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[第三弾]妹に言われたいセリフ

301 :288 :04/04/02 23:23 ID:???
(*´Д`) thx!

302 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/04/04 21:49 ID:???
お疲れさまです! 読んでて切なくなりました・・・。
この次も期待してます!

303 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/06 12:46 ID:???
またアク禁の巻き添えくらった……レスが遅れて申し訳ないです。

>>288-294
素晴らしすぎる……
そして、このスレにおける俺の立場が、また一段と無くなっていく……。

>>299
いえいえ……。
定期的に貼ることのみが俺の取り柄ですから……

304 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:15 ID:???
桜舞う気持ちいい春の日。
「気持ちよさそうだな」
ソファーで、まったりしていた妹に声をかける。
「あ……お兄ちゃん……」
「天気がいいからって、あんまりダラダラしてんなよ」
「だって気持ちいいんだも〜ん。お兄ちゃんも一緒にダラダラしようよ〜」
妹は寝ぼけたように気の抜けた声で言う。
「遠慮しとく……」
「そう?とっても気持ちいいのに〜」
妹が寝返りをうって、うつ伏せになる。
「春はいいねぇ〜、ポカポカして気持ちいいなぁ〜」
「そうだな。そろそろ炬燵も片付けようか……」
「え〜!?コタツ片付けちゃうの〜!?」
「最近暖かいし、もういらねぇだろ……?」
「でも、無くなっちゃうと寂しいよ〜!!」
この冬中、俺たち(主に妹)の足を温めてきた炬燵。
多少の愛着を感じるかもしれないが……そこまで言うのはどうなんだろう……。
「そういえば……そんなこと毎年言ってるような……」
「えへへ……そうだっけ?」
妹が舌をペロッと出して、微笑む。
「まぁいい、まだ今日はまだ今日は片付けないから安心しな」
「そうなの〜?あ〜、良かった〜♪」
「で、話は変わるが、ちょっと出掛けてくるから、留守番よろしくな」
「どこに行くの〜?」
「いや……別に言うほどのトコでは……」
「あ〜!!分かった〜!!またコンビニでしょ〜?」
「……くっ」
「それで、また、おもちゃ買いに行くんでしょ〜?」
「おもちゃって言うな、食玩と言え」
「お兄ちゃん、ソレ、ホントにどっちでもいいよ……。で、図星なんでしょ?」

305 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:16 ID:???
「ああ、確かにその通りだよ!!悪かったな!!」
「別に、そこまで言ってないでしょ……」
妹が呆れたように、小さなため息を一つ。
完全に立場が逆転している……。
「とにかく、ちょっと出掛けてくるから、留守番を頼んだぞ!!」
なんだか、居心地の悪いノリだったので、強引に話を終わらせようとする。
「あっ、ちょっと待って〜!!私も行くよ〜!!」
「何で?」
「お兄ちゃんとお散歩したいもん♪」
「じゃあ、行くか」
「うん♪」

「お兄ちゃん、何か買う〜?」
いつものコンビニ。いつもの棚の前。
唯一違うのは、今日は隣に妹がいること……。
「ああ、勿論」
俺は、目当てのブツを適当に二箱手に取り、今度は俺が妹に聞く。
「で、お前は何か買うのか?」
「あのね、ココでお菓子とかジュースとか買って、公園で食べようかなぁ〜と思ったんだけど……」
「ああ、いいねぇ」
「じゃあ、決まりね〜♪お兄ちゃん、何が欲しい〜?」
「団子か饅頭みたいな、和菓子が食いたい……」
「あっ!?気が合う〜♪私もそう思ったんだ〜♪」
「じゃあ、決まりだな」
俺は和菓子を売っている棚まで行き、相談した挙句、桜餅と団子のパックを手に取る。
そして、途中、お茶のペットボトルを二つ手に取って、レジまで持っていく。
「あっ!!お兄ちゃん……私、お金忘れちゃったよ……」
「いいよ、これぐらい俺が払う」
「えっ!?いいの〜?」
「そこまで俺はケチじゃないって」
「えへへ♪じゃあ、ご馳走になりま〜す♪」

306 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:18 ID:???
レジで、大量の商品をドサリと置き、ポケットから財布を取りだす。
そして、金を払い、袋に入ったお菓子やお茶を持って店の外に出る。
「お兄ちゃん、私が荷物持つよぅ……」
道路に出た途端、妹にビニール袋の持ち手を引っ張られた。
「何で?」
「だって、お金、全部払ってもらったから……それぐらいは……」
「おいおい……お前、何時からそんなにケチ臭い事言うようになったんだ?」
「でも……私、お兄ちゃんにこれ以上迷惑かけたくないもん……」
「それなら尚更、俺に持たせて欲しい」
「えっ……?」
「女に荷物持たせて自分は楽してる。なんて、後味が悪すぎる。俺のことを考えるなら、俺に持たせろ」
「お兄ちゃん……」
「それに、妹を可愛がることは、迷惑なんかじゃねぇよ」
うわぁ、恥ずかしいセリフ……。
……まぁ、あながちウソじゃないんだけど……。
「お兄ちゃん……♥」
そして、予想通りというべきか、妹が『恋する少女の視線』を俺に向ける。
やっぱり、こういう雰囲気は好きじゃない。
俺は軽く妹の頭を叩いて、少し早足で歩き出した。
妹は最初は戸惑っていたようだが、いつの間にか俺と並んで歩いていた。

「お兄ちゃん……気持ちいいねぇ……」
「ああ」
大きな桜の木の根元に座っている。
「さぁてと、桜も十分眺めたし、おやつにしよう♪」
「もうかよ?早ぇなぁ……」
「いいのいいの、花より団子って言うじゃない♪」
「ソレの意味知ってて言ってるのか?」
「ううん〜♪ぜんぜ〜ん♪」
「なら、いいや……」
俺は呆れて、突っ込む気も起きない。

307 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:19 ID:???
「じゃあ、決まり〜♪おやつだ〜♪」
妹は嬉しそうに、袋の中から団子を取り出して、手際よくパックを開ける。
そして、団子を二本持って、一本を俺に差し出す。
「はい♪お兄ちゃん、どうぞ〜♪」
「ああ、ありがとう」
妹の手から団子をもらい、一粒口に入れてみる。
「ん〜!!甘くて美味しいね〜?」
妹がニコニコしながら、俺を見る。
コイツ、甘い物食べてるときはホントにいい顔するなぁ……。
頬にちょこんとついてる餡子でさらに可愛さアップ……って、おい!!
……一人ノリツッコミをしてしまうほど、意識の中では異様にテンションの高い俺。
「……」
「ん?どうした、お兄ちゃん?」
俺の考えなど露知らず、妹は俺を不思議そうに見ている。
俺は無言で、自分の右の頬を軽くトントンと叩いて、暗示してやる。
「ふにゃ?どういう意味〜?」
「わからないのか?」
「えっ?うん……」
仕方ないので、俺は妹の頬の餡子を指で取って、妹に見せる。
「えっ!?コレが、私のほっぺに〜!?」
黙って頷く。
「ふわぁぁぁぁぁぁぁん!!恥ずかしいよぉ〜!!」
「別に、俺は気にしないけど……」
そんなことより気になる餡子をどうにかするため、俺は指を妹の口に押し込んでみた。
「むぐぅ…………ぷはぁっ!!もう!!イジワルしないでよ〜!!」
妹は真っ赤な顔をして怒る。
「ああ、悪い悪い……」
「……お兄ちゃんのバカ……」
「だから、悪かったって……」
「お兄ちゃんなんか、大っ嫌いだもんね〜!!」

308 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:20 ID:???
大嫌い……か。実際言われてみると、結構キツい言葉だな……。
「おい、帰るぞ……」
『あること』を決めた俺は突然、そう告げ、妹の手を無理矢理引っ張る。
「ちょっと……お兄ちゃん!?どこ行くの!?」
俺は沈黙したまま、妹の手を引っ張り続けた。

