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[第七弾]妹に言われたいセリフ

692 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/07/26(日) 04:01:55 ID:xVtclSef
妹『・・・・・いいよ』

693 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/08/12(水) 15:30:15 ID:QsFHPI7g
それでもっ、あたしは、あんたのこと好きなの!

694 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/09/04(金) 11:29:59 ID:dYrkdhqj
妹『保守するよ』

695 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/20(日) 23:51:37 ID:iKCAl/xv
この全てを蒸発させそうなほど暑い日。
頬を流れる暑い汗すらも凍りつかせるその絶対零度の視線……。
「あ、あの……真雪……?どうかし……」
視線の持ち主は恐る恐る尋ねた俺の言葉を目で潰す。
「賢にぃに聞きたいことがある」
俺の言葉を遮って、淡々と言葉をつむぐ真雪さん。
「な、何でしょう?」
「3組の新谷さんと……付き合ってるって、本当?」
「は……?」
「色んな人から噂を聞いた」
僕らのイメージする取調べのように、机に手をつく真雪。
蛍光灯があれば、顔に押し付けられているところだ。
あぁ、そうだった……コイツ、俺のことが好きなんだった……はぁ……。
「いや、残念ながら心当たりが……」
「あるの?」
感情の無い言葉に妙な威圧感。
真雪……怖い……。
「あ、あの……冬月さん……?第一、僕その人知りませんし……そもそも、女嫌いなんですが」
めっちゃ下手から。
だって怖いし……。
「本当?」
「本当です……」
「……」
冷たい視線でジッと俺の目を見る真雪。
しばら沈黙が続いた後
「……じゃあ、賢にぃを信じる」
フッと微笑む真雪。
「あぁ……つーか、そんな有り得ないデマを信じないでくれ……」
「それも……そうだね」
その噂、根も葉も無さすぎなんですけど……。

696 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/20(日) 23:56:31 ID:iKCAl/xv
「喉渇いたな……」
「賢にぃ、何か飲み物買いに行く?」
「……行くか」
恐怖の数分間の終焉……。
まさかこれが最悪の事態の予兆であるとは……薄々気付いていた。
───────────────────────
授業終了後、妹と合流すると逃げるように校舎裏へ。
ここに来た理由は、三つ。
一日中日陰なので涼しいというのが一つ。妙な噂に振り回された人間に会いたくないのが一つと、もう一つは
「お兄ちゃん、どこ行くのー?」
「コンビニでアイス買う」
「こっちにコンビニなんてあったっけ?」
「俺も知らなかったが、穴場らしい」
こういう嫌なことがあった日は、冷たい物を食べて現実逃避したい……という淡い期待。
が、
「あー……そういうことか……」
何だか含みがあるような遥の言い方。
気になって、隣の遥を見る。
その遥の視線は前方右側に。その視線を追うと……少し高い場所に張り巡らされたフェンス。
そういえば、使ったこと無いが、プールってここだったな。
「で、プールがどうかしたか……?」
「え……だって……」
「だって……?」
今一つ、歯切れの悪い遥。
その理由は
「あ、大野君」
プールからの声に思わず振り返る。
「!?」
余りの眩しさに目を反らしてしまった……。
スラッとした肢体、少し日に焼けた肌、スクール水着という相当眩しさレベルの高い女性を直視してしまった俺。
眼が眩むぅ……。

697 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/20(日) 23:57:13 ID:iKCAl/xv
「だ、大丈夫!?大野君!?」
「いや、大丈夫っす……」
ぼやけた視界のまま、平静を装う。
「顔色悪いよ?部室使っていいから、少し休んでいったら?」
しゃがむ謎の女。
くぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
の、脳が侵されるっ!?
「もう……いっそ殺してくれ……」
「お、お兄ちゃん……落ち着いて……人前だよ……」
「そ、そうか……そうだったな……」
大きく息を吸う。そして、吐く。
「少し落ち着いた……」
しかし、まだ脅威は去っていない。
「あのー……本当に大丈夫なんですか?」
向こうの人。
「えっと……多分大丈夫なんで、あんまりお構いなく」
と遥。しかし、この後、遥が衝撃的な一言を付け加える。
「新谷さん」
……新谷……?
……どこかで聞いた……。
「新谷……」
「自分の彼女の名前、忘れちゃったの?お兄ちゃん?」
「……あぁ……って、違ぇよ!!」
ノリツッコミは苦手だね。
「え?違うの?」
「遥までも変な噂を……。俺ってそんなに信用無いんだな……」
「私も嘘だとは思ってたけど……お兄ちゃんがプールの方にわざわざ来るから……」
「あの『あー……そういうことか……』って、そういう意味か……」
「いや、だってー!」
落ち込む俺と必死でフォローの遥。

