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夏目房之介さんについてver.2

1 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 22:07
前スレが800行きそうなんでそろそろ作っとく。

前スレはこちら↓
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=964631820

2 :万屋十完 :2000/09/08(金) 22:19
今日星野書店で夏目さんの著書を五冊いっぺんに買って来た。地元の本屋
ではあまり見かけなかったので、「買える時に買っとけ!」とついつい勢
いで・・・。おかげで財布がすっからかんです。しかし最近の買い物の中
では、一番有意義な金の使い方だったな、と今読みながら思ってます。
ちなみに買った五冊は「夏目房之介の漫画学」「手塚治虫はどこにいる」
「あの頃マンガは思春期だった」「人生の達人」「手塚治虫の冒険」の
五本でーす。ンガング。

3 :花の湯宿 :2000/09/08(金) 22:43
夏目さんと2ちゃんねらーの対話を編集して冬コミで売る奴が出そう。
いいね、それ・・・


4 :acdc :2000/09/08(金) 22:45
>斎藤さん

これは夏目さんの本を買って読まねばなりませんなぁ。
(当方、4冊ぐらいしか読んだことがないことがわかってしまいました)

5 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 22:46
先生、バリ島だけじゃなくて、エロマンガ島にも行ってください。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 22:57
初めて書き込みます。
ここ読んで夏目氏に興味を持ちました。
明日早速著書を買って読んでみようと思います。

7 : :2000/09/08(金) 23:44
おぉ、もう別スレに‥‥ver.1は保存しておこう。
前回初書き込みした時、お師匠からレスを頂きものすごく
嬉しかったです。
質問だらけなところでまた質問ですが、「〇〇漫画賞」の
選考基準についてお聞きしたいです。新人賞などではなく、
「〇〇社漫画大賞」とか、お師匠も受賞した手塚治虫文化賞
などです。受賞した作品が連載中のものだと、どうも違和感を
感じてしまうのです。いくらそこまでの展開が良くても、終盤で
コケてしまったらどうしようとか、まだ作品として完結してない
ものに大きな賞を与えていいものなのかと思ってしまいます。
出版社主催のものだと、高売上げ記録したものにご褒美を、という
感覚もあるのでしょうか‥‥。
選考者になった時、未完結のものを推す不安などは無いのでしょうか?
う〜ん、あんまり文章まとまらない。

8 :夏目房之介 :2000/09/08(金) 23:55
あらら、こういうシステムになってたのか。前のとこに書き込んじゃった。
すみませんねぇ、みなさん、ご苦労かけて。

>2 万屋十完 夏目さんの著書を五冊いっぺんに買って来た。。おかげで財布がすっからかんです。

おおおおおっ!(熱血の涙)えらい、あぁんとぅあわあ、えらいぃつつつ!(こればっか)

>7 受賞した作品が連載中のものだと、どうも違和感を 感じてしまうのです。

それ、僕もあります。ま、あまり厳密に考えないで「お祭りだから」(これ呉さんいわく)って業界内的に考えることもできるし、いいんですけどね。
ただ、僕自身はよほど何かの事情がないかぎり、審査員はやりません。
テレビ「手塚治虫を創る」は、テレビでマンガを描くことをどうパフォーマンスにするか」ってとこに好奇心があったりして、ついやっちゃったんだけどね。

さて、今日は短めにやめよっと。
せっかく水泳でほぐれた肩が、昨夜と朝のおかげでこりこりだもんで。


9 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 00:07
夏目の芽

10 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 01:25
 漫画貸さんの分業について。
 数年前から、大手出版社のマンガ雑誌って、たいてい担当者が3人以上
ついていると聞いたことがあります。んで、マンガ家さんを含めて、4人
(あるいはそれ以上)でお話を作っている、と。まぁ、そうじゃなきゃ
週刊ペースは厳しいんでしょうね。

 そーいえば、夏目さん、筒井康隆のマンガのモブ、描いてましたっけ。

11 :フィル :2000/09/09(土) 01:36
739のひつじさんへ。

>> 小説ですけど、村上春樹さんなんかは、一見関係ないような描写をところどころに組み込んで、それを 結局は一つのテーマへと編み上げていくっていうようなことをしますよね。それに近い感じでしょうか

仰る通りだと思います、方向性としてはそういうことです。私も村上春樹さんの小説は読みましたが、感じ入るところは、やはり多かったです。特にレイモンドチャンドラー的な語り口を、自分の心の奥に引き寄せ、発展させることのできた初期の作品には感心させられました(私の知る限り、日本でチャンドラーのスタイルを正しく発展させることができたのは、村上春樹さんと矢作俊彦さんのふたりだけのようです)。

ただ、村上さんの小説は、やや難解な話でも読者の共感を呼び、スッと話を聞かせる語り口のうまさといい、どこかシュールでありながも心に響くトピックといい、素晴らしい点がいくつもあるのですが、それだけに絶対に真似をしたくないと思わせるものでもありました。もちろん、村上さんと私では、見てきた風景も違えば、読んできた本も違うし、性格も違うのだろうから、恣意的に似せようとしなければ似るはずもないのですがね。

>>夏目さんに負けずいい文章を書いてますね。いっそ評論家目指してみたらどないですか

これはやはり厳しいのではないでしょうか。
私は自分でも理が勝っているタイプだと思っていますが、なんとかして、いつか自分の心の中にあるもやもやを形にしたいと思っていますし、実力的にも無理にような気がします。
たぶん、このスレッドにこられる方の中には、短期的/局地的には夏目さんを上回る仕事ができる方もおられると思いますが、長期的に評論を続けて、それを発展させるとなると、どうしても、蓄積と底力が必要になります。
きっと、私などが夏目さんのようにマンガ評論をしたとしても、初めの半年や一年は良くとも、後はどれも同じようなことしか書けなくなってしまい、恥じをかくだけでしょう。やはり、夏目さんのしていることは並大抵ではないです。

12 :旧1 :2000/09/09(土) 01:43
うむ、新スレ立てられてしまった…無念。


13 :フィル :2000/09/09(土) 01:59
>>そうか、フィルさんはBDっぽいのかな。

私はマンガを描いているくせに、実はマンガにあまりくわしくないのでBDは、読んだ事がないのです。どうも、私のマンガの成分は映画や小説のようです。
でも、残念ながら、話の内容はともかくとして、私の画力ではBDは遥かに遠いような気がします。もともとテクストを中心に考えるタイプですし。

>いかんな、どうもフィルさんの言葉は波長があうのか、何か書きたくなる。

どうもありがとうございます。
しかし、夏目さんにとってこのスレッドは、まるで千人組み手のようになっていますね。修行がんばってください。

753のTさんへ。
> 今回のような体験は、いろんな意味で(創作活動に限らず)非常にプラスになると思いますよ。

同感です。マンガ描き以外にもプラスにしたいものです。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 01:59
夏目先生は、バリ島のどういうところがお好きなんでしょうか?
私は、お気楽〜な感じと、まあいいさ〜的なノリが好きです。
旅行されてて、創作活動などにも影響を受けることってあります?

