は未来をお姫様抱っこで抱きかかえ、階段を上っていく。
つーか、軽い……。
俺の手の中の未来はとても軽くて、柔らかくて……儚い物のように思われた。
「ん……にぃさん……?」
「あ、起きちゃったか……?」
「寝ちゃったんだ、私……」
「疲れてるんだよ」
「でも……あの映画……最後まで見たかった……」
「うん、じゃあ、明日また見ような?」
「いやです……今日じゃなきゃ……ダメです……」
「何でよ?」
「よく……分からないけど……兄さんと……あの映画を見たかったんです……」
「でも……眠いんだろ?」
「眠くなんて……ないですから……」
「嘘つけ。そんな、目をトロ〜ンとさせて何を言うか」
「でも……」
「あっ、いいこと思いついた」
「何です?」
「王子様のキスで、お姫様は目を覚ますんだよな」
「ちょっ!?ちょっと!!にぃさ……んっ!!」

……まぁ、ここから先は皆様の想像にお任せすることにする……

825 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/24 19:26:06 ID:clp1zFgO
メリークリスマス。このスレにおける立場がもはや無い遊星よ(ryです。
長かった……でも全部貼れてよかった……。

ちょっと今回時間があんまり無かったので、かなりやっつけ仕事ですな。
ホントはこの後も、もうちょっと考えてたんだけど……暇が無いのが辛いです。

ま、こんなですけど、次回、正月ネタで何か書けたらいいなぁ……と。

826 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 20:21:19 ID:IyWujSrd
かなりはにゃーん。良いものだ。

827 :789から ◆dUGeRb1xb6 :04/12/24 20:42:11 ID:t6B5iCpK
水族館の話行きまーす。

「お兄ちゃん起きて」
「…」
「お兄ちゃん起きてよ」
「ん?」
「やっと起きた。今日は水族館行くんだから早く起きてよ。」
「今何時だよ。うわ、まだ7時じゃん。」
「だって8時には家出るんだよ。今起きないと間に合わないよ。」
「8時に家出るって水族館まで何時間かかるんだ?」
「2時間くらい」
「えっ。…マジで?そんな遠いの?」
「うん。いいじゃん。1週間も楽しみにしてたんだから。」
「まあいいけどさ。」
「なら早く起きて。ほら、早く」
「はいはい。飯は?」
「私が作っといたよ。じゃあリビングで待ってるからね。」
ゆきはリビングに走って行った。
今日は水族館に行くことになっていた日だ。それにしてもゆきが飯を作るなんてめずらしい。
さて、俺も着替えてリビングに行くとしよう。

828 :その2  ◆LS6RgCUyNA :04/12/24 21:07:28 ID:t6B5iCpK
「お兄ちゃん、遅いよ。また寝たかとおもって呼びに行くところだったよ。」
「そんなはず無いだろ。普段着ない服だったから着るのに時間かかったんだよ。」
実際は財布に二千円しか入ってなくてあわてて万札を探していたのだが…
「もう。何ぼーっとしてんの。早くご飯食べてよ。」
「あぁ。お、うまい。」
実際ゆきが作った飯はかなりうまかった。2年くらい前に食ったときはかなりまずかった気がするんだがいつの間にこんなにうまくなったのだろうか。
「本当?おいしい?ありがとう。」
「さて、今日は何もってきゃいいんだ?」
「お金だけあればいいよ。ほかに必要なものは全部持ったから」
「あ、ほんと?じゃあ軽く準備してくるよ。ごちそうさま。」
「はーい。」
さて、金は持った。ほかに要る物はない。ゆきも準備がいいな。
「準備終わったぞー。」
「じゃあ行こう。早く早く。」
「お、おい引っ張るなって。」
なんだかんだ言って俺楽しんでるな。妹のテンションが俺に合ってるのか?
「今日は、イルカ見るんだからね。そこはイルカショーが有名なんだから。」
「イルカね。ハイハイ。」
なんだかんだと話してるうちに駅に着いた。
「電車はこれね。」
「おい、電車来てるぞ。走るか」
「お兄ちゃん待ってよ。そんなに速く走れない」
「間に合ったな。」
「うん。」
「じゃあ俺寝るから着いたら起こせよ。」
「寝ちゃうの?」
「寝る。俺は寝不足なんだ。」
「わかった」
「じゃあヨロシク。」

829 :その3  ◆LS6RgCUyNA :04/12/24 21:17:02 ID:t6B5iCpK
トリップ変わっちまったのはミスだから気にすんな。その2のほうが本物。
じゃあ本編

「お兄ちゃん起きて。」
「ん、あぁ。」
「次だよ。」
「もうついたんか?」
「乗換えだよ。」
「おう。」
「次は私寝ていい?今日早くおきたから眠くて。降りるの終点だから。」
「いいけど、今日何時におきたんだ?」
「5時だよ。」
そうか、がんばってくれたんだな。
「着いたぞ。降りるんだろ。」
「うん。」
「乗り換えこれだろ。」
「うん。じゃあいくよ。」
「また電車来てるぞ。走るぞ。」
「だからそんなに速く走れないって。」

830 :その4  ◆LS6RgCUyNA :04/12/24 21:40:06 ID:t6B5iCpK
結局また電車には間に合って順調に乗ることが出来た。
「じゃあ私寝るね。」
「終点で起こせばいいんだろ。」
「うん。おやすみ。」
寝てしまった。さて、暇だな。つーかよく見るとゆき結構かわいいな。いつもあんまり気にしなかったけど…学校では結構もてるだろうな。
よく考えれば水族館なんて5,6年ぶりだよな。今日は俺も楽しむかな。
ん?次は終点か。起こしてやろう。
「おーい。次だぞ。起きろ。」
「ん?次。うん。」
「降りるぞー。」
つーか降りる人多いな。人気あるんだな。
「お兄ちゃん。入場券買いに行こう。」
「ああ。つーかいくらだ?」
「高校生は、3000円だね。」
「あぁ。3000円な。」
「イルカ楽しみだね。輪くぐるらしいよ。」
「ふーん。でもまだ開いてないのか?」
「10時からだからね。電車が順調だったからあと15分くらいかな。」
「ここはアシカはいるのか?アシカショーも見てみたいんだが。」
「なんだ、お兄ちゃんも結構楽しみなんだ。ふーん」
「悪かったな。イルカショーは見たことあるがアシカショーは見たことないんだ。」
「アシカショーもあるらしいよ。10:10からの会あるからそれ見よ。」
「おう。あ、もう開くぞ。」
「早く行こう。ね。」

今日はここまでだ。もう体力の限界。あとは旅行から帰ってきてからだから。29か30日だな。

831 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 23:04:24 ID:IyWujSrd
乙可憐。
早く帰ってきやがれ。

832 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/24 23:33:08 ID:t1G910YJ
みんなすごいぜ・・・
どうやったらそんな萌えるストーリー考えられるんだ?
俺はまったく思いつかんぞ・・・

833 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 00:24:40 ID:3jTZGPjQ
妹「お兄ちゃ〜ん!私にクリスマスプレゼントは?」
兄「え?(やべ、すっかり忘れてた……)も、もちろん用意してあるよ」
妹「本当!?嬉しいなぁ〜♪お兄ちゃんのことだから、きっと高いものを(妄想中)」
兄(どうしよう……今さら買ってなかったなんて言えないし……。……よし!!)
妹「……で、結局なにを買ってきてくれたの?お兄ちゃん♪」
兄「―――だよ」
妹「え?」
兄「プレゼントは、俺だよ」
妹「……」
兄(よっしゃ!!いい反応だ!……おい、なにとろけそうな顔してるんだ!冗談だよ!!)
妹「お兄ちゃん……実は私のプレゼントも……(赤面)」
兄「な、なん(ry」

俺たちの脳内はいつだってクリスマス。そうだろ、兄弟?

834 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 01:38:23 ID:xBg1AHEg
そうさ、ブラザー

835 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 04:00:59 ID:5VhvkYP1
甘いわっ!
兄『ウィ〜ス』
妹『遅いよっ!何やってたの!?』
兄『あぁ、ちょっとな……』
妹『まさか、お兄ちゃん彼女居るの?』
兄『いや、友達の家で遊んでたんだよ』
妹『な〜んだ、良かった』
兄『ん?何が良いんだよ?』
妹『何でもないよ〜ん☆』
どーよ!!(笑)

836 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 11:56:02 ID:idsGV/U5
『実は私たち、本当の兄妹じゃないの…。このあいだお母さんが言ってるの聞いたの』
『だ、だから…あのね…(赤面)』

夢が膨らむよ

837 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/25 18:28:29 ID:xBg1AHEg
本当にもう、ここの連中大好きだ。
だれかクリスマスプレゼントに妹が届いたお方はいらっしゃいますか?

838 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 19:22:30 ID:5VhvkYP1
極上の妹が届いたゼ!

ハァハァ

839 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/25 19:50:27 ID:VfWXX70m
>>838
ウチの弟と交換しないか?

840 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/27 01:46:23 ID:JZkgu6v5
839>ヤダ!オレのもんだぁー!!

841 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/27 02:53:01 ID:i+tC3kps
弟を取り合うスレはここですか?

842 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/28 11:45:49 ID:fAbnQCK9
お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!

843 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/28 21:26:21 ID:kt6kCdi/
いつの間にか厨がはびこるスレとなってしまったな、ココも。
早く終われ、冬休み!!

844 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 01:43:40 ID:aDRDaEyE
犯人わ誰だっ!?

845 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/29 01:48:50 ID:5r8Qp5XM
なんだ・・・彼が帰ってきたのかと思った。

846 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 02:24:15 ID:k0VEQ1PJ
姉さん、ちっ違・・・

847 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 11:03:54 ID:Mis7d8RF
妹「おらのオメコなめてくれろ兄ちゃん〜」
妹「昨日から風呂さはいっていんずもんだけん。かいくてかいくてしょうがないねん」
兄「えっ…でんで、俺さ好いちょるコばおんねん。よってからにそないなこさできんばい…」
妹「ひどか〜兄ちゃんはおらのことよりそのコば大事にすんばい?」
兄「そんなあこたないよ…どっぢもおらにとっては大切なコですたい」
妹「ならばいいやんけ〜ささはようおらのお目子に兄ちゃんのデラぷっちおいナメタケさいれてくれろ」
兄「しゃあないのお、節子。これっきりやで」
妹「わあ、きれいなホタルやぁ〜」

848 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 11:52:18 ID:f1ClVi+A
萎える

849 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 13:28:50 ID:Qjv6WrDo
「お兄ちゃんの求めた戦争だ」

850 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 20:16:51 ID:vmfm4qnx
そんなこという人嫌いです。

851 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/29 20:23:35 ID:5r8Qp5XM
◆LS6RgCUyNA さん、まだかな。

852 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/29 21:51:06 ID:KydwnRYx
うちは兄妹揃ってガノタで、俺が自分の部屋で勉強していると、妹がいきなりドアを開けて
妹「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!!」と言い放って新聞を筒にした奴で殴りかかってくるので、
俺「情けない奴!!」と叫んで傍にあったカレンダーの筒で殴りあいになった。さらに、
妹「貴様こそ、その力を無駄に消費していると何故気づかん!!」
俺「貴様こそぉ!!」と逆シャア風味の討論を繰り広げながらの殴り合いが続き、最終的に、
俺が力ずくで妹の肩を押して部屋から押し出そうとしている時に、
妹がソファーのクッションを投げてギラ・ドーガとジェガンとガンダムMk-UのフィギュアにHIT
俺「ギラ・ドーガまで!!無理だよみんな下がれ!!」
妹「しかし、ララァは私の母親になってくれたかもしれなかった存在なのだぞ!!」
俺「お母さん…うわぁ!!」と本物の母上に見つかり何故か俺だけ部屋を散らかしたと言われ説教

あ、ちなみにノンフィクションね……もうこんな妹いらねぇよウワァァンヽ(`Д´)ノ
誰か交換キボンヌ、っていうかタダであげるよ、ちなみに顔はまぁ普通かなぁ。

853 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/29 23:00:56 ID:5r8Qp5XM
萌え。

854 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/30 19:48:23 ID:mZlxsNd/
寒いくらいの海風が強く吹き付けている。
海を見ていると、何かセンチメンタルな気分になる……ような気がする。
「あっ、兄さん。こんなところにいたんですか?」
「なぁ、未来。海って広いなぁ……」
「はぁ……」
「ときに未来よ。何故、俺たちは船なんかに乗ってるんだっけ?」
「え?私、言いましたよね?」
「ああ……忘れたかもしれない。教えてくれ」
「もう……」
───────────────────────
ルルルルルルル……
「はい、結城です」
未来が電話をとる。
「あっ、お父さん。お元気ですか?」
親父か……
「はい。えっ!?」
驚いてる……。
「ありがとうございます。嬉しいですよ!!」
喜んでる……なんだろ
「はい。ありがとうございました。兄さんに代わりますか?」
俺?
「ああ、そうですか。はい、さようなら」
親父に会話を断られた……話す事も無いが、なんかショックだ……。
そういえば、親父ははるか遠くで出張中。母さんも一緒ですよ。
「で、あの飲んだくれ親父、なんだって?」
「の、飲んだくれ……?」
「異論あるのか?」
「……無いですね」
「うむ。よろしい。で、あのビール腹中年男性がなんて?」

