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[試作]姉に言われたいセリフ

1 :二姉の弟 :05/01/21 21:29:49 ID:w6MMaI/T
現在、「妹に言われたいセリフ」スレが有るのに対し、「姉に言われたいセリフ」と言う物が存在していない。
と言うことで、試験的に建ててみる事にする。

全弟くんたち
ここでは脳内姉が言ってくれる萌えるセリフを書き連ねようではありませんか。

530 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/14(土) 03:06:13 ID:u98sa4pd
枕抱きながら不安そうな顔して弟の部屋に来て
「あ…あの……別に一緒に寝ようと思ってきたわけじゃないよ……?」

531 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/14(土) 21:03:30 ID:dOGlyeTK
姉が欲しい。
神様。
姉が欲しいです。

532 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/17(火) 16:49:16 ID:0hX8a1lv
>>426

姉フラグ立ってたんじゃないか?

>>522

これは発明だ…!

ところでおまいら、理想の姉を創作するとしたら、
どんな設定の姉にするよ?

533 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/17(火) 21:38:01 ID:jFK+CtUd
黒髪ロング きぼん。

534 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/18(水) 04:17:58 ID:4CAJBsh4
長身貧乳ツインテ
ズボンは許さない

535 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/18(水) 23:20:42 ID:I3YPdeLJ
誰か>>216->>222の続きを読みたい人はいるかい?
できれば、ある程度の理想像を出して欲しいのだけど。

>>533

黒髪ロングなら、褌の似合う大和撫子でいいかな?

>>534

ズボンでなければ袴?

536 :533 :2007/04/20(金) 18:43:28 ID:jHwVk8KT
>>535
大和撫子に当てはまるか
わからないですけど

か弱そうでいて
実際そうなんだけれど
芯が強くて
頑張っちゃう、みたいな。

そんな姉がいいです。

537 :534 :2007/04/22(日) 02:44:24 ID:ptSHM625
>>535
それはそれでなかなか……
何か投下してくれると考えておk?

538 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/23(月) 01:40:49 ID:tukS2coB
>>537

投下のための要望やネタを募集中。

539 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/24(火) 23:57:59 ID:FsXVPtsQ
>>538
ノシ
「離れ育った姉と再開。」

○風のパクリって
言われるの承知で。

自分でも
構想を練っているんだが
他の人が書くと
どんな感じか読んでみたい

540 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/26(木) 20:11:45 ID:mugvoHLq
姉の名は?できれば名前も苗字もおながいしまつ。

541 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/04/27(金) 00:24:07 ID:BStdZqz+
>>540
一応自作シナリオでは
小浜 唯(コハマ ユイ)って
名付けたけど、
特に思い入れはないです。
○○姉っても
呼びづらいですし^^;

ユイ、カエデ、カオルが
とりあえず浮かんだ呼び名
でしたね…俺の場合は。

542 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:39:58 ID:qGAQnzIO
できたんだけど、書き込んでいいかな?

543 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:47:46 ID:qGAQnzIO
この駅からの風景は久々に見たけど、予想以上に変わってた。
駅からすぐ近くに在ったはずのコンビニが無くなってたり。
この4月から高校に通うことになった僕は、
こっちからの方が通いやすいからって、
親戚がやってる寮“浜野寮”で生活することになった。
「駅から徒歩7分!」がウリのはずなのに、
僕はもう、駅を降りてから10分以上も歩いてる。
……いい年こいて道に迷った。
僕はちょうど近くに在ったコンビニに入って、立ち読みをし、
ホットココアとピザまんを買うついでに道を訊いた。
肉まんも買おうと思ったけど、ついさっき売切れになったそうだ。
コンビニを出てから地図を思い出しながら進んでいくと、
公園があった。もう、寮は近くだ。間違いない。
この公園だけは幼い頃のままで、安心した。あの桜の木も。
まだ3月だし満開じゃないけど、それでもいいや。
公園の端にある桜を眺めながら僕は、公園に入った。
桜の木のそばにはベンチもある。
足が疲れてるし、あそこでココアを飲もう。

544 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:49:04 ID:qGAQnzIO
ベンチに座ると、右隣に女の子が座っていた。
少し年上か同い年くらいかな。
色白の肌。微笑みの形の唇。チェック柄でぶかぶかのコート。
右側には桜色のハンドバッグ。
ロングスカートは、似合っているように見える。
肩までの長い黒髪を微風に押さえながら、
晴れやかな空を見上げていた。
風が止んだ後で両手を上に伸ばして深呼吸し、
それからバッグの中身を取り出した。
同じ銘柄のココアだった。飲みながら目が合う。
「こんにちは〜。」
「こ、こんにちは。」
固唾を飲み込む。
「いい天気ですね〜。お散歩日和の。」
「ええ。そうですね。」
散歩じゃねーよと思ったけど、僕も微笑みを返した。

545 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:50:03 ID:qGAQnzIO
「あの、この辺りの方ですか?」
「え?いいえ。違いますけど。」
「あら、そうですか〜。」
眉をひそめたその表情は、見過ごせない。
「何か手伝えることはありますか?」
「ちょっとわたし、方向音痴で道に迷ってしまって、」
「それで、どこに行くんですか?」
「この辺りの方を探していたんですぅ。」
「分かる所まで案内しましょう。」
「ありがとうございます。でもでも折角ですけども、
一休みしてからでもよろしいでしょうか?」
いいですよと返事するそばから、バッグを開け紙袋を取り出した。
肉まんだった。
コートかた指先を出しながらそれを両手で持ち、
小さな口ではむはむと食べはじめた。
僕はピザまんを出して食べはじめた。

546 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:51:01 ID:qGAQnzIO
先に食べ終えココアも飲み終わってゴミを捨てると、
上目遣いでこっちを見ていた。まだ食べ終わってない。
「…食べますか?」
残り半分をこっちに差し出していた。
「いいんですか?」
「はい〜。わたし、食が細いですし。
それに捨てちゃったら勿体無いですし。」
「…じゃ、遠慮なく。」

547 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:52:02 ID:qGAQnzIO
食後の一休みのために、桜をしばらく眺めて、
それから僕たちは公園を後にした。
可愛い感じのする女の子と二人っきりで歩くのだから、
できればわざと遠回りしたい。
「それで、どこに行くんですか?」
「これ、なんですけど〜。」
女の子が左手で取り出したメモ用紙を見て、僕は驚いた。
浜野寮だった。たぶん、一緒に住むことになるだろう。
「荷物はもう寮に送ってあるんです。でもでも、
住ませてもらうわたしがまだなんです〜。」
「あ、これ、書いてある地図の縮尺が変ですね。」
わざとそう言って、ホコリまみれの記憶を頼りに、
市内を案内してまわった。別の公園まで歩いたり、
並木通りを歩いたりもした。
草木を眺める目つきが優しかったのが印象に残った。

548 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:53:02 ID:qGAQnzIO
そして喫茶店で一休みすることに。
唯さんが両手で髪をかきあげた。
黒髪から、サラサラという音が聞こえるような気がした。
「そういえば、まだ名前を訊いてなかったですね。
僕は、小浜祐(こはま ゆう)です。」
「…!……ゆうくん?」
唯さんの手が一瞬止まる。
「ええ、悠です。」
「……わたしの名前は、唯(ゆい)。唯一の唯の字を書くの。」

549 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:54:05 ID:qGAQnzIO
そこへウェイターが入ってきた。
「おそれいります、ご注文は?」
「注文、唯さんは、何にしますか?おごりますよ。」
「え?あ、じゃぁ、ホットココアを〜。」
「それと、モカジャバを。」
ウェイターが去った後で、唯さんが訊いていた。
「おごってもらっちゃっても、ほんとに、いいの?」
「ええ。さっきの肉まんのお返しに。」
「ありがとう。それと、唯。わたしを呼ぶときは、唯でいいよ。」
「いや、しかし年上相手に呼び捨てだなんて、」
唯さんの方が、学年が上に思えていたから言った。
「でも、そうじゃないかもしれないじゃない。」
「それは、」
どうしてですかと訊きかけたところで、
注文したものが運ばれてきた。
ホットココアをはふはふと冷ましながら飲む仕草からは、
年下なんじゃないかとも思えた。

550 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:55:00 ID:qGAQnzIO
僕は喫茶店で改めて、メモ用紙を見て場所を確認した。
浜野寮だよな。間違いなく。
会計を済ませた後、唯さんを連れて、
地図を思い出しながら浜野寮へと案内した。
到着した時の寮を見上げる唯さんの表情は、
色白の肌を上気させていて、心底安心した様子だった。
インターホンを鳴らすと、伯母さんが出てきた。
「伯母さん、お久しぶりです。」
「久しぶりねー。」
見ると伯母さんは、僕じゃなく、唯さんの方に駆け寄っていた。
どうして?知り合いだったの?

