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[第二弾]妹に言われたいセリフ

901 :751 ◆FFV1SjUAV2 :03/03/24 21:29 ID:???
>>No.8さん
ご苦労様です。続きを楽しみにしていました。
僕の住んでいるところはかなり南の地域なので、雪はほとんど降らないです。
そのため1mの積雪というのは想像できません。
やっぱり妹キャラには、猛暑の夏より極寒の冬のほうが似合いますね。それは、
可憐で繊細な妹キャラには、冬の寒さがピッタリくるからでしょうか・・・?

少し前にホワイトデーSSを書いた僕ですが、また次の作品を考案中です。
次のテーマは・・・エイプリルフール、かなあ?

902 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/27 08:23 ID:???
OSの再インストールをしたのでクッキーが何やら違うかもしれませんが・・・。
取りあえず続きです。

何を隠そう、母さんは膝を痛めているので雪かきは出来ないのだ。
しかも、美希はあまり戦力にならない。
結局、俺一人で殆どを行う羽目になるのだろうなぁ。と思いつつも、
手を動かさなくては雪は一向に減らないので手は動かす。
しかし、幸運だったのは気温の上昇と共に雪が溶けてきていることだ。
確かに運搬の時に重くはなるが、まとめて大量に運べるのは魅力的だ。

来ていた上着を脱ぎ捨てる。何せ暑い。
ふと見ると、比較的片づいてきている。この調子で行けば今日中には終わりそうだ。
そう思ったとき、美希が俺の方を見た。
「兄さん。折角ですから・・・」
「ダメだ」
何か言う前にぴしゃりと言ってやる。
「まだ何も言っていませんよ・・・」
「どうせ雪だるまでも作ろうと言うのだろう?」
美希は昔から雪だるまを作るのが好きだった。
今年の冬は小さい雪だるまを大量生産して、玄関の辺りに並べていた。
美希の頭の中では「雪かき=雪だるま」の図式が成り立っているのだ。
「ええ、そうです。折角固まりやすい雪なのですから、
 滅多にないチャンスですので10mくらいの雪だるまを作りましょう」
「10mは無理だ・・・。それにパクリ?」
「では、3mくらいのを」
「それも厳しいぞ。まあ、大きさに挑戦してみるか・・・」
「では、兄さんは下を作って下さい。私は上を作ります。
 くれぐれも、上の方が大きい雪だるまにならないように注意して下さいね」
(そうなったら上下を逆にすれば良いだけだろう・・・)
そう心の中で呟き、口では「ああ、分かった」と答えておいた。

903 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/03/27 08:39 ID:???
クッキーじゃなくてトリップだった。鬱だ死のう。

「しかし・・・これはなかなか」
制作3分も経たないうちに腰が痛くなってきた。
美希を見ると楽しそうに雪だるまを作っている。流石に手慣れた物だ。
まあ、雪かきもほぼ終わっていることだし、楽しんでも大丈夫だろう。
「兄さん?サボっていないで手を動かしてくださいよ」
叱咤の声がかかる。我が妹ながら厳しい奴だ。
「何を〜?お前ごときには負けないからな」
「望むところです」

というところで続きです。

>751氏
遅くなりましたが氏のSSは何か読んでいて心が温まる感じがして、好きです。
ただでさえ私は季節では冬が好きな上に、冬服萌えですので夏の物語は難しいです。
そう言えば、天気予報では今日、私の住んでいるところは30〜50cmの雪が降るというので
少々雪かきが怖いところです。雪だるまを作る余裕は今日は無いかな・・・。

>712氏
1mも雪が降るのは1年に1回あるか無いか程度の確率です。
毎日10cm程度は降りますが、その程度は箒で掃いて終わりです。
30cm程度になってくると少々大変になってくるのですけどね。

>Masked Rider Moe氏
今回はなるべく短めで状況描写を入れないように書くつもりです。
もう少しで半分程度ですので、本当に短いです。
萌えるかどうかは微妙ですけど。

904 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/28 16:27 ID:???
ほのぼのホワイトデー話に涙。
漏れが妹にあげたホワイトデーのお返しは、現金一万円也ですた……

905 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/03/28 16:32 ID:???
何もお返ししていない俺よりはるかにマシ。

あぁ、LotRのDVD見せてくれって頼まれて見せたから、あれをお返しってことにしとこう。

906 :712 ◆isG/JvRidQ :03/03/30 18:22 ID:???
一応、保守。

妹が昨日からディズニーランドに行ってまして、今、しばしの自由を満喫しております(w
ああ…この自由もあと三時間か…

俺は現在、エイプリルフールをテーマにした物と、『春』をテーマにした物、二つ同時進行で書いてます。
ただし、エイプリルフールの物はかなり電波ですし、ネタがベタベタで、カブる可能性が物凄く高いので、
日の目を見ることは…恐らく無いと思います。

その代わりと言っては難ですが、春の物は萌えるような作品にしたいと努力してます。
まぁ…この前初めてシスプリやったんで、少し(ちゅうか、かなり)シスプリチックになるかもしれませんが…