855 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/30 19:50:02 ID:mZlxsNd/
「……えーと、船のチケットを送ってくれるそうですよ」
「船?何故?」
「えっと……九州におばあちゃんが居ますよね?」
「ああ」
「もうすぐお正月なんですけど、今九州にいるみたいなんで……」
「バアさんの家で落ち合おうって訳か?」
「そうなんです!」
「うーん……でも、それなら、飛行機でもいいのにな?」
「そうですね。でも、すごく大きな船らしいですよ?」
「ふーん」
「楽しみですね?」
「うん、そうだな」
俺も乗り物は嫌いじゃないし、船酔いしやすいと言う訳ではない。
冬休みなどダラダラするためにあるようなもの。退屈している俺には、楽しみと言えば楽しみだった。
「あの……それで、兄さん……新しい服買ってもいいですか?」
「おぅ、未来ちゃんも結構女の子してるねぇ?」
「だって……やっぱり欲しいじゃないですか……」
「いいよ。買って来いよ。ただし、俺を萌えさせて見ろ!!」
「もえる?」
「いや……こっちの話だ」
───────────────────────
「……そうだったな」
「思い出しました?兄さんったら、もうボケですか?」
「いや……ホントに急な話だったからな。何か実感が……」
「確かにそうですね」
「そういえば、バアさんの家に行くんだよな?ヒロ姉ぇはどうしてる?」
「東京の大学に行ってるらしいですよ。だから、お祖母ちゃんの家にはいないんじゃないんですか?」
「ふぅん……じゃあ、サチ姉ぇは?」
「地元の企業に就職したって聞きましたけど……」
ヒロ姉ぇとサチ姉ぇは俺たちの従姉。俺の親父の兄の娘で、昔はバアさんの家に住んでいた。
はっきり言って憎らしい姉どもだ……まぁ、スタイルだけは良いんだが。

856 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/30 19:51:38 ID:mZlxsNd/
「じゃあ、会えるかもな」
俺が何気なく発した言葉に……
「そう……ですね」
どこか遠くを見ながら、何か呟くように応える未来。
「あっ!?もしかして、未来ちゃん妬いてる!?」
「そっ、そんなことないですよぅ!!」
「嘘だねー」
「嘘じゃありません!!」
「いいや!『大好きな兄さんが、サチ姉ぇにとられちゃう!!どうしよう!!』とか考えてたんだろー?」
「考えてません!!」
「ホントかなー?」
「ホントです……って、兄さん、泣かないで下さいよ……」
「泣いてないもん!!カモメが目に突き刺さっただけだもん!!」
「なんなんですか……その奇怪な言い訳は……」
「ホントだもん!!」
「はぁ……もう知りませんからね」
「なんだよ、もうちょっとノッてくれても……」
「そうじゃありません。もうお姉ちゃんとでも何でも、仲良くしてください」
冷たい口調でそう言って、どこかへ歩き去ってしまう未来……。
やっべぇぇぇ!!完全に怒ってるよ!!!
調子に乗りすぎたぁぁぁ!!!!!!
「あの……未来ちゃん……ゴメン、馬鹿なこと言って悪かったよ……」
「兄さんが謝る事はありませんよ」
……ぬぅ、次の一言が思いつかん。
そんな感じで、何も話しかけられないまま、俺たち二人の船室の前まで来てしまう。
「ちょっ!!待てよ!!」
「ごめんなさい。ちょっと眠くなってしまいました」
一言で俺を突き放し、部屋に入って鍵を閉めてしまう。
……どうしたもんかねぇ。
つーか、閉め出された!!

857 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/30 19:52:56 ID:mZlxsNd/
こんばんは。
粘着力だけは一人前。遊星より愛を込めてです。

実はコレ、正月の話に発展していくのですが……。
連投規制のせいで、長い文章を一回で貼るのがかなり面倒臭いので……。
正月を迎えた気持ちで読んでください。

858 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/30 20:35:26 ID:AMjpbEmx
GJ!

859 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/30 20:52:26 ID:E5lUq+NZ
がんがってね。

860 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/31 00:24:07 ID:8akdgAQ+
かなり昔のことだけど、夜中に妹が通知表の成績が悪いっていう理由で叱られてた。
たまたまトイレに行こうとしていて、偶然聞いちゃったんだよね。戸もかすかに開いてたし。
戸の隙間からこっそり覗くと、親父に激昂されて立ちながら泣いてる妹が見えた。
当時、俺と妹はあまり仲がよくなかった。親は俺ばかり甘やかして妹には厳しかったから。
だから、朝起きて俺が「おはよう」とか言っても「おはよ」とか素っ気無いもんだった。
そんな妹が泣いてるのを見て、なんかカッときた。今まで生きてきた中で一番ムカついた。


861 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/31 00:24:56 ID:8akdgAQ+
俺は戸を開けて中に入って、「なにやってんだよ!!」って怒鳴った。
親は突然の乱入者に驚いて固まり、妹はぽかんと俺を見た。
「どんなことだって本人が一番反省するに決まってるだろ!!」
……と吐き捨てて、妹の手を掴んで部屋から連れ出した。そのまま自分の部屋に戻った。
鍵をかけてもう一度妹を見たら、小さな肩をガタガタ震わせながら「ぅぅぅ…」とか言ってんの。
なんか自然に体が動いていて、気づいたら抱きしめて頭を撫でてた。
結局その日は妹と同じ部屋で寝て、翌日、親が謝ってきた。

862 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/31 00:26:36 ID:8akdgAQ+
最初に言った通り、かなり昔のことなんだけど、いまだに覚えてんだよね、あいつ。
その時からものすごく仲良くなった。何の用事もないのに部屋に来て、
「へへ〜」とか言って人のベッドの上でごろごろしてんの。
「なに?」とか訊くと「んー?なんでもないよー」とか言って笑って誤魔化される。
その時だよ。
別にシスコンとかロリコンとかじゃなくて、ずっと妹を守りたいって思った。
純粋にずっと笑っていてほしいって思った。
……今年の初詣はふたりで行こうと思ってる。どうせ毎年向こうから誘ってくるし。
長くなったけど、これで終わり。なんかあったらまた書き込む。

863 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/31 00:50:14 ID:G4NQY4WZ
あんた・・・・兄貴だよ・・・・。

864 : ◆LS6RgCUyNA :04/12/31 01:29:02 ID:aKzfsC4z
昨日帰ってきて、今日ネット復帰して大掃除。(もう1日ずれてるけど気にしない)
帰ってきましたよ。
明日(今日)書けると思います。ただ大掃除が半分しか終わってないんで(実家ってつらいね)出来ない可能性もありです。
ただ、できるだけ書くようにします。(もう話はほとんど出来てますんで)今日は大掃除疲れと明日の初詣に備えて寝ます。


865 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/31 06:38:22 ID:ObHDHGv+
>>860-862
あんた、カッコいいよ……

866 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:52:10 ID:ObHDHGv+
「ねぇ、未来……もう浮気しないから許してー!!」
ドア越しに未来に話しかける。
「……」
「俺が悪かったからー!!」
「大きな声出すのは止めてください。恥ずかしいんで」
……一言一言がキツい。
「いや、もうホントに悪かったって!!」
「本当にそう思ってます?」
「思ってる!!」
「ウソですね」
「何でそう思うんだ?」
「服……」
「服?」
「三時間も迷って買ったのに……一回も褒めてくれてない……」
拗ねてるー!!可愛いー!!!!
「……え?」
そういえば、新しい服買ったんだっけ……。
でも……どんな服だっけか……。
「そりゃあ……ちょっとタイミングをだな……」
「じゃあ、さっきどんな服着てたか言えますか?」
「ゔ……」
「やっぱり……」
「ほ、ほら……未来は何を着ても可愛いから……」
「今日はその手には乗りませんよ」
「……」
あぁ、どうしよう!!
「未来……頼むからもう一回だけチャンスをくれ!!」
「……お断りします」
「いや……一生のお願いだ!!もし、未来が満足しなかったら……」
しなかったら……何も考えてない……。
「しなかったら……?」

867 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:53:09 ID:ObHDHGv+
「何も思いつかんし、海にでも飛び込むか」
「だ、ダメですよ!!」
「じゃあ、どうしてほしい?」
「分かりました……それは後で考えましょう」
「えっ、じゃあ、いいの?」
「仕方ありません。ただし……一回だけですからね」
「うん。感謝するよ」
ちょっと躊躇いながら、部屋に入る。
そこに立っていた未来を、とりあえず、嘗め回すように全身を見つめる。
……ん?
……ふむふむ。
「未来!?とりあえず、言いたい事があるんだが!!」
「な、何です?」
「スカート短くないか?」
はっきり言って、未来がこれほど短いスカートを穿いているのは見たことが無い。
例えて言うなら……見えそうで見えないぐらいの長さ。だが、それがいい……。
つーか……未来ちゃんの生足〜♥長ぇー!!細ぇー!!白ー!!
「えっと……どうですか……?」
「どうって……そそられるね」
「な、何ですか、その褒め方は……」
「ミニスカートも似合ってるよ。未来ちゃん、足キレイだし」
「そ、そうですか?」
うん。何度見ても美脚だ。
「うん。いくら校則が厳しいからって、制服のスカートもそれぐらいにしたらいいのに」
「嫌ですよ……」
「ま、未来は優等生だからねぇ」
「違います……」
「まぁまぁ、謙遜するなって」

868 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:54:05 ID:ObHDHGv+
「そうじゃありません……。えっと……だって、スカート短いと……見えちゃうじゃないですか……」
「ああ。パン……」
「そ、それですっ!!……だから……兄さん以外には見せたくないかな……」
「……ん……?つまり、俺には見せたいと?」
「いっ!?いやっ!!そういうわけじゃなくて!!えっと……兄さんは、兄さんだしっ!!だから……!!」
未来が手を後ろで組んで、頬を赤らめて、俯いて、モジモジして……可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
「しかし……俺も、こんな可愛い未来ちゃんに気付かなかったとはねぇ……」
「あ……やっぱり……」
「ん?何が?」
「この服……さっき着替えたばっかりですよ?気付きませんでした?」
「やはりそういうことか!!いやさ、何か違和感あるとは思ってたんだよ」
「本当ですかぁ?」
「うん。確か……さっきはスカートじゃなかったよな?あと、セーターも色がちょっと違うな……?」
「あれ……?忘れてたんじゃ……」
「うん。結構覚えてるもんだねぇ。いや、でも、あれも未来ちゃんらしくて似合ってたよ?」
「はぁ……兄さんには敵いませんね……」
「思い知ったか!!」
「はい……。やっぱり……姉さんたちには取られたくないです」
何処か虚空を見ているものの、しっかりとした口調。
つーか、やっぱり嫉妬してる……こいつは一気に攻めるチャーンス!!
「やっぱり、不安?」
「ちょっと……」
「じゃあ……」
左手で軽く肩を抱いてやる。
「俺は、未来だけしか見てないから。安心してよ」
「にぃさん……」

869 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:54:51 ID:ObHDHGv+
「今日は嫌がらないんだな?」
「……二人きり……だから……」
うむ。いい雰囲気。
……チャンスじゃん♪
「てぃ!!」
右手で未来のスカートを捲ってみる。
この体勢では肝心の中の物は見えませんけど。
「きゃっ!?」
顔の赤い未来はスカートを押さえながら、俺から飛び退く。
うむ、こういう行動もまた可愛いねぇ。
「うんうん。予想通り、可愛い反応だ」
「な、何するんですかぁっ!!!!!!!!!」
「いや、一度やってみたかったんだよ、スカートめくり」
……断っておくが、いくら俺でも、そこまで思っちゃいない。
「ええぇぇぇぇっ!?」
「成る程、スカート捲りをするのは、女の子が恥ずかしがるのを見て楽しんでるからと言うが……真実だな!!」
「もう……変態みたいな事言わないで下さいよ……たかがスカート捲りと言えども、立派な犯罪ですからね!?」
「妹だからいいんじゃないの?」
「妹でも犯罪です!!」
「あ、そうなの?……ま、でも、未来ちゃんは嫌がってないから犯罪は成立しないよね?」
「何を言ってるんですか!?嫌ですよ!!」
「そうかなぁ?」
「そうです!!」
でも、態度からすると、あながち嫌って訳でもなさそうだけど……

870 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:55:42 ID:ObHDHGv+
「まぁ、いいよ。さぁ、飯の時間までまだ時間あるし、未来ちゃんを自慢しに行こうか」
「えぇっ!?外に出るのは恥ずかしいですよ!!」
「それじゃ何のための服なんだよ!さぁ、行く行く!!」
未来の手を掴んで、強く引っ張る。
「あぁん!!に、兄さん、待って下さい!!」
「待たん!!」
「お願いですから、せめてスカートだけでも……」
「ダメ。可愛いんだから、自信持ちなさい!!」
あくまで抵抗を試みる未来を、全力で部屋から引っ張り出し、ドアを閉める。
「……もう、ムリヤリなんだから……」
「ま、気にすんな。さぁ、デッキにでも行こうか?」
「セクハラですか……?」
「何で……?」
「だって……風、強いじゃないですか……」
「大丈夫。どうせ誰もいないから」
「そういう問題じゃありません!!」
「まぁ、気にするな。別に未来ちゃんのパンツ見ようって訳じゃないから」
「じゃあ、何でですか!?……理由によっては、今晩外で寝てもらいますからね!!」
「最近忙しかったからなぁ、なんかのんびり海でも見てたい気分なんだよなぁ……」
「ふぅん……兄さんでもそんな時があるんですね」
「何だよ、その言い方?」
「いや、別に。いつも無駄に元気良いから、意外だなって思っただけです」
「惚れ直した?」
「何言ってるんですか……さ、行くなら行きましょう?」
「ああ、そうだな」