551 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:56:01 ID:qGAQnzIO
「唯ちゃん、元気だった?具合は?って、ちょっと!
祐君、唯ちゃんに何したの!?」
「え?なにって」
「熱あるじゃない!」
「だいじょうぶ。立てる。歩けるから。
……それより、ゆうくんを責めないで。
市内を案内してくれてただけなんだもの。」
「顔色悪いのに!」
「ゆうくんは悪くない!!悪くないわ。」
「…ごめんなさい、唯ちゃん。こんな大声出しちゃって。
祐君、103室の布団をすぐに敷いてあげて。」
「え?は、はい。」
「すぐにっ!」

552 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:57:00 ID:qGAQnzIO
今、唯さんは眠っている。
伯母さん(母の姉)から聞かされた話によると、こうだった。
唯さんは、僕の2つ年上の姉さんだ、と。
病気療養のために2年間休学していて、
この春から高校に復帰するということ。
最後に伯母さんは、僕の母の説明不足を詫びた。
「唯ちゃんの気丈なところは、相変わらずだったわね。
祐君、今日は言いすぎたかしら。ごめんね。」

夕食時、唯さんは出された分を全て食べた。
伯母さんが少なく盛り付けたからだった。

553 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:58:00 ID:qGAQnzIO
夕食後、僕は203室で自分の荷物を整理し始めた。
ちょうど、唯さんの真上の部屋だ。
段ボール箱のうちのひとつを開けると、
入れた覚えの無い物が目に飛び込んできた。
白いハンカチ?レースがついている。両手で広げてみた。
パンツだった。
他の下着類も入っていたが、どれも白ばかりだった。
「ゆうくん、ちょっといいかな〜?」
良くないタイミングなのに唯さんが入ってきた。
その色白の肌が、一瞬さらに白くなる。
口が開かれ息を飲むのが見てとれた。
僕はパンツを、慌てて箱の中にしまう。
箱を閉めるのと、唯さんが口を閉じるのとは、ほぼ同時だった。
色白の肌を赤くして、唯さんは言った。
「興味のある年頃なのはわかるけど、わたしのは見ないでね。」

554 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 19:59:02 ID:qGAQnzIO
「ごめん……なさい。」
「謝らなくてもいいよ。元はといえば、引越し屋さんが
間違えたのが悪かったの〜。ほら、名前が似てるから。」
段ボール箱の外側の名前の欄には、たしかに
「コハマユウ様」と書いてあった。
「ユウ」が女と間違える名前だったことも、まずかったのかも。
僕は唯さんと、お互いの箱を交換して中身を確認した。
「眠そうな顔してますね。」
「そうね〜。いつもは9時に寝てるから〜。」
時計を見ると、21:14と表示されていた。
「と〜こ〜ろ〜どぇ、」
「唯さん?」
目がトロンとしている。
「唯のこと、敬語で呼ぶのって、ないんじゃないかな〜。」
「いや、だってその、」
「明日までに呼び方直さないぃと眠れない〜。
あぁん、ゆうくんが寝かせてくれな〜い〜。」
「そんな、唯さん、」

555 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/04/27(金) 20:00:00 ID:qGAQnzIO
「ゆうくんがちゃんと“ゆい”って呼べなかった
舌ったらずな頃は、もう可愛かったんだからぁ〜。
あの頃みたく呼んで。」
なにかこう、こそばゆい記憶がよみがえってきた。
「唯、姉さん。」
「姉さん、じゃないでしょぅ!」
あー、なんか恥ずかしくなってきた。
「ゆいねえちゃん。」
「もう一声っ。」
「………ゆぃねぇ。」
「もう一度言って!」
「ゆぃねぇ。」
唯さんはため息をひとつ、ついた。
「それでいいのよっ♥♥
今度からは学校でもどこでも唯のことをそう呼んで。」
「学校でもですかっ!?」
「だから、敬語じゃだめって〜。」

――糸冬――

556 :乙です :2007/04/29(日) 02:01:26 ID:sfR5Sb+y
読みました。
まずお題を形にできるって
すごいと思います。
thx。

(感想)
姉弟だと判明する箇所に
もっとウエイトを置くと
より良かったかと。
個人的にはその箇所を
見逃してしまいますた。
全体的に
読みやすかったです。

557 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/02(水) 00:04:14 ID:u/KFQBIL
>>543-555
乙!遂に姉スレにも職人が!

感想は>>556さんと同じかな?
姉弟の絡みはもう少ししつこくても良かったな・程度で。
でも、おいしく頂きました。

558 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/08(火) 02:48:23 ID:OT8X4xcB
うーむ、不評でしたかい。
姉&弟のカラミについて、やはり描写不足の感はいなめない。
拙速な描写だったかとは思う……。反省してまつ。

559 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/09(水) 03:17:23 ID:wKAXOn7t
>>539さんのレスから
3日でこんなに書き上げる事ができるなんてすごい…!
下着マニアじゃないけどゆぃねぇのパンツなら1枚ほしい…w

某173さんのオリジナル創作の投下も待ってますー

560 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/14(月) 20:04:44 ID:f+pLVw3n
では今度は、
祐が唯のことを姉だと自覚していく箇所にポイントを置いての続編でFA?

561 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/15(火) 22:22:01 ID:s0k7P55l
FA!

562 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/16(水) 02:06:46 ID:0yyk7u7v
「FA」ってファイナルアンサーの略でしたか…、
各所でたまに見かけるけど今調べてみて初めて分かりましたw

FA!
楽しみにしております!

563 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/18(金) 03:02:22 ID:1tQIJjUM
>>548
>「ええ、悠です。」
と書いてあるのは正しくは、
>「ええ、祐です。」
と訂正。スマソ。
それと>>216-222の続編が読みたい人は挙手を。
居ないなら、唯&祐のシナリオに注力するということで。

>>539>>541

貴方が書いたものを、できたなら読ませていただきたい。

564 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/19(土) 08:07:41 ID:Od5uVtTP
>>563
じゃあ今度はメイドさんで
おながいしますw

ちなみに>>539です。
ちょい時間をください
orz


565 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/20(日) 22:33:21 ID:akLZumD4
血の繋がらない美人で面倒見のいいお姉さんが欲しいんです><

566 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/22(火) 21:29:47 ID:AfkgG609
>>564

病弱だったゆぃねぇが冥土もといメイドさんを!?
それとも、完全な新作で?
ゆぃねぇの場合、どうにもドジっ娘になりそうなヤカン。

567 :566 :2007/05/23(水) 15:55:27 ID:IwE4z2RK
新作きぼんぬ
姉は何人いてもおk

たくさんの夢を
見せてくだしあ。。

568 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/23(水) 15:57:52 ID:IwE4z2RK
>>564 orz

569 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/24(木) 01:22:42 ID:d0Yjr/ba
>>567

メイドな姉ってーと、
どうしても紗和々(@『怪物皇女』)を連想してしまいそうなヤカン。
・・・‥‥…そこを敢えて貧乳で描写することをここに宣言いたす。
姉,貧乳,メイド・・・・難題っぽい。
それと、暇があれば、ゆぃねぇシリーズも。
暇さえ在れば。

570 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/24(木) 02:25:43 ID:6BKV4Dke
>>564さん
楽しみにしておりますー

>>某173さん
メイドな姉、良いですね!
ゆぃねぇシリーズも待ってますー

571 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/24(木) 13:10:08 ID:f9EVOQOS
>>某173さん
度ツボktkr
期待してます

572 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :2007/05/24(木) 19:53:35 ID:iOZh4bEz
電王の愛理さんみたいな姉さんとか、いいかも……

573 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/27(日) 03:30:41 ID:qgZDLJiL
弟はわ、わたしが守んなきゃ。
お、お姉ちゃんだもん。


とか小動物系姉に言われたい

574 :すばる ◆9l4B6y7T.Q :2007/05/29(火) 03:06:42 ID:k8l7jFtz
>>遊星さん
そう言われると早く投下しなければいけない気がしてきますねw
実際は一回くらいなら投下出来るんですが……ちょっと気に入らない部分がありまして。
もうちょいお待ちくださいませ。

>>92
つ【http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1106310589/522
自分、不器用ですから。
冗談はおいて。
結構前に投下しようと思ってたんでネタはあるんですが、最近自分のサイトが放置気味なのをなんとかしたいんで姉スレの投下は微妙な所です。

575 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/05/29(火) 03:07:24 ID:k8l7jFtz
誤爆orz

576 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 18:59:57 ID:Vs8D7ba1
お待たせいたしました。
まもなく、SS開幕です。

577 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:00:51 ID:Vs8D7ba1
『カオル姉さんと僕』

「むー、困ったゾ。カイ、ちょっと地図見せて。」
助手席で僕が広げた地図を姉さんが覗き込む。
やわらかな髪の匂いが、すぐそばで弾んだ。
「だいたいここが、」
地図と辺りとを見比べる。
「どこなんだっけ?」
姉さんの整った形のいい眉が、ちょっとゆがむ。
そのまま胸の前で腕組みし、脚を組んだ。
パンツルックで、スレンダーな体型にピッタリとしている。
目印になりそうなものは、
さっき見たモニュメントっぽいもの以外に何も無い。
路肩に車を停めて10分も経つのに、他の車は通らない。
住宅地からはずっと離れた所で、
地図に目をやると、この先は山道がずっと続く。
しかも依頼人からファックスで送られてきた地図は、
ちょっと下手だった。
今度の屋敷は、どこなんだろ?

