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[第二弾]妹に言われたいセリフ
- 854 :モモ☆ :03/03/08 21:19 ID:NP6r1Kxh
- お兄ちゃんとナリメしたいのぉ★でもなんかやおい女ばっかで、男の人少ないの(;;)だからここでナリメしよぅよぉ♪アドをコピーして携帯からきてね★
大好きだよ・・・お・に・い・ちゃ・ん!!★
http://b.z-z.jp/?animate
- 855 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/08 21:32 ID:0ozIL/1u
- 言われたいって言うか、本当に言われたセリフ
妹(真ん中)「お兄ちゃん、わたし、お兄ちゃんがいてくれて本当によかった・・・」
兄冥利に尽きる一言だった。
妹(下)「おにいちゃん・・・、カナのこと、きらい?(烈しく泣き声で)」
なんて言うのか・・・。正直言って、こんな妹要らんよな。
- 856 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/08 21:38 ID:???
- >855
…この幸せ者が!
特に妹(下)の台詞にすっごく萌えた!
俺の下の妹は今、ドラマ見ながら幼児用のブロックで何か訳の分からない物作ってるよ(w
- 857 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/09 03:17 ID:???
- >>855
>正直言って、こんな妹要らんよな
今すぐお前を逆さに吊るしてバイクに固定してマッターホルンを滑走したい気分だ
- 858 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/09 23:56 ID:???
- 712 ◆isG/JvRidQ 氏もおなじみのあっちのスレで見かけたが…
We are each of us angels with only one wing.
And we can only fly by embracing each other
なんて俺も言われてみてえもんだぜ、ちくしょうめ…(;´Д`)ハァハァ
- 859 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/10 01:06 ID:vonTky2i
- >>855
真ん中と下ってことはまだ上の妹がいるのか、貴様。
- 860 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/11 11:13 ID:???
- >>855氏
良い妹さんだな。大事にな。
下の妹さんを悲しませるなよ。良いお兄ちゃんでいるべし。
うざがっていると仲も悪くなるからなぁ。
>>712氏
幼児用のブロックはあれはあれでバカにしてはいけないぞ。
大人がやっても楽しいというか、色々と頭の体操にもなるし。
妹さんと一緒にやってみたらどう?
- 861 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/11 11:25 ID:???
- 何かここって855氏みたいに心温まる話が出てくるから好きだな。
何があったのかは知らないけど、妹さんと仲良く。
しかし、下の妹さんを泣かせるとは・・・。
ちょっとした事件があって、妹だけじゃなくて、
家族がいるってホントに有り難いと身に染みた今日この頃。
本日、私の妹は修学旅行で買ってきた指輪を無くしたと騒いでいました。
昨日、妹に頼まれて、部屋を掃除したときに、
何か比較的大きめな物を吸い込んだ記憶があるのだが・・・。
- 862 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/11 17:07 ID:???
- >>860
いや、ブロックをバカにしてるわけじゃないんですよ。昔、俺が使ってた物だし…
でも、小学五年生の女が幼児用ブロックを『武器だぁー!』と言って振り回してるってのはどうなのかな…
- 863 :751 :03/03/11 20:06 ID:???
- >>No.8さん
新しい物語が始まったんですね。続きが楽しみです。
僕は現在、ホワイトデーSS執筆中です。なんとか3月14日に間に合うように
頑張りますが、またちょっと遅れるかも・・・とにかく頑張ってみます。
- 864 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/13 12:29 ID:MIlOrbRG
- 言われたいっていうか、言ってたセリフ。
(下の妹)「ふえぇーん(泣)、イギーが、死んじゃったぁー(泣)」(ジ○ジ○を見て)
素直な妹、でした。
- 865 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/13 12:38 ID:???
- ちんちんちんぽこりんたろう
- 866 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/13 12:51 ID:MIlOrbRG
- 言われたいっていうか、言われたセリフ(その2.5)
妹(下)「おにーちゃーん、こわいテレビみたから、いっしょにねてぇー。」
俺「お、おまえもう中2だろ?倫理的に問題が・・・・」
妹「?」
数分後、結局いっしょに寝る羽目に。ピタッ(ひっつき音)。
(伊藤家の食卓を見ていて、片栗粉に関する大発見をしていた時)
俺「やるしかねぇ!カナ(妹の名前)!」
カナ「うん!」
とかいいながら、二人で「おぉぉぉぉぉすげええええええぇぇえ!!」(ハモリ)
↑精神年齢いっしょ。
とかやっていたのが懐かしい。
もう帰ってこねぇのかな。あんな時間。
ちょっと思い出に浸りました。大しておもしろくもない話でスマヌ。
- 867 :魔剣士ルキフェルス :03/03/13 13:00 ID:q/inN7Z+
- ↑必死だな・・・お前等!!
- 868 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/14 06:37 ID:???
- ではホワイトデーSSのトップバッター、行ってみましょうか!
注)誤字脱字電波には十分に注意してください
「お兄ちゃ〜ん」
妹の声が、眠っていた俺を覚醒させる。
「ん?…今日は早いんだな…」
俺は頭を掻きながら上半身を起こし、不機嫌に聞こえるよう言い放つ。
「うん♪ちょっと楽しみなことがあるんだぁ〜♪」
「あっそ…」
「あ、気になってるでしょ〜?」
「少しな…」
「じゃあ、ヒント!今日は何日でしょうか!?」
「三月…十四日…。忠臣蔵の松の廊下の刃傷か…?」
「ブッブゥ〜!大ハズレ〜!じゃあっ、ヒント2!一ヶ月前は何の日だ!?」
「一ヶ月前…バレンタインデー…。ああ、なるほどね…」
「分かった〜?」
「ああ…よく分かった」
「私はチョコをあげたのに、お兄ちゃんは何もくれないのかな〜?」
「分かったよ…帰るまでには、何か買ってくるよ…」
「え〜!?まだ買ってなかったの〜?お兄ちゃんの愛はそんな物だったのね〜!?」
「そういうこと言うなよ…」
「あ!何も無いなら〜、プレゼントは〜キスでもいいよ〜♪」
「バッ、バカ!何言ってやがる!」
「あらあら、照れちゃって〜♪可愛い〜♪」
そう言って、俺の額を人差し指で軽く突付く。
俺はそのことに少し腹を立て、ゆっくりと立ち上がった。
「少しは妹らしくして欲しいよ…。全く…」
そして、俺は妹に聞こえないようにそう呟くと、妹の脇を通り抜け、自分の部屋を後にした。
- 869 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/14 06:37 ID:???