そのまま、十五分ぐらい歩いていたと思う。
俺の住んでる辺りは結構田舎なので、ここまで歩いてくると、建物も少なくなってくる。
「お兄ちゃん!!こんなとこまで来て、何があるの〜!!」
俺はなおも無視して歩き続けた。
小さな保育園の横を通り、自販機のある角を直進。
「お兄ちゃん……もう帰ろうよぉ……」
お寺の脇の坂を上り、そこにある角を右に曲がって……。
「おにぃちゃん……どこなの?ここ……?」
妹が泣きそうな声を出して、俺の手をクイクイと引っ張る。
「そのうち分かる。そうだ、目つぶってろよ」
「え……?ヤダよぅ……怖いよぅ……」
「大丈夫だって。ほれ、閉じろ」
妹はオドオドしながら、目を閉じ、俺の腕にしがみつく。
この雑木林を抜ければ……。
「ほれ、目開けてもいいぞ」
妹は恐る恐る目を開けたが、眩しそうにすぐに閉じてしまった。
そうして、またゆっくり瞼を開き……
「わぁ〜!!すご〜い!!」
「どうだ、凄ぇだろ?」
俺が妹を連れてきたのは、鮮やかな黄色に染まる大きな菜の花畑。
周りには何も無い。誰もいない。本当に二人っきりだ。
「お兄ちゃん!!スゴイよぉ〜!!」
「そうだろ?……どうだ、コレでも俺が大嫌いか?」
「えっ……?もしかして……お兄ちゃん……私が言ったこと……気にして……」

309 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/07 22:21 ID:???
「ああ、気にするに決まってる……。お前は、俺の大事な大事なたった一人の妹なんだからな……」
俺は妹の頭を撫でながら、自分の気持ちを正直に伝えた。
「お兄ちゃん……。お兄ちゃん、大嫌いなんて言ってゴメンなさい……ホントは……私……」
妹が俺に抱きついてくる。
「お兄ちゃんの事……大好きだよ……♥」
「ああ、分かってる」
花に心が洗われたのだろうか……。
今の俺には、一面の菜の花が霞むぐらい、妹が眩しく見える。
俺が素直なのは花のせいならば……今はせめて心の赴くままに……。
そんな思いを込めて、俺は妹を優しく抱き返した。
お返しとばかりに、妹は顔を俺の胸に強く埋める。
春の花のような、優しい匂いがした……。
────────────────────
調子に乗って書いてしまいました。
他の方と比べると、やっぱり、見劣りしますけど、
まぁ、『またやりやがったな』ぐらいの気持ちで、生暖かい目で読み飛ばしてやってください。

310 :288 :04/04/07 23:03 ID:???
dでも無いです、最高ですよ(*´Д`)

311 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/08 00:02 ID:???
萌え補充完了・・・  GJ!!

312 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/08 00:34 ID:???
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!
(`Д´)b GoodJob!

313 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/04/11 20:53 ID:???
お疲れさまです! こんな台詞、本当に言われてみたいです!

314 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/15 23:23 ID:???
moehoshu

315 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/18 09:57 ID:xeFVmAoj
本当に…兄貴………ううっ。 そのとおりだったんだね。
『いったん食らいついたら、腕の一本や二本、失おうとも、
決して「スタンド能力」は…………解除しないと』 オレに言った事は!!

316 :遊星より愛を込めて :04/04/18 10:02 ID:???
        \                   /
          \                /
           \             /
             \          /
              \ ∧∧∧∧/
               <    俺  >
               < ス し   >
               <    か  >
 ─────────< レ 来  >──────────
               <    な  >
               < !!!!  い  >
               /∨∨∨∨\
              /         \
            /            \
           /     (-_-)       \
         /      (∩∩)        \


317 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/18 17:38 ID:???
(・∀・)ニヤニヤ

318 :288の人 :04/04/18 23:14 ID:???
↓caution!!

心臓の弱い方は萌え死にしないように気をつけてください。
また、気分を悪くされた方はすぐに楽しいことを考えてください。

319 :288の人 :04/04/18 23:16 ID:???
 それは、妹のある一言から始まった。
 「ねえねえ、お兄ちゃん♪」
 「ん、どうした?」
 「ぎょーちゅー検査って、なあに?」
 俺は凍りついた。
今、妹はなんと言ったのだろうか。
俺の聞き間違いであることを祈りながら、もう一度問いただしてみる。
 「……なんだって?」
 「ぎょーちゅー検査ってなあに?お兄ちゃん♪」
 「……なんだって?」
 「だ〜か〜らぁ!ぎょ―――」
大声で言おうとした妹の口を慌ててふさぐ。
 「わ、分かった分かった。ぎょうちゅう検査、だな?」
 「うん、そうだよ。私、初めて聞いたから全然分からないの」
 「ちょっと待て。お前何歳だ?」
 「私?お兄ちゃん知ってるでしょ?お兄ちゃんのひとつ下だよ」
言いながら、通学用のカバンから青いシートを取り出す。
 「これでやるらしいんだけど……教えて♪」
無知とは恐ろしい。いや、この場合は無恥か。
 「知るか。勝手にやってくれ」
 「え〜!だって分からないんだもん……」
 「俺の知ったことじゃ無いだろ。別にお前が忘れて怒られても、俺には関係無いしな」
ここまで言ってハッとした。妹は顔を俯かせ、今まさに泣こうとしていた。
 「ひどいよ、お兄ちゃん……ううっ…ひっく……」
 「あああ!分かった、教えるよ!ただしやり方だけな!」
 「ほ、本当?」
涙目で上目遣いに俺の顔を覗き込んでくる。俺はくしゃくしゃと頭を撫でてやった。
 「ああ、教えるよ」
 「ありがとう、お兄ちゃん?」
………待て、早まるな。やり方だけを教えればいいんだ。
期待に添えられず悪いが、俺はコイツを立派にしなくてはならない!
そう!ベタな展開だけは避けねばならんのだッ!

320 :288の人 :04/04/18 23:17 ID:???
 「………」
 「……お兄ちゃん?」
 「……あ、ああ、何だ?」
 「もう!早く教えてよ!」
 「あ、ああ……じゃあ、言うぞ」
俺はたっぷりと深呼吸をした。
 「そのブルーシートを……ぺたっと貼り付けるんだ」
 「貼り付けてどうするの?」
 「いや、貼り付けるだけでいい。それだけで虫がいるかどうか分かるんだ」
 「ふむふむ……」
 「じゃ、じゃあな」
 「で、どこに貼ればいいの?お兄ちゃん」
部屋から逃げ出そうとした背中に声をかけられ、俺は硬直した。
ぎこちない動作で振り向く。
 「……トイレでする大と小があるよな?」
 「やだぁお兄ちゃん、いやらしい〜」
 「いいから聞け。あるよな?」
 「……セクハラだよぅ?う、うん……」
 「その大が出てくるところに貼り付けるんだ」
 「大………?」
間。
顔面が噴火した。
 「えっ………えええええええええええええ〜〜〜っ!!」
 「………だから言いたくなかったのに」
 「お、お兄ちゃんのばかぁっ!エッチ!スケベ!セクハラ!」
 「お前が教えろって言ったから教えてやったのに………」
 「だからって、他にも伝え方があるでしょ!?ばかぁ!」
 「何とでも言え。俺は寝る」
 「ふんだ!とっとと寝ちゃってよ!エッチ!」
俺は後手でドアを閉め、重い足取りで自室へと向かった。

321 :288の人 :04/04/18 23:18 ID:???
 俺はベッドの上に転がった。
予想はしていたが、さすがにあんなに言われるとへこんでしまう。
深いため息をもらした。
 「やれやれ……どうして俺たち二人を残して先立つんだよ……父さん、母さん」
今までそれを理由に泣いたことは無かったが、自分のバカらしさに泣けてきた。
その時、室内にノックの音が響いた。
この家に住んでいる人間は二人しかいない。
 「………何だ?」
 「あのね、お兄ちゃん……さっきは言い過ぎちゃった…ごめんなさい」
案の定、妹だった。
 「ああ……別に気にしてないぞ。予想はしてたしな」
 「うん……本当にごめんね?」
 「大丈夫だって。それより、方法は分かったんだろ?もう俺に恥ずかしいことさせるなよ?」
 「あ、それなんだけど……」
嫌な予感。いや、悪寒。
 「その……手伝って…くれないかな?」
的中。