578 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:01:45 ID:Vs8D7ba1
僕は生まれた頃からずっと姉さんと一緒だった。
幼いころに死んだ両親の記憶はあまり無く、
いつもどこかの屋敷で姉さんと一緒に仕事してきた。
屋敷から屋敷へ。旅から旅へ。
つい先月、姉さんはその家の電子レンジを壊して、
それでもうダメになってしまったところだ。
今度の屋敷は、どんなところなんだろ?
タンブラーに入った紅茶を一口飲んだ。
姉さんが淹れた紅茶は、いつも通りうまい。
「地図見るときは、まず北を、北…北…北…」
「北そっち。」
「あっ!」
そんな驚かなくても。
あーあ、これでどうして車の免許が取れたのか、わかんね。
カオル姉さんは、何かと“ものの形”には苦手だから。
ちなみに、この車にカーナビなんて物は載せていない。
「おっかしーわねー、地図だとこの辺りなんだけど。」
言いながらタンブラーに手を伸ばす。

579 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:02:30 ID:Vs8D7ba1
「本当だよな。この地図の書き方が間違ってたりして。
姉さんみたいに。」
げふげふんっ。
「紅茶、吹きそうになったじゃないのよっ!!」
「車内でそんな大声を出さなくても良いではありませんか。」
窓の外から人が話しかけてきた。姉さんと同い年くらいの女性だ。
いや、もう少し年上か?上品そうな黒髪をしている。
それにエプロンは無いけど、メイド服を着てる。
姉さんは振り上げた手を引っ込めた。
「しっ、失礼しました。
あーところで、宮間(みやま)さんのお屋敷というのは
ご存知ですか?」
「こちらです。」
「は?」
「この山、当家、宮間家の敷地となっております。
わたくし、こちらでメイドをさせていただいている、
河野イオリと申します。
お待ちしていましたよ。
新しいメイドの川上カオルさんと、弟で執事のカイさん。」
イオリさんはウインクをした。絵になる仕草で。

580 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:04:58 ID:Vs8D7ba1
30分後、屋敷に着いた僕達は、
イオリさんに案内されながら説明を受けていた。
この宮間家は代々、工業デザイン等で財を成してきた後、
2代前の代表が自然保護を目的に山ごと土地を買って、
今に至るそうだ。
来る途中にあったモニュメントは、先代が作った門だった。
あれは、門には見えないよ。
「前衛的ですね。」とは言っておいたけど、
褒め言葉としてとってもらえたかな。
屋敷内は絵や彫刻もあったが、何か古い機械類も多い。
僕の目の前には旧式のオーブントースターが有る。
「なーに楽しそうに見てるのよ?」
支給された執事服に着替えてから厨房で待っていると、
姉さんが声をかけてきた。メイド服に着替えて。
この家のメイド服は、青紫色がメインのものだ。
スカートの裾は床から25センチくらいの長さ。
少し膨らみがあって、きれいなシルエットだ。
今度はエプロンを着けてきている。白くてフリルのあるものだ。
頭上では、天然の栗毛に白いカチューシャがマッチしていた。
胸元には赤いリボン。林檎を連想させるような色だ。

581 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:05:59 ID:Vs8D7ba1
「カイ、珍しい機械を見るといつもこうなんですよ。」
姉さんがイオリさんに言う。そのイオリさんも同じ服装だ。
胸元を見る。同じ色のリボンがある。エプロンも。
その服の下は…イオリさんの方が大きいなあ。
今まで色々なところで少し年上の女性を何人も見てきたけど、
姉さんより胸の小さい人は見たことがなかった。
「むー」
あっ!これから先輩になるイオリさんを前に、
ナニを失礼なことを考えてたのだろう。姉さんの視線がイタい。
二人ともちょっと赤面していたが、
沈黙を破ったのはイオリさんだった。
「当家では、つい先月ですね先代が亡くなられたのです。」
凛とした声に、姉さんの目つきも変わる。仕事モードに。
「急遽就いた当代・宮間マキト様は多忙でして、
今は午後3時すぎですけど、
今日もいつ帰宅されるか、わかりかねます。
ここで求人を出したのは、当家での生活の変化に伴って、
マキト様が要望を出したからなのです。
カオルさん、カイさん、当家に仕える者として、
今日からさっそく振舞っていただきます。」

582 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:06:58 ID:Vs8D7ba1
イオリさんから腕試しとして申し付けられたのは、
屋敷内の掃除だった。寝室を2部屋。
1時間余りかけて寝室を一部屋整えたところで、
イオリさんは合格として別の部屋の掃除に行ってしまった。
今はもう一部屋を、姉さんと2人で掃除しているところだ。
掃除は上から下に。天蓋のあるベッドの上を僕は掃除していた。
「この部屋、誰が使うのかな?」
姉さんが寝具を運んだりしながら訊いてきた。
「誰だろうね?家系の説明もあんまりされてないし。」
「さっきの部屋には、家族の写真も無かったわね。」
「当家での生活の変化に伴ってって、どういうことだ?」
「当主のマキト様って、むー、想像できなーい。」

583 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:07:59 ID:Vs8D7ba1
かぽーん、なんて音はしないけど、音がよく響くわね。
わたしは久々に使うっていう大浴場の掃除を任された。
これまでは小さくて省エネな個人浴室だけを使ってたとか。
カイはイオリさんから、家電製品の扱いをレクチャーされてる。
機械類の扱いは苦手だけど、料理と掃除は自信あるから。
久々に使うだなんて、やりがいがあるじゃないのっ。

天井に近いあたりの掃除はできた。
カビがひどかったけど、わたしの腕にかかれば何て事ない。
後は、壁と床やって排水溝やって。
壁と床の直角になってる部分って汚れがたまり易いから
念入りにやらないと。
あ、どうしよう?しゃがむとスカートの裾が床に着いちゃう。

今は浴室の床を、よく見ながら念入りに掃除してる。
メイド服を脱いで(ちゃんとたたんで)バスタオルを巻いて
その上からエプロンとカチューシャ着けて、しゃがんだり、
床に膝をついたりしながら掃除してる。洗剤の匂いは慣れてる。
ん?何か棒みたいなのにモップの柄が引っかかったような。
気のせいかな。

よし。排水溝まで綺麗にできた。見違えるようだわ!
あ、でもあの大きいの、タンクかな?何か分からないけど
メーターや管が何本も出てるの、忘れてた。
バケツをまた用意して、雑巾がけだけでもしておこう。

584 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:08:59 ID:Vs8D7ba1
僕は屋敷内のことについて、イオリさんからの話を聞いていた。
配電室から出て、災害時の話もしたり。
そのついでで、厨房の隣で雑談までした。
「はい。姉さん、爆発させたんですよ。電子レンジを。」
「それは、あまりにもあんまりねー。」
イオリさんって意外と、明るい笑顔してるなー。
その時、ちょっとした地鳴りのような音が聞こえた。
「あ、失礼、今のは何の音でしょうかね?」
イオリさんに訊かれてもわからなかった。
僕は黙って、音を聞いていた。大きくなってきているような。
とりあえず、その音のしている方へ行ってみることにした。
イヤな予感がする。
行った先は、大浴場と書いてあった。その扉の隙間から、
蒸気、いや熱気そのものというくらい熱いのが漏れている。
2人して、思わず顔をしかめる。
でも僕は迷わず扉を開けた。

585 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:09:59 ID:Vs8D7ba1
脱衣所だった。
その奥が大浴場になっているようだったが、
開いたままの扉の向こうは真っ白で、何も見えなかった。
足元には、メイド服が脱いで置いてある。姉さんのか。
まず蒸気をなんとかするために、窓を開けた。
次に扉を開閉して、換気する。
イオリさんが換気扇を使おうとしたその手を止める。
もしも可燃性ガスだったらの事を想像して。
視界が晴れたところで、僕は空気を吸って大浴場に飛び込んだ。
中には、やっぱりだ。姉さんが倒れてた。
外へ運び出すと何かしゃべってた。
発音がはっきりしてきたところで、よく訊いてみた。
「カイ、あのね、奥の機械を拭いてたら蒸気が出てきて、
それを止めようとしてレバーを引いたら、」
「レバーは、右?左?」
「右だったような。そうしたら、もっと、もっと蒸気が出て、
どうすれば止まるのかわからなくなって、
気がついたら…カイが来て」
「ボイラーは、あの機械は?まだ止めてないの?」
「そ、そのまま、だとおも…ふ」
あ、ダメだ。
気絶した姉さんのカチューシャを直し、
僕はまた、大浴場に入っていった。

586 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 19:10:59 ID:Vs8D7ba1
暑い。蒸気でまた視界が悪くなってる。
大浴場って、どんなに広いんだ?息苦しい。
あ、あれか!ボイラーは。
と思ったら、転んだ。足元に有ったのはバケツだ。
滑って顔面を打ち付けて星が飛び散る。
ひょっとして、死ぬ?痛い。鼻血が出てきた。
今までの事が、思い浮かぶ。姉さんの手料理の味とか、
屋敷のこととか。
今まで何度も、姉さんが壊した機械類を僕が修理してきた。
電化製品も。無茶な運転をした後の車も。
だからいつの間にか、機械類の扱いが上手くなったんだ。
このボイラーは?
もう少し、あと少しで手が届くのに……
あのレバー…左に…右じゃなくて……姉さん………。

