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夏目房之介さんスレッドver.3

1 :旧1 :2000/10/04(水) 00:57
夏目房之介さんについて質問するスレッド立てたら、
御本人がやって来たからさあ大変。
その後、夏目房之介さんと2ちゃんねらーの交流が
今尚続く奇跡のスレッド。
過去スレはこちら。
ver.1
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=964631820
ver.2
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=968418423


194 :ああっ名無しさまっ :2000/10/07(土) 15:54
今度の漫画夜話は知らない漫画なので 関係ない話題をばさせてもらいます。
皆さんは 自分の漫画に対する嗜好とか感性を意識していますか?
僕はキャラ至上主義とゆうか まず人物に深みがあるかが評価を左右します。
アクションやストーリーが良くてもキャラ造りが中途半端だといまいち
入り込めません。映画や小説でも同じです。
でも 人物だけ突き詰めていくと 漫画は映画に比べると弱いと思います。
映画の中の人物は 監督もしくは俳優の分身であることが多く、漫画には
それがない。
やはり 登場人物には作者の一部分でもいいから投影されていないと興味
が持続しないんです。
皆さんはどうでしょうか?
ちなみに "気分はもう戦争"と高野文子の"春ノ波止場デウマレタ鳥ハ"
の二つが僕の中のバイブルです。

195 :ああっ名無しさまっ :2000/10/07(土) 16:08
映画とかは実際に俳優が演じてるから、監督とかがちゃんと作らなくても
フォローがきくからね。
でも俺は、映画のキャラに俳優個人が透けて見えると、かえって冷める。
そういう訳で、作者個人が統括できる度合いが高い漫画のほうが、映画より
好きだな。

196 :194 :2000/10/07(土) 17:22
確かに、作者が作品を統括できる度合いでは 漫画は高いレベルにあるね。
ある意味 絵画や小説より作者の意図が不純物なしで読者に伝えられる。
映画やゲームに対してアドバンテージがあるとしたらこの点だよね。
でも 漫画はこの点を本当に生かしきれてるのかな。作者の意図以外
の物が入りすぎてる気がする。例えば人気投票とか。
その結果 自分ではコントロールできないキャラを出してみたり ストーリー
が暴走したりしてしまう。
やはり連載というシステムに問題があると思うな。どうして書き下ろし
がもっと増えないのかなあ。


197 :一応貼っとく :2000/10/07(土) 17:33
漫画夜話スレッド
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=958820889&ls=50

198 :ああっ名無しさまっ :2000/10/07(土) 19:01
考えをまとめて書くのも
うざったいので全部レスします。
>>177
「漫画評論家と語らう」って、何について語らうつもり?
>>179
漫画に関われば何でもいいとは言ってないけど。
>>180
俺は堅苦しくやるつもりなんて無いし、
俺の言うことを聞けとも言えない。
でも、「良い議論」って、何について議論するつもり?
>>191
だからなんについて雑談するつもり?

それから、板違いスレ違いの話題をするなってのは、
俺が言うことではなくて原則だと思うんだけどな。

199 :>198 :2000/10/07(土) 19:19
「何について」を連発してるけど、議論するも語らうも雑談もすべて
「漫画について」でしょう。でも「漫画について」って言ったって、
幅があるわけで、作品、作家だけでなくて、流通やら社会との関わりとか、
あと「漫画評論」という視点が入っている以上、「評論」とは? という
話題も当然、出てくるでしょう。
それに、他のジャンルとの比較とか、そういう話題もあるわな。
でも、いずれも「漫画」を中心にはしているって感じ。

と、思うんだけどどんなもんでしょ。



200 :ああっ名無しさまっ :2000/10/07(土) 19:29
まぁ、つまらん仕切りはやめましょ。
板の趣旨にそぐわないものは絶対に禁止ィィィと思うなら
削除議論でもいってやっとくれ



201 :いち漫画書き(194) :2000/10/07(土) 19:48
197さんどもです。
やっぱり世界観に入り込む人とか話の展開に熱くなる人もいると思うんですが
意見を聞きたいです。

202 :ああっ名無しさまっ :2000/10/07(土) 23:26
>>198の書きこみを見るとこの前の夏目さんの
>何でも一応「批判的」にいってみる人がアタマよさそうにみえるんだよね。
っていう言葉が頭をよぎる・・・
他の人たちの言ってることを一行だけの無碍なレスではねつけても、ただの揶揄にしか聞こえないぞ。


203 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 00:55
みんなsageすぎ、
ageておこう。

204 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 01:24
↑いま漫画板おかしいから上がらないよ〜

205 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 01:28
昼からちょっとおかしくなかった?


206 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 02:45
最近どこの板も調子悪いみたいだなあ。

207 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 04:52
お、復旧したか?

208 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 05:46
てす

209 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 05:49
夏目って今仕事ちゃんとしてんのか?
何やって稼いでるんだ?


210 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 09:54
>209
表に出ないだけで、けっこう仕事してます。
私も、ここに来て初めて知った(^^)。

211 :198 :2000/10/08(日) 12:36
199みたいな考えなら俺的には納得なのさ。
ついでに言うとそういった話題ごとに、
枝葉の如くスレがあるって理解してる。
ここで俺がラブひなの読書感想文書けば怒るだろ?

200の言うことはもっともだしもう止めるけど
そのうち世間話でもし出すんじゃないかと
不安になったんだよ。
それならこんなとこでやる必要ない。
ファンサイト作れば良いんだし、
夏目氏がサイト作って日記書けばいいだろ。

これでいい?>202

212 :マンガのキャラ :2000/10/08(日) 13:38
>>194,195
マンガのキャラって俳優と違うよね。
俳優は実在するから出ただけでインパクトがあるけど、漫画のキャラは最初は線で
描いたただの記号にすぎない。エピソードの積み重ねやストーリー展開によって、
キャラが「立って」いき、奥行きのある存在になっていくのだと思う。
僕はちばあきおの「キャプテン」が好きだったんだけど、ちばあきおさんって絵も
あんまり上手じゃなかったし、漫符と定型表現の繰り返しで「絵」として見たとき
は全然魅力的じゃない。キャラクター全員、困ったときは必ず手の甲で顎の下をさ
わってるし。たいてい一緒にコメカミの汗という「お約束」表現。にもかかわらず、
谷口くんを始め、魅力的なキャラクターがいっぱいいましたよね。それは、ストー
リーとエピソードづくりの妙だったんじゃないかな。

213 :いち漫画書き :2000/10/08(日) 14:59
そうですね。僕はキャラを立てるというのはほんの些細な反応とかしぐさだとか
から始まると思うんですよ。大脱走でマックイーンがナチのバイクを奪って
逃げるときバイクのタンクをササッとゆすってガスの残量を確認したり。
ショットガンに弾こめるとき サッと振ってしけっていないか確認したり。
そういうのって自分の中に身についていないとできないですよね。
漫画も昔は当然のようにやってたと思うんですよ。僕が言いたいのは 人物を
つかんでいないのに 大仰なセリフをいわせても説得力がないというか・・
とにかくそういうことです。

214 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 15:04
漫画ってこまかい感情表現に向いてないと思う。
絵として考えると実物を省略とか誇張したものじゃない。
そのなかでこまかな人物表現しようとすると212氏の言うように
人物像が見えるエピソードを重ねていくしかないんじゃないかな。
絵で微妙な表情を描ける作者もなかにはいらっしゃるけど
読みとる方へ正しく情報を伝えるのは難しいと思うよ。

「書き下ろし漫画」は大賛成。書き下ろしが向く作者とか作品ってあるよ。

215 :いち漫画書き :2000/10/08(日) 15:59
書き下ろし漫画についてちょっと考えていることを書かせてください。
また 映画を引き合いに出させてもらいますけど だいたい120分ですよね。
これは 1エピソードを作る時に いろんな意味でもっともやりやすいらしい。
漫画でいえば2巻くらいだと思うんです。
その中でいかにキャラを立てるか これが今 僕が考えていることなんです。
僕は 自分にはエピソードで人を引き付ける能力がないと思ってるんです。
だから キャラをビシッと立てて 見せ場をひとつババーンッと決めたい。
事件は会議室で起きてるんじゃない・・現場で起きてるんだ!!
って感じです。
214さんの言うとおり これは簡単なことではないと思います。
でも 自分の適性というか漫画の指向性を考えた時 これが一番あってるんじゃ
ないかと思ってるんです。
私事を読ませて恐縮ですが いち漫画書きの独り言ととっていただければ幸いです。

216 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 16:00
映画が約2時間弱なのにくらべると漫画の方が総シーンは長い。
それを考えれば漫画の方がキャラクターを多く、深く描けても良いはず。
今必ずしもそうなってないのは週間や月刊での「連載」形式が理由ではないか。
20ページもない連載漫画でもストーリーは進めなければならない、
進行上必要なシーンを描くがために
細かなシーンがなおざりになっているのではないだろうか。

217 :いち漫画書き :2000/10/08(日) 16:12
問題は漫画を書くためのモチベーションだと思うんです。
連載という形では書く動機を維持するのは非常に難しい。
だから人気取りとか長く連載を続けるという目先の事にとらわれてしまう。
純粋に納得のいく漫画を書くとしたら極端な話 完成まで誰にも見せては
いけないのかも・・・

218 :いち漫画書き :2000/10/08(日) 16:29
僕の場合、キャラを分身に見立てて いかに使命をまっとうさせてやるか
というのを動機付けにしています。
これが えもいえぬ快感になる瞬間があるんですよ。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 19:31
ヒラコー??

220 :>219 :2000/10/08(日) 19:47
漫画とナチしか共通点がないぞ。

221 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 20:28
私が漫画のキャラが立ってると感じる時って
「そのキャラクターの素が見えるか」がポイントになってます。
べつに重要な場面でなくてもいいんだけど。
意外な一面ってのもいいなぁ。

222 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 20:37
>>221
いいですねー
素というのは 一人になった時に見せる表情みたいな感じですか?
それとも 本人も自覚していなかった内面がポロッと出たとかそんな感じでしょうか。



223 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 22:26
なるほど"素"ですか。
悪役なんだけど実は・・・というのが定番ですよね。
偽悪と天然があると思いますが

偽悪>職務や大義がからみ 汚い仕事と知りつつこなす確信犯
天然>自我が成熟していない若者が熱くなれるものを探して自暴自棄。

具体的には
偽悪>踊るの室井さん、パトレイバーの後藤 柘植、ケルベロス(押井さんは
多いね このタイプ)
天然>AKIRAの金田、
いい例が思い付かない・・すみません出直して来ます。

224 :Speed freek :2000/10/08(日) 22:29
始めましてSpeed freekと申します。
さっそく先生に質問があるのですが。
1.私は戦争漫画(WWUもの)が好きなのですが、(安彦良和、小林源文等)
  BS漫画夜話で取り上げることは無いのでしょうか?
2.私の姉は連載中の一条ゆかりの漫画がスンゴクつまらんと言うのですが、
  先生はどうお思いになりますか?特にTVなどに出演するようになってからでは
  と、いいます。

答えにくいでしょうがどうかよろしく。

225 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 22:47
>224
夏目先生への直接的な質問は現在いったん休止中ですよ。
長くて大変だろうけど過去ログ読んでから書き込んだ方がよろしいかと。

226 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 22:57
私の姉が・・というのはちょっと卑怯では?
せめてあなた自身はどう思うのかくらい書かないと。
俺は読んだことないというのなら聞く資格がないとおもいますけど。

227 :ああっ名無しさまっ :2000/10/08(日) 23:05
安彦良和は取り上げて欲しいよね。やっぱアリオンかな。個人的には。
小林源文は無理でしょう、マイナーすぎる。
戦争映画といえば”気分はもう戦争”が筆頭では?
その時代の空気とか やっぱリアルタイムって感じがするし。
まあ夏目さんへの質問は凍結中だから 夜話のスレへ行ったほうがいいかな。


228 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 01:34
bakaage

229 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 02:07
商業的な売り方をする漫画ってのはよくないよねぇ。

230 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:10
キャラクター論という観点から漫画を批評するとおもしろいかもしれませんね。
過去から現代への系譜を辿っていくとか。

231 :まそが :2000/10/09(月) 02:11
僕も何かの形で1本の映画みたいな形の描き下ろしマンガがあればいいのにと思う事があります。でももしやったとしても、そのような形で描かれた作品の全てが読者の興味を引くとは限らないから人気がでた作品は出来るだけ引っぱりたいというのがあるんでしょうね。商売としてやる以上、作品の完成度よりも人気のほうを重視するという事でしょう。でも引き伸ばしは作品の評価自体を下げてしまう事が多いし、限界もある、いろいろな形があってもいいはずだけどなあ。

文字表現の小説に比べ漫画の心情描写、人間描写が劣るというか、ある点以上は出来ないというのは同感です。漫画は映画同様の映像表現だと思うので。絵とセリフの組み合わせでシーンを作り、漫画文法の技術で読者に『わからせる』、というのが一番フィットしているんでしょう。ナレーションやら思考のフキダシでクドクド説明するのは奇異な感じがする。まあ激しい競争がある以上、読者になんとか印象づける為、ハッタリ的な物やら、例えば子犬を怖がるヤクザみたいなマンガ的な極端なモノが増えちゃうのは仕方ないのでしょうか。

よく『漫画はキャラクター』という言葉を聞きますが、自分的にはイコールではないと思ってます。キャラクター商品などの利権があり、人気マンガという言葉がある以上、人気のとれるキャラクターの設定は重要だし不可欠だとは思いますが、ただキャラクターを自分勝手に走らせただけの話だけではそんなに何話も作れないし長期的に持たない気がします。実際そういったマンガばかりの雑誌のスカスカな事。
 うる星、めぞんの頃の高橋留美子は『まず、話を作る』といってるし、押井守も何かの対談で『自分は優先順位としてはまず世界、話、キャラクターだと思う』と発言しています。そういえば最近のジャンプは『世界』のデザインまでやってるマンガが多いですね。ゲーム化を狙ってという事でしょうか?

232 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:19
>>229
でも今我々が「商業的」と批判するような漫画も子供の頃にはけっこう夢中で見てたりしなかった?
商業的、といっても多くの人の心を掴んでいるのなら一概には否定できないのではなかろうか。
とも時々思う。個人的には好きじゃないんだけどね。

233 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:20
と言うか,世界をきちんと構築しないと,いい漫画なんて生まれないのではないかと思います.
キャラクターをいきいきと行動させるには,それに相応しい世界が必要なのではないでしょうか.

234 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:27
最近、キャラを立てるってことを勘違いしてるヤツ多いのよ。
奇抜な格好させてみたり へんな口グセさせたり 趣味とか特技とか・・・
そんなもん個性と呼べるもんじゃないんだよ。
大事なのは人格であって 例えばある事態に直面したらどういう行動をとるかとか
どういう思想や考えを持っているか そういう事なんだよ。
でもこれを社会に出ずに漫画家になったヤツに求めるのは無理か・・・

235 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:30
奇抜な格好もへんな口癖も趣味とか特技も個性だと思うけど
掘り下げていけばね.奇抜な格好をする理由,へんな口癖を
する理由,趣味とか特技を持つに至った理由をきちんと考え
れば,キャラクターとして深みを増すと俺は思う

素人考えだけど

236 :どわ :2000/10/09(月) 02:40
>>231
「映画みたいな」と言われると、漠然として良く判らない。
サンデーで連載中の「ARMS」は、映画のような迫力ある構図を、
良く使っていると思うのだけれど、そういうことですか?

237 :どわ :2000/10/09(月) 02:43
キャラ立てって、作品の中でのキャラクターの役割を明確にすることじゃないかな?

238 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 02:57
「よく立ったキャラにはドラマが内包されている」とは、さるまんの中の言葉。
全くもって同感ですな。

239 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 03:01
>>233
>世界をきちんと構築しないと,いい漫画なんて生まれないのではないかと思います
僕もその通りだと思う。
でも 今のところ僕が書きたいことは 現実の世界が舞台で十分事足りるもんで。
もしかしたら この先必要に迫られて異世界を舞台にするかも(ナウシカみたいに)


240 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 03:06
>239
>239
・・・233は、異世界を舞台にした方がいいとか言う意味じゃないと思うんですけど・・・
物語を成立させるルールとしての世界じゃないんですか?
僕は安易に異世界を舞台にするっていうのはよくないことなんじゃないかと思います。
っていうのは、「異世界だから」っていう理由で現実を舞台にしたら下調べしなきゃいけない
ところを曖昧にできちゃうんで。

241 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 03:18
>>237
僕は存在感や実在感を出すことだと思っています。
漫画を語るための用語みたいなものなので その都度違った意味になるのかも。

242 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 03:34
>>240
ごめんなさい ちょっと勘違いしました。
この場合の世界観って諸行無常とか弱肉強食とかそういうことかな。
これは現実社会をどう認識しているかってことですよね。
失礼しました。

243 :どわ :2000/10/09(月) 03:42
>>242
キャラを取り巻く環境ってのも、世界だと思う。

244 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 03:58
>>243
なるほど 極道社会とか官僚社会とかですかな?

245 :どわ :2000/10/09(月) 04:16
>>244
現実世界を舞台にするにしても、作品に関係のない事は省略するでしょ。
ありふれた普通の人間を主人公にするにしても、作品に適した舞台をつくる
ってのは世界設定みたいなもんじゃないかなと思ったんです。

246 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 04:22
>>235
そういえばパトレイバー2のインタビューで 押井さんが野明について
>レイバー好きな子なんて個性あり得ない。それは個性には値しない
>野明がレイバーの好きな婦人警官のままで おばさんになっていたらそれは
>いびつな人間になるしかない。彼女がワンステップ進むには レイバー好きな
>自分を一度否定しなければならない。
と言ってたのを思い出してしまった。
彼女が一度自分を否定して、それでもレイバーに人生賭けていけたなら
そこで初めて立派な個性といえるんでしょうね。

247 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 04:52
>>どわさん
ちょっと曖昧すぎて分からない。
学校を舞台にするとして そこがミッション系の女子校とかそういうことかな。
あとキャラクターの役割を明確にするってのも 具体的に教えて欲しい。
どわさんはちょっと玄人っぽいにおいがする。素人だと思って遠慮してたけど
もう手加減なし。つっこんだ話が聞きたい。

248 :どわ :2000/10/09(月) 05:22
>>247
作品世界、ストーリー、キャラクタの三者は相互に補い合うものでなければならない。
このうちのどれかが突出してしまうと、作品として無駄が多くなる。
良い舞台(世界)ってのは、ミッション系の女子校を例にとると、
・キャラクタ :家がお金持ち。お嬢様が多い
・ストーリー :礼拝、規則が厳しい、全寮制 等がストーリーに絡む。
ってとこだろうか。
紙面で伝えられる情報量は限られているのだから、効果的な舞台設定って重要。
(役割につづく)

249 :どわ :2000/10/09(月) 05:43
>>247
今度はパトレイバーを例にします。
<役割>
野明:イングラムに乗る
遊馬:野明のパートナー(相談役)

野明が悩んだり、怒るのも、イングラムに乗るための布石。
遊馬の行動は、野明をイングラムに乗せて戦わせるため。
個性は、インパクトやリアリティがあれば良いというものではなく、
役割にそくした物がよい。

<個性>
野明:レイバーが好き
遊馬:レイバーに詳しい

とりあえず、こんなとこ。

250 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 06:40
>>249
うーん なんか理性的な意見という気がする。
漫画を書く動機って単純だと思うんですよ。
ロボットとか可愛い女の子が書きたいという些細なことだと思うんです。
そこから話にするためにいろんな要素を取り入れていくんだと思うんです。
バランスのとれた物は確かに優等生だけど読者はそれで喜んでくれるのかな。
それにバランスをとるというモチベーションが完成まで続くとは思えない。
漫画は個人作業なんだから 自分の性癖を何らかの形にしないとつらい。
あと役割とキャラ立てはちょっと違うと思う。
役割は外面。キャラ立ては内面が重要だと思う。
個性についてもそれは個性とは言えないと思う。
理由は前に書いてある通りだと思います。

251 :どわ :2000/10/09(月) 07:27
>>250
>うーん なんか理性的な意見という気がする。
それは、文章にまとめたからじゃないかな。
キャラを出発点にするなら、キャラを活かすストーリーや世界を作るってこと。

>あと役割とキャラ立てはちょっと違うと思う。
キャラ立てって、キャラを読者に理解させるぐらいの意味なんじゃない?
そっから先は、色んな方法があるのかもしれない。

>個性についてもそれは個性とは言えないと思う。
>理由は前に書いてある通りだと思います。
>>246
が、理由にあたるのかな?
マンガでの野明の個性は、レイバーが好きな少女。
ですが、黒いレイバーを止めるため、イングラムが傷つくのも構わず戦うなど、
人間的に成長していきます。
そして、黒いレイバーの事件が解決した所で終わりました。
「パトレイバー2」は、たしか2年後の話。
野明はレイバー好きの少女から、自分のやらねばならぬ事を自覚する大人へと成長しています。
押井さんが語った事は、「パトレイバー2」を作る上で、キャラを練り直したのでしょう。
「レイバー好きな子なんて個性あり得ない。」と言っているのは、逆に原作での個性がそうで
あった事への反論なのかもしれません。
原作の枠を取り払って、野明という人間を考えると、「レイバー好き」で居続ける訳にはいかな
いですから。

252 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 07:27
作者が世界を設定する場合 動機は憧憬や郷愁、カッコイイとかだと思う。
作品に適したとかバランスをとるために造った世界なんて魅力的とは思えない。
パトレイバーなんて作者が警察書きたいっていう動機だろうし。
バランスは大事だけどあくまで最終調整程度に考えたほうがいいのでは。
漫画に公式とか方程式はありません。あるのは作者の自我と欲望です。

253 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 07:31
夏目さん風邪でもひいたのかな

254 :花と名無しさん :2000/10/09(月) 08:02
>どわ氏
<個性>
野明:レイバーが好き
遊馬:レイバーに詳しい

ってのはちょっと浅すぎると思う。1巻を見る限り、
野明:真面目で正義感が強いが直情的。良く言えばすれてないが、幼いとも言える。
遊馬:理屈っぽいが、それなりに冷静。ちょっとヒネたところがある。

って感じなのでは?

255 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 08:05
>>どわさん
ごめんなさい パトレイバー読んだことないんです。
読んだことないのに言うべきじゃなかった。反省してます。
正直言って どわさんの言った
>キャラ立てって、作品の中でのキャラクターの役割を明確にすることじゃないかな?
が すごい新鮮に感んじたんです。
それでこいつはただ者じゃないなって思ってちょっとムキになってしまいました。
僕は 役割 というのをストーリーの中でキャラがなすべき使命って感じに取って
いたんです。脇役が主人公をかばって壮絶死!!とかそんな感じです。
どわさんの漫画に対する考えは理解したつもりです。
でも僕は凡人でそんなたいした漫画書いてるわけじゃありません。
自分が満足できればいいと思っているので。
どうすれば満足なんだ!と自問自答していると思ってください。

256 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 08:05
>252
そうとも言い切れないんじゃないですか。
漫画じゃないですけど、たとえば「果てしない物語」は異世界を舞台にしていますが、あれはまさにあの物語のため
だけにある世界です。恐らくあのテーマを描くため以外に存在しえないでしょう。
けれどその特殊な世界を舞台にしたからこそ「果てしない物語」はあれほどの傑作となったのでしょう。
緻密な計算は物語の創作にマイナスになるものではないと思いますよ。

257 :どわ :2000/10/09(月) 08:17
>>245
ごめん、判りづらい言葉つかいをしてしまった。
僕は個性と性格を別と考えています。
<役割>作品内での、キャラの役割
<個性>キャラの性質。
があって、それらに従属する形で、
性格、癖、外見、性別等があると考えてます。
でも、これって僕の個人的な考えなんで、違うアプローチは当然ある。

258 :どわ :2000/10/09(月) 08:34
>>257
自己レス
僕はストーリーを出発点にするんで、こんな形になるのかも。

>>255
いえ、こっちこそ判りづらい例をだしてすまんです。
でも、僕は小説家志望なガキなんで、マンガにも当てはまるのか、今さらながら不安。(^-^;

259 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 09:45
今までの流れをまとめますと
>キャラ
>世界(観)
>ストーリー
のどれを重視するか?ということですな。
書き手さん 読み手さん 夏目さん(笑) どんどんご意見を!

260 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 11:26
ちなみに星新一は「一番大切なのは、異様なシチュエーション。
それが出来ればあとはどうにでもなる」といい、小池和夫は、
マンガとはキャラを作れば勝ちだ!」と五月蝿いぐらいいってる(笑)。
まあ星氏は、エヌ氏やエフ氏と、もともとわざとキャラを薄めるくらいだしね。

261 :門前の小僧 :2000/10/09(月) 12:19
最近思っていたのですが、夏目さんは「夜話」の準備で忙しいのかも。
今頃、このスレッド読んで「参加できない〜」とじたばたなさってたりして。

横レスですが
>256
「果てしない物語」が、ミヒャエル・エンデの作品だという前提で発言します。
私は、あれは大枠で捕らえると、「本を読むことによって発生する疑似体験を
実際に体験することができたならどうなるのか、を物語化した作品」だと
考えています。

ファンタジーが異世界を舞台とするのは、「そんなこと現実では起こり得ない」
という足かせ(制約)をぶった切るためにあるのではないでしょうか。
そして「果てしない」に係わらず、あの時代のファンタジーに登場する異世界は、
現実と同等の重みを持っていた(ただの絵空事として描かれなかった)、つまり
逆から言えば、作家たちがそれだけの覚悟をもって異世界を描いていた、
ということが言えると思います。

実は、あの物語が完結するまでには、10数年の時間がかかっています。
物語の前半(映画化された時には1とされた部分)がファンタージェンの崩壊
で決着を見てから後、エンデは物語の続きがまるで書けなくなってしまった
そうです。彼いわく、「バスチアンがどうやって現実に戻っていくのか、
まるで分からなくなってしまってどうしようもなくなった」と。
そして、エンデは何度も試行錯誤を繰り返しながら、ようやく「現実に帰る」
というラストにたどりつくのです。
つまり、エンデは自分自身が物語の内にあり、登場人物とともに物語を体験
しながら書く、という作業をしていたのです。
この姿勢が、ファンタージェンという架空の国に命を吹き込み、血肉を与えた
のであると思われます。

262 :門前の小僧 :2000/10/09(月) 12:20
すみません。書ききれなかったので少し続きます。

また、エンデが後半部分で行き詰まったのは、前半では現実世界と架空世界
が完全に分離していたのが、バスチアン少年がファンタージェンに登場する
こと(現実世界の人間が架空世界に入り込んでしまった)で、作者自身が
架空世界の中に入り込んでしまい、物語を描く上での客観性を失ったところに
原因があるのではないかと推測されます。

よくよく考えてみれば、架空世界から見た現実世界は、一種の架空世界に
すぎないのですよね。という皮肉な視点を教えてくれるのが、「はてしない」
の中で、ファンタージェンの女王の言葉です。
「異世界の子供にしか、女王の新しい名を付けることはできない」と。
異世界ファンタジーの金字塔のひとつ、「ナルニア国ものがたり」にも、
ナルニアという国の人物たちの本棚に、「人間は実在するか」という本が置いて
あったりします(爆笑)。

「はてしない物語」が物語の中に異世界を登場させたことは、ある種の計算
があってのことかと思いますが、その生成については、作者の話を見ていると
こりゃそうとうしんどい作業だったのではないかと、思ったところで
ついこんな長レスになってしまいました。すみません。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 12:29
sasuga natume!

264 :>▽< :2000/10/09(月) 13:36
>>215さん
 漫画夜話の「デビルマン」の回でも、長さの話出てきましたね。
永井豪氏が五巻でやったことを、
「ベルセルク」なら何十巻もかける(だろう)って感じで。(うろ覚えですが)

「火の鳥」なんて、一冊一冊がすごい密度のエピソードばかりですけど、
ああいうの、今のメジャーでは書きづらいんでしょうね。

265 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 14:06
261を見て 真っ先に思い浮かべたのは テリー・ギリアム。
未来世紀ブラジル>バロン>12モンキーズ
と、一貫して現実と夢、ファンタジーを対比させてる。

266 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 14:27
世界観といえば ラヴクラフトは絶望と狂気という世界観に一生こだわった人。
現実と夢、ファンタジーの対比なら そのものズバリ
>未知なるカダスを夢に求めて(だっけ?)
があるし。

267 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/09(月) 14:30
テリー・ギリアムに、ネバーエンディングストーリーを映画化してほしかった。
きっと原作のあの狂気の世界像を、描ききり、
決してバスチアンの成長と世界への信頼回復だけではない、
浮遊したファンタージェンが映像化できたのではないか、と思う。

268 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/09(月) 14:34
世界観っつうのは、舞台設定とは少し異なるんじゃないのかな?
舞台設定って意味なら、それこそミッション系学校とか警察とか、
あるいは岩男やファルコンが出現するファンタージェンでもいいや、
要するに「キャラが動く範囲、フィールド」ってことだよね。

でも世界観ってのは、その世界の物理法則や、神の存在、宗教的因果律、
そういったものを(作品中で描くか描かないかは全く別にして)
一個の完成された宇宙としてフィールドの背景に用意すること、
これが世界観。
だから、現代のミッション系女子校を描くにしたって、
「ミッション系女子校」を作者がどのようにとらえているのかで、
全然世界観は違ってくるでしょ。

269 :まそが :2000/10/09(月) 17:05
>>236

>「映画みたいな」と言われると、漠然として良く判らない。

すいません、遅レスです
1本の映画くらいの分量の読み切りというか1巻完結、あるいは上下巻完結の漫画という意味です。大友克洋の『童夢』『気分はもう戦争』程度のボリュームを考えてもらえれば、現在ではまず雑誌連載があってそれが単行本にまとめられるのがほとんどですので

僕は『世界』まで構築するのは個人で描くのには(特に週間連載など)相当労力がいると思うし難しい事だと思います。実際労力に見合った人気が獲れたらいいんでしょうけど、異世界モノなど現実世界から距離がある以上、面白さという点では弱いように感じます。ただ、どの国の人から見ても距離がある『違う世界の話だ』と納得してもらえる訳ですから、アニメ、マンガ、ゲームを輸出する際、そういう構築された世界のある作品の方が有利な場合があるのではないでしょうか?