698 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/20(日) 23:58:41 ID:iKCAl/xv
「あ、あのー……私に何かあったんですか?」
すっかり忘れてた。
っていうか、泳いでろよ、水泳部は。
「んと……何ていうか……新谷さんとこの人に噂が……」
複雑な顔で説明をする遥。
この人っていうなよ、遥……。
「え!?初耳ですよ!?」
「会ったこともないのにな」
「え!?一年生のとき同じクラスだったじゃないですか!?」
「……あぁー……」
……。
知らん。
にも関わらず、納得したかのような素振り。こういうのは得意だ。
「まぁ、それにしても……困るよなぁ」
「あはは、私は困りませんよ?」
新谷の先制攻撃。
「……」
俺、スルー失敗。
「あ、あはははっ。新谷さん、お兄ちゃんをからかわないでくださいよー」
遥のフォロー。
「そ、そうだねー」
この悲壮感がたまらなく辛い……。
この最低な空気をどうしたものかと悩んでいると
「新谷ー!サボってるんじゃないぞー!!」
青春大好き!と言った感じの水泳部男子がこちらに叫ぶ。
ああいう奴も苦手だなぁ、俺。助かったけど。
「あ、部長ー!すいませーん!!」
振り返って叫んだ新谷。

699 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/20(日) 23:59:33 ID:iKCAl/xv
そして、立ち上がって
「呼ばれちゃった。じゃあね、大野君!」
小さく手を振って駆けて行く。
「……死ぬかと思った……」
「お疲れ様」
……暑い。
───────────────────────

700 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/21(月) 00:00:47 ID:EY8k8LLy
久しぶり。
もう秋だね……。

701 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/09/21(月) 00:50:30 ID:J8OWrRSz
やっと投下が…。GJです。

702 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/09/22(火) 03:56:09 ID:YO7PvvYK
投下乙過ぎです

703 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/09/22(火) 10:09:42 ID:fHfNrOPP
遊星殿、お久しぶりです

704 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/28(月) 23:55:19 ID:qBHPCZfT
「……お兄ちゃん……」
「ん?」
「……そんなTVの番組表なんか立ち読みしてないで、帰ろうよ……」
「わぁ、今日は野球があるぞー」
「野球なんて見てるの、見たこと無いよ……」
「明日はサッカーだぁー」
「……お兄ちゃん、スポーツ嫌いでしょ」
「今度の二時間ドラマは何だろー」
「……あ、怖い顔した冬月先輩が」
「何っ!?」
「……」
ジト目の遥。
『ベタなネタに引っ掛かってんじゃないわよ』という視線が痛い。
「……」
気まずい俺。
「帰ろう?」
「……はい……」
現実逃避はあっさりと終了。
遥のあとに続いて、コンビニを後にする。
「あ……」
入り口付近で立ち止まる。
「あ、大野君」
まさかの……。
いや、ある意味予定調和。
『ほら、早く帰ればよかったのに』という遥の視線が痛い痛い……。
「えと……体は大丈夫?」
「お陰様で」
……と、体調不良の原因に気を使う。

705 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/28(月) 23:56:01 ID:qBHPCZfT
「良かった。それなら、えと……」
ここまで言いかけたのち、チラっと俺と遥の顔を見る新谷。
「?」「?」
よく分からずに顔を見合わせる俺たち。
新谷は俺の顔を見て、
「……少し、お話聞いてくれないかな」
「……え?」
思わぬ言葉……。
横目で遥を見ると、気の毒そうな遥の顔……。
そして、ニコッと笑って一歩下がる。
諦めろということですか……。
「……手短に頼む」
最大限の譲歩。
行きたく無いんだけどなぁ……。
「うん、ゴメンね」
遥が引いたのを確認すると、俺の前に一歩近づいて
「えっと、噂、あったよね。私と大野君の」
「あぁ……」
思い出したくなかった記憶が……。
苦虫を噛み潰しながら、遥の顔を見る。
「?」
わざとらしく首を傾げる遥。……助けて。
「その……ゴメンね。あの噂流したの、水泳部の後輩だったみたいで……」
「はぁ?そりゃ、また何で……?」
別に興味は無いけど、話さないと気まずくなりそうだったから……。
「……えっと……それは……」
「……?」
嫌ぁな予感……。

706 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/28(月) 23:56:44 ID:qBHPCZfT
「や……やっぱり言えません!!ゴメンなさい!!」
物凄い勢いで走り去っていく新谷。
「早っ……」
「ど、どうしたの!?」
走り去っていく新谷と同じくらいの速さで遥が駆けて来る。
「俺……何かしたかな……」
妙な責任……。
謝らなきゃいけないのかな……。
「お、お兄ちゃん!!落ち着いて、きっとお兄ちゃんが悪いんじゃないよ!!」
「そうだと……いいけど……」
「さ、帰ろう!お腹すいたねー!」
「……うん……」
こっからはあんまり覚えてない……。
───────────────────────