587 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 20:40:59 ID:Vs8D7ba1
気がつくと、目の前が白かった。
やわらかい。
でもまるで、芝生のような薄さ。
天国の雲?あれなんか地面のようになっているし。
天国?死んだ?
「……カ…イ…。カイ。」
じゃないよな。姉さんの声が聞こえる。
姉さんは気絶してただけで、死んでるわけがない。
ということは、僕も生きてるってことか?
「カイさん、」
イオリさんの声が聞こえる。
「カイ…ごめん。」
姉さんの声が聞こえる。
自分の体が、タオルに包まれてるのがわかった。ここは?
「ここは?」
「ああ!カイが気がついた!」
傍で姉さんの声が聞こえた。

588 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 20:43:27 ID:Vs8D7ba1
「なんだこの有様はぁッ!?」
突然、耳慣れない声が聞こえてきた。
「申し訳ありません、イオリ様。新人に任せてしまったばかりに」
「新人?フン、そうか。彼女がカオルくんか。
……予想以上にタイプだな。」
「あ、あなたは?」
「私は宮間家当代、宮間マキトである。よろしく、メイドくん。
……いや、カオルくん。それにしても、
貧乳に抱かれて鼻血を流し続ける弟という画は、ユニークだな。
カイくん。しかも裸エプロンに。」
「説明が遅くなって失礼しました。」
イオリさんの声が聞こえる。
「マキト様はカオルさんと同じ18歳です。先代の急逝にあたり
ダルムシュタット大留学をキャンセルして帰国なされたのです。」
「カオルくん、」
「は、はい。」
「この2人の処遇だが、」
初日にさっそく解雇されるのか?
姉さんの胸に抱かれながら、そんな事を考えた。
「即刻解雇」
「でしょうね。」
「と、したいところだが、あのボイラーを弁償できるまで
雇うこととしないか?見れば、他の部屋に限っては
今までにないくらい綺麗に、それこそ
美しいまでに清掃できているではないか。よろしいか?」
「マキト様がそうおっしゃるのであれば。」
「よし、後片付けと夕食をたのむぞ。」
誰かさんが話してる間も、姉さんの胸に抱かれたままの僕は
鼻血が止まらなかった。


589 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/05/31(木) 20:45:00 ID:Vs8D7ba1

後になって見たマキトという人は、ちょっとした伊達男だった。
その顔が、姉さんを見るたびにほころぶ。
また、僕の顔を見るたびに大きくゆがむ。
その様子にイオリさんは口を挟まない。
ここで住み込みで仕事していくのは、
今後どうなっちゃうのだろう?
でも、姉さんに抱かれた感触を思い出す。
姉さんと一緒なら、どこでも、どうなってもいいや。
「カーイー!夕食できたよーっ!」

――糸冬――

590 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/03(日) 02:40:13 ID:RPvGOGCn
メイド姉GJ!
カオルさんもGJなんですが
個人的にはイオリさんの方が気に入ってしまった…

591 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/03(日) 21:29:38 ID:ItJBj8mH
メイド喫茶でくるとばかり
予想してたので
意表をつかれますた。

楽しませてもらいましたお

続編キボンヌ

592 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/08(金) 20:03:14 ID:TwsSTWWo
    |┃三,.、   ,r 、
    |┃ ,! ヽ ,:'  ゙;
    |┃. !  ゙, |   }  ガラッ
    |┃≡゙;  i_i  ,/
    |┃. ,r'     `ヽ、    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃.i"       ゙;  < 姉ネタと聞いちゃあ黙ってられねぇ!
    |┃:!. ・     ・ ,!   \____________
    | (ゝゝ.   x  _,::''
______|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
    |┃  |      r';
    |┃  ゙';:r--;--:、‐'
    |┃≡ ゙---'゙'--゙'



593 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/09(土) 02:55:54 ID:N3OYWRBr
>>某173氏
gj!

>>590
ナカーマ

594 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/06/10(日) 15:47:40 ID:5C3uOSbz
>>590

ああ、やっぱりイオリさんに流れた人もいたか。
で、具体的にはどこらへんが気に入った?

>>591

ちなみに、これを書く数日前には、クラシックのコンサートに行ったり、
メイドカフェに行ったりしてきた。
ttp://www.mia-cafe.com/

さて次はゆぃねぇかカオル姉さんかどちらかで。
それも、なるべく短めに。

ちなみに、姉の名前を「楓」にすると、
某所に投稿した主人公の先輩と被ってしまうので使わないつもり。
読みたい人、居る?

595 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:00:15 ID:N2y5u893
何かとやかましい電車内。
普段座れることなんて滅多に無いから、居眠りなんてもってのほかだったのだが
……今日はついているようだ。
一週間を戦い抜いたこの体と心には、この硬い椅子ですら天国の心地。
ものの数分で夢の中。
そんな居眠りの時間の中、俺は昔の夢を見た。
どこなのか分からない場所に俺と彼女の二人。
夢の中の彼女はいつも笑っていて、俺はいつも気まずそうに不貞腐れていて。
その笑顔が眩しくて、優しくて……。
こんな風な毎日を過ごしていたあの頃は本当に幸せだったと今になって思うのだ。
しかしまぁ、こんなものを見るのは最近は少なくなってきたのだが……。

「欲求不満……かぁ?」
駅の階段をゆっくり上りながら、小さく洩らした。
大丈夫。右のオッサンにも、左の女子高生にも聞こえてないはず。
寝起きの体はいやに重く、階段を上るのも必死だ。
必死なら必死で、何も考えなきゃ良いのに、
(……あの人は、今どこで何してんのかな……)
そう考えかけた俺の頭は、なんとも弱いことで。
「はぁ……」
非常に重いため息が俺から離れる。
そのお陰で俺の体は幾分軽く……なんてことは当然無く、
むしろ重くなった気さえする体を引き摺って我が家へ向かう。
「ただいま……」
鍵を開け、静かにドアを開ける。
誰もいない家の中はいつもどおりシンと静まっていて、落ち着いたというか寂しいというか。
いや、今日に限ってはそのどちらでもない。
なぜなら……

596 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:00:57 ID:N2y5u893
「おかえり、まこちゃん」
「ただいま、姉ちゃん」
「コーヒー淹れたの。まこちゃんも飲む?」
「暑いからいい。麦茶にするよ」
そろそろ違和感に気付くべきだった。
いや、その前に違和感さんから何か一言あるべきだろう。
しかし、俺がいつまで待っても、その一言は出てきそうに無いので、仕方なく俺が。
「って……姉ちゃんっ!?なんでここに!?」
「まこちゃん……一応、私の家なんだけど」
「いや、そうじゃなくて……学校は?」
「土日は休みよ?」
「それは知ってるから……」
悪気も無く屁理屈を言ってくる姉が怖い。
俺はため息をついた後、
「土日使って、里帰りって解釈でいい?」
「うん。それにしても、まこちゃん……」
「ん?」
「少しせっかちさんになったんじゃない?」
「……そうかね?」
「なんだか寂しいな」
小さく呟いて、カップを口に運ぶ姉ちゃん。
(……ホントに姉ちゃんが……)
この動揺を悟られぬよう、慌てて自分の部屋に逃げ込んだ俺。
まだ休みすら始まっていないというのに。
───────────────────────

597 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:01:39 ID:N2y5u893
姉ちゃんは去年から、大学に通うために一人暮らし。
そこまで遠いわけではないが、そうちょくちょく帰ってこれるほどの距離でもない。
実際、姉ちゃんの顔を見るのは久しぶりなのだが……
「……あの不意打ちはキツいな……」
正直なところ、俺は出合った瞬間から姉ちゃんに惚れている。
それは今でも相変わらずだ。
だが、肝心の姉ちゃんがあんななワケで……諦める覚悟が出来始めた今日この頃。
「さてと……」
自分の置かれた立場を再確認し、ゆっくりと立ち上がる。
このまま姉ちゃんのいる下におりていこうと思ったのだが……
コンコン
ノックの音。
「まこちゃん?」
姉ちゃんの声がドアの向こうから。
「入っても良いかしら?」
ぐるりと周りを見回す。
……さすがに、ちょっと入れられないな。
「何?」
最低限開いたドアから顔だけ出して、姉ちゃんの顔を見る。
「まこちゃんがなかなか降りてこないから、お茶、持ってきたの」
「あ……ありがと、姉ちゃん。っていっても今行くトコだったんだけど」
「あ、そうなの?」
姉ちゃんの顔が急に輝く。
「ケーキ買ってきたんだけど、よかったら食べない?」
「んー、じゃあ食べようかな」
「良かった。これでまこちゃんがコーヒー飲んでくれるね」
嬉しそうに微笑む姉ちゃんは、そりゃもう反則的に可愛くて。
「でも、まこちゃん?」
幸せに浸る俺に姉ちゃんの一言。
「お部屋は、ちゃんと掃除しなくちゃダメよ?」
……バレてたか。
───────────────────────