まだまだのんびりと船旅は続く……。
そういえば、未来と俺、部屋同じだけど……今夜大丈夫かな……。

871 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/12/31 20:56:40 ID:ObHDHGv+
>>860-862様の素晴しい話の後で、こんな物を貼るのも気が引けるが……
自分もあまり時間が無い身故、お許し願いたい。

大晦日の夜だが……この話の時間設定は、一月二日から三日にかけての話のつもり。
ただ……ホントに書きたいものを書いただけなので、こんな船が実在するのかどうか……。

872 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :04/12/31 20:58:48 ID:G4NQY4WZ
どっちも兄貴だよ・・・。

873 :No.2 :04/12/31 23:33:12 ID:1tKFQDNj
お久しぶりです

前スレがdat落ちして、HTML化される予定がないようなので
過去ログ倉庫をつくりました

http://www.geocities.jp/mewmirror9/

では、よいお年をお迎えください

874 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/12/31 23:34:17 ID:E/v9ZGdK
>>873
貴様に今年最後の「よくやったよ!!最高だ!!」を授けよう。

875 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/01 00:33:18 ID:Ju7b0EMj
あけました。
今年もお兄ちゃん、お姉ちゃんがたにとっていい年でありますように。

876 :@引T ◆LS6RgCUyNA :05/01/01 00:48:13 ID:+k0Xuz6e
公開プロキシに通しても無いのに引っかかってた◆LS6RgCUyNAです。
トリップだけじゃ呼びにくいと思うのでHNつけました
@引Tでアップルティーとお読みください。(何でそうなるのかはわかると思いますが)
と言うことでかけなかったので今から書きたいところですが初詣帰りの疲労と明日から親戚が来てドンチャンに備えて寝ます。
そんなことで親戚来てリビングでドンチャン⇒PCリビング⇒小説かいてる暇なし。
よってしばらくかけませぬ。ご勘弁を。
4日以降には必ず。ハイ

877 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/01 19:35:30 ID:Q1JlFlbO
正月である。
我が家の場合は家でのんびり……というワケには行かず、毎年九州の祖母の家に行く事になっている。
俺たちは無事両親と九州で落ち合い、祖母の家で宴会などを楽しんでいる。
つなみに、ヒロ姉ぇは海外へ行ってしまったらしい。一安心と言うか、なんと言うか……。
……しかし、未来ちゃんの周り、心なしか人が多いような……。
と言っても、酔ったオッサンばかりなワケだが……。
未来ちゃんのうんざりした顔を見た俺はその人々の間をすり抜け、未来ちゃんの隣に座る。
「よっ!楽しんでる?」
「そう見えますか……?」
未来ちゃんが俺に耳打ちする。
「……見えないね」
「はぁ……勘弁してほしいですよ……」
「美しさは罪ってやつですかね?」
「全く……兄さんまで。冗談は止めてくださいよ」
相当参ってるな……未来ちゃん……。
「でも、チヤホヤされるのって悪い気分じゃないだろ?」
「まさか……。だって……私……」
未来ちゃんが口篭る。
「どうしたんだよ?」
「触られたんですよ……その……お尻を……」
俺の耳に近づけられた未来の顔から熱が伝わってきて、未来がまた真っ赤になっている事が分かった。
ついでに……俺の頭も怒りで真っ白に……。
「……おい、未来……どいつだ……!!」
「えっ……?」
「未来にそんなことしたのは、どの酔っ払いだ……!?」
「突然だったんで……ちょっと分からないですけど……」
「じゃあ片っ端から狩るか……!!」
「め、目が本気ですっ!?」
「大丈夫だ……命は取らん……」
「に、兄さんっ!!私は気にしてませんからっ!!だから、落ち着いて!!」

878 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/01 19:36:25 ID:Q1JlFlbO
「大事な妹の大事な部分を触られて、そう簡単に落ち着けるかぁっ!!」
「に、兄さん!!声が大きいですっ!!」
「俺も触りた……もがっ!!!」
「ああ、もう!!兄さん、ちょっと来てください!!」
───────────────────────
「頭冷えましたか?」
使っていない部屋。
俺は未来に無理矢理引っ張られて、ここに来た。
「うん……面目ない……」
「まったく……今日のは冗談になりませんよ……?」
「分かってるよ」
「昔から、兄さんは頭に血が上ると手がつけられませんからね……」
「だってよぉ……」
「だって。じゃありませんよ。向こうは酔ってるんですから」
「じゃあ、未来は我慢できるのって言うのかよ?」
「そりゃ……嫌ですけど……怒ってもしょうがないですよ……」
もう諦めたと言う様子の未来……。
「じゃあ、未来は我慢できるってのか!?」
「仕方ないじゃないですか……反抗なんて出来るわけないですし……」
「好きでもないヤツに体触られて……嫌なんだだろ!?」
「だから、言ってるじゃないですか……我慢するしかないんです……」
未来の悲しそうな顔……。
未来は、真面目で大人しいほうだから……
何もいえなくて、じっと我慢してるのが簡単に想像できて……。
やっぱり、俺は……未来のこんな悲しい顔は見たくないなぁ……。

879 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/01 19:37:44 ID:Q1JlFlbO
「分かった……。仕返ししてやろうなんて、もう思わないよ」
「……」
「だから、今からは俺が未来ちゃんを守る事にする」
「兄さん……」
「もう二度と、未来に嫌な思いはさせない……これならいいだろ?」
……ちょっとキザだったかも……。
つーか、言ってるこっちが恥ずかしいんだけど……。
「……はい!!嬉しいです!!」
未来に笑顔が戻る。
未来の笑顔を見るのは、凄く久しぶりのような気がした。
「さ、戻ろう?まだ、食い足りないんだ」
「はい!」
そういって、ドアを開け、廊下に出ると……
「うおっ!?未来、何してるんだ!?」
未来が俺の腕に抱きついてきた。
……まさか、未来ちゃんの偽者!?
「だって……兄さんは、私を守ってくれるんですよね?」
「そりゃそうだけど……。母さんも父さんもいるんだぞ!?」
「いいじゃないですか。それよりも、早く行かないと、料理なくなっちゃいますよ?」
「ま、まぁ……そうなんだけどさぁ……」
未来が……壊れた……。
もしかして……酔ってるのかな……。
「だって……兄さん、私を守ってくれるんじゃないんですか……?」
ギャー!!!見上げるないで!!!上目遣いは可愛すぎるってば!!!
「は、はは……参ったな……」
「♥」

皆さんも妹を大切に……。

880 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/01 19:39:11 ID:Q1JlFlbO
うん。>>860-862様とネタが被ってます。
いや、パクリじゃないんです。パクってもしょうがないですし……。
貼るのやめようかと思ったんですけど……第一回目を貼っちゃった後だったし……。
でも、それほど>>860-862様は自分の理想の兄貴像に近かった。ということだけは知っておいて貰いたいです。

881 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/01 22:13:53 ID:ucFqFCDv
神だ…。

882 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/01 23:05:42 ID:Ju7b0EMj
兄神様。

883 :@引T ◆LS6RgCUyNA :05/01/04 10:49:45 ID:6AN8BhqX
長らくお待たせいたしました。連日連夜のドンチャンで疲れ気味の@引Tです。
では本編

「アシカ見に行くぞー。で、どこでやるんだアシカショー。」
「えっとね。こっちの道をまっすぐ行って突き当たりを右だよ。」
「あと10分しかないんだ。急ぐぞ。」
「だから走らないでってば。お兄ちゃん。もう」
「これだな、アシカショーはここだろ。」
「う、うん。お兄ちゃんが走ったせいでもう疲れたよ。」
「ごめんごめん。こっちも楽しみだからつい、な。」
「やっぱ楽しんでるんだ。」
「いいだろ別に。水族館だって久しぶりなんだから。」
「へへへ。よかった。」
「ん?何が?」
「あの、ね。私が無理矢理誘ったりしてお兄ちゃん困ってたり怒ったりしてるんじゃないかって思ってたんだ。」
「そんなこと無いって。俺は、ゆきに服かってもらって嬉しかったし水族館だって、そりゃぁちょっと疲れるかなくらいは思ったけど、でも楽しみだったし。」
「よかった。私ちょっと心配だったんだ。」
「だいじょぶだって。俺そんなこと思ってないから。つーか時間。速く入るぞ」
「そうだそうだ。早く入ろう。」
「あれ?お前泣いてんのか?もうだいじょぶだから泣くなって。」
「うん。ありがと。あ、一番前の席開いてるよ。すわろ。」
「おう」

884 :@引T ◆LS6RgCUyNA :05/01/04 11:13:03 ID:6AN8BhqX
「もう始まるね。」
「あぁ。楽しみだよ。」
「はじまったよ。あ、アシカがボール乗っけたまんま出てきたよ。」
「おぉ。移動も出来んのか乗っけたまんま。」
「アシカってやっぱすごいよね。」
「あぁ。お、係の人とキャッチボールしてるぞ。」
「あれってキャッチボールなの?」
ボールを乗っけては返し乗っけては返ししているんだがまあキャッチボールかどうかは微妙である
「このアシカのトトちゃんとキャッチボールしてみませんか?では、そこのお子さんどうでしょう。」
「ほら、やっぱりキャッチボールじゃんか」
「それどころじゃないって。うまく投げられない子供でも出来るのかな?」
「できるんじゃん?」
「あ、ほんとだ。出来てる出来てる。」
「すっげーなやっぱアシカって。」
「本日は最後までのご観覧とご声援ありがとうございました。」
「あ、終わったね。」
「終わったな。すごかったなアシカ。あ、そういえばどこ行く?次」
「この近くにある建物で熱帯魚見れるみたいだから見よ。」
「いいぜ。じゃあ行くか。」

だめだ。ねみぃ。寝る。また今度を待ってくれや

885 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/04 16:01:31 ID:dV3foUi5
妹が風邪で学校を休んでいました。兄もショックです。
テレビには、終始投げやりに司会を進めるタモリが映し出されています。
妹と目が合いました。まず汗をかいたパジャマを脱いでください。無抵抗ですか。
お兄ちゃんがシスコンなのを忘れるほど発熱しているんですね。
床に投げ出された体温計が、なおも妹脱衣ショーで3分経過とピーピー鳴き蠢いています。
笑って安心させようたって駄目です。しかし葛根湯を選んだセンスは評価したい。
いま妹がご就寝されました。妹の寝顔に兄もそっとでこちゅうです。


886 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/05 00:23:26 ID:fEQI9faX
世界のSONY赤っ恥社員が勤務中に精を出す「セックス相手」募集
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1104815617/

他社製品を貶し続け、自社製品を褒めるという情報操作を繰り広げてきた
ソニー直属の自作自演工作員、通称GKの悪行の一部が
ついにマスコミと2チャンネラーの手によって白日の下に晒された!

集えソニーに苦しめられてきた消費者よ!
聖戦はまだ始まったばかりなのだ!!

