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[第七弾]妹に言われたいセリフ
- 227 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2007/09/28(金) 22:58:12 ID:5YOPpRL8
- たまには誰か俺のリクエストに答えてくれないかな……。
ネガティブ兄、新シリーズ。しばらく続きます。
相変わらず妹成分は薄いですけど……まぁ、長めの保守だと思って読み飛ばしていただければ。
- 228 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/29(土) 12:58:13 ID:NvfKw7BJ
- >>227
バカアニキがリクエストなんて100年早いのよ!
死ぬまであたしの為にSS書いてればいいの!
- 229 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2007/09/29(土) 23:40:57 ID:6VFEUKIS
- 「……はぁ……」
一日の生活を終えた俺は、節目がちに昇降口に向かう。
ここは中庭を越える渡り廊下。
まぁ、渡り廊下といっても大層なものではなく、レンガ敷きの道にちょっとした屋根があるだけのもので、
そろそろ秋の気配があってもよさそうなもんなのにまだまだ暑いこの時期、風が通って涼しい。
「ふぅ……」
ふと誰もいない中庭中央の大きな木に目を向けると、木陰に一人の女が。
……だからどうしたというんだ。
「あ……」
木の下に立っている女も俺のほうを見て、何か気付いたように小さな声を出す。
「……」
気にしないフリ。それが一番楽だ。
というか、あの娘との距離は50mはある。
気のせいだ、うん。気のせい。
自己満足しながら徐々に歩く速度を速め、遥が待っている(と思われる)昇降口へ。
なんとかその場から脱出したと思いきや
「あのっ……!!」
この女……近寄ってきやがった……。
「……」
何だ……何だ……。
「大野賢太郎……くん……?」
「はぁ、まぁ……」
木の下の女に適当に答える。
大体なんだってんだ、この女……。
- 230 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2007/09/29(土) 23:41:39 ID:6VFEUKIS
- 「来て……くれたんですね……」
来てくれた?この女……大丈夫かよ……?
「手紙を置いたのは良いけど名前書くの忘れちゃったから……来てくれるか、不安だったんです」
手紙……?
あぁ……あの手紙……。
……っていうか、こいつ誰だよ……?
疑問符が頭の中でグルグル回る。
「あ、あの……私……貴方のことが好きです。だから、お付き合いしてください……!」
……えぇー……。
あの近野だってまだもう少し段階踏んできたぞ……。
チラと女の顔を見る。
不安が可愛そうなほどにじみ出ているのが分かる。
そうか……そういうことか……。
「安心しな。ちゃんと断わるから」
「え……?」
「罰ゲームか何かなんだろ?事を大きくする前に俺から断わってやるから」
「……」
「まぁ、そういうことで」
朝の手紙も、嫌な予感も、全てが解決。
すがすがしい気持ちで昇降口に向かう。
俺だから良かったものの……こういう罰ゲームは酷いよな、うん。
───────────────────────
怒られた……。俺はただボクっ娘に萌えたかっただけなのに……。
続きます。早くもマンネリの予感。
まだ相変わらず日本語が上手く書けませんが……一度貼ってしまったからには。
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0ch BBS 2004-10-30