ちょっと外出、後でまた書きますm(_)m

270 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 17:38
「世界観がしっかりしてる」というのは、べつに異世界を1から構築するという事では
なくて、その人が世界をどう見ているかに一貫性があるという事ではないだろうか。
そういう一貫した「世界観」があれば、架空の作品世界を作るときにも「世界観が
しっかりしている」作品を作れると思う。

271 :黒@雀 :2000/10/09(月) 19:08
>>268
つまり、「北斗の拳の世界観」といった場合
「力が支配する核戦争後の未来」世界という舞台よりよりも
「秘孔を突いたらアベシとなる」世界という法則の方が
より「北斗の拳の世界観」であると言う事かな?

それで、ヤラレ役が「ひでぶ」と叫ぶ事で
キャラ立ちするのかも(^^;




272 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 19:24
いや 北斗なら「おまえはもう死んでいる」等の決めゼリフがキャラ立てになるのでは?


273 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 19:29
あと北斗の世界観は悟った者が強いというか 悲しみを知っているものが
最後は勝つとか そういうことだと思います。ちょっとこじ付け臭いけどね。

274 :黒@雀 :2000/10/09(月) 20:13
>>273
それはストーリーを支える「主題」のほうでは?
もっとも週刊誌連載作品ですから(しかもジャンプ)
世界観や主題も変化していきますからねぇ(^^;

275 :門前の小僧 :2000/10/09(月) 20:29
248
>作品世界、ストーリー、キャラクタの三者は
>相互に補い合うものでなければならない。
>このうちのどれかが突出してしまうと、作品として無駄が多くなる。

どわさんのおっしゃってることが非常によくまとまっているという印象を
受けたので、勝手に部分的に引用させていただきました。

三者のいずれかが突出すると
作品世界>ストーリー・キャラクター
 ○文章が世界観や設定の細かいところに走りがちになり、ストーリー展開や
  キャラクターの描写がおざなりになる。
 ●ただし、作品世界の説明が、作品そのものの持ち味になっている場合は
  手法の一つとして認めてよいと思う。

ストーリー>作品世界・キャラクター
 ○ストーリー先行の作品では、時に舞台とする世界の設定が破綻してしまったり
  キャラクターの性格が破綻してしまう、といった弊害がある。
  流れを重視するあまりに、内部の構築物が崩壊してしまう。
 ●ただし、ストーリーの持ち味が認められる、またはジャンル・対象年齢による
  制約がある場合は、ある程度の破綻は仕方なし。
 (例)某劇団・飴箱の芝居。2時間の感動ドラマ・サスペンスドラマ。

キャラクター>作品世界・ストーリー
 ○キャラクターの個性が突出してしまうと、作品世界の描写や、ストーリー
  よりもキャラクターがいかにしゃべり、行動するかということに力点が
  かかってしまい、作品としては薄くなりがちである。
 ●ただし、キャラクター設定を先行させて、そのキャラクターが存分に活躍
  できる世界を構築するというやり方もあるだろうし、キャラクターが動く
  ことでストーリー展開がよくなるのなら、大いにキャラクターにアクを
  つけるべし。
  (例)パタリロ・がきデカ・天才バカボンなど

・・・ということになるのではないかと考えたのですが、いかがでしょうか。
   

276 :門前の小僧 :2000/10/09(月) 20:42
275続き
ええと、○がついているのが、ある要素にかたよってしまった場合の作品の
様子。●は、改善案もしくは妥協案です。
どの分野でもそうなんですが、方程式で割り切れない部分というのは必ずあるし、
そういった部分も含めて考えたほうが、面白いとおもうので。

個人的には、作品世界・ストーリー・キャラクターのどれがまず来るか、
と考え出すと、混乱してしまいます。作品ができあがるときって、この三要素
がもつれあって、まとまっていく感じがするので・・・。
考えれば考えるほど、わからなくなってくる。
本当は、既成の漫画でよい例を挙げることができれば、良いと思ったのですが。
一人でレスしてるとだめになりそうなので、違う視点を持った方の意見が
聞きたいかも。

最後に、どわさん、いいとこ取りのレスですみません。
もし気分を害されたら、おっしゃって下さい。〈w_w〉

277 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 22:32
 どうも「作品世界」なんて言葉のかっこよさに惑わされてるようだけど、設
定とごっちゃになってない?

「作品世界」ってのはキャラとストーリーが形作る世界観であって、それのみ
独立してあり得るものじゃないと思うけど。

278 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 23:19
>>どわさん
やはり小説書きさんでしたか!
レスの速さで なんとなくそうではないかと思っていました。
僕はタイピングが遅いのでつらいです。
お互い頑張っていいもの書きましょう!

279 :夏目房之介 :2000/10/09(月) 23:31
いやはや、どんどん盛り上がっていますなぁ。
誰かが書かれていたとおり、忙しくて書き込めませんが、読んでます。
来週月曜日から一週間ドイツに出張し、しかも帰ってからマンガ夜話なので、
余裕がないんです。
「世界観」ってのは、たしか大塚英志が初期の批評で使ってました。
歌舞伎の用語として引用してたように記憶しますが。
「キャラ立ち」は小池一夫ですね。
「子連れ狼」の子ども連れの刺客、「男組」の手錠にラグビーボールに太極拳。
そういう言葉だったと思います。
本当はちゃんと原点調べたいですが、時間がないので。
どんどんいっちゃってください。

280 :いち漫画書き :2000/10/09(月) 23:31
>>門前の小僧さん
一介の漫画書きとしての意見。遠慮なしのマジレス。
漫画を書くとき一番大事なのは創作意欲。
漫画は小説に比べて身体を酷使するから 創作意欲がなくなったら終わり。
問題は 創作意欲を生む原動力。これは十人十色。
・意表をつくストーリー展開で客を手玉にとりたい。(モンスターなど)
・クールな世界を創造して客を引きずり込みたい。(BLAME!)
・魅力的なキャラを立てて客を萌えさせたい。(僕はこのタイプ)
中には すべての要素のバランスをとって高品質な物を造りたいという人もいるかも。
でも そのためには書き下ろしをして 完成品を提供しなければいけないよね?
これは 小説なら可能かもしれないが 漫画では難しい。
小説を精神労働とすれば 漫画は肉体労働。ひたすら手を動かさなきゃ進まない。
それを何年も続けて その間収入なし。これはどう考えても無理。
以上を踏まえて 僕なりに出した結論。
・書き下ろしは 出来て2巻。その中で自分を最大限アピールするとしたら自分の
一番自信のある所を重視したい。
・連載するなら 打ち切りになる前に自分の持ち味を出す。バランス重視もいいが
漫画には編集という敵がいるから 連載をもらうには実績がないと難しいと思うよ。

281 :ああっ名無しさまっ :2000/10/09(月) 23:48
なんか・・・寒い人が増えたな・・・
レベル落ちすぎ。

282 :233(=235) :2000/10/09(月) 23:59
>>277
逆のことも言えますよん
作品世界のない,キャラもストーリーもあり得ないかと

キャラがいると言うことは,キャラが生きている世界が
あるんですから.

276さんの意見に同感です.キャラが生まれ,キャラから
世界が生まれ,キャラと世界との相互作用でストーリーが
生まれ,ストーリーによってキャラが生まれ…………
の繰り返しのようなものじゃないかなと.


283 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 00:04
>>281
ごめん 調子に乗りすぎた。

284 :どわ :2000/10/10(火) 00:36
>>275-276
とても良くまとまってますね。
作者がキャラ、世界、ストーリーのどれを出発点にするかというのは、舞台裏みたいなもの。
282で書かれているように、そっから先は、三者の相互作用で作品が作られていく。


285 :這い寄る混沌 :2000/10/10(火) 00:49
>>192
ラブクラフトが好きというよりは、その作品と世界観が好きです。
もちろん「NYALRATHOTEP」もね。
(これも一種のキャラ萌えなのか?)

286 :どわ :2000/10/10(火) 01:19
>>268  世界観っつうのは、舞台設定とは少し異なるんじゃないのかな?
はい、違います。
キャラ、世界(舞台)、ストーリーそれぞれから浮かび上がってくる物
だと思います。


287 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 01:41
世界観:読者が感じる世界
作品世界:キャラクターが感じる世界

288 :門前の小僧 :2000/10/10(火) 01:44
>277 あげ足とりのレスになりますが、275で言っている「作品世界」
     というのは、作品を構成する要素として、その作品の舞台になって
     いる世界を検証するために使っている言葉です。
     個人的には、キャラクターやストーリーと独立して、「作品世界」
     について語ることが可能だと思います。
     例えば、「ロードス島戦記」を初めとするテーブルトークから
     派生した物語は、最初にあの世界観から作った、と聞いています。
     あの「スターウォーズ」も、設定集が何年か前に出てましたけど、
     設定自体が映画見るのと同じくらいの厚みを持っているので、
     とても楽しくよませてもらったことを覚えています。
     それと、キャラクターやストーリーの他にも、「作品世界」を決定
     する要素は多いのではないでしょうか。世界の歴史、文化、気候、
     国家形態、食べ物、道具、移動手段、などなど、つきつめれば
     現実世界と同じ数だけ、「作品世界」の要素を探すことができる
     のではないかと思います。
     ・・・こういう風に書くと、やっぱり設定の問題じゃないか、と
     言われてしまいそうですが、たとえ架空の世界でも、その世界に
     触れられるとっかかりが多いと、より本物らしさが生まれてくる
     「感じ」がしませんか?私は幼い頃に外国文学で、知らない見た
     こともない料理によだれをたらした経験があるので・・・。
     そういう風に、現実とタイマン張れるくらいの架空世界を立ち上げる
     ことができるところが、創作物(絵や文)の良さではないか、と
     思っているのですが・・・。

289 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 01:46
悪ノリついでにもう一つ。
高寺彰彦って知ってる? コミッカーズで連載してたんだけど。
この人の書く漫画、特に「悪霊」はすごいバランスのとれた漫画だと思う。
でも この漫画を語る時 それ以上の言葉が思い浮かばない。
これは この人の絵、コマ割りに分かりやすい形で出ている。
バランスを重視した人物 構図 デッサン 背景 ・・・
この人は 絵なんか漫画を構成する要素の一つとしか思っていない。
同様に ストーリー 世界設定 キャラ作りも要素に過ぎないと思っている。
漫画すら 自分を伝えるための手段と思っている。
でもこれじゃモチベーションを維持するのは難しいと思う。
「ナムチ」も6年前に一巻が出たきり。続き書く気あるのかなあ。
僕はすごく好きな漫画なので頑張って欲しい。

290 :どわ :2000/10/10(火) 01:53
>>275
意図的にキャラ、ストーリー、世界のいずれかを突出させることはあります。
しかし、そういった作品はマニアっくな方向へ走りやすい。


291 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 01:55
>>這い寄る混沌さん
おおっやはりそうでしたか。
当方、クトゥルフTRPGのキーパーをしておりました。
話が合いそうですな。

292 :どわ :2000/10/10(火) 02:10
>>289
作者が大声で叫んだところで、読者は「うるさい!」と耳を塞ぐ。
バランスを取るって事は、自分の武器を最大限に活かすってことです。



293 :門前の小僧 :2000/10/10(火) 02:13
>279 はああ。やっぱり忙しかったんですね。
     それぞれの用語にきちんとした起源があるとは・・・顔洗って
     出直してきます。ありがとうございます。
     お暇になったら遊びにいらしてくださいね。

294 :門前の小僧 :2000/10/10(火) 02:19
>280 マジレス感謝。手加減なし、若輩者の私にありがとうございます。
     噂にはいろいろと聞く漫画家さんの仕事ぶりですが、こうして
     レスしていただくと、想像以上に大変な仕事ということがよく
     わかりました。いち漫画書きさんが、情熱を持って仕事をなさって
     いることも伝わってくる。闘っている人だなと思いました。
     それに、きちんと「読者」に「読ませる」ということを前提条件に
     話をされているところがプロ。当たり前のことなのかもしれない
     けれど、アマチュアで小説を書いていて、自己満足に収束しがちな
     私から見ると、プロ(=不特定多数の人に創作物を提供する)姿勢が
     きちんとしていてすごいと思います。

     それと、言い訳がましいのですが、いち漫画書きさんのレスは
     実際に創作している立場からの、主観の意見ですよね。
     どうも私は自分で書くよりも、人の書いてるものにケチつけて喜んでる
     オタク野郎(まあ性別は女ですが)なので、つい遠ざかったレスに
     なってしまいました。きちんと作品を作ってる方から見ると、
     いかにも構えた意見に見えてしまったかもしれません。
     もちろん、創作する時のエネルギーは意欲。それが一番ですね。
    
     おまけ。小説家が体力的に消耗しない、ってことはないです。
     漫画家とは作品を発表するスパンが違う、ということもありますが、
     例えば作家の幸田文さんは、作品を発表するたびにぼろぼろに
     なってたって、娘の青木玉さんが言ってます。

295 :門前の小僧 :2000/10/10(火) 02:32
>281 すみません。こんな長いレス付けてると、スレッドの雰囲気や話題が
     硬直するし、他の方が書き込みにくくなるしで、迷惑おかけするのは
     知ってます。それでも書きました。ごめんなさい。
    
     私も、他の方の意見を見て「お〜」と思ってる方が楽なんです!
     パート1や2の常連さんたちがいらしていたら、どれだけスレが
     活性化するかと思うと・・・(落涙)。そのほうが、私も頭使わ
     なくて済むし・・・。
     こんな馬鹿をぶっとばすくらいのレスを。お願いします。

>284 ありがとうございます。
     あのレス書いたあと、ずっと緊張していたので、ほっとしました。
     あとは、舞台裏は読者に見せるな、ということも言えますよね。

>いち漫画書きさんへ
 ご存じかもしれませんが、タイピングなら「撃打」が楽しいですよ。
 1日30分くらいずつでも、続けることで効果は出てきます。

では、あとは諸先輩方の采配におまかせします。     

296 :ちょっとコーヒーブレイク :2000/10/10(火) 02:51
┌───────────────┐
│      Λ_Λ    身   夏   |
│ ●   ( ´∀`)   長   休   |
│ 延   (    )   が   み   |
│ び.   | | |    伸       |
│ す.   | | |    び       |
│ ぎ    | | |    た       |
│.      | | |            |
│ .2    | | |            |
│ 点.   (__)_)           |
└───────────────┘

297 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 03:22
キャラ立ても世界観も結果論じゃないかな。
作家がどんな工夫や苦労や発想でキャラ作りをしようとも読者がキャラが
立っていると感じなければそのキャラは滑ったということ。
世界観とか作品世界というのも同じで。
読者がその世界観に納得できなければ作家の世界観が読者に伝わらなかった
つまり世界観も滑ったということじゃないかな。

だからキャラを作るのは簡単だけどキャラ立ては難しいです。
私の現在の方法は観念的で申し訳ないが
読者の心に小さなささくれを残すことと表現を八分目で押さえること。
ささくれは小さなトゲみたいに、読み終わっても読者の心に残る印象。
八分目は飽きる手前のもう少し読みたいというところで描写を押さえること。
ミクロン単位の心理描写と大胆な構図でなんとかこなしてるけど。
これやってて感じるのは100人の作家がいれば100通りの方法があるんじゃ
ないか、さらにキャラが100人いればまたさらに100通りの方法があるんじゃ
ないかというくらい繊細なこと。正解がない。すべて結果論なのかも。

298 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 04:12
なんかすごい勢いで進んでますねえ、このスレ。一日見ないだけでついていけない。
夏目さんがほとんど顔出さずにこれなんだから、確かにスレが成長してるのかも。
スポーツに例えると、<世界観>はその競技のルール、<キャラクター>は選手、
<ストーリー>はその試合内容って感じでしょうか。・・・あんまいい例えでない気もしますが。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 09:16
いつも冷静な人ですよね.

300 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 11:11
確かに<297
キャラが立ってるという言葉は読者からの判断だからね。
主人公なら「こいつカッチョいい〜」、
悪役なら「おまえしめるぞ!」ぐらい読者に思わせる力がないと。
共感や反感なりが生まれる
=読者の心情との距離感の近さがポイントではないかな。

301 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 11:14
とりあえず、短くまとめる努力をしてくれ>ALL

302 :夏目房之介 :2000/10/10(火) 11:52
ちょっと気がついたんですが「キャラ立ち」について、皆さん小池理論と違う理解をしてるようなので。
小池一夫は、要するにまず読者に「こいつおえば、何だ? これから何するんだ?」って、
目をひき、先を読ませる(どちらかというと見た目の)仕立てをいってたと思います。
言葉は次第に変わっていくものではありますが、たとえば夜話で我々が使うときには、
多分上の意味で使う。元の意味を知らないでいると誤解の元なので。

303 :夏目房之介 :2000/10/10(火) 12:01
すんまそ〜ん。
>読者に「こいつおえば、
・・・は「こいつは、
の間違い。


304 :夏目房之介 :2000/10/10(火) 12:11
ちなみに大塚英志「[まんが]の構造」で、
「アニメ世代のまんが家たち」は、
「作品の中の世界観を一定にすることに敏感で、
細部におけるリアリティを大切にする」として、
その代表を大友克洋。
「ちょうど正反対に位置するのが梶原一騎」
と書いてます。
前にいった歌舞伎用語としての引用は見当たりませんでしたが、
多分設定、舞台や、そこで可能・不可能なことの基準となる背後の枠組み、
といったところでしょうかね。


305 :マンガのキャラ :2000/10/10(火) 12:20
限られた紙数の中で、キャラを描くために「定型表現」(お約束)が
用いられることがありますよね。
例えば、少女漫画では 金髪男性=派手、華麗、移り気
           黒髪男性=堅実、誠実、野暮
というような「お約束」がありました。だけど、この「お約束」を上手
に活用して手早くキャラを立ち上げるという「効果」もあります。
例えば「ベル薔薇」のアンドレはやはり黒髪の方がわかりが早いし、
「エロイカ」の少佐も黒髪以外にありえないキャラですよね。
(古い古い例ですみません。)

306 :Speed freek :2000/10/10(火) 12:47
すんません224で無責任な質問しちゃいまして、今後気をつけます。

んであと、少女漫画のケースだとあの派手なバックがありますよね。
あれもやはり世界観の一部ということになるのでしょうか。
「パタリロ!」ではギャグになってましたが。


307 :Speed freek :2000/10/10(火) 12:48
すんません224で無責任な質問しちゃいまして、今後気をつけます。

んであと、少女漫画のケースだとあの派手なバックがありますよね。
あれもやはり世界観の一部ということになるのでしょうか。
「パタリロ!」ではギャグになってましたが。


308 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/10(火) 12:55
ディテールにのみ、神は宿りたもう。
大友なんかはまさにそうですよね。
逆に、意外にエヴァなんかは、ディテールに凝ってるように見せかけて、
本当はディテールではなく表現に凝ってるだけ。
見せるのを目的としたディテールは、もはやディテールではない。

309 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/10(火) 12:56
世界観は、ディテール。
ただし、小説の世界では、巨人・ボルヘス以降、
世界観のみを描き、キャラもストーリーもない、
という小説もオッケーになったので、この限りではないが。

310 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 13:17
また懲りずに押井さんの発言を引用します。
>動機が最後に見つかるというのは活劇のような映画を作るときには珍しい事ではない。
>東京を舞台に戦争を起こすという設定が最初にあって、それをどのように実現するか
>ということのために”物語”を必要とし、それが人間のドラマである以上”動機”も必要だった。
僕の場合、キャラの持ってる動機が最初にくることが多い。
以下に 具体的な話を書いてみます。単なる一つのケースとお考えください。

311 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 13:18
ガンダムZZというアニメの中にプルという少女がいました。
彼女は戦争の道具として生まれてきたクローン人間です。
なぜか主人公に共感した彼女は 敵を裏切り主人公を守るために
自分の妹と戦って死にます。
当時13歳だった僕は納得できなかった。これではあまりにも救いがない。
では どうすれば彼女は救われたのか。
生まれながらに 取り返しのつかないハンデを背負った人はどうすれば救われるのか。
これが 僕の作家性の原点です。ほんと しょうもない原点です。

312 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 13:19
これを漫画にするなら 例えば・・・

核となる人物>不治の病と闘う寝たきりの女性
主人公>彼女と一緒に闘う恋人。作者の分身でもある。
舞台>現代の日本。欧米に比べて医療が遅れている。
物語>臓器移植が欧米に比べて遅れているために彼女は死亡。主人公はこの現状を
たくさんの人に知ってもらうために生涯を捧げる決意をする。

あとは肉付けしていくだけ。厚生省と学会との癒着とか。この先は重要ではない。
一番大事なのは 救済の具体的内容。僕にとっては 作家性を発揮したい所。
この場合 主人公が生涯をかけてうんぬん という所。
正直いって これは僕の趣味ではない。ここはやはり、
主人公は彼女の死を乗り越えて 自分の夢だったF1レーサーになった。
としたい。そして彼女には 死ぬ前に自分の力で救済を達成させてやりたい。
もっと具体的に書きたいけど ネタバレになるので書かない。

もちろん これはあくまで例えばの話です。
僕は医療には詳しくないので こんな話は書けないし 誰も読んでくれないと思う。
実際に書くとしたら自分の得意分野である アメリカ、車、軍隊、空手、兄弟
を設定に生かして書くと思います。

313 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 13:20
押井 守はたたき上げの職人。タツノコで週一本 何百話というアニメを作った人。
我々凡人が いかに客を引き付けるものを作るかという事を分かり易い形で示している。
>出来損ないでもいいから勝手にやった方がいいんだ
は名言。

314 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 13:25
>>301
すまん 出来る限り推敲したが しょせん漫画書き、かんべんしてくれ。

315 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 14:55
「キャラ立ち」ってキャラクターの厚みや引力の強さに対して
使ってるなぁ、これがアニメ世代なんだろうか。<302
小池一夫の劇画村塾で知った言葉じゃないのは確かだわ。

316 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 15:01
>312
得意分野が「兄弟」ですか、それいいです(正直な感想として)
他のが得意な作家はいそうだから。

317 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 15:50
ガンダムZZの時に13歳ってことは 25、6歳か・・・

318 :どわ :2000/10/10(火) 16:00
>いち漫画書き さん

頑張ってください。応援してます。

319 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 17:57
ageagaega

320 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 18:23
どわさんありがとう。がんばるよ!

「映画監督術」(フィルムアート社)に面白い事が書いてあった。
>事前に特定のイメージが存在しえない芸術においては、どうやって最終イメージ
>を想像すればいいのか。答えはこうだ。芸術家が創作を開始したとき、頭の中に
>明確な最終イメージを持っていることはほとんどない。
>したがって、視覚化のプロセスはゴールへの到達ではなく、
>むしろゴールの探求なのである。

村上春樹は 小説を書き始める時点では ストーリーの結末を考えていないそうだ。
頭から 行き当たりばったりでどんどん書いていく。書いている段階では 次に何が
起こるのか、主人公が なぜそんな行動をとるのか、自分でも分からないらしい。
公式ホームページに書いてあった事だからうろ覚えだけど。
僕は ここまで徹底してないけど 考えるよりまず行動と考えてます。
最後に 「映画監督術」より引用
>想像力は 手を動かすほどの力を持っていない。

321 :いち漫画書き :2000/10/10(火) 18:42
>>どわさん
理想を追い求めるのはいい事。若い内は小さくまとめる必要なんてないんです。
僕も 漫画とは、芸術とはなんぞや?とずっと考え続けてきましたから。
大事なのは 諦めないこと。妥協しないこと。お互い頑張りましょう。

322 :>▽< :2000/10/10(火) 19:39
いち漫画書きさんスレッドを立てるのも面白いかもね。

>>320
監督によっては、ヒッチコックやワイルダーのように脚本をきっちり組み上げれば、それで映画の大半は出来たようなもの、という人もいますね。

>>302
小池さんの場合、キャラが立っていない作品は、物語の組み立てからして良くない、ということなのでしょうかね。
どなたか少年マンガ誌の編集者が、読者は「細かいストーリーよりも、キャラやシーンで作品を記憶する」てな風に話してました。
それと近いスタンスなのですかね。

323 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 19:51
>>322
氏ねよ馬鹿!
BS見たことがない人間は誰も漫画家と知らない夏目漱石の孫が
でかい面してるスレがあるだけでもウゼェのに、自分の名前も明かせない
2ちゃんに入り浸りの仕事してるかどうかも怪しい電波漫画家専用の
糞スレなんか立てられてたまるか!!

324 :びび :2000/10/10(火) 20:32
>>323
いいじゃん別に。何でそんなにおこってんの?
名が通ってようがいまいが、関係ないよ。
この板は漫画の話をする場所なんだよ。
漫画関係のスレッドがたって何が悪いんだい?
人が楽しく話しているところにいきなり水ぶっ掛けるようなこと言うのは
やめな。

325 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 21:58
一つ提案。夏目さん以外は sageて書いたらどうだろう。少なくとも次のスレ立つまで。
このペースなら すぐ1000レスいくでしょう。仕切るようで申し訳ない。
ちょっと視点を変えてみる。
ある作者の代表作が二つあったとする。知名度は同じとして、
一つはバランスのとれた秀作。もう一つは面白いけど何だか分からん駄作。
マンガ夜話で取り上げるとしたら どっちだと思う?

326 :ああっ名無しさまっ :2000/10/10(火) 23:34
「面白い」のに「駄作」?
一瞬ジョーと巨人の星を思い浮かべたけどあれは明らかに両方とも名作だよな・・・

327 :>323 :2000/10/10(火) 23:57
君、罵倒しか能ないじゃん。
建設的な発言できないのなら黙ってれば?

328 :どわ :2000/10/11(水) 00:11
そりゃ、まだ食べた事のない美味しい料理の味を思い浮かべる事が出来る人はいるよ?
それって天才だと思う。(←たしか蒼天航路に、こんな表現があった)
でも、勢いだけで越えられない壁を前にしたら、技術的なものを積み重ねていくしかない。
面白いアイディアがあっても、その作品に必要がなければカットする。
良いキャラがいるなら、キャラに負けない舞台とストーリーを用意する。
…辛いのは、それでも面白い作品になるか、わからないってこと。
愚痴ですね。すまん。

329 :這い寄る混沌 :2000/10/11(水) 00:12
自意識の暴走を抑えられない方々(とくに荒し・罵倒さん)へ、
2ちゃんねる的標語をひとつ。

「いつも心にオマエモナー」

おそまつ。

330 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 00:18
>>325
> 一つ提案。夏目さん以外は sageて書いたらどうだろう。少なくとも次のスレ立つまで。

なぜsageて書こうと言われるのですか?
べつに反対してるわけじゃないけど、必要もないと思いますが?
明確な理由を書いていただきたい。


331 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 00:19
>>325
> 一つ提案。夏目さん以外は sageて書いたらどうだろう。少なくとも次のスレ立つまで。

なぜsageて書こうと言われるのですか?
べつに反対してるわけじゃないけど、必要もないと思いますが?
明確な理由を書いていただきたい。


332 :330、331 :2000/10/11(水) 00:21
二重カキコ失礼!

333 :だんだん好きになるふさ*2 :2000/10/11(水) 00:31
ふさふさ出張ドイツお気をつけて、、2ちゃん復帰まってます!