【ゲートキーパーズ悪行まとめ】
http://perape.sakura.ne.jp/memo/001/1218_gatekeeper.htm
【Sonny祭りのまとめサイト】
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1030/

関連スレ
PSP欠陥・初期不良とソニー社員による他社製品中傷に関する問題★63
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1104755382/

887 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/05 02:09:19 ID:24pGpn9j
待つ。

888 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:20:22 ID:aGef6N1A
あ゙〜!!
古文ってのは、どうしてこんなに面倒臭いんだ!!
明日提出の課題を終わらせるため、俺は眼鏡をかけ、辞書とシャーペンを持って、テキストの前で唸っている。
数学や物理なら得意なのだが……国語は苦手。典型的な理系だった。
コンコン。
ノックの音が聞こえる。
「どうぞ?」
「失礼します、お兄さん」
軽くお辞儀をしながら、妹の千奈が入ってくる。
「勉強、お疲れ様です」
「あぁ、大変だよ」
俺は椅子を回転させて、体全体を千奈に向ける。
「あっ、お兄さん……ソレ……」
千奈が俺の顔を指差して、言う。
「ああ、眼鏡のことか?頭良さそうに見えるだろ?」
「はっ、はいっ!!似合ってます!!」
冗談のつもりだったのに……。まぁ、いいか。
「でも、いつの間に……?」
「前から軽い近視なんだ。まぁ、勉強には全然関係無いけどな」
「そうですか?でも、いつもと違って感じで……あの……か……か……」
千奈が言葉を詰まらせ、俯く。
「ゴメンなさい……なんでもないです」
「ああ、そう……そういえば、千奈は宿題はいいのか?」
「宿題ですか?今日の分は終わりましたよ」
ちゃんと計画立ててるんだなぁ……。流石千奈と言うか……。
「そうなのか。ところで、親父はどうしてる?気配がないけど……」

889 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:21:42 ID:aGef6N1A
「旅行に行きましたけど?」
「旅行ぉ!?何で!?」
「お母さん……旅行がすごく好きなんです」
「へぇ……」
「でも……お父さんが亡くなってから、ほとんど行けませんでしたから……」
「そっか……」
そうだった……千奈と唯奈のお父さんも……
「変な話をしてすいませんでした……」
「いや、こっちも変な話して悪かった。で、話が大分逸れたが、何か用があったんじゃないか?」
「あっ!忘れてました!!えっと……暇だったから……シフォンケーキ、焼いたんですけど……お茶にしませんか?」
「ケーキ?千奈が?」
「はぃ」
「おぉ!!食べたい食べたい!!」
「ふふっ。じゃあ、準備してきますね?」
「あぁ。ところで……唯奈は?」
「勉強してますよ。そうだ。ちょっと呼んで来てくれませんか?」
「ああ、いいよ。先に行ってて」
「はい」
千奈が階段を下りていく音を聞き、俺は眼鏡を外して唯奈の部屋へ行く。
俺は唯奈の部屋のドアを軽くノックをして、しばらく待つ。……が、返事は無い。
「おい?唯奈?」
名前を呼んでみても、やはり返事は無い。
「入るぞ?」
一応の確認。
まぁ、多分聞こえてないと思うけど、しておいたほうが気分的には安心だ。
ドアを開けると、机に突っ伏している唯奈の姿。
「唯奈……!?」
「……」
ココまで来ても、まだ返事が無い。……まさか!?
「おい!!唯奈!!しっかりしろ!!」
俺は唯奈の肩を揺すり、強く名前を呼ぶ。

890 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:23:05 ID:aGef6N1A
「んぅ?……お兄ちゃん……?いたの……?」
唯奈が意識朦朧といった感じで、ムクリと起き上がる。
「唯奈!?大丈夫なのか!?」
「うーん……大丈夫じゃないかも……」
「一体どうしたんだ!?どっか痛いか!?」
「うん……頭が痛いよぅ」
「頭か!?」
「うん……全然分からないんだよぅ……」
「分からない?何が!?」
「何が……って、数学だよ……?」
「スウガク……?」
「うん。宿題が全然分からないの……」
「は……宿題?」
「そうだよ?」
「もしかして、宿題が分かんなくて、倒れてただけ?」
「う、うん……エヘヘ……」
なんだ……勘違いかよ……。
って言うか、勉強ダメなんだ、見かけ通り……。
「あっ、そうだ。千奈がケーキ焼いたから、お茶にしよう。って」
「ホント!?食べる食べる〜!!」
「美味いのか、千奈のケーキって?」
「美味しいよ〜!!あのね、文化祭のときに焼いたケーキ一切れが千円で裏取引されたこともあるんだって!!」
「誰にだよ……」
「千奈ちゃんのファン」
「いるんだ……」
「うん、結構いたよ。でも、本人は全然気付いてないみたいだから、千奈ちゃんにはナイショにしてね?」
「ああ」
なんか、思わぬところで妹の過去を知ってしまった……。
まぁ、千奈なら妙に納得というかなんというか……。
「ま、それはそれとして。早く行こう。ケーキは温かいほうが美味いだろ?」

891 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:24:13 ID:aGef6N1A
「う、うん……ねぇ、あのさ……」
「何?」
「ケーキ食べたら、唯奈に勉強教えてくれないかな?」
「どうしようかな……。俺も課題があるし……」
「あっ、無理なら……いいんだよ?」
「いや、構わない」
「えっ!?いいの!?」
「ああ、数学は得意科目だからな」
「わーい!!お兄ちゃん、ありがとう!!」
「いいっていいって。さぁ、千奈が待ってるぞ?」
「うん。行こう〜」
───────────────────────
「遅かったですね、お兄さん」
「ああ……悪い。唯奈が紛らわしい格好で寝てるもんだから、ちょっと……」
「ぶぅ!!唯奈寝てないよぉ!!」
「結果としては、どちらも変わりはないんだがな」
「そうだけどぉ……」
「ふふっ、相変わらず仲がよろしいですね?」
「確かに。ボケなしではツッコミは成り立たないからな」
「え〜!?唯奈がボケ〜!?」
「だよな?」
千奈に話題を振る。
「……ですね」
千奈は冷静に答えた。
「ヒドいよ〜!!千奈ちゃんまで〜!!」
「まぁまぁ……。それは置いといて……食べましょう?」
「そうだね」
俺はテーブルの上に置いてある皿を千奈から受け取り、一口食べてみる。
おっ、美味い。
難しいことはよく分からんが、とにかく美味い。

892 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:25:08 ID:aGef6N1A
「あの……お兄さん……どうですか?」
千奈が不安そうに尋ねる。
「ああ、美味いよ。驚いた」
「そうですか!?嬉しいです!!」
「うん。千奈ちゃん、おいしいよ〜」
「ありがとう。唯奈ちゃん」
千奈は本当に嬉しそうだ。いや、幸せそうと言った形容が一番しっくりくる。そんな微笑だった。
そんな千奈を横目で見ながら、どんどん消えていくケーキ。
そして、気がついた時には、ケーキはもう既になくなっていた。
「いや……ホントに美味かった。千奈、また作ってくれるか?」
「はい。喜んで」
千奈に微笑を投げかけていると、同じく食い終わったらしい唯奈が騒ぎ出す。
「さあ、お兄ちゃん。勉強行くぞ〜!!」
「あ、ああ……じゃあな、千奈」
「何処に行くんですか?」
「あのね、唯奈ね。お兄ちゃんにね、数学教えてもらうんだ〜!!」
唯奈は自慢のつもりは無いのだろうけど、千奈は羨ましそうに……
「……いいなぁ……」
そう呟く。
「千奈ちゃんも一緒にやればいいよ〜。ね?お兄ちゃん?」
「ああ、別に構わないけど……」
「えっ!?いいんですか、お兄さん!?お邪魔じゃありませんか!?」
「あ、ああ……全然」
「ありがとうございます!!じゃあ、私、準備してきますから!!」
「うん、準備できたら俺の部屋に来てよ」
「はい!!」
「唯奈もな」
「うん。行こ、千奈ちゃん」
「うん」
さてさて、俺の腕の見せ所って訳だ。
───────────────────────

893 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:26:07 ID:aGef6N1A
「お兄ちゃん、お待たせ〜!!」
「お願いします、お兄さん」
千奈と唯奈が、一緒に俺の部屋へやってきた。
「おぉっ!!お兄ちゃんがメガネだー!!」
唯奈が俺の顔を見るなり、俺の眼鏡を指差して、大声を出す。
「ああ、眼鏡だな」
「すごーい、頭よさそ〜!!」
「はは……」
俺は苦笑いをしながら、眼鏡を上げる。
「ねぇねぇ、千奈ちゃんは知ってたの〜?」
「うん。私もさっき見たんだよ」
「いつもカッコいいけど、こういうのもカッコいいよね〜?」
「う、うん……」
一応、声のトーンは落ちているものの……何で俺の聞こえてる前でこういう事を言うかなぁ……。
しかし、俺はそんなに格好良いワケではないと思うんだけど……。
「ま、まぁ、勉強始めようよ」
「うん」
「はい」
兄妹三人、小さなテーブルを囲んで勉強を開始する。
「お兄ちゃん……教えてー」
俺がテキストを開くとすぐに、唯奈が俺に質問してくる。
問題を見ると……数列か。これなら楽勝だな。
「ん?ああ……まず、まず、数列Anは等差数列で初項が2。第六項が17だろ?」
「……」
「だから、公差をdとすると、17=2+(6−1)dよりd=3」
「……」
「つまり、数列Anの一般項は、An=3n−1」
「……」
「よって、公式より、数列Anの初項から第十一項までの和は187となる。……分かるか?」
「……全然ダメ〜!!お兄ちゃん、初項とか等差数列とか、難しすぎるよ〜!!」

894 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:27:06 ID:aGef6N1A
「おぇ!?もしかして……唯奈?等差数列がどんな物か、分かってない?」
「ふぇ?聞いたこと無いよ?」
「ダメだ……唯奈を見くびっていた……。数列の基礎を一から教えねば……」
「ふふっ、お兄さん。頑張ってくださいね」
俺と唯奈のやりとりを黙って見ていた千奈が俺に声をかける。
「あぁ……」
千奈の言葉に力なく答える。
「ところで、お兄さん……この英文の訳し方を教えて欲しいんですけど……」
「ああ。えっと……コレは仮定法のifの省略だな。つまり、この『Had』以下の文を仮定として訳すんだ」
「へぇ……全然知らなかったです……。お兄さん、スゴイですね……」
「偶然だって」
「そうですか?そんな謙遜しなくてもいいですよ?」
「そうだよ〜?お兄ちゃん、難しい言葉いっぱい知ってるしね〜?」
唯奈の場合は……。まぁ、黙っておこう。
「いや……そこまで大層なモンじゃないけど……」
「だから、お兄さん。そんなに謙遜しないで下さい」
「えっ……?」
「どんなに面白い先生の話よりも……私には……兄さんの言葉のほうが興味をもてますから……」
「唯奈もー!!」
「だから、自信を持ってもいいと思います。少なくとも私……いえ、私たちは、お兄さんを尊敬してますよ」
「そうそう。唯奈、バカだから、お兄ちゃん、スゴイと思うよ?」
「……」
「さぁ、続けましょ。みんな頑張ったら、私、また、お菓子作りますから」
「ああ。で、今度は何を作ってくれるんだ?」
「そうですねぇ……何にしましょう?」
「楽しみだな」
「ねぇ……お兄ちゃん、早く教えて〜!!」
「はいはい……えっと……何から説明しようかな……」
「は〜い。お兄ちゃんせんせぇ」
「ふふっ……唯奈ちゃんも頑張ってね」

どっかに行くわけでもないが、ま、こういう日もいいんじゃないか?

895 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/06 21:28:10 ID:aGef6N1A
そのうち俺のレスは永久欠番になります。遊s(ryです。

今回は、人気の無い俺のSSの中でも、更に人気の無い(ような気がする)双子の話。
ま、所詮、ドングリの背比べだけど。

話の進行には全く関係ないけど……数列の計算間違ってないよなぁ……。

896 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/06 22:00:54 ID:hVHs8tiq
いんや、オレわどの話よりもこの双子モンが好きさぁー!!!頑張ってくだされっ!てか双子の続きを……。

897 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/08 01:47:25 ID:G5Ki8hyV
最近は遊星さん=未来ちゃんて感じだったから、一瞬新シリーズかと思ってしまったよ
しかしこちらの双子もイイ。期待してるからガンガレ!

898 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/09 01:12:44 ID:1FpRHODH
「遺産相続のお金お兄ちゃんにあげるよ」
言われたらハァハァしちゃいそうだ

899 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/09 02:08:15 ID:qs7qcKvJ
717 名前:名無しさん@非公式ガイド 投稿日:05/01/08 23:38:04 ???
63 名前:名無しさん@非公式ガイド 本日のレス 投稿日:05/01/08 22:53:12 ???
「お兄ちゃん、朝だよー、起きてー」
「む・・・お前なんで休日に起こすんだよ・・・・」
「だってお兄ちゃんといっぱい遊びたいんだもん」
「・・・・・・・(萌え)」


64 名前:名無しさん@非公式ガイド 本日のレス 投稿日:05/01/08 23:01:36 ???
「じゃ、起きてね」
「はいはい」
「・・・・・・」
「・・・・・・何だよ?」
「お兄ちゃん、勃起してるよ?」
「ぶはっ、ナニを言い出すんだお前は!?」
「やーらしんだー♪」
「朝なんだから仕方ねーだろっ」


後は頼む・・・・・ぐはっ


900 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/09 02:08:51 ID:qs7qcKvJ
718 名前:名無しさん@非公式ガイド 投稿日:05/01/08 23:52:09 ???
「おにいちゃん朝だよ早く起きろー!」
「・・・まだ7時じゃないか」
「起きろってば起きろー!」
「・・・るせーぞまだ起きねーよ」
「もぞもぞ」
「・・・ん?」
「もぞもぞ」
「・・・っばっかそこは」
「別のところは起きてるくせにー!」
「・・・るせー」
「キャハハ!」


以上、コピペ。

901 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/09 18:42:42 ID:AYyuVGEy
俺には妹が居る。いや、居た。
昔から明るくて成績は俺と同程度のバカチンだけど
人望はあった。
いっつもニコニコしてて、友達の悩みを聞いてあげたり。
俺もよく相談に付き合わされた。
ある日、妹は病気にかかった。
なんてことは無く、一ヶ月もすれば完治すると聞かされた。
妹が倒れたって聞いてすっとんで病院まで行ったが、その話を聞いて
俺は胸をほっとした。

だからこそ信じられないんだ。妹が死んだのは。
妹は死んだ。死ぬはず無いのに死んだ。
医療ミスだって。投薬量を間違えたんだって。
頭にきた。なんで死なないといけないんだよ。
投薬量のミスだって。ふざけてるよ。
そんなので死んだ妹がとても浮かばれなく思った。

葬式で、妹の体をふいてあげた時
こんな話すると「うそっぱち」とか「作り話」とか言われるかもしれない。
けど、体をふいてあげた時、聞こえた気がするんだ
「いままでありがとう」って
その時、こらえてた涙がメチャクチャあふれて、周りに親戚が居るんだけど
大声あげて泣いてしまった。
妹の旦那さんに背中をさすってもらった。
彼の手は震えていた。



902 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/09 23:14:59 ID:xCsSuM2a
>>901
作り話だったら感動的だけど
実話だったら悲しすぎて俺からは何も言えない・・・

もし俺の妹が医療ミスで殺されたら俺は・・・俺は・・・・

903 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/10 18:01:24 ID:zePOYZ1w
「お兄ちゃんのだから大丈夫だよ…。」
言われたいけど………
これは遠回しに粗○ンと言っているんですよね?

