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[第二弾]妹に言われたいセリフ
- 515 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/06 20:27 ID:???
- 役目を終え、部屋の片付けも済ませた俺は部屋を出て行こうとする。
そこでハタと気付いて、本来の目的を遂げようとする。
「おまえさぁ、今日何の日だか知ってるか?」
「え・・・・・・あ!」
「忘れてたのかよ・・・」
「う、ううん!そんな事ないよ!」
思いっきり忘れていたようだ。俺はフゥとため息をつく。
すると妹は言った。
「今からちょっと買ってくる。まだやってるお店があるの知ってるから」
「何の店だよ!?」
「いいから!」
妹は身支度もそこそこに、家を飛び出してしまった。
夜11時。明日は学校だというのに・・・
とりあえず、家を出て妹を追いかける。
- 516 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/06 20:41 ID:???
- 何とか追いついた。
「こんな夜遅くじゃ何かと物騒だろ・・・一緒に行くよ」
「・・・うん・・・わかった」
深夜の散歩とでもいうべきか。どことなく、ものさびしい。
11時25分、アーケード街に着く。妹は駆け出していった。
「すぐ戻るから!」
・・・10分が経過し、妹はなにやら包みを持って帰ってきた。
「何を買ったんだ?」
「それより、早く家に帰らなきゃ間に合わないよ!」
言われて気付き、小走りに家に帰る。
家に着いたのは11時55分だった。
妹は包みをテーブルの上に置き、手早く開封する。
ストロベリーショートケーキだった。俺の好物の一つだ。
「ごめんね・・・これしか残ってなかったの・・・」
「いいじゃんか、俺はこれでも十分だ・・・」
電気を消し、ろうそくを一本立てて火をつける。
「11時59分・・・間に合ったね、お兄ちゃん」
「ああ・・・ったく、このまま忘れられるかと思ったよ・・・」
「ごめん・・・あ、お兄ちゃん・・・お誕生日おめでとう・・・!」
「うん」
ろうそくの火を吹き消す。そして電気をつける。
「明日は学校かぁ・・・喰ったら、早く寝なきゃな」
「ねぇ、お兄ちゃん・・・一緒に寝ていい?」
「は?」
「だって、また蜘蛛が出てきたら怖いんだもん・・・それに、これもプレゼントの一つだよ?」
「しゃぁねぇな、分かったよ」
「・・・うれしい!」
どういう流れでこうなったのか、今晩は妹と枕を並べる事になった・・・
続きをよろしく。駄文スマソ
- 517 :NO.9 :02/09/06 20:49 ID:???
- 私も便乗させて貰っても良いでしょうか・・・?
妹の自転車も物置にはなく、自転車で出かけたことは明白だった。
「あいつ、どこ行ったんだよ」
急いで自転車を取り出し、悪態を吐きながらも自転車を走らせる。
俺もこんな遅くに出かけたことはあまりない。
いつも通り慣れた道のはずだが、どこか異空間のようにも見える。
それに、蒸しているためか、シャツにべっとりと張り付く汗が気持ち悪い。
嫌な予感がしたが、それを打ち消すように額の汗を拭い、ペダルを漕ぐスピードを速めた。
取りあえず、広い通りまで出てきた俺は、どこへ行くべきかを考えた。
「この辺りでこの時間までやっている店と言えば・・・」
@添加物無使用の自然派パン屋
A家族ぐるみでつきあっているケーキ屋
B本格イタリアンピザ屋
食べ物ばっかりかよ、自分!と言うツッコミを入れつつ次の人にバトンタッチ。
- 518 :NO.7 :02/09/06 22:02 ID:???
- >>517の続き
A家族ぐるみでつきあっているケーキ屋
とっさに、そう思った俺は自転車を走らせた。
程なくして問題の店が見えてきた。俺は自転車を止める時間ももどかしく感じそのまま
飛び降りる。主のいなくなった自転車が電柱にぶつかって、ものすごい音を立てたが
そんな事にはかまわずに店に飛び込む。
「いらっしゃいませー」
少しだけ眠そうに声をかけてくるのは昔から付き合いのある店員に妹が来たかどうか
尋ねる事にした。
ああ、そうそう。この店員は俺達の昔からの・・・・・
@俺に惚れてる女幼馴染(犬型+ヤキモチ)
A妹に惚れている男幼馴染
B俺と妹、両方狙ってるヤバイ幼馴染
- 519 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/06 22:40 ID:???
- 俺のSSは無視なのか、NO.9殿?
駄文だから仕方ないとはいえ・・・ちと悲しい。
- 520 :NO.7 :02/09/06 22:44 ID:???
- すいません>>518のSS中の下から3番目が致命的に電波文になってしまいました
正しくは
少しだけ眠そうに声をかけてくるのは昔から付き合いのある店員だ。
こいつに、妹が来たかどうか尋ねる事にした。
で、お願いします。スレ汚しすみませんでした
- 521 :NO.7 :02/09/07 07:57 ID:???