- 朝食の最中も、妹は物凄いはしゃぎっぷりを見せていた。
俺はトーストをかじりながら、その幸せ全開の顔をぼんやりと眺めている。
「お兄ちゃん、私の顔に何かついてるの〜?」
「いや、別に…」
「じゃあ私の顔に見惚れちゃったんだね〜♪嬉しいな〜♪」
「何言ってんだ…」
「じゃあ、何してたって言うの〜?」
「ホワイトデーって一体何を買ったらいいんだ、と思ってな」
「それは私のための物と考えてもいいのかな〜?」
「…まぁ、そうだな…」
「それなら私も真剣に考えなきゃな〜」
そう言って少し考える素振りをする妹。そして、数十秒後、突然大声を張り上げた。
「そうだ!私、お兄ちゃんの手作りクッキーが食べたいよ!」
「却下…」
「何で〜?私だって手作りだったんだから、お兄ちゃんだって手作りでくれてもいいじゃない!」
「…ああ、アレ手作りだったのか…」
「ヒドいよ〜!まさか気付かなかったの〜?」
…全く気付かなかった。が、ここで変なことを言えば…恐らく皿かグラスか鉄拳が飛んでくる。
それを防ぐために、俺はまだ少し寝ぼけている頭をフル回転させて最適な言い訳を探した。
「…美味すぎて買った物だと思ってたよ」
「嬉しいな〜♥お兄ちゃん、そんなに美味しかったの!?」
目を輝かせて妹は俺に聞いてくる。
「ああ。美味かったよ」
「それなら…なおさらお兄ちゃんの手作りクッキーが食べたいな〜♥」
…妹の理屈はよく分からんが、これ以上粘ってもどうせ作る破目になるだろう。
俺は大きな溜息を一つ吐いて、宣言する。
「ああ、分かったよ!クッキーぐらい作ってやるよ!」
「ウソ!?ホントに作ってくれるの〜?」
「ホントに作ってやるから、今日早く帰って来いよ」
「は〜い♪了解しました〜♪」
- 870 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/14 06:37 ID:???
- 俺が生地をオーブンに入れて焼き上がりを待っている時だった。
「たっだいま〜!」
元気な声を家中に響き渡らせて、妹がキッチンに飛び込んでくる。
「おう、お帰り」
俺はオーブンの中を見ながら妹に言葉を返す。
「わ〜、いい匂いだね〜♪」
「そうだな、もうすぐ焼けるぞ」
俺はそう言いながら、妹を見る。すると突然…
「ふふふ…あはははは!」
「どうした…?」
「お兄ちゃん…ふふ…顔、顔!…ふふふっ…」
笑いをこらえながら、俺の顔を指差す妹。俺は訳がわからず鏡を覗き込んだ。
鏡の中では、鼻の頭を小麦粉で真っ白にした俺が俺を見つめていた。
「ほら、拭いてあげるよ」
妹がハンカチ片手に、こっちに歩いてくる。
俺は、長身の俺の顔に顔を近づけようと精一杯背伸びをする妹に少し微笑ましさを感じながら、
わずかな距離の先にある妹の顔に少し恥ずかしさも感じていた。
「コレでよしっと…」
「悪いな…」
「ううん、気にしないで…」
そのとき、二人はどことなくいい感じの雰囲気に包まれていた。
「…お兄ちゃん…」
「お前…」
見詰め合う二人。
…もちろん、この雰囲気が何者かによって壊されるのはそう後のことではないのだが…
- 871 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/14 06:37 ID:???
- チーン!
突然、タイマーの終了知らせる音が鳴り、二人を現実に引き戻した。
俺はオーブンに近づき中の物を慎重に取り出す。妹も俺に寄り添って必死で覗き込む。
「わぁ〜!」
「お…」
「美味しそぉ〜♪お兄ちゃん、一つ食べてもいい?」
「一つと言わず全部お前のだよ…」
「う〜ん…私は半分でいいよぉ〜」
「何で…?」
「お兄ちゃんと…私で…半分こするの♥」
「俺はいらない…」
俺が焼き上がったクッキーを皿に載せ、それをテーブルの上に置いて、立ち去ろうとする。
「お兄ちゃん!」
ドアを開けようとした俺を妹が呼び止めた。俺はドアノブから手を放し肩越しに振り向く。
「何だ…?」
「実はね。私、クッキーは欲しくないんだよ」
「…どういう意味だ…?」
「う〜ん…ちょっと言い方が良くなかったかな…。えと、クッキーは二番目に欲しい物なんだ」
「…」
「一番欲しいのは…」
妹はまだ出来たてのクッキーを掴んで俺に走り寄り、それを俺の口に放り込んで言う。
「お兄ちゃんと…一緒にいる時間だよ…♥」
「…俺と…?」
「うん♪私は世界で一番お兄ちゃんのことが大好きなんだからね♪」
「そうか…」
俺は小さく微笑を浮かべて、ニコニコと嬉しそうな妹の頭を軽く撫でてやると、
妹はくすぐったそうに目を閉じる。
…その仕草が何だか可愛く思えて、
『一緒にいたい』という妹の言葉が少しだけ…理解できた気がした…
- 872 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/14 06:38 ID:???
- もうダメだ…こんなの読んだら…みんなが不幸になっちゃうよ…。
今度こそ真面目で萌え萌えで面白い物を書こうと思ったのに…もうダメだぁ…。
俺も反省してるから、石でも何でも気が済むまで投げてくれ…。
こんな誰でも書けそうな物を書いてる俺なんかが、トリップ付けて偉そうにしててもいいのかな…
- 873 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/14 07:49 ID:???
- わ〜、今見たら名無しになってる!
>>868-872は皆私でございます。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした
- 874 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/03/14 20:20 ID:???
- >712さん
気にしなさんな、十分萌えた。つか、構想してたネタを先にやられたッ!
では、作品投下。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3/14、朝。俺は普通に起床した。起床するのと時を同じくして、妹が部屋に入ってきた。
「おっはよぉ、にぃにぃ」
「おう」
「今日は何の日?」
「・・・ボケ無しで答えると、ホワイトデーだな」
「んもう、こういうときに限ってボケてくれないんだね」
「くだらん・・・もううんざりだ・・・ほら、とっととメシ喰ってガッコ行くぞ」
「はいはい」
今日の朝も普段と変わらない会話だったが、今日は外せない野暮用が待っている。
放課後。いつもなら妹と一緒に家路につくのだが・・・今日は違った。
「おい、先に帰っててくれ」
「なんで?」
「ちょいと野暮用がある。遅くなったら、先にメシ喰ってていいぞ」
「え〜、もう、しょうがないなぁ・・・」
「わりぃわりぃ、上手く行けばすぐ済むから。じゃな」
「は〜い」
野暮用が済んだのは午後8時。現在、隣町のさらに郊外。
「まずいな・・・家に帰りつくのは10時過ぎってとこか・・・」
秒速でチャリを漕ぐ。マウンテン型でスピードは出るとはいえ、道は遠い。
信号も無視し・・・・・・たのがいけなかった。車にはねられかける。
車を回避して転倒してしまった。だが、それでもある物だけは死守する。
「・・・こいつを壊すわけにはいかんからな」
しかし、足を挫いている。さっきのような秒速は望めそうにない。
「・・・あいつが、待っている」
その一念で痛む足を動かし、夜の街を疾駆する。
- 875 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/03/14 20:33 ID:???