707 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/09/28(月) 23:58:20 ID:qBHPCZfT
意外に人多いね。
じゃあ、また。

708 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/09/29(火) 00:51:38 ID:lpqFF2K0
GJ!次回も期待してます

709 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/10/07(水) 22:06:29 ID:T5/KTjld
今頃投下に気付いたよ
遊星さんGJ

710 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/10/11(日) 22:41:25 ID:YpQmxRIK
まぁ、そんな一件ももはや一週間も前の話。
誰も俺と新谷の噂をするものはいなくなり……っていうか誰ですか、新谷って。
「……聞いたことはある気がするんだけどな」
「お兄ちゃん、本気……?」
「あぁ……女……?」
遥のリアクションを読んだ。
「そうだけど……」
「で、新谷だっけ?その人がどうしたって?」
「うーん、新谷さんの話をする感じじゃないけど……えと、大会で優勝したんだって」
「ふーん……」
知らないからピンと来ない……。
「ま、お兄ちゃんらしいね」
「そう。俺らしいんだ」
開き直り大失敗!……ま、これが下手だからネガティブなんですけどね。
ぐったり肩を落としつつ遥の先を歩いていく。
こんな日はアイスに限るね。
「……ねぇ、やっぱり……」
「ん?」
何だかキレが悪い遥に思わず振り返る。
「なんでも……ないけど……」
変な遥だ。
再び前を向く。
「ん?」
するとそこには、水着姿の女が。
「大野君……」
「……?」
名前を呼ばれたが、知らない。
「お兄ちゃん、新谷さんだよ」
妹がこっそり耳打ちで教えてくれる。
「あぁ、優勝した」
「……それだけじゃないでしょ……」

711 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/10/11(日) 22:42:07 ID:YpQmxRIK
「……ん……?」
それだけじゃない……?
必死に記憶を辿るが、思い出そうとするたびに記憶のブラックボックスに行き着くこと以外は、特に何も無い。
「大野君」
しばらくこの謎の女を放置していたが、向こうは向こうの都合があるらしい。
混乱気味の俺に、何か伝えようと、俺の目をジッと見ている。
「私……ずっとアナタのことが好きでした!!」
「……」
えぇ、この展開にはもう慣れたモンですよ。
俺の事好きなんだ、へぇー……。
キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ……
「ホントは……アナタと付き合ってるって噂が流れたのも……凄く嬉しくて……」
「……」
「大会で優勝できたら……ずっと伝えようと思ってたから……」
「……」
胃に意識が行き過ぎて、断片的にしか頭に入ってこない。
ただ一つ言えるのは……
「ダメなんだ……」
「え……?」
「俺は……もう……ダメだ……」
水着女が俺の前で、何か優勝したらどうとか青春地味たこと言ってるし、
何か夕焼け綺麗だし、遥もいつの間にかいなくなって、二人きりだし、
っていうかコイツと俺、一週間前に一悶着あったばっかりだし、その時も辛い想いしたし……
遠のきそうになる意識を何とか保って、
「……妹からで……頼めないか……」
いや……このシリーズの設定的には間違っていない。間違っていないが……何言ってんだ!?俺は!?
「え……?」
「ちょっと体調が悪い……詳しい話は、『妹』にでも聞いてくれ」
「え、う、うん……」
胃を押さえながら、ゆっくりと校門へ向かう。
この事件について、後に遥に苦言を呈されたが……残念ながら、俺の限界はこのあたりだと思う……。
───────────────────────

712 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/10/11(日) 22:42:49 ID:YpQmxRIK
「にぃに!おはよう!!」
翌朝。
性格も悪ければ、タイミングも最低な俺。
珍しく新聞を取りに行って、新谷とばったり……。
「……」
昨日の一件がどうなったのかを知らない以上、沈黙して、相手の出方を伺うほかは無い。
俺の思惑など当然知らず、新谷本人は極めて明るく、
「ランニング中なんだけど、よかったら、一緒に走らない?」
「……いや、今日はいい」
気弱な正確が言わせた『今日は』。
と、なれば当然……。
「そっか、じゃあ明日は?」
「……考えとく」
絶対行かない。
「毎日走ってるのか?」
「うん。朝走るのって、気持ちいいよ」
「そうか……」
爽死(さわやかし)するな。俺なら。
「にぃにも、明日は一緒走ろうね!!」
……さっきは流したが、この呼び方は……。
被っちゃいけないって言う、偽妹間の協定でもあるんだろうか……どんどん奇を衒った物に……。
そんな諸々の感情を含めての、
「あぁ……」
「じゃあ、またね!」
俺の返事に満足したのか、笑顔で去っていく新谷。
それを見届けて朝日に崩れ落ちる俺。
今日も良い一日には到底なりそうにも無いな……。
───────────────────────

