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[第七弾]妹に言われたいセリフ

475 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/22(火) 01:50:30 ID:+wzCnwKB
えーと、妹あんまり関係無いですが、とりあえず由佳編を貼ります。


叶わぬ想いというのは、存在するのだろう。痛みをともなって、確かに、胸の奥深くに、存在するのだろう。
痛みに耐えられ無ければ、別の想いで上書きしてしまえば良い、想いを忘れてしまえば良い。それが1番、確かな方法なのだから。

なら……………

想う事を止められない私は、どうすればいいの?
〜・〜・〜・〜・〜・〜
シャッ シャッ シャッ  シャッ
放課後の教室に、軽快な音が響く。親友の雪華が、デッサンをしている音だ。
このリズムが、雪華のリズムなのだろう。軽快でありながら、どこか繊細さを感じさせるリズム。
私はこのリズムが好きだ、もちろん、このリズムを奏でる事が出来る、雪華の事も大好きだ。
「………」
雪華は、ただ一点のみを見つめ、それが自分のすべき唯一の事であるかの様に、絵を描く事に集中している。
雪華の視線の先を追ってみる。そこには、綺麗な紅色に染まった、紅葉の木があった。
(その景色の先に見えるのは……………誰?)
本人に問うまでもなく、答えは出た。
紅葉先輩に決まっている。

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0ch BBS 2004-10-30