- 夜11時。足を引きずりながら帰宅。無理したせいか、足に激痛がたまりまくっている。
玄関口に辿り着くと同時に、痛みのあまり転倒する。我ながらよくもったな・・・
「ふん・・・だいぶんひどく挫いたもんだぜ・・・よっこいしょ、と」
インターホンを鳴らし、妹を呼ぶ。事情を説明すると、妹は飛んできた。
「にぃにぃ、大丈夫!?」
「大丈夫じゃねぇが、大丈夫だ」
「もう、ホントに心配したんだからね・・・ッ!」
「あれ、お前泣いてるの?・・・ったく、涙脆いなぁ」
「にぃにぃのせいだよぉ!怪我してまで・・・一体、何してたのよ!」
そう問われた俺は、足を挫いてまで死守した小さな包みを手渡す。
「何これ・・・?」
「開けてみれば分かるさね」
「・・・あ」
中身は、こっちの町でも評判になっていた、隣町のおいしいクッキーである。
「高かったぜ、漱石が2枚逝っちまった。おまけにこいつを死守して足ヤッちまったしな」
「・・・バカァ!にぃにぃの、バカァ!うっ、ううっ、ひっく・・・」
「バカで悪かったな、でも、お前に食べさせてやりたかったんだよ」
「・・・・・・」
「あ、今なんて言った?」
「ありがとう、にぃにぃ・・・」
「おう、そう言われると報われるぜ。ほれ、涙拭きな」
リュックからハンカチを取り出し、妹の顔を拭う。妹はされるがままだ。
「それ喰ったら、さっさと寝るこったな。俺は疲れたから、もう寝るぜ」
「うん・・・にぃにぃ、ありがとうね・・・」
泣き笑いの妹の顔を見て、足の痛みもどこかへ飛んでいったようだ・・・
全く、色んなものが高くついたホワイトデーであった。
- 876 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/14 23:45 ID:???
- ホワイトデーですねぇ・・・。
以下、我が家での光景99%実話です。
妹「お兄ちゃん。今日ホワイトデーだよ」
私「ああ、そうだな。何か欲しい物無いか?」
妹「ロ○ズのチョコレート商品全種類」
私「それは食べるのも大変なので止めとけ。太るぞ。
ってか、クッキーじゃなくても良いのか?」
妹「うん。クッキーは砂糖とバターの塊だもん」
私(チョコレートも砂糖の塊だと思うんだが・・・)
妹「じゃあ、六花○のストロベリーチョコの新しい奴で良いよ」
私「ああ、それくらいなら買ってやれるぞ」
妹「わーい」
私「じゃあ、一緒に買いに行くか」
妹「うん」
と言う萌えもへったくれもない話です。
まあ、あまり変に高い物を請求されなくて良かったと思っています。
>712氏
いつにも増して兄妹のラブラブっぷりが凄いですね。
密かにいちゃいちゃシーンを書くときはお手本にさせていただこうと思っています。
>Masked Rider Moe 氏
もう自転車ですか・・・。
私の住む北海道は未だに歩道は雪と氷の世界です。
車道は比較的舗装が出てきましたけどね。
そして私の書いているものは「雪かき」なので、
いい加減に仕上げないと季節と合わないことになりかねませんからね・・・。
進級も決まったことですし、今度こそ、短めで萌える文章を書こうと思います。
- 877 :751 Part1 :03/03/15 03:01 ID:???
- >>751-752 >>763-766 >>831-836ですが、一日遅れのホワイトデーSSを作りました。
これは>>831->>836の続きになってます。セットで読んだら二倍楽しめる・・・かも?
「たっだいま〜!」
元気のいい声をあげながら、少女は玄関の扉を開けた。
靴を揃えるのも忘れ、リビングへ続く廊下を駆けていく。その表情は、花が咲
いたかのように明るかった。
少女の機嫌が良いのには、理由があった。今日は3月14日、ホワイトデー。
男の子が、バレンタインデーに受け取ったチョコのお返しをする日だ。
一ヶ月前、少女は兄にチョコを渡した。生まれて初めての手作りチョコという
ことで、気に入ってもらえるか不安だったが、兄はとても気に入ってくれた。そ
れどころか兄は、少女に向かって「オレにとっての本命は、お前からのチョコだ
けだ」とまで言ってくれたのだ。そのときのことを思い出すだけで、少女の顔は
赤らみ、胸がドキドキ高鳴った。
優しい兄なら、きっとホワイトデーのお返しをくれるに違いない……少女は一
ヶ月間、今日が来るのを心待ちにしていた。そしてやっと、待ちに待ったホワイ
トデーが来た。少女は授業が終わった瞬間、学校から飛び出て家まで全速力で駆
けてきたのだ。
息を切らしながら、少女は兄の部屋のドアを開けた。
しかし、そこに兄はいなかった。兄のカバンは置かれているが、兄の姿は見え
ない。
- 878 :751 Part2 :03/03/15 03:13 ID:???
- 「おっかしいなあ……お兄ちゃん、どこにいるの?」
少女は首を傾げながら、自分の部屋や洗面所のドアを開けていった。
そのとき、洗面所の奥から水の流れる音が聞こえてきた。
音のしてくる方へ行くと、風呂場からシャワーの音が聞こえてきた。お湯に曇っ
たガラス戸ごしに、人影がぼんやりと見えた。
「お兄ちゃん、お風呂に入ってるの?」
少女が呼びかけると、シャワーの音が止まった。
「ああ、帰ってたのか? 部活で汗をかいたから、ちょっとシャワー浴びている
んだよ。汗かいて、そのままにしてると、気持ち悪いからな」
「そっか、もうすぐ試合だもんね。お兄ちゃんも大変だね」
「まあな。あと少ししたら出るから、リビングで待ってろよ」
「うん、早く出てきてね」
少女は自分の部屋に行き、制服から部屋着に着替えてから、リビングへと続く
廊下を歩いた。
兄はいったい、どんなチョコを渡してくれるんだろう? ホワイトデーにちな
んだ、ホワイトチョコだろうか? それとも、ごくノーマルな板チョコ? もし
かしたら、少女の名前入りの手作りチョコかも……。
(ふふっ。お兄ちゃん、早くお風呂から出てこないかなあ……)
少女は頬を朱らめながら、リビングのドアを開けた。
と。少女はテーブルの上に、箱が置いてあるのを見付けた。
藍色の箱には、たくさんのアルファベットが並んでいる。英語の苦手な少女に
は、何が書かれているのか分からなかったが、表の「CHOCOLATE」とい
う単語だけは理解できた。これはきっと、兄が買ってきてくれたチョコだ。
(ちゃんと覚えていてくれたんだ……嬉しいよ、お兄ちゃん……)
兄がシャワーから出てくるまで待っていよう……少女はそう思った。だが、箱
を眺めているうちに、胸がうずうずと騒ぎ始めた。せっかく目の前にあるんだか
ら、さっさと開けちゃえ……そんな囁きが聞こえてくるようだった。
この箱を開けることは容易い。でもそんなことをしたら、兄に怒られるかもし
れない。でも、見てみたい。兄がどんなチョコを買ってくれたのか、一刻も早く
確かめたい……。
- 879 :751 Part3 :03/03/15 03:26 ID:???
- (えーい、開けちゃえ!)
とうとう誘惑に負け、少女は箱の袋を開き始めた。お兄ちゃんがお風呂か
ら出てきたら、適当に謝っとけばいいや……そんなことを考えながら、少女
は一つ目のチョコを口の中に入れた。
「あっ……美味しい!」
口に入れた瞬間、心地よい甘さが少女の舌を刺激した。チョコの中に詰められ
た液体が口の中に広がり、味覚と鼻腔を優しく撫でる。今まで味わったことのな
い美味しさに、少女は顔をほころばせた。
見るからに高級そうな箱といい、味といい、このチョコは決して安物ではない
だろう。あまり多くないお小遣いをやりくりして、こんな高いチョコを買ってく
れるなんて……嬉しさに顔を緩めながら、少女は二つ三つとチョコを口に放り込
んだ。
しかし。4つ目のチョコをつまんだ瞬間、少女の視界がぐにゃりと歪んだ。
急に頭が重くなり、胸の動悸が早くなっていく。頬が赤くなり、顔が炎のよう
に火照り始めた。
(あ、あれ? おかしいな……風邪でもひいたのかな……)
少女はキッチンで水を飲もうと、ソファから立ち上がった。だがその途端、少
女は足をふらつかせて床に倒れた。動悸はさらに早まり、吐き気までしてきた。
頭の中で、何かがグルグルと渦を巻いているかのようだ。
(なにこれ……変だよ、あたし……助けて、お兄ちゃん……苦しいよ……!)
