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[第六弾]妹に言われたいセリフ
- 527 :すばる ◆9l4B6y7T.Q :2006/12/14(木) 19:56:34 ID:9EMjgA/d
- 意外な人に愛の告白をされ、どう答えたものか困った時の沈黙に似ているなぁ。などと、経験した事も無いのに、そんな突拍子もない事を考えてしまった。
「……もしかして、『夢亜が自分から外に出るなんて、雪でも降るんじゃないかー』なんて考えてぼうっとしてる。なんて事ないよね?」
「あ、あぁ……そんな、事は……」
唐突に予想もしていなかった事――さっきまで考えていたか――を聞かれたので戸惑い、言葉に詰まってしまった。それと同時に、何とも言えなかった微妙な空気も吹き飛んでいく。
それにしても、予想はしていなかったとはいえ、「そんな事はない。」と言い切れなかった辺り、俺は自分で思っているより根は正直なのかもしれない。
「あ!その間は考えてたんだ!ひっどいなぁ。いくら私でもまだそこまで怠け者じゃないよ。」
言葉に詰まっていただけなのだが、夢亜はそれを勘違いしてくれたようだ。
それにしても、「いくら私でも」やら「まだ」とは随分な言い様だ。まぁ、俺の中ではそれ以上の事態にまで発展していたのだが……それは、しばらく胸の中にしまっておこう。
今言うと、何をおごらされるかわかったものじゃない。いや、もう遅いか。
「悪い悪い。今朝の天気予報を思い出してたらつい本音が、な。」
「本当にひどいなぁ。久しぶりに愛しの夢亜さんと出掛けられるっていうのにそんな事考えてたなんて。罰としていつもの、ね?」
「はいはい。わかりましたよ。お姫様。謹んでエスコートさせていただきます。」
「うむ。よろしい。しっかりエスコートするのですよ。なんてね。実はね、今日はちょっと気分転換したいなーって思ってたんだ。さ!行こ!」
そう言って俺の手を取って歩き出す夢亜。
やはり、今日は雪でも降るのではないだろうか?
―――――――――――――――――
「あ、この前書いた分の続きを投下してない」そんな事に気付いた休みの夕飯時。
と、言う訳で前回の続きです。
>>遊星さん
先生だなんて……褒めても出てくるのは駄文だけですよw
凄い気まぐれな人間なんで駄文すら出てくるか怪しいんですが。
情報どうもです。
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0ch BBS 2004-10-30