ちなみに私は、クタ〜レギャンよりも、ウブド(蚊が多いけど)や、
ロビナ・ビーチ、チャンディ・ダサなんかが、ほのぼのしてて好きなんですが。
あと、関係ないけど、ジャムーを集めたり、インドネシアの音楽テープを
集めたりしてます。

そーいえば、「ドラえもん」や「セーラームーン」は全巻(かな?)揃ってたりしますよね。

15 :旧1 :2000/09/09(土) 02:06
旧スレの一番最後のが、読まれないと困るのでコピペしておこう。

タイミングが悪いのと、レベルの高い質問が思いつかなくて
すっかりROMになってしまった1です。
忍者サイトウ様、ありがとうございます!探してきます!
>784
新スレ立てるの早すぎ〜!俺が立てようと思ってたのに
(初心者なもので、聞くけど800前に立てるのが一般的なの?)
>夏目房之介様
ここを読んでるだけで日々感動しています。
いつも誠実な対応、ありがとうございます!

16 :ht :2000/09/09(土) 02:25
下忍サイトウさまのリストアップによると
10・14・22・24・26・30・34・39・40・41・43_1・43_2・44・46・キネ旬
持っております。
こんなわたしは夏目先生の「中の上」クラスのファンではないかと。。。

で、こんないい機会は、おそらくもうないでしょうから、
どさくさまぎれに夏目先生に質問です。

マンガの運動表現についてどうお考えでしょうか?
と、ひとくちにいってもいろいろとありますが、
@複数枚の絵による場合(コマ構成)
A一枚絵による場合(1コマ)
と、まずコマを基準に考えたとして、特にAについてお聞きしたいのですが。

たとえば、四方田氏は『漫画原論』で、運動表現を”速度”という観点から記号論に基づいて
論考しておられるようです。
具体的には、特に動線の本数などによる速度感の違い、というあたりが氏の論の特徴でしょうか。

そこで、夏目先生の著作をザッと拝見したところ、先生のお考えは、
特に「運動表現」に絞ったものではなく、どちらかといえば、運動などを含めた
”描線”のニュアンスの違いからくるもの、と分類されており、
観点はあくまでも、作家の手による描線に、視点が絞られているように感じます。

わたしは、動線を中心に「運動の線表現」というテーマに絞って考えており、
その場合、動線を中心として、人物や風景などの描線の工夫、たとえば残像表現などや、
輪郭線を2重にズラして描くなどの震えの表現など、
絵は、(1コマで)運動する対象をいかに表現しえるのか、という論文を制作中です。
(ずいぶん乱暴にはしょりますが(^^;)

そこで、
●夏目先生はマンガの運動表現について、どうお考えでしょうか?
●四方田氏やわたし(同列にしてすみません)のようなアプローチに、どういう感想がありますか?

もし、お時間よろしければ、主に上記の点についてアドバイスいただければ幸いです。

追伸:とにかく先生のファン(としかいいようがありませんが)です。
今後のご活躍も、楽しみしています。

(わたしも前のところにカキコしてしまいました。
ので、もういちど同内容、カキコです。すみません)


17 :フィル :2000/09/09(土) 02:36
私自身はたまにしかゲームをしないのですが、以前、ゲーム評論の難しさについて書き込みをしていらした方々がおられたので、ついさっき、ふと思いついたことを書きこんでみたいと思います。
もし、皆さんの力になれたらうれしいです。

私が思いついたのは、まず個々のゲームの評論をする前に、ゲームのジャンル論が形成されれば、評論がしやすくなるのではないかということです。ドラクエ型のRPG論、スーパーマリオ型の横スクロールアクションゲーム論、ときめきメモリアル型シュミレーションゲーム論、テトリス型パズルゲーム論といったように。

それらのジャンルの原型はどのような時代に生まれ(コンピューターゲーム以外も含むゲーム業界の状況や実社会の状況といったことです)、どのような意味を持ち、どう変わっていったのか。それを掴む事ができれば、種々多彩な形態を持つゲームというものを評論する基準のようなものができるのではないでしょうか?(ルーツを辿り、それが本来なんであったのかを見極めるのは、評論の基本だと、私は思っています)

もう、すでになされていることかもしれないし、かなり骨の折れる作業でしょうが、一応、気が付いたので書き込んでみました。


18 :どう思いますか? :2000/09/09(土) 02:45
   ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ( ゚Д゚) ¶< http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=968434428
   lつ つ | \_____________
  〜l  l  |
   ∪∪ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|


19 :フィル :2000/09/09(土) 02:55
すみません、皆さん、11の「〜〜〜恣意的に似せようとしなければ似るはずもないのですがね。 」の「ですがね」の所を「ですけどもね」と読んで下さい。誰も気にしないとは思いますが、なにか、自分で読んでいて頭にくる文章になってしまったので、よろしくお願いします。しっかり読み直してから投稿しないと恥をかいてしまいますね、、、、。すみません。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 03:10
>19フィルさん
気にしないっす(笑)ホント、細かい人なんですねえ。感心します。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 03:37
夏目さん移動完了されたでしょうか?(笑)

22 :忍者サイトウ :2000/09/09(土) 03:38
16のhtさんの書き込みで気付きました。
訂正です。先の夏目さんの単行本リスト(1996〜)、43の項がだぶっていました。
ちょうど新44『笑う長嶋』が出るときに作成し、以降を先ほど増補したので、
ミスしてしまいました。
また、発行年(奥付に拠っています。)が、
『マンガの力』の項で1996年となっていましたが、
1999年が正しいものです。修正して再掲します。
リストでお気づきの点があればご指摘下さいませ。

単行本(1996〜)
33)マンガはなぜ面白いのか 1996年 NHK出版 「人間大学」テキスト
34)夏目房之介の講座 1996年 筑摩書房 ちくま文庫 16を再文庫化
35)不肖の孫 1996年 筑摩書房
36)古典教養そこつ講座 1996年 文藝春秋 文春文庫 28を文庫化
37)名作1 1996年 潮出版社 ハードカバー
38)名作2 1997年 潮出版社 ハードカバー
39)青春マンガ列伝 1997年 マガジンハウス
40)マンガはなぜ面白いのか 1997年 NHK出版 NHKライブラリー 33を増補
41)マンガと「戦争」 1997年 講談社 講談社現代新書
42)TV大語解 1998年 小学館 テレパルブックス
43)手塚治虫の冒険 戦後マンガの神々 1998年 小学館 小学館文庫 31を文庫化
44)笑う長嶋 1998年 太田出版
45)マンガの力 1996年 筑摩書房
46)人生の達人 1999年 小学館 小学館文庫 29を文庫化
47)風雲マンガ列伝 2000年 小学館
48)あの頃マンガは思春期だった 2000年 筑摩書房 ちくま文庫 39を改題して文庫化