322 :288の人 :04/04/18 23:20 ID:???
 「それで、俺はどうしたらいいんだ?」
 「え、ええと…その…こ、これ、お願い……」
ブルーシート。
 「こ、これって!俺に貼り付けろってか!?」
 「う、うん……わ、私は体固いから…」
 「…いいのか?」
 「お兄ちゃんなら……いいよ。信頼できるもん♪」
 「そう言う割には顔が真っ赤だぞ」
 「は、恥ずかしいもん……!それに、お兄ちゃんだって真っ赤だよ?」
 「わ、分かった分かった!やるぞ!」
 「う、うん………」
俺はベッドの上に横になった妹から目をそらす。
 「見ないでね……」
妹がゆっくりと動くのが分かる。
 「いいよ……そ〜っと、優しくお願い……」
 「お、おう」

323 :288の人 :04/04/18 23:21 ID:???
俺はゆっくりと手を伸ばす。
だが、見ないで手を伸ばしても無意味な訳で。
ぴたっ。
 「ひゃあっ!」
 「あ、悪い…」
 「ばっ、ばかばかばかぁ!」
ぴたっ。
 「きゃっ!」
ぴたっ。
 「や、やぁ……」
ぴたっ。
ゴスッ!
足蹴りをアゴに受けた俺は、後ろに吹っ飛んだ。
 「エッチ……!」
 「ほ、本当に悪い……」
 「あ、ばかぁ!こっち見ちゃダメ!」
 「ううう……」

 「これでいくよ?いいよね、お兄ちゃん?」
 「あ、ああ」
妹は俺の手を掴み、ゆっくりと引っ張る。
俺の手は妹に引かれて、そのまま動く。
ぴたっ。
 「ひゃあっ……」
 「当たってる?」
 「え、エッチ………うん……」
俺はすぐに手を離した。妹もすごい勢いで動き始めた。
 「は、はき終わるまで振り向いちゃダメだからね?」
 「分かってるよ」
そう答え、俺は大きな吐息をした。

324 :288の人 :04/04/18 23:22 ID:???
 「なあ」
 「なあに?お兄ちゃん」
 「何で俺の隣で寝てるんだ?」
 「えへへ?それは私がお兄ちゃん大好きだからだよ♪」
 「そのうち襲うぞ」
 「襲って♪」
 「……バカ」
 「ふふふ、可愛いなぁ♪私が試したときの反応も可愛かったよ♪」
 「うるせえブラコン……って、待て。今、なんて言った?」
 「あっ……何も言ってないよ?」
 「試したときの反応って……まさか、お前……最初から知ってたな!?」
 「え、えへへ?」
 「もう寝る」
 「ご、ごめんなさい〜!」

325 :288の人 :04/04/18 23:23 ID:???
行き過ぎた変態→_| ̄|○



_| ̄|○「死して屍残すまじ…っ さらば…っ」

326 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/19 00:05 ID:???
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━

327 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/19 20:42 ID:???
うぉぅ!?なんかスゴイのがキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
萌え━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

328 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/20 10:57 ID:???
                 危うく萌え死ぬ所だっただろッ!!!!!!!!!!

        ∧_∧                           ∧_∧
        ( ´Д`)                          (´Д` )
        )  l            ハワワワワ……            l  ( 
      / / )              ∧_∧            ( \\
      |/ /|             ( *゚Д゚*) っ            |\ \|
      |\ \|\             ( *゚Д゚*) っ        / |/ /|
      |  \ \ |||⌒)⌒)//   ( つ つ  \\ (⌒(⌒||| /  |
    ○( <二\ |||⌒)⌒)二二三三( (三三三三三二二(⌒(⌒||| 二> )○
      \ \\ |||⌒)⌒) \\(( (_l( l_) ) //(⌒(⌒|||// /
        \ \\  ̄ ̄      (( (_l l_)))    ̄ ̄// /
         \ ) )           >>288         ( ( /
          | | |          ユサユサユサユサユサ       | | |
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          |__)                         (__|


329 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/04/21 06:38 ID:???
萌え尽きさせてくれた>>288氏に敬礼!

330 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/22 05:35 ID:???



331 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/26 22:02 ID:???
保守

332 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/28 20:27 ID:???
学校からの帰り道。
ふと、見知った後姿を見つけ、俺は駆け出した。
「おーい!!未来ちゃーん!!」
振り返った少女は、俺を見てため息を一つ。
「もう……兄さん……せめて人前では『未来ちゃん』は自粛してください……」
この娘は、目の中に入れても痛くない愛妹の未来。
両親が出張しがちで、俺がよく面倒を見ていた所為なのか、もう、可愛くて仕方が無い!!
未来がしっかり者で、真面目であるせいか、未来と話すときはどうしても、おどけた口調になってしまう。
「えっ?なんでよ?」
「恥ずかしいからです!!」
丁寧な言葉使いではあるのだが、堅苦しさや冷たさは全く無い。
尤も、俺に対してなら、敬語なんて使う必要は無いと思うんだけど……。
「そっか。気に入らないけど、可愛い可愛い未来がそう言うなら仕方ないか」
つまり、家の中では自由に呼んで言い訳だしな。
「もう……で、兄さん、何か用ですか?」
「いンや。歩いてたら、スゲェ可愛い女の子を見つけたんで、声かけたら未来だったと言うわけだ」
「嘘ばっかり。最初から、私の名前呼んでましたよ?」
「そうだっけか?」
「そうですよ」
「でもまぁ、可愛い娘見つけたってのはホントだから」
「もっ、もう!!兄さん!!実の妹口説いてどうするんですか!!」
「そりゃ、妹だろうと何だろうと、未来が可愛すぎるからに決まってるだろ……?」
そう言って、俺は妹の首に手を回し、妹の顔を俺の顔に引き寄せる。
「にっ、兄さん!!!」
顔を真っ赤にして、俺の手を振り解く。こういう純なところがとてつもなく可愛い……。
「あはは、悪い悪い」
「もう兄さんなんて知りません……」
そう言い残して、妹はスタスタと歩いていってしまう。
「おいおい、待ってくれよ」
「ふふっ、冗談ですよ。さ、一緒に帰りましょ?」

333 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/28 20:29 ID:???
珍しいな、未来からお誘いなんて……。
全くの予想外の言葉にしばし唖然となる。
「いいのか?」
「帰る家は同じですしね。それとも……嫌ですか?」
妹は悪戯っぽく微笑みを浮かべる。
答えは決まってる。……それは妹にだって分かっているのだろう。
「いやいや、滅相もない!」
「じゃ、帰りましょうか」
「ああ……うん、はい」
歩き出した妹に従って、俺も不思議に思いながらもその後をついていった。
すると突然、未来が振り返って、
「……あの……兄さん、今から買い物に行きたいんですけど……付き合ってもらえませんか?」
「俺は別に良いけど」
買い物!?服とかか!?それならデートじゃん!!
……あっさりとした返答だが、その反面、内面ではかなり燃え上がっていた。
「ありがとうございます、兄さん」
「で、何を買うのよ?」
「行けば分かりますよ」
秘密主義かよ、可愛いじゃねぇか……。
妹はそう言って、またスタスタと歩き出した。
────────────────
今までずっと同じ兄妹を書いてきた(つもり)けど、今になって新シリーズ。
ダラダラと書いていったら、かなり長くなってしまったので、小出しにしていきます。
稚拙の塊なんですけど、人の迷惑を考えずこれからもしばらく続くんで……
まぁ、黙殺でもしてもらえると嬉しいです。

334 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/28 22:47 ID:???
(*´Д`)

335 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/29 22:34 ID:???
            \     _n               /
              \   ( l    _、_ グッジョブ /
               .\   \ \ ( <_,` )    /
                 \   ヽ___ ̄ ̄  ) /
   _、_  グッジョブ       \    /    / /   _、_   グッジョブ
 ( ,_ノ` )      n        \∧∧∧∧/   ( <_,` )     n
 ̄     \    ( E)       < の .グ >   ̄     \    ( E)
フ     /ヽ ヽ_//        <     ッ >  フ     /ヽ ヽ_//
─────────────< 予 .ジ >────────────────
    ∩          .     <     ョ  >
    ( ⌒)     ∩ good job! < 感 .ブ >.      |┃三
   /,. ノ      i .,,E      /∨∨∨∨\.     |┃   ガラッ  話は聞かせて
  ./ /"      / /"    /         .\    |┃ ≡    _、_  もらった>遊星より愛を込めて
  ./ / _、_   / ノ'     /   グッジョブ!! \__.|ミ\___( <_,` )< グッジョブ!
 / / ,_ノ` )/ /     /|    _、_     _、_   \ =___    \
(        /    /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡   )   人 \
 ヽ      |     /   \(uu     /     uu)/ \



336 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/30 00:21 ID:???
スゴクイイ━━(・∀・)━━( ・∀)━━(  ・)━━(  )━━(・  )━━(∀・ )━━(・∀・)━━━ !!