713 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/10/11(日) 22:43:33 ID:YpQmxRIK
今回の話はこれで最後。
じゃあ、またいつか。

714 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/10/13(火) 01:33:14 ID:rsTEVAg4
にぃに吹いたw

715 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/10/20(火) 23:13:33 ID:CGyafp6Z
保守

716 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/11/07(土) 22:50:34 ID:24HWkND5
最近、他の職人様を見ないな。

717 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/23(月) 23:11:00 ID:oODLqg0p
「……帰りたい」
人ごみの中、誰にも聞こえぬように呟いた。
……文化祭って……。
因数分解が何の役に立つんだ!という屁理屈をテスト前に幾度となく聞いたが、
じゃあ、聞こう……この文化祭は一体何の役に立つんだ?
「……はぁ……」
残念ながら、こういう祭りのときに盛り上がれない奴は悲しい奴とみなされるが、
まさに俺は悲しい奴の典型。
帰る、もしくは静かな場所に一人でいたいんだが……。
何かみんな楽しそうだなぁ、何故か。
あぁ、妬ましいこと。
「……どこか、静かな場所は……」
……どうせ有る訳無いな。
じゃあ、どうすればいいのかな……。
仕方なく、校舎内を死んだ目でウロウロしていると、
一階中央付近で、さらに濃い人ごみが……。
「何だ……?」
退屈よりはマシという意味では、興味はある。
だが、中に入っていくほどではない。
人ごみの一番外側に立って、中央の様子を伺うと、
「……誰だ……?」
真ん中には、一人の王子。……俺は、間違ったことは何も言っていない。
どうも俺の嗅覚によるところによると、男装の女性といった感じだろうか。
女ではあると思うのだが、少なくとも遥ではないことしか分からない。
確かに、外殻の奴らは全員その女を見ている。
男だけでも、俺には意味が分からないが、その中に女も含まれているのは不思議だ。
……随分人気者のようだが、人気者であればあるほど、俺には縁の無い人間だ。
こんな場にいることに対して、ため息を吐くと、

718 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/23(月) 23:11:47 ID:oODLqg0p
「はぁー。劇、終わったみたいですねぇ」
騒音の中、耳元で聞こえる声。
もちろんシカト。
「アナタに言ったんですよ、大野賢太郎先輩?」
少し棘のある言い方で、耳元の声が間違いなく俺を詰った。
幻聴だったら良かった……いや、それも良くないか。
嫌々ながらも、首をそちらに向ける。
「賢太郎先輩も、あの王子様に興味あるんですね?」
「……君は……」
顔は見たことがある。
というか、遥の友達だ。
だが、
「菊池七海です。自己紹介、何度目ですか?」
察していただけたようで。
「……遥から聞いてないか?」
「もちろん聞いてます♪」
分かっているなら。とも思ったが、きっと楽しんでいるな……。
「ところで、賢太郎先輩。今お暇ですか?」
「今は何もしたくない。だから、きっと暇ではないのだろう」
俺が苦い顔で伝えると、菊池は軽くため息を吐いて、
「心配しないでください。ウチのお兄さんは、賢太郎先輩よりずっとステキですよ?」
「……だろうな」
「あれ?お兄さん、知ってましたっけ?」
「知らないが……」
俺ほどの盆暗は、そういるもんじゃない。
と、言いかけて止めた。
「そこまで胸張って言われたら、そう信じるしかない」
「そうですね。残念ですが、受け入れてください♪」
まぁ、コイツの兄は絶対会いたくない奴だってことはわかった。

719 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/23(月) 23:12:34 ID:oODLqg0p
「じゃあ、質問変えますね。今から、行きたい場所とか行かなきゃいけない場所とか、あります?」
「……それはない」
「それは良かった。先輩、私のクラスのお店に来ませんか?」
「……客引きが目的か」
「はい♪先輩の察しがよくて嬉しいです♪」
ここまでだと逆に清清しいな。嫌な気分にはなるが。
「残念なことに、遥ちゃんはいませんが……損はさせませんよ」
「……何をやっているんだ?」
「あ、遥ちゃんに聞いてないんですか?」
聞かないようにしていた。当たり前だろう。
「喫茶店です。ただの」
「……在り来たりだな」
「と、言いつつも先輩は行った事無い。と見ましたが、どうでしょう?」
さすがは情報通。
「その顔は、図星ですね?さ、初体験しちゃいましょー?」
「……」
遥の友達は、とんでもない奴だ……。
だが、コイツが敵(キャンセル待ち)でなくて、本当に良かった……。
───────────────────────

720 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/23(月) 23:14:20 ID:oODLqg0p
久しぶり。
今更文化祭。昔のを読んでて書きたくなったから。
あと、他人様の作品に僕のキャラクタを出してもらったのを思い出したから。
まだ続く。

721 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/11/26(木) 00:12:08 ID:9rOLQwNE
GJ、続きに期待

722 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/11/30(月) 16:39:16 ID:u0M6OvEa
おお、投下が!!GJ!!!