「よっ、お待たせ」
少年が髪の毛を拭きながら、リビングに入ってきた。
と、少年の目に、床に倒れ込む妹の姿が入ってきた。少年は慌てて少女のそば
に駆け寄り、その身体を抱きかかえた。
- 880 :751 Part4 :03/03/15 03:28 ID:???
- 「お、おい、どうした? 何があったんだよ!」
「分からない……チョコを食べてたら、急に気分が悪くなって……」
「チョコ?」
その時、少年は初めて、テーブルの上の箱が開けられているのに気付いた。箱
の中のチョコがいくつかなくなっているのを見て、少年はギョッと顔を歪めた。
「お前、このチョコ食べたのか?」
「うん。それ、お兄ちゃんが用意してくれたチョコでしょ? 待ちきれなくて、
つい食べちゃった……」
「ばか! これは父さんが母さんに買ってきたお土産のチョコだ! 中には酒が
入っているんだぞ!」
「お酒が……?」
フッ、と少女の意識が遠ざかった。
少年の腕の中で、少女はガクリと首を倒す。瞼を閉ざした少女は、動く気配す
ら見せようとしなかった。
「お、おい! しっかりしろよ、おい! ……くそっ、何でこんなことになるん
だよ……!」
(あれ……ここは?)
ボンヤリとした意識の中、少女は自分がある場所にいることに気付いた。
そこはどこかの公園だった。砂場とブランコ、それに滑り台が置いてあるだけ
の小さな公園だった。
そこがどこなのか、少女には分からなかった。だが少女は、妙な懐かしさを感
じていた。遠い昔、ここで遊んだことのあるような懐かしさを。
(なんだろう、ここ……どこかで見たことあるような気がする……)
『うっ……ぐすっ……ひっく……』
少女の耳に、泣き声が聞こえてきた。
少女のそばに、一人の女の子がいる。5〜6歳くらいのその女の子は、地面に
座り込みながら泣いていた。
- 881 :751 Part5 :03/03/15 03:31 ID:???
- 『ひっく、ひっく……ぐすっ……』
(どうしたの、お嬢ちゃん。迷子になったの?)
少女は手を伸ばして、女の子の肩に手を触れようとした。
だがその直前、一人の男の子が駆け付けてきた。男の子は女の子の前で止まる
と、乱れた息を必死で整えながら、女の子の両肩に手を置いた。
『こんな所にいたんだな。探したぞ』
『………?』
『一人で寂しかっただろ? ほら、一緒に家に帰ろう』
『……お兄ちゃん!』
女の子は男の子に抱きついた。その途端、女の子の口から悲鳴のような泣き声
が発せられた。
ずっと溜めてきた寂しさを破裂させたかのように、大きな声で泣き叫ぶ女の子
……そんな女の子を、男の子は無言で抱きしめていた。顔に微笑を浮かべながら、
女の子を優しく見守っていた。
その時、少女は気付いた。この男の子は、幼い頃の兄。そして、兄に抱きしめ
られている女の子は……幼い頃の少女自身だ、ということを。
そういえば、少女が新しい街に引っ越したばかりの頃、帰り道が分からなくなっ
て迷子になったことがある。まだ幼い少女は、どうすればいいのか分からず、た
だ泣いていた。誰も助けてくれない、誰も手を差し伸べてくれない……その寂し
さに、ただ泣くことしかできなかった。
そんな時、兄が少女のもとへ駆け付けてくれた。まだよく知らない街の中を必
死に駆けながら、兄は少女を捜し回ってくれた。そして、むせび泣く少女の身体
を、優しく抱きしめてくれた……。
子供の頃からずっと、一途に兄を想い続けてきた少女。いつからそんな想いを
抱いてきたのか、それは少女自身にも分からなかった。しかし今になって、やっ
と分かった。この、迷子の自分を助けに来てくれた瞬間から、兄への想いが始まっ
たんだ……と。
- 882 :751 Part5 :03/03/15 03:33 ID:???
- しばらく経って、ようやく女の子が泣きやむと、二人は手を取り合って歩き始
めた。
『お兄ちゃん、今日はゴメンね。あたしのせいで、お兄ちゃんに迷惑かけちゃっ
て……』
『気にするなよ。お前が困ってたら、オレはどこへでも行ってやるよ』
そう言って男の子は、女の子の肩に手を置いた。
『お兄ちゃん……ずっとずっと、あたしの側にいてね。何があっても、あたしか
ら離れないでね……』
二人仲良く並びながら、街へと消えていく兄妹。そんな二人を見つめながら、
少女は胸の中で呟いた。
(大丈夫よ。あなたが心配しなくても、あなたのお兄ちゃんはずっと、あなたの
側にいてくれる。ずっとずっと、あなただけを見守ってくれるわ。だからあなた
も、お兄ちゃんだけを見つめ続けて。他の男の子に浮気なんかしたらダメよ……)
「う……う〜ん……」
妙な肌寒さを感じ、少女は目を覚ました。
瞼を開いた途端、頭がズキズキと痛んだ。痛みに耐えながら周りを見ると、既
に陽が落ちてすっかり暗くなっている。だいぶ長いこと眠り込んでいたようだ。
さっき見た映像は、夢だったのだろうか? それとも、幼い頃の記憶が呼び起
こした、幻だったのだろうか? 今となっては分からないが、少女にとってはど
ちらでも良かった。兄への想いの原点を、蘇らせてくれたのだから。
少女が起き上がろうとすると、傍らにあった何かが手に触れた。それは暗闇の
中で動き、少女に顔を向けた。
「おっ。起きたようだな」
「……お兄ちゃん? お兄ちゃんなの?」
「ああ。ちょっと待ってろ、電気を付けるから」
少年は立ち上がって、電気のスイッチを入れた。灯りの眩しさに、少女は思わ
ず目を細める。
- 883 :751 Part7 :03/03/15 03:39 ID:???