- >>519
恐らくNO.9氏は515を読んだ時点でSSを書いたのではないでしょうか?
しかし、カキコ欄に直接書いていたので516のSSに気が付かなかったと予想できます
とりあえず,折れは「515から運命分岐したんだぁ〜☆」なんて勝手に脳内補完して517の続き
を書いてしまいました。混乱の原因を作ったのは折れですね、ごめんなさい
- 522 :NO.9 :02/09/07 15:20 ID:???
- >>Masked Rider Moe ◆ERF1YrA.氏
原因を作ったのは私です。申し訳ありませんでした。
NO.7氏が仰ったように、515を読んで、直接書き込んだのです。
書き込む前に確認すべきでした〜。
これからは落ち着いて行動しよう・・・。
y=ー(゚∀゚)・∵. ターン
逝ってきます。
- 523 :NO.9 :02/09/08 09:10 ID:???
- 流れを止めてしまったようで申し訳ありません。
取りあえず、私が書いているSSはまとまり次第うpしますので、
517は歴史の闇にでも葬ってくださいな。
そうなるとNO.7氏に迷惑がかかるか・・・。
NO.7氏、ごめんなさい。
- 524 :NO.8 :02/09/08 20:11 ID:???
- 書き込まないことには始まらないので。
NO.9氏&7氏の世界は、パラレルワールドとして、この話が終わったらor平行して
書くのはどうでしょう?
>>516からの続き・・・。
「うう、やっぱり一人用の布団に二人で寝るのは狭いね」
「だから言っただろう。大人しく自分の布団で寝た方が良いんじゃないか?」
「蜘蛛出たら嫌だもん・・・」
ちょっとふてくされる妹。
俺は、妹と寝ることを承諾し、責任がかからないよう、根回しをすることにした。
「まあ、寝ているときにどこを触ったとか言うのは無しだぞ。こんなに狭いんだから
」
実際、一人用の布団に二人で寝ているのだ。何があるかは分からない。
胸を触った程度で済むならまだ良いが、寝相の悪い妹のことだ。
朝起きたら、俺の口の中に妹の足が入っているかも知れない。
「変なコトしないでよ、お兄ちゃん・・・」
「お前も寝相良くして寝ろよ。昔っから寝相悪かったもんな」
「悪くないよ〜」
「いいや、悪かったぞ。俺は覚えているぞ。
昔、爺ちゃんの家に遊びに行って、同じ布団で寝ていたときだ。
朝起きたら、お前は約90度回転して、お前の足が俺の口の中に入っていたぞ」
「そ、それは昔の話だよ・・・」
これに関しては妹も覚えていたようだ。ばつが悪くなってか、言い淀む妹。
流石に可哀相になってきたのでこの辺で止めてやった。
- 525 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/09 11:08 ID:???
- >>524(NO.8氏)
それでいいと思う。
〜続き〜
妹がしょんぼりしてしまったので、慌てて話題変換をする。
「そっ・・・そういやさ、お前もあの頃から比べると大きくなったよな」
「えっ? あ、うん・・・まあね」
「昔といやぁ、足の事もそうだが・・・」
「足はもういいよ!」
「あ、悪い悪い」
しばらく、小さい頃の話に花を咲かせる。過ぎ去った過去・・・楽しかった日々・・・
・・・・・・色んな思い出があった。今も大事なもの。
話が一段落ついたところで、妹は眠くなってきたらしい。
「眠いな・・・」
「・・・寝るか」
「うん・・・」
- 526 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/09 11:22 ID:???
- 俺も、まぶたが重くなってきたようだ。と、妹が不意に口を開く。
「そうだ!お兄ちゃんに抱きついて寝れば、寝相なんて関係ないじゃない」
「・・・本気か?」
「うん♪」
「まあ、それで足が防げるのなら、問題ないか・・・」
「んもう!・・・いい?」
「勝手にしろい」
「ありがとっ!・・・あ、そういえば・・・」
俺にぴったり密着しながら、妹はつぶやく。
「お兄ちゃん、私が小さい頃にお兄ちゃんと約束した事、覚えてる?」
「え?」
「私は・・・お兄ちゃんと・・・」
「っと・・・なんだっけ?」
「・・・・・・」
「・・・あれ?」
妹の顔を覗き込む。
「スー・・・スー・・・」
「寝ちまったのかよ・・・気になるなぁ・・・」
思い出そうとするが、どうにも思い出せない。とりあえず、目をつぶる。
妹の髪をなでながら、つぶやく。
「おやすみ・・・」
「・・・ッッッ」
朝起きると、予想以上の展開になっていた。
「足の方がまだよかった気もする・・・何をどう間違ったらこういう姿勢になるのやら・・・」
とんでもない姿勢だった。
「とりあえず・・・寝るしかないか・・・?だが、目はもう冴えてるしなぁ・・・」
妹は、俺のあしにしっかり抱きついている。しかも、180゜回転している。
妹の顔は、俺の太ももの付け根にあった。当然、俺の目の前には・・・いや、言うまい。
「寝相の悪さは変わんねぇ・・・否、パワーアップしてるぜ・・・」
しばらくこの姿勢のまま、動けないようだ・・・俺はため息をついた。
- 527 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/09 11:26 ID:???