337 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/30 22:25 ID:???
毎度ながら、俺なんかには勿体無い感想ありがとうございます……。
では、続きを……

「着きましたよ、兄さん」
そう言って、妹が立ち止まった場所は……
「ココって……スーパー?」
「ええ、夕飯の材料を買わなくては」
「つまり……俺は荷物持ちってワケ?」
何か素晴らしい事を色々考えていたのに……。
物凄くガッカリだ……。
っていうか、何故この事態を考えもしなかったんだよ、俺……。
普通に考えれば、当然こうなるだろ……。
「そんなに落ち込まないで下さい……確かに、荷物を持ってもらえると嬉しいですけど、
 そんな理由で兄さんについてきて貰った訳じゃありませんから」
「じゃあ、どういう理由なんだよー?」
「あの……お砂糖がとっても安いんです。でも……」
「お一人様○袋限り。ってヤツか?」
「そうなんです!!あの……お願いしても良いですか?」
「おいおい、未来。この俺が可愛い可愛い未来の頼みを断ると思うか?」
「それは……嬉しいんですけどぉ……」
未来はまた頬を赤くする。
まぁ、こんな公衆の面前では、俺でも恥ずかしいからな……。
「じゃ、決まりだ。とっとと買って帰ろうぜ」
「そうですね。売り切れる前に、買っちゃいましょうか」
俺たちは騒がしい店内に入り、手早く、カゴとカートを持ってくる。
「で、晩飯は何にするつもりなんだ?」
「ふふっ、兄さんは何が食べたいですか?」

338 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/04/30 22:26 ID:???
「難しいね……未来の作るものは何でも美味いからな……」
未来は家事が得意なのだ。
特に料理については、少々兄バカなところもあるだろうが、
何処へ嫁に出しても恥ずかしくないレベルだと思う。
ま、俺の目が黒いうちは、嫁に出す気なんて更々ないけど……
「まったく……何を言ってるんですか。私は真面目に聞いてるんですよ?」
「なんだよ、それじゃぁ俺がふざけてるみたいじゃねぇか」
「ふざけてるじゃないですかぁ……」
「いや、俺の未来に対する思いはいつだって本気だぞ?」
「にっ、兄さんっ!!!!止めてくださいよぉ……」
「何だ、嫌か?」
「嫌ですよぉ……こんな人前で、そんなぁ……」
「ふーん……。じゃあ、人前じゃないところで 俺 に 言われるのは、未来はまんざら嫌でもねぇんだ?」
「……」
未来の動きが一瞬フリーズする。
「未来……?」
「そそそそ、そんなっ!!わわ、私!!にににに、兄さんのことは嫌いじゃないですけど……!!」
俺の言ったことは、どうやら未来の処理範囲の限界を超えてしまったようだ。
これだから未来は面白い。
そして、クドいようだがそういうトコが可愛いのだ……。
「未来、落ち着けよ……」
「に、にぃさんのせいですよぅ……からかうなんて酷いです……」
「でもさ、未来が可愛いから、ついついいじめたくなっちゃうんだよなぁ」
「も、もう!!兄さんには愛想が尽きましたよ……」
未来は、そう言って一人で先に行ってしまう。
俺もさすがに反省したので、周りの冷たい視線を一斉に浴びながら、黙って未来の後を歩いた。

339 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/04/30 23:50 ID:???
|/|-|\
| *0M0)……
| ⊂/   
| /

340 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/02 01:07 ID:???
イイ萌えキターーーーーーーーーーーーーーーーー!!

341 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/02 05:58 ID:???
   .人
 (;0w0)  「ダディャーナザン!!ナズェミテルンディス!!」

……お兄ちゃん。夢中だね

342 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/03 16:36 ID:???
「まったく……兄さんなんかと来るんじゃなかった……」
帰り道、未来が呟いた。多分、ワザと俺に聞こえるようにだ。
「それはひでぇなぁ……」
「実際、バカばっかり言って、荷物持つぐらいしか役に立ってないじゃないですか……」
「勝手なこと言うなよ、これだって凄く重いぞ……?」
俺は両手で提げているビニール袋を上げて、妹に見せてやる。
「それだけ兄さんマイナスの部分が大きいって事です!!」
じゃあ、荷物も持たなかったら……怖っ!!考えるの止め止め!!
「それにしても重すぎるぞ……何買ったんだよ?」
「まず、お約束のお砂糖二袋、あとは、缶詰、お肉、野菜とか……あっ、お醤油も買いましたね」
なるほど……重いワケだ……。
「肉か……ふむ……人参、玉葱もあるし……今日はカレーか?」
「ふふっ、残念でした。シチューのつもりですよ」
「惜しいな……まぁ、未来の料理は何でも美味いから、カレーでもシチューでも問題ねぇな」
「ありがとうございます。兄さんにそう言ってもらえると嬉しいですよ」
未来が嬉しそうに笑う。
でも……
「でも……そんな未来の料理がしばらく食えなくなると思うと寂しいよ……」
「えっ……何でです?」
「言ってなかったか?俺、明日から神戸へ修学旅行だぞ?」
同じ高校でも近所の私立はオーストラリアに行けるらしい……。しかも、一週間も……
対して俺たちは、あまり遠くはない神戸、二泊三日……。
あーあ、コレだから公立は……。ま、どうでもいい話か。
「そういえば……そうでしたね。準備はもういいんですか?」
「準備は大体出来てる……楽しみなんだけど、三日も未来に会えないと寂しいよ」
「そうですね……でも、私もしばらくは楽ができそうです」
「おいおい……俺がいないからってダラダラするなよ?」

343 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/03 16:40 ID:???
「違います!!兄さんのバカな事を聞かなくてもいいから、楽だなぁ……って意味です!!」
「未来にとって、俺はいない方が良いのか……マジでヘコむ……」
「それなら、少しは日頃の行いを反省してくださいよ……」
「まさか」
「はぁ……。だと思いましたよ……」
未来のため息は今日だけでも何度目だろうか。
そういえば……ため息をすると、幸せが逃げる。って言うよな……。
ひょっとして、俺、未来を不幸にしてるのか……。
「……しかし、そうは言ったが、未来……せめて、俺がいない間は、目一杯ダラダラしてくれよ」
「あの……兄さん?さっきと言ってることが、180度ぐらい違いません?」
「ま、まぁ、気にするな!!俺のせめてもの優しさってやつだ!!」
「兄さん……何だかいつもの兄さんじゃないみたいです……」
「そうか?」
「そうですよぉ……。……でも……兄さん、ありがとうございます。嬉しいです」
「あのさ……俺は、礼を言われるようなことは何もしてないんだけど……」
「いえいえ、私は兄さんの気持ちが嬉しいんですよ?」
「そう……」
ああ言ったのは、自分のしてきたことに対する帳尻合わせ、つまり俺自身のためなんだが……。
ここまで感謝されると、未来に悪い事をしてしまったような気がする……。
ま、未来が喜んでくれてるんだから結果オーライだな。
「そんなことよりも、早く帰りましょ?お腹空いてませんか?」
「空いた、空きまくりだ」
「ふふっ、兄さんの旅立ち前の最後の料理、頑張って作るぞ〜!!」
珍しく未来が張り切っていた。
俺は、そんな『幸せの重み』を両手で感じながら、未来と並んで歩いていた。

344 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/03 22:56 ID:???
(*0M0)剣崎!は、早く続きを!

345 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/05 05:06 ID:???
どうも、お久しぶりです。遊星さん、良質のSSの執筆、ご苦労様です。
最近、「人大杉」状態になったり、アクセス禁止令が出たりして、顔出す
ことができませんでした。
で、ついさっきSSを書き終えたのですが・・・どうやらまだ、遊星さんの
SSが終了してないようなので、そちらの方が完結してから投下したいと
考えてます。
それでは、続きを楽しみにしてます!