- 「お兄ちゃん、いま何時?」
「12時過ぎだ。日が変わっちまったな。しかし、ずいぶん長いこと眠ってたな」
「うん。お酒なんて飲んだの初めてだから……ちょっと失敗しちゃった」
少女は、テヘッ、と言いながら舌を出してウィンクした。
「……ところで、お兄ちゃん。いつからそこにいたの?」
「ずっとだよ」
「……ずっと?」
「ああ。お前が倒れてから、ずっとここにいたよ」
「そんな……何時間も、ずっと? どうして?」
「それは……お前が心配だからだよ。お前に何かあったら、嫌だからな。だから、
ずっと付いててやった。ただそれだけだよ」
「………」
少女は、自分の胸に手を置いた。胸の奥が、じぃん、と熱くなっているのが分
かった。
あの時と同じだ……少女は思った。昔、少女が迷子になったときも、兄は少女
のことを心配して、探し回ってくれた。まだよく知らない街の中を、ひたすら走
り回って、少女を見つけだしてくれた……兄はあの時と、少しも変わっていない。
ずっと、少女のことを想い続けてくれているんだ……。
「そうだ。まだこれを渡してなかったな」
少年はそう言って、懐から箱を取り出し、少女の前に差し出した。
「この前は、手作りチョコをありがとう。これはそのお返しだ」
「覚えててくれたの? 今日がホワイトデーだってことを……」
「当たり前だろ。一年に一回の大切な日なんだ。忘れてたまるかよ」
「……ありがとう、お兄ちゃん」
少女は少年の身体に抱きつき、背中に両手を回した。
兄の身体の温もりを感じながら、少女は兄の耳元に口をつけ、言った。
「お兄ちゃん……ずっとずっと、あたしの側にいてね。何があっても、あたしか
ら離れないでね……」
- 884 :751 :03/03/15 03:43 ID:???
- すみません。たったいま気付いたんですけど、「Part6」の表記が「Part5」になっていました。
しかし僕の作るSSって、話を重ねるごとに無意味に長くなっているような気が
します・・・もう少し短くまとめたいと思ってるんですけど、どうも長くなって
しまうんですよね。やっぱ力量不足なのかな?
それじゃ、もし良かったら感想をお願いします。
- 885 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/15 12:15 ID:???
- >NO.8氏
妹の性格をあんな感じにしてしまったので、イチャイチャ、ラヴラヴは仕方ないかな…と思ってます。
少し控えようとは思っているのですが…
>751氏
(;´-`).。oO(氏の作品見ると、俺の物の軽さと薄さを実感だよ…)
(;´-`).。oO(トリップつけないのかな…)
>Masked Rider Moe氏
ねたが かぶって 712は しんだ
712「ぐわぁー」
みんな「なんてやつだ!」
- 886 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/03/15 17:42 ID:???
- >No,8氏
いい作品を期待している。
短めで萌えさせるというのは大変だろうが、頑張ってほしい。
>751氏
長文ながら、飽きさせない造りがすばらしい。
俺には書けない長文萌えってのを、堪能させてくれる。
>712氏
「へへへっ、ゆかいだぜ!」・・・と言いたい所だが。
むしろ俺の方が「ぐわぁー」な立場のような気がする。
最後に、自分のSSはやはり萌えが足りない・・・より一層の精進を心がけたい。
- 887 :丹下 桜継 :03/03/16 12:08 ID:FZpZxchc
- 751、妄想馬鹿死ね。
- 888 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/16 12:14 ID:???
- オマエガナー
- 889 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/16 12:27 ID:???
- 丹下は放置するのがいい…
らしいぜ
- 890 :751 ◆FFV1SjUAV2 :03/03/16 20:05 ID:???
- >>712さんに言われ、トリップを付けてみました。
712さん、Masked Raider Moeさん、感想ありがとうございます。楽しく読んで
下さったみたいで、良かったです。
いちおう「兄を慕う可愛い妹」を描こうと努めたつもりなのですが、その狙いが
当たったようで嬉しいです。また作品が出来たらうpしますね。
>丹下さん
まあ、頭の中で妄想したものを文章化したものがSSですから・・・っていうか、
712さんの言うとおり放置したほうがいいんですかね?
以下、他の方の感想。
712さん、やっぱり「妹のために何かしてあげる兄」っていうのはいいですね。
それを見て嬉しがる妹っていうのもいいです。そういえば僕は、妹のために
何かしてあげたり、何か贈ったりしたことがないです。一度でいいから、そう
いう機会を持ちたいとは思っているんですけど・・・。
Masked Rider Moeさん、「にぃにぃ」っていいですねー。可愛い妹にこんな
呼び方されたら、一発でKOかも・・・。うちの妹にも見習わせたいものです。
お二人とも、面白くて萌えました。
- 891 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/16 20:06 ID:???
- 放置すれ。
- 892 :孫悟空 ◆1CL6vYZ2rM :03/03/17 15:14 ID:???
- ドラゴンボールZ
フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪
- 893 :孫悟空 ◆1CL6vYZ2rM :03/03/17 15:21 ID:???
- ドラゴンボールZ
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- 894 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/20 09:09 ID:???
- 保守。
- 895 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/24 00:35 ID:???
- http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1041080381/94
- 896 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/24 02:10 ID:???
-
- 897 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/24 08:19 ID:???
- 続きです。全然話が進展しない気もしますが・・・。
「で、こんな朝早くから起こして、一体何があったんだ?」
寝ぼけ眼で美希に尋ねる。
「兄さん。驚かないで下さい」
まじめな顔をして美希が言う。
「あれか。母さんの再婚相手が決まったとか?」
「違います」
「じゃあ、あれだ。お前のクラスの担任がついに闇討ちにあった」
「それも違います。ま、いつ遭ってもおかしくないくらい嫌われていますけどね」
「ん〜。分からん」
いい加減寝ぼけ頭ではネタ切れだ。
「答えはですね・・・」
そう言って俺の布団を乗り越え、部屋のカーテンを開ける。
さっと太陽の光が入ってくる。まぶしくて目を細める。
「今日も良い天気だな」
「ここに立って、外を見て下さい」
そう言われたので仕方なく、俺は窓際へ移動する。
- 898 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/24 08:20 ID:???
- そこから見た光景に、俺は唖然とした。
「いや〜。一面真っ白だな」
そう。雪が降ったのだ。昨夜、帰ってくるときに確かに雪は降っていた。
しかしだ、一晩でここまで降るとは思えないほど、雪が積もっていた。
「先程ニュースでやっていましたけど、積雪量が1mを越えています」
「そうか〜。1mを越えたか〜。すごいなぁ〜」
「さ、早く朝食を食べて雪かきをしましょう」
妹は平然と言ってくる。
「1mの雪だぞ?町の除雪を待った方が良いと思うぞ」
「町の除雪を待っていたら、明日の朝になっても家から出られませんが、何か?」
確かに、俺の家は町はずれと言っても過言ではない場所に建っている。
「どうでも良いが、何で2ch用語・・・」
「漏れはにちゃんねらーですが、何か?」
朝から疲れる。と言うより2chを見るより勉強しろと文句を言いたくなる。
「はぁ。分かったよ。雪かきするよ」
「この家で男手は兄さんしかいませんからね。頼りにしていますよ」
「わかった」
そうして、長い雪かきの一日が始まったのだった。
ここまでです。続きは後日。
- 899 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/24 21:06 ID:???
- >NO.8氏
新作ご苦労様です。続きを楽しみにしてるッス。
1mの積雪ッスか…。
雪は降っても積もらない愛知県に住んでる俺にはイメージしにくいですけど…大変なんでしょうねぇ…。
あと、俺もとりあえず書き始めて入るんですが…
課題の量が半端じゃなくって…。12人の妹のゲームも買っては見たものの開封する暇すら無く(w、
最近はちょっとの休憩時に2chに来ている日々なんで、春休み中に出来るかどうかは…ちょっと厳しいかも…
- 900 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/24 21:08 ID:???
- ごめんなさいまたやってしまいました、失敗から何も学んでません(w
>>899は俺です。すいません。猛省してます。
- 901 :751 ◆FFV1SjUAV2 :03/03/24 21:29 ID:???