- 補足文。
幸い、登校時間までには時間の余裕がたっぷりとある。
「さて、どうしたものか・・・」
1、起こす
2、起きるまで待つ
3、二度寝
- 528 :NO.8 :02/09/09 20:27 ID:???
- >>527の続き
「うーむ、ここはどうすべきか・・・」
3番を選ぶのも良いが、折角起きたんだ。再度寝るには勿体ない。
かといって2番を選ぶと、妹が起きたときに何を言われるか分からない。
結局、1番、つまり妹を起こすことにした。
無論、妹を俺の足から引き剥がし、再度180度回転させてだが。
「おい、朝だぞ。起きろ」
着替えを終わらせ、部屋を出ていくだけの状態になった俺は妹を起こす。
だが、なかなか起きない。昔から寝起きの悪い奴だった。
「起きろってんだ。母さんが来たらどうすんだ?おい!」
妹の肩を揺すって起こしにかかる。
「ちょっと待ってよ、お兄ちゃん・・・」
「待たない。早く起きろ」
「早いよ・・・今、何時?」
「もう6時だ。健全な学生は起きて朝飯を食う時間だぞ」
「普通の人はそんなに早くご飯を食べないよ・・・」
そう言ったきり、また睡眠の波に飲まれる妹。
- 529 :NO.8 :02/09/09 20:28 ID:???
- 「おーきーろー!!」
今度は頭をぺちぺちと叩きながら起こす。
うるさそうに俺の手をはねのけ、寝ぼけ眼で俺を見る。
「ほら、起きろ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「な、何だよ・・・」
「・・・起こして」
そう言って布団から両手を出す妹。
どうやら、手を引っ張って起こして欲しいらしい。
朝っぱらから眩暈のした俺だが、これで妹が起きるのならと思い、手を引っ張った。
「えへへ・・・」
嬉しそうな妹だが、俺の口からは思わず溜め息が出た。
「ほら、はやく部屋に行って着替えてこい」
妹を部屋から押しだし、妹の部屋まで押していく。
もしかしたら、また寝ているのではないだろうかと思い、部屋を覗こうと思ったが、
もし着替え中だったら大変なことになるので止めておいた。
バトンタッチです。
- 530 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/09 23:06 ID:???
- 〜続き〜
・・・着替えの済んだ妹と食卓を囲む。
「お兄ちゃん、覗いてなかった?」
「はぁ!?なにバカなこと言ってるんだよ!!」
「だって、気配がしたんだもん」
「いい加減な根拠で人を覗き魔にすなッッッ!!」
いつもの食卓。ふんわかと過ごす飯の時間。
「っと・・・そろそろ行かなきゃな・・・」
「うん♪」
- 531 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/09 23:07 ID:???
- 家を出る。しばらく歩いてるうち、ふと思い出した事があった。
食卓の壁に掛けてある時計って、狂ってなかったか・・・!?
登校路の途中にある大手スーパーの前には、待ち合わせの場所として使われている時計塔がある。
妹を促して、時計塔まで小走りに行く。
「・・・しまったぁ!!」
登校時間は8時15分までである。家から学校までは15分の道のりだ。
そこでいつも、余裕を持って7時50分に出るようにしているのだが・・・
時計塔は8時12分を指していた。このままでは、間に合わない。
「やっぱり時計は狂ってたんだ・・・ッッッ!」
時計塔から学校までは、“秒速”ダッシュで行ければ5分はかからないはずだった。
“秒速”ダッシュを考えるのと同時に、俺は妹の手を引っ張って走り出した。
「っしゃあ!!いっくぞぉぉぉッッッ!!!」
「え?え!?ちょっと、お兄ちゃん!!」
俺は妹の手をつかんで“秒速”で走った。妹も、かろうじてついてくる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・つ、着いたァ・・・」
ぎりぎりで滑り込めた。もう少しで、校門が閉められるところだった。
「はぁ、はぁ・・・お兄ちゃん、ちゃんと言ってよ・・・遅れそうだって・・・」
「いちいち説明してたら、間に合わなかっただろうが・・・」
「でも、嬉しいな。お兄ちゃん、わたしの手をギュ〜〜〜って 握って走ってくれたから・・・」
「当たり前だろが!一緒に遅刻するのも嫌だし、一方が遅刻になるのも嫌だからな」
「えへへ・・・そうだね」
話している間に靴箱を通過し、教室へと向かう。妹は2階、俺は3階だ。
「んじゃ、今日もがんばるか・・・」
「うん、お互いにがんばろっ、お兄ちゃん」
そうして、俺達は互いの教室に向かうのであった。
- 532 :NO.7 :02/09/11 00:53 ID:???