904 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/10 18:18:53 ID:rwr7mj54
あげるほどのネタではないと思われ。

905 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/10 22:32:33 ID:url6FFQx
兄上と呼ばれたいのだが

906 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/10 23:54:31 ID:sfzWNlWa
押し倒して上に乗って「今度から兄上と呼べ!」って言ってみたらどうだろう?

907 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/11 01:48:34 ID:ZMXMRd8s
兄上…私…
兄上のことを考えてると…

908 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/11 06:13:24 ID:2zZOT1rJ
>>906
その意見に賛成です

909 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/12 19:33:21 ID:I1s2y0qN
日記など見てないのに
「お兄ちゃん…私の日記…見た?」
などと言われ、見てないよ。と言うと「そ、そう、ごめんね」と謝り風呂に入る妹。
こっそり妹の日記を読むと「最近兄をまともに見れない」「兄で自慰してしまった」などと書いてあった。
こちらも変に意識してしまって我慢できなくなり、夜中に妹の部屋に入って夜這いしようと布団に潜り込むと
「やっぱり見たんだ…………でもうれしい…」
以下略

妄想劇場でした

910 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/12 22:39:45 ID:hVv+6Vs5
>>909
イイヨイイヨ

911 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/12 22:41:35 ID:hVv+6Vs5
ああっ、ageちゃったよぉ…
ごめんなさいお兄ちゃん。許してぇ…

912 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/12 23:06:59 ID:ptloxLVa
大丈夫だよ。ゆるしてあげる。
>>910はわざとじゃないもんね?
正直に謝ったからいい子いい子してあげるね〜

913 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/13 03:26:29 ID:OLHOnFu9
遊星さん>俺は未来ちゃんの虜になりました。
また未来ちゃんシリーズ期待してます。

914 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/13 06:19:06 ID:DUZP8NIr
俺が膝枕をして頭を撫でてやると、妹は気持ちよさそうに眼を閉じ
そのまま眠ってしまった。しばらくその安らかな寝顔を見守っていると、
口元が微かに動いている。「・にい・・・」
何だろう?耳を近づけてみる。
      ・
      ・
「お兄ちゃん..だいすき....」

同じく妄想。ショボくてすまん

915 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/13 08:36:45 ID:FrXh08yT
お兄ちゃん…頭の中で
私のこと、そこまで大切に
想ってくれてたんだね…。


イイヨ♪イイヨ♪

916 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/14 12:17:52 ID:g7/9FSfA
なんだこのスレは……?

最高だ


感動をありがとう(´;д;`)

917 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/14 14:10:11 ID:LRXaqUAk
未来ちゃんキボンヌ

918 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/14 19:13:16 ID:aszmf6Eq
もう知ってるかもしれないけど、一応貼っとく
こっちもどーぞ

いっちゃうよ・・・お兄ちゃん・・・
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/otaku/1077037305/l50

スレタイが釣りっぽい・・・・

919 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/14 20:40:24 ID:8yU671A+
ロムってきた
スレタイでクソスレかと思ってたけど良スレですね!

触発されて自分でも書いてみようと思い挑戦したが   ヽ(゚∀゚ ).ノウンコー

920 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 01:31:15 ID:qd9KgALl
漏れもロムってきた(・∀・)

スレタイがあれじゃなければオタクじゃなくても十分読める希ガス

普通に良





双子はまだかぁ〜〜〜(*´д`)

遊星氏はまだこのスレにおられるのでしょうか?

921 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 18:35:01 ID:qd9KgALl
「……きて……ちゃん起きて!」
………
「起きてってば!お兄ちゃん!!」

ドスッ
「ぐはっ!!」
突然俺の腹に衝撃がきた。
「あ、起きた〜。お兄ちゃんおはよ♪」
「朝からいきなり何すんだよ…」
俺の腹の上には嬉しそうな顔をした妹が乗っていた。
「折角の休みなんだからゆっくり寝かせてくれよ…」「折角の休みだから起きるんだよぉー&e」
…またわけのわからんことを言って…
「とりあえず、どいてくれ」
「ごめん!!重かった…よね…?」
そういって恥ずかしそうにベッドの横に移動した。

922 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 18:37:14 ID:qd9KgALl
起こされた仕返しに少しからかってやるか。
「あぁ、ほんとにな」
「ヒドイ…そんな正直に言わなくても…」
「冗談だ。」
「…ホント?」
「嘘だ。」
「……バカ…」
本当に拗ね始めたからやめてやるか。

「まぁ冗談はともかく、なんだ?」
「へ?」
「折角の休みに起こしたからにはそれなりに何か用があったんだろ?」
「あ!そうだ!雪が降ってるの!!」
「で?」
「だから雪が降ってるんだよぉ!!」
「…そんなことで起こしたのか?」
「そんなことじゃないよー!!今年最初の雪だよ&e」
なんでこいつは雪位でこんなに騒ぐかねぇ…

923 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 18:39:12 ID:qd9KgALl
寝起きのおれを横に、積もるかなぁ〜&eなんて言いつつずっと雪を見ている。

「じゃ、おれは寝るから。」
「ちょっ!!寝ちゃダメだよぉ!!」
「なんでだよ?」
「雪が降ってるんだよ?お兄ちゃん何も思わないの?」
「ああ、雪のお陰でいつもより布団が温かい気がするよ」
「そんなんじゃなくて!!もっとこう……ほら…」
何故か妹は俯いて頬を赤らめている。
さすがにこれだけ話すと眠気も覚めてしまって身体を起こした。
「そうだな、目が覚めたら腹がへってきたかな?」

924 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 18:41:14 ID:qd9KgALl
「そうじゃなくってもっとこう……雪が綺麗だから散歩に行きたいな…とか…」
「この寒い中わざわざ外に出たい奴なんていないだろ。」
「そうかな?わたしは行きたいな…その……お兄ちゃんと…」
「え?」

……普段は明るい素直な妹だが、そんな事を言われると少しどきりとしてしまう。

「な、なんでもないよ!ごめんね!すぐご飯の用意するから!!」
「…そうだな、たまには外で飯もいいかもな。」

「え…っ?」
「お前は来ないのか?」

「行くっ!準備してくるからちょっと待っててね!お兄ちゃん&e」




糸冬?

925 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 18:49:30 ID:qd9KgALl
どーも。
スレ汚しスマソ。

地元で霙が降ってたから咄嗟に作ってみますた。

最近書いてる人が少ないっぽいしいいかなぁ〜なんて魔がさしたんですorz

バカが居る程度に読み流してやって下さい。

926 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/15 20:56:17 ID:ONsQbpBj
>>920
今日センター受けてきたんです。明日も受けるんです。しかも、ネタが無いんです。
だから、勘弁してください……。

>>921-924
イイっす!!
これからも是非書き続けてください

……ところで、&eとは……?

927 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 21:25:00 ID:vqBRmXDk
>>926
えっ?センターって…



キニシナイ!!

期待age

928 :920ー925 :05/01/15 21:49:15 ID:qd9KgALl
>>遊星氏
詳しくは知らないんですが何かの絵文字のハートが&eと化けるらしいんですよ。
で、一部のサイトでタグを入れるのまんどくさ&ハートを入れると文字化けがあったりなかったりでまぎらわしいから「&e」としようとかなんとか…
で&eを使うのが癖になっててつい。
はっきりしなくてすんません。

お褒めの言葉ありがとうございます。

センター試験頑張って下さい(´∀`)

長文失礼しますた

929 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/15 21:59:17 ID:c7vaXVg2
やば…ここ見てたらSSのネタが浮かんできて止まらなくなってきた。レポートあるのに…

930 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 05:44:20 ID:nlCBeYEh
グヘヘへ。レポートなんかよりSSの方が先じゃないかぁ〜い?てか書いてくださいなm(_ _)m

931 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 16:30:07 ID:guwI2WPU
いかん、SSのつもりがどんどん長くなってる…いいのかな?

932 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 17:23:34 ID:pnTVosbv
おkでしょ(´∀`)

933 :931 :05/01/16 19:20:21 ID:oSgsUbor
ホントにレポートそっちのけで書いちゃったよ…
あんま萌えなくても勘弁してね…

934 :931 :05/01/16 19:51:20 ID:oSgsUbor
ピロリロリ〜ピロロ〜………
「ん…」
布団の中で惰眠をむさぼっていた俺を現実に引き戻したのは
おとといケータイに入れたばかりの着メロ、「月のワルツ」だった。
「…やっぱ良ーなぁ、この曲………と」
曲に聞きほれている場合ではない。まとわりつく眠気を振り切り、冷たい空気
をかき回しながら手探りでケータイを探して手に取る。
「ふぁい、もしも……」
『わあーーーーーーーーっ!!』
「!!?」
受話器から聞こえてきたのは聞き覚えの有る声の、耳を劈くような叫びだった。
『起きたぁ、蓮にい?』
「まあな…。ゆずか…?」
『そーだよ、おっはよーっ♪』
朝っぱらから大声で俺を叩き起こしたのは4つ年下の妹、柚葉だった。
天文学をやりたくて必死の思いでなんとか某有名国立大学に入学。と同時に一人暮らしを
始めて早10ヶ月が過ぎた。夏以来一度も帰省しておらず、実家に電話をかけた
回数も両手で数えられる程度だったので、妹の声が妙に懐かしいものに聞こえる。


935 :931 :05/01/16 19:53:05 ID:oSgsUbor
「まだ七時だぞ…なんだよ、そのテンションは…」
『ボクにとってはもう七時、だよ。部活だったらとっくに朝錬始まってる
時間だからねっ♪。』
「俺は夢の中にいる時間だ。特に今日みたいな土曜の朝にはな……寝かせて、
頼むから…」
『ダメだよぉ寝ちゃあ。今日は大事なお客さんが来る日なんだからぁ!』
ばかにうれしそうに言う。
「?あのなぁ、そっちに誰が来ようが俺にはかんけーな…」
ぴんぽーん
「うん?誰だ?」
『ほぉら来た!』
「おい、まさかお前…」
あわてて布団から飛びぬけ玄関へ向かう。鍵を開けて氷のように冷え切った
ドアノブに手をかけ、扉を開けるとそこには良く知っているちっちゃな影が
ケータイ片手に立っていた。

「おはよ!おにーちゃん♪」

正にいたずらが成功した時の勝ち誇った表情で、柚葉は白い歯を見せて
にっと笑った。


936 :931 :05/01/16 19:55:26 ID:oSgsUbor
「おま…なんでここに!?連絡もなしに!しかもこんな早くに?…って外さむっ!!」
「まーまー落ち着いてよぉ、蓮にい。とりあえずおっじゃましま〜す♪」
俺の矢継ぎ早な質問をさらりと受け流しさっさと我が家へ入ってゆく柚葉。
「うっわ!きったなーい!よく住めるね〜こんなトコでぇ。
あ、そーいえば朝ごはんまだだったっけ。台所借りるよー♪
ボクがちゃっちゃっと作っちゃうからさ♪」
「お前な…ってあ〜もう…」
完全に主導権を握られている。ここはひとまず様子を見よう。落ち着け俺。
ガタン!「あっごめん、おしょーゆこぼしちゃったぁ。」
ドン「ああっお砂糖もぉっ」
グシャっ「卵落としたぁ!」
落ち着け俺。
……
大騒ぎをした割にはフツーの朝食を二人で食べながら、先ほどの続きをする。
「で、急にどーしたんだよお前は…」
「うん。高校受験も終わったからさ、久々に蓮にいのとこに遊びに来たんだ♪
部活ももうあんまり無くって暇なんだよぉほんと」
「そーいや推薦だったもんな。でもお前いくらヒマだったからって、わざわざ
こんな時間に来んでも…」