334 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 00:37
煽りバカはどうせ一人だろ?見たところ、ろくな議論もできてないし、
過去ログも夏目マンガ評論も全然読んでない。同じ事を繰り返しわめい
てるだけ。スレッドの存在自体とそれにレスが沢山付いていること
(内容ではなく外側だけ)にいらだってるようだ。ていうことは内容が
理解できないんだ。バカな自分が唯一気ままに遊べる場所だった2ch
漫画板に、なにやら高尚で知的にみえるものがでてきたのでビビッてる
んだろう。ゆっくり読めばわかるし、面白いはずだと思うけどなぁ。
まぁ、ひとの話がまともに聞けない奴ってのは、いるよな。


335 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 00:42
323はいつもひとりでがんばっているね。
でもみんなに相手にされないでヒステリーおこしてるね。
君、なんだか滑稽だよ。
そうやってかきまわしているのがとても哀れに思えるよ。

君が夏目氏を論破するつもりで書きこんでよ。
君と夏目氏の対話を読みたいよ。



336 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 00:51
創作論っていうのはある程度実績がある人が語るのでなくては説得力がない。
こればっかりは名が通ってる、通ってないは重要でしょう<324
いち漫画書きさんが匿名で書いてその素性を隠している以上、たとえ実際はすごい売れっ子の作家さんだったとしても、
>>323みたいな揶揄が出るのは致し方ないと思います。

ま、べつに323を擁護するつもりはないんですけど。
ああ、でも煽りを煽り返すようなマネはよしませんか。それもまた見てて心苦しいので。

337 :門前の小僧 :2000/10/11(水) 01:17
>325 せっかく「夜話」関係のネタをふっていただいたので。
 どっちも、取り上げてみたらおもしろいと思います。
 どのような種類の漫画であれ、漫画という形態をとった作品であるのなら、
 取り上げて論じることで、新しい何かが発見できる可能性があるから。

>328 でも、おもしろくするための努力なら最大限惜しまずにできますよね?
 どんな料理でも、他人さまに食べてもらえるレベルに仕上げるのが最低限
 お客さんに対する礼儀であって、それをお客さんがどのように楽しむかは、
 もうそれぞれの感性にお任せしてもよいのではないでしょうか。
 和食や洋食、中華、それぞれの国によって料理の材料や味は違う。
 でも、色々な味があったほうが楽しい。時には、どぎつい料理があるのも、
 それはそれで国や地域の特色の反映だから、食べなくても、そういう料理
 があるという情報だけ、どこかにとどめておけばよいこと。
 そして、誰もがすべての料理を好むとは限らない。
 ひとりひとりの嗜好や習慣は違うから、それによって好きになる料理は違うし、
 受け付けられない料理だってあるはず。

 自分の良いところというのは、自分ではなかなか見えないもの。
 なるべく遠慮のいらない知人に(年代や好みがバラバラな)作品の印象を
 聞いてみると、けっこう思ってもいなかった面を発見することができるのでは
 ないでしょうか。

338 :門前の小僧 :2000/10/11(水) 01:25
ついでに横レスします。
私は325さんではありませんが、水面下でスレッドを進行させるのも、
面白いレスが続けば、十分楽しいと思います。
確かに、このスレッドの話題がタイトルである「夏目房之助さん」からは
逸脱する傾向があることは確かですし、そうなった場合、他のスレッドで
楽しんでいらっしゃる漫画板の方々の気分を害するよりは、sage進行でも
よいのではないでしょうか。

本音を言ってしまえば、月末の「夜話」の前後、このスレッドがどんな
盛り上がりを見せるのかが今一番の楽しみなので、それまでこのスレッドを続行
できるのなら、ageでもsageでもどちらでもよいと思います。
325さん、勝手にレスしてしまってすみませんでした。

夏目さ〜ん、気をつけていってらっしゃ〜い。
あちらの貴重なお話、期待していま〜す。

339 :どわ :2000/10/11(水) 02:02
門前の小僧さん、助言、ありがとうございます。
さて、気を取り直して漫画の話をするか!

>>325
完成度の高い秀作と、面白い駄作のどちらも当てはまる作品があります。
サンデーで連載されていた「GS美神」。作者の椎名高志さんは、毎週完成度の高い
ギャグ漫画を描かれていました。しかしシリーズの終盤、ルシオラという敵の脇役に
過ぎないキャラクターが暴走し、主役の影が薄くなってしまう始末。
コミックスで読み返すと、ルシオラが暴走している辺りは、あまり面白くない。
ですが連載中は、ルシオラがどうなったのかサンデー発売日が待ち遠しかった。
連載が終わって一番印象に残っているのも、展開が暴走していたところ。
マンガは、作品としての面白さ(コミックス)と連載の面白さは違うんだという一例。
「GS美神」、マンガ夜話でやってくんないかなぁ…。
(↑結局、これが言いたかった)

340 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 03:12
>339 どわさん。
「完成度の高い秀作と、面白い駄作」はなかなか面白い表現ですね。
「作品としての面白さ(コミックス)と連載の面白さは違う」
ってことはよくありますね。
ってことは、連載と単行本の売れ方も違っていいし、出版側もそういう戦略を、
短期、中期、長期的に立てることも可能で、そこに書き下ろしって可能性を考えると面白いんだけど、
書き下ろしは実際描いてる間の収入をどうするかって問題があるな。
最近では志郎正宗が唯一の成功例でしょうか。

小池一夫の「キャラ立ち」論は、
70年代劇画成長期の現場的に有効な発想だったと思います。
以後、市場分化とともに創作法が複雑になり、
小池自身もキャラの内面とか、物語の必然とか、
主張の中身を変えていったように思います。
ですから最近の「小池一夫の漫画学」(小池書房)などは、
当初のようなシンプルさはない。

事情はよくわからんが、一応「sage」と入れてみました。

341 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 03:25
>322>▽< さん。
「ヒッチコックやワイルダーのように脚本をきっちり組み上げれば、
それで映画の大半は出来たようなもの、という人もいますね。」

そうそう、何かハリウッドにしても欧米の文学にしても、
きちんと全部組上げる構築型が多く、その凄さってある気がするんですよ。
でも、日本の場合、永井豪とか、アニメですら宮崎さんみたいに、
「行き当たりばったり暴走型」が多い気がする。
欧米だと絵画芸術系の流れみたいな気もしますが、
なんか職人気質とかの違いかなぁとも思います。

と、面白い話題もあるのに、
ドイツ出張(16〜23日)と夜話で、
時間がない。
18日にケルン日本文化会館で講演「日本マンガはなぜ世界の若者に受けるのか」
21日にフランクフルト・ブックメッセでディスカッションに参加します。
お近くにおよりの方はぜひ。
なんつってね。




342 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 03:39
夏目がわしの弟子やったらパンパンやな。

343 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 04:05
夏目さん、遠慮せずにageて結構ですよ(^^;

344 :優馬 :2000/10/11(水) 04:08
>>341
>18日にケルン日本文化会館で講演「日本マンガはなぜ世界の若者に受けるのか」
>21日にフランクフルト・ブックメッセでディスカッションに参加します。
夏目さん、頑張って「マンガ」を世界に広めてきてください!
とても意義のあるお仕事だと思います。
(国際交流基金のお仕事が多いようですね?)


345 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 08:11
どうしてレベルの低い煽り荒らしにまともに反応するんですかね、ここの人は
見ていてはらはらしますですよ

346 :門前の小僧 :2000/10/11(水) 08:34
グーテンモーゲン、皆様。夏目さん。
>341
行けるかぁ〜、と暴れたいところですが、海外の公演までちゃっかり宣伝する
夏目さんに1000点。もう負け。
日本国内の公演だったら、飛んでいくのになあ。

昨年、夏目漱石の「坊っちゃん」を授業で読みました。
そのとき、「坊っちゃん」は新聞の連載小説だったので、この話はまとめて読む
のもよいが、当時、新聞にどのように掲載されていたのかを実際に読んでみて、
これを当時の若者たちがどう読んだのか、というところまで検証していくと
近代の江戸から東京への変遷がほの見えておもしろい、という先生の話が
ありまして。
このテーマに関する研究発表が、今年か来年の初めには出ます。

「連載」と「夏目」つながり、ということで。
こういう話題だったら、スレッドの大枠からは、あまり離れませんよね?

夏目さんがドイツの風邪に好かれませんように。

>345
みなさん真面目な方がおおいのでは。(○´`○

347 :門前の小僧 :2000/10/11(水) 08:45
>342
西洋と東洋というのは永遠のテーマという感じがしますが、
私は一度、ドイツの靴と日本の靴の作りの違いに悩んでいたことがあります。
前者は、精密な理論と職人の仕事によって、足の生理にあった靴を作っている。
後者は、昔から突っかけるタイプの「履き物」が多い。
これはどういうことなのか、ドイツで生まれた理論がどうして日本では生まれ
なかったのか、ある人に聞いてみると、
「ドイツでは、整った理論で現実を矯正していこうとする理性のはたらきがあり、
 日本では、硬直した理論よりも現実一つ一つを受け入れていこうとする感性の
 はたらきがある。そういった違いが、靴に反映されている可能性がある。」
と示唆されました。

最近、うちの父とも話し合ったのですが、ヨーロッパ諸国は、国土が広く、
もともとは多民族が覇権をあらそっていた、という歴史があります。
その上、気候は荒い。食べ物はなかなか収穫できない。
こういう状況下だったら、そりゃ個人主義が発達するわけだわねえ、個人が
厳しく雄々しくなければ生きられないわぁ、という結論に達しました。
こういったバックボーンも含めて考えると、漫画ひとつにしても様々な可能性が
あるのではないか、とも思います。

348 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 11:10
>347 名前:門前の小僧 さん。
面白い話題だなぁ。つい書き込んじゃうじゃないか。
あのね、ドイツの手塚研究者など複数の証言。
ドイツでは、十数年前までオーディオ製品にも絵がついてなかった。
今でも、インスタント食品に絵の解説はない。
理由は、絵は子供っぽいから。
でも、19世紀までマンガはけっこうあったらしく、
絵本もコマのような時間経過や言葉を入れる箱が描かれてる。
僕は絵と言葉が分離された傾向が強いのと、
どこかで絵への偏見が強まった(恐らく近代国家成立後)のだろうと思ってます。
ドイツとイタリアは近代国家になったのは日本と同じ時期だしね。
それとプロテスタント(神の言葉と個人の直接契約)、
印刷技術(グーテンベルグ)すなわち聖書。
このへんの話を誰かに聞いてこよう。

349 :>▽< :2000/10/11(水) 11:15
>.341
>でも、日本の場合、永井豪とか、アニメですら宮崎さんみたいに、
>「行き当たりばったり暴走型」が多い気がする。

「デビルマン」も「ナウシカ」もどこか個人の才能を超越した凄みを感じます。(永井、宮崎両氏はもちろん天才ですけど)

よく漫画家の方々が「キャラが勝手に動き出す」といった表現をされますね。
神憑かりと言うのはオーバーでしょうけど、そんな感じ。
小松左京氏が「連載はライブだ」と「虚無回廊2」の後書き対談で語っていましたが、
読者からの反響がフィードバックして、自分でも制御出来ないブースターがかかったりするのでしょう。

時代を象徴する傑作って、そういう風に生まれるのかもしれません。

350 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 11:17
思い出した。
司馬遼太郎が「西洋の小説は教会建築のように構築的だが、
日本のそれはお寺の建物のように横につながって展開する」
といったようなことをいってましたね。
それと、西洋が飢饉で人口の半分を失うような事態から開放されるのは、
16世紀のジャガイモ輸入からってのも、どっかで読んだ。
西洋が東洋に圧倒的な差をつけるのは17世紀以降、
つまり産業革命後。
自覚するのは、18世紀頃だそうで、
アジアという意識は、西洋の衝撃でできたものだとも教わった。
あんまり関係ないな。

351 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 11:26
>349 >▽< 投稿日さん。
おっしゃるとおりですね。憑依型という僕のいい方は、
時代感性を語る巫女って意味を含みます。
でも、
>読者からの反響がフィードバックして、
という要素もあるでしょうが、それだけじゃないです。
もの書きは「神」なので、創造した者が客体ではなく、
主体として見える位置にいるんですね。
僕自身のつたない経験でいっても、
人物が勝手に性格をもって、
勝手にエピソードを教えてくれる(ように見える)瞬間がありました。
(昔ストーリーマンガも描いてたので)
でも、憑依状態になったのは、
「手塚治虫はどこにいる」が初めてだった。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか。

352 :>▽< :2000/10/11(水) 11:37
>憑依状態
 そういう創作理論として体系化しづらい「何か」を、評論という形で捉える事ができるか、すごく興味が在ります。

>喜んでいいのか、悲しんでいいのか。
「手塚治虫はどこにいる」がそうして生まれたのは、読者としてはもちろん慶賀すべきことです。

ドイツと言うのは児童文化が、絵本にせよ教育論にせよしっかりしているという印象を受けます。
絵本なんて、児童の情操を育むものとして、それこそしっかり理論化されているような。

326氏や「たれぱんだ」のブームなんて。あちらからすると、幼児化としか見えないのかもしれません。


353 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 11:51
鳥山明クラスの漫画家なら書き下ろしも可能ではないか?
・すでにヒット作も出しており経済的な問題はなさそうであること。
・雑誌連載では人気が高くて連載を終わらせてもらえないという
 不自由さを感じていたのではないかということ。
・知名度の点からも書き下ろし作品の宣伝販売に有利であること。
出版社が水さえ引けば、書き下ろし作品が育つ土壌ぐらいは整っていると思うのだが。

士郎正宗の場合は結果的に成功した例で、他の出版社が追従するにはリスクが大きい。
書き下ろし作品の発表という形態をとらざるえなかったのは
・デビュー時の作品群(アップルシードなど)を執筆中は士郎正宗は教師をしており
 連載ペースでの執筆が不可能であったこと。
・出版元の青心社が定期的に作品を発表できる雑誌を有していなかったこと。
ここに士郎正宗の作風である情報量の過密度などが書き下ろしに適していたことが
あわさった結果としての成功といえる。
皮肉なことに士郎正宗が現在の位置を確立できたのは、
映像化やメジャー誌への進出であってデビュー時の書き下ろし作品群ではない。
<340 夏目房之介氏
×志郎正宗 → ○士郎正宗(作者名間違っちゃいかんです。一応)

354 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 12:11
憑依状態って連載向きだったりするんでしょうか?

私のなかでは宮崎駿は西洋的な構築をするととらえてたんですが
これは思い浮かべる代表作が
「ラピュタ」や「カリオストロの城」なのが原因ですね、
これらは映画向けに書き下ろされた作品なので構築的だと思います。
くらべてアニメージュ誌に連載された漫画「ナウシカ」は
展開のエスカレート度など憑依型の作品なように思います。
構築型では完成形をめざして何度も試行錯誤をくりかえさねばならず
連載としては描きにくいのかも。

355 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 12:36
そういうわけでもないよ。

356 :>▽< :2000/10/11(水) 12:38
宮崎監督は、結末を決めずに、製作中も絵コンテを書き続ける事で有名ですね。

357 :354 :2000/10/11(水) 13:30
>356 >▽< さんへ
あ、そうなんですかそれは知りませんでした。
伏線のはり具合とか無駄なシーンの少なさが構築的かなと感じたんですが
(特にカリオストロの城とか)
結末決めずにあんな作品になるのはすごいですね。
構築というよりキャリアからくる職人芸といった方が近いのかな

358 :354 :2000/10/11(水) 14:27
すみませんちょっと話そらしちゃいましたね。
連載マンガって読者が間をとばして読んじゃったりした時に
ストーリーのつじつまが追えなくなって
構築型マンガの骨格や魅力が分からなかったりしないかなと。
(例を出すとアームズとかゴルゴ13などは連載では読みにくい。)
それよりは憑依型のようにキャラを追って読めるマンガの方が
連載に向くのではと思ったのですが?

359 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 15:47
>でも、憑依状態になったのは、
>「手塚治虫はどこにいる」が初めてだった。
>喜んでいいのか、悲しんでいいのか。

それって「マンガ評論こそ天職」ってことじゃありませんか?
断固、喜ぶべきことだと思う。

360 :ああっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 16:04
こまかい話で恐縮です。
宮崎監督がコンテを仕上げないまま制作に
突入してしまったのって「もののけ姫」ぐらいだった気が・・・
むしろ絵コンテの段階で映画全体のイメージを完成させてしまうほど
煮詰めた準備を施すのが従来のスタイルで、そのあたりが他の作家と
違う宮崎駿たる所以じゃないかと。
だから私は宮崎氏が「暴走型」ってイメージはあまりないです。

でも漫画のナウシカは明らかに暴走してますね。
本質的にはそっちなのかな?


361 :0衛門 :2000/10/11(水) 16:35
>でも、憑依状態になったのは、
>「手塚治虫はどこにいる」が初めてだった。

創作者としては良いが評論者としては欠点です。
客観的な視点ではなく自説や創作活動に入り込んだ状態が評論に適しているとは思えません。
それだけ夏目房之介の中に手塚治虫という存在が内包されていたと考えるべきでしょう。

362 :どわ :2000/10/11(水) 16:50
感性(直感、あるいは感情?)は、理性に比べて持続力は無いけれど、瞬発力があり、
連鎖を引き起こしやすい。
作者の経験やアイディアの断片が、インパクトのあるシーンの連続として組み上がる。
「キャラが勝手に動く」というのは、このような状態を言うのではないだろうか。


363 :どわ :2000/10/11(水) 17:32
>>348
>僕は絵と言葉が分離された傾向が強いのと、
>どこかで絵への偏見が強まった(恐らく近代国家成立後)のだろうと思ってます。

理性や科学など、理性によって繁栄と進歩を勝ち取ったという自覚が、
あいまいな感性を嫌ったのではないだろうか。
人の感性に働き掛けるものの内、比較的理性で解体しやすい美などは、芸術として生活の場から
切り離し、働きが複雑で理性によって説明しにくい娯楽を、価値の低い物とする。

そんな動きがあったのではないかと想像するが、まったく自信なし(^-^;

364 :どわ :2000/10/11(水) 17:35
>>363
訂正
× 理性や科学など、理性によって
○ 技術や科学など、理性によって

365 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/11(水) 19:34
ここら辺の話は、構造か展開か、ということに集約できると思うんだけど、
西洋、東洋の話を続けると、
文字がタテかヨコかってのは関係あるんじゃないかな?
ヨコ書きってのは、イメージとしてはズンズン掘り下げていく感じ。
重力を感じざるを得ない。
ところが縦書きってのは巻物であって、
それはユークリッドの言う「線」の概念と同じく、
永遠に延長できる、かのような遊離感がある。
江戸初期、関孝和の和算が当時の世界の数学で最高レベルだったのに、
その後、ヨーロッパにあっけなく抜かれたのは、
表現方法に問題があったから、という話を聞いたことがある。
関係ない例かもしれないけどね。


366 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 19:41
なんか軽く書いた「喜ぶべきか悲しむべきか」に、
暖かいフォローをいただき、恐縮です。
むろん、本人は喜んでますがね。
でも、評論に向かないとは思わない。
多分、そのときの「憑依」という比喩をきちんと説明しないと、
誤解を生むんでしょう。
宮崎さんは、次第にシナリオなしの手法になったようですね。
「もののけ」メイキング(本編より面白い)見ると、
従来の、とくに米国の映画作りからは考えられない作り方。
あれ、むしろ欧米だと実験映画なんかの手法みたい。

>363 どわ さん。
多分、そういうことでしょうね。
それと、欧米では子どもと大人の違いが歴然としてて、
中間項がない感じがします。
東アジアではこのへんすごく曖昧なグラデーションで、
恐らく近代以前の人間観と、アジア的成長観ではないかと。

367 :夏目房之介 :2000/10/11(水) 19:47
>365 名前: 無名選手@投げたらアカん!さん。
面白い議論です。
でも、縦書きは中国の天からくる、絶対権力的な重力だと思うけどね。
漢字を統一した秦の始皇帝の文字をみると、
あれはのちの日本文化とは違う、むしろ西欧的な絶対性を感じます。
巻き物については、これまた色々あって、
西欧のタペストリーも絵巻物に近い展開があるが、
あああ、時間がない。
割愛。

368 :どわ :2000/10/11(水) 20:22
>>366
狩猟民族にとって重要な地位を持つのは、戦いに勝つ強い戦士である。
農耕民族にとっては、治水の知識をもつ人間。知識を蓄えた老人ということになる。
精強な戦士と年老いた学者。
この違いが、おおざっぱに言えば、欧米とアジアの成長観の違いになっている。…んだろう。

369 :どわ :2000/10/11(水) 22:05
>>368
自己レス
欧米では、成人すると一人前の大人であることを求められる。
立派な大人ってやつは、芸術を見ても理屈をこねなければならないし、マンガなんて
低俗な物は見てはいけない。
しかしアジアには、半人前とか若僧って考え方がある。
20過ぎてもマンガの読める日本に生まれて良かった!

370 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 00:33
書き下ろしというと,「飛べ,イサミ!」のコミックスの例がありますね.
月一冊の単行本を,10ヶ月定期的に刊行していました.

アニメの漫画化であること,漫画についてのノウハウが乏しいNHK出版だからできたことだと思いますが

371 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 00:41
宮崎さんは,構築型じゃないんじゃないかな.
後からストーリー考えてみると,結構ひっかかりがあったりしますけども.
その場その場は鮮明に覚えているんだけど,流れとして考えると訳が分からない

372 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 00:52
日本がアドリブ型みたいなのが目立つのは週間漫画誌という形態が
あるからじゃないでしょうか。
もちろん週刊体制でもきっちり構築してから描く漫画家もいるけど。
だから例えば月刊ペースで描いてる漫画家だけで比較すると
構築型とアドリブ型の2系統が混在してますよ。私の知る限りですが。
北欧型とかアジア型という比較文化論説は面白いけど、漫画出版の
ローテーションに一番の違いがあるのではないでしょうか。
あ、アメコミはちょっとまた別の話です。
これは著作上の権利を含め作業行程に日本とは大きな違いがあるから。

373 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 00:58
>>372
確かに作業工程が違うというのはありますが.
では,どうして週刊漫画誌が日本にだけ存在するのか.
しかも月刊漫画誌を上回る人気を得ている.

個人的には,日本人は気が散りやすいので,描き手も読み手も
じっくりと構築された世界は苦手なのではないか.週刊ペース
の漫画が体質的に向いているのではないのか,と思いますが.

ちなみにこれも思いつき

374 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 01:02
>>372
確かに作業工程が違うというのはありますが.
では,どうして週刊漫画誌が日本にだけ存在するのか.
しかも月刊漫画誌を上回る人気を得ている.

個人的には,日本人は気が散りやすいので,描き手も読み手も
じっくりと構築された世界は苦手なのではないか.週刊ペース
の漫画が体質的に向いているのではないのか,と思いますが.

ちなみにこれも思いつき

375 :門前の小僧 :2000/10/12(木) 01:12
週刊漫画という形態ならば、テンポよく読み手を飛びつかせることができる。
日本において最初の漫画の消費者は、今と違って「気の散りやすい」子供だから。

と思いましたが、週刊漫画の始まりは、他誌より売り上げを上げるためでは
なかったかなあ。元少年ジャンプの編集者か、岡田さんの本でそのようなことが
書いてあったような。(かなりうろ覚え)
週刊誌の始まりの経緯を一回調べたほうがよいのかも。行ってこよう。

>348 夏目さんへ
わあ。しばらくパソコンの前でにやけ笑いが止まりませんでしたよ。
ありがとうございます。ドイツのおみやげ話、楽しみです。
帰ってこられてから質問しても、「そりゃどいつの話だい?」な〜んて、
とぼけないで下さいね。なんちゃって。

376 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 02:11
>372
北欧型とかアジア型という比較文化論説は面白いけど、漫画出版の
ローテーションに一番の違いがあるのではないでしょうか。

こういう視点は大事ですね。
比較文化論、梅棹あるいは司馬遼的文明論、
はたまた山口昌男的文化人類学のステージってのは、
何千年、何万年の尺度で考えるべき範疇です。
マンガを考えるとすれば、
まずはそれを成り立たせる流通、物質的側面(本、雑誌、ページ数)、
それをまた支える社会システムの具体的な検証が大事です。
じゃないと、楽しいけどほんとに無責任で野放図な床屋政談になります。
じゃ、なぜ諸外国と違うシステムがあり、特異な働きをもたらすかっていう、
具体的な社会システムの背後に働く背景文化の問題が次にある。
それをさらに大きな枠組みで仮定するのが文明論ってことになる。
論理的なステージの違いをわきまえるのは、
どんな問題でも重要です。


377 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 02:20
つづき。
でも、こういう文化論、文明論って、
じつは論理的には実証不可能な命題なのね。
だって科学実験みたいに、
同じ条件状況で何度も検証しなおせないから。
ところが歴史ってのは、つねにそう。
だから、社会学にはそうした限界がつきまとう。
でも、欧米人とマンガの話をすると、こういう話題が好まれる。
これって、要するに文化に対する距離感の問題だろうと思う。
遠いものは、大雑把な枠組みでしか捉えられない。
そのことの利点もまたあるけどね。

378 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 02:26
さらにつづき。
・・・・・・というようなことを、
僕は、一時苦し紛れに日本マンガの固有性と言語論、文化論の短絡で語っていて、
優秀な若手研究者から批判されて、
彼から学んで考えたんです。
彼にはほんとに感謝してる。

379 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 02:49
でもまぁ、この場所でかたいことばっかいっててもつまんないし、
知的与太話ってことで、いいんじゃないかと思うけど。
近所の喫茶店で、店主と「「アパートの鍵貸します」の女優だれだっけ」
みたいな話題から、シャーリー・マクレーン思い出すのに4日かかったり、
そういうの好きなんですよ。
その喫茶店のカウンターを「忘却のカウンター」と名づけたりね。
プラターズの「ハーバーライト」から昔のヨコハマの話になったり。
気楽にいきましょう。

380 :どわ :2000/10/12(木) 02:54
旧スレッドでの「メタ・レベル」に続いて、今度は「論理的なステージの違い」か。
ひょっとすると基礎的な事なのかもしれないけど、考えてなかった。
勉強になるなぁ。

381 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 03:03
夏目とそれを取り巻く阿呆ども。
お前等パンパンやな。

382 :★漫画板ガイドより★ :2000/10/12(木) 03:30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 煽りがあらわれたどうしますか?ゴルァ!!
|
\______ ______
          ∨
         C∧ ∧
   ___    ○(゚Д゚#)
 /◎\……C|  \
=============================
       ∩_∩ D
      ( ´∀`)○    ___
      (    )D……/◎\
         ∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|【荒らしの書き込みは『完全無視』】
| ・反応しないように 。レスも荒らしの一部です。モナー
\_____________


383 :魁!名無しさん :2000/10/12(木) 03:33
>パンパン

野村沙知代

384 :じりりりりりん。@漫画板お客様相談センター :2000/10/12(木) 03:45
てな感じですか。24時間営業っぽいですな。かわいらしい。
それにしても夏目さん・・・。いつまで起きてらっしゃるんですか。
風邪を引いたらドイツ行きが大変ですよ。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 08:35
メディアミックス化せんことには今は漫画は売れない。

386 :いち漫画書き :2000/10/12(木) 08:38
レス1の内容が子供を喜ばせるだけだ。と言う事を理解した上で
>なぜsageなければいけないのか
といっている人は 子供に何ができるんだ と言いたいのでしょう。
2ちゃんの常連さんと子供の どちらが恐いかといえば 間違いなく子供の方ですよ。
常連さんは2ちゃんのルールさえ守っていれば何も言いません。
このスレは 前のスレを使い切る前に立ったという点で 明らかにルール違反ですし
レス1の内容は 夏目さんを知らない人を煽っているともとれます。
その上 安易にスレッド立てるといえば 怒られて当然だと思います。
323のレスは 当然かつ良心的なレスだと思いますよ。
常連さんは 表紙が重くなるのを嫌います。
回線が混んでいる時は ちょっとした容量の差が 飛ぶ飛ばないを左右します。
長文が続く時はsage、レス1の内容は簡潔に、むやみにスレを立てない、
レスの名前は短く、・・・
これらはすべて 漫画板の表紙を軽くするための配慮です。
このスレは長文が多いので あがると大量のレスが表に出ます。
せめて混み合う時間帯には sageてはどうでしょう。
くだらないことを、と思われるでしょうが 我々がこのスレを大事に思うように
常連さんも 2ちゃんねるを大事にしているのです。


387 :いち漫画書き :2000/10/12(木) 08:38
どうして子供が恐いのか。
ハイスペックマシン、太い回線、優秀なプロキシサーバのアドレス、時間
これだけあれば スレを荒らすのは 誰にでも出来ます。
回線の空いた時間帯を狙って 1分間に2レスすれば 1時間で120レスです。
アルファベット1文字のレスが120も並んでは 我々の書く気力も失せます。
子供を 荒らしへと駆り立てるような言動を 控えるのはもちろんですが、子供は
何がきっかけで荒らしになるか予測できませんから 近づけないのが一番です。
レス1の内容は ここが子供用のスレであるともとれるので 子供の目に触れぬ様
sageてはどうかと言っているのです。
それでもあげたい と言う人はどうぞお好きにしてください。

388 :いち漫画書き :2000/10/12(木) 09:22
>>316
ありがとう!じゃあ もう少し突っ込んでみようか。

兄 > 何をやらせてもずば抜けている。しかし 熱中できず、すぐ投げ出す。
熱くなるためなら 命を危険にさらすのも惜しまない 自己破滅型

弟 > なんでも起用にこなすが 兄には及ばない。しかし 一つの事に熱中すると
とことんのめりこんで、確実に結果を出す。立身出世型

当然 弟は兄貴に憧れてるんですが 兄貴はどう思ってんのかな。
今度会ったら聞いてみよう(笑)

389 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 09:34
いち漫画書きさん…おとなしくマンガ描いてて下さい。

390 :優馬 :2000/10/12(木) 10:03
手塚治虫を登場させたもの
日本でなぜ「マンガ」がこんなにも興隆したか?
 それは手塚治虫がいたから、というのはひとつの答えですが、手塚の活躍を
可能とした日本独自の条件があったと思います。もし、手塚が同時代のドイツに生まれていたら、「虫好きの絵の上手なお医者さん」で終わっていたと思います。手塚の登場とマンガの勃興は、日本独自の歴史的条件を抜きにしては
考えられません。それは;
1)庶民の高い識字率と「娯楽としての読書」習慣の存在
 江戸時代の黄表紙本以来、「絵付きの本」を娯楽として読む習慣があった。
また、ビジュアルな表意文字である漢字を使いこなしていたことは、マンガの
ビジュアル表現を発展させる土台となった。
2)戦争による大衆娯楽インフラの喪失
 空襲と兵役のために大衆娯楽の物的人的インフラが失われた。その空白を、
手塚という天才が埋めた。
3)マンガという「超」省資源メディア
 物資のない昭和二十年代、紙とペンとインクだけで製作できるマンガの
「省資源性」は他メディアに対して優位性があった。
※補足として、日本では明治維新と敗戦と、短い間に二度の「文化大革命」を経験しているため、欧州と異なり「高級文化」の「低級文化」に対する優越性
が弱い。これが「大人もマンガに読みふける」という日本の現状の基盤だと思
います。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 10:23
>>390
ちょっと強引すぎるような……
それに手塚が同時代のドイツでは成功し得なかったという説明にはなってないのでは?