- >>524
遅レスだけど了解
パラレルワールドで折れはOKです
今、続いているSSを追う形でいいですかね?
- 533 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/11 00:58 ID:???
- なんか>531できれいに終わってるような気が・・・
もうこのままパラレルいっちゃってもいいんでは?
意見キボーン
- 534 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/11 14:45 ID:???
- パラレルの方キボーン
- 535 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/11 16:50 ID:???
- なんとかして、>>531と上記のパラレルをつなげられないかな?
- 536 :NO.7 :02/09/11 21:31 ID:???
- >>535
やりたいけど
どう工夫しても最近発売した某KID作品のパクリって言われそうで
ちょっと恐いかも
- 537 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/12 23:04 ID:???
- >>536 NO.7氏
それでも十分良いと思われ。
もしかして、某作品とはE○ER17?
- 538 :NO.7 :02/09/13 18:22 ID:???
- >>537
そうです
折れの貧弱な頭ではパラレルに繋げるネタは哲学視点・超能力・トンデモ科学
ぐらいしか思いつかないので、ほとんどネタが被ってしまう
ところで、パラレルSSも萌え方向でいくのですか?
- 539 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/13 20:09 ID:???
- >>538
萌 え ぬ 妹 な ど 妹 に あ ら ず
- 540 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 01:38 ID:???
- 落ちかけてるので、age
・・・SSはまだ載らないの?
楽しみなんだがなぁ
- 541 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 10:04 ID:???
- お兄ちゃん、ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!
- 542 :NO.7 :02/09/15 10:11 ID:???
- いまさら聞くのもアレなんだが
SSって、どこから再開すればいいの?
- 543 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 13:48 ID:???
- >>542
>>531のあとに、>>518を無理やり持ってくるとか?
- 544 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 14:03 ID:o4xatiAW
- 実の妹に“○○くん”と、実名で呼ばれてますが、何か?
- 545 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 14:50 ID:???
- 〜番外編〜 (80%実話)
残暑も終わりかけの先日、妹は帰ってくるなり一言発した。
「お兄ちゃん、私、生まれて初めて変質者に会ったよ」と。
俺は「は?」としか言えなかった。
「まあ、変質者と言ってもね、露出狂だったんだけど」
部屋に帰り、制服から私服に着替えて来た妹はそう言った。
「何もされなかったのか?」
心配になって俺は聞いてみた。
が、見た限り、あっけらかんとしているところを見ると、何もなかったのだろう。
「うん、車が止まっていてね、何か下半身だけ出していたんだ。
最初は着替えているのかと思ったよ」
のんきな妹だ。
「しかも、眼鏡をかけていなかったから殆ど見えなかったんだけどねー」
妹は目が悪く、眼鏡をかけないと遠くのものはハッキリ見えない。
が、自転車を走らせたり、日常生活動作は裸眼でも行えるくらいだ。
「まあ、何にもなかったのなら良いが、これからは気を付けろよ」
兄としては非常に心配だ。
「うん、多分大丈夫だと思うよ。それじゃあ、私、勉強するから部屋に戻るね」
そう言って妹は部屋に帰った。
だが、妹は扉を閉める瞬間、一言を発した。
「あんまりよく見えなかったけど、アレ、お兄ちゃんのより小さかったと思うな」
俺が驚いて妹の方を向くと、妹は既に扉を閉めていた。
俺はすぐさま妹の部屋のドアを叩きながら叫んだ。
「おい、何故お前がそんなものの大きさを知っているんだ?どこで知った!?」
部屋の中から妹の声が聞こえる。
「いや、何となくだよ、何となく」
どこか笑いを含んだような声。
俺は背筋が寒くなるのを感じた。
- 546 :545 :02/09/15 14:53 ID:???
- と言うわけで実話が殆どの話です。
>NO.7氏
ケーキ屋を生かそうとするなら、学校の帰りにケーキ屋に寄ったという方向ではどうでしょうか?
ちょっとその前を変革する必要が出てきますが・・・。
- 547 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/15 16:57 ID:???
- >>544
(・∀・)イイ!
- 548 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/15 17:29 ID:???
- >>546
では、学校帰りという設定を使用する。
授業が全て終了し、放課後になった。朝、秒速ダッシュをしてきた道を帰っている。
と、妹があるケーキ屋の前でとまった。
「どうしたんだ?」
「あ、なんでもないよ。おいしそうだなって」
「ふぅん・・・んじゃ、買うか?」
「ううん、いいよ」
「そうか」
そして、家にたどり着く。
・・・それから、風呂入って晩飯食って・・・
寝るときになって、妹の部屋がやけにシーンとしているのに気付いた。
(この時間はまだ起きているはずだが・・・?)
ノックして、部屋をのぞいてみる。
「・・・・・・ッッッ」
人の気配がしないはずである。
部屋の主・・・すなわち俺の妹はいなかったのだから。
>>517-518 に続く〜
- 549 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/15 17:38 ID:???