937 :931 :05/01/16 19:57:06 ID:oSgsUbor
実家から我が家までは2時間近くかかる。向こうを5時前に出なければ
7時過ぎにうちに来ることなんてできないはずだ。
「始発で来たのか?親父もそんな時間によく行かせてくれたなぁ。
年のわりに古い人間だからなぁ親父は…。お袋の方が許してくれたのか、やっぱ」
「え……?あ、うん。そーなんだ」
「相変わらずだな、まったく。で、元気か二人とも」
「あー…うん…。…うん元気だよ…」
「そっか、ならいいけどさ。…ん。この卵焼き美味いな」
「あ、でしょでしょー?ボク最近卵焼きにこっててさぁ♪
今日のはちょっと自信あるんだよぉ♪」
「美味いは美味いが、台所半壊させてこれだけってのはちょっと物足りなくないか?」
何せ一人用の狭い食卓の上に乗ってるのはごはんと韓国海苔(大好物で、常に
備蓄してあるのだ)、卵焼き、それにタマネギとジャガイモの味噌汁だけなのだ。
「は、半壊って…ちょっとおしょーゆとかお砂糖とか
こぼしちゃっただけじゃないかぁ」
「台所の天井コゲてんだけど」
「あははっ♪き、気のせい気のせい。細かいこと気にしてちゃ立派な
天文学者になれないよぉ?うん!」
「…」
ここは我が家が全焼しなかっただけで儲けもんとしとくべきかもしれない


938 :931 :05/01/16 19:58:30 ID:oSgsUbor
「そーいや学校はどーだ?」
俺はごはんを口に運びながらたずねた。
「うん、楽しいよお♪でもこの時期はみんな受験勉強でさぁ、忙しくって
あんまかまってくれないんだよね〜」
「お前のハイテンションぶりについていけなくなったんじゃねーか?」
「あ、ひど〜い。いつも明るく楽しくお気楽に、がボクのモットーなんだよぉ♪」
「お気楽が8割占めてんだろ、おまえわ…」
休みの朝からこのテンションはこたえるな…
にしても…我が家での一人きりじゃない朝食は久しぶりだ。
「あの時以来…か」

ふいに思い出してしまった。あの人がいた頃を。

「ああもう、女々しいなぁ我ながら」
「何がメシなの?」
「いやメシじゃな…ってあーっ!」
ふと食卓に目を移すと、大事なものがなくなっている!
「俺の!俺の海苔が無いーっ!まさか柚葉っ」
「あれ?残してたんじゃないのぉ♪」
ぺろっと舌を出す。
「のぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!」
「あはは冗談、冗談だってば♪」
にぎやかな朝食も悪くない。久しぶりにそう思えた。


939 :931 :05/01/16 20:00:14 ID:oSgsUbor
朝食を終えるとさっそく柚葉の催促が始まった。
「ねーねー、せっかく来たんだから買い物連れてってよぉー。
色々あるんでしょー、この近くって」
「そりゃまあ確かになんでもあるっちゃあるけどさぁ…」
俺の通ってる大学は都心のど真ん中にあり、当然下宿先である俺んちも都心に
程近い。都会とは言い難いところで暮らしている柚葉が目を輝かせるのも
うなずける話ではあった。が…
「お前、今日の最高気温知ってる?」
「ううん。何度?」
「2度だ2度。オマケに午後から雪も降るんだと。な?今日はやめとこう?」
「ええ〜〜!やだよぉ!今日がいいー!」
柚葉のダダこねも久しぶりだが、ここは懐かしんでいる場合ではない。
「お前俺が寒いの苦手だって知ってんだろーが。な、明日にしようや。時間あるんだろ?」
「やだっ!」
「!」
突然語気を強めた柚葉に俺は面食らった。柚葉も一瞬気まずそうな顔をするが、
すぐにさっきまでの調子に戻る。
「あ……あの…あ…ほ、ほらぁ、せっかく早めに来たんだからぁ。今日一日だけ
わがまま聞いてよぉ〜。ね♪」
「ん〜しょうがねえなぁもう…」
久しぶりに会ったんだ。妹にちょっとはサービスしてやらないと
バチが当たるってもんかもしれない。朝飯も作ってもらったことだし。
「んじゃあ行くか、買い物」
柚葉の表情がぱあっと晴れやかなものに変わった。



940 :931 :05/01/16 20:01:22 ID:oSgsUbor
とりあえずここまで、ということで

941 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 20:09:37 ID:pnTVosbv
>>934ー939
キタ!

キタ!!

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

萌えるのに萌えきれない…なんて引っ張り上手な(*´д`)

とりあえずGJ!!

942 :941 :05/01/16 20:23:50 ID:pnTVosbv
ミスったorz

>>934ー939→>>934-939

943 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/16 20:52:37 ID:wtdBNj72
センター終わったぜ!!

>>934-939
ボクっ娘、萌える……(;´Д`)。続きを楽しみにしてるッス。

つーか、ホントどーでもいいけど、俺も某有名(地元では)国立大学を推薦で受かっちゃってるんだよね
決して受験の追い込み時期にSS書いてるわけじゃないので悪しからず。

944 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 21:39:56 ID:oSgsUbor
あー…レスさんくすです。
一応シナリオは全部出来てるんで、よろしければ風呂上がりに
続き出させて頂きます。

945 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 22:09:45 ID:mxPw/K4N
期待age

946 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/16 22:34:29 ID:pnTVosbv
是非!!

早くっ早くっ(゚∀゚)

947 :かばちゃ :05/01/16 23:02:47 ID:lDQcvxZ8
それでは僭越ながら…

_____________________________________________________

「お前…そーとー溜まってたのな、物欲」
「あはは♪まーねっ。みぃ〜んな可愛く見えちゃうからつい、ね。でもでもっ、これでも
少なくすませたつもりなんだよぉ?」
「少なく済ませてこの有様かい」
「いーじゃないか。ボクのお小遣いで買ったんだからぁ。毎月ちょっとづつ
ためてたんだぞ♪」
「荷物持ってんの誰だと思ってんだよ、ったく…」
トップス、ボトムス合わせて4着に帽子2つ、ブレス、チョーカー、ペンダント
それぞれ1つずつ。見事な買いっぷりだった。
一方俺が買ったのはユーズドのデニパン一本だけ。見事な貧乏臭さだった。
「そーいや今何時だ?」
時刻を確かめるためケータイを取り出そうとするが柚葉のほうが先にケータイを
開いていた。
ほんとに何するにしても俺より数段手際が良い。
「えと…うわ〜もう四時半だよ!楽しかった〜っ♪」
「そりゃそんだけ好き勝手やりゃあな…」
「はいはい。付き合ってくれてありがとー♪。でももう満足だから……あ、見て見て!
このお店かわい〜♪」
言うや否や速攻で店の奥へ突撃してゆく柚葉。
「コラコラコラ!ったくもー」
しょうがない。今日はあいつの奴隷を決め込むことにしよう…いまさらだけど。
大荷物を抱えながら俺も柚葉の後を追った。


948 :931(コテハンマチガエタヨ…) :05/01/16 23:06:27 ID:lDQcvxZ8
「へぇ…何かいい感じじゃんこの店」
そこはアクセサリーなどが所狭しと並ぶ雑貨屋だった。
シックで落ち着いた内装にコルトレーンのBGMが良く合っていた。
多少ベタではあったけれど。
並んでいるものも中々センスが良い。少なくとも俺好みだ。特にこのシルバーリング
なんか良い感じに見える。ちょっと手にとって見てみようとしたそのとき
「!」
隣から差し出された女性の手と俺の手が重なってしまう。
「あっ!と、すみませ……ん?って何だ、ゆずか」
呆れ顔と微笑が入り混じったような顔で柚葉が俺を見ていた。
「ボクで悪かったねぇまったく、な〜に焦ってんのさ、蓮にい。」
「あせってねー」
「まったく、女の子と手触れたくらいでそんな反応してたら先が思いやられるよぉ?」
「余計なお世話だっての。それより、気が済んだのか?」
さっさと話を切り上げようとするが柚葉は俺を逃がそうとはしなかった。
「大体、蓮にいは大人しすぎるんだよー。オクテって言うかさぁ。」
「………」
「悪い女の人にだまされたりしないか心配だよぉ、まったく。ボク知らないよぉ、
そんなことになっても……もっと積極的に攻めていかないとぉ…」

そう………
結局俺は…あの時も…



949 :931 :05/01/16 23:09:12 ID:lDQcvxZ8
「まあそーなったら…ボクが…ボクがその…面倒……見てあげても……その……
…って蓮にい?」
怪訝そうな声で呼びかけられて現実に引き戻される。
「……あ?ああ、なんだっけか」
「も〜大事な話してたのにぃ〜」
「すまん、ぼーっとしてた。あ、お詫びに何か欲しいもん買ってやるよ」
「えぇ?い、いーよーそんなの。悪いよお?」
「良いから遠慮すんなって。ちょっとは気前良いとこ見せてやるよ」
なんだかんだ言って今日は楽しかったし、最後に奮発してやろう
「ほ、ホントにいいの?」
「ああ」
「じゃ、じゃあ………これ」
柚葉がおずおずと指差したのは、俺が手に取ろうとしていたリングだった。
三日月がレリーフされているだけのシンプルなやつで、値段も大したものではない。
「おいおい、もーちょい良いやつでもいいんだぞ?」
「ううん。これが…いいの。お願い…」
……

リングをはめて店から出た柚葉はいたく上機嫌だった。リングを愛おしそうに
眺めている姿を見るとこっちまでうれしくなってくる。
「気に入ったか、それ?」
「うん!すごくうれしいよぉ!」
柚葉は満面の笑みで答えた。
「そかそか。なら良かった。あ、そうだ、親父たちにも何か買ってってやろうかな」
「あ……」
柚葉の足が急に止まる。


950 :931 :05/01/16 23:11:19 ID:lDQcvxZ8
「ん、どした?」
「え…お、お父さんとお母さんの分はいいんじゃない…かなぁ?」
「そんなわけいくかよ。長いこと帰ってないからなあ。」
柚葉は笑顔で続けるが、その顔は少しこわばったように見える。
「で、でもほらぁ、ボク服とかいっぱい買っちゃったし、お土産まで持って
帰れないかなぁ、なんて…」
「自業自得だろうが。ちょっとはガマンするんだな」
「!」

俺の言葉に柚葉は身をこわばらせた。

「…我慢なんて……」
「え?」
「………我慢しろなんて…簡単に……言わないでっ」
「柚葉っ?」

引き止める間もなかった。
柚葉はダッときびすを返し人の波間へと姿を消していってしまった。
「あいついったいどうしたって………あ。」
しまった。ひょっとして…
俺は急いでケータイを懐から取り出す。電源は入っていなかった。
俺は切った覚えは無い。
「あいつ…」
ケータイの電源をいれ、実家に電話をかける。
「あ、お袋。俺だ。柚葉のことなんだけどさ……」



951 :931 :05/01/16 23:33:36 ID:lDQcvxZ8
……… 

「寒い…なぁ…」
雪のちらつきはじめた公園のベンチで誰とも無くつぶやく。
「せっかく冬服買ったのにな…」
かじかむ手にかける吐息は白いベールのよう。
寒さとさびしさにひざを抱く。
「蓮にいは…悪くなかったのに」
何であんなこと言っちゃったんだろう…。自己嫌悪でいっぱいになる。

『ガマンするんだな…』

『我慢してね……お願い。お母さんのためにちょっとだけ…』

「っ……」
ぎゅっと体をこわばらせる。
「がま…ん……なん…て」

「ゆず」

「!」
紙袋を両手にさげた蓮にいが静かに立っていた。

「…あ……蓮…にい……」

「隣いいか?」
蓮にいは荷物を降ろして隣に座る。


952 :931 :05/01/16 23:34:27 ID:lDQcvxZ8
白い吐息の間隔はボクより少し短い。走ってボクを探してくれたのだろうか。
申し訳なさと恥ずかしさで蓮にいの顔をまともに見れない。

「蓮にい……あ、あの………ご、ごめ…!」
「親父たちに知らせてなかったんだな、来ること」
「…」

ばれちゃっ…た…

「心配してたぞ、二人とも」
「いまさら………いまさら…心配…なんて」
「そう…か」

蓮にいはそれ以上言わない。ボクも何も言えない。
お互いに虚空をみつめたまま時間だけが過ぎてゆく。
暗闇の中を舞い散る粉雪はまるで幻想のよう。
視界にかかる純白のカーテンは夢の世界への入り口みたいだ。
「夢…だったらいいのに」
かじかむ手の感覚だけがボクを現実に留める…


953 :931 :05/01/16 23:37:33 ID:lDQcvxZ8
どれくらいそうしていたろうか。
「親父もお袋も…」
ふいに蓮にいが口を開いた
「やっぱり決めたんだな、離婚」
「………うん。そーみたい…」
「お袋が出て行くんだ」
「うん。ボクも…一緒に…」
「あの男のところへ…行くのか」
「…」
あの男…お母さんの恋人。とっても良い人だけど…でも…
「ボクのお父さんは…あの人じゃない…」
「ああ」
「あのひとじゃあ……ないよぉっ…!」
「ああ」
涙があふれ出た。堰を切ったように後から後から…。そんなボクを
蓮にいは優しく抱き寄せる。
「あ…」
「ごめんな、一人にしちまってた…」
あったかい…そのあたたかさが…
「うぅ…!…えっく……うあぁぁあぁぁ………!」
蓮にいの胸を借りてボクは子供のように泣きじゃくった。


954 :931 :05/01/16 23:39:25 ID:lDQcvxZ8
ごめん、ちょっと調子に乗りすぎっすね…。流石に今日はこのあたりで
止めときます。スレ汚しすいません。

955 :921 :05/01/17 00:02:29 ID:pnTVosbv
>>931
(・∀・)イイ!!