>補足として、日本では明治維新と敗戦と、短い間に二度の「文化大革命」を経験しているため、
>欧州と異なり「高級文化」の「低級文化」に対する優越性
これに関しても、明治維新以後ではなく、もっと歴史的な背景があると思いますが。

が弱い。こ

392 :魁!名無しさん :2000/10/12(木) 10:29
>>390
「大人もマンガに読みふける」のは、子供の頃マンガを読んで育った
世代が大人になったからではないでしょうか?
手塚、石森らによるマンガレベルの向上や劇画の隆盛がおこるまでは、
やはりマンガは「タンクタンクロー」とか「イガグリ君」とか、あくまで
子供のモノでしかなかった、大人が読むには耐えないものであったと思うのですが。

まぁ、政治風刺なんかの滑稽本は、いまでいうマンガのような役割を果たして
いたようなので、大人でもマンガを読む習慣があった、ということはいえるかも
しれません。ただそれはあくまで「知的」なもので、単純に娯楽のためにマンガ
を読むようになったのはもっと後ではないかと思います。

393 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 10:32
「高級文化」「低級文化」がなんのこっちゃようわからんのですが…

394 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 10:38
「日本だけがなぜ」論の中で、一部で『「漢字かな交じり」という表記は、文字と言うより画と文字の組み合わせであり、これはマンガ表記に近い。これでなれている日本人は、一応の地ならしができているから受容しやすく栄えたのだ』という仮説がありますが皆さんどうですかね。
記憶では呉智英が最初?に提唱、夏目氏もこれに近いことを言って、養老孟司が脳の機能がナンタラとかでもっと積極的に主張するようになったと記憶しているのですが。

395 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/12(木) 10:40
ふむふむ。確かに中国の書には、
天からの上意下達、という雰囲気がありますね。
まあ、文明論は分かった気になれて楽しいってことで。

でもよくある「日本人は農耕民族だから」
って議論は、あんまり好きじゃないな。
日本人が狩猟をしなくなったのは、仏教伝来以降のほんの千年くらいだし、
ヨーロッパだって本来は日本と同じくらいには農耕民族だし。
っていうか、文明が興ったところってのは、
基本的には農耕に成功したからでしょ。まあいいか、関係ないし。

ところで、香港の「恋する惑星」「天使の涙」を撮った監督
(あれ、名前なんだっけ、ど忘れ)は、
シナリオというものを一切書かず、大まかな設定、イメージだけで、
後は現場のカメラワークと編集で映画を作り上げていますよね。
(クリストファー・ドイルという希代のカメラマンがいることも手伝うが)
これって、宮崎さんの映画作りと、比較して論じられるんじゃないかな?

396 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 10:49
電車の通勤時間でさえなにかしてないともったいないと感じたり
時間つぶしにといった発想をすることは週刊漫画に有利。
勤勉というか貧乏性なのか日本人は(笑)

今までの影響関係だけでなくてこれからを考えるために
西洋東洋論にはそろそろアフリカオセアニア南米とかもまぜてやってくれんかね

397 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/12(木) 11:12
なぜマンガが隆盛したのか?という議論に関しては、
もうかなり言い尽くされた感があるのですが。

1「江戸時代から続く大衆文化の強靱さ」
山東京伝の作品なんて、挿し絵もついて、マンガに近いですよ。
2「江戸時代から続く出版文化の多彩さ」
テクスト以外の、浮世絵のようなマンガ的なものが主流だったとも言えるし。
3「手塚治虫の学歴」
帝国大学の医学部出身がマンガを描く、というのはインパクトあったでしょう。
(実際は専門部ですが)
4「手塚治虫の才能」
5「手塚治虫のプロデューサーとしての能力」
いわゆるトキワ荘に代表される、才能の育て方。
弟子をライバル視し、才能に嫉妬するなんて、
最高のプロデューサーですよ。


398 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 11:47
>391
>それに手塚が同時代のドイツでは成功し得なかったという説明にはなってないのでは?
歴史において、そのような「たら、れば」式の説明はありえません。
我々にできることは、手塚が日本漫画史において果たした役割を考えることで、
他文化で手塚が存在し得なかったことの証明ではないのです。

399 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 11:56
>394 『「漢字かな交じり」という表記は、
文字と言うより画と文字の組み合わせであり、
これはマンガ表記に近い。これでなれている日本人は、
一応の地ならしができているから受容しやすく栄えたのだ』という仮説

これについて、僕は論理的な限界があると考えます。
376〜378参照。
手塚によって日本マンガが、ということについて、
現在、彼以前の赤本、戦前の流通の問題の研究が進んでいます。
書店で目にできる情報の範囲では、
>390 優馬 さんの理解で、まず妥当かと思いますが、
研究の先端では、再検討に入っています。
朝日ソノラマ「誕生!手塚治虫」所収の宮本大人論文参照。
僕自身、ここの問題については、
いずれきちんと言葉にしたいと考えています。

400 :>▽< :2000/10/12(木) 12:08
橋本治さんは『その他たちよ!』所収の映画『バットマン』論のなかで、
アメリカならハリウッドに行くであろう人財が、日本の場合、マンガに流れた、と言った説を提示しています。

これ、けっこう納得のいく説明だと思いました。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 12:20
ちょっと前までは「人材」は
広告とか漫画とかにいってたけど、
今はゲーム業界に行っちゃってるよな。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 12:38
その割には面白いゲームもないような…
マンガの方が才能がストレートに作品に表せるからかな?

403 :名無しさん :2000/10/12(木) 14:18
集団創作なんて、ヘタしなくても足の引っ張り合いだからねー。

404 :どわ :2000/10/12(木) 14:22
フキダシが使われるようになったのは、何時からなんだろう?

405 :無名選手@投げたらアカん!改めY :2000/10/12(木) 15:10
ついついここでは固定ハンドルだったことを忘れてた。
今まで野球板の名無しハンドルで書いていたのはYです。

>>402
いや、マンガとゲームでは求められてる才能が違いますよ。
ゲームは、ただのアイデアは無用で、「実現できるアイデア」だけが重要なのです。
糸井重里さんが昔、任天堂に意気揚々と企画書を持ち込み、
宮本茂に「実現できるんなら面白いですよね」と言われ、
その言葉の真の意味に気づいて、帰りの新幹線で大泣きした、
というエピソードあり。
糸井重里はマンガ家ではないけれども。
ゲームに必要な才能は、むしろ建築とか工業デザインとかの世界に近いと思うな。

406 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 15:28
今の四十代くらいの世代は子どもの頃から小説家より漫画家になりたかったヤツが多い。
(<含む、オレ)
漫画家になり損なって小説を書いて当てた代表選手>山田詠実
確か「山田双葉」という名前でエロチックなマンガを描いていた。
けっこううまかったのだが。


407 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 15:37
「漢字かな交じり」がマンガに近いなら
縦書きで絵文字のヒエログラフ書いてたエジプト人はマンガ好きだな、きっと。

408 :402 :2000/10/12(木) 15:52
>>405
確かにマンガの才能が必ずしもゲームに通じるとは限らないでしょうね。
>ゲームは、ただのアイデアは無用で、「実現できるアイデア」だけが重要なのです。
こういうことも含めて「マンガの方が才能をストレートに表せる」と書いたのですが。

でも人材の絶対数がマンガ→ゲームに移行すれば、
単純に分母が大きい分、面白いものが生まれる可能性はゲームの方が高まるはず。
(事実、糸井氏もゲームでヒット作を作ったわけだし)

それが実際にそうなっていないのは、
・集団創作であること
・技術的制約
・予算的制約
ってなことが原因でしょうか?


409 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 16:03
>407 「漢字かな交じり」がマンガに近いなら
縦書きで絵文字のヒエログラフ書いてたエジプト人はマンガ好きだな、きっと

あははは、そうなんだよねぇ。
こういう茶々入れ好き。
僕も以前、マンガの悪影響云々の話のときよく、
「子どもの読者がマンガの主人公に同一化するってんなら、
俺なんざロボット(アトム)やお獅子(レオ)になんなきゃいけないじゃん」
とかいって、まぜかえしてた。
でも、この視点そのものは、ひじょうに大切です。

410 :夏目房之介 :2000/10/12(木) 16:05
そういや最近、思わず笑っちゃう書き込みが少ない気が。
けっこうみんな真面目だよね。

411 :名無しさん :2000/10/12(木) 16:19
>夏目氏
今度のマンガ夜話でなんかサイン出してほしいです。
2ch見てる人にわかるように。

412 :名無しさん :2000/10/12(木) 16:31
モナーTシャツ着て出るとかどう?
http://gikoshop.tripod.co.jp/

   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< オマエモナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)
    ↑モナー

413 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 16:45
>漫画家になり損なって小説を書いて当てた代表選手>山田詠実

島田雅彦もそうだよね。ガロに持ち込みしてたとか。

414 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 17:30
>縦書きで絵文字のヒエログラフ書いてたエジプト人はマンガ好きだな、きっと

そういや「ジョジヨ」にマンガ描いて未来を予知するエジプト人少年の敵役
がいたな。きっとエジプト人はマンガ好きだぞ。

415 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 18:39
夏目先生、ドイツの面白えマンガもチェックしてきて下さると
うれしいです。マンガに対する風当たりが強いとこでも頑張っている
人がいるはず。

416 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/12(木) 20:40
>>408
いや、糸井氏が作ったとされているゲームは…
まあいいか、暴露話スレッドじゃないし。
もちろん、流れ込む才能の数は多ければ多いほど、
いいことは確かですね。

417 :どわ :2000/10/12(木) 23:01
>>395
>ところで、香港の「恋する惑星」「天使の涙」を撮った監督
>(あれ、名前なんだっけ、ど忘れ)は、
>シナリオというものを一切書かず、大まかな設定、イメージだけで、
ジョン・ウーだったけか?違うか?
ジェッキー・チェンの映画メイキングで見たんだけど、香港での映画作りって、
話題作の脚本を盗んで、本物より先に同じ映画を作ったりする奴がいるんだとか。
んで、本物の脚本は当日の現場で配ったりするし、台詞もどんどん変えるんだって。


418 :>417 :2000/10/12(木) 23:09
確か、ジョン・カーウァイとかいう監督では、、

419 :>417 :2000/10/12(木) 23:09
確か、ジョン・カーウァイとかいう監督では、、

420 :>417 :2000/10/12(木) 23:11
確か、ジョン・カーウァイとかいう監督では、、

421 :ああっ名無しさまっ :2000/10/12(木) 23:13
すみません、sage入れ失敗しました。

422 :長文御免太郎 :2000/10/12(木) 23:27
>417
その監督はウォン・カーウァイではありませんでしたかしら(うろ覚え)。

>404
吹き出し・・・それはキャンプ場でもくもくとみんなのご飯を準備する男の背中・・・
ってそりゃ「炊き出し」やねん。

・・・ご、ごめんなさいっ。
でも、フキダシとご飯を炊くときもくもくと上がる煙、これは全然無関係と
いうわけではないようです。
東洋美術には、夢の内容を、煙で表現する、という方法があるのです。
これは、絵画や彫刻、また仏典の中にも見られます。
例えば、荘子が蝶になった夢を見る、という故事を絵にした作品では、荘子の
背後にもくもくと白い煙(のようなもの)が上がり、その中に、ちょうちょが
描かれている、という表現が見られます。
この手法は、時を越えて受け継がれていきます。
仏典の中で、難しい仏の教えを、誰にでもわかりやすく説明できるように、
教えを書いた文章の前に、それを図解した絵をおまけにつけたり。ここにも、
煙の表現が登場します。
んで、煙は海を越え、日本にもやって来るのです。
浮世絵にも、いくつか煙による夢の表現や、時系列の違う場面を同じ画面に置く
ために煙を使用する、という作品が多く見られます。
この煙が、絵に音声という別の要素を併せるため、フキダシに姿を変えて、
漫画に登場したのだ!
じゃじゃ〜ん。どんどんどんどんどんどんどんどん(ティンパニ)。

そもそも漫画という表現手段って、どこから始まったんでしたっけ。
乏しい記憶を探ってみると、イギリス、という言葉がちらつくのですが・・・。

423 :長文御免太郎 :2000/10/12(木) 23:28
だぶってしまった〜御免〜。


424 :まそが :2000/10/12(木) 23:48
宮崎駿の話だけど、時代劇の脚本書き上げたとかいう彼の文を昔読んだ事あったけど、
あれがもののけでないとしたら、お蔵入りになったんだろうか

425 :まそが :2000/10/12(木) 23:50
宮崎駿の話だけど、時代劇の脚本書き上げたとかいう彼の文を昔読んだ事あったけど、
あれがもののけでないとしたら、お蔵入りになったんだろうか

426 :どわ :2000/10/12(木) 23:50
ガガーン!←白目になってる
キャンプ場でご飯が上手く炊けないのは、日本だけじゃなかったんだ!

>そもそも漫画という表現手段って、どこから始まったんでしたっけ。
>乏しい記憶を探ってみると、イギリス、という言葉がちらつくのですが・・・。
識字率の低いところでは、文字より絵の方が伝わりやすいだろうね。
東南アジアでは洪水の避難訓練に、村の広場で洪水の悲惨さを演劇にして演じたりするとか。
マンガのイギリス起源説、ぷりーず!

427 :まそが :2000/10/12(木) 23:55
sage忘れ、御免。

428 :長文御免太郎 :2000/10/13(金) 00:17
あわわわわ。フキダシを漢字変換した時にふと思いついたギャグだったのに。
そんな反応がうれしい私。てへ。

かなり昔の記憶なので、どこの資料で見たかも思い出せないんです。>イギリス起源
ちゃんとお答えできなくてすみません。
ちょっと発掘作業に逝ってきま〜す。

教典のおまけの絵>なんと言うか、現代風にいうと「も○みの塔」のようなものでは
ないかと個人的には思っております。

429 :まそが :2000/10/13(金) 00:26
鳥獣戯画っていつ頃だっけ。風刺画というより滑稽画になるけど


430 :どわ :2000/10/13(金) 00:41
>>429
検索したら、こんなHPがあった。
ttp://www.lint.ne.jp/~meirokun/tyojugiga.htm

431 :花と名無しさん :2000/10/13(金) 01:03
>411
しょーもないこと言うなよ

それよりも「夏目の目」でどこがとりあげられるか、予想したほうが楽しいかも。
めちゃめちゃ鋭いポイントを突いて、
「ぐはぁ、先に言われちゃったよ」と夏目先生に言わせてみようぜ。
今回のラインナップは読んだことがない作品ばかりだから、俺には無理だが(笑

432 :どわ :2000/10/13(金) 01:06
>>429
鳥獣戯画って、よくマンガの先祖って言われるけど、たしかに面白いな。
800年くらい前の作品が面白いってのはすごい。
生臭坊主は昔っからいたってことか…。

433 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 01:15
>>428
も○みの塔・・・そうなのか(笑)
おまけに絵がついてる経典ってのはよく知らないんですが、経典を解釈して絵にしたもの
としては当麻曼荼羅とかありますよね。観無量寿経の教えをコマで割って描いてるのがな
んか漫画っぽいなあと前から何となく思ってたりする。
あと、吹出しというと六波羅密寺に「南無阿弥陀仏」の言葉が仏となって飛び出したとか
いう有名な空也上人像がありますが、あれってなんか吹出しっぽくないすか。

434 :まそが@あとは寝ます :2000/10/13(金) 02:01
鳥獣戯画のある寺周辺ではみやげ物屋にあの絵のキャラクターグッズ(笑)があって結構売れてるんだそうだ。実際自分も湯のみとか扇子とか欲しかったりする。吉田戦車みたいで可愛いからね

435 :真夜中のお茶隊 :2000/10/13(金) 02:09
おつかれさまで〜す。
他にもがんばってる方にお茶をお出ししませう。。

    ∫
    旦
            こぽこぽこぽこぽ・・・・・・。 

436 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 02:11
>434
でも高山寺って名前のとおり山にあって行くの大変なのに、行っても鳥獣戯画の実物は見れない!
肩透かしを食らったぞ。これから行くという人はご注意を。

437 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 02:13
またこのスレ次元の挟間に飲み込まれたようだな・・・
よく被害に遭うスレだなしかし。

438 :夏目房之介 :2000/10/13(金) 02:22
欧州風刺漫画は清水勲「漫画の歴史」(岩波新書)によると、
1829年「最初の漫画新聞」が仏で創刊、
以後40年代に英「パンチ」やドイツなどで創刊。
吹き出しは一般にはアメコミに登場したことになっているが、
ぞれ以前の例もあるかもしれない。
ただ、多くのコマと吹き出しなどによる映画的物語性は、
あきらかに19世紀末から今世紀初頭米国大衆社会勃興期に始まる。
一般に「イエローキッド」が嚆矢とされる。

439 :どわ :2000/10/13(金) 02:28
マンガ家の前世は、お坊さん!!
信者獲得のために、絵を描いて。
キャラグッズが売れると、原稿料も上がるんだろうか?

440 :夏目房之介 :2000/10/13(金) 02:31
さて、吹き出し的なるものは、鳥獣戯画にも煙のようなものを口から吐いている。
ただし言葉はない。黄表紙の夢には絵と言葉が入る。
(「江戸戯作草紙」小学館2000年刊所収「黄表紙をマンガから見る」拙論参照)
12世紀前後の絵巻物には、もっと多くの形喩や記号表現の例がある。
ちなみに、絵巻物は東京国立博物館のミュージアムショップに、
鳥獣はじめ代表的作品の小型レプリカがある。
これは絵巻物を巻いてみると、ほんとに映画的だってわかるので、
興味のある方はぜひ(ちと高いが)。

441 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 02:38
>>439
ユーモアのつもりで言ってんのかも知らんがあまりに失礼だぞ。調子に乗んな。

442 :どわ :2000/10/13(金) 02:39
ごめん…

443 :夏目房之介 :2000/10/13(金) 02:48
というわけで質問。

>422 長文御免太郎
>東洋美術には、夢の内容を、煙で表現する、という方法があるのです。
>これは、絵画や彫刻、また仏典の中にも見られます。

この具体例をぜひ教えてください。
恐らく中国のものでしょうが、僕はあまり見たことがない。
西洋にも聖画のリボン状の吹き出しがあったと、
荒俣宏が「漫画と人生」の中で書いてましたが、
美術史研究者にいわせると、もっと色々あるようです。
いずれにせよ、空也の像みたいな表現に、
人の基本的な記号的表現形式としてあったんですね。

てなわけで、>435 名前:真夜中のお茶隊 さんに、
座布団一枚!



444 :どわ@反省中 :2000/10/13(金) 02:49
浮世絵などと共に、おみやげとして持ち帰られた黄表紙が影響を与えたのかもしれない。
…なんて空想してみるのも楽しい。
僕のお馬鹿な発言が、夏目さんの真面目なカキコに挟まれてるぅ〜。
不快な思いをされた方、どうもすみません。ひらにご容赦を。

445 :夏目房之介 :2000/10/13(金) 02:58
僕もごめん。443 の、
>422 長文御免太郎
に「さん」付け忘れた。
あと、木阿弥光悦の色紙をちりばめた屏風絵、
「桜山吹図屏風」には少女マンガのコマの原形をみる気がするね。
余談。


446 :どわ@反省中 :2000/10/13(金) 03:12
>>443
>西洋にも聖画のリボン状の吹き出しがあったと、
リボン状かぁ。
東洋の煙とはまた違う意味合いがあるのかな。
そのようなことに詳しい本って、ありませんか?

447 :魁!名無しさん :2000/10/13(金) 04:44
以前、卒論のために「コマの起源」を調べたはずだと思い返して、
えらい久々に卒論を読み返してみたら…

「吹き出しの使用はコマとほぼ同時期の大正後期」
「コマと吹き出しが同時に出現した背景には、情報量や登場人
物などがふえ、それらを整理する必要が出てきたからであろうと
考えられる。コマ、吹き出し登場直前のマンガ画面は、雑多に
書き込まれる文字情報と人物とで込み合い読みにくい場合が多かった。」
とのことです。当時の俺調べより。

あんまり厳密には調べていなかったようです(笑)
ちなみに、資料は大学の図書館の蔵書からなので手元にはないです。
清水勲氏の著書でした(1冊だけじゃないけど)。

448 :ああっ名津めさまっ :2000/10/13(金) 10:50
>>422
>東洋美術には、夢の内容を、煙で表現する、という方法があるのです。
>これは、絵画や彫刻、また仏典の中にも見られます。

これは、お香をたいてトリップすると、煙の中にマボロシが見えた、なんてのが
そもそもなんですかね。

具体例知らないですけど。スマソ

449 :ああっ名津めさまっ :2000/10/13(金) 10:55
エジプト人がヒエログリフ云々の話で思い出したんだけど、
イスラム圏ってのは偶像崇拝が禁止されてたから、絵画が発達しなくて、
その代わりパターン的な装飾が発達したらしいですね。

現代ではどうなってるんでしょう。
イスラム圏ではマンガってあまりないのでしょうか? アニメは?

450 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 11:20
ちょっと目を離してた隙に、おいてかれたけど、
書(描?)き下ろしマンガについて。

今のマンガって、連載>単行本と、基本的に二度儲けられるようになってる。
さらに アニメ化、グッズ化、ゲーム化などで儲けたり、
長い目で見れば文庫化とか愛蔵本化なんて可能性も。
書き下ろしだと、この儲けのチャンスが激減するだろうから、
書き下ろしはうまみがないんじゃないかな。
連載に加え、単行本を売らないと収支がとれないなんて状況もあるのかもしれないけど、それなら余計に。
出版者的には、宣伝も難しいだろうし。

書い手の立場からすると、書店のビニールの話もあったけど、中が見れないので判断に困る。
マンガは書評とかもそう目にするわけじゃないし。

インターネットでさわりだけ読めるとかいう方法もあるかもしれないけど、
現時点では通信速度がね。あと紙じゃないと見え方違うからなあ。

451 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 11:25
で、書き下ろしマンガの内容的な話。

読者からのフィードバックの問題もそうだけど、
アドリブ型(悪く言えば行き当たりばったり)の連載漫画って、
一度載せたら(発表したら)基本的にそれはもうなかったことにできない。
書き下ろしの場合は、ラストシーンを描いた後、最初をやっぱり変えようと思えばいくらでも変えられる。
というか順番に描いていく必要すらない。

連載は、1話ごとに見せ場が必要とかいうのももちろんだけど、
こういう、作品全体において作者がその瞬間に自由に出来る量っていうのが
ぜんぜん違うんだよね。
書き下ろしは当然全て、なんだけど、
連載の場合、全何話ってのも決まってないことが多いから、分母すら不明。

この辺、毎週連続のテレビドラマ(全何話って決まってるけど)と、
2時間がすべての映画(と、2時間ドラマもか?)の違いとだいたい同じかな。

というわけで、必然的に内容も変わってくるだろうから、書き下ろしマンガも読んでみたいんだよね。

あと、一読者の立場からすれば、
書き下ろしは出るまで待たされるし、一回しかはじめて読む感じを味わえないから、
連載で毎週ちょっとずつ楽しめる方がいいな。
単行本だけで読んでる人には関係ないんだろうけど。


452 :>418 :2000/10/13(金) 11:47
>確か、ジョン・カーウァイとかいう監督では、、

「天使の涙」「恋する惑星」の監督は、ウォン・カーウァイです。

453 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 12:05
>>451
でも、最近の作品ではコミックにまとめるときに手が入る作品も多いやね。
上条敦士なんかが特に顕著ですな。
まぁ。上条の場合は連載時に絵を書くので手が一杯でストーリーまで手が回らない
ってだけだろうけど

漫画の場合小説と違ってきちんとした長編作品を書こうとすると
単行本1冊や2冊じゃきかないから、実績のない人間の作品は採用できない
そこが問題だよねぇ

454 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 12:32
房の介ちゃん、いつまでもいい子ちゃんぶってないで煽りに乗っちゃいなよ。

455 :長文御免太郎 :2000/10/13(金) 13:05
>438 以後40年代に英「パンチ」やドイツなどで創刊。
 ああ、これです!私が見たのは。確か「パンチ」など風刺に関する資料があって。
 夏目さんありがとうです。感謝感謝。
 イギリスはもともと上位者に対する風刺の気質があるし(それだけ身分制度の
 締めつけが厳しかったということでしょうか)、もともと物語を内包していた
 一枚絵が、画面を割る、フキダシという手法で分割され、動き出したということ
 なのかしらん。(以上妄想です。典拠・資料なし。御免。)

 あと、さんづけはいらんっす!発言の引用なんだから気にしてないっす!
 それより、私以前の書き込みで堂々と夏目さんの名前を間違えてました。
 この場を借りてごめんなさいです。

 × 夏目房之助
 ○ 夏目房之介

 よりによって、ご本人がいらっしゃるところで、こんな初歩的なミスをしてしまい
 申し訳ありませんでした。

456 :長文御免太郎 :2000/10/13(金) 13:44
では、宿題の提出です。
あらためて、自分のノートを見てみると、勘違いして書き込みしていることが
多くて、恥ずかしいかぎり。きちんと調べないと大変なことになるということが
よく分かりました。
文献のありどころはきちんと提示する。何かを論じるときの基本姿勢ですね。


では、「」:作品名/作者名/作品成立年代/所蔵場所/作品の解説 という順番
であげさせていただきます。いくつか割愛するつもりですが、長くなると思います。
興味のない、他の話題を論じる方は、どうかとばしてお読み下さい。

「仙遊蓬莱」/富岡鉄斎/1921(大正10年)/清荒神清澄寺
 仙人が住むという蓬莱山。そこに遊ぶ仙人の姿を、描いたもの。
 手前に人物が座っており、奥にある岩山の背後から、もくもくと煙があがって
 いる。煙の中には、人物が見ている夢の内容が描かれている。

「程氏墨苑」/程君房/1606(万歴34年)/不明
 中国の明代に作られた、墨です。墨をつくる時に、あらかじめ反転させた絵を
 彫った型をつくっておき、それを半生状態の墨にぎぎゅっと押し込むのです。
 これは、美術的な価値があると見なされ、収集されています。
 問題の図柄は、小川が画面左上から流れてきている野原。その中心に荘子が
 おり、なにやら物思いにふけっています。彼の頭上には、細く煙のような
 一筋のもやが立ち上り、その中には、ちょうちょがひらひらと舞っています。

 ●上の2点が、荘子の夢(「荘生化蝶」というモチーフ)に関する作品で
  ございます。富岡鉄斎は、明治26年にも、「昆崙仙遊図」という作品で
  仙人と煙、というモチーフを描いています。墨に関しては、上野の国立博物館
  の東洋館で、展示をしていたような気がします。興味のある方は、どうか
  博物館にお問い合わせのうえ、お出かけください。

457 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 14:16



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                 |_‐\/―__        |
                 | | ―__―― 7\       \ 落とすぞ
                / |\//\\_/  \      \
               /   | ̄/  ――― ̄w|       \
               ̄――‐| ヽ        / |        \
                    | ー―     /  | _――― ̄
                   _|      /   / ̄ ̄―――――___
         _― ̄/ ̄ ̄ ̄   ―― ´    /         /      |
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       ///////|        || |__―          /     | | | | | | |
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     /

458 :長文御免太郎 :2000/10/13(金) 14:18
では、続きます。

法華経の見返し絵/栗棘庵/不明/不明
 見返し絵とは、経文の最初に、お坊さんが信者たちに対し、仏の教えを説明
 するためにつくられたもの。内容の視覚化。
 この見返し絵の原点は、南宋時代に発達した。歴史物語、恋物語を市場で人に
 聞かせる時に、講釈師が使用した台本にある。
 各地で百以上の作品が確認されている。物語のシナリオが先にあって、あとで
 挿し絵がついた。

 この絵では、画面の右端で、釈迦が説法している。その上方から煙。
 煙の中には、釈迦と人々との出会いや、地獄絵が描かれている。

 ●これが、前のレスに書いたおまけの絵の実像です。


 あとは、長くなりそうなので、データのみを列挙します。

【中国の作品】
 「全相平話五種」(小説の挿し絵・全ページに絵あり)/不明/不明/不明

 「状元図考」(これも挿し絵。状元=科挙のトップ合格者。試験前に良い夢を
  見ると合格できるというジンクスがあった。)/不明/不明/不明

【日本の作品】
 「太公望図」(太公望の背後にある金箔が煙のようなかたちをしている)
  /尾形光琳/不明/京都国立博物館

 「今様邯鄲」(「邯鄲の夢」:中国の故事。夢でお金持ちのお嬢様と結婚し、
  贅沢をしていた男が、目覚めると極貧の生活に−という故事をコマ割りの
  ような細長い枠をもうけて画面右上に描き、その左に、玉の輿を夢見る
  大名家の女中達を描く。むろん、彼女たちの夢は煙の中に描かれる。
  彼女たちの夢はしょせん夢、というシニカルな作品。)
  /喜多川歌麿/不明/不明

 「蜃気楼」(九谷焼の大皿。大きい蛤の夢を煙に描く。ちなみに蜃は蛤を指し、
  図像全体ではかなさを表現)/不明/出光美術館

459 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 14:25
うむ、少し長すぎるな
レポートは簡潔を旨とせよ

460 :長文御免太郎 :2000/10/13(金) 14:31
最後になりますが、私がここに挙げた作品名およびデータは、実は
「夢のかたち」という授業のノートに基づくものです。夢と煙の表現
について、一年間の講義の中からほんの一部を挙げました。ですから、
不明としたところも、きちんと調べれば埋められるはずです。
また、所蔵場所については、2年前のデータですので、鵜呑みにせず、
ご自分で調査されることをおすすめします。
もっと詳しく正確なデータをご存じの方のフォローを求めます。