346 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/05 23:03 ID:???
>751 ◆FFV1SjUAV2

今から貼っていただいても、俺は構いませんよ。
大体、俺のが終わるのを待ってたら、いつまでたっても貼れませんって(w


そういえば、今回、妹に名前が付いちゃってますけど、
「妹を『ちゃん』付けで呼ぶ兄」を書きたかっただけなんで、たいした意味は無いです。
そんな訳で、「未来」の読み方は、「みらい」でも「みき」でも「みく」でも構いません(w
名前など飾りですから(w。
……でも、俺は『みく』のつもりで書いてたり……

347 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:43 ID:???
>遊星さん
分かりました。では、お言葉に甘え、貼らせていただきます。


「お兄ちゃん、何やってるの?」
 ある日の夜。リビングでノートにペンを走らせていた少年の背後から、少
女が声をかけた。
 声をかけられた少年は、ペンを握る手の動きを止めて、振り向いた。
「ああ、これか? 今度の試合の作戦考案だ。サッカーってのは、選手の配
置一つで勝敗が決まることもあるからな。作戦は綿密に立てないといけない
んだ」
「ふうん。そういえばお兄ちゃん、このところすごく気合入ってるよね」
「ああ。今度の試合は、全国大会出場がかかった大事な試合だからな。なん
としても、勝たなきゃいけないんだ」
「そう……頑張ってね、お兄ちゃん」
 そう言ってから少女は、部屋の真ん中に正座して、群青色のブラウスを折
りたたみ始めた。
 仕事の関係で、両親があまり帰ってこないこの家では、家事のほとんどを
少女がこなしている。食事も掃除も洗濯も、みんな少女が一人で引き受けて
いた。それは決して楽な作業ではないが、つらいと感じたことは一度もなかっ
た。少女は家事をするのが好きだったし、何より大好きな兄のために働ける
という実感を持てるのが嬉しかったからだ。

348 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:43 ID:???
 しばらくの間、少年と少女は無言で自分の仕事を続けた。コチコチという
時計の音と、少年の使うペンの音だけが、部屋に響いていた。
 そして数分後、
「よし、できた。こんなもんでいいか」
 少年は軽く息を吐いて、テーブルの上にペンを置いた。そして椅子から立
ち上がり、言った。
「おい、こっちは終わったぞ。何か手伝えることがあったら、言ってくれよ。
細かい作業でないのなら、オレが……」
 手伝ってやるよ、と言いかけたその言葉を、少年は飲み込んだ。
 いつの間にか少女は、眠りに落ちていた。膝の上にたたみかけのYシャツ
を置いた体勢で、コクリコクリと頭を前後させながら。
 少年は少女の肩に手を置き、軽く揺さぶった。
「おい、起きろよ。起きろってば」
「う、んん……あ、お兄ちゃん。どうしたの?」
「どうしたの、じゃねえだろ。こんなところで寝たら、風邪ひくぞ」
「え? あたし、寝てたの?」
「ああ、グッスリとな。お前、少し寝不足なんじゃないのか? 目の下にク
マができてるぞ」
「うそ、やだ! 本当に?」
 少女は慌てて、両手で目の下を擦り始めた。その子供じみた仕草に、少年
は思わず苦笑を漏らす。

349 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:45 ID:???
「ほら、もう寝ろよ。明日も学校があるんだろ? 早く寝ないと、また遅刻
するぞ」
「うん、そうするよ。おやすみ、お兄ちゃん……」
 少女はそう言うと、自分の部屋のある二階へ歩いていった。その足取りは
緩やかで、今にも倒れ込んでしまいそうな感じだった。
 そんな妹の姿を見ながら、少年は首を傾げた。彼女はここ数日、ずっと眠
たそうな顔をしている。と言っても、ちゃんと今まで通りの時間に寝ている
し、激しい運動をしている様子もない。だとすると、何が原因なのだろうか。
「う〜ん……あいつ、一人で何やってるんだ?」


 翌朝。眠りについていた少年は、冷たい空気を顔に感じ、目を覚ました。
(あれ……何だ、この風は?)
 寝ぼけ眼で上半身を起こすと、明け方特有の冷気が少年に吹き付けた。
 見ると、ベッド脇の窓が半開きになって、カーテンが揺れている。さらに
部屋のドアも開かれていて、風が吹き抜けていた。
(きのう閉め忘れていたのか。うっかりしてたな……)
 時計を見ると、まだ朝の5時前だった。今日もハードな練習があるし、ま
だ時間もあるから、ギリギリまで寝かせてもらおう。少年はそんなことを考
えながら、窓に手を伸ばした。……と、そのとき、少年は門のそばに人影が
あるのを見付けた。

350 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:46 ID:???
 一瞬、新聞配達員かと思った。しかし、その姿をよく確かめた少年は、寝
ぼけ眼を大開きにするほどに驚いた。
 それは、少年の妹だった。音を立てないよう気遣ってか、鉄製の門をゆっ
くりと静かに閉ざそうとしているところだった。
 少年ははじめ、妹が寝ぼけているのかと思った。しかし、それにしては足
取りがしっかりしているし、両目も開かれている。それに、少女はパジャマ
姿ではなく、ちゃんと学校の制服に着替えていた。どうやら少女は、これか
らどこかへ行こうとしているようだ。しかしこんな時間に、いったいどこへ?
(気になるな……よし、付けてみるか)
 少年はすぐに服を着替え、家を飛び出した。
 玄関を開けたとたん、震えるような冷気が少年を襲った。もう春とはいえ、
まだ朝方は寒いみたいだ。こんな寒い中を、少女はいったいどこへ行こうと
しているのだろう。
 冷たい風から身を守るかのように、コートの前を抑えながら歩く少女。そ
の後ろを、少女に気付かれないように、10メートルほど離れて少年は付き
歩いていく。事情を知らない人が見たら、ストーカーと勘違いされかねない
光景だ。

351 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:47 ID:???
 それから十数分後。ずっと真っ直ぐに歩き続けていた少女は、不意に方向
を変えて、階段に足をかけた。
 それは、50段くらいはありそうな長い階段だった。少女の細い脚では、
ただ登るだけでも大変そうである。中頃に来たあたりで一度立ち止まった少
女は、苦しそうに胸を押さえながら階段を登っていき、一番上まで着いたと
ころで膝を抱えてうずくまってしまった。そして呼吸を整えてから、また歩
き始めた。
 少女が登り切ったのを確かめてから、少年は後を追って階段を登り始めた。
さすがサッカー部の主将をしているだけあって、その足取りはとても軽い。
あっという間に残り十段ほどのところまで駆け登ったところで、少年は上方
に真っ赤な鳥居が建てられているのに気付いた。
(そうか、ここは神社だったのか。あいつ、こんな所に用があるのか?)
 少年は急ぎ足で最上段まで登り、鳥居をくぐった。この神社は街はずれに
あるせいか、正月や夏祭りのとき以外はほとんど人が来ない。おまけに今は
明け方なので、人の気配はどこにもなかった。

352 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 06:48 ID:???
 と。
「……神様。どうか、あたしの願いを聞き入れて下さい」
 どこからか、少女の声が聞こえてきた。
 少女は境内の真ん中で、両手を合わせていた。目を閉ざして祈りの言葉を
呟くその顔は、真剣そのものだ。
 少年は素早く移動し、大きな松の樹の下に身を隠した。息を殺し、全神経
を聴覚に集中させると、少女の呟くような小さい声が耳に入った。
「今度の試合、どうかお兄ちゃんを勝たせて下さい。そのためなら、私がど
んな目にあっても構いません」
(! あいつ……!)
「私は知っています。いままでお兄ちゃんがどれだけ頑張ってきたか、努力
してきたかを。それは全て、今度の試合で勝つためです。それを無駄にしな
いためにも……お願いです、どうか勝たせて下さい!」
 少女は両手を力いっぱいに握り締め、頭を垂れた。悲壮感すら漂うその姿
に、少年は心臓がドキンと跳ねるのを感じた。
 妹は自分のために、毎日祈っていたのか。睡眠時間を削って、貴重な朝の
時間を費やしてまで。ただでさえ、学校の行事や家事で忙しい身だというの
に……その献身的な態度に、少年は胸を震わせた。

