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[第三弾]妹に言われたいセリフ

54 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/26 22:13 ID:???
「お兄ちゃん今日はありがとう!楽しかったよ♪」
夕日に染まる帰り道、妹が俺の手を握りながら本当に嬉しそうに言った。
「そうか…。俺は…」
「楽しくなかった…?」
妹が不安そうに俺の顔を覗きこむ。
そして、心なしか、妹の手の握りが弱くなったような気がした。
「まぁ、いい暇潰しにはなったな」
「はぁ〜良かった〜。お兄ちゃんが怒ってないかちょっと不安だったんだ〜」
妹は俺に微笑んだ後、思い出したように言った。
「そうだ!まだ一つ、お兄ちゃんに言うことがあったね。
 え〜と、水着と浴衣を買ってくれてありがとう!私、大事にするからね!」
「そんなに高くなくて良かったよ。大事に使えよ」
「うん♪」
妹は元気良く頷いた。
「そういえばね、今まで忘れてたんだけど…今日ね、お祭があるんだ…それでね…」
「早速浴衣を使う時が来たな」
「うん♪だからね…お兄ちゃん、一緒にお祭行こ?」
「行ってもいいが…そんなに金は無いぞ…」
「全然オッケーだよ〜!!…お兄ちゃんがいてくれれば…だからお願い!」
「分かったよ。…じゃあ、混むから急いで準備しなきゃな…」
「うん♪早く帰ろ♪」
妹がまた俺の手を優しく握り、歩き出す。
「お兄ちゃん、リンゴ飴は絶対に買おうね!」
「ああ、買ってやるよ…」
「いいの?お金ないんでしょ?」
「お前はそんな心配しなくてもいいんだ…。妹は兄に思いっきり甘えればいい…」
「じゃあ、今日一日はお兄ちゃんに甘えちゃおっかな〜♥」
思いっきりの甘えのつもりなのか、妹が俺の腕に抱きつく。
そして甘えた声でこう言った。
「お兄ちゃん、大好きだよ♥」

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0ch BBS 2004-10-30