★33は品切れ。

数え方にもよりますが、年末にはちょうど著作50冊
(vol.10発売予定の「マンガ夜話」を含めると60冊)達成となりそうですね。
48は発売されたばかりで持っていないので、
今からネット書店(24h営業なので深夜は便利)で注文してみます。
では、私は消えます。どろろん。

23 :名無しさん@入手困難 :2000/09/09(土) 03:53
>夏目先生
私は、宝島から発売されている「マンガの読み方」を近所の図書館で読んで
ものすごく気に入って、あの本から夏目さんにハマッたようなものなんですが、
悲しいことにどこの本屋に行っても置いてありません。
注文もしたのですが、絶版状態で購入できませんでした。
もう、古本屋を探しまくるか図書館のをパクルしか、手はないのでしょうか?

それから、マンガ夜話の「童夢」の回で、大友さんとしてはこの(大きい)サイズ
の本で見て欲しいんだ、と仰っていましたが、夏目先生は、御自身の作品の単行本
のスタイルは気に入ってらっしゃいますか?
夏目先生の作品も、大友さんとは違った意味で、小さくしすぎると読めないと思う
のですが。。


24 :なんとなく :2000/09/09(土) 06:56
|
|γ__
|    \
|     ヽ
|____|__||_| ))
|□━□ )    
|  J  |)  こっちでもCM。http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/9269/2ch.jpg
| ∀ ノ
|  - ′      
|  )
|/
|




25 :T :2000/09/09(土) 07:07
ああっ、急に静かになったと思ったら、こんなところに移動している!
念の為、旧スレのカキコ、もう一回投稿しとこ〜ッと!

夏目さん
>あれ、そいつぁ失礼しました。

もう、夏目さんってば〜。〔753〕をよく読んでいただければ分かるように、
あの発言は一応過去形ですので‥‥。あっ、俺の文章が下手なだけか。(笑)
でも夏目さんの、「批評」という仕事に対する真摯な姿勢が分かったので、
とても良かったですよ。

むむむっ!ちょっと待てよ。なんか少し分かってきたような気が‥‥‥。
以前初めて2chを覗いた時、「なんてひどい所だ、吐き気がする」と思ったので
それ以来見ていなかったんです。
でも「たしかにひどい発言もあるけど、いい所も‥‥」って言う友人もいたんです。

今回は夏目さんの勘違いだったかもしれないけど、2chのちょっと乱暴とも思える
やり取りの中から、相手の「本当の本音」が引き出せるかもしれない‥‥‥。
その、2chの存在意義というか何というか‥‥。

「こんな所(2ch)で喜んでいるやつは、幼稚な人間!」なんて思ってたけど、
「未熟者」だったのは、俺の方だったのか――!?

26 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 07:28
はしゃぐガキは見苦しいな

27 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 07:51
夏目房之介のことを知ったのは、しとうきねおとのコンビで出していた本
でした。あれ、タイトル忘れちゃったな。

質問です。高千穂遥氏が夏目さんの手塚論について、手塚氏にはかつて氏
そっくりに描ける影武者がいて、関係者にも区別がつかなかった。夏目さ
んはどうやってそのへんを見分けているのだろう?といった趣旨のことを
書いていましたが、そのあたりはどのように対処されていますか?

28 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 07:59
>1
新スレ立てるの早すぎるよ〜
御本人のいらっしゃるスレだから自分で立てたいのはわかるけどさ。
ただでさえ回転早いスレなんだから次からは900レスくらいまではまってよ。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 13:45
回転早いから、はやめに立てたのではないの?
他板では800を基準にしてるとこもあるし。別にいいんじゃない

30 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 14:22
あげ

31 :夏目房之介 :2000/09/09(土) 15:20
わぁあ、面白そうなのを、たくさんだすんじゃない!
俺はこれからフランス人とおしゃべりバトルを夜中までくりひろげんくちゃならんのだ。
で、フィルさん、僕は矢作のファンでもある。
四方田さん、「マンガの読み方」(これはサイイトウでも答えられるな)ほかについては、また来週。


32 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 15:35
>旧スレ759
エチエンヌ・バラールさんは、日本在住のフランス人ジャーナリストで、
「オタク・ジャポニカ」という日本のオタク文化についての本を書かれた
人です。面白いので読んでみて下さい。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 18:02
夏目先生はそばとうどんどちらがすきですか

34 :T :2000/09/09(土) 18:29
フィルさん
>同感です。マンガ描き以外にもプラスにしたいものです。

なんかえらそうな事を言っちゃいましたが、今回の経験は私自身が勉強させてもらってます。
でも、普段は眠っている脳の回路がフル稼働しているもんで、ちょっと偏頭痛が‥‥。(笑)

夏目さん
>俺はこれからフランス人とおしゃべりバトルを夜中までくりひろげんくちゃならんのだ。

何か面白い話しが聞けましたら、カキコして下さいね。


35 :ひつじ :2000/09/09(土) 20:24
11のフィルさん
>それだけに絶対に真似をしたくないと思わせるものでもありました。

あはは、いいですね。そういう気持ちって結構大事だと思います。

そういえば村上春樹はそれまでの日本の作家の真似をしないで小説を書こうと思ったとき、まず生活スタイルから変えていったと聞きました。それまでの作家は不規則で、徹夜で原稿を書いたり、という人が多かったけれど、村上春樹は朝早く起きて、マラソンしてという規則正しい生活をしながら小説を書いた、それでああいう新鮮な作風をつくることが出来たとか。独特の表現のために自分の内部を意識して変えていった、というのは、ユニークだなと思いました。

まあ、フィルさんはフィルさんが見える世界を書けばいい、と思います。ありきたりの言い方ですけど。応援しますんで頑張ってください。

※作家として大成したら、自伝でも出してここでの夏目さんとのやりとりを記しましょう(笑)
 夏目さんきっと大喜び。


36 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 20:29
夏目先生ご本人がいらっしゃるとは!
すごく感動しました。
わたしの実家はとても家が厳しくて、子供の頃は、
マンガやそれに類するものは一切読ませてもらえませんでした。
その中でも、週刊朝日の「学問」だけは大丈夫で、
何度も何度も貪るように読んだ記憶があります。
これからも頑張ってください。

37 :acdc :2000/09/09(土) 21:37
>36
そんな家庭では大変でしたね(ちょっと気の毒。。)