907 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/02 10:56 ID:???
保守

エイプリルフールだと言うことをすっかり忘れて過ごしていた昨日。
これから妹が借りてきたあずまんが大王のビデオでも一緒に見るとするか。

908 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/07 06:19 ID:???
hosyu

909 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:06 ID:???
続きです。親の引っ越しの手伝いに行っていてすっかり遅れてしまいましたけど。

数十分後
「兄さん。そっち持ってください」
「おい、待て。どう考えても無理だ」
「泣き言言わないで下さい。『成せばなるなる成さねばならぬ』です」
「そうは言ったって、上と下が同じ大きさの雪だるまってあるか!」
「バランスは悪いでしょうが、何とかなりますよ。きっと」
のんきな妹だった。
「仕方ない・・・。よし、乗っけるぞ」
そう言って約1m半程度ある雪の塊を持ち上げる。
これをまた1m半程度持ち上げなければならないのだ。
「いや、これは無理ですね・・・」
「だろ?」
「いったん下ろしましょう」
言うが早いか、半ば投げ捨てるように塊を落とす。


910 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:07 ID:???
「下をもう少し削ろう。そうすれば適合性も良くなるし、乗せやすくなる」
「ええ、じゃあ削りますね」
そう言うとどこからともなく剣先スコップを取り出す妹。
「は?チョイ待て、お前それどこから取り出・・・」
「ちょいやぁ!!」
俺の言うことも聞かず、気合い一閃。右から左にスコップを薙ぐ。
恐ろしい勢いのスコップは簡単に雪を削り、そのまま俺の胸元をかすめる。
ピッと俺のポロシャツのボタンが弾け飛ぶ。
「・・・・・」
呆気にとられた俺は何も言えず、その場に立ちつくすのみだった。
「せいやっ!!」
またしても裂帛の気合いからの横薙ぎが入る。今度は左から右にだ。
何か、美希が一歩前に出ているような気がする。
そして、さっきよりもスコップの先端が俺に近い気がする。
殺気を感じた俺は後ろに下がろうとしたが、雪に足を取られ尻餅をつく。
目の前をスコップの先が通っていく。
「・・・・・」
茫然自失となる俺。
「チッ、当たらなかったか」
そんな声が聞こえたような気もしないでもなかった。


911 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/07 14:10 ID:???
「兄さん?尻餅なんかついて大丈夫ですか?」
「・・・・・お前なぁ。殺す気か?」
やっとそれだけ言えた。
「いやぁ。兄さんには恨み辛みもありますけど、殺しはしませんよ。多分」
「多分って何だ、多分って」
「そりゃあ小さい頃は兄さんに随分といじめられましたからね。フフフ」
「子供の頃のことは持ち出すとキリがないから止めろ・・・」
「冗談ですよ。兄さんには生きていて貰わないといけませんからね。
 今兄さんに死なれたら、兄さんの恋人(候補)をいびる楽しみが無くなるじゃないですか。
 兄さんの恋人となる方はまず、私に勝ってからにしてもらいますから」
「またお前のそれか・・・」
妹の美希は数年前から「兄さんの恋人は私に勝たないと認めません」
とか何とか言っているのだ。
結局、今まで勝負をしたことはないが、これから先はどうなるかは怪しい。
しかし、一体何の勝負をするかが疑問なのだが・・・。
「私の兄さんを独占するのですから、しっかりした方でないといけません」
とのことだ。
ちなみに言っておくが、俺は妹のためだけに生きているわけではないのだがなぁ。
まあ、そんな事を言うだけ無駄だろう。大人しく今は従っておいた方が良さそうだ。

912 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/09 21:16 ID:???
hosyuage

913 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/11 21:17 ID:???
hosyu

914 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/14 07:40 ID:???
保守

915 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/16 18:50 ID:pjLEe+mq
また過疎化か…

916 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/16 22:19 ID:???
「大体、兄さんは甘すぎるんですよ。もっとしっかりして下さい」
「そうかな?大丈夫だとは思うけど」
「全然しっかりしていませんよ。隙だらけです。瞬殺物です」
「美希が厳しすぎるんだろう。学校でも厳しいって言われないか?」
「私は兄さんを守らなくてはいけませんからね。兄さんに変な虫がつかないように
 兄さんを心身共に強くしているのです」
「それって『いびり』とか『いじめ』って言わないか?」
「何を仰るんですか。そんな事全然無いですよ」
「それともう一つ質問」
「何でしょう?」
「美希が認める人間がいなかった場合、俺はどうなるんだ?」
「ええ、その場合は今の状態が続きますよ。
 まあ、兄さんが就職したりして、社宅に入っても私はついていきますよ」
「・・・」
「兄さんは一人で生活できると思っているんですか?まず無理ですね。
 しかし私のような文武両道・才色兼備の妹が側にいれば後ろ盾はバッチリですよ」

「はぁ。何か疲れた」
「そうですか。じゃあ最後に良い感じに削れたのできちんと乗せましょう」
そう言って雪だるまの上半身を持ち上げにかかる美希。
俺も仕方無しに持ち上げにかかる。
途中、腰がメリメリ言っていた気がするが、気にしないことにした。
腰を痛めるのと雪だるまを落として美希に怒られるのでは、
まだ腰痛の方が被害が少なそうだからである。
やっと雪だるまが完成。
今年一番の大きさの雪だるまに妹は喜び、家の中からカメラを持ってきて写真を撮っていた。

