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[第三弾]妹に言われたいセリフ
- 1 :No.2 :03/07/01 02:21 ID:xdbq4ySt
- 全国のお兄ちゃま
脳内妹がいつも言ってくれる萌えセリフを
暴露しちゃいましょう
【過去ログ】
妹に言われたいセリフ
http://game.2ch.net/gal/kako/1022/10225/1022257886.html
[第二弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1028470988/
- 2 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 02:27 ID:???
- 2げとずさー
- 3 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 03:25 ID:???
- も 新
う (;´Д`) ス
い X__@X ) レ
い U|___(ノ| の
・ .し ∪ 聞
・ / こ
・ ノ( え
! ! ,─--.、て と
-=ノ从ハ从 か
c∞
- 4 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 04:51 ID:???
- 妹にやられたい行為
http://www.itshappening.com/upload/chechclear.asf
- 5 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 05:24 ID:???
- 関連スレ、リアル妹さんの話はこちらで。
妹キャラに萌えてる人………
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1033178507/l50
- 6 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 19:15 ID:???
- >>4はグロ動画な。せっかくの新スレに水指しやがって・・・早く消せ!
- 7 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 19:22 ID:???
- 黙って透明あぼ〜んしようよ、お兄ちゃん。
- 8 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 23:26 ID:RNVJHzrQ
- ってか即死回避しないと…
回避挙げ
- 9 :匿名厨房 :03/07/02 00:01 ID:???
- …くそ…メモ板だけじゃなくシス板にも首が…
- 10 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/02 22:21 ID:clEW+MlM
- 即死ってどれだけレスが付けば回避できるの?
とりあえずage
- 11 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 19:49 ID:???
- hosyu
- 12 : ◆isG/JvRidQ :03/07/07 22:15 ID:hnxirTrs
- 「お兄ちゃ〜ん♪七夕の飾りつけしようよ〜♪」
「そうか…今日は七夕か…」
「うん♪今日は織姫と彦星が一年に一度だけ会える日…ロマンチックだよねぇ♥」
「ま、毎日会えなくなったのは、奴等の自業自得。俺は、七夕は見せしめの日だと思うがな…」
「むぅ〜!違うの!ロマンチックなの〜!」
「はいはい…。そういうことにしてやるよ…」
「分かればよろしい♪…それよりも、飾りつけだよ〜♪いっぱい、短冊書いたんだから〜♪」
「一体、何をそんなに書いたんだよ?」
「エヘヘ…ナイショだよ〜♪」
「ま、それは構わねぇけど…どうせ飾る時には見えちまうぞ?」
「う〜ん…それもそうだね…。じゃあ、見てもいいよ〜。はい、お兄ちゃん」
「なになに…『美味しいモノが食べたい』…『カワイイ服が欲しい』…何だ、これは…」
「へへへ…」
「えーと、コレは…」
「あ、お兄ちゃん!!それはちょっと、恥ずかしいよ〜!」
「ふむ…『お兄ちゃんといつまでも仲良くできますように!』?…全く、お前という奴は…」
「だってぇ〜!」
「もういいよ…。さ、とっとと飾り付けしようか…」
「うん♪あのね…『この』短冊…一番上につけて欲しいな♪」
「はいはい。分かったよ…」
「ありがとう、お兄ちゃん!…やっぱり私…お兄ちゃんとずっと、一緒にいたいよ&hearts」
「叶うと…いいな…」
「うん♪お兄ちゃん、大好きだよ&hearts」
*******************************
元712、図々しくも、新スレに出没!…ホントにゴメンなさい、反省してます…。
ところで、一体、あの終了宣言は何だったのか、よく分からないですけど、
良ければ、今後またこのトリップを使わせてもらいたいと思ってますが…
どうでしょう?皆さん?
- 13 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/07 23:29 ID:???
- >>12
気にせず、好きなように、思う存分、書くべし。
- 14 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/08 03:49 ID:+0DmkoPt
- >>12
エロゲやってる気分になった
- 15 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/08 06:51 ID:???
- >>12
本当に好きなんだな、SSが。愛は伝わったよ…
くれぐれも場の空気を見てやるべし。
実社会でもそうだが、「空気を読みとる」「TPOをわきまえる」は人生において
大切な事だからな。
ところでネットしてていつも疑問なのだが「&hearts」て何なのさ。
- 16 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/08 10:19 ID:???
- &heartsは♥のミス。
&heartsのsの次に;を忘れている。
& h e a r t s ;
ね。(実際にはスペース抜きで)
- 17 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/08 12:40 ID:???
- >>16
親切な奴だなぁ(・∀・)
- 18 :15 :03/07/09 09:42 ID:???
- おお、ご親切に…と言いたいところだけど……。
全然わからんよ…。
しかしふと気づいた。「これってもしかしてタグ?」
ぐぐってみること数分…やはりこれは絵文字だったんだ。がーん。
これもある意味「機種依存文字」だよなあ…とほほ。
- 19 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/09 10:15 ID:???
- HTMLの特殊文字を機種依存文字と一緒にするなよ。
どんなブラウザ使ってるん?
- 20 :15 :03/07/10 08:47 ID:???