723 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/11/30(月) 17:38:36 ID:e8Fspc3L
続き期待してます!

724 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/30(月) 23:09:31 ID:HVyCTcqo
「ささ。賢太郎先輩、どうぞー」
最後の数メートル、菊池に背中を押され、何度か来たことのある遥の教室へ。
なかなか盛況している様子だったが、菊池はその人並みを掻き分け、
「賢太郎先輩、ご案内ー!」
大声で叫ぶ。
ざわつく遥のクラスメイト。
別の意味でざわつく客。
……何?嫌がらせ?
何故か注目を浴びてしまった俺は、体を小さくしながら教室内へ。
ドアをくぐると、
「あ……」
小さな声。
そこには、
「遥……?」
この服、メイド……だっけ?
「違いますよー、賢太郎先輩。ウチのメイドさん、カプチーノちゃんですよ?」
「か、カプチーノ……?」
あぁ……カプチーノだけあって、見事に俺の顔を苦々しくさせたね……。
「か、カプチーノですっ!!お帰りなさいませ、ご主人様!!」
もはやヤケクソな遥、もといカプチーノ。
死にそうなくらいに痛々しいその姿に、何故だかアキレス腱辺りが痛くなる。
「……」
ムリだよ……こんなのにリアクション取れねぇよ……。
っていうか、正しい反応が分からないんだ……俺、ご主人様経験ないし……。

725 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/30(月) 23:10:14 ID:HVyCTcqo
「ほらほら。カプチーノちゃん、ご主人様の椅子を引いてさしあげないと」
「は、はい!!どうぞ!!」
椅子を引いてくれるカプチーノ……。
苦笑いで、その椅子に座る俺。
そもそも、妹にマジ敬語を使われて、俺は軽く死にたくなっているのだが。
「何かお飲みになりますか?それとも、甘いものはいかがでしょうか?」
正直、頭の中で普通の接客用語に変換すんのがめんどくせぇ……。
死にたい気持ちが収まらないし、普通に喋ってくれないかなぁ……。
「……コーヒー、頼めるか……?」
「はい。しばらくお待ちくださいね、ご主人様」
やたらと短いスカートを翻して、奥へと消えるかと思ったが……。
何故俺の裏にいる?
「……」
「……えっと……ご主人様とお話、しなくちゃ……」
極小さな声で、段取りを確認する遥。
聞こえてはいるが、それは聞かなかったフリ。大人だから。
「あの……遥さん……?」
「……」
まぁ、まともな神経なら、否定するのに躊躇するのは分かる。
「あの……俺、今、相当ヤバいんで……素に戻っていただけませんか……?」
「……うー……でも、みんなに見られちゃうと……」
……まぁ……一応……夢を売っているお店だものな……。
「だが……あくまで文化祭の店だ。商売じゃない……」
「それも……そうかな……うん、いらっしゃい。お兄ちゃん」
……素。
それもどうかねぇ、そんな格好で。

726 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/30(月) 23:11:35 ID:HVyCTcqo
「俺は……妹がメイドだなんて、知らなかったぞ」
振り向かず、壁に向かって呟く。
「……怒ってる……?」
「怒ってはいないが……兄としてだな……そういう……格好というか……振舞いというか……」
要するに破廉恥な格好をするんじゃない。といいたいが、さすがに言えない。
そういうことを考える人間だとは思われたくない。まして妹相手に。
「……それは……私も……ちょっと、恥ずかしいけど……」
顔を赤らめ俯く遥。
……そりゃ、大事な妹だもの。俺の感情だって、変じゃないよ。変じゃないはず。
「だが……文化祭ってそういうものなんだろうな、多分」
「お兄ちゃん……?」
そんなに意外かい、遥。
「……遥は楽しめばいいんだ。変なのにさえ、気をつけてくれれば」
俺は別のメイドが運んできたコーヒーをトレーから奪うと、
一気に飲み干し、その場から立ち上がる。
「やっぱり……俺は場違いだったな」
遥の顔をチラッと見ると、出口へ。
「お兄ちゃん!」
ガタっ!!
……一斉に椅子が動いた。
あの……振り向くのは俺だけでいいはずなんだが……。
まぁ、いいか。
「もうすぐ……終わるの。そのあと……一緒に文化祭回ってくれる?」
俯いた顔から、囁くような声。
「……遥の頼みじゃ仕方ない」
少し俯く遥の頭にしばらく触れ、頭のリボンを少し直してやる。
「へへ……」
くすぐったそうに微笑む遥に苦笑いで返し、振り返って出口へ向かう。
とたんに吐き気に襲われる俺……雰囲気に飲まれた……。
ニヒルぶった俺の先ほどの態度が、鼻について鼻について……。
……これも、まさか菊池の陰謀ではあるまいな。
───────────────────────