- >>No.8さん
ご苦労様です。続きを楽しみにしていました。
僕の住んでいるところはかなり南の地域なので、雪はほとんど降らないです。
そのため1mの積雪というのは想像できません。
やっぱり妹キャラには、猛暑の夏より極寒の冬のほうが似合いますね。それは、
可憐で繊細な妹キャラには、冬の寒さがピッタリくるからでしょうか・・・?
少し前にホワイトデーSSを書いた僕ですが、また次の作品を考案中です。
次のテーマは・・・エイプリルフール、かなあ?
- 902 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/27 08:23 ID:???
- OSの再インストールをしたのでクッキーが何やら違うかもしれませんが・・・。
取りあえず続きです。
何を隠そう、母さんは膝を痛めているので雪かきは出来ないのだ。
しかも、美希はあまり戦力にならない。
結局、俺一人で殆どを行う羽目になるのだろうなぁ。と思いつつも、
手を動かさなくては雪は一向に減らないので手は動かす。
しかし、幸運だったのは気温の上昇と共に雪が溶けてきていることだ。
確かに運搬の時に重くはなるが、まとめて大量に運べるのは魅力的だ。
来ていた上着を脱ぎ捨てる。何せ暑い。
ふと見ると、比較的片づいてきている。この調子で行けば今日中には終わりそうだ。
そう思ったとき、美希が俺の方を見た。
「兄さん。折角ですから・・・」
「ダメだ」
何か言う前にぴしゃりと言ってやる。
「まだ何も言っていませんよ・・・」
「どうせ雪だるまでも作ろうと言うのだろう?」
美希は昔から雪だるまを作るのが好きだった。
今年の冬は小さい雪だるまを大量生産して、玄関の辺りに並べていた。
美希の頭の中では「雪かき=雪だるま」の図式が成り立っているのだ。
「ええ、そうです。折角固まりやすい雪なのですから、
滅多にないチャンスですので10mくらいの雪だるまを作りましょう」
「10mは無理だ・・・。それにパクリ?」
「では、3mくらいのを」
「それも厳しいぞ。まあ、大きさに挑戦してみるか・・・」
「では、兄さんは下を作って下さい。私は上を作ります。
くれぐれも、上の方が大きい雪だるまにならないように注意して下さいね」
(そうなったら上下を逆にすれば良いだけだろう・・・)
そう心の中で呟き、口では「ああ、分かった」と答えておいた。
- 903 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/27 08:39 ID:???
- クッキーじゃなくてトリップだった。鬱だ死のう。
「しかし・・・これはなかなか」
制作3分も経たないうちに腰が痛くなってきた。
美希を見ると楽しそうに雪だるまを作っている。流石に手慣れた物だ。
まあ、雪かきもほぼ終わっていることだし、楽しんでも大丈夫だろう。
「兄さん?サボっていないで手を動かしてくださいよ」
叱咤の声がかかる。我が妹ながら厳しい奴だ。
「何を〜?お前ごときには負けないからな」
「望むところです」
というところで続きです。
>751氏
遅くなりましたが氏のSSは何か読んでいて心が温まる感じがして、好きです。
ただでさえ私は季節では冬が好きな上に、冬服萌えですので夏の物語は難しいです。
そう言えば、天気予報では今日、私の住んでいるところは30〜50cmの雪が降るというので
少々雪かきが怖いところです。雪だるまを作る余裕は今日は無いかな・・・。
>712氏
1mも雪が降るのは1年に1回あるか無いか程度の確率です。
毎日10cm程度は降りますが、その程度は箒で掃いて終わりです。
30cm程度になってくると少々大変になってくるのですけどね。
>Masked Rider Moe氏
今回はなるべく短めで状況描写を入れないように書くつもりです。
もう少しで半分程度ですので、本当に短いです。
萌えるかどうかは微妙ですけど。
- 904 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/28 16:27 ID:???
- ほのぼのホワイトデー話に涙。
漏れが妹にあげたホワイトデーのお返しは、現金一万円也ですた……
- 905 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/28 16:32 ID:???
- 何もお返ししていない俺よりはるかにマシ。
あぁ、LotRのDVD見せてくれって頼まれて見せたから、あれをお返しってことにしとこう。
- 906 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/30 18:22 ID:???
- 一応、保守。
妹が昨日からディズニーランドに行ってまして、今、しばしの自由を満喫しております(w
ああ…この自由もあと三時間か…
俺は現在、エイプリルフールをテーマにした物と、『春』をテーマにした物、二つ同時進行で書いてます。
ただし、エイプリルフールの物はかなり電波ですし、ネタがベタベタで、カブる可能性が物凄く高いので、
日の目を見ることは…恐らく無いと思います。
その代わりと言っては難ですが、春の物は萌えるような作品にしたいと努力してます。
まぁ…この前初めてシスプリやったんで、少し(ちゅうか、かなり)シスプリチックになるかもしれませんが…
- 907 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/02 10:56 ID:???
- 保守
エイプリルフールだと言うことをすっかり忘れて過ごしていた昨日。
これから妹が借りてきたあずまんが大王のビデオでも一緒に見るとするか。
- 908 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/07 06:19 ID:???
- hosyu
- 909 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:06 ID:???
- 続きです。親の引っ越しの手伝いに行っていてすっかり遅れてしまいましたけど。
数十分後
「兄さん。そっち持ってください」
「おい、待て。どう考えても無理だ」
「泣き言言わないで下さい。『成せばなるなる成さねばならぬ』です」
「そうは言ったって、上と下が同じ大きさの雪だるまってあるか!」
「バランスは悪いでしょうが、何とかなりますよ。きっと」
のんきな妹だった。
「仕方ない・・・。よし、乗っけるぞ」
そう言って約1m半程度ある雪の塊を持ち上げる。
これをまた1m半程度持ち上げなければならないのだ。
「いや、これは無理ですね・・・」
「だろ?」
「いったん下ろしましょう」
言うが早いか、半ば投げ捨てるように塊を落とす。
- 910 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:07 ID:???
- 「下をもう少し削ろう。そうすれば適合性も良くなるし、乗せやすくなる」
「ええ、じゃあ削りますね」
そう言うとどこからともなく剣先スコップを取り出す妹。
「は?チョイ待て、お前それどこから取り出・・・」
「ちょいやぁ!!」
俺の言うことも聞かず、気合い一閃。右から左にスコップを薙ぐ。
恐ろしい勢いのスコップは簡単に雪を削り、そのまま俺の胸元をかすめる。
ピッと俺のポロシャツのボタンが弾け飛ぶ。
「・・・・・」
呆気にとられた俺は何も言えず、その場に立ちつくすのみだった。
「せいやっ!!」
またしても裂帛の気合いからの横薙ぎが入る。今度は左から右にだ。
何か、美希が一歩前に出ているような気がする。
そして、さっきよりもスコップの先端が俺に近い気がする。
殺気を感じた俺は後ろに下がろうとしたが、雪に足を取られ尻餅をつく。
目の前をスコップの先が通っていく。
「・・・・・」
茫然自失となる俺。
「チッ、当たらなかったか」
そんな声が聞こえたような気もしないでもなかった。
- 911 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:10 ID:???