917 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/16 22:28 ID:???
翌日
天気は快晴だった。
無論、昨日降った雪もかなり融けた。無論、あの雪だるまも例外ではない。
見ていて無惨なのは太陽が当たる面が早く融けるため、
融解面がざっくりと斬られたようになっていることか。
とはいえ、季節の移り変わりはどうしようもない。
また、冬になれば雪は降ってくる。
そんな事を考えながら雪だるまを見ていると美希が出てきた。
「兄さん。いつまでも雪だるまを見ていないで、折角暖かくなったのですから
 どこか春らしいところに行きましょう」
「例えばどんな?」
「そうですね・・・お花見とかどうです?」
「ん?花見か。もう少ししたら桜も咲く時期か。行こうか」
「お弁当作りと場所取りは兄さんの仕事ですからね」
「才色兼備じゃなかったのか?」
「私が作っても良いのですが、兄さんのことを考えると兄さんが作った方が・・・」
「非常に騙されている感じがするが・・・まあいいや」
「流石は兄さん。話が分かりますねぇ」

どうやら、暫くは妹の我が儘につき合わされそうな感じがする。
だが、そんな事も悪くはないと思った晴れた日の午後だった。
いつまで妹を守ってやれるかは分からないが、
俺の手の届く限り、大切にしてやろうと思った。

と言うことで今回のは終わりです。
何気に自宅でネットが使えないので友人に頼んでうpして貰っている状態です。
過疎化に負けず、頑張っていきましょう〜。

918 :山崎渉 :03/04/17 15:13 ID:???
(^^)

919 :音難 尤一 :03/04/17 15:14 ID:???
>>918氏ね。

920 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/17 16:15 ID:???
なんか最近疲れたな…

921 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 08:30 ID:???
学生だと春休みが終わって丁度疲れが出てくる時期だからな・・・。

最近俺と妹はPS2の取り合いばかりやっているなぁ。
妹はディスガイアをプレイしているし、俺は真女神転生Vをプレイ。
兄妹でゲーマーの人ってあまりいないのかな?

922 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 10:14 ID:???
うちの妹は、小学生のときはポケモンとか牧場物語とかやってたが、
中学になってからはゲームやっとらんなぁ。
俺なんか大学生になってもゲームやっとるっちゅーのに。
一緒にゲームやってくれる妹か弟が欲しかったわ。

923 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/18 11:16 ID:???
hosyuage


924 :山崎渉 :03/04/20 02:40 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

925 :山崎渉 :03/04/20 06:51 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

926 :NO.8 ◆XnRkilFxSo :03/04/22 18:02 ID:???
私の妹は高校3年だがは最近逆転裁判ばかりプレイしているな。
昔は一緒にファミコンでアクションゲームとかプレイしたなぁ・・・(遠い目)

最近は真女神転生とFEをプレイしている模様。
しかし、どうでも良いけどGBAを私にも使わせてくれ。と言いたい。
おかげでまだスパロボOGが積みゲーとなっている。

927 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/25 08:01 ID:???
hosyu

928 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/04/28 21:33 ID:???
保守。

>712も最近現れないし、このまま保守だけで埋まってしまうんじゃないだろうか…

929 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/04 12:07 ID:???
お前が妹だったらなぁ…
            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  ) 奇遇だな、兄者。俺も同じ事を考えてた。
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i  
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  FMV  / .| .|____
      \/____/ (u ⊃

お前と言う奴は…!
     \\\
   (⌒\  ∧_∧
    \ ヽヽ( ´_ゝ`)
     (mJ     ⌒\
      ノ ∩  / /
     (  | .|∧_∧
  /\丿 | (    ) OK兄者。 俺が悪かった。
 (___へ_ノ ゝ__ノ

930 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/08 01:23 ID:???
守備

931 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/11 09:40 ID:???
保守

932 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/14 07:34 ID:???
保守

このまま終了するのも悪くないかもね。
以後は「妹キャラに萌えている人・・・」にでも移行すれば良いんじゃないカナ?

933 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 03:13 ID:???
おにぃ〜〜〜ちゃ〜〜〜ぁん!

934 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 03:21 ID:???
死ね!ヴァカ兄貴!