- >>518からの続き〜
独断ですまないが、@を選ばせていただく。
「あら、いらっしゃい」
答えている時間ももどかしく、早急に尋ねる。
「おい、あいつこなかったか?」
「あいつ?」
「俺とお前の間で、あいつって言ったら一人しかいねぇだろ」
「ああ、妹さんね」
女幼馴染は、しばらく髪をいじって考えていた。
考え事をする時に、髪をいじくって考えるのはこいつの癖である。
「来たわよ、ケーキ買いに。欲しかったケーキがあったけど、その店が閉店してたって」
「ケーキ?」
「昨日はちゃんとしたケーキを出してあげられなかったからって。すごく急いでいたわよ」
「そ、そうか・・・で、いつまでここに居たんだ?」
「時計見てなかったから分かんないけど・・・15分くらい前かしら?」
「って事は、入れ違いかぁ・・・わり、サンキュ。すぐ追っかけるよ」
俺は急いで店を飛び出そうとした。
- 550 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/15 17:43 ID:???
- すると、呼び止められた。
「なんだよ!急いでるの分かってんだろ!?」
俺が叫ぶのと同時に、箱を手渡す。
「・・・これは?」
「昨日、誕生日だったんでしょ。プレゼントよ」
どうやら、新作のケーキらしい。とりあえず、礼を言う。
「ありがとな。じっくり賞味するぜ。じゃな」
言うが早いか、俺は店を後にした。
彼女が、今にも泣き崩れそうな、悲しげな顔をしていたのにも気付かずに。
- 551 :NO.7 :02/09/15 23:38 ID:???
- >>550の続き
〜不確定妹編〜(勝手に命名スマン)
俺は店を出ると、壊れた自転車を無視して商店街に走った。
しかし、この時間まで開いている店があいつの店以外にあるわけ無く。結局、無駄足になった。
「どこに行ったんだ?あとはあのスーパーしかないぞ…」
俺は最後の可能性を確かめに登校路にあるスーパーまで行ってみた。
「やっぱり、いないか」
そこにも妹はいなかった。俺はその場に座り込んだ。思えば先程から走りっぱなしなのだ、
少しは休んでもいいだろう。ちょうどケーキだってある、休憩タイムだ。
それにしても、今は一体何時なのだろう?妹を捜し始めてから随分と時間が経っている気がする。
俺は時間を見ようとしたが時計の携帯も家に置いてきた事を思い出した。仕方が無い、あの
時計塔でガマンするか。そう、思って時計塔の方を見る。しかし・・・
「あれ…?」
そこに時計塔は無かった。
そして、その代わりにそこにあったのは妹の後ろ姿だった。
「お、おい…!」
俺がパニックを抑えながら声をかけると妹は振り返った。そして、その顔は・・・・
@無邪気に笑っていた
A悲しそうに泣いていた
- 552 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/16 18:14 ID:???
- ホシュニキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
- 553 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/16 23:38 ID:???
- 漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
- 554 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/18 09:55 ID:???
- お兄ちゃん。保守だよ〜。
- 555 :No.12 :02/09/18 19:18 ID:???
- みなさんお久しぶりです
- 556 :おにい :02/09/19 00:54 ID:???
- 妹「おにいちゃん、ガーターベルトはショーツの上か下かどっち?」
兄「う〜〜〜〜〜ん」
- 557 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/19 03:14 ID:???
- ガーターだけで。
- 558 :ょぅι゛ょダイスキ :02/09/20 02:39 ID:???
- さっき実妹に「ねえ、クンニリングスってなぁに?」とか聞かれますた。
もうね(略。
- 559 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/20 03:23 ID:???
- 実地で教育。
- 560 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/23 00:51 ID:???
- 流れ流れた葱妹萌話スレ!
ついに!
兄@えいえん ◆OBvsnTQE さんが降臨!
これからも!やってくれます萌話スレ@葱板!
われこそはと思わん方は
さぁご来場歓迎!萌えバナ大歓迎!
葱スレ継承は、追い出され組のしたらばでも
荒らしの立てた葱でもありません!
難民板なのです!
したらばや葱をブッ潰しましょう!
勇者集まれ!集え!神よ!
【ビューティフル】萌話群島妹島2【ドリーマーズ】
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1032632345/
- 561 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/24 23:53 ID:AAfu3b4m
- 兄上、動きめさるな!ハエが止まっておりますぞ。(チャキッ
バキューン
- 562 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/25 00:17 ID:FxSulJa0
- 兄上、動きめさるな!ハエが止まっておりますぞ。(チャキッ
バキューン
- 563 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/25 00:25 ID:???
- 待て待て待て待て!!じゃあ何か!?お前は近親相姦がやりたいって言うのか!?お前バカだろ!!
- 564 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/25 22:39 ID:JK3vPmn/
- 近親強姦こそ、世界最強の格闘技である
- 565 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/26 23:55 ID:???
- 保守
- 566 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/28 04:13 ID:???