353 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 07:01 ID:???
 数分後、祈りを終えた少女は後ろを振り向き、もと来た道を帰り始めた。
慌てて木陰に身を隠す少年。その姿に気付くこともなく、少女は神社を後に
した。
 妹の姿が見えなくなったのを確かめてから、少年は樹の下から外へ出た。
少年は照れ臭そうに頭を掻き、頬を赤らめた。
「ありがとう、オレなんかのために祈ってくれて。お前の気持ち、ありがた
く受け取らせてもらうよ。よーし、オレも頑張ろう。とりあえず、家までダッ
シュするか!」


 数日後。市内の競技場で、サッカーの試合が行われた。
 かなり大きな大会ということもあり、場内はたくさんの観客や運営員で埋
め尽くされていた。互いの学校の応援団が、左右の観客席に別れあって大声
を張り上げていた。
 そしてスタンドの片隅の座席に、少女が一人で座っていた。少女は祈るよ
うに両手を合わせながら、お守りを握り締めていた。ここ数日、毎日のよう
に通っていた神社で買った紫色のお守りだ。まだ中学生の少女にとって、そ
れは決して安い買い物ではなかったが、兄のためと割り切って小遣いをはた
いて購入したのだ。

354 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 07:02 ID:???
 試合が始まってだいぶ経つが、まだ両校とも得点を入れていなかった。電
光掲示板を見ると、残り時間はあとわずか。おそらくこの試合、先に点を取っ
た方が勝者となるだろう。ピンと張り詰めた緊張感が、会場中を覆い尽くし
ていた。涼風が吹いているというのに、固く握り締められた少女の両手は、
もう汗でびっしょりだ。
 と。フィールドの真ん中にあったボールが高く蹴り上げられ、相手校のゴ
ール前まで飛んできた。それに合わせるかのように、少年が走り寄った。
「主将、今です!」
「よしっ!」
 後輩の呼びかけに応え、少年は高く飛び上がった。落ちてきたボールに合
わせ、大きく頭を振る。少年のヘディングを受けたボールは唸りを上げて飛
び、相手校のゴールに突き刺さった。
 ゴールネットが揺れると同時に、審判がピーッと笛を鳴らした。
「いよっしゃあ!」
「やったあー!」
 0対0の均衡を破るゴールに、応援団は大声を張り上げた。今まで胸につ
かえていた鬱憤を吐き出すかのような怒号が飛び交い、太鼓やラッパの音が
そこらじゅうに鳴り響いた。

355 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 07:02 ID:???
 その直後、審判が再び笛を吹いた。今度はゴールを知らせる笛ではない。
ピッ、ピーという、短い音が二つ。それは試合の終了を告げる合図であり、
少年の学校が勝ったことを知らせる笛でもあった。その瞬間、さっきゴール
が決まったとき以上の熱気が膨れ上がり、大声が響いた。
 周囲の人と握手を交わす者、歓喜の声をあげながら抱きしめ合う者、腕を
振り回しながら空気が震えるほどの大声を張り上げる者……しょんぼりとう
なだれる相手校のスタンドとは対照的な喧噪がその場を覆った。
「やった……やったね、お兄ちゃん……!」
 少女は胸元で両手を合わせ、身体を震わせた。心なしか、その目はわずか
に潤んでいるように見える。しかし、誰もが喜びの絶頂に浸っているせいか、
少女の涙に気付く者は誰もいなかった。
 と。フィールド上で仲間と勝利の喜びを分かち合っていた少年が、懐から
何かを取り出して、少女に向けた。

356 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 07:05 ID:???
「あっ……!」
 少女は思わず息を呑んだ。少年が取り出したのは、少女が持っているもの
と全く同じ、紫色のお守りだったのだ。
 それを見た少女は、すぐに理解した。兄は自分の行動に気付いていたのだ
ということを。毎日のように朝早く起きて、神社にお参りしてきた自分の行
動を、ちゃんと把握していたのだということを……でも、それを口に出すの
が照れ臭いから、お守りを掲げるという態度で示したんだ。妹に対する、感
謝の気持ちを……。
 また溢れそうになる涙を、少女は必死で抑えた。それから少女はお守りを
握り直し、その腕を兄に向かって伸ばした。勝利を称えるように親指を立て
ると、少年も伸ばした手の親指を立て、少女に向けてウィンクをして見せた。
 おめでとう、お兄ちゃん。きっと、あたし達の願いが神様に通じたんだね。
 これからの試合も頑張ってね、お兄ちゃん!

357 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/06 07:07 ID:???
終わりです。
なんかまとまりのない文章になってしまったような感じ・・・これからも精進します。

358 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/06 09:57 ID:aiG4DYuw
>>1「お…お兄ちゃん…今夜…寒いから…あ、あの…一緒に寝て…いい…?」

359 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/06 10:12 ID:???
「お兄ちゃんのロリコン!」

360 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/06 20:04 ID:???
>751 ◆FFV1SjUAV2
そんなことないッス、あなた様のはいつもいつも素晴らしいですよ
   .人
 (;0w0)  ヂャア゙、オリボヅヅギオ゙……

「ごちそうさまでした……」
兄さんがいなくなって二回目の夜。
食べ終えたハンバーガーの包みに向かって呟いてみる。
……もちろん、返事が無いことは分かっている。兄さんは遥か遠く神戸の空の下……。
兄さんには、旅行の前夜に『お休みなさい』を言ったきり、会っていない。
つまり、丸二日近く、兄さんの顔を見てないことになる。
……まさか、こんなに兄さんのことが気になっちゃうなんてね。
私はため息と共に、立ち上がって、食べ終えたゴミをゴミ箱に捨てる。
ゴミ箱は、昨日のお弁当のパックや、パンのビニール袋でいっぱいだった。
……最近、ほとんどキッチンには入っていなかったからなぁ。
兄さんはいないのだ。
だから、兄さんの朝ご飯や、お弁当は作らなくてもよい。
お洗濯も重い思いをすることもない。
兄さんのバカな会話に、いちいち怒る必要も無い。
……確かに、兄さんの言うとおり、私は楽をしているのかもしれない。
でも、
兄さんのお弁当の感想も聞けない。
兄さんの優しさはどこにも無い。
兄さんの顔や声や匂い……兄さんのすべてを自分の体で感じられることも無いのだ。
上手く言えないけど……なんだか物足りない……。
「どうしてなんだろ……私、兄さんのことばかり考えてる……」
答えは既に出ている。
ただ、それを認められないだけ。
でも、何故、認められないのか……。
多分、兄さんを信じられないんだろう……。

361 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/06 20:06 ID:???
私以外の女の人にも、同じ事を言ってるんじゃないかって……。
私にとっては愛の言葉でも、兄さんにとっては単なる冗談にすぎないのではないかって……。
殊に、恋なんてしたこと無いから、余計に臆病になってしまう……。
「兄さん……会いたいです……。せめて……声だけでも……」
兄さんは……私がいなくても平気なの……?
私のこと、可愛いって言ってくれたのはウソ……?
私……兄さんが思ってるより……強くないんだから……。
だから……お願い、兄さん……。早く帰ってきてよぉ……。
私は、不安でいっぱいになっている頭を抱えながら、ソファーの上で丸くなり、
来るはずの無い何かをずっと待っていた。

「あーぁ……疲れたぁー」
俺は宿泊先のベッドに飛び込んで、天井に向かって……迷惑にならない程度に怒鳴る。
「二日間、ご苦労さん。班長」
「誰のせいだと思ってるんだよ、森下さんよぉ……」
同じ班の一人で、親友であり悪友の森下が話しかけてくる。
「まぁ、いいじゃん。こうして、俺たち四人、無事ホテルにいる訳だし」
「うるさい……」
「大体、お前だって『土産が足りねぇ!!』とかなんとか言って、どっか行っちゃっただろー?」
「……」
「お前、そんなに土産ばっかり買ってどうする気だよ?」
「勿論、妹に」
「相変わらずだな……」
「悪いか?」
「別に。何を今更って感じだしな」
「でも、そういえば二日も会ってないんだなぁ……」
あの日、未来を叩き起こしてでも、『行って来ます』を言うべきだった……。
実は、今になって、後悔していた。
「心配か?」
「心配?誰が?」

362 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/06 20:08 ID:???
「誰がって……お前に決まってるだろ?違うのか?」
「しねぇよ。未来は、俺の三千倍はしっかりしてる……心配したら失礼だろ」
「そうか?ま、でも寂しがってるんじゃないのか?電話でもしてやったら?」
「まさか……」
「どうして?」
「未来は俺になんざ興味ないって」
「ふーん……まぁ、常識的に考えれば、妹なんて、そんな物かもなぁ」
「そうそう。バカな兄貴から開放されて、今頃は羽を伸ばしまくりだろうよ」
俺は、自分に言い聞かせるように、そう呟いた。
「うぉ!!忘れてた!!班長は今から集合だった!!」
まったく、班長ってのは忙しい。愛する妹のことも考えられないぐらいに……。

363 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/06 22:45 ID:???
(*0M0)よし!いいぞ剣崎!
751 ◆FFV1SjUAV2氏もグジョバ!