補足。文中の「煙」という言葉は、不定形で、もやもやしていて、
その中に、人物あるいは生き物の「夢」を具現化している物体を、仮に
「煙」という名前で呼んでいるだけで、実際の表現は、長細かったり、
横に広かったり、色も形も様々なのです。興味のある方は、このような
あいまいな情報に踊らされず、ご自分でもっとよい文献をお探しに
なられることをおすすめします。

では、私は普段棲息している板に戻ります。あとは知人である
門前の小僧に任せます。どうも長々と失礼いたしました。
夏目さん、今日はこのあたりでご勘弁ください。

461 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 14:47
>>453
>でも、最近の作品ではコミックにまとめるときに手が入る作品も多いやね。
>上条敦士なんかが特に顕著ですな。

手塚治虫がすごすぎです。
夏目さんの手塚治虫に関する本を読むと、
ジャングル大帝のバージョン違いが具体的に比較されてます。

読者からクレームが来るたびに直してたって話は聞いてたけど、
手直し程度だと思ってた私は衝撃。
少なくとも、該当箇所は全面的に描き直しされてます。
同じシーンなのに、演出がそれぞれ違う。


462 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:05


    / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
  /  / ̄\  ヽ
 /   /     ヽ、、、ヽ
 |  /   ー   ー | |
 |  |    ・   ・ | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |  |   ●  ¬ ●| | <  房ノ介萌え〜
 ゝ‐イ\       /ノ  \________
       ̄ ̄ ̄ ̄   
              


463 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:11

                           ________
        l\      /l     / ̄ ̄ ̄ ̄
         |  `-――-´ 、|     |
        /   ゚ Д ゚  ヽ   | 今の時代マンガは教養です。
        l_________l  <    マンガを読んでない人間はダメ人間です。
       , レlノlノハ从|从ハノヘノリ   |    そうだよな、房ちゃんとその周りのバカ?
      / | | ○     ○ | | \  \____________
     / /(| l   ┌┐   l |)、 ヽ
    / /   | | 、  j--l   , | | \\
   / /    '、| ` ー 、―, ‐ ´ |ノ   ヽ.ヽ
  ,' /   __(二)´ ̄  ,,, ̄ ‐- ,    \ヽ
  i/  /´  ヽ l        l´ \    ヽl
    ヽ_,-'_ 二)       l  ヽ
        |          |  /

464 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:14

                           ________
        l\      /l     / ̄ ̄ ̄ ̄
         |  `-――-´ 、|     |
        /   ゚ Д ゚  ヽ   | お天道様を拝めるのも
        l_________l  <    これまでだ。
       , レlノlノハ从|从ハノヘノリ   |
      / | | ○     ○ | | \  \____________
     / /(| l   ┌┐   l |)、 ヽ
    / /   | | 、  j--l   , | | \\
   / /    '、| ` ー 、―, ‐ ´ |ノ   ヽ.ヽ
  ,' /   __(二)´ ̄  ,,, ̄ ‐- ,    \ヽ
  i/  /´  ヽ l        l´ \    ヽl
    ヽ_,-'_ 二)       l  ヽ
        |          |  /

465 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2000/10/13(金) 16:18
漫画夜話はいいね〜

466 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:18

                       ___   ||
                ||   _―     ― | |
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                  \|    |_―       |
                  |  |   /            |
                 |_‐\/―__        |
                 | | ―__―― 7\       \ ガンダムがアニメ、マンガ、ゲーム
                / |\//\\_/  \      \  オタクに与えた影響は計り知れない。
               /   | ̄/  ――― ̄w|       \ 今でいうメディアミックスの魁だ。
               ̄――‐| ヽ        / |        \
                    | ー―     /  | _――― ̄
                   _|      /   / ̄ ̄―――――___
         _― ̄/ ̄ ̄ ̄   ―― ´    /         /      |
        /―― ̄       || |_∈≡ __/           ̄ ̄―――|
       ///////|        || |__―          /     | | | | | | |
      /       |       |  |             /           /
    /         |     /   \          /           /
     

467 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:20

    / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
  /  / ̄\  ヽ
 /   /     ヽ、、、ヽ
 |  /   ー   ー | |
 |  |    ・   ・ | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |  |   ●  ¬ ●| | <  房ノ介ちゃん、うちと一晩200円でどう?
 ゝ‐イ\       /ノ  \________
       ̄ ̄ ̄ ̄  
             




468 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 16:44
お祖父さんは夏目さんのところでも喋りますか?

http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=occult&key=960203264

469 :魁!名無しさん :2000/10/13(金) 17:09
きちがいさんいらっしゃ〜い

470 :デクエアル事務総長 :2000/10/13(金) 17:45
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ∧ ∧  < おっ荒れてるな!!
         (゚Д゚ )__ \_________
     / ̄ ̄∪ ∪ /|
   /∧_∧   //|
  /_ ( ´∀`;)_// ┌─────────────────
 || ̄(     つ ||/  < だからどうしたって感じなんだけどね
 || (_○___)  ||    └─────────────────


471 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 18:06
びみょーに頭の悪げな長文とAA
いい勝負だ
夏見さんはどっちが好みなんじゃろか

472 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 18:18
>>471
君の疑問に先生は反応しないに1000ペリカ!

473 :夏見房之介 :2000/10/13(金) 18:28
    ――-、――--、
  /          ヽ
  /   / / /゛゛゛"ヽ  ヽ
 |__/_/_/_/_/\  /Ll_|l_|
<∂|_/   <・> < ・> |
 ヽ|     ""  〉"" |
   |  u   ___   |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   \    /__/ /  <  どっちも好みじゃないぞなもし
   /ヽ       /\   \______________


474 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/13(金) 20:04
>473
あはは、妙に若いな。

475 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 21:16
荒らしが多いから良質な書き込みが減ったのか
書き込みのレベルが下がったことで荒らしが入る隙が生まれたのか

そろそろ寿命か?

476 : :2000/10/13(金) 21:34
この道をゆけば どうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道は無し

踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる

迷わずゆけよ ゆけばわかる



477 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :2000/10/13(金) 21:49
ゆけばわかるさ ね



478 :AAA :2000/10/13(金) 22:09
これより、このスレはAAAの管理下に置かれます。
非常事態宣言です!

ちなみに、AAAとは「Act Against the Arashi」
の略称です。


479 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 23:00
>478
商標登録もされてるんだよね。(藁

480 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 23:04
「Act Against the Arashi」、、、って。
いいネーミング。(笑)

481 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 23:05
「Act Against the Arashi」、、、って。
いいネーミング。(笑)

482 :ああっ名無しさまっ :2000/10/13(金) 23:50
2chではどんなに優良なスレも荒しの台頭によって荒廃し、
末期へと至り、そして消滅する宿命にあります。
そして、そのやるせなさ、不燃焼性、儚さが新たな優良スレの誕生への肥やし
となるのです。
これが2chの摂理であります。

483 :夏目房之介 :2000/10/14(土) 00:07
長文御免太郎さん。
他の方には長くて迷惑かもしれませんが、
僕にとっては非常に有益で、助かる情報です。
ほんとにありがとう。

では、みなさん、
僕は月曜日からドイツです。
しばらくこられないかもしれませんので、
あとはよろしく。
書き込みがあまり多いと、
あとで読むの大変だから、
なくなんない程度に自習ね。


484 :どわ :2000/10/14(土) 00:10
>長文御免太郎さん
煙の話、面白かったですよ。
今度図書館で、夏目さんの著作を探しながら、資料を見てきます。

485 :夏目房之介 :2000/10/14(土) 00:11
長文御免太郎さん。
他の方には長くて迷惑かもしれませんが、
僕にとっては非常に有益で、助かる情報です。
ほんとにありがとう。

では、みなさん、
僕は月曜日からドイツです。
しばらくこられないかもしれませんので、
あとはよろしく。
書き込みがあまり多いと、
あとで読むの大変だから、
なくなんない程度に自習ね。


486 :惚れてから10年 :2000/10/14(土) 00:25
夏目さん
風邪なぞひかれぬよう(前に誰かも言ってたっけ)
充実した旅であるよう祈ってます。

487 :門前の小僧 :2000/10/14(土) 00:39
>夏目さん、どわさん
 今日、長文に会ったら、「夏目さんに宿題出されちゃった〜」と浮かれており
 ました。ありがとうの語源は「有り難し」。めったにないから、感謝する気持ち
 が生まれてくる、ということらしい。
 こちらこそ、ありがとうと言わせてください。・・・と長文がおりましたら
 言うところなので、代弁いたします。
 あれだけの長文に一言のつっこみも入れず、我慢してくださった方たちにも
 感謝です。

 ああ・・・1週間の自習かあ・・・。とりあえず、このスレで出た本でも
 読んで、力を蓄えようかなっと。
 では、夏目さん、行ってらっしゃ〜い。

488 :夏目房之介 :2000/10/14(土) 01:05
いってきまぁす。
で、二重書き込みすみません。
AAAかぁ。
エルサレムみたいにならないでね。
帰ったら爆撃の跡でありませんように。
せめてIMFかWTOで。
Good luck!

489 :資料 :2000/10/14(土) 01:14
いってらっしゃい、ってところでこちらも皆さん忘れちゃいけねえ。
***********メルマガから************************
そして、今月末は「秋の夜長」にぴったりの4作品を取りそろえての放送です。
いや、マジで、まだまだネタはつきません。
>> ■■■「日程」と「取り上げる作品」■■■
10月30日(月) 深夜 24:00〜25:00(10月31日(火)午前0:00〜1:00)
「聖闘士 星矢(セイントセイヤ)」/ 車田正美 (週刊少年ジャンプ 集英社)
10月31日(火) 深夜 24:00〜25:00(11月01日(水)午前0:00〜1:00)
「正しい恋愛のススメ」/ 一条ゆかり (コーラス 集英社)
11月01日(水) 深夜 24:00〜25:00(11月02日(木)午前0:00〜1:00)
「ホモホモ7」/ みなもと太郎 (週刊少年マガジン 講談社)
11月02日(木) 深夜 24:00〜25:00(11月03日(金)午前0:00〜1:00)
「みどりのマキバオー」/ つの丸 (週刊少年ジャンプ 集英社)

今年の春にとりあげて大盛り上がりだった「アストロ球団」を受けて、車田正美作品の登場です。ファックスで送るイラスト、待ってます!。
「BSマンガ夜話」の準レギュラー出演者でもある、一条ゆかりさんの作品もついに取り上げます。いったいどうなることやら。
そして、「ホモホモ7」。まだ、読んだことのない若い世代のみなさん。ぜひ、一回読んで予習しておいて下さい。事前必読です。
「マキバオー」も、以前から何度も候補作品にあがりながら、組み合わせの問題で遅れていましたが、やっと取り上げることが出来ます。

また、恒例の「あなたのマンガ夜話」コーナーでの「インターネット投稿」も
募集も開始しました。こちらの方にもどしどし参加して下さい。
http://www.nhk.or.jp/manga/
>> ■■■速報!活字版「マンガ夜話」のお知らせ■■■
・活字版「マンガ夜話」(キネマ旬報社)の弟9巻が出ています。作品は「陰陽師」「ガラスの仮面」の2大作品。番組の全ての発言が
くまなく活字になって大好評です。
ゲスト:「陰陽師」萩尾望都・夢枕獏ガラスの仮面」荻野目慶子・呉智英・清水ミチコ     
・月末には弟10巻も出ます。
「編集王」「ちびまる子ちゃん」の2作品です。これも、必見ですね。
ゲスト:「編集王」大槻ケンヂ「ちびまる子ちゃん」東ちづる・清水ミチコ・堀井憲一郎     


490 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/14(土) 01:27
絵物語からナレーションとフキダシが分離した
経緯を考えてたんだけど。
夢見のフキダシって音声とか思考じゃなくてキャラが
夢を「見ている」から視覚化できるビジュアル情報だよね。
夢の絵って現在の言語情報と違って、劇中劇というか
マルチウィンドウな意味じゃないかと思う。
だから絵の中の絵であって今のフキダシとはかなり意味が違う
ような気がするんですよ。
ナレーション+セリフをワクにいれて絵物語に入れるのは
そう難しい発想じゃないと思うんだ。
でもフキダシに言葉を収めるというのは新しい起源の
新しい発想だったんじゃないだろうか。

491 :ああっ名無しさまっ :2000/10/14(土) 04:33
突然スイマセン。
夏目氏の漫画が載ってる週刊漫画TIMES、今でも持ってます。
結構(と言うかかなり)のファンです。
当時としては私のツボにはまる絵柄でしたが、線がちょっと太いかな?
それとも筆圧が強いのかな?って漢字でした。
ペンネームだと思ってましたが(いや漱石の本名知ってたんで、マジに。
近藤房之介って人もいたし)、まさか本名でしかもお孫さんだったとは…。

492 :491 :2000/10/14(土) 04:35
漢字→感じ

493 :母を訪ねて名無しさん千里 :2000/10/14(土) 04:42
最初、本名と思わない人、多いですよね。
夏目龍之介とかいう漫画家さんもいるし。

494 :491 :2000/10/14(土) 05:08
あんまり関係ないけど、ななつめなつめって4コマ漫画家もいましたね。

495 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :2000/10/14(土) 09:51
門前の小僧の下手な皮肉に萌えー
どーだ知的な言い回しだろ?ってかんじですか?ププ

496 :ああっ名無しさまっ :2000/10/14(土) 12:22
ここも寂れてきたね・・・
まあ誰とは言わないがやたらコムズカシイところに話を持っていきたがる奴らのおかげで、
参加しにくくなったからな。
そういう奴らは「夏目さんが面白がってくれるからいいじゃないか」とか言うんだろうね。
「笑わせてくれる発言が少なくなった」とはその夏目さんの言葉だけど、なんで少なくなった
のか、自覚ないんだろうな。
マンガ夜話の頃には、前みたいに気軽な雰囲気に戻ってるといいんだが。

497 :どわ :2000/10/14(土) 15:32
先生が教室を離れている間に、気軽に雑談するのも良いんでない?

ところで、BSマンガ夜話、山岸涼子「日出処の天子」の回って本になったっけ?
小学校低学年の頃に、初めて読まされた漫画なんで思い入れも強いんだけど、
初期のマンガ夜話は見逃してたんだよね。
どんな話題で盛り上がってたのか、知っている方、よかったら教えてくださいな。

498 :どわ :2000/10/14(土) 15:53
>>490
同意。
小説の挿し絵と漫画は違う物。そりゃ、マンガ的な挿し絵はあるけれど、例外ってことで。
絵の中のキャラクターに、フキダシを使うことで喋らせるってのは、絵に時間の幅を
持たせるって事じゃないかな。つまり絵が動くってこと。
そういった意味で、夏目さんは映画的な物語性って言葉を使ったんだろう。たぶん。
それにしても、19世紀末から今世紀初頭といったら、映画が誕生した時期と重なるね。
(参照 >>438 )

499 :ああっ名無しさまっ :2000/10/14(土) 20:22
>>497
私もマンガ夜話スレに書いたんだけど、同じく「日出処の天子」の回について知りたい。
まだムックにもなっていないようです。見た方、どうぞ教えてください。

500 :門前の小僧 :2000/10/14(土) 23:11
わ〜い。2chに来て初めて名指しで煽られた〜。
その通り。ちょっと気取って書いちゃえ〜って、自分だけで盛り上がってました。
こういう、普段は隠したいところに鋭いつっこみがあるのが、2chの醍醐味
ですね〜。495さんありがと〜。

と、ふざけるのもここまでにして。
何度も長文書き込みをしてしまい、失礼しました。
私はもともとスレが活性化するまでの前座。495、496さんも、他の方々も
どうかどんどん書き込みをなさって下さい。では。

501 :どわ :2000/10/14(土) 23:23
「Nature Net」ttp://www.nature-n.com/
に掲載されている夏目さんのエッセイ「マンガの散歩」。
し、渋い。渋すぎるラインナップだ。でも、雰囲気がすごく良い!
まだ見たことがない方。おすすめです。

502 :ああっ名無しさまっ :2000/10/14(土) 23:33
>500
前座が場を冷やしちゃダメだろ。

503 :ハイしつもんでーす :2000/10/15(日) 01:39
>460 長文御免太郎さん
>「夢のかたち」という授業のノートに基づくものです。夢と煙の表現
>について、一年間の講義の中からほんの一部を挙げました。
いやはや稀少な情報!感謝。と私もお礼をば、、ところで、
夢と煙の表現を学ぶってぇと、いったい何の学問or講義で?(既出ならゴメン)



504 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 02:20
絵とフキダシの関係っつったら、アスキーアートも考えに入るのかな?
なして荒しの人はAAキャラのセリフで荒し言葉をしゃべらせるのかとか?
(荒し、煽りの人が一番嫌う「小難しい議論」に振ってみました)

505 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 02:54
下がりすぎ(^^;

506 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:34
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
夏目って何様のつもりだ?

507 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:38
夏目ってタケカワユキヒデがゲストの時に
タケカワ氏が夏目の批評に疑問をていしたら
夏目が「はあぁ?」とか失礼な言い方で
タケカワ氏を睨んだでしょう。
あの時コイツは駄目だなと思った。

508 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:40
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。


509 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:40
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
2


510 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:41
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
2


3

511 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:41
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3

512 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:42
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3


777

513 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:42
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3


999

514 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:42
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3


333

515 :名無しさん :2000/10/15(日) 08:44
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3

このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。
このスレもういい加減終わって欲しい。
夏目もたいした事言うわけじゃないし。
そろそろ夏目本人がうざくなってきた。 22
2


3


9


516 :夏目房之介 :2000/10/15(日) 08:48
荒らしたのは私です。
みなさんごめんなさい。

517 :どわ :2000/10/15(日) 12:06
>>507
いや、レギュラー全員に、「何言ってんの?」って目で見られてたのは
タケカワヒデユキさんの方ではなかったか?

518 :どわ :2000/10/15(日) 12:14
>>517
いや、僕は夏目さんの信者ってわけでもないけどさ、(←信者の常套句?)
テーマがなんだったか失念したけど、タケカワヒデユキさんが出演された回は、
ほかのレギュラー陣とかみ合ってないなって印象が残ってる。
いしかわさんや、岡田さんから結構つっこみが入ってなかったっけ?

519 :名無しさん :2000/10/15(日) 12:49
先生がドイツから戻ってくるまでこのスレの自浄作用がもつかどうか、、

520 :(* :2000/10/15(日) 12:52
http://kame.tadaima.com/2ch/

521 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 13:03
当分、下げ進行でしょうな。
何やっても気にくわない奴はいるわけだから。

522 :ねたふり(転載の転載) :2000/10/15(日) 13:15
朝日新聞9月19日付朝刊に、このような全面広告がありました。
http://redrival.com/tamami/st_asahi.htm

この広告について、みなさんの感想や情報をお待ちしています。
・この広告を見たかどうか。(掲載された地域が不明のため)
・この広告の漫画を見て、キャンディ・キャンディだと思うかどうか。
・この広告の漫画が、キャンディ・キャンディの原作者に無断で使われたことについて、どう思うか。

この話題はいがらし板のみですべき、と考える人もいると思いますが、
いがらし板の存在を知っている人や、漫画に関心のある人だけでなく、
朝日新聞やマスコミ全般に関心を持っている人や、
広告に関心のある人の意見も聞きたいのです。

参考スレッドinいがらし板
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=iga&key=969309340


523 :ねたふり(転載の転載) :2000/10/15(日) 13:18
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mass&key=969987764

ここから

524 : :2000/10/15(日) 14:29
そうそう、ウォン・カーワイでしたでした。
個人的にはブエノスアイレスは最低の出来だったんですけどね。
ところで、小説や映画の場合は、
何もプロットを決めなくても、作品を完成させることが出来ますが、
マンガの場合は「コマ割り」という作業があるので、
完全に即興で作っていくのは難しいのではないでしょうか?
それとも、小説における「文章」という単位が、「コマ」に当たるのかな?
マンガにとって、「コマ」ってのはどういう存在なんでしょう?

525 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 14:53
>>523,>>522
ここにもあるよ。
ちくり裏事情板「◆◇◆エステー化学のムシューダに未来は?◆◇◆」
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=company&key=970106663

526 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 16:33
いがらしの話題はいがらし板でやれ。
http://mentai.2ch.net/iga/index2.html
いがらしキティ信者が来たらどうすんだ。

527 :ああっ名無しさまっ :2000/10/15(日) 18:27
吹き出しは絵本から発展した。というのは単純すぎて無しか?

528 :>524 :2000/10/15(日) 20:08
往時の田河水泡や花輪和一は行き当たりばったりで漫画を描いていたらしい。
映画も、スタッフ、キャストの息が合っていれば可能だろうが、
動かす人や物の量を考えると、漫画よりも即興は難しいのではないかと思う。

529 :>▽< :2000/10/15(日) 20:17
映画の場合、王家衛、北野武、ジョン・カサヴェテスなど、即興を積極的に取り入れる監督も多いが、
その分、編集に時間をかけている。マンガの場合、ネームの段階で自由奔放にやっている人は、結構いるのでは。

530 :門前の小僧 :2000/10/15(日) 20:47
こんばんは〜。ひさしぶりに来たので、少し横レスしやす。
>502 そうかもしれない・・・前座失格・・・(泣)。
>503 ハイおこたえしまーす。「東洋文化史」という授業です。
     煙が見られる美術品を見て、はていったいこの煙は何ぞね、ということ
     を考えていく授業でした。夏目さんが知りたがっていたのは作品名
     だったので、講義名は挙げてないです。ガイシュツにあらず。

531 :門前の小僧@長文注意報!! :2000/10/15(日) 21:14
脱線失礼しました。おもしろそうな話題ですね。>コマの役割

>524 マンガにとって、「コマ」ってのはどういう存在なんでしょう?

 映画における「カメラワーク」と似ている気がします。
 ○映画・・・現実の風景を切り取って、その切り取られた長短さまざまの絵を
  つなぎ、物語に仕上げる作業。役者(及び彼らが着る衣装や小道具)・効果
 (照明・音楽)・演出など大勢のスタッフの力が集まって形になる。
  カメラは、作り手の意志そのもの。作り手が観客に見せたいものを切り取り、
  見せなくてもいいものを拒絶する力がある。撮った絵を、さらに凝縮し、一
  つの物語に仕立て上げるのが、編集作業。

 ●漫画・・・作者の中で創られた物語を、さまざまな視点から切り取って、
  それを平面上に再現する。
  ここで作者の意志を代弁するのがコマ。作者の意図を効果的に表現するため
  にあるのがコマ割りという方法。
  作者は、映画と同じ作業を一人でこなし、その上、紙(2次元)に絵を書く
  ことで物語を立体(3次元)的に浮かび上がらせ、読者を楽しませる、と
  いう大変な作業を強いられる。

同じ題材を描くにしても、打ち上げ花火を前からみるか、横から見るかという
視点の違いによって、違ってくると思うのです。
簡単な例を挙げると、「人物の表情を見せたい」という作者の意志を表現する
ためには、映画では「アップ」、漫画では「大コマ」という方法が使われる、
というところです。

では、長文失礼いたしました。。。


532 :ヒロ :2000/10/16(月) 00:24
「コマ」には、意志の代弁という意味の他に
作者による恣意的な時間線のコントロールという面もあると思う。
これも、「意志」なのかも知れ無いけど、
恣意的な時間経過の変化によって生まれる「リズム感」が
マンガのグルーブ感を作ると思うので、
物語と、乗りという面をになう「コマ割り」は、
この二つの面から見てゆくのが良いのでは。


533 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 01:16
コマっていうのは、もともとは瞬間の切り抜き。
瞬間と瞬間を連続させて動的に見えるように配置したのがコマ割り。
っていうのが、時間軸の視点から見た「コマ」でしょうか。
これにコマの大きさによってメリハリをつけたのがヒロさんの言う
マンガのグルーブ感でしょうか。

534 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 01:26
>>531
> 映画では「アップ」、漫画では「大コマ」という方法が使われる、

マンガには「アップ」も同時に存在するので、その意味では
マンガの方がより表現豊っていうことになりますか。

それと、
> 打ち上げ花火を前からみるか、横から見るか

打ち上げ花火は球形なので、横から見ても同じなのでは?

っと、つまらない茶々でした。
失礼しました〜(^^;)

535 :ヒロ :2000/10/16(月) 02:56
<533さん
コマの大きさの大小は、確かに視覚的なグルーブ感を生むと思います。

でも「恣意的な時間」は、コマの間で省略される時間の量
のつもりで書きました。
あるシーンを描いてゆく時、時間軸に支配されるメディアは、
リアルな時間の制限を受けるのに対して
時間の本来存在しないマンガは、時間の制約を抜け出して
より作者の個人的な時間線にそう物語展開を可能にする
のでは無いかと思うのです。

なので、コマ間の時間経過が生み出すリズム感が
マンガ独自のグルーブ感を産むのではないかと思います。



536 :どわ :2000/10/16(月) 03:20
>535
「マトリックス」って映画では、時間が加速したり逆に減速したりして、
マンガみたいだ!って思った。
「甲殻機動隊」に影響されたって話は有名ですね。

537 :どわ :2000/10/16(月) 03:22
いや、影響されたのは、銃撃で柱が飛び散るシーン。
しかも、アニメの「甲殻機動隊」だった。
関係なかったね(汗)

538 :ヒロ :2000/10/16(月) 04:11
>どわさん/536
「マトリックス」って映画では、時間が加速したり逆に減速したりして、
マンガみたいだ!って思った。

そう、そんな感じって漫画的ですよね。

その感覚を通して、どんな物語であっても
現実の時間から展開を解放する辺りに、漫画表現の独自性が
あるのではないかと愚考するのです。
もちろん、時間との関係でいえば小説の方が自由度は高いと思うのですが。
漫画は「コマ間」という目に見えるブランクがある分だけ
より「省略された時間」が重要になるのではないかと思うのです。

そして、何を省略して、何を省略しなかったかが
目に見える形で表現されるのは漫画くらいなんじゃないかと思うのです。

539 :533 :2000/10/16(月) 04:58
>ヒロさん/535,538
なるほど。
休拍をヴィジュアル化することによって省略された時間を意識させ、
見せたい瞬間を抜き出しつつ、連続した時間を表現する。
このリズム感がヒロさんの言うところのマンガ独自のグルーブ感でしょうか?

作者の持ってる時間感覚を読者にわかりやすく共有させられる。
これがいわゆる「ノリ」でしょうか。

「マトリックス」は私も漫画的だと思いました。
マンガの良いところが映画に入ってきたと思いましたね。

540 :503です :2000/10/16(月) 06:46
>530
どもども、レスありがとうございます。ふむふむガイシュツにアラズ、ですか。
しかし長文さんと門前さん同一人物とは。なかなかすみにおけない門前さんっ(^v^)

541 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 11:52
つーか、一人で長文書いてるわかって萎え。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 12:45
パトレイバーに現れえる押井の人生観っていうのはなかなか興味深い、
人生的には負けに入るかもしれないg。

543 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 13:39
aaaaaaaaaaaaaaaaaaa

544 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 16:53
本格的にイランスレになってきたな
夏目房之助独り言スレッドでもやってほしいところ

545 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 18:58
しょうもない話題だな。ひたすら言葉の上っ面をなぞっているだけで
絵がどうのコマがどうのってあほか。つまんねーよ。
せめて具体例示せよ、夏目の目みたいに。

546 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 19:20
夏目さんが出てきてバランスとらんとこんなもんだろ。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 21:20
誰か>>542にレス下さい。
宜しくお願いします。

548 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 21:41
「グリーン・ヒル」に現れえええる古谷の人生観っていうのはなかなか興味深い、
人生的には負けに入るかもしれないggg

549 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 21:43
バギ外伝に現れええええええええる板垣の馬場観っていうのはなかなか興味深い、
馬場的にはギャグに入るかもしれないgggggggg

550 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 21:47
「サンワリ君」に現れえる鈴木義司の人生観っていうのはなかなか興味深い、
人生的には負けに入るかもしれないg。

551 :門前の小僧 :2000/10/16(月) 21:51
まあまあ。みんな夏目さんがいなくてつまらん、という点では同じでせう。
483 書き込みがあまり多いと、あとで読むの大変だから、なくなんない程度
    に自習ね。
というせんせの指示で、みなさん自宅で自習中なのでは。
どっちにしろ、月末にはマンガ夜話が控えているし、毎回同じテンションで盛り
上がれったって無理無理。

>503さんへ
あ、まぎらわしくてすみません。長文のレスは私が引き継いでおります。
その旨は487にガイシュツなのでございます。 (。´_`。


552 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 21:53
煽りだか荒らしなんだろうが
他のマジレスと程度が変わらないのがなかなか笑えるな

553 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 21:56
>>548
上げるなよ
うざいから下げでひっそりとやらせとけ


554 :>551 :2000/10/16(月) 23:15
あ、そうだったっけ、うっかりしてたよ、ガイシュツね。ダンケダンケ。
ナツメウントトオクノドオイチェンノッホ、さみしっす〜。
クッダラナインツェンドラインシュタイテン
・・ウッツダッシノホッ、、

555 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 23:31
>>551
論点がずれている・・・盛り上がっているいないではなく
つまらないんだよ・・・

556 :フィル :2000/10/16(月) 23:33
「手塚治の冒険」を読みました。
手塚さんと他の同時代の代表的な作家を比較して語るという方法が、
手塚さんの仕事をより立体的に浮かび上がらせていてとても効果的だと思いましたし、
夏目さん自身が手塚さんの青年性に共感し、
自分を重ねているような微妙な立場で文章を構築されたのも好きでした。

手塚さんという方は、マンガというメディアの表現領域の拡大において、
他の追随を許さない貢献をされた方なのですね。
これは別の言い方をすれば、私たちの意識の拡大を促してくれた恩人だということもできます。
こうしたことは私の世代では実感として知ることができないので、とても興味深かったです。

また、手塚さんというすでに素晴らしい仕事を成し遂げたマンガのチャンピオンが、
白土三平さんや水木しげるさんといった、より新しいフレッシュな感性を持つ作家の登場に対し、
涙が出るほど悔しい思いをしたことや、大友克洋さんに出会った時の諦めと羨望の思いを乗り越え、
自身を変質させていったことが丹念に書かれていたのが感動的で良かったです
(これこそ青年性ですよね)。

あと、夏目さんは友達に好きな曲を入れたテープを配る人のような善意でもって
文章を書かれているのが、この人は人を楽しませるのが本当に好きな方なんだな
と思え、いいなあと思いました。

余談ですが、矢作俊彦さんの大友克洋こそが手塚治の正継である、
という意見は達見ですよね。
改めてその感性の良さに惚れなおしてしまいました。
今度は「手塚治はどこへ行った」を読んでみたいと思います。では。


557 :ああっ名無しさまっ :2000/10/16(月) 23:39
良くも悪くも純粋なただの感想文だな

558 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/17(火) 00:09
マトリックスはプロの漫画家に絵コンテを依頼したらしい。
作家によるだろうが漫画のコマ割りはおおむね映画の絵コンテに相当する。

手塚が凄いのは漫画に映画的手法を持ちこんだからではなく、
アニオタであった手塚が、意識的にかどうかわからないがアニメ映画の
絵コンテの技法を漫画に持ちこんだ。
最初からアニメ化を意識しての漫画製作だったのかもしれない。
結果論としてそれが映画的だと評されたのだろう。
そして絵コンテ的なコマ割りの考え方が日本の漫画を世界から
特化させる事にもなる。

559 :かんそう文 :2000/10/17(火) 01:08
ぼのぼのちゃんの涙の長さを比べ、粒涙とダラダラ〜涙の
感情の違いを解説されていたのが、わかりやすくて、
かわいかったです。手塚先生と日だまりの樹の先生が
亡くなるところをエンディングにした本は、知らない間
に泣いてしまいました。どぉしてなのかな?
初めて、せんせいのお仕事の内容がわかりました。

560 :ああっ名無しさまっ :2000/10/17(火) 02:56
うんこ

561 :名無しさん@国会不毛地帯 :2000/10/17(火) 06:58
sage

562 :ああっ名無しさまっ :2000/10/17(火) 10:43
>556
本としてはおもしろいし、手塚治の評価もまぁいいんだけど
夏目氏のスタンスって手塚との同時代性に立脚してるでしょ?
手塚をタイムリーに知らない世代が考えてる手塚の本質とは
ずれがあるし、そこが夏目氏の限界なんじゃないかい?