935 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/18 06:31 ID:???
妹:おにいちゃん
俺:ん?
妹:お兄ちゃん
俺:何?
妹:お兄ちゃん
俺:だから、なに?
妹:呼んだだけー。えへへ〜
俺:お前なぁ。
妹:おにーいちゃん
俺:ん?
妹:好きだよ(だ〜いすきも可)
俺:ったく。

という定番妄想を実現したい。
ただし、美形妹限定。

936 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/20 08:11 ID:???
100%実話です。

妹がバイトをするというので、履歴書を書いているうちに長所・短所の話を始める。
段々と話が脱線してきてのこと。

妹:お兄ちゃんの長所は・・・と言うより自慢できるところはねぇ。
俺:おう。何がある?
妹:電話の応対が上手いことかな。
俺:電話か・・・つーかそれはお前が下手なだけだろう?
妹:うん。そうかも知れない。けど、お兄ちゃんの良いところはそのくらいだね。
俺:もう無しかい。
妹:うん。顔も良くないし。
俺:まず、自分の顔を鏡で見てから言おうな(にっこり)
妹:あ、普通の人に比べて足が長いこともあるかな。
俺:電話応対の上手さと足が長いのが何の役に立つのやら・・・。
妹:まあ、お兄ちゃんは役立たずって事で。

現実なんてこんなもんかも。

兄をバカにしたからか、結局妹はバイトの面接に落ちましたとさ。

937 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/20 08:14 ID:???
「おにいちゃんがいてくれて……よかった…(照)」

938 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/22 08:03 ID:???
次スレ(あるのか?)は
「妹に言われたセリフ」に変更してはどうかと
ごめん、うそ。冗談。

>>932の言うように、移行するのがいいかな?

939 :712 ◆isG/JvRidQ :03/05/23 14:54 ID:???
どうも、お久しぶりです。やっと忙しさからも開放されたんで、お邪魔しました。
結局、何も書けませんでしたが、皆が許してくれれば、また何か書いてみたいな〜と思ってます(w


それと、リアル妹(下)、誕生日おめでとう。……俺は何もやらんけどね。(w

940 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/26 07:29 ID:???
>>712
遅ばせながら、妹さんの誕生日おめでとう。

あれ?俺は去年妹にバースデイプレゼントをあげたけど、
俺の誕生日には妹は何もくれなかった気が・・・。

941 :山崎渉 :03/05/28 12:28 ID:???
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

942 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/05/29 09:27 ID:???
ホシュ

943 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/01 08:37 ID:???
保守

944 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 07:29 ID:???
「お兄ちゃん、数学解けないんだけど・・・」
「知らん。自分で何とかしろ」
「ひどっ!」
「テストの時も、私を頼ることが出来るのなら、今頼っても良いけどな」
「クラスの男子なんか、国語の漢字の所は携帯見ながらやっているのに・・・」
「・・・それは大いに問題があると思うぞ」

今の高校生って、ホントにこんな事やっているんでしょうかねえ?

で、結局数学の問題もやらされました。
正解できて良かった。間違っていたら何を言われたことか・・・。

945 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 09:04 ID:???
携帯でカンニングて、大学生もやってるぞ。
たまに新聞で「○○大学、カンニングで学生処分」とか出る。

946 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 17:02 ID:???
>>944
中学の時には、やってる奴結構いたよ…。
ま、それでも、どいつも俺より点数低かったけどね(w

947 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 18:42 ID:???
漏れが中学の時はポケベル持ってるやつですら貴重だった訳だが・・・。

948 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/05 07:36 ID:???
>>947
おお、同年代だ。
俺の高校も携帯のメールでカンニングする奴が居たから、
テストの時は携帯を学校側で集めて保管していたよ。
机の中とかに携帯が入っていたら、カンニング疑惑がかけられるのだ。

俺は携帯なんてものは持っていなかったから関係なかったけどね。

949 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:44 ID:???
とある家庭、晩飯の後。
「お兄ちゃん、宿題手伝ってくれる?」
「帰れ」
「え・・・ひっどーい! 自分の苦手科目だからって逃げるつもり!?」
「じゃか〜しい! お前の宿題なんて解いてる暇ぁねぇんだよ!」
「もう知らない・・・! だいっきらい!!」
夜中・・・妹、居間のPCで調べ物をしてから部屋に戻る。
(あれ・・・私の部屋から物音・・・?)
「ったく、なんでこんな問題ごとき・・・この俺が解けねぇんだぁっ!
  ち・・・あいつが戻る前に解いておかないとな・・・lim(2y+・・・」
(お兄ちゃん・・・なんだかんだいっても、手伝ってくれるんだ)
「ちょっとお兄ちゃん! 人の部屋に勝手に入らないでくれる?」
「う、うおっ! ・・・ああ、わ、悪かったな! ほら、解いてやったから感謝しやがれ!」
「どれどれ・・・何よこれ、ぜんぜん間違ってるじゃない!」
「るせぇ! 人の努力をあざ笑うってのか!?」
「間違ってちゃ意味ないの! ・・・でも」
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」

互いに素直になれない、兄妹・・・いつか、分かりあう日は来るのか・・・

950 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:45 ID:???
ちと訂正。
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
兄、部屋を出て行く。妹、一人つぶやく。
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」