- hosyu
- 567 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/28 22:49 ID:???
- 保守
- 568 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/29 02:56 ID:???
- 保守
- 569 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/09/30 00:46 ID:???
- 保守
- 570 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/02 04:28 ID:???
- みんなどこへ逝ったのやら・・・
- 571 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/10/02 21:39 ID:???
- さりげなく帰ってきてみる。
スマソ・・・myPCが逝っちまってたのさ・・・
SSはもうしばらく待っといてくれ・・・
- 572 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/02 22:01 ID:???
- 自分は何も出来ないけどせめて応援だけでも、
>>571さん期待してます。
- 573 :Masked Rider Moe ◆CAERF1YrA. :02/10/04 01:27 ID:???
- PCの調子がいいうちに、短文掲載しておこう。一応、ageておく。
(@を選択する・・・)
「お兄ちゃぁ〜ん!」
こっちへ走ってくる妹。やれやれ、心配掛けやがって・・・とつぶやきつつ、そっちに向かう。
「お前なぁ・・・こんな時間に何やってんだよ!」
「・・・だってぇ」
「だってもクソもねぇ!心配したんだぞ!!」
とりあえず、妹を家まで引きずって帰る。
有志よ、続きを・・・たのむ。
- 574 :No.8 :02/10/04 07:14 ID:???
- 入院してますた。
と言っても全身打撲程度の怪我でしたが。
家に帰って・・・。
「そうそう。俺の誕生日だと言ってな、アイツが新作ケーキくれたんだよ」
「アイツって・・・?」
「俺とお前の間で『アイツ』と言えば1人しかいないだろう」
「あ、お姉ちゃんね」
「そうそう。と言うわけで俺はお茶を入れるから、お前はケーキの用意をしてくれ」
「うん。分かったよ」
美味しそうな紅茶が入って俺は少し満足げだった。
だが、そこに妹の困ったような声が響いた。
「お兄ちゃん。ケーキ持って走ったでしょ」
そう言えば妹を捜すために全力で走った記憶が。
ん?全力で走った・・・と言うことは・・・。
「・・・ケーキ、バラバラだよ」
そう言ってケーキの箱を開ける妹。
中には既に原型を留めないケーキがあった。
言葉を失う俺。
「いや、違うぞ。妹よ」
「ん?」
「腹に入れば全て同じ。この様になっても食べれば美味しいのは変わらない!」
「まぁたお兄ちゃんのこじつけが出たよ・・・」
「うるさいなぁ。美味しければ良いだろう?」
「でも、お姉ちゃんが作ったんだからきっと美味しいよね。見た目は悪いけど」
「そうだ。大切なのは見た目じゃない。本質を見抜くのだ妹よ」
「はいはい、言ってなさい私は食べるから」
そう言って妹は箱の中に直接フォークを差し込み、ケーキを食べ始めた。
続きは頼みます。
- 575 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/04 20:03 ID:???
- リレーSSが始まると、良スレも糞スレになる罠
- 576 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/05 01:18 ID:???
- いままでのどこが良スレだっだのか小一時間(略
- 577 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/06 05:24 ID:???
- >>574
大変でしたね。おかえりなさい。
- 578 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/06 05:25 ID:???
- >>575-576
(・∀・)カエレ!!
- 579 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/08 06:59 ID:???
- 保守。
SS作家さん頑張れ〜。
- 580 :NO.8 :02/10/08 18:08 ID:???
- 続きです
妹がそう言ってケーキを口に入れた瞬間、動きが止まった。
「おい、どうした?」
俺が声をかけても全く反応せず、宙を見つめたままだ。
「おーい、帰ってこい」
そう言って頬を軽く叩こうとしたとき、妹の口がかすかに動いた。
「これは・・・凄い」
ぼそりと一言だけ言って、また動きが止まる妹。
凄いって、ケーキのことだろうと思い、俺も口にしてみる。
口に入れた瞬間、俺も動きが止まってしまった。
「どう、凄いでしょ・・・」
妹の問いかけにも暫くは答えられなかったほどだ。
これほど美味しいケーキを食べたことが俺の人生で今まであっただろうか?
これから先も、こんなに美味しいケーキを食べることは無いように思われる。
そこまで美味しいケーキだった。
「お姉ちゃん、凄いね。こんなに美味しいケーキを作れるんだから」
妹の言葉に、俺は無意識のうちに頷いていた。
「よし、私もお姉ちゃんにケーキの作り方を習って、お兄ちゃんに食べさせてあげるね」
妹はそう宣言すると立ち上がり、部屋に行ってしまった。
「やれやれ・・・お前の料理下手はみんな知っているだろう。止めとけ止めとけ」
目の当たりにして言うと怒りそうなセリフを吐いて、俺も立ち上がった。
いつの間にかケーキは無くなっていた。無意識のうちに食べてしまっていたようだ。
あれだけのケーキを無意識で食べてしまうのは勿体ないな、と思いつつ、
ケーキの箱を『燃えるゴミ』のゴミ箱に入れる俺だった。
何か主題がずれて来てしまった・・・。
一応、次回は3人で料理をする予定です。
- 581 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/10 01:19 ID:???