家庭で思い出したけど、うちは母親(50代半ば)はフツーにマンガを読むんだけど、
父親はまったく読まない。で、昔理由を聞いたら「マンガはどこ読んだらいいかわからなくて、
目がチカチカして疲れる」ので読まないんだと。
当時(自分が子供のころ)はふーん、と思っただけだったが、夏目氏を知った今では
彼(父親)はマンガを読まないのではなく「読めない」ということがわかった。つまり
彼はマンガの文法を知らないまま育ったので、マンガを読みたくても(いや読みたいかど
ーかは知らんけど)読むことが出来ないんでしょう。

マンガをなにげに読んでる僕たちには理解しがたいけど、そうゆう人もいるんだなぁ、と。

ま、単なる自分ちの家庭の話なんですけど。。。

38 :名無しさん@お腹おっぱい。 :2000/09/09(土) 23:33
近所の図書館に夏目氏の著作二十冊強ありました。全著作のおよそ半分。当分読む本には困りません。


39 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 00:16
あげ

40 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 01:53
夏目さんは桜庭和志をどう思いますか?

41 :フィル :2000/09/10(日) 02:04
35のひつじさんに。

>>そういえば村上春樹はそれまでの日本の作家の真似をしないで小説を書こうと思ったとき、まず生活スタイルから変えていったと聞きました。それまでの作家は不規則で、徹夜で原稿を書いたり、という人が多かったけれど、村上春樹は朝早く起きて、マラソンしてという規則正しい生活をしながら小説を書いた、それでああいう新鮮な作風をつくることが出来たとか。独特の表現のために自分の内部を意識して変えていった、というのは、ユニークだなと思いました。

これはすごくおもしろい話ですね。
なんとなく哲学的な問題を孕んでいるような気もしますし、一面では夏目さんの仰っられていたことにも通じるているように思えます。
意識を変え、生活を変えることが作品を作る手助けになるのだとしたら、逆に、毎日の振るまいそのものが作品を作るということにもなりますね。こうした日々の生活に対する繊細な態度が、村上さんの創作の根底にはあるのですね。村上さんの親密で魅力的な語り口の秘密が、ほんの少しわかったような気がします。
私は今まで、こういった精神的なことはまったく考たことはなかったので、とても参考になりました。ちょっと違うかもしれませんが、昔やぼったかった女の子が、髪を整え、化粧をして、ファッションに興味を持ち出したら、話し方や性格まで変わってしまったりすることに似ているのかもしれませんね。(これが正しかったら、生活することが「小説」だ、という言い方ができますね)

34のTさんに。
>普段は眠っている脳の回路がフル稼働しているもんで、ちょっと偏頭痛が‥‥。(笑)

私も頭の血の巡りが良くなっています。普段はかっこつけて、なかなか人の意見を聞くことができないので、とても貴重な機会になっています。匿名だっていうのがいいですよね。

42 :フィル :2000/09/10(日) 02:30
31の夏目さんに。

>>で、フィルさん、僕は矢作のファンでもある。
おお、夏目さんもそうでしたか。そうですよね、矢作さんはカッコイイですものね。矢作さん、今度、藤原カムイさんと組んで「気分はもう戦争2」をやられるそうですね。今から楽しみです。とても冷静ではいられません。私はあの作品が大好きなのです。大友さんが金持ちになってしまいマンガを書かなくなってしまった今(矢作さん談)、後任者には多大なプレッシャーがかかるとは思いますが、藤原カムイさんには、ぜひがんばってもらって、作品を充実させていただきたいものです。

しかしそれにしても、大友克洋さんは、いくら原作付きだとしても、ああいったレベルのものを連載で描けるというは、とても人間技だとは思えないのですが、夏目さんはどう思われますか。それがプロというものなのでしょうか。

PS もし矢作さんに会われたら、くれぐれも連載を放り出さないようにいっておいてください。

43 :U-名無しさん :2000/09/10(日) 02:59
>acdcさん
うちの場合は母でした。
中学ぐらいの時に、おもろいから読んで見ろ、と「伝染るんです」読ませた
ら(笑)、「何が面白いのかさっぱりわからないし、読みにくい」、と言われた。
高校のの時に、今度は「栄光無き天才達」を読ませてみたら…
やっぱり「どう読んでいいかわからないし、疲れるので漫画はイヤだ」だって。

内容じゃなくて、漫画そのものを読めない人がいることにビビリましたよ。
そういやー母の実家は裕福なほうではなかったらしいから、やっぱり漫画なんて
読ませてもらえなかったんでしょう、子供の頃に。
言葉と同じで、漫画もガキの頃から身につけないと文法を理解できなくなるので
しょうかね。 まぁ、昔と比べると複雑にはなってるけど、漫画の文法も。


44 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 03:58
夏目先生、相談させてください。
河合隼雄の万引きは創作活動の代価行動だと言うような、発言をご存知でしょうか。
とこんな事を持ち出すまでもないんでしょうが、今日万引きで捕まり、気丈にしてたら
微罪で指紋取られました。結構屈辱だと思います。その時はなんとも思わなかったんですが
いたたまれなくなってきました。
こんなセコイ事で捕まって大成できないようなきもしますし。
将来森総理のように、事件番号まででて暴かれたら、意味付けとしてショボイ人だと思われると思いますし。
高い空想世界だけで生きていきたいのに、それが泥にまみれた気分です。
権力おっさんの前ではアンティーク人形の繊細さは通用しないみたいでした。
世界が違う論理で回ってました。でもこれが普通の「世間」で私が子供で、
大人になる必要があるんでしょうか。
夏目先生は私はもう消せない傷をつくった思いますか?
ほんとに、どうしたらよいでしょうか。


45 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 04:11
>43
>母に「伝染るんです」を読ませたら
それは読ませる漫画に問題がある(笑)ウチの母親は漫画好きで、萩尾望都とか大島弓子とか
ウチに置いてあるけど、「伝染るんです」は理解できない。それは感性の問題じゃないかな。
まあ、栄光無き天才達も受け付けない、そもそも漫画読むのが疲れるってのは漫画をそれまで
読んでこなかったからだろうし、それはやっぱり漫画の文法みたいなことに関係してくるんだ
ろうけど。


46 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 04:34
>>44
万引きは罪だと思わないの?
屈辱といって相手を攻める前に、自分のしたことを考えないの?

>河合隼雄の万引きは創作活動の代価行動だと言うような
自分に都合よく解釈して言い訳にするなよ。


47 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 04:38
>46
ネタなんじゃない?44って

48 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 04:40
.

49 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 04:42
うちのおかんもマンガ読めない人です。
何が面白いかわからないし、疲れる、っていうのは
全く同じだなぁ。

50 :>44 :2000/09/10(日) 04:42

割にあうと思えばやればいいし
あわないと思えば止めれば?