951 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/11 20:57 ID:???
age

952 :ゾニ ◆Lb.IRISXfk :03/06/11 21:34 ID:IY5o2yVU
1

953 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/12 21:14 ID:???
「お兄ちゃん…ちょっと相談があるんだけど…いい?」
「ああ…別に構わないけど…」
「あのね…お兄ちゃんは…私には…どんな男の人が似合うと思う…?」
「ほぅ…なるほど。要するに、お前は誰かに告白されて、どうしようか悩んでいるわけだ」
「えっ!?どうして分かったの!?」
「ただ、適当に言っただけなんだが…」
「その…実はね…二人同時に…告白されちゃったんだけど…どうしようかな…って思って…」
「まぁ…贅沢な悩みですこと…」
「ゼイタク…?何で?」
「世の中には、恋人が欲しくても出来ない人は山程いるぞ、俺みたいに(苦笑)
 それを考えりゃ贅沢だろうよ」
「えっ…!?(お兄ちゃん、カノジョいないの!?じゃあ、まだ私にも…♥)」
「どうした?」
「あ、ゴメン…。ちょっと考え事を…」
「あっそ…。で、話を戻すが…」
「あ、そのお話はもういいよ」
「え?まぁ…お前がそう言うなら…。で、どうすることにしたんだ?」
「うん。二人とも断ることにした♪」
「そうか…。でも…もし俺が言ったことを気にしてるのなら、考え直した方がいいぞ?」
「ううん。悪いけど、私、別に二人とも好きじゃないもん♪」
「そうか。…何も力になれなくて悪かったな」
「私の方こそ、変な話してゴメンね。ありがとう、お兄ちゃん(ペコリ)」
「お、おう…」
「あのね…私ね、お兄ちゃんとだったら…付き合ってもいいかな♥」
「えっ…?」
「きゃっ!言っちゃった!恥ずかしいよぉ!…お兄ちゃん、ゴメン!今のは忘れて!(妹、部屋を飛び出していく)」
「全く…我が妹ながら…可愛い奴じゃねぇか…(兄、妹の後を追って部屋を出る)」

954 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/12 21:15 ID:???
テスト週間に入るまでに、何か一つ…。と思って急遽書いたんですが…。出来については言うまでもないですね…。
コレが最後かもしれないってのに、呑気なモンだ(w

>Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k氏
相変わらず、上の上ですね。
俺も、妹に勉強を教えることがあるんですが、妹がバカなのか、俺の教え方が下手なのか、
結局「あ〜!もう、イライラするんだよ!!」って俺がさじを投げて、勉強は終る…。
俺も、この二人のように影では優しく出来るといいんですが、現実は難しいッスねぇ…。

最後に、感想が遅くなってすいませんでした

955 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 01:58 ID:???
ホシュ

956 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 11:25 ID:???
次スレは>>970あたりが立てるとよかろう。

「お願いだよ、>>970おにいちゃん。」

957 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 13:02 ID:???
>>956
次スレを立てるより、どっかに移行した方がいいと思うんだが…

「妹キャラに萌えてる人」か、エロバージョンか、ここ→http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1048860314/l50 とかに…

958 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 05:01 ID:???
こっちがいいのでは…って、あそこも間借りスレなのだが。
あちらで提案してみては?


妹キャラに萌えてる人………
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1033178507/l50

959 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/16 22:22 ID:???
「〜♪♪」
「大層ご機嫌だな…どうかしたのか?」
「え〜!?分からないの〜?今日はぁ〜私のぉ〜誕・生・日だよぉ〜♪」
「そういえばそうだったな…。お前…何か欲しいモンはあるか…?」
「もしかして、何かプレゼントしてくれるの〜!?」
「ああ。何がいい?」
「う〜ん…映画のチケットがいい♪」
「ああ、いいよ。で、参考までに聞くが、、何が見たいんだ?」
「何でもいいよ〜♪お兄ちゃんが選んで〜♪」
「は…?どういうことだ…?」
「物よりも…お兄ちゃんと一緒にいたいの♪ね、いいでしょ〜?」
「いいよ。…だけど…」
「『だけど』何?」
「その…今から予行練習…つーことで…飯でも…食いに行かないか?折角の誕生日なんだし…」
「行く!行くよ!!うわぁ〜、お兄ちゃんが誘ってくれるなんて感激だよ〜♪」
「喜んでもらえてよかったよ…。じゃあ、行こうか」
「うん♪お兄ちゃん、帰りにケーキ買おうね♪」
「ああ、買おう買おう…」
「わ〜い!お兄ちゃん、大好き〜♪」
***********************
何やってんだよ、このバカップル共が!(w
本日、妹(上)の誕生日なんで、その記念に書いちゃいました。

さて…

多分、コイツが俺の最期の作品になると思います。
712から今まで、空気の読めないレスや、自己満足のSS、本当に申し訳無いです。
今回も、黙って消えりゃいいのに、空気を読まず、こんなことを書いているワケですが…。

それはさておき…皆様、長い間本当に有り難うございました!心より感謝しております!

960 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 22:45 ID:???
来るものは拒まず、去るものは追わず。
ご苦労さまでした。

961 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 23:13 ID:???
>>959
え〜行っちゃうの〜?やだ〜。寂しいよ〜お兄ちゃん。

962 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/21 16:39 ID:???
寂れてるな・・・

963 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/21 17:05 ID:???
じゃあ、>>962お兄ちゃん、何か面白いことやってよ〜!(期待に満ちた瞳)

964 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/24 21:31 ID:???
このスレも残り35レスぐらいになったが、結局この後はどうするの?
新スレ立てるの?移行なの?