598 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:02:20 ID:N2y5u893
「ふーん、まこちゃんも私と同じ大学受けるんだ」
ケーキを一切れ口に運びながら、終始笑顔の姉ちゃん。
「まだどうなるか分かんないけどね。一応そのつもり」
「そっか、もっと良いとこに行くんだ」
……逆だよ。
「まぁ……姉ちゃんより出来が悪いんじゃ格好悪いからね」
「あはは、あんまり頑張ってもらうと私の立場が無くなっちゃうね」
冗談めかして笑う姉ちゃん。
……でも、そうだよな。
姉ちゃんのこと諦めるって決めたんだから、別に無理して姉ちゃんと同じ大学に行くこともないし。
「そっか。じゃあ、まこちゃんは頑張ってやってるんだ」
「うん、順調といえば順調かな」
「そっか……そうなのかぁ」
考えるように少し俯く姉ちゃん。
「どうしたの?」
「それよりも、まこちゃん。まこちゃんには彼女さんはいないの?」
「は!?」
「ほらほら、恥ずかしがらなくてもいいからお姉ちゃんに教えて」
「……」
これは……。
好きな女の子に『彼女いるの?』と聞かれる→俺に気があるかも!
姉に『彼女いるの?』と聞かれる→心配されてる?
では、好きな女の子が姉だった場合……。
「脈無しだろ、普通に考えりゃ……」
「え?今なんていったの?」
「ん?えっと……」
この質問、どう転んでも結果同じだな、きっと……

599 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:03:03 ID:N2y5u893
「彼女なんていない。って」
「そうなんだ……ゴメンね、変な話して」
「いや、別に良いけど……」
「ねぇ、まこちゃん。辛いなら、お姉ちゃんが相談に乗るよ?」
「は?」
「あ、別に前の彼女さんのこと気にしてないなら良いの。
 でも、まこちゃんの顔色があんまりよくないから……まだ諦めきれないのかなって」
「……諦めきれない……か」
「やっぱりそうなんだ。私もね、まこちゃんの気持ち分かるよ」
「姉ちゃんも?」
「うん……私も」
こんな寂しそうな姉ちゃんの顔、俺は初めて見たかもしれない。
それぐらい姉ちゃんの目はどこか遠くを見ていて。
正直、それを見るのが辛い。
「でも、大丈夫だよ。自分は自分のやり方で何とかするから」
「そっか……強いんだ、まこちゃんは」
「だったらいいんだけどね」
そう笑って見せると、姉ちゃんの顔に優しい笑顔が戻る。
「それよりもさ、このケーキ美味しいよね。何処で買ったの?」
「あ、コレ?美味しいでしょー?向こうのお家の近くで買ったんだ」
「へー、そうなんだ。それに、姉ちゃんのコーヒーも美味しいよ」
「ふふ、ありがと。まこちゃん」
いたって普通の姉弟の会話……
一皮向けば繋がりの無い他人同士だというのに。
───────────────────────

600 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:03:44 ID:N2y5u893
人間の意志の強さなんてこんなものか。
それとも俺が特異的に弱いだけか。
……どっちにしろ、あまり好ましくない状況なのは確かだ。
さっきより、ちょっとは片付けられた俺の部屋。
十二分に満たされた胃袋を重く感じながらも、嫌な感じがしないのはこれも愛の力ですか。
「……ダメじゃん」
ダメなんだよなぁ……。
姉ちゃんのことを諦める。
案ずるは易し、行うは難し……『ココロ』が絡む分余計に厄介だ。
でも、姉ちゃんのことでこんなに悩むのは初めてな気がする。
「あー、もう分からん!!寝る!!」
一週間酷使されてきた頭はもうすでに限界だったようだ。
そのまま泥のように眠る俺。
それに知恵熱が加われば、朝には立派な焼き物に……なるわけない。
それはともかく。俺もそんなに寝付きがいい方ではない。
しばらく睡眠と覚醒の中間地点を彷徨う。
そんな時だ。
ガチャリ
ドアがゆっくり開く音を、鈍くなっている感覚器官が捕らえた。
目が開かない、体も動かない。
かろうじて働いている耳と脳で、状況をなんとなく読み取ろうと努力する。
「まこちゃん……寝ちゃった?」
姉ちゃんには悪いが、起きれそうも無い。
そのまま沈黙が流れる。
「はぁ……」
姉ちゃんのため息……
心なしか色っぽいそのため息に、ドキッとする。
「ゴメン……ね……」
ゴメン?
姉ちゃんの謝罪の意味を考える間もなく、上半身と唇に流れてくる姉ちゃんの体温。

601 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:04:25 ID:N2y5u893
え……?
「……まこちゃん……」
俺の体の血液が一気に流れ始めた。
次第に頭も覚醒に向かう。
もはや感情を理解する間もない。
心の向くままに跳ね起きる。
「まこちゃん……」
姉ちゃんは驚いた様子で、小さく俺の名を呼んだ。
「……やっぱり起きてたんだ……なんだか、そんな気がしたのよね、あはは……」
「姉ちゃん……あの……」
「ゴメンね……」
振り返り、出て行こうとする姉ちゃん
その手を咄嗟に掴んで。
「待って!!」
向こうを向いたまま俯いている姉ちゃん。
「姉ちゃんのこと、好きだから!!」
「……」
「姉ちゃんは俺のこと興味ないと思ってたから……言えなかったけど
 優しいトコとか、笑顔とか、一緒にいると温かいところとか、全部好きだから!!」
「……まこちゃん」
姉ちゃんの声。
それは、さっきまでの暗く重い物とは打って変わって。
「おバカさんなんだから」
笑顔で振り向く姉ちゃん。でも、その瞳には涙が浮かんでいるように見える。

602 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:05:06 ID:N2y5u893
「……へ?」
「それぐらい……私だって知ってたよ」
「嘘……?」
「嘘じゃないよ。だって、好きな人のこと、何でも知っておきたいじゃない?」
「……え?」
「根拠は無いけど、私の思いが通じたのかな、って思ってたんだけど……」
恥ずかしそうに俯いて見せた。
「姉ちゃん……」
「あともう一つ……実は、初めてじゃないの」
「……っ!?」
色々出てくる真実。
もう……いちいち自分がどう感じているかも分からない。
ただ一つ、いえることは……
「多分、私はまこちゃんが思ってるような人じゃないと思うの」
確かにね……。
「それでも……まこちゃんは私が好きだって言ってくれるなら……私をまこちゃんの恋人にしてください」
「ここまで言って、断わると思う?」
ちょっとムッとした表情の姉ちゃん。
はいはい、言います言います……
「俺も姉ちゃんのこと好きだよ。だから、もっといろいろな姉ちゃんを見せて欲しいな」
「うん」
涙目で微笑む姉ちゃん。この顔も素敵だ。
触れたくても触れられなかった姉ちゃんが俺の胸の中。
一応、俺の初恋は見事実ったといっても過言じゃないのではないだろうか。
───────────────────────

603 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:05:48 ID:N2y5u893
「送らなくて大丈夫?」
「うん、平気。それにしても何だかあっという間なのね、二日間って」
「今までの分を取り戻す!って、二日間色んなとこに行ったしね」
お陰で財布が……とは言うまい。
「帰っちゃうんだ……」
「仕方ないよ。でも……もう家を出る必要も無いんだけど」
「え?」
「お、怒らないでね?私もね。まこちゃんのこと忘れるつもりだったの……無理だったけど」
「そうなんだ」
「……それもこれも、まこちゃんが勇気がないからなのよ!」
人差し指を俺の鼻先に立てる姉ちゃんに、思わず謝ってしまう俺。
「う……ゴメン」
「なんてね。両想いだって知ってたのに、言えなかった私も悪いんだよね」
「いいよ、責任押し付けあってもしょうがない」
「そうだね」
にこりと笑う姉ちゃんの顔。
俺はきっとこの笑顔に勝ち目は無いんだろう。
「ねぇ、まこちゃん。一つだけ、お願い聞いてくれない?」
「うん、いいよ。何?」
「私ね、向こうでも頑張るから……頑張るから……『頑張ってね』のキスを……」
「ここで?」
周りに人はいないが、一応公衆の場所。
あまりそんなことをするべきではないのだけど、
「ここで。ダメ?」
負けました……。
「……ちょっとだけだからね」
「うん」
言われたとおり、『頑張ってね』の口付け。

604 :妹スレ前座専門 ◆isG/JvRidQ :2007/06/10(日) 21:06:37 ID:N2y5u893
「ふふ、ありがとう。まこちゃん」
「いえいえ……」
もう気の毒なほど真っ赤な顔の姉ちゃん。と俺。
「次は私かな」
「え……?」
今度は姉ちゃんから俺に。
「……ふぅ。ご馳走様」
満足そうに吐息を漏らす姉ちゃん。
「まこちゃんも、勉強頑張ってね?受かったら、二人で暮らそう?」
「……うん、頑張ります。それまで待っててください」
「うん。じゃね」
手を振って去っていく姉ちゃん。
その後姿から目が離せない俺。
何だかいつもよりも眩しくて、赤い夕焼けだった。
───────────────────────