- ネスケ4.8…。
ええ、はい、仰りたいことはわかってますよ…。
乱暴な括りは謝るよ。しかしこのネットの中でハードやソフトひとつも
好きな物を満足に選べない状態がどうも歯がゆくてね…。愚痴すまそ。
- 21 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/10 09:32 ID:???
- 自由に選べるじゃん。
無いなら自分で作れば良い。
他人頼りで選択できないというのは随分乱暴な気がする。
- 22 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/11 01:18 ID:???
- これぞ究極の妹
http://myweb.cableone.net/idcomp/trainhit.asf
- 23 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/11 14:58 ID:???
- ↑グロ
- 24 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/12 23:33 ID:???
- >>21
あなたの「なんでもDIY」な意見も随分乱暴な気がする。
- 25 :山崎 渉 :03/07/15 10:35 ID:???
-
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
- 26 :山崎 渉 :03/07/15 13:32 ID:???
-
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
- 27 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/18 21:01 ID:???
- 何を待っているの…?
- 28 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/19 17:55 ID:???
- ♥
- 29 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/23 22:29 ID:KdqGh4hl
- ふぁぁぁ……(のびー)
あ、お兄ちゃん おはよ。
- 30 :_ :03/07/23 22:31 ID:???
- http://homepage.mac.com/hiroyuki44/
- 31 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/23 22:34 ID:E6jZehFc
- 一つか二つ下の妹に、
○○(自分の名前)早く起きろ〜!
といわれながら寝込みを襲われる(いきなり上に乗られる)。
- 32 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/23 23:16 ID:XffJplZw
- 上で妹腰振ってない?
- 33 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/07/28 20:23 ID:???
- くそう、なんか知らんがずっとプロキシとかいうのがかかって書き込みできんかった_| ̄|○
当方、PC及びネット関連には全く持って初心者ゆえ・・・
短編投下。時間がないのでスマソ。
--------------------------------
「お兄ちゃん、ここが分からないんだけど・・・教えてくれない?」
「すまん、前期試験近いから見てやれん」
「え〜、ここだけでいいんだよぅ」
「300秒待て、集中力が残ってるうちにこの問題を解かないと、後からじゃめんどくせぇんだよ」
「ふ〜ん・・・い〜ち、に〜い、さぁ〜ん・・・」
「・・・うるさいから出てけ」
「え〜、だって300秒って・・・」
「やかましい、俺は試験勉強してるんだ! 出ていかんと爆殺シューターを叩っこむ」
「・・・もう! いいもん、お兄ちゃんになんか頼らない!!」
〜5分後〜
「お兄ちゃん・・・5分たったよ?」
「ほれ、この紙に全部書いておいた。これ持ってさっさと終わらせろ」
「え・・・? わぁ、もしかして5分待てって・・・」
「いいからさっさと出ろ! 俺は忙しいんだ!」
「わ、分かったよ・・・ありがとう、お兄ちゃん」
(なんだかんだいっても、お兄ちゃんは優しいな・・・)
(許せMyシスター・・・この問題が解けなければ、単位がやばいんだ・・・)
〜続くか?〜
- 34 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/29 00:21 ID:???
- 妹よりむしろ乱暴なふりして実は優しい兄萌えなスレはここですk(ry
いや、まぁ激しく同意だけどねw
- 35 :山崎 渉 :03/08/02 02:07 ID:???
- (^^)
- 36 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/04 00:55 ID:???
- 朝。
「おはよう、お兄ちゃん」
「(^^)」
昼
「おにーちゃん! 一緒にご飯食べよ」
「(^^)」
夜
「お、お兄ちゃん・・・あ、あのね・・・その・・・一緒に寝てくれないかな・・・」
「(^^)」
こんな兄貴は(゚听)イル or (゚听)イラネ 、どっち?
- 37 :(゚听)イテホシイ :03/08/04 01:09 ID:???
- (゚听)イル
- 38 :神 :03/08/07 01:28 ID:???
- あかちゃん・・・でき・・・ました・・・。
- 39 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/07 01:53 ID:BAhxiixK
- >>38奇形確率UP!近親相婚(・A・)イクナイ!!
- 40 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/07 09:33 ID:???
- >>38
詳細きぼん!
- 41 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/07 10:37 ID:???
- おにいちゃん、何の本読んでいるの?
- 42 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/07 16:29 ID:???
- エロ本に決まっておる
- 43 :38 :03/08/07 21:37 ID:???
- >>40
サウンドノベル【街 運命の交差点】の一台詞ですが、何か??
- 44 :山崎 渉 :03/08/15 15:13 ID:???
- (⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
- 45 :元712 :03/08/15 17:45 ID:???
- せっかく新作書いたのに、ホスト規制で書き込めない…
- 46 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/08/16 01:55 ID:???
- 「いつまでも私を子ども扱いにしないでよっ!」
「バータレイ、お前はがきなんだよっ!」
「なによぉっ! それじゃ、証拠見せなさいよぉ!」
「そ、それは・・・」
「何よ、今更ないなんて言うんじゃないでしょうね!?」
〜回想中〜
「おにーたん、こわいゆめみちゃったから、おにーたんといっしょにねさせて・・・」
(うわっ、こいつまた寝ぼけて幼児退行起こしやがった!)