965 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 20:16 ID:???
新スレキボンヌ

966 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 22:27 ID:???
新スレも良いけど、マターリしすぎのような気もしないか?
最近は他のSS職人も姿が見えないし。

とか言いつつも、このマターリ感が好きなので、新スレ希望なのだが

967 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 22:35 ID:???
でも、新スレ立ててもやる事がないっていうのが現状だろうね。

職人の中でも比較的積極的だった>712も引退宣言だしね…

968 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/29 22:06 ID:???
いつも話が中途半端で切れてるような気がするんだが…

結局スレ立てるの?立てないの?今のうちにハッキリ決めちゃおうよ。

969 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/29 23:27 ID:???
立てるに一票

970 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 00:19 ID:???
イラネ

971 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 12:45 ID:???
漏れも立てて欲しいが。職人さんを呼び込んで…

972 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:04 ID:???
「ね、ね、お兄ちゃん・・・一緒に寝よう?」
「お前なぁ・・・今日はレポートがあるから無理だ」
「え〜〜〜! そ、そんな・・・それじゃ、私が寝るまで傍にいて?」
「だからなぁ・・・って! ふん、分かったよ・・・泣くなよ! 傍にいればいいんだろ!?」
「うん、お願い・・・手も握っててね、絶対離しちゃ嫌だよ」
「分かった分かった、とっとと寝ろ!」

俺の妹は、超のつく寂しがりやである。
俺が数十分外出しようとするだけで、しょんぼりとした顔をしながら引き止めるのだ。
すでに高校1年にもなろうというのに(俺は高校2年)、未だにこの性癖は治らぬままだ。
だが、そんな妹だからこそ、守ってあげたいと思うわけで。
だから俺の出来る範囲内で、妹の願いはかなえてきた。

そんなある日、突然の不幸を妹が襲う。それは・・・俺の修学旅行である。
両親が仕事で不在がちな中、唯一頼れる俺が旅行でしばらくいなくなる。
それは妹にとって、死活問題であった。さて、どうしたものか・・・

「ねえお兄ちゃん、旅行・・・行くの?」
「そりゃそうだ、前から楽しみにしてたんだからな」
「キャンセルとか・・・無理だよね?」
「当たり前だろ! んな馬鹿な事するわけねぇだろ! 1週間くらい、我慢しろ!」
「でも・・・」
「つーか、いつかは言おうと思ってたが・・・少しは、俺に頼らなくてもがんばってみろ」
「・・・・・・!!」
「いつまでも俺にくっついてばかりじゃ、何も出来ないままだぞ」
「・・・もういいよ、私が嫌いになったんだね、お兄ちゃん・・・ッ!」
妹は泣きながら、部屋に戻ってしまった。

973 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:10 ID:???
「言いすぎたか・・・が、遅かれ早かれ言わなきゃいけなかったしな・・・」
流石に、少し強く言いすぎたかもしれない。しかし、言わなければならないことである。
俺が進学or就職すれば、妹とも離れ離れになる可能性がある。その時を見越して、だ。
今のうちから自立させねば、その時がえらいことになってしまう。複雑だ。
俺は居間で、今後の対応について熟考せねばならなかった。やれやれだぜ・・・

夜中。宿題をやっていると、ノックの音がする。すかさず、妹が入ってきた。
「お兄ちゃん・・・」
「お前だって分かってるはずだ、いつかは自立しなきゃいけないことを」
「うん・・・」
「1週間だ。こいつは試練・・・否、寂しさとの戦いだ。戦わなければ、飲み込まれるまでだ」
「・・・・・・」
「・・・旅行までの間、毎日添い寝してやる。1週間分の寂しさ、これで晴らせよ」
「・・・お兄ちゃん!」
妹が後ろから抱きつく。その頭をなでながら、俺は旅行中1週間の計画を練った。

974 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:20 ID:???
数週間後、旅行出発の日が来た。妹は朝っぱらから、ぐすぐすと泣いている。
「やれやれ・・・一生会えなくなるわけじゃないんだぜ? それに、ずっと添い寝してやったろ」
「だって、だって・・・」
ったく、もう出発しなきゃいけないのに、こうも足止めされると・・・俺も寂しくなるじゃないか。
必死に頭をめぐらせた挙句、咄嗟に俺は一計を案じ、妹に提案した。
「そうだ、俺の部屋を使え! そしたら、少しは寂しさがまぎれるんじゃないか」
「え・・・?」
「逆効果もありうるが、少なくとも俺の生活臭がしみこんでるんだ、添い寝と同じ効果にはなるだろ」
「・・・!」
「っと、もう行かなきゃ・・・いいか、ひたすら耐えろ! 俺は戻ってくるから!」
「うん・・・」
俺は空港に向かって出発した。後ろには、泣き崩れた妹の姿があったが・・・