言っておきますが俺は最初から最後までクライマックスなんてありません。
……まぁ、その……書いてみただけっつーか……。
まさにアウェイの洗礼ってヤツです。まぁ、向こうもホームではないのですが。
とにかく、調子に乗ってすいませんでした。

もう一本、缶ビール片手に書いたようないつもの問題作があるんですが……
まぁ、そちらは今後の状況しだいってことで。

605 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/13(水) 14:40:46 ID:yXLt+Q1A


主人公の姉にありがちなこと
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1180161659/l50

606 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/06/14(木) 01:22:26 ID:HZSqU4kx
>>595-604

乙カレー。
>好きな女の子に『彼女いるの?』と聞かれる→俺に気があるかも!
>姉に『彼女いるの?』と聞かれる→心配されてる?
>では、好きな女の子が姉だった場合……。

ここらへんがイイ!感じだった。
それと、くちづけがどことなく、静かで情熱的なような。

>缶ビール片手に書いたようないつもの問題作があるんですが……

気になるぞ。

607 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/14(木) 13:19:48 ID:HZSqU4kx
職人が増えて面白くなってキタ

608 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/15(金) 21:50:12 ID:1ynaU3AO
パッション溢れる力作
グッジョブ。

609 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/19(火) 01:35:41 ID:EwUN3B1l
>>539のネタってどうなってるの?
むしろそっち期待してるのに

610 :539 :2007/06/22(金) 11:49:13 ID:a4A3Tc2k
>>609
遅レスすまそ

第二話まで出来たんだが
テキスト量が膨らんで
直接うpは困難な状況。

まとめてどこかに
うpするしかない
そういう状態です。


611 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/06/29(金) 22:12:25 ID:GekVtdw1
どういうペースで書いているのだろう?

612 :610 :2007/07/02(月) 00:51:05 ID:si5ExrgV
>>611
生活の合間を縫って
ちょこちょこ書いてます。

無駄に行数が膨らむ
書き方をしているんで
うp困難はそのためです。

一部うpさせてくだしあ
こんな感じです。↓

613 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 00:53:22 ID:si5ExrgV

「…ねぇ、結さん」

「なに?」

「その魔法使いは
なんでそんな魔法を
かけていったのかなぁ?」

「…それはね?」


「私にとって
とても大切なことだから」

「大切?」

「そうよ」

「…魔法使いって
とってもずる賢いからさ」

「どうでもいい物になんて
何の関心も持たないのね」

「それじゃあ誰も
自分が期待しているような
反応を示してくれない
…だからさ?」


614 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 00:55:29 ID:si5ExrgV

「人の大切にしてるものを
奪っていくものなのよ」

「…その魔法使いはね?
私が5歳になった年の
ある朝に現れたわ」

「…?」

「それでね?
私に…私たちに
魔法をかけていったの」

「それはそれは
ひどい魔法だと思うわ
…だって、そうでしょ?」

「…実の姉弟が
そう思いあえないなんて」

「結さん、それって…」
結さんが話を続ける。


「あなたは私のこと
全然覚えてないでしょ?」


615 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 00:57:17 ID:si5ExrgV
僕は頷く


「当然だよね…
だってあなたは当時
言葉も話せない
幼児だったもの」

「でも、私はね?
あなたのこと、なんとなく
覚えているのよ」


「んーん…
なんとなくじゃない
…それどころか」

「私がここを離れてから
あなたの記憶は
どんどん膨らんでいった」

「…だからね?」


「もう会えなかったかも
知れないのにさ?」

「あなたはずっと私の中で
弟のままだったよ?…」


616 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:08:47 ID:si5ExrgV

(あっ…)

→弟を包み込むように
抱擁する結


「…なのにさぁ?」

(結さん…)

結さんの華奢な両腕に
力がこもる。

温かな体温と
柔い香水の香り。


「結さん、恥ずかしいよ」

「…。」

さらにぎゅっと
抱き寄せられる。

…綺麗なお姉さん
第一印象、そう思った。


617 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:09:47 ID:si5ExrgV

(あっ…)

→弟を包み込むように
抱擁する結


「…なのにさぁ?」

(結さん…)

結さんの華奢な両腕に
力がこもる。

温かな体温と
柔い香水の香り。


「結さん、恥ずかしいよ」

「…。」

さらにぎゅっと
抱き寄せられる。

…綺麗なお姉さん
第一印象、そう思った。


618 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:10:51 ID:si5ExrgV
実の姉だと聞かされて
ビックリして…
でも実感はなかった。

もし仮に
抱きつかれるようなことが
あったとすれば。

僕はきっと緊張のあまり
気絶でもしかねない

…はずだった。

なのに
胸の中が
暖かくなってく。

僕の中の冷たいものが
ゆっくりと溶けていって

言葉になって
溢れた。


「…ねぇ、姉さん…」


619 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:12:45 ID:si5ExrgV

「!!」

「はは…
なんだか言い慣れないや」

「弟くん…」


「…ふふっ、そうなの?」

「うん」

「…ねぇ、姉さん?」

「なぁに?」

「魔法、解けた?」

「…ん」

「ありがとう…嬉しいよ」

「魔法使いの奴
きっと悔しがってるね」

「ふふっ…そうね」


「ねぇ、姉さん…」


620 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:18:11 ID:si5ExrgV
暗転


「…もう少しこのままで
いてもいいかなぁ?」

「…いいよ?」

「よかった」

・・・


「…ちょ、ね、姉さん?」

結さんが僕の肩越しで
泣き出してしまい慌てた。

心地よい抱擁は
あえなく中断…でも
今度は嬉し泣きだって。

今度は僕が
結さんを抱き寄せる。

結さんの背をさすりながら
『姉さん』という呼び名
これみよがしに連呼した。


621 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:20:35 ID:si5ExrgV
やがて結さんが泣き止み
僕らは家路に着く
何も話さずに…
でも気まずくなんかない。

→空を見上げる
夜空にはいつの間にか
星が瞬いている。

…魔法使いが
僕らから奪っていったのは
過ぎ去った時間。

そしてそれは
もう戻ってこないから

僕らはこれからを
大切にしなきゃいけない。

…ひょっとしたら結さんも
ちょうど同じことを
思っていたのかも。

→二人のバックシルエット

だから僕らは
どちらからともなく

残りの道のりを
手を繋いで帰った。


622 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/02(月) 01:48:11 ID:si5ExrgV
↑一部重複orz

第二話最後の部分ですた。

これでA4用紙6枚半分…

プロローグ31枚
第一話62枚
第二話39枚ときて
第三話を書き始めてます。

魔法使いがなんたらとか
意味不明ですまそ。


623 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/04(水) 01:14:03 ID:qVcVW8Kq
>>某173さん
イオリさんのウインクを想像してみて、
それがかなり効きました!

あと
イオリさんの方が気に入ってしまった理由の一つで
(全くをもって個人的な理由なんですが…)
お姉さんの「カオル」という名前をはじめに見て、
真っ先に頭に浮かんでしまった顔が
「岸和田少年愚連隊のカオルちゃん」の顔で、
あの顔がずっと頭から離れてくれず…w
イオリさんの方が頭の中でイメージ化できていたので
素直に入り込めて気に入ってしまいました…

では次はゆぃねぇの方で!
某所に投稿された作品の方もまたぜひ!

>>妹スレ作家さん
GJです!
「初めてじゃないの」というセリフに微妙にショック…
いや意味はいろいろあると思いますけど…w

缶ビール片手に書いたいつもの方も宜しくお願いします!

>>610さん
GJです!
プロローグと一話、二話、三話、気になる…
完成したら投下を!待ってます!

624 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/04(水) 21:17:06 ID:Cm/a2K2H
>>622
確かに一気に投下すると凄い事になりそう……
ちょうど使ってないレン鯖あるし、代わりに私がうpしましょうか?
って妹スレのすばるの中の人が言ってました

625 :622 :2007/07/07(土) 20:28:17 ID:HToqE356
>>623
>>624
ありがとう

うpの件ですが
話毎に小出しするよりも
完結してから動向
決めたいと思うます。

すばる氏すまそ
&思いやりに感謝。

妹スレ覗いてみますた。

あの展開は
かなりウラヤマス。

これからも妹スレ
盛り上げてくださいね
それともし可能ならば…

姉 も
書 い て く だ し あ w

626 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/12(木) 01:02:47 ID:Pky9hqgB

「っさぃわねぇ〜もう…」


627 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/15(日) 00:15:19 ID:0FUyYvoM

「好きよ?当然じゃない」

628 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/16(月) 05:05:56 ID:ySag7mxL

「貴方の赤ちゃんが産みたいわ。」

629 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/16(月) 20:16:46 ID:eBQI7ii2

「好きになっちゃって
ごめんね…さよなら」

630 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/17(火) 23:32:17 ID:wKvsmxPu

「何これ…かわいいっ!」

631 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/24(火) 23:22:52 ID:Q//JpcIF

「お前みたいなバカ野郎が
弟だなんて最低だっっ!」

632 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/30(月) 21:51:50 ID:8AW7PenM
姉「お姉ちゃんがしてあげようと思ってたのに〜」

633 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/30(月) 22:13:05 ID:aqGCZMDJ
姉「たうー」「れぅ〜♪」「このクソガキ」「リリカ・フェルフネローる」etc

634 :試作 :2007/07/30(月) 23:56:08 ID:tClcER75

「じゃあねぇ〜…うん
もしも、もしもの話ね?」

「あんた、あたしとなら
付き合えると思う?」

「…なによ?だから
もしもの話だって!」

「で、どうなのよ?」

・・・


「…そっかそっか
じゃあ全然余裕だよぉ!」

「だってあのコ
あたしなんかより
全然可愛いし
それに性格だって…」

「…なによ?その顔…」

「…いやだからもしも!
もしもの話だっ」

「って…」

「…えぇ〜??」

635 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/07/31(火) 09:45:14 ID:QhanINEM
気になるぞ!

