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[第三弾]妹に言われたいセリフ

52 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :03/08/26 22:12 ID:???
ちょいと季節外れで出しにくいですが…夏のお話でも…

「ねぇ〜、コッチとコッチ、どっちが似合うかな〜?」
妹が両手に水着を持って、俺に選択を迫る。
と言うのも、俺は、今朝、無理矢理妹の水着選びに駆り出され、
色とりどりのビキニやワンピースに囲まれて、夏の一日を無駄に過ごしているのだった。
「別にどっちでも…」
「もう〜!真面目に考えてよ〜!!」
妹が頬を膨らませ、腰に手を当てて怒鳴る。
「さりとて、退屈なのだから仕方あるまい…」
「ぷぅ〜!!私はいいけど、カノジョと来た時は絶対にそんな事言っちゃダメだからねっ!!」
「ああ、分かった分かった…」
「ホントに分かってる〜?…まぁ、いいや。それよりもどっちがいいと思う?」
「右…」
「もう!適当に言えばいいってモノじゃないよっ!!」
「じゃあ左…」
「だから〜!!」
「そう言われてもな…。水着なんて見せられても…」
「あっ、もしかして、着て見せて欲しいの〜?もう〜、えっちなんだから〜♥」
「いや、そういう意味じゃなくて…」
「遠慮しないで〜。じゃあ、まず一番気に入ったコレから着てみるから、ちょっと待っててね♪」
そう言い残し、妹は颯爽と試着室に消えてしまった。
強引に試着に持ち込まれたが、この場合、妹は気に入った水着を着て見せたいのだ。
言わば、俺に選ばせた物はどうでもよくて、目をつけていた物があったのである。
と言うことで、待たされている間、逃げ出したい衝動に駆られた…
が、面倒なことになるのはイヤなので出来なかった…

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0ch BBS 2004-10-30