■スレッドリストへ戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50

[第七弾]妹に言われたいセリフ

361 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/26(火) 14:05:56 ID:KB8fttSu
母親が殺されて5年がたつ。母を殺されたショックで思い精神病を患ってしまった妹の清澄も昔と比べ安定している。
母親代わりの天美さんにも懐き、段々ではあるが昔のように、そして家族っぽくなってきた。

―――――――――
朝ご飯は俺が作ることになっている。理由は簡単だ。
2人とも死ぬほど料理が下手だからだ。
死ぬ、いや、死ねればまだ楽。味が1日中舌に残り、俺を生き地獄へとお招きってわけだ。
だから、家庭科で5を採り、尚且つ調理実習の際には先生から絶賛を浴びた俺が作らないと、その日は1日病院で点滴とお付き合いというわけだ。
てなわけで俺が作っている。ついでに今日の朝ご飯はベーコンエッグとトースト。
「おはようございます、お兄ちゃん。」妹が起きてきたみたいだ。台所からリビングに目をやると、清澄がダイニングテーブルのイスに腰をおろしていた。
「おはよう清澄。」俺は冷蔵庫を開けると牛乳を取り出しグラスに注いだ。それをベーコンエッグ、トーストと共に清澄に差し出した。
「はい、どうぞ。」
「ありがとうです。」清澄はぺこっと頭を下げる。それから、朝食を始めた。

486KB
新着レスの表示

スレッドリストへ戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2004-10-30