「おに〜〜〜た〜〜〜ん」
「ばっ・・・甘えんじゃねぇ、一人で寝てろッ!」
「・・・ぐすん、ぐすん」
「分かった、分かった、一緒に寝てやるから、な?」
「わぁ〜〜い、おに〜たんといっしょのおふとん〜〜〜」
(また夜中にベッドに戻してやらんといかんのか・・・まんどくせ・・・)
〜回想終了〜
(言えないっ・・・! こんなこと言えるわけがないっ・・・!)
「ほら、言ってごらんなさいよ!」
「・・・・・・」
「ふふん、やっぱり言い返せないんじゃないの」
「うぬっ・・・」
「もう今度から子ども扱いしないでよね、"おに〜たん"!」
「・・・何ッ!?」
オシャマイ
- 47 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/16 15:19 ID:???
- (*´д`)ハァハァ
- 48 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/19 08:17 ID:???
- test
- 49 :元712→遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/19 09:07 ID:???
- やった〜!規制解除〜
新作も近いうちに貼りますよ〜
- 50 :関連スレ222 :03/08/23 22:19 ID:???
- 遅ばせながら新スレおめでとうございます。
たまには私もSSを書きたいところですが、今は忙しいのでちょっと無理っぽいです。
暇が出来ましたらそのうち書かせていただくかも知れません。
- 51 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/24 20:06 ID:???
- 楽しみにしてます
- 52 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/26 22:12 ID:???
- ちょいと季節外れで出しにくいですが…夏のお話でも…
「ねぇ〜、コッチとコッチ、どっちが似合うかな〜?」
妹が両手に水着を持って、俺に選択を迫る。
と言うのも、俺は、今朝、無理矢理妹の水着選びに駆り出され、
色とりどりのビキニやワンピースに囲まれて、夏の一日を無駄に過ごしているのだった。
「別にどっちでも…」
「もう〜!真面目に考えてよ〜!!」
妹が頬を膨らませ、腰に手を当てて怒鳴る。
「さりとて、退屈なのだから仕方あるまい…」
「ぷぅ〜!!私はいいけど、カノジョと来た時は絶対にそんな事言っちゃダメだからねっ!!」
「ああ、分かった分かった…」
「ホントに分かってる〜?…まぁ、いいや。それよりもどっちがいいと思う?」
「右…」
「もう!適当に言えばいいってモノじゃないよっ!!」
「じゃあ左…」
「だから〜!!」
「そう言われてもな…。水着なんて見せられても…」
「あっ、もしかして、着て見せて欲しいの〜?もう〜、えっちなんだから〜♥」
「いや、そういう意味じゃなくて…」
「遠慮しないで〜。じゃあ、まず一番気に入ったコレから着てみるから、ちょっと待っててね♪」
そう言い残し、妹は颯爽と試着室に消えてしまった。
強引に試着に持ち込まれたが、この場合、妹は気に入った水着を着て見せたいのだ。
言わば、俺に選ばせた物はどうでもよくて、目をつけていた物があったのである。
と言うことで、待たされている間、逃げ出したい衝動に駆られた…
が、面倒なことになるのはイヤなので出来なかった…
- 53 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/26 22:12 ID:???
- 「あの…お兄ちゃん…」
しばらくして妹がカーテンを開けた。
出てきた妹は花柄のビキニを着ていた。
「さっきの威勢はどうした?」
「実際に着てみると…ちょっと…恥ずかしいよ…。色んな人に見られちゃうし…」
妹は顔を真っ赤にして、俯いていた。
「ビキニは初めてなんだけど…似合う…かな…?」
やがて覚悟を決めたのか、顔を赤らめながらその場でクルリと回って見せて、俺に感想を求める。
「…ああ、似合ってるよ」
「えっ…!?」
「何だよ!?そのリアクションは!?俺が普通に誉めるのがそんなに意外か!?」
「ふふふ、ゴメンね…。でも、ホントに驚いたよ〜」
「ま、俺の感想なんか何の参考にもならないけどな」
「ううん。例え似合って無くても、お兄ちゃんが誉めてくれたのがイチバンだよ♪」
「でも、恥ずかしいんだろ?違う物の方が…」
「大丈夫だよ♪お兄ちゃんに誉めてもらったら、自信が出た♪」
「…じゃあ、それを買うのか?」
「うん!そうするよ!」
そう言うと、妹はまたカーテンを閉め、着替えを始めた。
またしばらくして出てきた妹をレジに連れて行こうとしたが、
妹は動かず、ただ呆然とある一点を眺めている。
俺も気になって、そちらの方を見ると、色鮮やかな浴衣の売り場だった。
「お兄ちゃん!今度はあっちに行こうよ!!」
「浴衣!?買うのか!?」
「見るだけだよ〜!さぁ、行こう♪」
妹は興奮していた。
妹は急いでサンダルを履くと、
脱いだばかりの水着を片手に、もう片方の手に俺の手を掴んで走り出す。
「お兄ちゃん、速く速く!」
「ああ、今行くよ…!」
- 54 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/26 22:13 ID:???