1週間後、空港について自由解散になった俺は、秒速で家へ駆け戻った。
家に着くや否や、神速の動きでドアを開け、割れ鐘の如き大音声でのたまった。
「 お い 、 帰 っ た ぞ ! 」
・・・と、地すべりのような音を立てて、妹が胸に飛び込んできた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん! ずっと・・・ずっと寂しかったんだからぁ!」
「しばらくはこうやって家を空ける事はない。ちゃんと、傍にいてやるから安心しろ」
「うん・・・しばらく、抱きついていい?」
「勝手にしろ」
旅行疲れの体を引きずりつつ、久々の妹の笑顔を見られて満足満足。そして。
いつか来る別れの時まで、ちゃんと妹を守っていこうと思う俺だった。

975 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 23:32 ID:???
>>972-974
もう最高のシチュやね。漏れなんて今日好きな人に振られたってのに(´Д⊂グスン

976 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 00:25 ID:???
キタ―――――――――――!!
やっぱり次スレは必要だ…

977 :No.2 :03/07/01 02:25 ID:???
ご無沙汰です
仕事が忙しくてSSを書く暇がありませんでしたけど、ROMだけはしてました
で、次スレを立てましたので、これからもマターリと逝きましょう

978 :No.2 :03/07/01 02:26 ID:???
おっと、アドレスを貼るのを忘れていましたw

[第三弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1056993709/

979 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/03 19:21 ID:???
とりあえず・・・>>980から、妹の「1000(σ・∀・)σゲッツ!開始!」
って声が聞こえてくるだろう。

980 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 00:27 ID:???
お兄ちゃん、1000取り合戦開始だよっ!

981 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 19:49 ID:???
おにいちゃん、浮上するよっ

982 :_ :03/07/05 19:49 ID:???
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

983 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:15 ID:???
983

984 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:22 ID:???
984

985 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:23 ID:???
985?

986 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:37 ID:???
主砲一斉射撃! …前方の敵に浴びさせろ

兄上も… 意外とお甘いようで

987 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:40 ID:???
降りしきる雨の中、俺は全力で走っている。
制服は既にかなりの水を含み、靴の中も水浸しになっていた。
「ふざけんな!何が降水確率10パーセントだ!」
そんな叫びも、弾丸のような雨音に掻き消された。
「もう少しだ!!」
そう叫びながら角を曲がった時、一人の少女が傘を差さずに走っていたのを見た。
「まぁ可哀想なことで…」
少々皮肉を込めてそう呟くと、走るスピードを上げてその少女を追い抜かそうとする。
「あぁん!雨が降るなんてサイアクだよ〜!」
少女まであと数メートルに迫った時、そんな言葉が聞こえた。…この声には聞き覚えがある。
「よぉ、予報はずれの雨とは災難だったな」
俺はその少女の横に並び、話しかける。
「え…?あ!お兄ちゃん!」
そう、この少女は俺の妹だったのだ。
兄が妹を後姿で分からないというのは恥ずべきことかもしれない。
だが、妹は最初、俺が誰だか分かっていない様子だったので、まぁ、お互い様だろう。
「挨拶は後、さ、走るぞ」
「はぁはぁ…私は…いいから…お兄ちゃん、先に行って…」
「バカ、何言ってんだよ!ほれ、行くぞ!」
俺は妹の手を掴んで、再び全力で走り出す。
今は何かを考えている暇は無い。急がねば明日二人揃って病院行きだ。
「お兄ちゃんの手…暖かいね…」
「お前の手が冷たすぎるんだ」
「あっ、そうかもね…」
妹が強く俺の腕を握った。
家はもう、すぐ近くだった。

988 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:40 ID:???
「ふぅ…全く酷い目に遭ったよ…」
「まさか雨が降るなんて思わなかったよ〜」
ここは俺の家の玄関。
全身グッショリ濡れた二人はここで体を拭いたり、呼吸を整えたりしていた。
そんな間に、風も出てきたらしく、雨は家のドアを絶えず打ち続けている。
「お前もずいぶん濡れたなぁ…」
そう言って、ふと妹の体に目をやると…
「…ッ!?」
ヤバイ。
雨に濡れた妹の制服の夏服のシャツが透けて、下着がハッキリ見えている。
しかし、俺は、どうすることも出来ずに、ただそれを見つめることしか出来なかった。
「ん?お兄ちゃん、どうしたの?」
さすがに俺の視線に気が付いたのか、妹は俺の顔を覗きこむ。
「え…!?あっ…その…服…」
「服?…キャッ!お兄ちゃん、見ちゃダメだよぉ!!」
妹は途端に顔を真っ赤にすると、すぐに両手で『ソレ』を隠した。
「お兄ちゃん!何でもっと早く言ってくれなかったのよ〜?」
「スマン…」
「もう〜!誰かに見られてたらどうしよう〜!恥ずかしいよぅ…」
「大丈夫だ。少なくとも、俺と会ってからは誰にも会わなかった」
ま、俺と会うまでに誰かにあった可能性は否めない。
まして、その『誰か』が妹の『ソレ』を見た可能性は高い。
「そう?お兄ちゃんがそう言うなら…心配いらないかな?」
「ああ。気にしたって何にもならねぇよ。さ、風邪ひくぞ。シャワーでも浴びて来い」
「うん!じゃあお先に〜♪」
妹は、嬉しそうにお風呂場の方に駆けて行った。
「お兄ちゃん!さっきはありがと♪」
と、一瞬、こちらを向いて手を振る。…勿論、前を隠すことなど忘れていた。