364 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/07 14:27 ID:???
萌えも絵も絵も絵も絵も絵も絵も絵!!!!!!

365 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/07 22:56 ID:???
「お兄ちゃん、ココアでもいれよっか?」「お、悪いな。」「あと何か欲しいものある?お菓子とか…」「んー…いや、いいよ。」「じゃ、待っててね。」……欲しいものは、ある。…1つだけ。

366 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/07 23:10 ID:???
>>365
(・ー・)

367 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/07 23:57 ID:???
>>366 元ネタ分かりました?

368 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/08 15:30 ID:l6V7xuBS
日本の将来も安泰ですな!!

369 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/08 17:23 ID:???
頼むからsageてぇぇぇぇぇ!!

370 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/08 19:08 ID:???
1年前の今日、妹の友達と付き合い始めた。
そしてその日を境に妹の俺に対する態度が豹変した。
口数が減ったし、顔を合わせれば睨んでくる。たまに口を開いたかと思えば「死ね」だの「消えろ」だの辛辣な言葉ばかり。
そんな状態が続いて、現在。
依然として冷たい態度をとる妹は、かつての友達、いまや俺の恋人となった子にまでつらくあたり始めた。
さすがの俺も業を煮やして妹に詰め寄った。
「お互い好きで付き合ってるのに、いったい何が気に入らないんだ!?」
妹は答えた。絶叫した。
「あんたたち男同士でしょ!!」

その瞬間、俺の尻がきゅっと締まった。


371 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/08 22:38 ID:???
>>370
ワロタ

372 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/09 00:16 ID:???
「ねぇお兄ちゃん。」「んー?」「2人でMDコンポ買わない?」「…来月のお前の誕生日までガマンしてたら買ってやらないこともない。」「ホント!?やったぁお兄ちゃん大好き!」「苦しいから離せ。」

373 :751 ◆FFV1SjUAV2 :04/05/09 08:37 ID:???
皆さん、感想ありがとうございます。良い印象を持って下さってみたいで
安心しました。
遊星さんのSSもいいですねー。氏のSSはいつも楽しませて貰ってます。
これからも楽しみにしてます。

374 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/09 18:28 ID:???
毎日せいえきを飲んであげると…
おにいちゃんの恋人になれるかなあ?

375 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/09 19:29 ID:???
>>374
何言うとんねん!!


376 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/09 22:44 ID:???
妹「明日、友達遊びにくるんだけど、絶対に部屋から出ないでよね。」
俺「なんで?」
妹「あんたみたいな気持ち悪い男を友達に会わせたくないんだよ!」
俺「気持ち悪いって・・・」
妹「気持ち悪いから喋べんなよ!臭せえんだよ!わかったら向こう行けよ!」
俺「うん・・・」
妹「お母さん、なんであんなの産んだの?堕ろせばよかったじゃん!」

妹のパンツでオナニーしたのがバレてからずっとこの調子です。
死にたい。

377 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/10 00:13 ID:???


378 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/10 00:28 ID:???
妹に脱衣所の戸開けられたーッ!

379 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/10 00:38 ID:???
>>376えー!?なんでそんなことしたの?

380 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/10 00:50 ID:???
>>376は島崎。
…OTP{プッ
つーわけで俺寝るからageるぞヲタども。
ダーm9('A`)!

381 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/10 19:08 ID:???
>>376
妹「明日、友達遊びにくるんだけど、絶対に部屋から出ないでよね。」
(お兄ちゃん…私のことを考えていてくれたなんて…)
妹「あんたみたいな気持ち悪い男を友達に会わせたくないんだよ!」
(お兄ちゃんを友達に取られちゃうのはイヤ!)
妹「気持ち悪いから喋べんなよ!臭せえんだよ!わかったら向こう行けよ!」
(ダメ…これ以上お兄ちゃんの側にいるとおかしくなっちゃうよう…)
妹「お母さん、なんであんなの産んだの?堕ろせばよかったじゃん!」
(どうしてお兄ちゃんを家族として産んじゃったのよ!バカ!)



毎朝妹に起こされています。今朝は鼻と口を塞がれました。

382 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/11 00:18 ID:???
ファーストキスは妹だったりする。

383 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/11 13:06 ID:???
ハワイで>52と同じような体験をしたけど、リアル妹持だと萌えないぞ…。
架空妹(『カナリア』の絵里)とかだと萌えるんだけどさ。


384 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/11 17:58 ID:P1VwQaEU
( ゚v^ ) オイチイ

385 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/13 22:38 ID:???
『ただいま電話に出ることが出来ません。しばらくしてから、おかけ直しください』
機械的な音声が、無情にも響いた。
「出ないなぁ……」
私は、思い切って、兄さんの携帯電話に電話をかけてみることにしたのだ。
迷惑なのは分かっていた。私の我侭であるのも承知している。
でも……声が聞きたかった。『久しぶり、未来』って、言って欲しかった。
……その結果がコレだった。
「悪い事って出来ないものだね……」
携帯電話を放り投げて、ベッドに飛び込む。
兄さん……兄さん……会いたいよ……
「もう一回、電話してみようかなぁ……」
もう一回だけ。
そう心に決めて、兄さんの携帯電話の番号をゆっくり押してみた。


(ん……メールか?)
ポケットの中のケータイが震えていた。
しかし、今、先生が話している前では何もすることは出来ず、ただ、腿の辺りで振動を感じていた。
(誰からだよ……まったく……。ま、どうせ迷惑メールってヤツだろうな……最近多いんだよなぁ……)
あ……止まった。
あの振動の正体は気になるのだが、先生の話はまだ続いている。
(さすがにケータイをココで使ったら没収だよなぁ……)
と思った瞬間、またケータイが震え始めた。
(まただ……迷惑メールってワケじゃなさそうだな……)
(じゃあ、誰だ……?もしかして……未来!?……って、そんなわけないか……)
(でも、未来だったら嬉しいんだけどな……)
(……いかんいかん……未来が俺のことを気に掛ける理由なんて毛ほども無いよな……集中集中)

386 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/13 22:42 ID:???
「……じゃあ長くなったが、ここまでにする。修学旅行も明日で最後だが、遅れるなよー。じゃ、解散」
そんなことを考えていると、先生が連絡の終わりを告げ、ほかの班長達がゾロゾロと帰っていく。
さっきの着信がどうしても気になるが、変なところでケータイを取り出すと先生に見つかりかねん。
というワケで、人ごみを掻き分け、マッハで自分の部屋まで戻る。
幸いとも言うべきか、部屋には誰もいなかった。
俺は、ケータイをポケットから取り出し、その画面を見ると『着信あり』の表示。
そして、その下には……『from 未来』の文字が。
「未来!?」
(未来に何が!?)
俺は急いで携帯のボタンを押して、未来に電話を掛ける。
プルル……ガチャ。
呼び出し音はすぐに止まり、代わりに懐かしい声が聞こえた。
『えっ……もしもし!?兄さん!?』
「おい、未来!!どうしたんだ!?何かあったのか!?」
『あっ……えーと……」
「どうしたんだよ!?大丈夫なのか!?」
『あの……兄さん、ごめんなさい!!あの……私……』
「何だよ!?何したんだ!?」
『そうじゃないの!!私、兄さんの声が聞きたくて……それで……ゴメンなさい!!』
未来の声は震えていた。
こんな未来、久しぶりだな……
お兄ちゃん、お兄ちゃんと俺の後をついてきたりして、小さいころは結構寂しがりだったんだが……。
「バカ野郎……」
ちなみに未来は野郎ではないが……この際、はっきり言ってどうでもいい。
『本当に……本当にゴメンなさい!!』