とても読みやすいです。
続き期待してまつ(´∀`)


>>遊星氏
センター乙っす。つ旦ドゾー

遊星さんのSSも楽しみにしてまつ(・∀・)
是非書いて下さい(´д`)

956 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/17 10:45:31 ID:8KdlVjrU
妹の結婚式前日

 |  ('ー`)ノ   「明日は、この成人式のスーツでいいかな・・」
 |  <( )
 |   / \
/ ̄     ̄


 | Σ('A`)ノ     >「無職で引きこもりのお兄ちゃんに出て欲しくない!」
 |  <( )       >「そんなこと言わないの!」
 |   / \
/ ̄     ̄


翌日・・・

          (ー`) イマゴロハケーキデモキッテルカナ・・・シアワセニナ
      /⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
     // ̄ ̄ ̄フ /
   / (___/ /
   (______ノ

↑ほぼ実話

957 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/17 14:24:55 ID:3+R13NtG
>>956
   チラシの裏
     ↓
  /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |⌒             |
 |               |
 |               |
 |               |
 |               |
 |               |
 |________|

958 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/17 21:06:16 ID:k9i+FZgV
寂しい、お兄ちゃんの遺体と一緒にいたい⇒妹を逮捕
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1105834213/l50
泣きたいときにどーぞ

959 :931 :05/01/17 23:15:23 ID:wtVInmZU
頼まれてないけど続き投下しま〜す

______________________________

そう…あれは3年くらい前、俺がまだ高校生活を謳歌していた頃だ…
親父が出張で出かけているとき、お袋が家に連れてきた一人の男
「母さんの同僚なの」
そういって紹介された男はわざとらしい笑みで握手を求めてきた
ああ、そういうことか
と気付いた。
その男の満面の笑みの奥にあるものがいっぺんに垣間見えたような気がして、
その時からそいつのことが大嫌いになった
「おに〜ちゃんみてみて〜おいしいチョコもらったよぉ〜♪」
その男にとって、まだ小学生だった柚葉を懐柔するのは簡単だったと見えて、
すぐになつかせてしまったようだった
俺は何もわかってないかのような無邪気な柚葉が苛立たしかった
「うっせーぞゆず!向こう行け!」
「う〜なんだよぉ。せっかくわけてあげようとおもったのにぃ!もぉ!」
そのときはただエディプスコンプレックス丸出しの自分が
恥ずかしかったのかもしれない

それからもその男は親父のいないときに、時にはいるときにまでちょくちょく現れるようになり、我が家になじんでいった
一度など親父と酒を飲み交わしたことまであった
俺は我が家があいつに汚されてゆくように感じられて嫌で嫌で仕方なく、よく
家を空けるようになっていた
家族と話すことも出来るだけ避けていたから、その頃の柚葉が俺に何か言いたげ
だったこともわかっていながら無視を決め込んでいた

そして今から1年半くらい前だったろうか。来るべきときが訪れた
「別れましょう」
お袋が親父に言った


960 :931 :05/01/17 23:17:36 ID:wtVInmZU
親父はショックのせいか何も言わなかった
柚葉は唇をかんでうつむいていたが、やがて堪えきれなくなったように
泣き出した
俺はやっぱりなと思いながらも胸に大きなつかえがあるような感覚を
拭い去ることが出来なかった


その後、俺は大学入学と同時に下宿したいと両親に願い出た
親のことなんかでうじうじしているような自分がうっとおしかったからだ
一人になればそんなことを考える必要も無くなる
両親もそんな俺の心中を酌んだのだろう、二つ返事で了解してくれた
そんな俺に柚葉が声をかけてきた
「蓮にい、一人で暮らすんだぁ♪」
「ん?ああ。やっぱいいかげん自立しないとな、自立」
出来る限り軽く言う。柚葉には俺の弱い部分を悟られたくなかったのだ。
「そーなんだぁ……ちょっと…さみしいな…なんて…」
「ちっとはガマンしろ。もう今年は中3だろーが」
「あ…うん。そお…だね……」


961 :931 :05/01/17 23:18:41 ID:wtVInmZU
「…」
柚葉の声に影が含まれているのを感じとった俺は聞いた。
「柚葉、お前平気か…一人で?」
「んぅ?うん。全然へーきだよ♪ボク自身よりも蓮にいの方がずっと心配だよぉ」
「うっせー」
「あ、そーだ♪引っ越したら鍵ちょーだいね♪いつでも遊びに行っちゃうからさぁ♪」
「や・だ・ね。お前に俺の暮らしを邪魔されてたまるかってんだ」
「えぇー!?ケチぃ〜…」
……



「ごめんな…ずっと…我慢してたんだな」

「うん…」

消え入るような声。
柚葉はずっと我慢してたんだ。きっと初めから全部わかってて……でも誰にも
言えずに溜め込んで…

「気付いてやれなかった…俺だけ悩んでたみたいな顔してて……ごめんな…
…俺…樹さんとの時に後悔したはずなのに…」

「……樹さんって…?」

涙のあともそのままに、穏やかな声で柚葉がたずねる。

「付き合ってたんだ。三つ上の先輩。すげー綺麗な人で優しくってさぁ…
…星が大好きな人だったんだ…」



962 :931 :05/01/17 23:24:26 ID:wtVInmZU
初めて樹さんに声をかけてもらったときのことは良く覚えている。
大学に入ってすぐに俺は、天文学の分野で高名な教授のところに
行って色々な話を伺った。
そして一年生ながら研究室で研究生の真似事をさせてもらえるようになったのだ。
樹さんはその研究室の四年生だった。
「キミ、ホントに好きなんだね。星が」
夢中で天文の本を読み漁る俺に、樹さんはそう言った。
「え、ええ。俺、月が大好きで、それでこーゆー勉強やりたくって…」
あまり女と縁がなかったせいか、突然話しかけられてしどろもどろに
なってしまう俺。
しかし樹さんはそんな態度を意に介さず言葉を返した。
「そうなんだ。私もね、大好きなんだ、お月様が」
「あ…」
そう言った彼女の横顔を見たそのときにはもう
俺は月のことなんか考えられなくなっていた
……
馴れ初めから付き合い始めるまでに大して時間はかからなかった。
いや、付き合ってるというのは少し違うかも知れない
俺の樹さんへの感情は崇拝にも近いものだったからだ。
彼女と一緒にいられるだけで俺は満足だった。
一緒に話せるだけで他に何もいらなかった。
月よりも大事なものを知ることが出来た。それだけで俺は…


だから彼女が別れを切り出したときも俺は何も言えなかった。


963 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/17 23:25:02 ID:g4/rDhYe
やばい。俺リアル妹いるのに
このスレの萌えるSSのせいで(おかげで)
すっごく「妹」と言う言葉、ネタに萌えまくってる・・・



あぁ神よ・・・罪深き僕を許してください・・・

964 :931 :05/01/17 23:36:09 ID:wtVInmZU
「君には感謝してる……でも…さよならしよう」
「樹さんがそう望むのなら」
「訳を…聞かないんだね」
「あなたと一緒にいられた。俺はそれだけで十分でした」
「私も…うれしかったよ、一緒にいられて。……………さよなら」
「さよなら」
それでよかったと思った。いや、思い込もうとしていただけだったのだろう…


「結局俺はあのときからずっと逃げてるだけだ……一緒にいられただけで
幸せだったなんて……俺は………俺には追いかける勇気が無かったんだ。
彼女を知るのが怖かった。」
「…うん」
柚葉は目を細めて静かにうなずく
「だから俺は…もう後悔したくないって…そう願っていたのに…逃げるのは
もう止めようって………なんのことはねぇ、たった一人の妹の気持ちからも
逃げてたんだよ俺は…!……なさけねぇ……」
俺は自分のみじめさに押しつぶされそうになる。しかし…
「ううん。そんなことないよ…そんなことない…」
優しくつぶやく柚葉。
「蓮にいは不器用だけど…優しくてあたたかかで…こうして……ボクを包み込んでくれてるじゃないか」
「ゆず…」
「それに……約束をまもってくれた」
「約束…?」
「…うん。ずっと前の…三日月をくれるって約束……まもってくれた」
「あ…」

ふいに脳裏に浮かぶいつかの風景


965 :931 :05/01/17 23:37:49 ID:wtVInmZU
広い草むらでちっちゃな俺とゆずが月夜の空を見上げている
そうだ あれは10年以上も前 俺がまだ月に憧れだけを抱いていた頃
『おれはおおきくなったらあのつきのおうさまになってやるんだ。
そしたらゆず、おまえにもつきをちょっとだけわけてやるよ!』
『ちょっとぉ?』
『そーだ。ちょっとだ!みかづきのぶんくらいならわけてやってもいいぜ!』
『うん!みかづきちょーだい、おにいちゃん!まってるから!』
それは他愛も無い約束
時と共に薄れゆくはずの儚い誓い
それを……

「ゆず…」
「ほら…このリング。おにいちゃんがくれた三日月だよ…」
柚葉のいじらしさに胸がしめつけられる

「……………………離れたくない…よ」

愛しい。狂おしいまでに。

「………ずっと一緒にいたいよ……ずっと…おにいちゃん…」

「ああ…柚葉……俺もだ。俺も…いたい……ずっと…一緒に…」

お互いの顔を見つめあう。
瞳と瞳が合わさる
互いの息がかかる距離まで近づく
どちらともなくそっと瞳を閉じる
そして……


966 :931 :05/01/17 23:40:52 ID:wtVInmZU


そして交わしたキスは

禁断のキスは

冷たく冷えた、でもあたたかいキスは

二人の心の奥底に

そっと優しく染み渡っていった



これは二人だけの秘密

誰にもいえない秘密

二人のなかのパンドラの箱に

そっとしまっておく希望


967 :931 :05/01/17 23:52:26 ID:wtVInmZU

………………
泣き疲れてしまった柚葉を布団に寝かせ、俺はケータイ片手に表へ出た。
ケータイのリダイヤルボタンを押して耳に当てる。
「蓮だ。おやじ…いや父さん、それに母さん、話したいことがあるんだ…」
その時実際に何を話したかはあまり覚えていない。
ただ、いままで何があっても泣くことの無かった父さんの嗚咽混じりの声だけ
が妙に印象に残っていた。
両親を電話で泣かせた俺はたいそうな親不孝ものだろう…
でも…柚葉のために出来ることがあった…これで…いいんだ。




「もっとゆっくりしててもいいんだぞ?親父たちもいいって言ってくれたし…」
日曜の朝、帰り支度をする柚葉に声をかける
「うん。これ以上メーワクかけるわけにいかないしね♪それに…ボクもお母さんたち
とちゃんと話してみたいんだ」
「そう…か。頑張れよ」
「うん!!」
柚葉の返事は力強かった


968 :931 :05/01/17 23:54:02 ID:wtVInmZU
「じゃあ行こうか。気をつけろよ、今日は晴れてるから道滑るぞ」
うっすら積もった雪景色の中、駅まで柚葉を見送る
「うん!蓮にい、ホントに色々ありがとねっ♪鍵も…ありがと」
「また来いよ。いつだっていい、遠慮すんな」
「うん!ボク遠慮なんか全然しないよぉ♪あ、あと…さ……」
「ん?」
「指輪…大切にするから…」
「ん…ああ」
昨日を思い出してお互いに少し気恥ずかしくなる。
柚葉の顔が心なしか赤いのは寒さのせいではないようだ。
俺も同じなのだろう。

そうこうしているうちに駅にたどりつく。
切符を買って柚葉に手渡す。


969 :931 :05/01/17 23:57:41 ID:wtVInmZU
「じゃあ、元気でな」

「うん。あ、………蓮…にい…」

急に切なげな声で柚葉が呼ぶ

「な…何だよ…」
「もしボクに…彼氏とか…できなかったらさ……その…」

どもる柚葉。
俺は答えた。

「ああ。俺がもらってやるよ」

柚葉の表情が華やいでゆく

「あっ…お…おにい…」

「気が向いたらな」

「なぁっ?きっ、気が向いたらって何だよぉ〜!?そんなこといったら昨日のこと
ぜ〜んぶばらしちゃうよっ?ご近所のみなさぁ〜ん!?聞いてください!
ここにいる…!」
「あっ…てコラコラコラコラぁ〜〜〜!!」
捕まえようとする俺からひらりと身をかわす柚葉。
そして改札前で「ふうっ」と一息つくと、俺に向かって大きく手を振った。

「ばいばーい!またねっおにーちゃん♪」

「……ああ。またな!」

手を振る柚葉の左の薬指にはめられたリングが、太陽を受けてきらりと輝いた。

970 :931 :05/01/18 00:00:13 ID:NKZ/7eFR

…つーわけで終わりです。しょーもないもんを長々と書いてしまってすみませんでしたホント。
ちょっとでも萌えて頂けたら幸いです。

971 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/18 00:08:00 ID:k9i+FZgV
綺麗な話ですねぇ。 乙可憐様です。

972 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/18 00:09:33 ID:gSvFamVQ
>>958のスレ、削除されたっぽいすね。
あそこになんか泣けるのあったんでコピペしましょうかね?