636 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/01(水) 22:50:04 ID:iio9OUTX
>>634続きキボンヌ

637 :634 :2007/08/02(木) 00:13:47 ID:yeeLJJ+M
すまそ
続き、なにを書いても
蛇足になると思うんで…
勘弁してくらはい orz

(蛇足で意味、合ってますよね?)

638 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/05(日) 22:23:43 ID:3AtmPojZ

「あんた、まーったく
変わんないわねぇ〜♪」

帰省シーズンですね。

639 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/10(金) 21:47:44 ID:Ra5py3P7

「ぅあッ!!?」

640 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/14(火) 22:36:45 ID:1MMlJ3p0

「わがままだね」

641 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/23(木) 01:23:19 ID:igfl5ZxG

「ごはん食べに行こーよ
奢ったげるからさ」

642 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/23(木) 17:33:13 ID:ngljoQQb

「お小遣いあげるからさぁ〜
週末付き合ってよ」

643 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/25(土) 03:06:52 ID:8M4Okyd0

「かんぱぁ〜いっ♪」

644 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/08/28(火) 23:36:22 ID:hxzbJ6l/

「まぁーたあたしの本棚
漁ったわねぇ〜〜?」

645 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/01(土) 00:45:24 ID:4ljR/Bzv

「あたしの視界に
いちいち入ってくんな!」

646 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/10(月) 02:05:27 ID:/vk6x73s

「……ありがとぅ」

647 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/11(火) 23:02:25 ID:pxfxEppw

「雨、やまないね」

648 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/12(水) 00:20:10 ID:kUNxMchv

「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。それが自由というものだ。」

649 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/12(水) 12:16:14 ID:3XsdMV3a

「春雨ぢゃ、濡れて行かふ。」

650 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/12(水) 21:04:04 ID:q7Xfxx9N
姐「アックス使いな」

651 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/14(金) 20:45:46 ID:a9PsAGE7
目こすりながら

姉「おはよ〜……ふぁ」

652 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/14(金) 22:58:43 ID:enZfA5FD

「今夜は私と一緒に飲んでもらおっかな」

653 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/14(金) 23:37:50 ID:V1jwQ2tk
姉「…私のゲロ飲みたい?」

654 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/14(金) 23:47:06 ID:pyce1Bjq
姉「弟くん♪」

655 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/15(土) 00:40:59 ID:ON5nPu2A

「今度言ったら
シバき倒すからねっ♪」

656 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/15(土) 02:50:11 ID:KNPOJI+E
姉の顔って大概さ、
かーちゃんか親父に似てるよね

657 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/15(土) 03:12:48 ID:VGhL1Jvs
どちらにも似てない場合、問題ありそww

658 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/16(日) 02:53:13 ID:SLvVJERW
姉『あたしたち‥本当の姉弟じゃないんだって‥』

659 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/16(日) 03:45:38 ID:AJyXZ6KW
姉「もうっ、〇〇ったら。私がいないと
何もできないんだから。」

660 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/16(日) 04:22:09 ID:aG6yyuFG
姉「○○っ! 私達、血が繋がってなかったんだよ!(嬉々として)」

661 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/16(日) 08:56:30 ID:SLvVJERW
姉「この前うちのクラスの〇〇さんに何か言われてなかった?」

弟「うん、今度買い物に付き合ってくれっていわれた」

姉「へー、勝手にすればー‥?」

弟「(´・ω・`)??」

662 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/16(日) 10:51:23 ID:yAe9Iu8f
姉「ねー、さっきの娘、なんて?」
弟「買い物に付き合ってくれって」
姉「…あ、そ」
弟「(怒ってる?)でも断ったよ、あんまり面識ないし」
姉「じゃあ面識あればいいんだ?」
弟「うーん、どうだろ」
姉「じゃあ私と買い物いくわよ」

663 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/17(月) 04:38:34 ID:15lNgU8g

「やっ、妬いてなんか
いないんだからねっっ!」

…妬いてる、とかって
あんまり聞き慣れないなぁ

なんか違和感がある。。

664 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/18(火) 23:37:43 ID:4DWn/zA8

「やっ、やきもちなんて妬いてないんだからねっ!」

この方がしっくりくるかも。

665 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/19(水) 11:45:18 ID:M1wFSvGu
>>664
なるほど、確かに。
サンクス。


「なによぉっ…バカぁ」

666 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/21(金) 00:20:49 ID:z7jxoPgm

「ちょい待ちなさい
ネクタイ曲がってるよ!」




「…んっ、これで良し!」

667 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/21(金) 00:43:46 ID:tN8aEAw5
>>666
「身だしなみは、いつもキチンとね。 マリア様が見ていらっしゃるわよ」

なんか、違うのを想像してしまった。



668 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/21(金) 01:26:27 ID:z7jxoPgm
>>667

それもまた良しw

で、レスを見て
設定思いついたんだが
北欧系ハーフの姉とかって
既存キャラいるかな?

669 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/22(土) 15:32:29 ID:3t74xhdb
自分が知ってる限りでは見たこと無い。
でも、自分の知識はかなり狭いので参考にはならないと思いますが。

670 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/22(土) 23:27:41 ID:GuqnLw1I
>>669
そうなんだ
ありがトン。

漏れもギャルゲ知識は
悲しいくらい浅いっす。


「(昔の写真を見て)
変わっていくね…
いろんなことがさ?」

671 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/24(月) 01:13:00 ID:3KrKAkzi
>>668
妹が腹違いの北欧系ハーフっていう姉妹なら『片恋いの月』ってPCゲーにいたな。
主人公との血縁どころか、他人なのだけれども。

672 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/24(月) 23:14:47 ID:PpQZAj7E
お前らの勧める姉キャラが聞きたい、羅列してくれれば片っ端から買ってくるわ

673 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/25(火) 18:48:16 ID:qNTVzrtV
血縁無し(義理でもない)で姉っぽいってだけならD.C.2の朝倉音姫が気に入ってる。

674 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/09/27(木) 17:51:15 ID:zzETTmN6
そんなこと言われても
姉キャラといったら
TLSSるり姉くらいしか
知らない。

先輩、先生
姉御肌、お姉さん
従姉妹の姉さん…

姉っぽいキャラは
たくさんいるけれど

姉って、少なくない?

675 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/01(月) 00:51:24 ID:utB2g6e/
「○○の赤ちゃん・・・、産みたい・・・」
って言われるのと
「んっ、んっ、んっ、あ、、ああ、うあ・・・
ん、んんんん!!、あ、はぁ・・・
え?んん、ああ、だ、だめ、あ、あ、あ、あ、ああ!
だ、だめ、あ、だめだから、ね・・・
ん、あ!だめ、な、中、、だめ、ね?、お、お願いだから、ね
あ、ああ!だめ、中に出しちゃだめぇぇぇぇ!!」
って言われるのどっちが興奮するか教えて下さい


676 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/03(水) 02:28:04 ID:r8AlJ0KQ
>>675 後者。


「寂しがり屋さんは
何処へいったの?
…ふふっ、現金なやつ」

677 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/03(水) 03:01:00 ID:naehRpNO
>>675
俺は、断然前者。
喘いだり、イったりは、授精しながらでも出来るしなw。

姉弟恋愛には、是非とも全てのタブーを乗り越えて、姉弟夫婦とお子達で、幸せな家
庭を築いて欲しいな。

678 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/05(金) 02:06:36 ID:AM19/MGw

「cookie買ってきてよ
あんたも読むでしょ?」

679 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/07(日) 02:42:15 ID:cgP30HmI

「キャッチボールやろーよ
スポーツの秋ってことで」

680 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/09(火) 02:48:12 ID:R5YlSMyA

「頼もしいじゃん
いつの間にやら…ね」

681 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/09(火) 03:25:58 ID:fCYo9tzD
「ビール買ってきて○○……あによ、お金? ……レシートと引き換えよ」

682 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/11(木) 00:16:16 ID:DsQoqJsw

「もぉ、ヤだ
…疲れちゃったよ」

683 :1 :2007/10/14(日) 02:57:18 ID:zHFMjW6Y
庭先、晩秋の澄んだ夜空
キラキラ彩るお星様。。


「ねぇ、弟くんさぁ」

「んっ?」

「…この星空にもしも
値段をつけるとしたら
君は、いくらって言う?」

「はっ?」

「なによ…バカにした?」

「うん」

「素直なやつ…ふふっ」

684 :2 :2007/10/14(日) 02:59:19 ID:zHFMjW6Y

「10万円…いや、30万円」

(うわぁ〜…)

「んーっ、100万円!」

「高っ!」

「なぁーんてね
…ふふっ、馬鹿みたいね」

「100万円かぁ〜…」

「そ、貴重なんだから
心して鑑賞なさい?」

「むーっ…」

(…ふふっ、素直なやつ
真剣な顔しちゃってさ)

685 :3 :2007/10/14(日) 03:03:14 ID:zHFMjW6Y
…ぎゅっ!