51 :夏目房之介 :2000/09/10(日) 06:01
いやぁ最近トイレが近くて近くて・・・・・ってキャハ!!!!
実際お前らオタッキー三銃士は眼中に無し!!!だって家柄が違いすぎるし(俺は夏目、お前ら田吾作)
俺の本を買えるだけ買えコノヤロー!!!そのカネが俺の豪邸の床となり壁となる!!ぎゃはははは!!!!!
それからおい!!汚禍堕吐脂汚!!是が非でも華奢な俺っちをキツく、アツく抱きしめてくれーーーい!!ってゴルァ!!!
ぎゃおおおおおおおおおおおおおぅぅぅ!!!!ぎゃおおおおおおおおおおぅぅぅ!!!
ワキ毛ギャァァァァァァァンン!!!ケツ毛ガィィィィィィィン!!!第二次性徴ピタリ!!!
ってなんだなんだなんだなんだよこれだけ低姿勢で書き込んでるのにお前らのその態度は!!!全く予想通り!!!
あーなんかピンサロ行きたくなってきた。
つーわけで最後に恒例のアレ行くぜ!!!!           
            
          (地鳴りのように)「お前ら全員逝ってよし!!!」

P.S.もう二度と来ません

52 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 06:08
IPでバレバレだよ、君。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 06:15
初心者バレバレだよ、君。

54 :夏目先生ではないですが :2000/09/10(日) 06:31
>44
 ネタだと思いますが、一応マジレスをば。
 「万引き」というと聞こえはいいですが、刑法上は
 「窃盗」です。最も基本的で普遍的な「犯罪」の一
 形態です。およそ所有権の概念が存在する社会に
 おいては、須く「犯罪」として「処罰」の対象になる
 行為です。イエスも漢の高祖も否定しています。

  自らの信念に従い反社会的行為を行うことも
 あるでしょう。しかし、その時は同時にその行為を
 したことによって負う「リスク」も覚悟した上で行う
 べきではないでしょうか。

 

 

55 :旧1 :2000/09/10(日) 06:39
わかり易くてありがたい。(2chらしいし)

ネタか知らんが、言うまでもないけどとりあえず万引きはやめましょう。
本当に反省できれば過去の罪も将来の糧となるでしょう。
(俺なんかに聞いてないって?ごもっとも。でも夏目さんに聞くこっちゃない)

56 :旧1 :2000/09/10(日) 06:40
55の1行目は51への感想です。

57 :はじめまして :2000/09/10(日) 12:35
 はじめまして。

 「マンガBS夜話」はテレビ番組のなかで批評を成立させることができるか
ということを(ある意味で)意欲的に実験している番組だととらえることが
できるような気がしています。とてもおもしろい試みだと思います。
 BSの受信機がないため再放送(しかも、見逃しているため、ほんの一部)
しか見れないのが残念ですが。

 私も夏目さんに質問したいです。
 単行本ではなく、何らかの形でマンガ雑誌(例えば、「ジャンプ」や
「コロコロ」)を番組で扱う予定はあるのでしょうか。
 もし可能なら、編集者の方々や流通業の方・書店の方にもゲストに来て
いただけると、うれしいです。 以下、余談です。
 このスレッドを大きくはみ出してしまいそうで申しわけありませんが、
夜話シリーズをつくってほしい。「マンガBS夜話」が番組として成立する
ことがわかったのですから、「文学BS夜話」や「ノンフィクションBS夜話」
もあってほしいものです。
 「文学BS夜話」は組み合わせとしては、たとえば、島田雅彦・浅田彰・
福田和也・小林信彦の4人で考えてみるとか……。
 「ノンフィクションBS夜話」は取りあげる本には事欠かないと思いますが、
人選が難しい……。
 最後に、夏目さんが言及されていた
小田光雄『出版社と書店はいかにして消えていくのか』
は読みました。本を手にとったときはぜんぜん期待して
いなかったせいなのでしょうか、じつにおもしろかった。
ご興味ある方は、書店や図書館で探してみてください。
(個人的には)買って損はしない本だと思います。


58 :57 :2000/09/10(日) 12:40
 質問に答えていただくだけだと申しわけないので、ボランティアします。

 質問のまとめ

>14
・夏目先生は、バリ島のどういうところがお好きなんでしょうか?
・旅行されてて、創作活動などにも影響を受けることってあります?

>16
 マンガの運動表現についてどうお考えでしょうか?
と、ひとくちにいってもいろいろとありますが、
@複数枚の絵による場合(コマ構成)
A一枚絵による場合(1コマ)
と、まずコマを基準に考えたとして、特にAについてお聞きしたいの
ですが。

●夏目先生はマンガの運動表現について、どうお考えでしょうか?
●四方田氏やわたし(同列にしてすみません)のようなアプローチに、
どういう感想がありますか?

>23
 宝島から発売されている「マンガの読み方」を近所の図書館で読んで
ものすごく気に入って、あの本から夏目さんにハマッたようなものなん
ですが、悲しいことにどこの本屋に行っても置いてありません。
 注文もしたのですが、絶版状態で購入できませんでした。
 もう、古本屋を探しまくるか図書館のをパクルしか、手はないのでしょうか?

 それから、マンガ夜話の「童夢」の回で、大友さんとしてはこの(大きい)
サイズの本で見て欲しいんだ、と仰っていましたが、夏目先生は、御自身の
作品の単行本のスタイルは気に入ってらっしゃいますか?
 夏目先生の作品も、大友さんとは違った意味で、小さくしすぎると読めない
と思うのですが。。

>27
 高千穂遥氏が夏目さんの手塚論について、手塚氏にはかつて氏
そっくりに描ける影武者がいて、関係者にも区別がつかなかった。
夏目さんはどうやってそのへんを見分けているのだろう?といった
趣旨のことを書いていましたが、そのあたりはどのように対処されて
いますか?



59 :57 :2000/09/10(日) 12:41
 (続き)
>33

 夏目先生はそばとうどんどちらがすきですか

>40

 夏目さんは桜庭和志をどう思いますか?

