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[第二弾]妹に言われたいセリフ
- 580 :NO.8 :02/10/08 18:08 ID:???
- 続きです
妹がそう言ってケーキを口に入れた瞬間、動きが止まった。
「おい、どうした?」
俺が声をかけても全く反応せず、宙を見つめたままだ。
「おーい、帰ってこい」
そう言って頬を軽く叩こうとしたとき、妹の口がかすかに動いた。
「これは・・・凄い」
ぼそりと一言だけ言って、また動きが止まる妹。
凄いって、ケーキのことだろうと思い、俺も口にしてみる。
口に入れた瞬間、俺も動きが止まってしまった。
「どう、凄いでしょ・・・」
妹の問いかけにも暫くは答えられなかったほどだ。
これほど美味しいケーキを食べたことが俺の人生で今まであっただろうか?
これから先も、こんなに美味しいケーキを食べることは無いように思われる。
そこまで美味しいケーキだった。
「お姉ちゃん、凄いね。こんなに美味しいケーキを作れるんだから」
妹の言葉に、俺は無意識のうちに頷いていた。
「よし、私もお姉ちゃんにケーキの作り方を習って、お兄ちゃんに食べさせてあげるね」
妹はそう宣言すると立ち上がり、部屋に行ってしまった。
「やれやれ・・・お前の料理下手はみんな知っているだろう。止めとけ止めとけ」
目の当たりにして言うと怒りそうなセリフを吐いて、俺も立ち上がった。
いつの間にかケーキは無くなっていた。無意識のうちに食べてしまっていたようだ。
あれだけのケーキを無意識で食べてしまうのは勿体ないな、と思いつつ、
ケーキの箱を『燃えるゴミ』のゴミ箱に入れる俺だった。
何か主題がずれて来てしまった・・・。
一応、次回は3人で料理をする予定です。
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0ch BBS 2004-10-30