- 「お兄ちゃん今日はありがとう!楽しかったよ♪」
夕日に染まる帰り道、妹が俺の手を握りながら本当に嬉しそうに言った。
「そうか…。俺は…」
「楽しくなかった…?」
妹が不安そうに俺の顔を覗きこむ。
そして、心なしか、妹の手の握りが弱くなったような気がした。
「まぁ、いい暇潰しにはなったな」
「はぁ〜良かった〜。お兄ちゃんが怒ってないかちょっと不安だったんだ〜」
妹は俺に微笑んだ後、思い出したように言った。
「そうだ!まだ一つ、お兄ちゃんに言うことがあったね。
え〜と、水着と浴衣を買ってくれてありがとう!私、大事にするからね!」
「そんなに高くなくて良かったよ。大事に使えよ」
「うん♪」
妹は元気良く頷いた。
「そういえばね、今まで忘れてたんだけど…今日ね、お祭があるんだ…それでね…」
「早速浴衣を使う時が来たな」
「うん♪だからね…お兄ちゃん、一緒にお祭行こ?」
「行ってもいいが…そんなに金は無いぞ…」
「全然オッケーだよ〜!!…お兄ちゃんがいてくれれば…だからお願い!」
「分かったよ。…じゃあ、混むから急いで準備しなきゃな…」
「うん♪早く帰ろ♪」
妹がまた俺の手を優しく握り、歩き出す。
「お兄ちゃん、リンゴ飴は絶対に買おうね!」
「ああ、買ってやるよ…」
「いいの?お金ないんでしょ?」
「お前はそんな心配しなくてもいいんだ…。妹は兄に思いっきり甘えればいい…」
「じゃあ、今日一日はお兄ちゃんに甘えちゃおっかな〜♥」
思いっきりの甘えのつもりなのか、妹が俺の腕に抱きつく。
そして甘えた声でこう言った。
「お兄ちゃん、大好きだよ♥」
- 55 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/26 23:21 ID:???
- と、いう夢を見たわけだな?そうだな?そうしろ。頼む……。
- 56 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/28 22:06 ID:???
- 実際存在したら嫌だろ、こんな妹…
たぶんヤッちまうから。
- 57 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/28 22:18 ID:???
- 大丈夫。
仮想で理想の萌え妹だから。
現実は色々問題や嫌な面もあるから、
仮想のように純粋に良いだけの存在は無理だしね。
- 58 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/28 22:26 ID:???
- だから、このスレは存在してるんだろう。
ただ、理想的な萌えだけを追求するために。
そもそも、リアル妹の話は関連スレでするものみたいだからな。
- 59 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/30 21:18 ID:???
- 『妹キャラに萌えてる人………』スレとスレ内容がかぶっているからね…
- 60 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/08/30 21:51 ID:???
- って言うか、このスレが何をするスレなのかいまだに分からん
- 61 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/01 21:38 ID:???
- お兄ちゃん!起きてッ!
- 62 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/02 00:35 ID:???
- オセロなんかの分かりやすいゲームで、
「あぁ〜っ! そこダメ! ちょっと待って!」
とか言いながらコマの取り合いでじゃれ合うのを希望。
- 63 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/02 15:11 ID:FQjvVFG1
- >>52
>>53
>>54
めちゃくちゃいいぞ!
- 64 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/09/04 21:16 ID:???
- >>62 頑張ったけど…一レスじゃちょっと無謀だったかも…
「やったね!いち、にい、さん…おおっ!七個も取れたよ〜!」
「馬鹿、良く考えろよ。悪いが、この一列貰うぜ」
「あぁ〜っ! そこダメ! ちょっと待って〜!」
「断る」
「うう…お兄ちゃんイジワルだよぉ…」
「意地悪で結構。さあ、お前の番だぞ」
「う〜ん…。よ〜し、ここにしようっと!」
「ふむ…考えたな…」
「わ〜い♪誉められちゃった〜♪」
「じゃあ、俺はここに…」
「…おっ!やった〜!カドげっと〜!!」
「角を取れば良いというモンじゃない…」
「あれ〜?ひょっとして負け惜しみ〜?」
「うるさいっ!」
「怒ってる怒ってる〜♪」
「俺はここに置いて…コレが最後だな」
「う〜ん…ありゃ…ちょっと負けてるかな…?」
「微妙だな…ちょっと数えてみるか…」
「あっ、手伝うよ」
ガタッ
「あ〜あ…バラバラになっちゃったよ…」
「勝負はお流れか…残念だな…」
「そうだね…、でも楽しかったよ!お兄ちゃん、もう一回やろっ!」
「おう。ケリをつけてやるぜ」
「うん♪…でも、お兄ちゃん、今度は手加減はいらないからね?」
「チッ…バレてたか…」
「でも、嬉しいな〜♪お兄ちゃんって優しいから大好きだよ〜♥」
「お前…甘えたって何も出ないぞ?」
「うん♪分かってるよ♪さぁ、お兄ちゃんからどうぞ〜♥」
- 65 :62(ベタネタ好き) :03/09/05 01:50 ID:???