>42

 しかしそれにしても、大友克洋さんは、いくら原作付きだとしても、
ああいったレベルのものを連載で描けるというは、とても人間技だとは
思えないのですが、夏目さんはどう思われますか。それがプロというもの
なのでしょうか。

>44 (要約)

 河合隼雄の万引きは創作活動の代価行動だと言うような、発言を
ご存知でしょうか。
 とこんな事を持ち出すまでもないんでしょうが、今日万引きで捕まり、
その時はなんとも思わなかったんですが、後でいたたまれなくなって
きました。
 ほんとに、どうしたらよいでしょうか。

>57

 単行本ではなく、何らかの形でマンガ雑誌(例えば、「ジャンプ」や
「コロコロ」)を番組で扱う予定はあるのでしょうか。


 新スレッドで出てまだ夏目さんが答えられていない質問をリストアップ
してみました(抜けてしまったもの、すでに答えられたものがあったら、
すみません)。




60 :夏目房之介 :2000/09/10(日) 12:46
1、少し時間があるので、10日昼までの分で、まず答えておきたいものだけ答えます。
しかし、ほんとに面白いやりとりになってますね。
僕をかいさなくても、じゅうぶん興味深い、まとなで生産的な場所になってます。なんか、うれしいですね。

>42 もし矢作さんに会われたら、くれぐれも連載を放り出さないようにいっておいてください。


>44 夏目先生は私はもう消せない傷をつくった思いますか? ほんとに、どうしたらよいでしょうか。

万引きねぇ、懐かしいなぁ。僕もやったし、長男が中学の頃やって、親として店につれてって謝らせたこともありますよ。でも、初犯だとすれば指紋までとるのは、どうかと思う。
そんなもんが消せない傷なら、僕なんか生きてないですよ。寺山修司なんかどうすんだ(例がよくないかな)。
問題は、あなたの自分にたいするイメージが高潔すぎたってことじゃないですか?
人間なんて、そんなたいした存在じゃないんだから、まずはなんでそんなに自分が落ち込むかを考えてみてください。落ち込むときは、一生懸命落ち込んだほうが、しぶとくなりますよ。
もし、あまりにも不安になったり、おかしな行動をとるような自覚があったら、カウンセリングを受けるって手もあるけど、ちゃんとした人に当たらないといけないので、信頼のおける知人に相談するように。
僕みたいに、ほんとはくだらない人間には、万引きくらいで悩むなんてりっぱなもんだと思えます。

61 :夏目房之介 :2000/09/10(日) 12:49
2,
>16 、四方田氏は『漫画原論』で、運動表現を”速度”という観点から記号論に基づいて 論考
夏目先生のお考えは、
特に「運動表現」に絞ったものではなく、どちらかといえば、”作家の手による描線に、視点が絞

簡単に言えば、前者は文法論(統辞)的、後者は文体論(修辞)的のように見えます。
でも、複数コマ論になると、事情は逆になります。
具体的には「マンガの読み方」をよんでいただきたいのですが、四方田さんの場合、コマの文法論まではおよんでいないように思えます。複数のコマの文法は僕らの作業が、たぶんはじめてのまとまった論です。
何が違うかというと、四方田さん自身いっているように、彼は時間(時間分節、歴史性)を排除した構造そのものを対象にしようとしたということ。当時としては狙いは同じですが、僕は作家の手つきを直感的にさぐる模写批評(80年代)から文法的解読(90年代)へいき、四方田さんは学者としての理論的枠組みから、範疇を狭めるようにしてマンガを具体的に解読した、という入射角の違いがあります。
僕は、記号論などの輸入学問の翻訳用語を使わないで、独自に作ろうと思い、四方田さんは使えるものは使おうという発想でした。




62 :夏目房之介 :2000/09/10(日) 12:50
3,そこで、
●夏目先生はマンガの運動表現について、どうお考えでしょうか?

についっては「マンガの読み方」などを参照してください。
たしかに「運動」という言葉は使っていませんが、読み込めば使えるように書いたつもりです。

●四方田氏やわたし(同列にしてすみません)のようなアプローチに、どういう感想がありますか?

せっかく欧米の学問枠組みを習得しているのだから、それを日本の具体的なマンガという現象を語る言葉に、日本語のなかで生きる形でやってほしい、と思います。マンガ批評にはそれなりの蓄積があるにもかかわらず、マンガ論者たちはなぜかそれらをきちんと再検討し、引用、批判して使うことを怠ってきました。
学術的に語るというのは、たとえそれがエッセイであっても、過去の蓄積を使って出発することだと思います。
いきなりフランスの先端的(と思われている)言辞を移入して、それに代えるとかでは、せっかく日本で生まれたマンガの広がりについてのものさしが、また洋物ですまされてしまう、という印象があるんです。

四方田さんは、それなりの功績を残しましたけれど、そこのところは彼との対談でもいったけれど、不満に思うところなんです。

とり急ぎ、こんなところで。


63 :はじめまして! :2000/09/10(日) 13:28
日本と欧米のマンガの違いとして、色彩の有無が挙げられると思います。
最近は、CGの導入などもあって、日本人作家もカラー作品をよく発表するようになりましたが、
具体的に、バンドデシネやアレックス・ロスのような凄い先達たちから、どのようなことを学ぶべきだと御考えでしょうか?

64 :名無しさん@お腹おっぱい。 :2000/09/10(日) 13:29
>河合隼雄の万引きは創作活動の代価行動だと言うような

作品の代価として自分の将来や可能性を支払うってことかな
なんにせよあんたの言っていることは
「人を殺す経験をしてみたかった」十七歳の少年と同じように
現実から乖離していてヘタレだが

65 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 14:08
・・・みんな、明らかにネタなカキコに反応すんなよ・・・

66 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 15:05
>65
いや、わからないぞ。過去にあった事件予告の書き込みだって、
初めはみんなネタだと思ってたでしょ。

まあ、ネタだったらそうとう勇気ある人間だな。よりによってココに書き込むなんて。

67 :どーでもいいが :2000/09/10(日) 17:23
・・・みんな過剰反応するね。ネタだろーとそうじゃなかろーと。

68 :acdc :2000/09/10(日) 19:18
>57
音盤夜話ってのはありますね。

>65
「高い空想世界だけで生きていきたいのに、それが泥にまみれた気分です。」
以降の、なんかミョーとゆうかちょっとねじれたとゆうかなんかちょっと変な感じ
が、かえってネタではないような気がする。

69 :acdc :2000/09/10(日) 19:58

44にこう思ったのだけど、まぁわざわざ書くほどのことじゃなかったかも。
失礼しました。

70 :40 :2000/09/10(日) 20:23
格闘技にはまってるそうですが、K1とかプライド見ますか?