973 :長いですよ :05/01/18 00:10:49 ID:gSvFamVQ
いつもみたいに、お兄ちゃんを起こしに行った。
いつもみたいに、寝ぼけて軽いキスをしたりすると思った。
いつもみたいに、笑って「おはよう」って言ってくれると思った。





いつもみたいに、


「お兄ちゃん…?」

触れたほっぺたが冷たかった。
でも、いつも通り寝ている。優しい顔で寝ている。
いつものお兄ちゃんの顔。

「お兄ちゃん。朝…だよ?」

いつもなら、もう目をあける頃なのに、
目は閉ざされたままで。





一日中泣きじゃくった。

974 :ちょっとネタがアレですが・・・ :05/01/18 00:12:58 ID:gSvFamVQ
学校へ行くことも忘れて、ずっと泣いてた。
変わらないような顔で、でもここにはいないお兄ちゃんのそばで、
ずっとずっと泣いていた。
お兄ちゃんのまぶたに、涙がこぼれた。
それは、お兄ちゃんが泣いているみたいだった。


まるで、泣かないでと言ってくれているようで。

975 :っていうか冷静に見ると怖いかも・・・ :05/01/18 00:16:21 ID:gSvFamVQ
「今日のご飯はシチューだよっ」

お盆に二人分の食事をのせてお兄ちゃんの部屋へ入った。

「ちゃんと、食べなきゃだめだよ。にんじんもだよっ?」

スプーンにシチューをすくってお兄ちゃんの口へ運ぶ。
でも、口をあけてくれない。

「ちょっとだけでも、食べて?」

近くで見てみると、髪はさらさらで、顔も整っていてとても綺麗。
お兄ちゃんは寝てるだけ。
明日になればおきてくれるかもしれない。1分後、もしくは1秒後にでも、
目をあけて、笑ってくれるかもしれない。
シチューを、口に流し込んだ。

976 :だから冷静になっちゃ駄目ですよ :05/01/18 00:17:41 ID:gSvFamVQ
「ちゃんと、食べれる?」

返事はしない。
口の端からシチューが流れ出した。

「……おいしくなかった?…ごめんね」

そういって、口の端から流れたシチューをなめた。
そのあとに口に流し込んだシチューもなめた。
いつもならくすぐったそうに、キスを返してくれた、のに。

「……明日は、オムライスにするね?」

そういって1階に下りていった。
シチューは口をつけないまま、台所に流した。

今日は寒いから、お兄ちゃんと寝よう。
朝になれば、抱きしめていてくれる。

977 :っていうか萌え話じゃないなこれ・・・ :05/01/18 00:18:54 ID:gSvFamVQ
信じ続けて、時間はたった。



「今日ね、お兄ちゃんと笑ってすごした最後の夜なんだ。覚えてる?」

一年前と同じ服を着て、お兄ちゃんに話しかけてみる。

「今日、何の日か分かる?」

返事は、ない。

今日はね、大切な日なんだよ。
私の、生まれた日だよ。
小さな私の手を握ってくれたね。
一年前一緒に出かけたね。綺麗なライトがいっぱいの街、まだ覚えてるよ。

頬に、しずくがこぼれた。

978 :でも泣けると思うんですが :05/01/18 00:20:01 ID:gSvFamVQ
絶対に泣かないって決めたのにな。お兄ちゃんも悲しくなっちゃうから。
そう決めたのにな。
でも、悲しいよ。
また一緒に夜空の星をみたり、揺れる桜の木の下で過ごしたり、
抱き合ったり、キスしたり、

愛してるよって言い合ったり



したいよ。

979 :ひぃー、規制リストってなんだー!? :05/01/18 00:26:41 ID:gSvFamVQ
気づけば私は赤いランプに囲まれていて。
お兄ちゃんと別々にされてしまっていた。
離れたくないって泣いて、わめいた。もっと一緒にいたいって泣き叫んだ。
でも、声は届くことがなくて。

冷たい鎖をまかれて。

冷たい部屋に入れられた。

980 :最後ですっ :05/01/18 00:29:40 ID:gSvFamVQ
今、何をしていますか。
元気ですか。
この暗く冷たい部屋から出れたら、一番に会いに行くね。
そのときは、シチューを作ってあげる。
がんばっておいしいシチューを作るからね。








待っててね。

981 :コピペはやめたほうがいいですね・・・ごめんなさい :05/01/18 00:34:07 ID:gSvFamVQ
いやー、ハラハラした・・・。 長い。 個人的にかなりグッときたんですが。
スレ埋め杉ですね・・・ごめんなさい、次スレよろしくです。
あと、>>931さん乙です。

982 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/18 01:30:52 ID:tkMvmQ0K
もう…ホント最高だよこのスレ…
最高すぎて逆にテンションが落ち着いてしまったよ
とりあえず>>931氏GJ。
コピペだとしても>>973さんもGJ

983 :921 :05/01/18 07:38:56 ID:WiSqLA9b
>>931さん激しく乙です。
文章構成・表現・内容全てが素晴らしいです(つд`)・゚。
感動です。いい萌えでした。
是非また書いて下さいねー

>>972-981さん
一応スレタイからは外れてないでいいんじゃないすか?コピペ乙ですー

984 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/18 17:35:38 ID:bJf1LeW3
いやさ……最近、ホントに盛り上がって、毎日のようにいろんな人が凄いSSを貼ってくれて……。
俺一人だけの時もあったし、このコテを捨てようと思った事も何度もあったけど、
ここまで頑張ってきてホントによかったと思うよ。

ところで、次スレどうしましょう?立てるなら、自分が挑戦してみましょうか?



985 :921 :05/01/18 19:29:13 ID:WiSqLA9b
なんか遊星氏のレス見て少し感動した…


>>遊星氏
次スレよろっす!

986 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/18 19:43:20 ID:bJf1LeW3
ダメだった……情けねぇ……。どなたかよろしくお願いします。

↓一応テンプレ貼っときます。よろしければお使いください。

「また会えたね、お兄ちゃん」
ここは、脳内の妹さんが囁いてくれるセリフとかSSとかを暴露しちゃうスレです。

【お兄ちゃんと私のお約束】
・荒らしさんや厨房さんは、ちょっと可哀想だけど、見ないフリをしようね♪
・SS職人さんにはちゃんとお礼を言うこと!!デリケートな職人さんもいるんだからね?
・えっと……いっぱい見られるのはちょっとだけ恥ずかしいから……sage推奨だよ……。
 メール欄に『sage』って入れてほしいな……。
・リアルの妹さんの話は程々にすること!!

【お兄ちゃんとの思い出】
妹に言われたいセリフ
http://game.2ch.net/gal/kako/1022/10225/1022257886.html
[第二弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1028470988/
[第三弾]妹に言われたいセリフ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1056993709/

過去ログ倉庫
http://www.geocities.jp/mewmirror9/


このスレでもずぅっと一緒だよ、お兄ちゃん♪

987 :921 :05/01/18 21:57:16 ID:WiSqLA9b
ダメだった……orz

誰か次スレお願いします。

988 :931 :05/01/18 22:13:18 ID:rw5CCulC
俺もダメでした…面目ない…OTZ
誰か次スレよろしく… 

989 :No.2 :05/01/19 01:23:40 ID:h4scIhQi
次スレ立てましたー

[第四弾]妹に言われたいセリフ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1106065356/

990 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/19 01:40:55 ID:ss9px1fF
超出貸した!!  大好きだ!

991 :921 :05/01/19 05:58:35 ID:u1bmH47P
>>NO.2氏
乙ですー

>>たゆん氏
IDがネ申>SS

992 :紫音提督 ◆cXtmHcvU.. :05/01/19 08:21:18 ID:HrSOmxAJ
>>NO.2氏
やるじゃないか ありがとう!

993 :たゆん ◆BUK/i6Ymmg :05/01/19 20:40:37 ID:ss9px1fF
神IDでしたか〜。  縁起が良いナ♪

残り少ないんで、埋めましょうか?

↓過去ログで見付けた、心に残る言わセリ
えへへ・・・お兄ちゃんの匂い・・

994 :No.2 :05/01/19 21:00:21 ID:M5GVy87X
久々に過去ログを読み返してみたら、懐かしいですねーw


 〜 [第二弾]より 〜

はいっ、お兄ちゃん♪ クリスマスプレゼントだよっ。

前からずっと編んでたマフラーなんだけど・・・これでいいかな?

あっ・・・ちょっと長かったね・・・失敗しちゃったぁ・・・

えっ? 二人の首に巻けばちょうどいいって? 

え、えと・・・今日と明日だけだよっ!

995 :921 :05/01/20 00:26:36 ID:PiTa4NAL
お邪魔でなければ次スレにもSS載せさせて頂きたいと思います。

〜[第一段]より〜
「お兄ちゃん……好きな人……居るの?」

996 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/20 04:13:37 ID:yYRY0hHk
うわ。超期待しちゃう!

997 :名無しくん、、、好きです。。。 :05/01/20 22:36:06 ID:HqnDGSu0
「お兄ちゃんって、まだ……童貞?」

998 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/21 19:45:00 ID:MHqIDYcN
「兄さん、兄さん。起きてください」
「ん?……未来……?」
あれ……目覚まし鳴らなかったのか……?
「おはようのチューは?」
冗談で、頬を指差して言う。
「し、しょうがないですね……あ、甘えん坊さんなんですから」
チュッ。
「おぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
このときの驚きはいかほどであっただろうか……誰にも想像はつかないだろう。
「な、何ですかっ!?」
「何を本気にしとんねん!!!」
「えっ、えっ……?」
「しかも、まだ早いじゃないか!!!何なんだよ、今日は!!」
「えへへ……」
はい……?何でそんな嬉しそうなんだ……?
「えへへ……って、なんじゃい!!」
「えっと……兄さん、怒りませんか……?」
言葉の内容はひとまず置いておいて……何、何で?ちょっとはにかんでるの!?
「内容にもよるが……まぁ、未来なら、ちゃんとした理由があるんだろ?」
「あの……ちゃんとしてるかどうか分からないですけど……」
「まぁ、謙遜はいいから。何なんだ?」
「えっと……私、朝ごはんとお弁当を作ってたんですけど……」
「ふむ」
「寂しくなっちゃって……」
「なるほど……って、何だそれ!!」
腑に落ちない……。
未来がここまで俺に甘えた行動を取る事は考えられないし、
料理をしている時は、未来は一瞬たりとも俺のことなど気に掛けたりはしない。
……悲しいものだ。

999 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/21 19:47:03 ID:MHqIDYcN
「えへへ……」
おかしい……。こんなの未来じゃない……。
そうだ、この感じ……!!
「未来!!酒飲んだか!?」
「いいえ。え、何ですか?」
「料理とかで使ってないか?料理酒も?リキュールとかも?」
「はい。使ってないですけど……?」
酔っ払っているわけではない……。では……
「未来……ちょっと来い」
「はい?」
「ふむ……」
未来の額と俺の額を接触させてみても、別に熱があるわけではない。
……と言っても、そうしているうちに未来の顔は赤くなって、熱を帯びてきたのだが……。
熱でもない、酒でもないとすると……?
「誰だ!?お前!?未来じゃないな!?」
「えっ……ひ、ヒドいですよ!兄さん……どうしてそんなこと言うんですか……?」
「いや、だって……いつもの未来らしくないから……」
「何言ってるんですか?いつも通りですよぅ……」
一転の曇りの無い目。……未来がこんなに嘘が美味いとは思えないなぁ……。
……とすると、ここは異次元ですか?それとも、ドッキリか何か?
どうする?
有り得ない現実?激甘な妹……罠の可能性……。
「まぁ、いいや……で、俺はどうすればいいわけ?」
俺が選んだ選択は、少し警戒しながら、普段通りの生活をする事だった。
「一階に下りてきてくれませんか?私が料理を作っている間、話しかけているだけで結構ですから」
「ああ、分かった。着替えたら行くから、先行っててくれ」
「はい」
───────────────────────

1000 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :05/01/21 19:48:14 ID:MHqIDYcN
何なんだ……。
未来じゃない未来……あれを『未来』と呼ぶのも気が引ける。
んー……裏未来?とでも呼んでおこうか
じゃあ、裏未来は何者だ?未来の芝居か……?
いや、さすがに冗談でも、未来には、ほぺちゅーまでは出来ない。
そこまでの遊び心は、未来は持ち合わせていない。
未来って双子だっけ?未来の双子の妹で、ちょっと大胆な性格の花胡ちゃんとか……
いや、んなワケないだろ!!そんなこと俺が誰よりも知っとるわ!!
……いかんいかん。無駄にテンションが上がってきた。落ち着け。
攻撃して、吐かせるか……?
いや、一応未来みたいだし、乙女の柔肌ってヤツに傷をつけるわけにはいかないよな……
あー!!もう分からん!!
真面目に考えれば考えるほど、こんな状況が有り得ないということを思い知らされる。
「未来……教えてくれよ……誰なんだよ、アイツは……」
ちょっとした絶望を感じ、天井を仰ぐ。
「ま、行くしかないのかねぇ……」
もはや投げやりな気持ちでそう呟く。
下に行って何か進展があるとは到底思えないが……行かないよりもマシな気がした。
───────────────────────

今度は試作品で埋め埋め。
続きは新スレで。

1001 :1001 :Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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0ch BBS 2004-10-30