989 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
俺はシャワーより先に着替えを済ませ、リビングで、コーヒーで一息ついていた。
雨は先程と変わらず、ガタガタと窓を揺らす。
突然、閃光が走り、数秒後、爆音が聞こえてくる。
「雷か…ま、結構遠かったから心配無しか…」
呟いて、俺はカップをゆっくり口に運んだ。
そのとき…
「わぁーー!!!お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
バスタオル一枚のみを身に纏った妹が部屋に飛びこんできた。
「よぉ。どうかしたか?」
「かっ!かっ!カミナリぃ!!!!」
「へぇ。お前雷嫌いだったのか?」
「大嫌いだよ〜!!お兄ちゃん、助けて!怖いよぉ!!」
良く考えれば、普通、裸に近い格好で飛び出すなんて、まともな精神状態じゃ出来ないだろう。
いや、コイツならやりかねんか…。
しかし、雷が嫌いだというのは初耳だね…。
「ま、いいや。じゃ、俺はシャワーでも浴びて来ますか」
「ダメぇ!行かないでよ〜!お兄ちゃぁん!!」
「大丈夫だって、雷なんてそうは落ちないし、仮に落ちたとしても停電になるだけだ」
「でも、怖いんだよ!!お兄ちゃん、お願い!!私を一人にしないで!!」
その瞬間、再び閃光が走る。
「ひゃぁ!!」
気の抜けた叫び声とともに、妹が俺の胸に抱きついてくる。
「怖いよぉ…お兄ちゃぁん…!!うわぁぁぁん!!」
目からボロボロと涙を流し、妹が訴える。
「分かった分かった。俺はどこにも行かねぇよ」
「うう…ひっく…ひっく…お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
「ところで…服を着てくれないか?」
「うん…。だから…お兄ちゃん着いてきて…」
「はいはい」
俺はまだ泣いている妹の腕を引っ張って、妹の部屋に向かった。

990 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
「お兄ちゃん、ちゃんといるよね?」
「当たり前だ。どこにも行かないから、いちいち確認するな…」
妹の部屋のドア一枚を隔てて、俺と妹が立っている。
妹は部屋の中にいて欲しい。と主張していたが、さすがに勘弁してもらった。
「着替えは終ったか?」
「ちょっと待ってて!もう少しで行くから!」
「いつまでも待ってるから、落ち着けよ」
「うん。ありがとう、お兄ちゃん…」
俺が腕を組んでしばらく待っていると、妹がドアを開け、姿を見せた。
「お兄ちゃん、お待たせ〜♪」
「お、元気になったな」
「うん。まだ雷は怖いけど…お兄ちゃんがいればヘイキだよ!!」
「そうか、そりゃ良かった」
「あのね…。今日は一杯迷惑かけちゃったし…お兄ちゃんにお礼がしたいんだ…」
「別に、礼には及ばん…」
「ううん。お兄ちゃんは、何度も私を助けてくれた♪私、とっても嬉しかったよ♪
 だから、今日の晩御飯は私が作るの♪お兄ちゃんが大好きな物をい〜っぱい!!」
「…いいのか?」
「その代わり…私のそばにいてくれないかな?やっぱりお兄ちゃんがいないと怖いから…」
「ああ、構わねぇよ…」
「ホント?お兄ちゃん、ありがと〜♪」
「さ、早く飯を作ってくれ。かなり腹減った」
「うん♪すぐ作るからね♪」
「ああ、楽しみだ」
「私の料理食べたら、お兄ちゃん、私に惚れ直しちゃうかもよ〜?」
「ははは、期待してるよ」
「うん♪大好きなお兄ちゃんに、愛を込めて作っちゃうよ〜♥」

雷が一度大きく鳴ったが、妹は変わらず、まるで太陽のように笑っていた…

991 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:43 ID:???
712がこのスレに特別復活〜!そして新スレおめでとうございま〜す!

さて、「何で、またノコノコと出てくるんだよ!」と思ってる人は多いと思います。
実は、つい先日終了宣言を書いたのですが、折角だし、埋め立てぐらいなら…と思い、
こんな物を貼ってしまったわけでございます。
まぁ要するに、『何となく』です。暇なときに何となく縦読みでもしてやってください。

今回は誰にも迷惑はかけてないと思うんで、「ウゼェんだよ!」と思ってる方は、
黙って透明あぼ〜んをオススメしますよ。

また、今回ちゃんとチェックしてないんで、誤字脱字は多いと思います。あしからず。


>>988-990が何だかよく分からないけど名無しになってる…

992 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:51 ID:???
>>987-991
おかえりなさい。お疲れ様で〜す。漏れは楽しみにしておりますです。

993 : :03/07/05 22:10 ID:???
お兄ちゃん、ぼ〜っとしてると、私が1000ゲットしちゃうぞ〜♪

994 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:19 ID:???

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995 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???

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1000 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:23 ID:???

いまだ!1000ゲットオォォォォ!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    (´´
    ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚ー゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ




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0ch BBS 2004-10-30