563 :>▽< :2000/10/17(火) 11:24
逆に、手塚治虫との同時代性などはなから持てない若い世代向けに、提示しようと言う意図があったと思う。

「アニメ夜話」の何かの回で、大月氏も、昨今の復刻ブームは、時代性と切り離されていると指摘していた。
今の目で見てキッチュだったりするものが、当時の受容のされ方とは関係なく、ウケたりする。
手塚だって、そうした傾向とは無関係であり得ない。夏目氏の批評は、それに対して別の視点を見せてくれる。


564 :名無しさん :2000/10/17(火) 14:20
\(^0^)/アゲ!

565 :ああっ名無しさまっ :2000/10/17(火) 20:58
下手でもいいから「夏目の目」もどき誰かやれ

566 :ああっ名無しさまっ :2000/10/17(火) 21:48
|   。
|⌒ヾ
|冫、)
|` / >>565おまえがヤレ!
| /
|/


567 :>562 :2000/10/17(火) 22:01
限界であるし、そのことを自覚しているからこそ、本を書いているのではないか?
何もしなかったのでは、「手塚」がそこにいたて、何をしたか、そして同時代の読者
であった自分が何を受け取ったかが残らないということだろう。


568 :フィル :2000/10/17(火) 22:30
>562さんへ
とても面白い意見ですね。
私もそういった点においては、夏目さんには限界があると思います。
実際に私は夏目さんが当時、時代遅れで鈍臭いと感じた手塚さんの表現を
優雅で風格があって魅力的な表現だと感じたことがあります。
これは私たちの世代が現在、過去の音楽や映画や小説にふれたときに感じる
独特の感性のひとつの種類なのかもしれません。
だから、夏目さんよりもより若い世代の評者ならば、対象を突き放しずたずたに切り裂くような
(念のためけなすという意味ではありません)新しい評論が可能なのかもしれません。
私もそういった物が読みたいです。

しかし、夏目さんの世代、立場から考えれば夏目さんの評論はとても水準の高いものになっていると思えますし、
自分の立脚点をしっかりと意識されて物を書くというのは、物書きとして信頼のできる態度です。
人は誰でもそれぞれの水準、立場でしか意見を言えませんから、夏目さんが真に力量を問われるのは、
新しい種類の優れた評論に対面したとき、その評論に対してどのようなリアクションを取り、
どのようにどれだけ自説を発展させられるか、という点になるのではないでしょうか。

569 :フィル :2000/10/17(火) 22:31
>562さんへ
とても面白い意見ですね。
私もそういった点においては、夏目さんには限界があると思います。
実際に私は夏目さんが当時、時代遅れで鈍臭いと感じた手塚さんの表現を
優雅で風格があって魅力的な表現だと感じたことがあります。
これは私たちの世代が現在、過去の音楽や映画や小説にふれたときに感じる
独特の感性のひとつの種類なのかもしれません。
だから、夏目さんよりもより若い世代の評者ならば、対象を突き放しずたずたに切り裂くような
(念のためけなすという意味ではありません)新しい評論が可能なのかもしれません。
私もそういった物が読みたいです。

しかし、夏目さんの世代、立場から考えれば夏目さんの評論はとても水準の高いものになっていると思えますし、
自分の立脚点をしっかりと意識されて物を書くというのは、物書きとして信頼のできる態度です。
人は誰でもそれぞれの水準、立場でしか意見を言えませんから、夏目さんが真に力量を問われるのは、
新しい種類の優れた評論に対面したとき、その評論に対してどのようなリアクションを取り、
どのようにどれだけ自説を発展させられるか、という点になるのではないでしょうか。

570 :フィル :2000/10/17(火) 22:33
>562さんへ
とても面白い意見ですね。
私もそういった点においては、夏目さんには限界があると思います。
実際に私は夏目さんが当時、時代遅れで鈍臭いと感じた手塚さんの表現を
優雅で風格があって魅力的な表現だと感じたことがあります。
これは私たちの世代が現在、過去の音楽や映画や小説にふれたときに感じる
独特の感性のひとつの種類なのかもしれません。
だから、夏目さんよりもより若い世代の評者ならば、対象を突き放しずたずたに切り裂くような
(念のためけなすという意味ではありません)新しい評論が可能なのかもしれません。
私もそういった物が読みたいです。

しかし、夏目さんの世代、立場から考えれば夏目さんの評論はとても水準の高いものになっていると思えますし、
自分の立脚点をしっかりと意識されて物を書くというのは、物書きとして信頼のできる態度です。
人は誰でもそれぞれの水準、立場でしか意見を言えませんから、夏目さんが真に力量を問われるのは、
新しい種類の優れた評論に対面したとき、その評論に対してどのようなリアクションを取り、
どのようにどれだけ自説を発展させられるか、という点になるのではないでしょうか。

571 :フィル :2000/10/17(火) 22:33
>562さんへ
とても面白い意見ですね。
私もそういった点においては、夏目さんには限界があると思います。
実際に私は夏目さんが当時、時代遅れで鈍臭いと感じた手塚さんの表現を
優雅で風格があって魅力的な表現だと感じたことがあります。
これは私たちの世代が現在、過去の音楽や映画や小説にふれたときに感じる
独特の感性のひとつの種類なのかもしれません。
だから、夏目さんよりもより若い世代の評者ならば、対象を突き放しずたずたに切り裂くような
(念のためけなすという意味ではありません)新しい評論が可能なのかもしれません。
私もそういった物が読みたいです。

しかし、夏目さんの世代、立場から考えれば夏目さんの評論はとても水準の高いものになっていると思えますし、
自分の立脚点をしっかりと意識されて物を書くというのは、物書きとして信頼のできる態度です。
人は誰でもそれぞれの水準、立場でしか意見を言えませんから、夏目さんが真に力量を問われるのは、
新しい種類の優れた評論に対面したとき、その評論に対してどのようなリアクションを取り、
どのようにどれだけ自説を発展させられるか、という点になるのではないでしょうか。

572 :フィル :2000/10/17(火) 22:37
すみません。何重もの書き込みになってしまいました。

573 :ちゃら〜ん :2000/10/17(火) 23:36
アタクシ難しいことは分りませんが…
アタクシの同僚(23才)に「ブラックジャック」を読ませたら、
シリアスなストーリーにちょくちょく小ネタギャグが入ってる
っていうノリにど〜も着いてけないみたいです。
で、何話か読んで
「全部同じじゃないすか!!」
と言って読むのをやめました。
手塚をタイムリーに知らない世代ってのはこんなもんです。

ちなみに彼は「はじめの一歩」を読みながら
「ここで手からビームとか出てくれば面白いのに」とか
言ってるバリバリのドラゴンボール世代。
アタクシは中途半端な30歳。

574 :ちゃら〜ん :2000/10/17(火) 23:37
アタクシ難しいことは分りませんが…
アタクシの同僚(23才)に「ブラックジャック」を読ませたら、
シリアスなストーリーにちょくちょく小ネタギャグが入ってる
っていうノリにど〜も着いてけないみたいです。
で、何話か読んで
「全部同じじゃないすか!!」
と言って読むのをやめました。
手塚をタイムリーに知らない世代ってのはこんなもんです。

ちなみに彼は「はじめの一歩」を読みながら
「ここで手からビームとか出てくれば面白いのに」とか
言ってるバリバリのドラゴンボール世代。
アタクシは中途半端な30歳。

575 :ちゃら〜ん :2000/10/17(火) 23:38
アタクシ難しいことは分りませんが…
アタクシの同僚(23才)に「ブラックジャック」を読ませたら、
シリアスなストーリーにちょくちょく小ネタギャグが入ってる
っていうノリにど〜も着いてけないみたいです。
で、何話か読んで
「全部同じじゃないすか!!」
と言って読むのをやめました。
手塚をタイムリーに知らない世代ってのはこんなもんです。

ちなみに彼は「はじめの一歩」を読みながら
「ここで手からビームとか出てくれば面白いのに」とか
言ってるバリバリのドラゴンボール世代。
アタクシは中途半端な30歳。

576 :ちゃら〜ん :2000/10/17(火) 23:41
アタクシ難しいことは分りませんが…
二重カキコしちゃいました。
申し訳なし……。

577 :ああっ名無しさまっ :2000/10/18(水) 10:49
Ver1ってなくなったの?

578 :562 :2000/10/18(水) 11:15
>563さん、>567さん、>フィルさん
夏目氏が手塚を語るときに、「漫画界への影響」とか「手塚ができるまで」ってものが
はずせない要素なのは間違いないんだけど、漫画家手塚治虫とは?って部分が弱く感じる。

手塚の本質って、たとえば10年後になっても残る部分でしょ。
ロストワールドも新宝島もその時には骨董的資料価値でしかないし
アトム、ジャングル大帝ではきびしい。
ブラックジャック、火の鳥、ひょっとして日だまり、アドルフぐらいまでなら
残るんじゃないか。
作品自体が手塚の本質ではないんだけど根底にある共通項こそ注目したいし、
手塚の評価としてそこははずしたくない。
どうもね、夏目氏が初期の手塚の引力につかまってて
後期の手塚に残されたものを捉えるって部分が足りないように思うんだわ。

とか考えてたら、ちゃら〜んさんのおっしゃるような例もあるのか…。
20ぐらいでブラックジャックおもしろいっていうヤツも知ってるんだけど
この世代ぐらいでまた評価がわかれるのかもしれん。

579 :どーでもよいことだが。 :2000/10/18(水) 13:23
ただいま、夏目さんスレッドのver.2をプリントアウトしてまーす。
ようやく、596番目のレスまで出したところ。
もう紙の厚みが1センチくらいになってて・・・1と合わせると、お、重い・・・。

>577
ありゃ、ほんとだ。1さんの書き込みにあったリンクで飛ぼうとしても、スレッド
がないって表示されちゃう。直接入力ならどうだろ。

580 :どーでもよいことだが。 :2000/10/18(水) 13:26
ありゃ〜、飛べない。ver.1は消滅しちゃったのかな。
復旧依頼出したほうがよい?

581 :577 :2000/10/18(水) 13:46
マンガ夜話スレ
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=958820889
とかも消えてるみたい。

582 :ああっ名無しさまっ :2000/10/18(水) 15:16
とりあえず復旧依頼を出しておきました。
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=saku&key=971575728&ls=50

583 :げった@末広 :2000/10/18(水) 21:17
http://www3.miyukinet.ne.jp/~sankita/sample.html


584 :フィル :2000/10/18(水) 22:15
>578さんへ
なるほど、わかります。
確かに、夏目さんのように手塚治の起こした、マンガ表現の革命にインパクトを受けていない
新しい世代の評者ならば、手塚治の創造した新しい表現方法、ただそれだけをを淡々と捕らえ、
作家の取った主題と合わせて、より手塚治の本質に迫った評論が可能なのかもしれません。

ただ、「手塚治の冒険」という本の場合は、モチベーションが手塚治の評論をすることだけでなく、
それに合わせてマンガ評論によって夏目さん自身を語ることにあったようなので、
評論として少々弱くなるのは、しかたがないことなのかもしれません
この本はかなりセンチメンタルな本ですよね。私はそこが好きでした。
私はこの本を評論としてと同じくらい、私小説として読んだのかもしれませんね。
(私はこの本を山田宏一の「友よ映画よ」のように素晴らしいと思いました)

あと、夏目さんの場合は、対象に肉迫してバラバラにするような評論をする場合、
世代というよりも、御自身の長所である広い視野と冷静さが邪魔になる場合があるのかもしれません。
もっとも、夏目さんのすべての本を読んでいるわけではないので、なんともいえないのですが。



585 :ああっ名無しさまっ :2000/10/18(水) 22:38
復旧依頼してくれた582さんサンクス〜。あんたぁ偉いっ!!

586 :フィル :2000/10/18(水) 22:46
>578さんへ
ちょっと気になる表現があったので質問です。もし暇があって面白いと思ったらレスを下さい。

>手塚の本質って、たとえば10年後になっても残る部分でしょ。
これは十年たっても新鮮さを失わないで読める作品という意味なのでしょうか?
それとも、ロストワールドからアドルフまでに共通する感性という意味でしょうか?
もし前者ならば、今読んで面白くない作品であっても、
作家の資質は十分に出ている場合は当然あると思うのですが。
個人的に手塚治さんの作品の場合、「火の鳥」や「アドルフ」よりも、
ロックがグレはじめたころの作品に興味が集中していますので、聞いてみたいです。

>作品自体が手塚の本質ではないんだけど根底にある共通項こそ注目したいし、
これはすごく興味を引きます。私の場合は、ごく単純に、サッカー選手ならサッカーのプレーで、
ミュージシャンならライブかレコードで、マンガ家ならマンガ本で本質を見なければいけないし、
また見せなければいけない、と思うのですが。


587 :ああっ名無しさまっ :2000/10/19(木) 01:46
フィルさんみたいにほんとに文章がうまい人が出てくるといろいろ面白い。
このスレが最近「言葉の上っ面をなぞっているだけ」という批判を受けていた理由が
よくわかる。

588 :ああっ名無しさまっ :2000/10/19(木) 10:40
21歳の私は手塚を愛読したりしますが、その私にとって、
手塚は「ブラックジャック」であり「火の鳥」であり「ブッダ」です。
「ロストワールド」や「メトロポリス」は面白いと感じるより、
古典的、資料的な価値を感じるといった感じです。

ちなみに、私の弟(14歳)は「ブラックジャック」を愛読してたりします。
ちゃら〜んさんの同僚さんは世代の一部でしかないと言いたい。

589 :562(578) :2000/10/19(木) 10:54
>586フィルさんへ
漫画という娯楽作品として10年後にも残りうる作品はなにか、
その作品が(すくなくともオレは)通用すると思う部分を見ることで
作家手塚の資質を探れないか、というアプローチ方法。

もちろん資質だから初期の作品にもかいま見えるんだが
手塚自身が変化していく中でも残っていた、残していた部分として注目したい。

フィルさんの584はいい、よく分かります。
が、夏目氏の視野が広いからこそオレの言ってるぐらいの事は分かるだろうと、もどかしいんだな。

590 :562(578) :2000/10/19(木) 11:23
>586フィルさんへ
>マンガ家ならマンガ本で本質を見なければいけないし、
そのとおり。(部分抜粋失礼)オレの文章が甘かったな。
一つの作品だけをとらえてこれが手塚の本質ですとは言えない、
複数の作品にまで渡って見られる共通項ならより本質に近いだろう、って意。

でこの共通項、物語としての作品自体に似通った部分があるわけではなく
その中で持ち得た「手塚治虫の視線」こそが一貫している部分だ、と。

591 :ああっ名無しさまっ :2000/10/19(木) 18:07










!!

592 :ああっ名無しさまっ :2000/10/19(木) 18:28
いいかげん、手塚治虫って正しく書こう。

593 :ああっ名無しさまっ :2000/10/19(木) 19:38
漫画読むより漫画評論読むのが好きな人いるな

594 :魁!名無しさん :2000/10/19(木) 21:28
また内容が下らなくなってきたな。
また荒れるかもな。

595 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 00:23
>>573  わはは、その彼氏の言うことなんかわかるかも〜。
私も、漫画読み始めたころは、シリアスな作品に、ギャグタッチが入ってくるのが
たえられなくて、読めなかったことがありますですよ。
「こんな時にギャグなんて不謹慎なぁ!」な〜んて思ったりして。
私も手塚さんは、高い評価をされている人だから、読むときにすごく緊張してた。
でも、手塚さんって評価に書いてあるだけの人じゃあなくって。実際読んでみると、
色々な側面を持っているんですよね。
個人的には、最近は「人間どもあつまれ!」や皮肉な視点の短編集が好き。

彼氏さんは、手塚さんの漫画に自分の読んでる漫画と同じ「わくわく」を求めて
いて、それが裏切られちゃってがっかりしてる、っていう感じがする。
漫画って、一度読んだときに拒絶反応起こして、それっきりの縁になってしまう
ものもあるし、拒絶したのにまた自分の前に巡ってくる作品もあるし、作品との
相性とか、自分がどのくらい作品を感じられるか、読み込めるかっていう問題も
あるから、こんなに手軽でおもしろい娯楽っていうのもなかなかないですよねぇ。

あと余計な事ですけど、「ちゃら〜ん」って響き、いいっすね。真似しちゃおう。
ちゃら〜ん☆

596 :フィル :2000/10/20(金) 01:43
>590さんへ
レスありがとうございました。
590さんの意見は、手塚治虫の終止一貫した資質、その視線をキーワードに読み解くもので、
それは夏目さんの取った、手塚治虫の性質はその青年性にある、というものでは少々弱く、
それをさらに拡大することによって、漫画家、手塚治虫の本質によりせまることが
できるのではないか、というものなのですね。
とても面白いと思います。
もしかしたら、590さんには、すでに夏目さんの評論を乗り越える新らたな評論の
構想みたいなものがあるのかもしれませんね。
(それでも、すでに夏目さんの成し遂げた仕事を踏まえてスタートできるのだから、
夏目さんの功績は、やっぱり大きいですよね)

けれども、590さんがその構想を形して残される気が、あるのかないのかはわかりませんが、
それを良い形で見せるのは非常に難しいんですよね。
特に、視野が広くなれば広くなるほど、自分の中の意見を整理し、統合するのが難しくなってますから、
夏目さんが「手塚治虫の冒険」の中で書いていた、白土三平はその思想がすごいのではなく、
それをマンガ表現として定着させることができたのがすごいのだ、という言葉を思い出してしまいます。
そこらへん夏目さんは、手馴れててとてもうまいですからね。
もし、590さんが、意見を形にされる気があるのだとしたら、ぜひがんばって夏目さんを越えてください。




597 :フィル :2000/10/20(金) 01:56
>592さんへ
御指摘ありがとうございました。
私は完全に完璧になんの疑問もなく手塚治と書いていました、、、、。
たぶん、指摘されなければずうっと間違い続けたと思います、、、、。
ありがとうございました。

598 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 02:29
ワタリってマンガ知ってますか?
あれは凄いよ。
マンガの中の最高傑作の一つだね・・・・。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/20(金) 03:31
よくわかりませんがもしかすると手塚治虫氏をどう評価分析するかが
漫画評論の試金石になるということなんでしょうか?

私の知人で手塚治虫氏は究極の漫画アニメオタクである、という出発点から
始めないと手塚治虫氏の作品の本質分析は出来ないと言う人がいます。
最初は私は漫画の神様になんてこと言うんだと驚いたんですが、
児童漫画の始祖だけでなくケモナーの始祖でもあるところから見て
間違いではないのかもしれないと考え始めているところです。
夏目さんは漫画オタクではないと思うのでオタクという観点からの
分析には2,3歩ズレるところがあるのかも。

600 : :2000/10/20(金) 03:40
Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´∀`)<  ケモナー
 (    )  \_______
 | | |
 (__)_)


601 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 03:45
あっっ、さむさむな上にズレタ・・・ぅっ山車能・・・。

602 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 05:09
夏目房之介は手塚漫画以外漫画読んでないんじゃないのかな?
ちゃんと今の漫画読んでるのか?
言及してる?
昔の漫画だけで、偉そうにしてる感じがする。
まだ竹熊の方がいいな。

603 :猪木 :2000/10/20(金) 05:55
せんせーと呼んでみれどもせんせーは遠ほい国なり
じっと手をみる

604 :名無しのエリー :2000/10/20(金) 09:08
夏目死ね!おらっ!
2CHの住民なめるんじゃねえ!!

605 :母を訪ねて名無しさん千里 :2000/10/20(金) 09:59
602こそ棗さんの本や漫画夜話を見てないようだが。

棗さん、ドイツからでも暇があれば参加してくれないかな。

606 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 10:33
>>605
じゃあ、おまえ、棗が今何を主題として何を論じているのか、教えてくれよ。
おれには棗が、今、同時代性を持っているとは到底、思えないんでね。
簡単にまとめて、教えてくれよ。

607 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 10:45
夏目房之介ジャンプは読んでないだろ
こんどのまんが夜話の星矢なんか雑誌で読んでないから
星矢が本誌で切られてよそへとばされたのなんか知らないって

だから夜話のあとでこっちにくるのがたのしみなんじゃないか
NHKならともかくこっちではヘタなこと言えないぞ
それまでスレ置いとけ

608 :590 :2000/10/20(金) 11:15
>593
すまん。漫画板で漫画評論してる夏目氏のスレなんで
なかにはこんな評論ネタも出てくるか、と思うんだけどな。
>599
手塚治虫でなくてもいいけど誰かひとり評価の定まったものがあると
それ以降の評論がしやすい。(比較基準ができるから)
それがフィルさんが596でも書いてる先人の評論の上に積み重ねていくってことでは?
…オレのは着想レベルだけどな、「治」間違えてるし。指摘感謝です<592

609 : :2000/10/20(金) 11:43
>606
同時代性を持っているかどうか、ということを、
同時代の中で判断するのは極めて困難。
後になってみて、初めて同時代性があったのかどうかが分かる。
(それが歴史ってもんよ)
夏目氏の手塚評論は呼んだことないけど、
もしマンガ評論家で、手塚評論をしない、
なんて野郎がいたら、モグリだよ、そりゃ。
日本の近代文学研究者で、漱石を一度も読んだことがない、
ってのと同じ、といえば分かるのかな。
ああ、酔っ払ってるので変なこと書いてるかも。


610 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 12:48
夏目さんいつ帰ってくるのかな〜(遠い目)。
それにしても、夏目さんの新刊読んだ人いないの?

611 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 13:38
>>609
酔ってるから頭回ってないみたいだね。
それはトートロジー、意味ないね。
素面の時にカキコメ。

612 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。

613 :ああっ名無しさまっ☆ :2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。

614 :手塚治虫と言えば・・・ :2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。

そこには、あの手塚センセーが映っていたんだ。
教師は言った。
「虫プロに見学に行った時にね〜撮ったんだよね〜」
センセーは、にこにこ笑ってこっちを見ていた。
俺はその写真を強奪しようとしたが、見事に失敗した。
仕方がないので、「漫画の神様だよぉ〜」と頬ずりするだけで我慢した。

ああ、腹がたつ。手塚センセぇ〜〜。

615 :げったー@末広 :2000/10/20(金) 17:46










!!




616 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 17:48
・・・ひま人がいるな。

617 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 18:09
sage。

618 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 21:58
しかし、なんでここは変な煽りばっかり来てるんだ?
内容の好みはともかく真面目にやってるし、誰に迷惑かけているというわけでもないだろうに

619 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 22:16
つまらんお子様漫画批評よりもスレッド批評のほうが面白いからだよ

620 :ああっ名無しさまっ :2000/10/20(金) 22:25
>619
同意。煽られたくなかったら、自分でホームページでもつくって
シコシコやっててよ。特に実のない長文を書き込む何人かは是非そうしてくれ。

621 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 00:13
かつては煽りが出てきてもそれを無視して進めてたんだがね。
書き込みの数が多かったんでカンタンに流せたし。
いまは書き込む奴が少ないからねえ。
でも、書き込む奴が減ったのは「実のない長文を書き込む奴ら」のせいでも
あるから(参加しにくい空気を作った)自業自得といえば自業自得。

622 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 00:20
どわ、小僧(2人共)、漫画書き
この3人が戦犯になるだろうな(w
名前挙げられると嬉しいらしいので挙げてあげる(w

623 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 00:33
>622
おお、そう思ってる奴は俺だけでなかったのか。なんか安心。

624 :はぐれメタルS+ :2000/10/21(土) 00:47
夏目氏、早稲田の二文で講義してるって聞いたけど、
誰か知ってる人居ますか?
がいしゅつかな?

625 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 00:50
>624
あんたver2でも同じこと書いてただろ。
別にいいけどsage知らんのか?

626 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 00:53
>>624
がいしゅつか・・
そろそろ死語じゃねーか
読んでてイタイ


627 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 01:24
ここは何故内容の無い下らない書き込みを長文化したがる人が多いのだろうか?
新手の荒しか?