727 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/11/30(月) 23:16:04 ID:HVyCTcqo
今回の話はこれで最後。
じゃあ、またいつか。

728 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/02(水) 22:04:16 ID:ZfRNqD0E
遊星殿GJです!!遥フラグktkr
続き楽しみにしてまつ

729 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/05(土) 02:45:37 ID:IWOQD8M4
この二人おせーて、かわええー
ttp://www.youtube.com/watch?v=a3JK2bAp1rE&feature=channel
ttp://www.youtube.com/watch?v=rkJGK432L74&feature=channel
ttp://www.youtube.com/watch?v=V-GtrY2YFT0&feature=channel
ttp://www.youtube.com/watch?v=Cqu9Pv98mow&feature=channel
ttp://www.youtube.com/watch?v=5IfPRcT6S7k&feature=channel

730 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/08(火) 11:40:18 ID:wqiqaudi
>>727
遥ちゃん可愛い過ぎや

731 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/10(木) 23:08:34 ID:kk3a65k5
「お兄ちゃん」って呼ばれたい

「○○ちゃん」呼びだよ、うちは。。。

732 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/21(月) 18:20:25 ID:fLkYWWul
おにぃって呼ばれたい

733 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/22(火) 16:42:58 ID:+ccbu/MN
もー、お兄ちゃん!日曜だからっていつまで寝てるのよっ
お布団干すんだから、ホラ起きた起きた!

あ、あのね?こんなに天気いい日なんだからさ
二人で遊園地行きたいな、…ダメ?

734 :No.2 :2009/12/22(火) 23:19:55 ID:nXIrMg+Y
>>733
だ、たったらぁ
昨日、隣にいたひとは誰なの?

735 :No.2 :2009/12/22(火) 23:22:29 ID:nXIrMg+Y
遊星さん、乙です
漏れの方は、インスピレーションの泉が涸れたまま数年が経ちますが
いつも遊星さんのSSを楽しみにしています

736 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/23(水) 00:35:11 ID:c/bndySP
もう寝ようかって夜中に雨がざんざか降ってる中、ドアの呼び鈴が鳴った
「はいはい、どちらさまぁ…こんな夜中に誰だよ、おれぁもうねむ」
そこには傘もささずにアパートまで来た妹が立っていた
「来ちゃった…」
「おま、ずぶ濡れじゃねーか。どうしたんだよ?こんな時間に」
「…ごめん」
はぁ、こいつが何を聞いてもごめんしか言わなくなったら
何を聞いても無駄だな、ほんと誰に似たんだか
「ったく、しょーがねーなぁ。いいからさっさと風呂入って来い
サイズは合わねーだろうけど、俺の服貸してやっから」

737 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/23(水) 10:56:27 ID:IyyS4LUY
あのさ、ケータイ電話買ったんだけど
番号の登録とかよくわからなくてさ
た、試しに兄貴のケータイでメールの練習してみても、いい?

738 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/27(日) 00:21:25 ID:/MelqcdI
>>736
新星現る!!続きが気になるぞ
>>737
あっ、コラ!人の携帯勝手に見るな!!
待て!SDカードの中身見るなー!!

739 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/28(月) 00:12:28 ID:L7XC0laG
おにぃになら、いいよ…

740 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/28(月) 15:17:49 ID:PSbhgLQ+
「じゃ、ボクはシャワーを浴びてくるから
 朝食の準備はよろしく」
「へいへい」
「なんなら一緒に入るかい?
 なに、恥ずかしがるコトはないじゃないか
 昨夜のキミは素直で可愛かったよ」
「ちょ、変な言い方してんじゃねー!!
 だいったい昨日はお前のほうから雷が怖えーからって
 俺のベッドに入ってきたんだろーが!!」
「ふふ、怒った顔もまた可愛いね。愛してるよ?おにぃ」

741 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2009/12/29(火) 21:35:15 ID:3IJ2Cikr
>>740
あ、凄い。最高。
もっと長いのを!

742 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/29(火) 22:48:02 ID:R4Y0yyta
>>741
ごく短い単発オムニバスしか思い浮かばんのです、申し訳ない。



「なんでこんな寒みー日に花火なんてしたがんだよ〜」
「ねえねえねえねえ!蛇玉って花火としてどーなの?やる気あんの?
 あ、鉄砲型のヤツはあたしんだかんね!あー!ちょっとおにぃ!
 なーに線香花火一束持ってんのよ!?それは最後にすんだかんね!!」
「ったく、聞いちゃいねーよ。ま、いっか…」

743 :名無しくん、、、好きです。。。 :2009/12/30(水) 12:13:28 ID:jOkGLJCD
短いのでも投下して頂ければ個人的には満足

744 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/01/04(月) 20:20:03 ID:uylj5YLP
買い物行くのに付き合わされて、自転車に二人乗りしてて
下り坂になって、風でお互いの声が聞き取りにくい時に
「おにぃちゃーーーん!だーーーーーーい好きーーーーーーー!!」

「なぁ、お前さっきなんか叫んでなかった?」
「へ?別に何にも言ってないけど?」

745 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/01/27(水) 20:26:30 ID:MlnCQNUu
ねぇお兄ちゃん、こんな風に腕組んで歩いてたら
周りの人にはどんな風に思われるかな?