71 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 21:20
>40
漫画関係ないし、夏目さんが格闘板に来た時に聞くべき質問ではないだろうか。


72 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 22:01
>71
まあ、そっから面白いほうに話が流れるかもしらんし
いいんじゃないの。夏目さんが答える気なければ
無視されて終わりなんだからさ。


73 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 23:09
2,3度質問させてもらっている者です。
いしかわじゅん先生や夏目先生の文章を読むと「マンガ雑誌が送られてくる」
という文を見ますが、雑誌はタダで送られてくるんですか。
もしそうならそれは漫画家の特権なんですか。
それとも出版社のほうに何らかの意図するところがあるからなんでしょうか。
差し支えなければ回答お願いします。

74 :万屋十完 :2000/09/10(日) 23:45
「夏目房之介の漫画学」を読みました。面白かった・・・。何かこう、「あくまでも
人間がペンで紙に書いているもの」という見方で、ちょっと突き放してクールに分析
されているなあというのが感想です。全編通じてとても分かりやすい文章でありがた
かったのですが、線に関しての説明では、「モッタラした」とか「引きずりこまれる
ような世界」という、本人にしか分からないような表現で困りました(笑)。長嶋
監督の打撃指導みたいで。でも漫画家にしか分からない業界用語では無いので、何とか
想像力で補いました。
今は「手塚治虫はどこにいる」を読んでいます。こちらはちょっとカタいですね。

長々と申し訳ありませんが、最後に質問させて下さい。夏目さんの模写を見ていて、古屋
兎丸の「パレポリ」を思い出したのですが、この作品(または作者)について、どのような
評価をされていますか。私は、笑えるネタも結構あったけども(○○のゴミの日シリーズ)、
ネタよりも技術が勝っている、「売れてない頃のいっこく堂」って感じがしました(実際に
見たわけじゃないけど)。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 23:50
弟が、「夏目房之介は、えらい。オオクワガタと、同等には。」
と、枕もとでうるさいので、夏目房之介には第2代名人位をあげます。
明日から本名を マンガ 名人 とし、
初対面の人間にあっては、「マンガ名人です。よろしく。」
と挨拶し、本名であるところの
マンガ 名人 とPHS番号のみが記載された名刺を
なにくわぬ顔でさしだし、一方的に用件をきりだすこと。
語尾には「〜マンガ」をつけるとよりBETTER。
(ちなみに第1代は水森亜土。)

76 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 23:56
>75
すると、わたしのような一般人ももちろん夏目さんのことは夏目名人とお呼びしなければ
いけないマンガ?
語尾にマンガつけるのは大変おかしいでござるマンガ。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 00:10
夏目さんもいしかわさんのように格闘技にはまりましたか・・・。
格闘技ファンの僕としてはうれしいかぎりです。
関係ないですがPRIDE10の中継でいしかわさんが思いっきり映っていましたね。
その後ろには花田紀凱さんの姿も・・・。

78 :40 :2000/09/11(月) 01:11
そうそう、いしかわさんが映ってました。
それで気になったんですよ〜。まぁ漫画には関係ないわな。
もう大人しくロムりま〜す。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 02:09
今日は活気ねえな、しかし・・・

80 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 03:04
クッキーONになったからじゃない?

81 :旧1 :2000/09/11(月) 03:31
ここは夏目房之介さん専用スレッドなので、
夏目さんが格闘技について語りたいのであれば、
それは夏目さんの一部なので語っても何ら問題ないのでは?
(ただ、万が一そちらでひどく話が盛り上がるなら各当番いや、格闘板への
移動が必要かと思うけど、そうはならんでしょう)
…と、私は思いますが、どうでしょう?(ちなみに私は総合格闘技系が好きですー。)
それが駄目なら太極拳の話もバリ島の話もしたらいけない事にならない?
(こっちで勝手に盛り上がっちゃイカンと思うけど。)

82 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 05:30
んー、夏目さんにお聞きするのはスジちがいかもしれないけど、
最近のマンガ夜話のムックは、どうして近年の収録作品ばかりなのでしょう?
7巻の「ぼくんち」8巻の「パトレイバー」9巻の「陰陽師」「ガラスの仮面」
10巻の(予定)「ちびまるこちゃん」・・・みんなまだ記憶に新しすぎるんですよね。
6巻までわりかし初期の放送を収録してたのに・・・

ムック収録はどういう基準で決められてるのでしょう?
また、ムック収録を断られる作家もおられるのでしょうか?


83 :43 :2000/09/11(月) 06:04
>>45
>>母に「伝染るんです」を読ませたら
>それは読ませる漫画に問題がある(笑)
若気の至りでした(笑)
今から数年前、夏目さんの漫画論、漫画の文法というのに刺激を受けて、
まねごと見たいのを考えてたことがあるんですが、そのときに母の事を
思い出して色々聞いてみたんですよ。伝染るんですはともかく(笑)、
なぜ漫画が読めないのか?と。
そしてら、「どこから初めてどこに進めばいいかわからない」と。
これは、コマの読み順も、ネーム(吹き出し)も同様にわからないのだ
そうです。読めるのは新聞の四コマくらい、とのことです。
おそらく「漫画を読むレベル」が、手塚初期の、コマは同型の長方形、
コマには読む順番に番号が振ってある時代で止まっているのでは? と
思いました。例えは悪いかもしれないけど、足し算引き算しかできない
子供に因数分解させようとした、みたいな。

このことについて、夏目さんはどう思いますか? 鍛えれば母もジョジョ
とか読めるようになるんですかねぇ(笑)

84 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 07:38
>83
あちきの母ちゃん(夏目さんより1歳上)も、2〜3年前まで、新聞漫画レヴェル
の漫画読みでしたが、老眼著しく、それまで活字派だったのだが、漫画に転向。
ようするになんか読みたい人なのです。
で、最初は、これはダメ、あれはダメ、読みにくいの連発でしたが、
寄生獣、カイジ、MONSER、龍、あずみ、シティハンター・・・と中道を行き、
BASARA、天は赤い河のほとり、ポーの一族と少女漫画も読破。
とうとう、最近はうしおととら、サラリーマン金太郎、大島弓子作品まで読みやがりました。
本人曰く「なれれば何でも読めるわよね、小説より目が疲れなくていいわ」
ただ、単純に絵の問題で原哲夫と荒木飛呂彦は生理的に受け付けないと言ってました(笑
しかし、この年代の女性(おばはん)で、ここまで幅広く読んでる人はあまりいないでしょう。
(俺が持ってるからだけど)

50の手習いですな。まさに。


85 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 13:10
>84
キミの母ちゃんとトモダチになりたい。


86 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 13:14
噂みたいなもんですが、「マンガ夜話」ムックは最初、「わざと傾向の違う回を組み合わせて発行」というコンセプトだったのが、途中から「同傾向のマンガをまとめる」と方向転換したらしいですよ。(私はそれに賛成)
あとやっぱ、商売なもんで視聴率や元ネタ本の売上などから、売れるのが見こめないのはパスされるのでは…?