387 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/13 22:44 ID:???
「まったく……心配させんなよ」
『ゴメンなさい、兄さん。あの……兄さん、迷惑でしたか?」
「まぁ、なんとも言えないけど……でも、未来が電話してくれて、マジで嬉しかったよ。ありがとな」
『うん!!私も兄さんとお話し出来て嬉しいです!!』
「あのさ、悪かったな……今まで、電話掛けられなくて……」
『ホントですよぉ……私だって心配したんですから……』
「悪い悪い……でも、俺だって忙しいんだぞ?未来なら、分かってくれるよな?」
『分かってますよ。仕方ないですもんね?』
「それなら話は早い。今は、時間が無いから、この辺でな」
『はい……』
「そんな悲しそうな声出すなって。明日また電話するから」
『はい!!待ってます!!』
「おう。じゃあな、お休み、未来」
『兄さんも、お休みなさい』
そう言って、電話を切る。
『私、兄さんの声が聞きたくて……』
未来の言葉を思い出す。
何故、未来がこんな事を言ったのかは知らない……が、それが何であっても、俺は嬉しかった。
────────────────
何気に前回の書き込みが一週間前だったりする……。

言い訳しますと……
一応、書けてはいたんだけど、
俺が貼るには雰囲気が悪かったのと、スレが上のほうにありすぎたので、
ちょっと様子を見させてもらってました。

……と言うことで、恥多きヘタレコテとしては、sage進行でお願いしたいところなのです。
イヤ、ホントニ、オネガイシマス_| ̄|○

388 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/14 00:18 ID:???
>>387
ガムバレ!漏れは応援してるぞ♥

389 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/14 02:30 ID:???
( *0M0)よし!sageるぞ!

390 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/14 02:38 ID:???
GJ!

391 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/14 11:43 ID:???
両方の意味で、乙。

392 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/14 11:45 ID:???
・・・って、さらに別の意味にも取れるな・・・
モツカレー+コリャマタオツダネホホホホホの乙。

393 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/16 00:13 ID:???
なんか妹にスゲー頼られたいなァー…兄は勉強やら家事やらできて、妹も昔から色々教わってできてて…でも妹は常に尊敬の眼差しを向けてくれて…そんな設定のゲームでも出ないもんかね…

394 :あい :04/05/16 02:38 ID:???
最近天気悪いですね…。
雨降るか振らないか微妙な時ばっかりで気分まで嫌になってきちゃいます。
湿気も増えてきてジメジメしてるし…
こういう時こそ♪皆でいい汗かいて気分をすっきりさせませんか?
題して
「梅雨なんて吹き飛ばせ♪大スワッピング大会☆」です♪
実は去年の今頃に一度やった事があるんですけど
結構大盛況でした♪参加してくれた人も
「次はいつやるの?」とまで言ってくれたほどです☆
よかったら参加してみませんか?まだ募集始めたばかりなので
定員は空いています☆
参加希望、質問等は↓に私がいますのでそこから質問してください♪
http://waraineco.com/

395 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/16 14:53 ID:77+eFEth
「にいやー、ちんちん咥えてあげるー」

396 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:33 ID:???
もういいや……嫌われてんのかな……。
まぁ、いいや、最終回行ってみようか。


次の日の夕方。懐かしき我が家の前に着いた。
結局今日一日、未来に連絡は取らなかったが……。というよりもむしろ出来なかったのだが。
まぁ、これも未来を驚かすための演出にはなったと思って、自己正当化。
という訳で、覚悟を決めて、玄関のチャイムを押してみる。
『どなたですか?』
「どなただと思う?」
『……もしかして、兄さん!?』
「だったらどうする?」
『どうするって……嬉しいですよ!!とにかく早く、中に入ってきてください!!』
「おぅ。そうする」
言われたとおり、玄関のドアを押し、我が家に入る。
未来は俺を待っていたようで、俺の顔が見えると同時に、顔がクシャクシャに崩れた。
「おかえりなさい!!兄さん!!」
「おぅ。ただいま、未来」
「会いたかったです、兄さん……」
「俺もだよ、未来」
「兄さん!!」
未来が俺に飛びついてくる。どうやら、泣いているようにも見える。
感動の再開シーンというヤツだ。

397 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:34 ID:???
が……。
「ちょい待ち」
俺はそれを手で制し、そっと未来の涙を拭いてやる。
「湿っぽいのは勘弁して欲しいな。帰ってきていきなり、未来の涙は見たくねぇし」
未来は、しばらく鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていたが、
何か思いついたのか優しく微笑む。
「……兄さん!!誰のせいで、涙を流しそうになったと思ってるんですかぁ?」
「やっぱ……俺のせい……だよねぇ?」
「決まってるじゃないですか!!」
「ホントに悪い!!代わりにお土産いっぱい買ってきたからさ!!」
「お土産なんかじゃ、許してあげませんからね!!」
「ほーぅ。いいのかなぁー?そんなこと言ってもー?」
「な、何なんです?その顔は?」
「神戸で、未来の大好きなプリンも買ってきたのになぁー?」
「神戸の……プリン……?」
「うむ。相当美味いらしいな。しかし、仕方ない、俺が全部食うしかないなぁー」
「何でそうなるんですかぁ!?」
「未来に許してもらえなきゃ、プリンなんてあげてもしょうがないしなぁー」
「むぅ……卑怯ですよ……兄さん……」
作戦成功。
大分迷ってるな、未来……。
「そうかい?あ……そういえば、神戸牛も買ってきたよ、ちょっとだけな。そのうち宅急便で届くはずだが……」
「神戸牛!?」
「あとは……何買ったっけな……。ま、未来には関係ないな」
まだあるんですか!?
今、未来の心の声が聞こえたような気がした。
そして、それは確実に、未来の決定を促したと思う。

398 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:35 ID:???
「もういいです!!ゴメンなさい!!私が悪かったですっ……」
「別に未来が謝らなくても良いよ」
「でも……プリン……」
「食べたい?」
未来が恥ずかしそうに頷く。
さすがに……これ以上焦らすのは可哀想かな……
「あはは!!意地悪して悪かったよ」
「プリン……くれるんですか?」
「未来が許してくれるなら、あげちゃおうかなぁー?」
俺はプリンの入った袋を、プラプラと未来の目の前で揺らしてみる。
「じゃあ、許しちゃいます……というよりも、もともとそんなに怒ってないんですけどね〜」
未来が俺に微笑んでみせる。
「ところで、兄さん、お腹空いてませんか?」
「そういえば昼はあんまり食べなかったからなぁ……。何かあるのか?」
「お夕飯の準備、出来てますよ、兄さん」
「用意いいねぇ、流石未来だな。早速頂こうか」
「はい。今日のは自信あるんですよ!!」
未来が胸を張って答える。
「未来の料理は何でも美味いからな。楽しみだ」

399 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:37 ID:???
「今日のは、三日分の兄さんへの愛情が入ってますからね。美味しいですよ〜?」
「未来……何か、変わったね?」
「ふふふ、兄さんのせいですよ、きっと?」
「そこは、『おかげ』と言ってくれないかい?」
「じゃあ、そういうことにしてあげましょうか」
「ありがとー!!未来ちゃん、愛してるー!!」
俺はふざけて未来に抱きつき、頬にキスをするフリをする。
普通の未来なら、必死に抵抗して振りほどくところだが……。
「あの……兄さん……唇にじゃないんですか……?」
拍子抜けた……。全っ然!!面白くない。
「やめた……飯食お……」
「何でですか〜!?」
「やってほしい?」
「……ちょっと……期待してました……」
「おいおい……それはさすがに嘘だろ?」
「いいえ……。私……兄さんのこと、好きみたいですから……」
「だろ………って……ええええええぇぇぇぇぇっ!?未来ちゃん、今何て……!!」
「さぁ!!ご飯ご飯っ!!早くしないと冷めちゃいます!!」
「おっ、おいっ!!未来っ!!逃げるなぁ!!せめて、もう一回だけ言えぇ!!」
俺の叫びも空しく、未来は俺を完全に無視して台所へ消えた……。

「言えませんよ……言える訳ないじゃないですか……
 何度も言ったら、意味が薄れちゃいますからね……」

「でも……大好きですよ、兄さん……♥」

400 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/17 23:27 ID:???
( *0M0)・・・・・・

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