746 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/01/27(水) 22:02:44 ID:MlnCQNUu
え、映画のチケットが、友達と行く予定だった映画のチケットがあるんですが
その友達が急に行けなくなってしまって、それで…あの、その
チケット捨ててしまうのも勿体無いですし、兄さんさえ良ければなんですが
映画、一緒に観に行ってもらえま…せんか?

747 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/01/28(木) 18:20:34 ID:2et6G707
も、もぅ兄さん!わたしだっていつまでも子供じゃないんですから
いい加減、この頭を撫でるクセはやめてください…

748 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/21(日) 13:36:22 ID:JqHRUoeS
>>744-747
良い流れだ

749 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/22(月) 00:19:44 ID:sCeetmcy
兄さん、好きです。
だから、ねぇ…













死んで。


750 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/22(月) 09:09:20 ID:C6yEJK4w
「ねぇねぇねぇ、高校の頃さ、おにぃのコトが好きだって娘、いたんだよ」
「はぁ?んなワケねーだろ、俺ほとんど学校行ってなかったんだから」
「ホントだもん。おにぃのコト、ずーっとずーーーっと好きだって娘、いたんだもん。
 あの、ね?その娘が誰か…知りたい?知りたくない?」
「今更だろ?何年前の話だよ、どうせならタイムリーで言えっての(笑)」
「ふーんだ。折角さ、教えてあげようって思ったのに…」

751 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/22(月) 13:04:19 ID:hUHRTPoX
>>750
良いよー

752 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/22(月) 18:13:57 ID:C6yEJK4w
「キャーーーー!!窓窓!お風呂場の窓になんかおっきい影が映ってガサガサって!!
 なんか怖いからおにぃ外見てきt…って、ちょっとぉ聞いてるんの?なんでさっきからそっぽ向い…て
 キャーーーーーーーーー!!!おにぃのエッチ!バカ!変態!信じらんない!!」

753 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/22(月) 18:18:50 ID:Oql5yi8j
参考動画↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9298472

754 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/23(火) 23:41:08 ID:pKr1ObnF
もっと盛り上がれ

755 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/24(水) 00:53:32 ID:7JAYhSfg
朝に「お兄ちゃん、起きてください」
家に帰る時「お帰りなさい、お兄ちゃん」
夜に「お兄ちゃん、今日一緒に寝ってもいいですか」
「勿論いいですよ」
「ありがとうお兄ちゃん、やっばりお兄ちゃんのことが大好きだよ、ずっと一緒にいってください」
実はわたしは妹がいません- -妹がほしいだ

756 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/24(水) 09:18:53 ID:TdHcUNLf
>>732
なぜかそう呼ばれてる。
おかげで、シュタゲの後にカオヘをやって泣きそうになった。

>>755
そんな妹いる奴いねえ。
せいぜい親が旅行中に朝ごはんを作ってくれて、
「べ、別にあんたのために、作ったんじゃないんだからねっ!」
と言ってくれるのが限界だな。うちは。

757 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/24(水) 10:50:46 ID:w95bpuW0
「バカっ!バカバカ!!ほんと!ほんっっと信じらんない!
 今まで散々ほっといて、今更んなって兄貴面とかやめてよ!!
 …………でも、ありがと…」

758 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/24(水) 10:58:49 ID:w95bpuW0
「兄妹でもいいでしょ?BLよりは生産的だもん♪」
「…いや、兄妹で生産したら色々とダメだろ…」

759 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/24(水) 17:56:50 ID:5v99LUbM
>>749
もう壊れたでしょ

760 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/25(木) 20:34:56 ID:httG+5yF
久々に盛り上がってるみたいで嬉しい
リアル妹は萌えないので二次元の妹が好きです

761 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/26(金) 18:53:08 ID:/75EW/4y
「お兄ちゃん、それドロップちゃう!クローズや!!」

762 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/27(土) 23:12:32 ID:FZdnTh9v
「ほら、ネクタイ曲がってますよ?
 もぅホント兄さんは朝が弱いんですから」

763 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/28(日) 01:05:39 ID:2HdN04vn
可愛い二次元妹萌えるよ

764 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/02/28(日) 22:10:38 ID:hYfExqFn
「明日も頑張ろうね、お兄ちゃん♪」