- >>64
じゃれ合ってハプニング発生してほしいんだよ。
「あと10秒…5.4.3…」
「ちょ、え〜と、くっ、うぅ…あぁもう!(パシッ パタ)」
「あ〜らら、やっちまったな(ピシィッ! パタパタ…)」
「うわ、それはあんまりだって!やっぱり今のなし!
ていうか、いきなりカウントするのって卑怯だよ〜」
「それしきでビビる奴が悪い…って待てコラ勝手に戻すな!」
(ドタバタパタペチふにっ)
「あ〜、なんだ、お前もいつの間にか成長して…」
「(パシィッ!)スケベ!変態!もう知らない!(バタン!)」
「…案外柔らけぇ…って何言ってんだ俺。…後で謝っとくか」
「(どきどき…)お兄ちゃんの…バカ…(どきどき…)」
こんな感じの80年代クラスのベタネタが好き。
つか、セリフと音だけで書くのってけっこうきつー。
- 66 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/05 06:54 ID:???
- 激しく萌え
- 67 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/06 01:16 ID:???
- あなたを……斬る……
- 68 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/08 14:44 ID:???
- 「さっさと死ね!!このバカ兄貴!!」
使用済み下着盗んだのバレてからは毎日言われてます(´・ω・`)
前はマターリした関係だったのに・・はやまらなきゃよかった_ト ̄|○
- 69 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/08 21:21 ID:???
- >>68
それでもボキしてるんでつね…。
そんなあなたに栄光あれ。
- 70 :68 :03/09/08 21:42 ID:???
- >>69
見つかった時に欲望にまかせた勢いでレイープしようかとも思ったけど
手が後ろに回った後の事や今までの人生が走馬灯のように
頭の中を駆け巡ったので、土下座して平謝りで、何とか親には黙ってもらいましたが
もう兄妹関係グッチャグチャです(´・ω・`)
- 71 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/09 06:32 ID:???
- >>68
マジネタだったら凄いなぁ・・・。
俺の所はいつも下着も寝間着も脱ぎ捨てていくため、
そう言うことは起こらないナァ。
だから逆にそう言うことを行おうとする気が起きないのかも。
しかし、寝間着の下とパンツを同時に下ろして、
そのままそれを放置していくっていい加減な大人としてどうよ?と言った感じだ。
兄として妹の将来がちょっと心配だ・・・
事がばれたときに
「いや、お前の部屋に洗濯物があったらから、ついでに俺のと合わせて
洗濯しようと思っていたんだよ」
とか何とか言い訳できなかった?
- 72 :68 :03/09/09 10:27 ID:???
- >>71
部屋に持ち込んでハァハァしてる所を抑えられました_ト ̄|○
いい兄貴で通ってたのに・・・(´・∀・`)
- 73 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/09 13:42 ID:???
- >>68
おまいさんの未来に幸あれ。
- 74 :68 :03/09/09 22:18 ID:???
- 俺みたいな犯罪者スレスレの奴に暖かい言葉をありがとう・・・
自業自得すぎて家では何も言えないのさ(´・ω・`)
- 75 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 00:34 ID:???
- つーか、家出ろや。
一人暮らしでもして5年位、音信不通でやってればそのうち妹から誤りにくるぞ
私のせいでごめんなさいってな。俺はそれで乗り切った
- 76 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 00:46 ID:???
- >>75
経験者かい。
あ〜、カナーリ仲良かったから、今はその反動で厳しいのかな〜
と都合の良い事を考えてしまう・・
そのぐらいしなきゃ清算されないのかなぁ
ていうか俺がいない間に暴露されたらどうしようとか
意気地のない事考える俺。
- 77 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 08:33 ID:VLMeVd9k
- 妹に欲情するなんてありえない。
妹のいない奴のただの妄想。
- 78 :●のテストカキコ中 :03/09/10 08:36 ID:???
- http://ula2ch.muvc.net/ (このカキコは削除しても良いです)
- 79 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 10:19 ID:???
- >>77
人と場合によるぞ
- 80 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 16:57 ID:???
- >>77
そういうことを言うと、おじさんが君を精神分析してしまいますよ?
とりあえず、妹と仲悪いね君。
これは確定。
以降は推論。
仲が悪くなったのは君か妹が思春期の頃だね?
多分、原因は君にあるね?
妹を女として見るのを意識して嫌ったことが無いかな?
妹はひょっとして君より出来が良かったか?
妹に対して重度のコンプレックスを抱えていないか?
健全な兄妹なら、あえて嫌わずともそんな感情は始めから持たないよ?
実は裏で何か考えたろ?
さあ、ゲロを吐いちまえ。
お前は妹をどうしようと思ったんだ?
それで自分が嫌になったんだろ?
なに、ここは所詮ネットだ。
ぶちまけたって困らんよ?
- 81 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/10 22:12 ID:???
- >>76
そこまで仲良かったんならあまりにも軽率な行動じゃ・・・
最悪、妹が男性不信になる可能性もなきにしもあらず。
- 82 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/19 18:14 ID:???
- 妹が俺を呼ぶときは「お兄ちゃん」と呼んでくれるのだが(妹18歳)
人前だとちょっとアレだと思い「兄さん」にでもしたらどう?と聞いてみたが
どうやら変える気は無い模様。
他の人は妹に何と呼ばれている?