- 「兄さん?尻餅なんかついて大丈夫ですか?」
「・・・・・お前なぁ。殺す気か?」
やっとそれだけ言えた。
「いやぁ。兄さんには恨み辛みもありますけど、殺しはしませんよ。多分」
「多分って何だ、多分って」
「そりゃあ小さい頃は兄さんに随分といじめられましたからね。フフフ」
「子供の頃のことは持ち出すとキリがないから止めろ・・・」
「冗談ですよ。兄さんには生きていて貰わないといけませんからね。
今兄さんに死なれたら、兄さんの恋人(候補)をいびる楽しみが無くなるじゃないですか。
兄さんの恋人となる方はまず、私に勝ってからにしてもらいますから」
「またお前のそれか・・・」
妹の美希は数年前から「兄さんの恋人は私に勝たないと認めません」
とか何とか言っているのだ。
結局、今まで勝負をしたことはないが、これから先はどうなるかは怪しい。
しかし、一体何の勝負をするかが疑問なのだが・・・。
「私の兄さんを独占するのですから、しっかりした方でないといけません」
とのことだ。
ちなみに言っておくが、俺は妹のためだけに生きているわけではないのだがなぁ。
まあ、そんな事を言うだけ無駄だろう。大人しく今は従っておいた方が良さそうだ。
- 912 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/09 21:16 ID:???
- hosyuage
- 913 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/11 21:17 ID:???
- hosyu
- 914 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/14 07:40 ID:???
- 保守
- 915 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/16 18:50 ID:pjLEe+mq
- また過疎化か…
- 916 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/16 22:19 ID:???
- 「大体、兄さんは甘すぎるんですよ。もっとしっかりして下さい」
「そうかな?大丈夫だとは思うけど」
「全然しっかりしていませんよ。隙だらけです。瞬殺物です」
「美希が厳しすぎるんだろう。学校でも厳しいって言われないか?」
「私は兄さんを守らなくてはいけませんからね。兄さんに変な虫がつかないように
兄さんを心身共に強くしているのです」
「それって『いびり』とか『いじめ』って言わないか?」
「何を仰るんですか。そんな事全然無いですよ」
「それともう一つ質問」
「何でしょう?」
「美希が認める人間がいなかった場合、俺はどうなるんだ?」
「ええ、その場合は今の状態が続きますよ。
まあ、兄さんが就職したりして、社宅に入っても私はついていきますよ」
「・・・」
「兄さんは一人で生活できると思っているんですか?まず無理ですね。
しかし私のような文武両道・才色兼備の妹が側にいれば後ろ盾はバッチリですよ」
「はぁ。何か疲れた」
「そうですか。じゃあ最後に良い感じに削れたのできちんと乗せましょう」
そう言って雪だるまの上半身を持ち上げにかかる美希。
俺も仕方無しに持ち上げにかかる。
途中、腰がメリメリ言っていた気がするが、気にしないことにした。
腰を痛めるのと雪だるまを落として美希に怒られるのでは、
まだ腰痛の方が被害が少なそうだからである。
やっと雪だるまが完成。
今年一番の大きさの雪だるまに妹は喜び、家の中からカメラを持ってきて写真を撮っていた。
- 917 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/16 22:28 ID:???
- 翌日
天気は快晴だった。
無論、昨日降った雪もかなり融けた。無論、あの雪だるまも例外ではない。
見ていて無惨なのは太陽が当たる面が早く融けるため、
融解面がざっくりと斬られたようになっていることか。
とはいえ、季節の移り変わりはどうしようもない。
また、冬になれば雪は降ってくる。
そんな事を考えながら雪だるまを見ていると美希が出てきた。
「兄さん。いつまでも雪だるまを見ていないで、折角暖かくなったのですから
どこか春らしいところに行きましょう」
「例えばどんな?」
「そうですね・・・お花見とかどうです?」
「ん?花見か。もう少ししたら桜も咲く時期か。行こうか」
「お弁当作りと場所取りは兄さんの仕事ですからね」
「才色兼備じゃなかったのか?」
「私が作っても良いのですが、兄さんのことを考えると兄さんが作った方が・・・」
「非常に騙されている感じがするが・・・まあいいや」
「流石は兄さん。話が分かりますねぇ」
どうやら、暫くは妹の我が儘につき合わされそうな感じがする。
だが、そんな事も悪くはないと思った晴れた日の午後だった。
いつまで妹を守ってやれるかは分からないが、
俺の手の届く限り、大切にしてやろうと思った。
と言うことで今回のは終わりです。
何気に自宅でネットが使えないので友人に頼んでうpして貰っている状態です。
過疎化に負けず、頑張っていきましょう〜。
- 918 :山崎渉 :03/04/17 15:13 ID:???
- (^^)
- 919 :音難 尤一 :03/04/17 15:14 ID:???
- >>918氏ね。
- 920 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/17 16:15 ID:???
- なんか最近疲れたな…
- 921 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 08:30 ID:???
- 学生だと春休みが終わって丁度疲れが出てくる時期だからな・・・。
最近俺と妹はPS2の取り合いばかりやっているなぁ。
妹はディスガイアをプレイしているし、俺は真女神転生Vをプレイ。
兄妹でゲーマーの人ってあまりいないのかな?
- 922 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 10:14 ID:???
- うちの妹は、小学生のときはポケモンとか牧場物語とかやってたが、
中学になってからはゲームやっとらんなぁ。
俺なんか大学生になってもゲームやっとるっちゅーのに。
一緒にゲームやってくれる妹か弟が欲しかったわ。
- 923 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 11:16 ID:???
- hosyuage
- 924 :山崎渉 :03/04/20 02:40 ID:???
- ∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
- 925 :山崎渉 :03/04/20 06:51 ID:???
- ∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
- 926 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/22 18:02 ID:???
- 私の妹は高校3年だがは最近逆転裁判ばかりプレイしているな。
昔は一緒にファミコンでアクションゲームとかプレイしたなぁ・・・(遠い目)
最近は真女神転生とFEをプレイしている模様。
しかし、どうでも良いけどGBAを私にも使わせてくれ。と言いたい。
おかげでまだスパロボOGが積みゲーとなっている。
- 927 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/25 08:01 ID:???
- hosyu
- 928 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/28 21:33 ID:???
- 保守。
>712も最近現れないし、このまま保守だけで埋まってしまうんじゃないだろうか…
- 929 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/04 12:07 ID:???
- お前が妹だったらなぁ…
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 奇遇だな、兄者。俺も同じ事を考えてた。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
お前と言う奴は…!
\\\
(⌒\ ∧_∧
\ ヽヽ( ´_ゝ`)
(mJ ⌒\
ノ ∩ / /
( | .|∧_∧
/\丿 | ( ) OK兄者。 俺が悪かった。
(___へ_ノ ゝ__ノ
- 930 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/08 01:23 ID:???
- 守備
- 931 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/11 09:40 ID:???
- 保守
- 932 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/14 07:34 ID:???
- 保守
このまま終了するのも悪くないかもね。
以後は「妹キャラに萌えている人・・・」にでも移行すれば良いんじゃないカナ?
- 933 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 03:13 ID:???
- おにぃ〜〜〜ちゃ〜〜〜ぁん!
- 934 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 03:21 ID:???
- 死ね!ヴァカ兄貴!
- 935 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 06:31 ID:???
- 妹:おにいちゃん
俺:ん?
妹:お兄ちゃん
俺:何?
