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[第五弾]妹に言われたいセリフ

107 :なぜなに月下:ににちめ の1 :05/03/20 14:38:34 ID:umApLcvD
「ほいきた! 有紗と!」
「・・・・・切の」
「なぜなに月下〜!」
「・・・本編が続くか如何かも微妙なのに、よくやるわね」
「うるさいなー、続くのを願ってでしょー? はい、今日はにゃんこちゃんが進行して」
「にゃんこちゃん・・・・・・・・・んん、今日は使徒の種類について」
「おおー、ぱちぱちー」
「先ず、使徒は世界を構成する千十一の要素全てに居るわ」
「1011人だね」
「そうね。 そして使徒、と言うより要素は大きく六種類に分けられるの。
 始原、根源、観念、現象、其の他のモノ・・・ってね」
「ほうほう」
「始原の要素は10。 第二夜の冒頭のね。
 これらは世界が出来るよりも前に存在して・・と言うより、これらが在ったから世界は出来たの」
「だから始原なんだねー」
「次に、根源。 根源は多くの他の要素にも影響が在る要素なの」
「例えば?」
「例えば・・『雷』」
「あ〜、電気がないと大変だもんね〜」
「・・・・まぁいいわ。 根源と言っても何の根源か、という見方によって変わるから、何が根源要素か、っていう決まりは無いわ。
 極端な話、奈菜の『血』だって多くの生き物に関わるから、根源とも取れるわ」
「ふーん。 じゃ、観念は?」
「観念と言うのは心持つモノ・・つまりヒトにのみ関わる、元々はさして『強い』要素ではなかったの。
 でも現在は世界中にヒトが溢れてる。 今となっては『強い』要素として、『観念』っていうカテゴリーで括られてるの」
「あの怖いマネキンさんが言ってたけど、37人いるの?」
「其れは一つの括りでしかないわ。 根源と一緒。 厳密な規定なんてないの」
「何かてきとーだねー。 現象は?」
「第二夜に出てきた私達や『焼』みたいな、文字どおり『現象』の事を指すの。 根源と被る事も多いわね。
 先刻(さっき)言った『雷』なんかそうね」
「強いの?」


108 :なぜなに月下:ににちめ の2 :05/03/20 14:41:15 ID:umApLcvD
「そうね・・。 『強い』のが多いわ」
「にゃんこちゃんも? 吉川先生に良い様にやられてた感じだったけど」
「あれは殺さない様、加減してたからよ。 突風は火其の物を消してしまうもの」
「へー。 んで、その他は?」
「其の他に分類されるのは・・『鉄』や、『翼』とかかしら」
「つばさ? 鳥の?」
「鳥とは限らないわよ? あと、奈菜の『血』ね。 これなんかは血其の物も示すし、血液のシステムも指すわ」
「えーと・・・つまりー、いろいろな物ってことだね」
「そうね」
「んー、要素の分類って結構てきとーなんだね・・・あ、六個なら一個足りないよ?」
「残りの一つ・・・其れは『不明』の要素」
「ふめー? 分かんないの?」
「どの始原要素にも関わらない要素をそう呼ぶの」
「あれ? 全部に関わるから始原なんじゃないの?」
「其の筈なんだけど・・実際はそうなの」
「うわー、益々てきとーくさいなー」
「例を挙げれば『時』とかね」
「んー、確かにあの10個には関係なさそう・・かも」
「寧ろ始原が影響を受けてるとも見れるわ。 『時』が流れるから『死』が訪れる訳だし」
「でも、死んじゃうから時間が流れるのかも」
「そう、そうとも取れる。 結局よく分からないの。 だから不明」
「んー・・それじゃどうしてその要素は出来たのかなー? ってゆーか、何がどうなって要素って出来たんだろ?」
「其の答えを知っているのは・・始原の十人位でしょうね」
「他の使徒は知らないの?」
「知る必要が無いもの。 使徒は己の司るモノを司るだけ」
「えー、そんなのつまんなくないー?」
「其れが使徒だもの。 余計な事を考えて、奈菜みたいに他の使徒を『殺し』たりし始めたら困るもの」
「んー・・・・・・でもどうして今になって突然、奈菜ちゃんは違う意味を見付けたんだろー?」
「さぁ・・・其れは奈菜に聞いてみないと。 奈菜にも分からないかも知れないけれどね」
「ほう、伏線の予感・・・・あ! ヤバイ、最後の行だ! ほいじゃみんな、また会う日まで! あでぃおす・あみーご!」

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0ch BBS 2004-10-30