- 83 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/19 18:37 ID:???
- >>82
基本は「兄ちゃん」。気分によって変わる
- 84 :62さんへのお詫び… ◆isG/JvRidQ :03/09/20 22:22 ID:???
- 妹が雑誌のような物を真剣な表情で見ていた。
不審に思いながらも、邪魔をしないように俺はすぐそばのソファにそっと座る。
「お兄ちゃ〜ん、夏の大三角形でベガ、デネブと後一つって何〜?」
俺が近くに来たことに気が付いたのか、妹は俺に質問をした。
「アルタイルだが…。何だ?理科の宿題か?」
「うん、ちょっとね〜」
そう言うと、妹はまた雑誌に集中する。
しかし、またすぐに、
「お兄ちゃん。深紅色を英語で言うと何って言うの〜?」
「深紅色…?…いや、分からん…」
「え〜っとねぇ…、一、二、三…五文字なんだけど…」
「…うーん…分からん。…つーか、さっきから何やってんだ?」
「パズルだよ。クロスワードパズル〜」
「へぇ、お前みたいなバカでもクロスワードパズルなんてやるのかよ」
「ひど〜い!!私だってパズルぐらい出来るよ〜!!」
「…あっ、応募すると何か良い物が当るとかか?いや、それ以外に考えられん!」
「うん、一応、懸賞はついてるみたいだけど…」
「『一応』…って、懸賞目当てじゃないのか?」
「べっつに〜、ただの暇つぶしだよ〜。それより…分からない?さっきの問題…」
「うむ…つーか、分かんなきゃ違うトコから解いていけばいいじゃねぇか」
「だって…他はもう分からない…」
「はぁ…。じゃあ貸せ…。俺がやる」
「ダメ〜!私がやるの〜!!」
妹は、意地になって渡そうとはしない。そして、守るように強く抱き締める。
「貸せ!」
「ヤダ〜!!」
「どうせお前にゃ出来んだろうが!」
「出来るもん!!頑張るもん!!」
「いいから貸せって!」
俺は無理矢理奪い取ろうと右手を伸ばした。
妹は取られないように、しっかりと抱き締めていた。
- 85 :いつも以上に雑だ… ◆isG/JvRidQ :03/09/20 22:23 ID:???
- その瞬間…
ぱふ
「「あっ…」」
掴み取ろうとした俺の手が、妹の胸部に触れてしまった。
いや、触れるだけならまだしも…妹のソレをしっかり握っていた。
暫し時が止まる…
「ちょっと!いつまで触ってるの〜!!」
妹はその状態に今気が付いたようで、顔を赤くして怒鳴る。
「…えっ、ああ…」
「お兄ちゃんの…えっち…」
「すまない…」
「…」
「…」
「でも…予想通りキョニュウだったな…」
「えっ…そっ…そうかなぁ…?」
「ああ…立派なモンだ…」
「そうかなぁ〜。えへへ、お世辞でも嬉しいな〜」
「ああ…虚数の虚と乳で『虚乳』…。言わば、立派な抉れ胸…」
「虚乳…?…うぅ…もう!!お兄ちゃん!!!」
「いやぁ、悪い悪い。つい本音が…」
「本当の事を言えばいいってモノでもないでしょ!!」
「それは俺が悪かった。だから許せ」
「謝っても許さないんだからね!!」
妹が顔を真っ赤にして、俺の胸をポカポカと殴る。
しかし、少し頬を膨らませた妹は、妙に可愛い。
…せっかくだ、少しからかってやるか
- 86 :30秒規制なんて大嫌いだ! ◆isG/JvRidQ :03/09/20 22:25 ID:???
- 「まぁ…俺は…」
俺は、暴れる妹を軽く抱き締めた。
不意をつかれたようで、妹は急に大人しくなる。
「小さくても好きだぞ?」(無論嘘)
と、耳元で囁いてみる。
こんなこと普段の俺なら絶対に言わない。いや、言いたくも無い。
小恥ずかしいが、だがしかし妹をからかうのは面白い。
「なななっ…何言ってるのよっ!!」
これが冗談だとは微塵にも思わず、妹は全力で否定する。
「照れちゃって。可愛いな、お前は」(勿論口から出任せ)
「ちょちょ…ちょっと!!お兄ちゃん!?熱でもあるんじゃないの!?」
「俺はいつだって本気だ…。なぁ…お前こそ、正直になった方がいいんじゃないか?」
「…お兄ちゃん…」
「…俺はお前のことが好きだ」(当然、心にも無い)
「うん…。私も…お兄ちゃんのことが…」
「…いいのか?」
「モチロンだよ、お兄ちゃん…」
妹は頬を赤らめて、俺の抱擁に体を任せている。
今更になって、騙すことに罪悪感を感じたが、本当だとはもっと言えない。
俺は少し覚悟を決めて、そろそろオチをつけることにした。
- 87 :文章構成力の無さは許して… ◆isG/JvRidQ :03/09/20 22:26 ID:???