628 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 02:22


        /⌒ヽ⌒ヽ
               Y
            八  ヽ
     (   __//. ヽ,, ,)
      丶1    八.  !/
       ζ,    八.  j
        i    丿 、 j
        |     八   |
        | !    i 、 |
       | i し " i   '|
      |ノ (   i    i|
      ( '~ヽ   !  ‖
        │     i   ‖
      |      !   ||
      |    │    |
      |       |    | |
     |       |   | |
     |        !    | |
    |           | ‖
   /   ●     ●  ヾ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /         ∀      ヽ   <   退場
                      \__________
__



629 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 02:30
わたしは、どわさん、漫画書きさん、門前の小僧さんがたを応援します。




630 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 02:30
>>628
おいおい、真面目なスレだろ、これ?
文章多いから読んだこと無いけど・・
ちんぽ荒らしはやめてやれって

631 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 02:37
荒らしが荒らしを呼んでいる。収拾がつかんな。
夏目さんが復活したら多少はマシになるんだろうが、
しばらくはこの状態か。

>629
俺は支持しないが、消えろとまでは思ってないって感じだな<どわ、漫画書き、門前の小僧
名無しで出直せばいいんじゃないか。

632 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 03:06
閑話休題。
1ヶ月くらい前に、渋谷のブックファーストの喫茶店で
夏目さんを見かけました。
打ち合わせみたいな感じだったけど、あんな可愛い人が
編集者だったら、うらやましいな。


633 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 03:38
ひゃあ、参った、急に過去ログが戻ってきて・・・
とりあえずあげとく

634 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 03:46
間違えて3を2の前にあげちゃった。混乱を避けるため再びこっちをあげ

なんやわからん人に説明しておくと、これまで飛ばされていた過去ログが今一瞬帰ってきとるのです。
で、上位300だけ残してあとは再び消えていくと。なので自分の好きなスレを消さないために引き揚げ
とかねばいかんのですな。


635 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 05:00
いちおうもっかい書き込み

636 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 05:35
↑ってsageてどうする(藁
手塚を批評するのに青年性って言葉あったね。
手塚はオタクだったみたいなのも。
この2つは厳密には同義語だと思うけど「青年性」はオブラートに
つつんだ評価だし「オタク」はむきだしな表現だね。
そういう語彙をうまく使いこなすことで漫画評論にどういう
違いが出てくるんだろうか。

637 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 12:10
自力のない固定ハンはただ煽られるのみ
さぁ夏目信者よソロソロ活発に議論をはじめたまえ
漫画夜話が始まれば・・・なぁんて甘いこと考えてると本当に死ぬぞ?このスレ

俺は逝ってほしいので話題なんぞ提供せん

638 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 17:09
長文書く人たち、議論するならもっと工夫してね。
作品・作家別に立てられたスレなら当然なされている
作品の引用・参照が全然出来てないよ。
だからつまらない、と言われる。
漫画について漠然とした話されても、
その書き手がどんな漫画群を想定して書いているのか背景が見えないから、
具体性に欠けた内容で論旨が見えないのよ。
仮に「映画的な構図」というなら、どの本のどの頁がそうなのか挙げてもらわないとね。
637には悪いが、おれはこのスレに期待しているのであげるぞ。

639 :院生 :2000/10/21(土) 17:22
少年漫画板はともかく、漫画板でも唯一まともに議論らしい議論をしようとしているスレなのでROMながら期待してます。
よって637には悪いがage

640 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 17:41
メンツが入れ替わるか、棗がコントロール(ようは長文レスの要約)をしないことにはどうにもならないだろ
ver.1ver.2がまとも?に議論していたわけじゃないしな
棗のレスが面白い(最近のはそうでもないが)から議論のように見えただけ

ようは棗に向かってボールを投げるのがこのスレッドの唯一の長所
棗がいない間は君らしゃべらんでよろし


641 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 18:10
マジに書いたら煽られるとわかっていて書き込めるほどの蛮勇は普通はない

642 :魁!名無しさん :2000/10/21(土) 18:14
>>639
君ここに常駐しててくんないかな、
ひなヲタのあげ荒らしにはこんなもんでも議論らしい議論なんだろうから。

643 :院生 :2000/10/21(土) 18:35
>>642
そういう誤解を受ける日が来ると思ってましたが…。
私はらぶひなほとんど読んだことないです。
話が話だっただけに便乗しただけなんですが。
GTOは斜め読みで読んでますけど。
加えて>>639では、議論らしい議論を「しようと」しているスレ、と書いたはずですが。
常駐はしません。

ということで、自己弁護のためにスレ汚してすみませんでした<(_ _)>
話続けてください。

644 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 19:45
問題は、最近の論客のみなさんは自分の考え話すばっかりで他の人間にボールを
投げようとしないことだ。だから会話にならない。

645 :ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 20:05
荒れてることを嘆く人も多いがしょせん2ちゃんねるってこういう場所だ。
いままで荒れなかったのが奇跡だったと言っていい。
夏目さんがこうした荒れ具合に失望したなら、それはここがどういう場所なのか
いままで認識を誤っていたということだ。ま、そんなタマじゃないとは思うが。



646 :カケフ(松村) :2000/10/21(土) 21:03
松井君はですねぇ〜、
バッチングがですねぇ〜〜。

647 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 01:39
age

648 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 02:03
夏目さんが居ない状態で、この程度ならオンの字では?
「自習中」の教室状態。
教室のあちこちで口喧嘩が起こったり、黒板に落書きをするのがいたり。
でも、とりあえずみんな教室に居るみたいだから、「学級崩壊」とは違うんでないの?
この次の「自習」のときには「学級委員」を任命してもらおうか。
(かえって逆効果のような気もするが)

649 :( ´∀`)さん :2000/10/22(日) 03:50
:,.;*:;  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;*・o・:',< みんな、愛してるよ。
":;:',;"  \__________

650 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 05:26
うんこ

651 :三河人 :2000/10/22(日) 07:46
夏目さん、きょうの中日新聞にここのことかいてるよ。

652 :岐阜人 :2000/10/22(日) 08:30
書いてたから覗きに来てみたよ。
これから過去ログ読むね。

653 :尾張 の人 :2000/10/22(日) 09:12
朝食をとりながら新聞読んでいたらそこに「2ちゃんねる」の文字が(笑)。
夏目さん、あんたはエライ!(とりあえず)


654 :北陸の人 :2000/10/22(日) 10:01
>>651-653
系列の北陸中日新聞にも載っていました。
まさか新聞で”2ちゃんねる”の文字を目にするとわ。
でも、これなら東京新聞にも載ってませんかねぇ?

655 :>▽< :2000/10/22(日) 10:16
確か、東京よりも遅れて掲載されているはず。
過去ログに無断転載したやつが載っているので、確認してみて。


656 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 10:40
成程、中日新聞には今日載ってたのか。
それ見て来た人、いま荒れてるんだ、すまんねえ(俺が謝ることではないが)
ついでに夏目さん留守なんだ、すまんねえ。

657 :北陸の人 :2000/10/22(日) 10:46
過去ログ途中まで読んでみました(さすがにあの量は一度に読む
のは不可能…。)。
そうですか、先に東京新聞の方に載っていたんですね。
では来週の”これから”に何が書かれていたか期待することに
します。
でも、このスレ「房之介ON2ch(センスのないタイトルでスマソ。)」
とか名付けて本にしたら絶対買うんだけどなぁ〜。

658 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 10:57
>657
それは無理だろ・・・
過去ログ全部読んでみりゃわかるけど、
夏目さんは質問凍結以降はほかの論客の議論に口を挟むような形で参加してるから。
最近の長いお暇の間にスレッドの雰囲気随分悪くなっちゃってるしね。
まあ、新しい人たちが参加するのはいいことだと思うから、
新しく来たみなさんがここを再び盛り上げてくれると嬉しいな。

659 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 13:17
>658
「2ちゃんねるの本」みたいにある程度編集すれば可能かも。
でもそれじゃ量が減ってしまうからだめか。
夏目さんの出す本に、1章設けてもらうとか。

660 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 17:08
今だけ雰囲気悪くてまともに話しができるツワモノっているんかいな・・・
どわ、いち漫画書き、門前の小僧・・・みんな逝ってしまった
まぁ、逝ってよい人ばっかりか・・・

夏目さんがこのまま戻ってこないに1000ペリカ

661 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:16
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。



662 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:17
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。

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663 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:17
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。

9

664 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:17
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。

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665 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:17
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。



666 :名無しのエリー :2000/10/22(日) 17:18
612 名前:ああっ名無しさまっ 投稿日:2000/10/20(金) 15:56
>>602=606
夏目スレで発言するならば、彼の著作を読んでからにするべき
というのは当然だと思8うが。
他人に教えてもらわずに、自分で読んで判断しろよ。


613 名前:ああっ名無しさまっ☆ 投稿日:2000/10/20(金) 17:36
いつの間にか、漫画論から夏目さんの評論についての展開に。
夏目さん、まさか自分がいない間に、自分自身がまな板に乗せられているとは
夢にも思わないんだろうなぁ(笑)。でも、スレッドの趣旨としては正しいのか。

書き込まれた指摘を読んで、夏目さん自身が痛いと思えば、実際、夏目さんには
評論家として甘いところもあるんだろね。私は夏目さんの本はまだ詳しく読んで
ないので、そこんとこはあんましコメントできない。
でも、夏目さんはいい意味でいいかげんだから、打たれてもまた立ち上がって
くるでしょ。今までも同じよな経験なさってるみたいだし。
苦しみをこやしにできる人は強いですよ。

まだ「手塚治虫はどこにいる」は未読だけど、私は夏目さんの目が何を見たか
を読めればそれでいいや。自分の読み込みが浅いせいかもしれないけど、
「夏目の目」なんか見てると、ストーリー展開とかキャラクターとか、自分の
主観だけで読んでいた漫画が、別の視点からもう一回立ち上げられてくる感じ
で、なんだかんだ言っておもしろいんだもの。


614 名前:手塚治虫と言えば・・・ 投稿日:2000/10/20(金) 17:44
今思い出しても腹がたつ。
ある日、高校の教師から、一枚の写真を手渡されたんだ。
奴はなぜか、にやにやしていた。
写真を見た俺は絶句した。



667 :夏目房之介 :2000/10/22(日) 17:19
皆さんごめんなさい。
荒らしたのは私です。
私は本当はこんな屑なんです。

668 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 17:37
クソー、俺たちの聖域が糞新聞なんかに掲載されるとは。
妹、ねーちゃん、母親、婆ちゃんを一斉にレイプされた気分だぜ。

669 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 17:43
あらま、目茶目茶に荒らされてるね。
夏目さんのコラムが新聞に載ったのが原因?
東京の方では一体どれくらい前に載ったと思ってんの?
まったく、その記事読んで来た人が可哀相だな、これじゃあ。

670 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 17:54
>660
夏目さんは荒らしが横行してるからって理由じゃ来るのをやめないでしょ。
夏目さん自身は結構このスレ冷静に見てると思うんだ。
敏感に荒らしに反応する純真な参加者たちとは違って。
ちょっと引いてみれば、荒らしなんて滑稽なものでしかないから、
気にしないでしょ。
来なくなるとしたら、参加者たち自身による叩きあいに呆れて、じゃないかな。
自分たちで文句ばっかつけて雰囲気悪くするのはもうよそうや。みなみなさま。
ver2に引き篭もってるコテハンたちもうじうじ言ってないで出てくりゃいいんだよ。
ほんとに夏目スレ続けたいなら。

671 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 17:59
新聞見て来た人が荒らしてるんじゃない?

672 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 18:06
ボウノスケさんいつ帰ってくるんだろう?

673 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 18:09
新聞のコラムを読みました。
うん。これが匿名掲示板の面白さですね(荒しさんも含めて)
マターリといきましょうよ。

674 :マターリ推奨委員会 :2000/10/22(日) 18:11

   ∧_∧                        ∧_∧
   ( ´∀` )                       ( ´∀` )
  ⊂     ⊃                      ⊂     ⊃
    |⌒I、|                       |  |⌒I
   (_). |   ∧_∧         ∧_∧    | ´(_)
     (_)  ( ´∀` )        ( ´∀` )  (_)
          ⊂     ⊃       ⊂     ⊃
           |⌒I、|        |  |⌒I
          (_). |          | ´(_)
            (_)   ∧_∧__  (_)
                 (∀`   )
                 (     > >
                / /\ \
                (__)  (__)



675 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 18:16
>671
新聞見てきた奴が荒らしてるってなら、夏目さんのコラムを読んでる人が
結構いるってことだな。自分であんま読まれてないと泣き言いってた夏目
さんも嬉しいやら悲しいやら、フクザツな気持ちだろう。
でも名無しのエリーって奴は他の板にも出没するコピペ荒らしみたいだよ。
批判要望板で「どうにかしてくれ」って声を聞いた。

676 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 20:11
泣き言、、、、、

677 :ああっ名無しさまっ☆ :2000/10/22(日) 20:32
>>674 か、かっこいい!!
      むろんかけ声は・・・

      L・O・V・E LOVELY! NATSUME!!

      と・・・あんまり語呂がよくないな。不発。
      ポンポン持ってるともっとかわいいかもne!!

678 :* :2000/10/22(日) 22:05
中日新聞のコラムは面白くて毎週欠かさず読んでます。
今日のコラムでここの事を知り、のぞきに来ました。
へ〜、夏目氏って漱石氏のお孫さんなのか、漫画評論が本職なのか、
などと世間知らずで怒られそうなことで感心してる私です(^^;)
ぜひ著作を読んでみたいので、本屋さんで探してみよう♪

>671
ざっと見る限り定期的に荒らしが入ってるから、そういうわけではないと思うんですけど・・
それにしても、ここでは「ネチケット」って死語なんですか?
せっかくの有意義な討論の合間にわけのわからない書き込みがあって・・読みにくくて残念です。

679 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 23:02
>678
2ちゃんねるですから・・・
匿名で書き込める場所でみなにモラルを保つのを求めるのはむずかしいです。
それに、「そういう荒らしが嫌ならべつの掲示板でやれ」ってことになっちゃいますからね。

680 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 23:15
>>670
誰も荒らしが来るから来ないなんていっとらん
門前の小僧うるさし

681 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 23:26
>>680
その手の言い回しやめるべし
ちみも漏れと一緒にROMっとるべし

682 :ああっ名無しさまっ☆ :2000/10/22(日) 23:34
はああああ〜(ため息)。
前スレのなごやかさが嘘のようですな〜。
そばと夏目とどちらが好きですか?という質問にうどんさんがにこやかに
答えていた初期の頃がなつかしや〜。


683 :ああっ名無しさまっ :2000/10/22(日) 23:50
>>682
その嘆きは雰囲気を悪くするだけということになぜ気が付かないのか?
文句を言っている人間とやっていることはまったく同じということになぜ気が付かないのか?
そして俺のやっていることもまったく同じ事だな

684 :abc :2000/10/22(日) 23:56
>>682
>そばと夏目とどちらが好きですか?という質問にうどんさんがにこやかに
>答えていた初期の頃がなつかしや〜。

そこにもしかして無くしたものがつまってるのでしょうか。
初期の頃ってどんなんだったか教えてください。




685 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 01:06
>684
1に貼ってあるリンクからver1に行ってみればいいと思いまする。
ところで、新しく来た方、sageで書いてくれませんか。
ご覧のように、荒らしが横行しとりますので・・・

686 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2000/10/23(月) 04:06
夏目が居ないとただの糞溜めだなここは

687 :abc :2000/10/23(月) 09:39
>>685
sageで書くってわからない…ボソッ
ver1見てもよくわかりませんでした。ニュアンスの問題ですか?
夏目房之助さんって、夏目漱石の御子孫だったのですか、知らなかった。
うちにも本が2冊あった、これから読もうかな、どうしよう。
手塚治虫の”火の鳥”の熱烈ファンだけど。
マンガの線が強さと弱さの使い分けいいよね、でも最初に出版された本は、感性ねじまげられてて読めなかった。
2冊目から変わったのでしょうか。


688 :名無しさん :2000/10/23(月) 09:43
E-mail(省略化):
小文字でここにsage↑と書くと書き込んでも上に上がらないの。
密談に最適。

689 :abc :2000/10/23(月) 09:48
>>688さん
貴方、管理人の方ですか?
ありがとうございます。
昨日、『広告』読みました。
モナーTシャツって、販売されないのでしょうか。
あれ、ちょっと良い生地で売れて、誰かが着てるの見るの面白いナ。

690 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 10:00
なんだかシロート装った荒らしの様な・・・

691 :abc :2000/10/23(月) 10:03
>>690さん
えっ、私のこと?荒らし?


692 :>abc :2000/10/23(月) 10:25
氏ねよヴァカ!
天然荒らし

693 :abc :2000/10/23(月) 10:27
>>692
訳わからないけど。
今。答えが欲しくて、色々彷徨ってるだけ。

694 :abc :2000/10/23(月) 10:29
死にます、きっと、あなたに言われなくても。

695 :>abc :2000/10/23(月) 10:57
今しね。

696 :院生 :2000/10/23(月) 10:57
>abc
http://www.2ch.net/faq.html
これを読んで出直して来てください。
書きこむ前は過去ログ読んで、しばらくROMってスレの雰囲気を見極めてからのほうがいいですよ。

697 :abc :2000/10/23(月) 11:05
Thank you ですっ
過去ログはところどころ読んでいます。
でも書き込むの怖くなりました。


698 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 11:05
シロート装った荒らしにきまってんじゃん!
だってスレ内リンクの使い方知ってんだぜ?


699 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 12:44
こりゃ、一本取られましたな。

700 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 13:18
夏目氏は「自分が書き込まないとどうなるか観察中」に一票。

701 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 13:30
age

702 :名無しさん :2000/10/23(月) 13:56
荒らしは放置が基本でしたね。相手にした私が間違ってました。
すみません>ALL

703 :げった@末広 :2000/10/23(月) 14:03
あう




















704 :げった@末広 :2000/10/23(月) 14:06

http://www3.miyukinet.ne.jp/~sankita/sample.html

705 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 14:15
>>700
夏目さんっていつ帰ってくるって言ってた?

706 :夏目房之介 :2000/10/23(月) 15:46
I'm come back.
つい数時間前に成田につき、時差で頭ぱぁ。
今、不在中のを読みましたが、みなさんがいうほど「荒れてる」とも「つまらなん」とも、
私のような距離の人間には思えないので、まずまずよかったな、と。
しかし、まだ私は疲れや夜話の準備で、完全復帰できないため、
やっとおぼえたsageで。
部分的にけっこう面白く読みましたよ。
私についての分も、ありがとうございました。
では、余裕ができたら、またね。


707 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 15:57
>>706
ダウト!!

708 :いやー :2000/10/23(月) 16:05
やっぱりいいね。初心者が言い訳にならない2ch。
敬語で煽る荒らしを叩き出させたらここが日本一だね。

709 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 16:22
御大復活マンセー
おめでとう!そしておかえり!の上げ

710 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 16:38
ぱちぱちぱち!!
わーい、夏目さんがやっと帰って来たー!
もう、愛想尽かして来てくれないのかと思った。
これでまずは一安心!


711 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 22:44
ナッツッメェガッキッタッゾ♪ナッツッメェガッキッタッゾ♪
さぁみなさんがんばってーがんばってー

と、いうわけで上げ

712 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 23:49
むほ、夏目さんが帰ってきたのはいいけど今だに話すネタがないので困るです。
情けないがやはり夏目さんに振ってもらうほかないのか。
助けて〜房えも〜ん・・・

713 :ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 23:52
ボウのスケさーーん!!

714 :門前の小僧 :2000/10/23(月) 23:56
わぁい。夏目さんお帰りなさい!!
ジャスト1週間の自習期間もこれで終わりかぁ。長かったなぁ。

んじゃちょっとレポートの提出なんかを。
ただいま、「不肖の孫」を読み終わったところです。
文章もレポート漫画も、とてもいきいきしていて、読んでるうちに夏目さんと
あちこち食べ歩きしているような気分になってしまいました。
たま〜にナチュラルスケベな話題が出てくるのもご愛敬。明るいから女性でも
読みやすくて助かります。へええ、と思うところも多かったです。
読んでいて妙に納得したのは、「発情する商品」でありました。
夏目さんの二人のおじいちゃんのことも読めるし、文章がすっきりしていて
読みやすいから、未読の方にはおすすめです。
私は、これから、「新編学問 虎の巻」をやっつけに行きま〜す。

月末には夜話も待ってることですし、まずは旅の疲れをゆっくりといやして
がんばって下さい!それにしても良かったぁ〜。ほっ。

715 :提案 :2000/10/23(月) 23:59
ん〜今度は夏目さんを交えてカルい雑談中心でいきませんか?>all
バランス的に、雑談7〜8に長レス評論のやりとり3〜2,くらいが
理想かと思います。どう?
>夏目さん
土産話も聞きたいです〜


716 :門前の小僧 :2000/10/24(火) 00:05
あ、そうだ追伸です。
夏目さんが海外出張なさってる間に、こういうスレッドが
ありましたよ。

1989年2月9日 巨星墜つ・・・
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=972211748&ls=50

手塚さんが亡くなった頃の話をする、という場所です。
なんかしみじみと語られているので、のぞいてみてはいかが
でしょうか。では。

717 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 00:41
門前の小僧さん、夏目さんが復活したとたんになんか元気取り戻しましたね。

718 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 00:41



        /⌒ヽ⌒ヽ
               Y
            八  ヽ
     (   __//. ヽ,, ,)
      丶1    八.  !/
       ζ,    八.  j
        i    丿 、 j
        |     八   |
        | !    i 、 |
       | i し " i   '|
      |ノ (   i    i|
      ( '~ヽ   !  ‖
        │     i   ‖
      |      !   ||
      |    │    |
      |       |    | |
     |       |   | |
     |        !    | |
    |           | ‖
   /   ●     ●  ヾ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /         ∀      ヽ   <   退場
                      \__________
__

719 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 00:52
>>714
楽しく読めたみたいですね。嬉しさがこっちにも伝わってきますヨ!
ほんわかした話題をありがとう!

720 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 00:57
>>719
宿題って初耳だけど、やっぱり著作を読んだことない人はここに書き込んじゃまずいのかな?
そんなことないよネ!?
門前の小僧さんの書評を読んだら私も読みたくなっちゃった!早速読まなくっちゃ!

721 :門前の小僧 :2000/10/24(火) 00:58
>>715
全面的に賛成でぇす。雑談なしだとやっぱり雰囲気が堅くなっちゃいますもんね。
はやくみんな登校しておいで〜。

>>717
そりゃ、「煽られてうれし〜」だなんてお茶目かましちゃいましたけど、
実際はねぇ〜。ふ〜。
でも、せんせーが帰ってきたっていうんで、ひとまず安心してるところです。
ようやく夏目さんの本を本格的に読み始めて、ここ一週間で急速にファンに
なってるのも、影響しているのかもしれないっす。
こんなに面白いとは思わなかったんですよぉ〜。今まで読んでなかった自分に
逝ってよし〜ってくらい。どんどん読むぞぉ。

722 :門前の小僧 :2000/10/24(火) 01:03
>>720
そんなことはないのでぇす。前のレスで自分で「夏目さんがいない間に何か
読んどこう」って宣言しちゃったので、勝手に提出してるだけなのでぇす。
でも、夏目さんの本はほんとに面白かったのでオススメでぇす♪

まったく初心者な自分に愕然とする秋の夜長。なんちゃって。

723 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 01:30
>>714
夏目さんの本が面白かったのが伝わってくる。でも、それだけなのが惜しい
具体的な内容を示して、話題を提供してくれるとよかった
えらそうに言っているが話題を提供できない俺

724 :「不肖の孫」って :2000/10/24(火) 01:50
結構、最近の本だよね。
一番最後に入ってる「十年後の自画像」ていうエッセイで、
夏目さんは2004年の自分を以下の3つに想定してる。

1:10年後の私 並編
  ワープロに頼ったせいで、漢字が思い出せずもへら〜としている
  夏目氏。なぜか、物忘れもひどくなってる。

2:10年後の私 お得用編
  某スーパーの片隅で、似顔絵コーナーのオジサン化してる夏目氏。
  なぜか老眼。子供にいたずらされそうなおとぼけ顔。

3:10年後の私 特上編
  南の島で悠々自適に暮らす夏目氏。顔色がつやつやとしており、
  そばを通るパレオ姿のねーちゃんにあつ〜い視線を送っている。
  原稿は通信手段の発達により、ボタン一つで日本へポン。

読み返したら、今の夏目さんって限りなく3の自画像に近いんじゃ
ないかって気がしてきた。スーパーのオジサンじゃなくって
ほんとによかったよ・・・。

725 :どーでもよいことだが。 :2000/10/24(火) 02:02
確か、ver.1で夏目さんが○○に似てる!って話題があったけど、
個人的にはずーっとマチャアキだと思ってるんだよね・・・。

あの、ひょーひょーとした感じが、通じるものがあると思うんだけど。

726 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 04:58
雰囲気的にモータージャーナリストの
今宮純さんと似てるな〜と思ってるのは私だけ?

727 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 05:46
差し障りない書き込みに隠されたメール欄の煽りが楽しいね。
しかし、おおむね同感。(笑)

728 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 10:41
 最初からずーっと見てきました…うう、時間かかった。
 今まで誰も書き込んでないみたいなんで書きますが(つか、誰も知らないのかも)、
ソニー・マガジンズから、『演声人語』という本が出ています。
 ベテラン声優へのインタビュー集で、TVの洋画ファンなら買っとけ、
という内容なんですが、各インタビューごとにカットが一枚ついてて、コレが…。
 私、最初『あら夏目さん、こんなトコでも仕事してるんだ』、
と何の疑問も持たずに思っていました。で、奥付見て、『イラスト・山口勝平』
という文字を見て、ひっくり返ってしまったのでした。それくらい似てるんです、
絵が…つか、全体の雰囲気が。
 …夏目さんの絵って、模倣者が出てくるタイプじゃないと思ってたんでカナリびっくり。
それとも、似てると思ってるのは私だけ?(一応、OUTの漫画をリアルタイムで読んでた、
夏目暦20年…って書くとめまいがする)
 良かったら、実物を見て、皆さんのご意見をお聞きしたいです。…どうも、このカットを
どう評価していいのかわからんのですわ。



729 :ああっ名無しさまっ @←この名無しさん反対。 :2000/10/24(火) 10:49
夏目さん、中日新聞のコラム見て来ちゃったっす。
遅いってか・・・・
とりあえず記念カキコ。
ちなみに夏目さんの文章はこのコラムしか読んだことない。m(_ _)m




730 :>▽< :2000/10/24(火) 11:40
「ちくま」誌の94年9月号手に入れました。夏目さんが四方田犬彦さんと対談している号です。

マンガについて、社会学や美術史に頼らずに語るためには、専門の用語が必要だ。海外のマンガ作品との比較検討をしていきたい、
と今のお仕事に通じる構想がすでに提示されていて、
非情に興味深かったです。

以前も話題になりましたが、
夏目さんのウェブサイトができれば、
こうした単行本に収録されづらそうな、
貴重な文章も簡単に閲覧できるようになるんですけど。


731 :>▽<(連続失礼) :2000/10/24(火) 11:48
>>728さん
山口勝平さんは、『犬夜叉』で主演している声優ですね。
どこかで「夏目さんの影響を受けてます」ってはっきり書いていたいた記憶があります。


732 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 11:54
夏目氏の書籍を探しに近所の本屋に行ったが、置いてなかったぞ。
やはり、大手の書店でなければ置いてないのでしょうか?
「不肖の孫」の定価、出版社等教えていただけないでしょうか?
それと、他にどのような本が出版されていますか?
どなたか頼んます。

733 :優馬 :2000/10/24(火) 12:04
夏目さん、おかえりなさい!
ドイツにおける、漫画・アニメなど日本発「おたく文化」の受容の状況はいかがで
したでしょうか?
独逸人と言えば欧州に名だたる朴念仁。
医学>文学>大衆娯楽>滑稽画 みたいな「文化の序列ピラミッド」が牢固として
残っているような気がするのですが。
ドイツでのご体験をお聞かせいただければ幸いです。

734 :院生 :2000/10/24(火) 12:08
>>732
せっかくインターネット使えるんだからちょっとは自分で検索くらいしましょう。
http://www.jp.bol.com/
ここで「著者名:夏目房之介」で23件のヒット。
「不肖の孫」は筑摩書房、定価(税込)1575円だそうです。
つーか、自分もちょっとは読まなきゃ(^^;

735 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/24(火) 12:30
んなこたない。
音楽界テクノシーンにおけるジャーマン勢の強さや
ベルリンのアートシーンの活況を考えるに、
高級→大衆 の軸ではなく、
保守→前衛 の軸が基本となっている国なのだ。
だから手塚よりもむしろ大友の方が受け入れられるかもしれぬ。

736 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 13:21
松本大洋の「GOGOもんすたー」450P書き下ろし単行本って
すごいけど2500円(本体価格)は高くない?不肖の孫より千円高価だ

737 :728です :2000/10/24(火) 15:32
>>731さん、どうもありがとうございました。
 …そーか、夏目さんに影響を受けた絵を書く人、
 というのも存在するのか(しみじみ)…。



738 :>735 :2000/10/24(火) 17:24
アニメの絵をジャケにしちゃうアーティストもテクノには多いしね。
マイク・ヴァン・ダイクとか。

739 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 20:20
旧スレを上げた馬鹿がいるので上げ

740 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 20:28
>736
松本大洋と夏目、どっちの漫画に価値あるかって問えば、
夏目でも「松本大洋」と答えるだろう。

741 :706 :2000/10/24(火) 20:34
ぎゃはは 偽物だよ〜ん (^o^)/
なんでみんなこんな簡単にダマサレルノ?ふしぎ〜(ぷぷぷ

742 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 20:35
君は正直者だね!

743 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 20:47
>>706
速攻ダウト入ってるジャン(w
タイミングがおかしいて(w

744 :真・夏目房之介 :2000/10/24(火) 21:12
    ――-、――--、
  /          ヽ
  /   / / /゛゛゛"ヽ  ヽ
 |__/_/_/_/_/\  /Ll_|l_|
<∂|_/   <・> < ・> |
 ヽ|     ""  〉"" |
   |  u   ___   |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   \    /__/ /  < 帰ってきたぜええ!!
   /ヽ       /\   \_____________


745 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 22:13
>>740
不肖の孫は漫画じゃねえぞ。
松本の新作書き下ろしは漫画本としてはかなり高額だってことだろ。

746 :ああっ名無しさまっ :2000/10/24(火) 23:08
>741
ほーう。偽者にしては妙にリアルな書き込みじゃないかえ。
夏目さんを真似てるくせに
I'm come back.
なんて唐突な書き出しからはじめるなんてずいぶんリスキーだよな?
よっぽど夏目さんを研究してきたんだな。
741での阿呆な書き込みがまるで嘘のようだ。




747 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:01
706はやっぱり本物に5億ペリカ。

どうでもいいけど、ver2に篭った門前の小僧さんが痛すぎます。
一言ご注進申し上げたら、荒らしと一緒にされちゃったよ。
「全部自作自演ですかぁ?」だって・・・俺悲しいよ。

748 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:33
あげ

749 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:34
今は本来とは別の意味で楽しい。
僕は本物だと思うけど。

>747
泣けてきますな。最悪ですな。

750 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:38
>>749
門前の小僧氏が、スターにしきの的意味でのスターになりつつありますね
さすがにもうでてこないんだろうなぁ
本来の路線に戻るためにはそのほうがいいんだろうけど、少し寂しいな

751 :&#xFFFF;&#xFFFF; :2000/10/25(水) 01:45
え?偽物?
>ホンモノ、キャップもらうべし

752 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:54
>751
夏目さんにはキャップの意味がわからんだろう。
ここでは本物偽者論議って前からけっこうあったから、一時期かなり疑って見てた時期あるけど、
それをくぐりぬけてきた人間としてはあれは偽者とは思えないんだよねえ。すっごく本物っぽい。
つうか、ほんとに騙りならもっと遊ぶでしょ。
本人は面白けりゃいい、とか言ってたよね。面白いので騙りでも許すな、俺。

753 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 01:56
>750
門前の小僧さんへの叩きはもはやネタになってて微笑ましかったんだがなあ。
叩きを笑いにできるのも2ちゃんねるの特性だよね。

754 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 02:22
小僧復活希望age

755 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 02:46
先生が帰ってきた日、西側の空に虹がでた。雨上がり。日だまりで
だんだん空気の温度も上がり、皆のこころもソワソワし始めた。
「アイムカムバッ〜ク!!」時差ボケでsageに失敗することなく、
ナツメ先生は、ターミネーターばりに、ここに戻ってきたのだ!