87 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 13:16
夏目先生、これから衰退・絶滅してしまいそうな画風というのはあるのでしょうか。

88 :83 :2000/09/11(月) 15:48
>>84
おお、凄い母ちゃんもいたもんですね(笑)
>最初は、これはダメ、あれはダメ、読みにくいの連発でしたが、
ここと、
>本人曰く「なれれば何でも読めるわよね、小説より目が疲れなくていいわ」
ここがポイントでしょうかね。やっぱ慣れ(文法を徐々に取得)ってことかな?
うしおととら辺りは結構コマ割や効果線等の書き込みも複雑ですから、たいした
もんだ、とちょっと感心してしまいました。

やっぱジョジョは無理でしたか(笑)

89 :名無しさん :2000/09/11(月) 21:56
http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/view/teka.htm
まだ梶原系より手塚系ですか。
マンガ夜話で「男の星座」希望ッス。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 22:10
ジョジョの絵が受け付けないって言う人は年とって無くても結構いますよね。
年輩の方とかマンガを「読めない」と言う人には文法を身につけさせれば(慣れれば)
イケるけど、「絵が生理的に受け付けない」というのはどういう現象なんでしょうか?
もともとの個人の本質?それともやっぱり慣れ?

専門家の方でもやっぱりそういうのあるんでしょうか、夏目さん?
そういえば「花男」では竹熊さんが「最初は絵がだめだった」と言ってましたね。

91 :ht :2000/09/11(月) 22:36
>夏目先生
ご意見ありがとうございました(^^
>日本で生まれたマンガの広がりについてのものさしが、また洋物ですまされてしまう
このように先生の危惧されておられる、安易なレトリックに
乗っからないよう、気をつけます。
それと、おそらく「もうすこし俯瞰的にマンガを語れ」というご意見のような気がします。
「マンガの読み方」はもちろんテキストとして活用させていただいています。
それをみた感じでは「運動」だけではなく、他の要素、
「コマ構成」や線そのものの働きなどを中心に沿えて言及しておられるので
マンガの手法を単体ではなく、組み合わせとして考えておられるのだなぁ、と
思いました。

あと、四方田氏と対談されていたんですね。
それは読みたいなぁ。
どなたかご存知ありませんか?

では。


92 :T :2000/09/12(火) 00:51
>82さん、86さん

実は漫画家自身やプロダクションからの圧力で、再放送出来ない回があります。
これらは当然、ムック本にも取り上げる事が出来ません。
これは「BSマンガ夜話in札幌」の中で出た話です。(すんげぇ〜面白かった!)
最近の物は、再放送やムック本収録を前提に交渉しているのではないでしょうか。
あっ、こんな事言っちゃって良かったのかな、夏目さん?

93 :放送を見た限りでは。 :2000/09/12(火) 00:56
デビルマン・エロイカより愛をこめて・サイボーグ009
はみだしっ子・がきデカ・日出処の天子

あたりかな〜。

94 :83=88 :2000/09/12(火) 01:23
>>90
単純に「好き嫌い」の問題では無いんでしょうか?それは。
絵に限らず、内容とかジャンルにも言えますよね。ラブコメはどうも受け付け
ない、とか。キャプテン翼は読めるけどシュート!はどうもダメだ、とか。
逆に、嫌いなジャンルの漫画でも、この絵なら読める、なんて事もあるだろうし。

漫画の「絵」って(コマ割や描線も含めてですが)小説における「文体」のような
物だと思うんですけど、文字情報よりもインパクトが強い分、好き嫌いもより激し
く出やすいのかな、とか思いましたがいかがでしょうか。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 01:30
夏目先生本当にありがとうございました。




96 :夏目房之介 :2000/09/12(火) 01:42
>14 バリ島のどういうところがお好きなんでしょうか?

僕も、まず知り合いのいるウブドにいき、そこからティルタガンガなどの田舎にいきます。
同じです。これについては断片的に書いてるけど「名作」にもマンガ描きました。

>23 「マンガの読み方」古本屋を探しまくるか図書館のをパクルしか、手はないのでしょうか?

版元の都合で、品切れ状態にもかかわらず、重版されずにきてます。
今、改訂版をだす話もしてるので、今少しお待ちください。

>27 手塚氏にはかつて氏 そっくりに描ける影武者がいて、関係者にも区別がつかなかった。夏目さ
んはどうやってそのへんを見分けているのだろう?

基本的には、人の手になったとわかるものはそれなりの書き方をしますし、もし判断つかないのであれば注意します。
でも、ほとんど見分けがつかないということは、その表現は手塚が認めた手塚の絵と考えられるので、作家論として扱っていいと思ってます。北斎の版画など、前にも書いたような例はたくさんありますし。


97 :夏目房之介 :2000/09/12(火) 01:43
>32 エチエンヌ・バラールさんは、日本在住のフランス人ジャーナリストで、 「オタク・ジャポニカ」という日本のオタク文化についての本を書かれた 人です。

それは未読です。出版のデータを教えていただけますか?

33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/09/09(土) 18:02
夏目先生はそばとうどんどちらがすきですか

両方好き。

>42 もし矢作さんに会われたら、くれぐれも連載を放り出さないようにいっておいてください。

僕は矢作さんと面識はありません。

>81 ムック収録を断られる作家もおられるのでしょうか?

いるようです。ほかにも色々事情があるんです。

>91 四方田氏と対談されていたんですね。

たしか単行本化するときに「ちくま」でやりました。
「運動」について本格的にやるとなると、西洋美術の成立と聖画の動的表現、瞬間きりとり表現の成立、日本およびアジアの表現との差異、とくに日本の絵巻物表現の特異性などなど、多岐にわかる問題に筋道をつけなければなりません。
でも、ここじゃ狭すぎてできないし、お金もらわないとちょっとな。


98 :夏目房之介 :2000/09/12(火) 01:46
さて、すっかりはまりまくった私ですが、さすがに現在単行本の仕事などで危機的状況にあるので、当分質問へのお応えはここまでで凍結とさせていただきます。もうしわけない。
以後、余裕ができるまで、みなさんの会話にくちばしをはさむ形で参加させていただければと思います。

あと、質問者がフェイクで書かれているかどうか、疑問に思うこともありますが、もしフェイクでないのに無視するととリスクが生じると思われた場合、まずはまともに受け答えするのがいいと思いました。
フェイクであれば、何かリアクションするときに対処すればいいし、なければその人が一人で「あいつバカだぜ」とかいってるだけなんですから。

それと、僕は初心者なので、みなさんの会話が面白くないとか、盛り上がってないとは思えないんですが。
じゅうぶん面白いです。あんまりせっかちにならないほうが、いいような気も。

99 :夏目房之介 って :2000/09/12(火) 01:50
キャップはつけてるのかなぁ…。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 03:15
>98夏目さん
はあ、ついに質問お応え凍結ですか・・・ちょっと淋しい気がします。でも、お仕事してる身なんだから
仕方ないですね。単行本、出たらとりあえず買いますんで頑張ってお仕事して下さい。
べつにもう来ない、というわけではないみたいなので、これからものんびりと来訪をお待ちしています。
とりあえずいろいろと質問にお答えしただいてありがとうございました。

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