- 「あ〜!!疲れた!!」
妹がキョトンとした目で俺を見ている。驚いて何も言えない様子だ。
「…?」
「俺の演技力もなかなか大した物だ!!」
「演…技…?」
「ああ。お前が俺の計画に見事ハマってくれるからな!」
「計画…じゃあ、全部ウソ?」
「ま、まぁ…そういうことになるかな…」
「う…う…うわぁぁぁぁぁん!!お兄ちゃん、ヒドいよ〜!!」
「いや…それはホントに悪かった!!ウソをついたことは謝る!!」
「私は…本気でお兄ちゃんのことが好きなのにっ!!…うっ…うっ…」
「いや…お前があまりにも可愛かったから…ちょっと…」
「どうせ…それも…それもウソなんでしょ?」
「いや…それは…」
「ちゃんと私の目を見てよ!!本当の事を言って!!」
「それだけは…嘘じゃない。それだけは…本当だ…」
「へぇ〜、そうなんだ〜。ありがと〜」
「はっ!?」
「お兄ちゃんは私が可愛いって思ってたんだ〜。嬉しいな〜」
…どうやら、妹のほうが一枚上手だったようだ。妙に悔しい思いに駆られる
「アハハハ!!ちょっと悔しいけど、すごく楽しかったね〜!?」
「まぁ、暇つぶしにはなったな」
「うん♪そろそろ、ご飯の時間だね〜」
「さぁ、飯の準備でもしようか」
「おぉ〜!!」
あの騙し合いも、二人の信頼があってこそのものだっただろう。
信頼の上に成り立つ物なら、たとえ冗談でも悪くは無いと思えた。
そして…
クロスワードパズルのことなど、二人ともすっかり忘れていた…。
まぁ…今となってはどうでもいいことなのだが…。
- 88 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/20 22:34 ID:???
- おいおい。何一人で勝手においしい思いを独占している上に回顧してやがるんだ?
すごく羨ましいです。もう少しお聞かせ下さい。
- 89 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/09/20 22:42 ID:???
- >>88
(;´-`).。oO(どうしよう…純度100%の妄想なのに…)
(;´-`).。oO(いや…もしかして遠まわしの苦情か…)
- 90 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/21 21:57 ID:???
- >1にもあるとおり、「脳内妹」ってことで。
てゆーか、あんたエロいな。
- 91 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/09/21 22:38 ID:???
- >>87
いいっすね〜。ここのスレの小説はすごく好きだ
- 92 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/10/06 00:03 ID:???
- 保守っておく
- 93 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/10/16 18:01 ID:???
- ほしゅ
- 94 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/10/18 22:37 ID:???
- 久々に短編投下。
-----------------------------
妹が熱を出した。風邪を引いたらしい。
当然のように看病役は俺に回された。感染ったらどうするんだ?
だが、妹の姿を見てそんな思考は吹き飛んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
苦しげに息をしている。その姿を見てから、俺はつきっきりで看病してやった。
「兄さん、感染っちゃうよ・・・」
「気にするな、今は早く治す事だけ考えろ」
「う、うん・・・ごめんね」
上目遣いで謝る妹。思わずどきりとしてしまう。
(くっ、何を考えているんだ俺は! 看病しろ、看病!)
数日後、妹はすっかり完治した。入れ替わりに俺が風邪を引いた。
「う〜ん、やっぱ人に感染すと治るんだね〜」
「て、てめぇ・・・ゴホッ・・・狙ってやがったな・・・」
「うふふ、こんなに辛いの、早く治したいもの」
40℃の熱の中、俺はうわ言のように呟く。
「は、謀ったな・・・ぐうう・・・」
「騙される方が悪いのよ」
悔しさと怒りで頭がボーっとして、それ以上起き上がれずにベッドに横たわる。
すると、妹がぼそりと何かを呟いた。
「でも、つきっきりの看病は嬉しかったな・・・ありがと」
「な、何か言ったか・・・?」
「何も言ってないわよ! ま、今度は私が看病してあげるから」
その晩、料理のできない妹が作ったおかゆによって、病状悪化したのは言うまでもない。
〜FIN〜
- 95 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/10/19 01:03 ID:???
- (*´д`)ハァハァ・・・?
- 96 :お久しぶりです ◆isG/JvRidQ :03/10/19 19:26 ID:sRKFPO58
- 「お兄ちゃ〜ん。ねぇ〜、勉強教えて〜?」
妹が俺に抱きついてねだる。
マジでどうでもいいが、俺の背中に限りなくゼロに近い胸を押し当てている。
妹だって意識はしてないと思うが、こういう手段が使えるあたり、女は卑怯だと思う。
…断じてそうなりたいというワケでは無いが。
「『勉強教えて』だと?『私の代わりに宿題やって』の間違いじゃねぇの…」
「うっ…ち、違うよぉ〜」
「じゃあ何だよ?」
「だから勉強を教えて欲しいの!!」
「何を?」
「数学。…お兄ちゃん得意だよね?」
「まぁ、中学の数学くらいは余裕だが…」
「じゃあ教えて?」
「「嫌だ」」
妹と俺の声がハモる。
こういうときは、物凄くきまりが悪い。
…相手が故意の場合は特にだ。
俺が顔を顰め、妹が笑い出す。
「ふふっ…あはははっ!!」
「…」
「お兄ちゃんのことぐらいお見通しだよ〜♪」
「…」
「あはははっ!!ムキになってる〜♪可愛いな〜♪」
「うるせぇ…」
「あははははははっ…!!」
「黙れ!!出て行けぇ!!」
「勉強教えてくれるまでは、出て行かないよ〜ん♪」
「あ〜!!分かった!!速攻で教えてやるから、何が聞きたいのか言え」
「106ページ」
「で、何処が分からないんだよ…」
- 97 :ageちゃった…スマン ◆isG/JvRidQ :03/10/19 19:27 ID:???