765 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/01(月) 04:23:55 ID:jHixntoq
頑張るよ

766 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/03(水) 22:48:16 ID:E5HJFNXP
復帰記念

767 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/04(木) 09:54:15 ID:1gAawFQK
>>757を釘宮さんで聞きたい。

768 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/04(木) 16:25:12 ID:CEGIjkOt
じゃあ俺はゆかなで

769 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/04(木) 17:12:49 ID:/nGgIqrz
お兄ちゃん、お口くさーい

770 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/04(木) 22:43:22 ID:3ePwrhFI
「やーっと追いついた〜。駅の階段トコでおにぃの頭が見えたからさ
 走って追いかけて来ちゃった、にへへ♪一緒に帰ろうよ
 あー走ったら喉渇いちゃったー、なーんか喉渇いちゃったな〜」

771 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/06(土) 00:27:46 ID:TBlt2Edy
健気な妹かわゆすなぁ

772 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/07(日) 18:21:07 ID:MnAV+lr6
「えっとね、あのね?このえほん、よんでくえゆ?」

773 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/09(火) 04:41:26 ID:z6UlAEau
はなまる幼稚園の見すぎだ

774 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/09(火) 10:34:13 ID:ISncRuVf
いや、GS美神の美神が子供に戻ったヤツだろ

775 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/10(水) 02:46:37 ID:gJd8fLDb
>>774
これまた懐かしい

776 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/10(水) 09:20:59 ID:XXzDtRZ/
「横島どーん!!」

うん、スレ違いもいいとこだ
ごめん、でも反省はしてない

777 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/11(木) 19:36:56 ID:1Jkc24N6
幼くて可愛らしい妹が欲しい

778 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/12(金) 02:56:20 ID:DPfY3Z0d
「新婦さんキレイだねー」
『そうだなー』
「あっブーケ投げるよ!…あっ!アタシ、と、取っちゃった!!お兄ちゃーん!!!」
『ばっ、抱き着くな!』

779 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/12(金) 20:35:28 ID:GX3IeOWh
「おにぃちゃん、えへへ呼んでみただけ♪」

780 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/14(日) 19:35:00 ID:m/pufoVE
>>778
ぐはっ!!(脳内妹テロが起きた様子です)

781 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/14(日) 19:40:22 ID:j/wEJu7E
妹可愛いな
可愛すぎてヤヴァイ確かにこれはテロ

782 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/16(火) 12:49:46 ID:1M5wVKXP
「おにぃ〜、コンビニ一緒に行こうよー。で、あたしにアイスおごろうよ!
 ダッツねダッツ。あたしダッツじゃなきゃヤだかんね?」

783 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/17(水) 01:16:39 ID:04XNZotK
妹(長女)「お兄ちゃん、今日は私と遊ぶんだよね!!」
妹(二女)「違うよお姉ちゃん!!私が遊ぶの〜!」
妹(三女)「みんなで遊べばいい…」

あぁ…弟よりも妹が欲しかった…orz

784 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/19(金) 00:01:47 ID:+bYPhxjo
「お兄ちゃん!」
『……んーー…』
「起きてってば!遅刻しちゃうよ!」
『うんんーー?』
「………起きないとチューするぞ…」
『んーー(おちょぼ口になる)』
「ばっ、バカッ///」ベチッ

785 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/19(金) 04:22:36 ID:RkmDA++K
良い感じに子ネタの投下が続いてるね
遊星さんの投下も期待

786 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/23(火) 00:01:01 ID:gi6AdS2G
「お兄ちゃん、だ〜い好き?」

普通すぎた、後悔はしていない

787 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/23(火) 00:02:18 ID:esrFyoKr
>>786
?=ハート


788 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/23(火) 20:02:05 ID:ZonpnLlt
可愛い妹のブラコン魂?

789 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/24(水) 22:54:42 ID:xcEJlEEp
「あ、お兄ちゃん」
『おう、どうした?先帰ったんじゃなかったのか』
「傘忘れちゃって。お兄ちゃん傘ある?」
『あるけどビニ傘だから小さいぞ』
「大丈夫!くっついて帰るから。えへへ…相合傘」
『あんまりくっつくなよ…ああ、周りの目が痛い』
「恥ずかしがらなくてもいいじゃん、兄妹なんだから」
『いやしかしですね、微妙に柔らかいものがですね…』
「つべこべ言わない(お兄ちゃんあったかいな///」

うん、俺きめえ

790 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/25(木) 22:08:07 ID:hrKqTT4C
うん、確かにきめぇ







2828しながら見てる俺きめぇ

791 :名無しくん、、、好きです。。。 :2010/03/26(金) 03:04:26 ID:hFCN4/OQ
「お兄ちゃん、ボンキュボンってなんて意味?」


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0ch BBS 2004-10-30