妹:お兄ちゃん
俺:だから、なに?
妹:呼んだだけー。えへへ〜
俺:お前なぁ。
妹:おにーいちゃん
俺:ん?
妹:好きだよ(だ〜いすきも可)
俺:ったく。
という定番妄想を実現したい。
ただし、美形妹限定。
- 936 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/20 08:11 ID:???
- 100%実話です。
妹がバイトをするというので、履歴書を書いているうちに長所・短所の話を始める。
段々と話が脱線してきてのこと。
妹:お兄ちゃんの長所は・・・と言うより自慢できるところはねぇ。
俺:おう。何がある?
妹:電話の応対が上手いことかな。
俺:電話か・・・つーかそれはお前が下手なだけだろう?
妹:うん。そうかも知れない。けど、お兄ちゃんの良いところはそのくらいだね。
俺:もう無しかい。
妹:うん。顔も良くないし。
俺:まず、自分の顔を鏡で見てから言おうな(にっこり)
妹:あ、普通の人に比べて足が長いこともあるかな。
俺:電話応対の上手さと足が長いのが何の役に立つのやら・・・。
妹:まあ、お兄ちゃんは役立たずって事で。
現実なんてこんなもんかも。
兄をバカにしたからか、結局妹はバイトの面接に落ちましたとさ。
- 937 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/20 08:14 ID:???
- 「おにいちゃんがいてくれて……よかった…(照)」
- 938 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/22 08:03 ID:???
- 次スレ(あるのか?)は
「妹に言われたセリフ」に変更してはどうかと
ごめん、うそ。冗談。
>>932の言うように、移行するのがいいかな?
- 939 :712 ◆isG/JvRidQ :03/05/23 14:54 ID:???
- どうも、お久しぶりです。やっと忙しさからも開放されたんで、お邪魔しました。
結局、何も書けませんでしたが、皆が許してくれれば、また何か書いてみたいな〜と思ってます(w
それと、リアル妹(下)、誕生日おめでとう。……俺は何もやらんけどね。(w
- 940 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/26 07:29 ID:???
- >>712氏
遅ばせながら、妹さんの誕生日おめでとう。
あれ?俺は去年妹にバースデイプレゼントをあげたけど、
俺の誕生日には妹は何もくれなかった気が・・・。
- 941 :山崎渉 :03/05/28 12:28 ID:???
- ∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
- 942 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/29 09:27 ID:???
- ホシュ
- 943 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/01 08:37 ID:???
- 保守
- 944 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 07:29 ID:???
- 「お兄ちゃん、数学解けないんだけど・・・」
「知らん。自分で何とかしろ」
「ひどっ!」
「テストの時も、私を頼ることが出来るのなら、今頼っても良いけどな」
「クラスの男子なんか、国語の漢字の所は携帯見ながらやっているのに・・・」
「・・・それは大いに問題があると思うぞ」
今の高校生って、ホントにこんな事やっているんでしょうかねえ?
で、結局数学の問題もやらされました。
正解できて良かった。間違っていたら何を言われたことか・・・。
- 945 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 09:04 ID:???
- 携帯でカンニングて、大学生もやってるぞ。
たまに新聞で「○○大学、カンニングで学生処分」とか出る。
- 946 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 17:02 ID:???
- >>944
中学の時には、やってる奴結構いたよ…。
ま、それでも、どいつも俺より点数低かったけどね(w
- 947 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 18:42 ID:???
- 漏れが中学の時はポケベル持ってるやつですら貴重だった訳だが・・・。
- 948 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/05 07:36 ID:???
- >>947
おお、同年代だ。
俺の高校も携帯のメールでカンニングする奴が居たから、
テストの時は携帯を学校側で集めて保管していたよ。
机の中とかに携帯が入っていたら、カンニング疑惑がかけられるのだ。
俺は携帯なんてものは持っていなかったから関係なかったけどね。
- 949 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:44 ID:???
- とある家庭、晩飯の後。
「お兄ちゃん、宿題手伝ってくれる?」
「帰れ」
「え・・・ひっどーい! 自分の苦手科目だからって逃げるつもり!?」
「じゃか〜しい! お前の宿題なんて解いてる暇ぁねぇんだよ!」
「もう知らない・・・! だいっきらい!!」
夜中・・・妹、居間のPCで調べ物をしてから部屋に戻る。
(あれ・・・私の部屋から物音・・・?)
「ったく、なんでこんな問題ごとき・・・この俺が解けねぇんだぁっ!
ち・・・あいつが戻る前に解いておかないとな・・・lim(2y+・・・」
(お兄ちゃん・・・なんだかんだいっても、手伝ってくれるんだ)
「ちょっとお兄ちゃん! 人の部屋に勝手に入らないでくれる?」
「う、うおっ! ・・・ああ、わ、悪かったな! ほら、解いてやったから感謝しやがれ!」
「どれどれ・・・何よこれ、ぜんぜん間違ってるじゃない!」
「るせぇ! 人の努力をあざ笑うってのか!?」
「間違ってちゃ意味ないの! ・・・でも」
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」
互いに素直になれない、兄妹・・・いつか、分かりあう日は来るのか・・・
- 950 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:45 ID:???
- ちと訂正。
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
兄、部屋を出て行く。妹、一人つぶやく。
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」
- 951 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/11 20:57 ID:???
- age
- 952 :ゾニ ◆Lb.IRISXfk :03/06/11 21:34 ID:IY5o2yVU
- 1
- 953 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/12 21:14 ID:???
- 「お兄ちゃん…ちょっと相談があるんだけど…いい?」
「ああ…別に構わないけど…」
「あのね…お兄ちゃんは…私には…どんな男の人が似合うと思う…?」
「ほぅ…なるほど。要するに、お前は誰かに告白されて、どうしようか悩んでいるわけだ」
「えっ!?どうして分かったの!?」
「ただ、適当に言っただけなんだが…」
「その…実はね…二人同時に…告白されちゃったんだけど…どうしようかな…って思って…」
「まぁ…贅沢な悩みですこと…」
「ゼイタク…?何で?」
「世の中には、恋人が欲しくても出来ない人は山程いるぞ、俺みたいに(苦笑)
それを考えりゃ贅沢だろうよ」
「えっ…!?(お兄ちゃん、カノジョいないの!?じゃあ、まだ私にも…♥)」
「どうした?」
「あ、ゴメン…。ちょっと考え事を…」
「あっそ…。で、話を戻すが…」
「あ、そのお話はもういいよ」
「え?まぁ…お前がそう言うなら…。で、どうすることにしたんだ?」
「うん。二人とも断ることにした♪」
「そうか…。でも…もし俺が言ったことを気にしてるのなら、考え直した方がいいぞ?」
「ううん。悪いけど、私、別に二人とも好きじゃないもん♪」
「そうか。…何も力になれなくて悪かったな」
「私の方こそ、変な話してゴメンね。ありがとう、お兄ちゃん(ペコリ)」
「お、おう…」
「あのね…私ね、お兄ちゃんとだったら…付き合ってもいいかな♥」
「えっ…?」
「きゃっ!言っちゃった!恥ずかしいよぉ!…お兄ちゃん、ゴメン!今のは忘れて!(妹、部屋を飛び出していく)」
「全く…我が妹ながら…可愛い奴じゃねぇか…(兄、妹の後を追って部屋を出る)」
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0ch BBS 2004-10-30