- 「最初から全部♥」
何だこの女は…。
大体、俺はそんなに頭が悪いわけではないのに、妹は何故こんなにバカなのだろう…。
考えてもどうにかなる物でもなかったが、俺はそんな事を考えずにはいられないのだ。
呆れた俺は大きくため息をつくと、シャーペンを握り、早口で話し始める。
「え〜と、ここをこうすると、こんな式になる。で、この公式から答えがコレ。はい、分かったな!?」
俺は自分でもよく分からないような式と図を、適当に書いて説明する。
うむ、我ながらワイルドな絵だ。
つーか、兄にこんな説明されたら、俺なら多分殴ってる。
「こんなんじゃ分からないよぉ…」
俺もそう思うぞ、妹よ。
「そうかい、そりゃ良かったな。よし消えろ」
「よくない〜!!もっとゆっくり教えてよぉ〜!!」
「大体、俺の『好意』で教えてやったんだ。お前が分かるまで教える義務はねぇ」
「こんなにカワイイ妹が勉強できなくて恥を掻いてもいいの〜!?」
「いい。俺はそんな小さなことには構わん」
「全然いくな〜い!!」
「大体、そんな難易度の高い問題、お前じゃ一生かかったって理解できねぇよ」
「あ〜!!言ったなぁ〜!!」
「おう、言った。だって本当の事だろ」
「お兄ちゃんがそこまで言うなら、私一人で理解してやるもん!!」
「無理無理。今度はちゃんと教えてやるからテキスト貸せよ」
「いいっ!!」
「そんな意地張るなよ。教えてやるって言ってるだろ?」
「意地張ってるのはどっちだよぉ!!もういいっ!!お兄ちゃんのバ〜カ!!」
妹は威勢良く捨て台詞を残すと、乱暴にドアを開け俺の部屋から退散した。
- 98 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/10/19 19:28 ID:???
- ,.-‐v――.、
/ ! \
/ ,イ ヽ
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_, ∠ 気味悪いオタクね
! rrrrrrrァi! L. \___________
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、
./ ヽ> l / i \
- 99 :また無茶苦茶な ◆isG/JvRidQ :03/10/19 19:28 ID:???
- その後、妹は一度も部屋から出てこなかった。
さすがに俺も心配になってきたので、妹の様子を見に行くことにした。
「入るぞ…」
「うん」
部屋に入ると、妹は勉強机に向かい、頭を抱えていた。
「ほい、ココア。疲れただろ、」
俺は、カップを妹に手渡し、机を覗き込む。
「できそうか?」
「…全然ダメ」
「ほれ、ペン貸せ」
「はい…」
「まず、この図で…ここがこうなっているから…この式が出てくるわけだ」
「うん」
「で、今度はこっちから、こんな式が出てくる。ここまで分かるか?」
「うん。大丈夫だよ」
「で、この二つの式を、公式が使えるように変形。で、比較して計算して答えがコレだ」
「ふむふむ…」
「やり方さえ覚えれば意外と簡単なモンだろ?」
「うん。お兄ちゃん…ありがとう」
「しかし…今じゃ、こんな難しい問題を授業でやってるのか…」
- 100 :この兄妹飽きたな ◆isG/JvRidQ :03/10/19 19:31 ID:???
- 「ううん、違うよ♪」
「ううんって…どういうことだよ?」
「あの…お兄ちゃん…笑わないでくれる?」
「努力はしてみる」
「努力だけじゃダメ!!絶対の約束ぅ!!」
「はいはい、絶対笑わねぇよ」
「あのね…。頭が良くなりたいんだ…お兄ちゃんと同じ学校に入るために…」
爆笑しそうになったが、何とか耐えた。
「しかし、何でまた急に…」
「好きな人と同じ学校に入ると、何かイロイロ良いんだって!!」
こいつのバカさ加減には、笑いを通り越して呆れた。
「何よぅ〜?その顔は〜?」
「いや、幸せそうだな…と思ってな」
「うん。幸せだよ〜♥」
嫌味のつもりだったが、妹はニコニコと笑う。
本当に嬉しそうだったので、俺もなんだか良い気分になる。
俺は妹の頭にポンと手を置き、
「入って来い。俺の学校に…」
「うん。頑張る♪だからね…」
妹が振り向き、俺に抱きつく。
「えへへ…お兄ちゃん、ちょっといい〜?」
そして、互いの額と額をくっつける。
「ばっ、バカッ!何してんだよ!!」
「お兄ちゃんの頭の良さ…ちょっと分けて♥」
バカな妹だ。
だけど、そんなバカなところがコイツのいいところなのだろう。
「ふふふっ♪優しいお兄ちゃん、だぁ〜い好き♥」
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