- >>580
とても(・∀・)イイ!
- 582 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/11 05:06 ID:???
- 保守
- 583 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 02:01 ID:???
- 誰もこねぇ…
みんな、向こうの妹スレに逝っちまったのか?
- 584 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 02:28 ID:???
- >>583
向こうってどこかキボン・・・
- 585 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 06:08 ID:???
- >>584
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gal/1030280364/
ここのことじゃないの?違ってたらスマソ。
- 586 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 07:25 ID:???
- ありゃぁ・・・。向こうは確かに盛況だねぇ。
こちらはこちらでマターリと行きましょう。
どちらも妹を可愛がるスレと言うことですから。
- 587 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 10:43 ID:???
- 向こうは猟スレすぎ
電波が満載で恐いYO!
- 588 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 14:34 ID:???
- >>585
THX!!!逝ってみるよ。。。
- 589 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 14:41 ID:???
- 逝ってきますた。確かにデムパがよくハシーンされてますなw
でも盛り上がってるから(・∀・)イイ!あんがと
- 590 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 21:39 ID:???
- 向こう急に伸び出したなぁ・・・
- 591 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 23:33 ID:???
- ここの住人はやっぱり向こうにも逝ってるんだよね
向こうってそんなに面白いの?
- 592 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/14 23:45 ID:???
- 向こうはここの前スレみたいな感じ。
- 593 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/15 06:37 ID:???
- こっちはマターリムードが漂うからな。
騒ぎたいときは向こうのスレ。
落ち着きたいときはこちらと言うことで(w
- 594 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/15 11:50 ID:???
- >>593
君もメー欄を確認する位は落ち着くんだ
ってゆーか、ネタ?
- 595 :593 :02/10/15 22:16 ID:???
- ああ。やってしまった・・・。タイプミス。
お詫びです。
ttp://www.moemoe.gr.jp/cgi-bin/imgboard/img-box/img20021015221522.jpg
ttp://www.moemoe.gr.jp/cgi-bin/imgboard/img-box/img20021015221442.jpg
マターリ行けることを望みます・・・。
- 596 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/15 23:40 ID:???
- おいおい、お前ら!
向こうのスレがものすごい勢いで伸びてますよ!
ひょっとして、ギャルゲ板で一番人気かも!?
>>595
上のが、ヤベェぐらいに内の妹に似てる…
- 597 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/15 23:59 ID:???
- >>596
妹さんと結婚を前提にお付き合いさせてください。
- 598 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/16 00:36 ID:???
- >>596
お義兄さんと呼んでもいいですか?
- 599 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/16 07:35 ID:???
- 毎朝、妹を起こしに行っていますが何か?
普通に起こしてもなかなか起きないので、いつもふとんを剥ぎます。
それでも起きないので毎日蹴りを入れる→妹怒る→朝から喧嘩と言うことを毎日やっています。
朝飯食う頃には仲直りしているけど。
朝飯食う前から何であんなにエネルギー使わなければならないのやら・・・。
- 600 :NO.8 :02/10/16 09:30 ID:???
- 遅くなりましたが、SSの続きです。
「ただいま」
そう言って俺が家に帰ったら、妹の声が聞こえた。
「うん。そういうわけでお願いしたいんだけど・・・」
どうやら誰かと電話をしているようだ。
「いい?ありがとう!うん、じゃあ日曜日に。じゃあね。ありがとう」
がちゃりと受話器を置く音がして、電話は終わったようだ。
俺はと言うと部屋に行って今日の授業の復習をしていた。
そこに妹がドタドタと走ってきた。
「お兄ちゃん。次の日曜日、お姉ちゃんの所に行くよ」
唐突な申し出だった。
「ああ、そうか。気を付けて行って来いよ。あまりあいつに迷惑かけるなよ」
そう言って勉強を再開しようと思ったが、妹はまだしゃべり続ける。
「違うよ。お兄ちゃんも行くんだよ」
「何で俺まで?」
ノートから目を離さず、俺は返答する。
「この間言ったでしょ〜。お兄ちゃんにも私の作った美味しいもの、食べさせてあげ
るって」
「ああ、そう言えば・・・」
この前のケーキのことか。すっかり忘れていた。
と言うより、お前は基本的な調理の仕方を学んでから料理を作った方が良いぞ。
と心の中で付け加えておく。
「お兄ちゃんも行くんだからね。分かった?」
「はいはい。分かりました」
「ならばよろしい!」
上機嫌で妹は出ていった。
長いと言われたので切ります。
- 601 :NO.8 :02/10/16 09:34 ID:???
