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[第七弾]妹に言われたいセリフ

875 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2010/07/19(月) 22:17:15 ID:6TZiJoyo
広い部屋。
高級そうな和内装。
大きな窓。そして広い海。
「……」
落ち着かない……。
大体、子供二人で泊まるようなホテルじゃない……。
一旦チェックインしたら、遥はどっか行っちゃったし……。
「色々見て回るか」
……部屋の中を、だが。
今いるここがまぁ、メインとなる部屋だろう。
隣の部屋へと続くであろうふすまを開ける。
掘り炬燵がある……まぁ、夏なので布団は無いが。しかし、どうやら遥もいないようだ。
「……暗いな」
窓の方を見ると、障子のようなものが日差しを遮っている。
隣の部屋から察するに、この先にはベランダのようなものがあると見た。
バカと煙は……という法則に則り、ブラインドを開けベランダに……
「きゃっ!?」
……遥の声。
「あぁ、遥。ここにいたのか」
声のするほうに振り向くと、なにやら木製の箱に水。そして、さらにその中に肌色の遥。
平たく言えば露天風呂付き個室。
なるほど、初めて見た。
「……え?……う、うん……」
「露天風呂か、なかなかいいじゃないか」
「……!?」
俺の顔を見ながら口をパクパク動かす遥。

876 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2010/07/19(月) 22:18:18 ID:6TZiJoyo
「どうかしたか?」
「あっと……えっと……」
珍しく歯切れの悪い遥。
まぁ、そんなこともあるのだろうとキョロキョロと辺りを見回す。
遥の服と下着……なるほど、服はここで脱ぐのだな……。
「お、お兄ちゃん……あんまり……」
「何?」
「……なんでもない……」
「?」
もしかして……避けられてる……。
「じゃあ、俺行くから」
まぁ、ここはもう見るもの無いしな。
「あ、うん……」
やっぱり浮かない返事の遥。
俺……何かしたかな……。
───────────────────────
続きを貼るのをすっかり忘れてました。
一応まだまだ続きます。夏が終わるまでには終わらせたいですね。

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