しかし今となっては、あの虹も幻?今夜の冷え込みは結構キツイじぇ。
いやいや、東京の自宅で、ゆっくり温々眠ってるつーならいいんだけどな。


756 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 02:50
今となっては小僧はフィルさん以上の存在感を持ってるね。

757 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 03:26
頼むから小僧復活せんでくれ。
復活希望なんて書いてんの誰だよー。本人か?
756も失笑誘うようなこと書かないでくれよ。頼むよ。
別にフィルがどうだってわけじゃないけど、小僧は寒すぎるんだよ。
媚び媚びの長文ナシの、叩かれキャラとしての存在だけならいいが。

758 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 03:47
いやいや、最近の小僧の痛さはネタとしてかなり面白いぞ。

759 :どーでもよいことだが。 :2000/10/25(水) 03:53
>>758
小僧は同人板の住人
同人女なんてみんなあんな感じだ。あんまりいじめるなや。

760 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 03:55
   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< >>744が本物だモナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)


761 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 05:41
>>759
おいおい、ちょっと待て。
俺は同人板も見てるけど、小僧みたいな書き込みあっちでしたら
おばはんたちに完膚無きまでに叩かれまくるぞ。
一人称「あたし」と書くだけで、叩きの対象になるしな。
しかし、すっかり小僧スレッドなのか?ここ。(笑)

762 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 05:46
帰ってきたぞ♪帰ってきたぞ〜♪なつめさ〜〜ん〜♪
<帰ってきたウルトラマン夏目さんver>


763 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 06:18
あげ

764 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 06:32
<font face="きたろう">みんな落ちつけよ</font>

765 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 06:40
  Λ_Λ
 ( ´∀`)<>>7642chでタグは使えないモナー



766 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 12:49
昨日とかほとんど小僧ネタだけで進んでるな。
ほんと、すっかり小僧スレッドだねえ(笑)
夏目さんもマンガ夜話を控えてるからか、あれ(>>706)以来きてないから。


767 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 13:02
今いいともに夏目さんの親戚が出てた。
太田は夏目さん知ってたぞ。

768 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 13:04
マンガ夜話がせまってきた〜
楽しみ〜

769 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 13:11
俺はちょっと怖いけどな〜
どんなことになるんだか・・・

770 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 13:39
厨房観察は気持ちは分かるがヤメトケ。
夏目スレッドなのになぜ夏目の話を書き込む奴がいない。
人の書き込みを当てにせず自分で書けばいいだろ。
他力本願の上にあげ足取りが多すぎる。
せめて漫画板ならば漫画の話をしとけや。

・・・こんな雰囲気じゃあ、夏目氏じゃなくたって引くぞ。

771 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 13:49
ちょっと、2chの馬鹿さが際立ってきてしまっているな。
これは、さすがの俺でも少し引いてしまうほどの馬鹿さだ。

772 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 14:32
タイトルを変えてver.4に移行。気分一新。
といきたいもんですな

773 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 18:16
少なくとも、君らのように愚痴愚痴文句たれるヤツラと違って
門前の小僧は真面目に議論しようとしていた。
そんな彼女を笑いものにするなんて、2chの程度の低さも知れようというものだ。

恥ずかしくないのかヨ?真面目やってるやつを馬鹿にするなんて

774 :魁!名無しさん :2000/10/25(水) 18:23
さげてカキコしな

775 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 19:03
スレッドのver1見てたら夏目氏が、みなもと太郎を漫画夜話でとりあげるなら
ホモホモ7になるんじゃないかなって言ってた。
お〜当たってたじゃん。でも風雲児だと「長いから」だって、がくっ。

776 :756 :2000/10/25(水) 19:57
>757
僕は別にフィルさんが厨房だって言いたいんじゃないですよ。
逆ですよ。
だってこのスレに移ってから夏目さんのレス以外でおもしろいは
フィルさんがからんだやつだけじゃないですか。

777 :(´∀`) :2000/10/25(水) 22:12
(´∀`)

778 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 22:44
>>775
長編漫画は駄目となると厳しいね
ジャンプシステムが確立してからは、人気のある名作=長編だし
漫画を読む時間の取れない人のする漫画評論か・・・
仕方のないこととはいえ悲しいね

779 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 23:32
>>778
毎シリーズ一つの作品ならともかく、4日連続とかでやるんだから、トータルの読書量は半端でない。
聖闘士星矢やった上に風雲児なんて、きつすぎるぞ。
夏目の目やらなあかんし。
許してやろうぜ。

780 :ああっ名無しさまっ :2000/10/25(水) 23:57
>778、779
うんうん、しょうがないですよ。
それにマンガ夜話はシリアスな評論というよりは
マンガ評論エンターテイメントonTVという感じですからね。

781 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 00:24
>>779
夜話ってもしかして生放送なの?BSはいってない^^;
放送日は連続だけど収録は間を置いてるのかと思ってたよ^^;

782 :黒@雀 :2000/10/26(木) 00:27
マンガ評論的には「ホモホモセブン」の方が良い気がするな
歴史的な流れの一つのポイントになってるしね。
マンガ夜話の難しいのは、作品を取り上げる部分と
作家を取り上げる部分の二重の意味がある所だよな。


783 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 00:27
>781
生だよ〜ん

784 :778 :2000/10/26(木) 00:38
そっか、生だったのか。それじゃあやむ無しだね。
どうりでその作者の一番の代表作を取り上げてないわけだ。

有名な作品よりも作者の特性をあらわした作品を取り上げてるのかと思ってたよ。
短に時間的な側面、というのもあったのね


785 :(゚−゚) :2000/10/26(木) 03:04


  ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (,,゚−゚)< 下がってるのやだ〜
 @^^)  \________
  UU     


786 :夏目房之介 :2000/10/26(木) 03:13
すまん。
I'm back.or I'v come back
だった。やっぱ時差ぼけしてるね。
ま、僕の英語なんてこんなもんだけどさ。
ドイツはね、もうここ2年くらい、以前のコミック後進国とは思えない盛り上がりらしい。
直接には「ドラゴンボール」人気で、カールセンって出版社が、一冊につき5万部の初版だといってた。
これはドイツのマンガとしてはべらぼうな数字。
ふつう、相当有名な欧州の漫画家でも1万部いかないらしい。
ちょっとディープなファンはAKIRAから志郎系。
世界最大のブックメッセでディスカッションをしたあと、
芸術家っぽい青年がきて「つげなんかを訳したいけど、どこも興味を示さない」
って愚痴ってた。で、彼の好みはガロの山田花子。わぁ〜。
ドイツ報告その1でした。

787 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 03:18
あの・・・ドイツには何をしにいったんでしょ?
すげぇ失礼な質問ですいません。

788 :>787 :2000/10/26(木) 03:22
  Λ_Λ
 ( ´∀`)<過去ログぐらい見ろモナー>>341


789 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 03:29
>786
はあ。ドラゴンボールってやっぱどこの国でも人気あるんですね・・・
なんか不思議な感じがするなあ。

790 :院生 :2000/10/26(木) 03:35
ドラゴンボールは南米でも人気でアニメも放送してたし、グッズなんかも売ってた。
半年くらい前の話。

791 :正統派の海賊 :2000/10/26(木) 03:40
おや・・・・夏目先生、お帰りなさい。ギルドの奴らは俺が
掃除をして置いたからもう安心だぜ。
おっと奴(クリスタルボーイ)の事を忘れていた。おーいレディ〜。




792 :レディー :2000/10/26(木) 04:10
       (⌒Y⌒Y⌒)
     /\__/
    /  /    \
    / / ⌒   ⌒ \
 (⌒ /   (・)  (・) |
(  (6      つ  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( |    ___ |  < はぁい♪ 何?コブラ
    \   \_/ /   |
     \____/      \_________


793 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 04:11
ぎゃーす。「ドイツ報告その1」とか言ってるからすぐその2が書き込まれるんだろーと
待ってるのに。今日はもう来ないですか。寝ちゃいますよ。

794 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 04:23
マンガ評論に興味を持つ人たちの多くからは、何か一定のテイストを感じる。
おおざっぱに言うと、「編集者は敵」って感じ?
ジャンプバトルへの批判とかもそうだけど、
個人的にはそういう形で「作品」っぽくする動きにはちょっと違和感がある。
例えば車田正美とかは、あの連載システムあっての才能だったと思う。
もちろん煽っているわけではないです。

795 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 04:43
>794
夏目さんはver1のスレで「編集者にこう書けと言われてどうこう」とか言ってた漫画家志望の人を
諭してたと思います。たぶん出てきて間もないころ。
あと、岡田斗司夫は「オタク学入門」で商業マンガは編集者が作る、という視点から少年誌の歴史を分析
してましたぞ。この前文庫で出たんで読んだけど。
ってなことで、マンガ評論に興味を持つ人が編集者を敵と思ってるとは一概にはいえないかと。
とちょっとした茶々入れをしてみる。

796 :空机小姐 :2000/10/26(木) 07:50
786が本物かどうか、自信ないにゃ。
文章だって、出てるオーラが薄いー!
おかしい。もっと、 ドイツ行く前は男前だったもん


797 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 08:21
棗に媚び売るおまえらの姿が浅ましい。
見てて情けなくなるな。
結局有名人が目の前に来ると、尻尾振る飼い犬だな。
所詮。

798 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 09:05
┌───────────────────┐
│      ∧_∧ナンダカ               初  |
│ ○   ( ´∀`)ドキドキスルモナ・・  し  カ  め |
│      ( つ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    て  キ ..て |
│ 5  カタ... |\||Let's note |    み .コ    |
│ 点   カタ...\,,|==========|    た.         |
└───────────────────┘


┌───────────────────┐
│    Σ∧_∧チュウボウハ イッテヨシ   厳  世  |
│ ●   (||| ゚∀゚) (ワラ ッテ・・・      し  間 |
│      ( つ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    知  さ  の |
│ 3      |\||Let's note |    .っ .を     |
│ 点   カタ...\,,|==========|    た.         |
└───────────────────┘



799 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 10:00
>>796
夏目さんが「本物」じゃないとイヤなの?
(まぁその気持ちはわかるが)
786はご本人ですよ。
仮にネタだったとしても、質の高い情報が得られて面白い議論ができれば、私はかま
わない。
情報の真贋の鑑定は自己責任。それが匿名掲示板・2chのルールでは?

800 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 10:27
>786
台湾だったかそのへんで子供達に
「ドラゴンボールのどの辺がおもしろい?」ってインタビューしてたけど
子供は「エッチなとこ!!」ってめいっぱい答えてた
日本と同じような楽しみ方とは限らないのか…

801 :…ダメか? :2000/10/26(木) 10:45
夏目の目で聖闘士星矢、このあたりとりあげる?

一般的に戦闘シーンでは連続したアクションの中から
最もキメとなるカットを大きく取り上げるんですが、
この漫画の場合、連続したというより「止め絵」になってます。
必殺技のコマを見ると
・技の名前 ・過剰な演出の背景
・スピード線のほとんど入ってない登場人物のポーズ
の3つで構成されていて、アクションシーンというより
歌舞伎でいう大見得に近い、車田様式が確立されているワケです。
特徴として、技の威力=コマのサイズが比例しており
読者に技の説明をしなくてもどれが必殺技なのか分かるようになってます。

いしかわ:ごちゃごちゃしたキャラでアクション描くのが面倒なだけ!

802 :母を訪ねて名無しさん千里 :2000/10/26(木) 11:02
>>800
初期のドラゴンボールなら、日本でもそうだろ。
日本では、少年漫画に「エッチ」な描写があるのは普通だけど、
他の国ではかなりショックらしいよ。

803 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 11:31
あ、夏目さん復帰なさったんですね。
お疲れのところ書き込みしていただいて、恐縮です。
ドイツかぁ・・・ドイツといえば塩パン、ハイジと言えば白パン・・・。
んじゃなくって、あちらのコミックスの装丁って、どうなってるんですかねえ。
日本のあるイベントで、今年、大手漫画出版社(集英社・講談社)が海外の
コミックスを売る、っていう試みをしていたんですよ。
売る、というか1冊につき定額を支払い、それを相手国に募金する、という
かたちをとっていました。
そこで、私は「るろうに剣心」のフランス版のコミックスを買いました。
理由は、

 ・表紙の色合いが優しい(黄緑色)。
 ・タイトルロゴ(Kenshin Le Vagabondとなっていた)がかっこいい。
 (Kの字に、主人公の頬にあるのと同じ刀傷がついてる)

この2点。
中身はもちろんフランス語なので、ちんぷんかんぷんなのですが、

 ・文字がわからないぶん、内容に集中できる。そのため、日本語で読んでいる
  ときにはわからない、コマわりやストーリーを読み込むことができる。
  言葉でごまかせないぶん、絵の見せ方の技術がはっきりわかる。

 ・フランス語の書き文字が楽しい。意味はわからないが、それぞれもともとの
  擬音にあった形、色をしていて、雰囲気はなんとなくつかめる。

というコミックス1冊でたいへん楽しい体験ができたので、あちらのコミックス
についても知りたいなあ・・・と・・・質問は凍結中なので、一応独り言。

804 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 11:36
>結局有名人が目の前に来ると、尻尾振る飼い犬だな。
>所詮。

いや、夏目氏だからみんな敬ってるだけで、

M月だのO田だのT野だの、はたまたI川だのが来たら総員叩きで迎えると思うぞよ。
ちなみにわたしゃ昔、E野彦と遭遇したがやっぱり敬う気にはなれんかった。



805 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 11:36
ごめん・・・sage忘れた・・・

806 :802続き :2000/10/26(木) 11:49
ちなみに、コミックスの巻末にあげられている他の漫画は、

ドラゴンボール         らんま2/1
Dr,SLUMP        セーラームーン
COWA            セーラーV
バスタード           アキラ
新世紀エヴァンゲリオン     アップルシード        
マクロス7トラッシュ      パイナップルアーミー
ホワッツ?!マイケル

手塚さんのアトム・ブラックジャック・ジャングル大帝や、志郎正宗さん
冬目景さんのコミックスも出ているみたいです。
あと、なぜか「紅の豚」も。               


807 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 11:53
>804 いや、夏目氏だからみんな敬ってるだけで

まったく同感である。
では下げようか。

808 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:07
有名人だとか偉そうだとか言うけれど、みんないったい夏目さんに何を
期待しているんだろう・・・。
御年とって50歳(誕生日知らないのでスミマセン)のおじさんが
ちょっと掲示板に遊びに来てるだけじゃん。

あなたもわたしも2ちゃんねら〜、ここに書き込んでいるときは、
夏目っちも2ちゃんねら〜。


809 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:30
「小僧痛い」とか言ってる奴、うざいよ。

彼(女)らの発言は、まともな議論しようとして、実際それなりに有意義な議論になってただろ。

復活せんでくれとか言ってるヘタレは、文句たれてないで、
小僧らが太刀打ちできんくらいレベルの高い議論を展開するくらいしろ。

ま、どうせただ文句言うかコピペで荒らすかしかできん厨房なんだろうが。

810 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:32
今日の毎日新聞読んだ人いる?
好きな漫画家ランキングが載ってたんだけど、夏目氏もコメントしてたよ。
ちなみに
1位 手塚治虫
2位 長谷川町子
3位 藤子不二雄
でした。

811 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:32
800越えたよ〜新スレ作ろうよ

812 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:36
>811
まだ早すぎる、900〜950位からそういう話をしようよ。

813 :院生 :2000/10/26(木) 12:39
>>812
同意。
理由は…分かる人には分かるだろう?

814 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:40
夏目の目予想、そろそろ本格的にしたいよね。
ていうか、ここで先に指摘されて、夏目さんが本番で言っていいものかどうか迷ってしまうくらいになるといいんだが。

が、今回のマンガはどれもまともに読んだことないんでなんだけど、
>>801 の言ってるのは、夏目さんが「魔球」の歴史について書いた文章とだいぶかぶってると思う。
手元にないので記憶で書いちゃうけど(スマソ)、
大げさな技の名前を言って、技を出すんだけど、それがどういう仕組みなのかぜんぜんわからないという。
初期の魔球はそういうのだったけど、だんだんいちおうタネ明かしをするようになって、
そして魔球は流行らなくなった、みたいな話じゃなかったかな?(この辺あいまい)

セイントセイヤは、キャプテン翼の必殺シュートとか、
まだそういう仕組みがわからない魔球とか必殺技の頃のノリじゃないかな。

技の説明をしようにも、仕組みがないんだからできないという。
あ、いちおう絶対零度とかそういうネタが出てきたかな。
でもほとんど意味不明だったような。


815 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 12:46
>>809
もうみんな小僧ネタは飽きたでしょ。本人も来ないし(あたり前か)。
そういう風にわざわざ対抗心をあおりたてるよなレスはやめましょうよ。
自分でもわかってるみたいだし。
せっかく夏目さんが帰ってきてるんだから、もっと具体的な話がしたいよ。

ここで話題にのぼってた「不肖の孫」を机の上に置いておいたら、漱石の
写真がある表紙を見て母いわく「あぁ〜金太郎ちゃんね〜」・・・って。
なんて返していいのかわからなかった・・・。

>>811
もっと使いきってからのほうがいいんじゃ?
このタイミングで新スレだと、また夏目さんが混乱しちゃうかもしれないし。

816 :夏目房之介 :2000/10/26(木) 12:51
少しの間とはいえ俺様の講義をタダで見れたんだ感謝しろよおめーら。
悪いがこれ以上君らのような下賎の者を相手にする時間は無いようだ。


817 :はいはい :2000/10/26(木) 14:26
煽りは無視

818 :夏目房之介 :2000/10/26(木) 15:00
今回はケルンの日本文化会館での「現代日本短編マンガ展」(国際交流基金主催・夏目他監修)のための講演。
及び、フランクフルトのブックメッセがコミック特集をするので、そのディスカッション参加。
ブックメッセの規模が、ああた、凄い。
大きなビルが4〜5つあって、回廊でつながった1〜3階。
シャトルバスあり。
地下鉄のメッセ駅が中央にある。
メッセは本だけでなく、この町の重要な産業なんだって。
そこに恐らく何万人の人が押し寄せる。
日本の出版社も多く、コミックのコーナーは完全にコミケ状態。
ただし、向こうでは信じられない混雑でも、
コミケや日本のラッシュに比べれば、空いてる。
で、ディスカッションのときには、
前列にアイドル待ちの若者みたいな一団が大騒ぎ。
「ドラゴンボール」の訳者と僕は、
まるでスターみたいだった。
ドイツ報告その2でした。

819 :夏目房之介 :2000/10/26(木) 15:12
ドイツ報告その2.追伸。
つまり、コミック後進国ドイツでも、
コミックとくにマンガの盛り上がりがすごくて、
権威あるブックメッセも、
ついに無視できず、
しかも好評につき2003年までは続けるという状況なんですね。
来年1月のフランス・アングレームのコミックフェスのマンガ特集も、
そうした欧州でのマンガブームの一環ですね。

820 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 16:57
いい機会だしそろそろ新スレに移行したら?
900近くなったらやばいらしいよ。

821 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 17:05
>>835
賛成。
荒らしのコピペにせっかくの夏目さんの書き込み(825)が埋もれてしまって、申し訳
ないやら、情けないやら・・・
旧1さん、今度は抑えて書いてくれればいいから。

822 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 17:28
835 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 16:57
いい機会だしそろそろ新スレに移行したら?
900近くなったらやばいらしいよ。


836 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 17:05
>>835
賛成。
荒らしのコピペにせっかくの夏目さんの書き込み(825)が埋もれてしまって、申し訳
ないやら、情けないやら・・・
旧1さん、今度は抑えて書いてくれればいいから。




823 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 17:28
835 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 16:57
いい機会だしそろそろ新スレに移行したら?
900近くなったらやばいらしいよ。


836 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 17:05
>>835
賛成。
荒らしのコピペにせっかくの夏目さんの書き込み(825)が埋もれてしまって、申し訳
ないやら、情けないやら・・・
旧1さん、今度は抑えて書いてくれればいいから。




824 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 17:29
835 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 16:57
いい機会だしそろそろ新スレに移行したら?
900近くなったらやばいらしいよ。


836 名前:ああっ名無しさまっ投稿日:2000/10/26(木) 17:05
>>835
賛成。
荒らしのコピペにせっかくの夏目さんの書き込み(825)が埋もれてしまって、申し訳
ないやら、情けないやら・・・
旧1さん、今度は抑えて書いてくれればいいから。


7

825 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/26(木) 18:55
フランクフルトのブックメッセは世界一の規模。
逆に今まで、マンガが冷遇されていたことの方が不思議だな。
こういうの、逆に日本でマンガのブックメッセをやるべきなんじゃないかな。
でもそういうのやると、コミケ化しちゃうのかなあ。



826 : :2000/10/26(木) 19:02
おぉ〜い騙りクン、
ハンドル入れ忘れてるよ(藁

827 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:02
>>835
いまはまだだめでしょ。
荒らしが目光らせてるときに新スレ立てるとまた出だしでこけるよ。
ところで、こういうコピペ荒らしって削除依頼出したら通るよね?


828 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:04
>>841
超大バカ野郎発見。
840が夏目さんの騙りの書き込みだとでも思ったか?
だっさ。

829 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:05
夏目君、君は何時から野球板の住民になったのかな?

830 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:06
800オーバーだしそろそろ新スレ作ったらどうだ?
これ上げてるとサーバ負荷になる。

831 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:06
煽りも信者も同レベル

832 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:07
投げたらアカン氏は前から来てたんだが。

833 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:12
>>847
コピペの透明あぼーんで番号がずれてるんだな。
削除人さんありがとう。


834 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 19:32
捜しにくいので一応。
最近の夏目さんの書き込みは
>>706>>786>>818>>825
にありまする。

835 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 20:09
>>848
????電波来てますか?
削除人は全然動いてないぞ?
つーかなにがずれてんのよ?

836 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 20:49
っつーか、削除人来てたらまず真っ先にコピペ削除するっちゅうねん。

837 :名無しさん@夏目ファン :2000/10/26(木) 20:53
うーむ、漫画夜話までは保たせたたかったのだが、どうも無理っぽいなぁ。

838 :ネコだって生き物さ :2000/10/26(木) 20:56
長文 と 煽り 仲良く喧嘩しな〜♪

839 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 20:58
>>852
べつに大丈夫だ、と言いたいが、850超えてるのに新スレ立てるのが非常にためらわれるな。
でももういい加減立てなきゃいけないんすけど・・・どうするよマジに。

840 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 20:59
>>852
善人ぶって文句ばっか垂れ流すな。実のあることをいえ。
つーか、そのパターンの煽り飽きた。

俺?俺はこのスレいらんとおもっとるから良いのだ(藁

841 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 21:07
>>855
お、前も書き込んでた人ですな。
このスレいらんとか言ってるくせに煽りに厳しいなあ。
ヘンに口出す傍観者。なんかおもろい。

842 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 21:56
真面目な議論したいなら、有志集めてホームページでやったほうが有意義だな。
ここにはここに相応しい議論があるはず。よって煽り・あらし含めて
いかに議論を楽しむかを今後模索したい。

843 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 22:24
>>857
同意。そういう心持で進めてくほかないよね。
夏目さんも前そんなこと言ってたんだけど、実は。

844 :名無し戦隊ナノレンジャー! :2000/10/26(木) 23:28
もうすぐ漫画夜話だな〜


845 :名無し戦隊ナノレンジャー! :2000/10/26(木) 23:28
???


846 :無責任ナナシー :2000/10/26(木) 23:51
ブックメッセの会場って、雰囲気はともかく、大きさもコミケ並なんですかね。

>>834
日本での本の催し、と言えば、毎年春にビッグサイト(おおっと)で、国際
ブックフェアがありますが、あれはどちらかと言うと、各出版社さんは、自分
のところの本を紹介するので手いっぱいで、あんまり文化的な催しというわけ
ではないですねえ。ショー的な意味合いが強くて。
漫画を出版しているところ(集英社・講談社・小学館・白泉社・秋田書店など)
でも、コミックスの販売と出版目録・無料グッズ配りくらいしかやってないし。

あとは、各出版社ごとの○○フェスタ、というイベント。
ただし、こっちもやってるのは、オリジナルグッズやコミックスの販売がメイン
だし。一つだけいいことは、漫画家の原画を見ることができる、ってことくらい
でしょうかね。

あんがい、漫画の発祥地である日本のほうが、遅れてるのかも。

847 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 23:53
漫画夜話は夏目さんよりもいしかわじゅんさんの意見の方が楽しみで見てる

848 :ああっ名無しさまっ :2000/10/26(木) 23:56
sage

849 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:09
夏目さんはもうこないの?

850 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:11
「小僧痛い」とか言ってる奴、うざいよ。

彼(女)らの発言は、まともな議論しようとして、実際それなりに有意義な議論になってただろ。

復活せんでくれとか言ってるヘタレは、文句たれてないで、
小僧らが太刀打ちできんくらいレベルの高い議論を展開するくらいしろ。

ま、どうせただ文句言うかコピペで荒らすかしかできん厨房なんだろうが。


このスレは、これに尽きるね。

851 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:12
あ、削除人さん来たんだね。
なんかスレ内リンクずれずれになってる(笑)
これでもうちょっとこのスレ持つな。

852 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:13
>850
もうその手の煽りは飽きました。

853 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:17
「小僧痛い」とか言ってる奴、うざいよ。

彼(女)らの発言は、まともな議論しようとして、実際それなりに有意義な議論になってただろ。

復活せんでくれとか言ってるヘタレは、文句たれてないで、
小僧らが太刀打ちできんくらいレベルの高い議論を展開するくらいしろ。

ま、どうせただ文句言うかコピペで荒らすかしかできん厨房なんだろうが。



854 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:19
ちんぽろすぴょ〜ん

855 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:19

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856 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 00:24
叩かないで下さい。

857 :ネット美人 :2000/10/27(金) 00:48
このスレまだ生きてます?

最近のマンガ、面白くないとは思わないんだけど疲れてる気がしません?
世間がそうだからなのか、成熟のせいなのか、自分のせいなのか、とかなんとか。
すぎむらしんいち氏やハロルド作石氏のマンガはあっけらかんとしていて
最近は特に気に入ってます。

お断り
過去スレが膨大なので目を通してません。
既出の話題でしたらどうぞ素通りしてくださいませ。

858 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 01:06
ザ・テレビジョンにマンガ夜話の各回(ホモホモ7除く)の
紹介文が載っていたけど、これって生放送じゃないの?

夏目氏は「この作品から男が少女漫画を読めるようになった」
(正しい恋愛のススメ)と評し〜

ってなってたけど もう収録終わったのですか?
それとも事前にコメントとってあったのかな?

859 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 01:08
850を超えましたので新スレを立てました。
こちらへ引越しをお願いします。
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=972576327


860 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 01:08
パート4へ移動ですか?ここは終了?

861 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 01:17
はい、移動でーす。移動。

862 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 02:20
age

863 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 03:06
移動

864 :ARAKI :2000/10/27(金) 03:16
ごめんくさい〜
トイレくさい〜

865 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 03:20
sagemasyo.

866 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 12:39
贋作だ。

867 :母を訪ねて名無しさん千里 :2000/10/27(金) 15:15
こんなに早くスレ移動して、また潜行スレにするの?
もういいかげんあんなことはやめた方がいいと思う。

868 :>867 :2000/10/27(金) 16:47
普通800過ぎぐらいで新スレ作るのが漫画板や他の板で一般的です。
重いスレを上げるとサーバ負荷になりますので・・。




869 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 17:44
1000になるとまったく見れなくなるの?

870 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 22:24
お〜い


871 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 22:24
せいんとせいや〜

872 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 22:25
とにかく、宮さんの車を丁寧に調べ直してもらえませんか?

873 :ああっ名無しさまっ :2000/10/27(金) 22:25
オッケー!!

874 :ああっ名無しさまっ :2000/10/28(土) 19:25
f

875 :aho :2000/10/28(土) 19:43
g

876 :ああっ名無しさまっ :2000/10/28(土) 20:21
h

877 :ああっ名無しさまっ :2000/10/29(日) 00:08
i

878 :ああっ名無しさまっ :2000/10/29(日) 01:48
にょほ〜っ!??!????
にょほにょほっ!!!?


879 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/29(日) 03:27
dasai

880 :ああっ名無しさまっ :2000/10/29(日) 04:26
>>869
そんなことないよ。レスが1000になったらテレホタイムに見れなくなるだけ。
それ以外の時間帯はちゃんと見れる。

881 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/29(日) 15:19
次の「夏目房之介」募集中。

882 :ああっ名無しさまっ :2000/10/29(日) 20:49
age

883 :ああっ名無しさまっ :2000/10/30(月) 05:39
d

884 :無名選手@投げたらアカん! :2000/10/30(月) 14:38
ちょ、ちょっと待って。825はオレ。
夏目さんじゃないよ〜。
野球板の無名ハンドルがあったから、分かると思って書いたのだが。
ちょっと前、ブックメッセについて調べたことがあったので書きました。
それに、ここに書くのははじめてです。

885 :ああっ名無しさまっ :2000/10/30(月) 14:45
なんで上がってるの?4があるのよ〜?

886 :ああっ名無しさまっ :2000/10/30(月) 14:48
新しいスレがあるのでこちらへどーぞ。
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=972576327&ls=50


887 :ああっ名無しさまっ :2000/10/30(月) 17:17
>884
んなこたとっくにわかっとるでごんす。なにをいまさら。
あ、>>834で「夏目さんの書き込み」としてリンク張られてるから勘違いされてると思ったのか?
あれは削除人さんがコピペを削除したから番号がずれたんだよ〜

888 :ああっ名無しさまっ :2000/11/02(木) 10:29
uo00



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