- 次の日 学校にて
やっと午前の授業も終わり、弁当を食べようとしていた所にアイツがやって来た。
「ちょっと話があるんだけど」
「何だ?」
そう言うとアイツはすっと手を差し出した。
「何だ?」
同じ言葉を再度繰り返す俺。
「アンタの妹、ついでにアンタが日曜日来るんでしょ」
「ああ、行くと言うことになっているらしいが・・・」
再度手をずいっと出される。
「だからこの手は何だよ?」
「まず、アンタの妹に料理を教える教習料。それにアンタの妹は料理がド下手でしょ
う。その料理を食べて体調を崩すかも知れないので保険料。それから・・・」
「ちょっと待て」
「それから、最初から難しいものは厳しいので、今回は簡単な料理で行く。材料費も
」
「・・・マジで?」
「マジ。と言うよりさっさと頂戴。今なら全部で1000円にしてあげるから」
「・・・何か、俺、騙されているような気がするんだが・・・」
「気のせいだと思うよ」
しぶしぶ財布から1000円を出す俺。
またしても切ります。
- 602 :NO.8 :02/10/16 09:38 ID:???
- 「体調不良が起こらなかった場合、保険料は次回も持ち越しにしてくれ」
「分かったわ」
「それと、材料は以後はこちらで用意する。
だから教習料は妹の料理が食べられると言うことで何とか・・・」
「あんたは毒物を食べさせて貰ってお金を払うんだ」
「うっ・・・」
妹は食べられる食材を調理して、食べられないものを作り出す。
という離れ業をやってみせるのだ。
「大丈夫。私がきちんと『食べられる』ものを作れるようにしてあげるから」
「ありがたい」
「じゃあ、日曜日、10時頃に」
「分かった」
料理開始まで時間がかかるなぁ・・・。
次こそ、やっと調理開始です。
しかし、向こうのスレの>686とほぼ同じ事を私もやっている・・・。
済まぬ、妹よ。
- 603 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/16 09:46 ID:???
- >>600-602
(・∀・)イイ!ガムバッテ
- 604 :No.2 :02/10/16 12:55 ID:???
- ご無沙汰していました
みなさん、お元気ですか?
俺に惚れてる女幼馴染(犬型+ヤキモチ)という設定なので
合いの手を入れてみます
オレは弁当のふたを開けようとした
「ねえ......」
背中の方から声が聞こえる
「仲がいいのね」
仲がいいと言われれば思わず否定したくなるオレだが、世間ではそう見られているのだろうか
「そうかな......。まあ、そうだな」
そう言って振り向くと、アイツは途端に目をそらした
なんだ?この反応は
アイツは視線を彼方に向けたまま、哀しげにつぶやいた
「......あんたに毒を盛ってやりたい」
- 605 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/17 02:31 ID:???
- >>604
ご無沙汰でっす
- 606 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/19 05:57 ID:???
- 保守します。
- 607 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/20 00:20 ID:???
- 捕手
- 608 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/21 05:29 ID:???
- 穂種
- 609 :Masked Rider Moe ◆CAERF1YrA. :02/10/21 16:21 ID:???
- >>604から始めればいいのか?
話の流れに逆らわない形で参加できるまで、しばしリードオンリーで行く。
- 610 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/21 18:39 ID:???
- あれ?向こうの妹スレの次スレに関連スレとしてこのスレが…
ありがとう!向こうの>1。
- 611 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/22 02:07 ID:???
- >>610
ワロタ
- 612 :名無しくん、、、好きです。。。 :02/10/22 21:30 ID:???
- >>609
別に流れが変わってもいいから、書いてくれ
話の流れがどんどん変わっていくのもリレーSSの面白さだと思う
- 613 :NO.8 :02/10/24 22:45 ID:???
- 保守。
風邪のおかげでちょっと滞っていました。
近いうちに続きを送りますので〜。
薬飲んでさっさと寝よう。
- 614 :NO.8 :02/10/25 08:02 ID:???
- と言うわけで貼ります。
ぴんぽーん
チャイムの音が響く。
「はい、どちら様ですか?」
インターホンから声がする。
「私とお兄ちゃんだよ〜」
「あ、来たのね。今開けるから待っていて」
そう言うとブツリという音を立ててインターホンは切れた。
ドタドタと走る音が外まで聞こえて、目の前のドアが開く。
俺達2人を見て、ニコリと笑う。
「いらっしゃい。上がって」
「うん。おじゃましま〜す」
「おう。邪魔するぞ」
そう。今日は日曜日。
あの妹が料理を作る日だ。
俺は、昨夜は緊張のあまりよく寝られなかった。
妹の作った料理を食べたのはこれまでの人生で3回しかないが、
そのいずれもが必ず1週間以上、俺の内臓を不調にしていた。
一番ひどいのは、中学校の時、俺が風邪を引いたときのことだ。
俺が動けないので妹が食事を作ってくれたのだが・・・
(俺は必死にコンビニで買ってくるように言ったのだが、妹は嫌だと言い張った)
妹が作ってくれたお粥(らしきもの)を食べた俺は、
症状が悪化し、救急車で病院に運ばれるということをやからしていた。
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