「んぁっ、なんだよぉ!」

「んーっ?…いいじゃん
姉弟のスキンシップよ!」

「やめろよぉー…」

「なに〜っ?あははっ!」

「んぐぅーっ…」


「…でも、タダなんなぁ」

「んっ?」

「星空、タダなんなぁ」

「…そうねぇ」

686 :4 :2007/10/14(日) 03:05:26 ID:zHFMjW6Y

「そろそろ、戻ろっか」

「ん、そうだね」

「…あっ!」

「?」


「流れ星…」

「何処何処っ!?」

「消えちゃった」

「えぇーっっ?」

「あ…ごめん」

「ごめん、て…」

「…ふふっ!」


「明日、いいことあるよ
きっとね…よかったね♪」

「えー…なにそれ?」

687 :5(終) :2007/10/14(日) 03:07:04 ID:zHFMjW6Y

「そういうものよ」

「ふーん…」

「じゃね、おやすみ」

「…ん」


『おやすみ、姉さん』

……

×言われたい台詞
○言いたい台詞。

前置き長くてスマソ。

688 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/14(日) 17:13:34 ID:UJXamQDI
>>683-687
GJ!

689 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/14(日) 19:55:08 ID:6wYusCfi

「姉ちゃん酔わせて、どうする気(笑?」

690 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/17(水) 19:40:08 ID:xHLaQJm/

「もーーーっっ!!
洗濯物、取り込んでって
あれだけ言ったのにぃ!」

691 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/18(木) 02:42:10 ID:XU8MUos2
どこかの経験報告板で

「もうね、中出ししてもいいんだよ…」

てのがあって興奮した

692 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/21(日) 02:24:33 ID:wGETAl0B

「ちょっと待って…
どうしてあんたが
あたしの椿使ってんの?」

693 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/22(月) 01:29:29 ID:IaSCytp0
>>692
いろんなシチュが想像できるな。
髪の匂いでバレたのか、実際使っている時に見られたのか、etc

694 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/23(火) 00:51:02 ID:M5tqKO7E
風呂場で入れ違い
姉が浴室に入ったら

定位置の棚に
椿がなかったから、かな
(弟くんが戻し忘れた)


「あたし専用だって
言ってんでしょっ!?」

リアルじゃ多分
こうくるわな…。

・素直に謝る。
・言い返す。

リアルに姉はいないが
妹と同居してた頃
よく、後者を選択して
口げんかに発展してますた
(^_^;

695 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/10/26(金) 00:56:33 ID:dSwNQiux

「あたし専用なのっ
弟くんが使っちゃ
駄目なんだからっっ!」

696 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/11/06(火) 18:23:32 ID:IQoi5S7n

「寒いから一緒に寝よーよぅ」

697 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/11/06(火) 20:54:03 ID:vXSWqzwO
姉「怖い夢見ちゃったの〜!い、一緒に寝て!」
本来強気の姉がこんな事言いだしたら鼻血ブーだよ

698 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/11/07(水) 20:58:39 ID:LdhAzoP3
弟君ってどこのエロゲーだよってツッコミ所満載だな
本当に萌えるのはな…


「教えてあげよっか?」
これで十分なんだよ!
ドキっとすんだよっ!!
父親違いの姉に萌えちゃいけないかよっ!!

699 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/11/12(月) 22:00:05 ID:DqiRZUNM

『しゃむぅ〜〜いっ!
(寒〜いっ!)』

姉のどてら姿が
見たいっす。

700 :某173 ◆HsV9Lpvnw. :2007/11/14(水) 01:09:32 ID:URdHUDi+
なんで将棋囲碁板のが……

さて、名言しておきたい事があります。
下手にリア姉が居ると、かえって書きにくい事を。
「根多の出所があると書きやすいだろうに」と思う人も少なくないでしょうが、
しかし実際には、難しいものなのです。
スマソ

701 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/03(月) 18:19:35 ID:WoKcl17j
姉「ほら、風邪ひいちゃうよ」

702 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 01:25:37 ID:h9q1OkW7
弟「なんで早く彼氏作んないの?」
姉「あ、あんたが彼女できるまで私が面倒みなきゃいけないでしょ」

703 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 07:30:43 ID:yH5siuCg
【悪戯され放題】可愛すぎるぞ里菜タソpart2【英語教師】
24才なのに超可愛い中学校の英語教師里菜タソの生活ブログをヲチするスレです。
里菜タソはスレンダーな体つき&超可愛いハーフっぽい顔で加藤ローサ似。胸が
無いのが玉にキズだけど、脚フェチならご飯3杯はイケるスタイルの持ち主です。
里菜タソのデフォルトのスタイルはフレアのミニスカとニーソにブーツ。ギャラリーの
修学旅行付き添い編を見てるとそんなミニじゃヤバ過ぎでしょと思うし、
テニス部顧問合宿編はスコート姿でパンチラするとか天真爛漫過ぎ(*^_^*)
何だか本人は自分のセクシーさを全然分かってなさそう。実際、学校でブーツを
盗まれたり、上履きに男子のあの液をかけられたりする悪戯もあったみたい(-.-;)
皆でキモ厨房に負けないように里菜タソを応援してブログを盛り上げていきましょう!

http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/auto/1196755537/


704 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 07:55:25 ID:GT4tcv9f
弟くんはDCUの音ねぇの口癖なんだな

705 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 08:11:55 ID:DuFE7/r7
姉「実の姉に妊娠させる気?

706 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 09:26:52 ID:fbs2Wpus
姉「とか何とか言って実はチ○チ○起ってるんでしょ〜!見せなさいよ!」

707 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 10:27:41 ID:a9l2Q3fI
たまには長野かえってきて、お姉ちゃんにも顔見せてよ?体は平気?風邪引いてない?? 
                        ねえちゃん・・・

708 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/05(水) 23:56:42 ID:EKSbM6Zg
姉に足蹴にされるなら何言われてもいいのは漏れだけじゃないはず

709 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/07(金) 02:22:05 ID:2cLnecgm

私の弟に手を出すなっ!

…んー…

710 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/08(土) 20:05:16 ID:Sa5UDlgK

ほっといてよ…
あんた関係ないでしょ!?

711 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/12(水) 00:24:46 ID:uUGGw+NZ

何があっても
私はあなたの味方だから

712 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/12(水) 21:03:20 ID:orCYsCgv
>711
イイね



私は知ってるよ
あんたの良いとこ
いっぱい知ってるよ。

713 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/12/13(木) 00:07:44 ID:CHfJ6BdA
>>712
イイ…けど状況次第だなw
場合によっては感動物、場合によってはかなりのイヤm(ry

714 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/08(火) 01:07:26 ID:Rb127Wio

「あんたがいるっていうただそれだけのことに」
「あたしはどれだけ支えられてたのか、ってさ」


「…最近思うわけよ」

715 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/12(土) 03:56:39 ID:RetZEWSN

「あんたが受けた、その『嘘』に、悪意はあったかい?」


716 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/15(火) 10:21:59 ID:vwEwvHI8

「わっちを誰だと思っとる」

717 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/19(土) 22:45:02 ID:ysosN3Re
保守

718 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/19(土) 22:45:30 ID:ysosN3Re
age

719 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/19(土) 23:31:22 ID:XCJXHkqO
悔しく何かないんだからね

720 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/24(木) 02:16:05 ID:2hmJLs6C

お豆腐にマヨネーズってすごく美味しいけど、ふたくちで飽きるよね。

721 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/24(木) 05:24:36 ID:cFBhcC7s
>>714
行間にグビっとビール飲んでるイメージ

722 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/26(土) 00:35:26 ID:itmqw909
捨てられた子犬のような目で、上目使いに、
「本気で嫌?」

723 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/26(土) 21:59:24 ID:oEh3a29r
>>722
(^o^)/ おっきしますた

724 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/01/30(水) 01:25:48 ID:ZqgYNbLz

宿り木になって?
ほんの少しだけでいい
…お願い。

725 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/04(月) 00:35:55 ID:er5b+QmX

アンタも試しにやってみなよ
世界観がガラッと…なんて、まぁ大袈裟かもしんないけど

結構いいもんだよ。


726 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/05(火) 23:17:00 ID:KPZ6GBAc
偶然、図書室で姉に出くわした。
僕は、姉の隣の席に座った。

3時56分。
どこか外国の風景が撮された写真集に見入っている姉の横顔。

言葉をかけずに、僕は胸ポケットの中のMP3をダイヤルし、聴きたい曲に合わす。

すっ、と姉の指が―綺麗な人差し指が―僕の唇に触れた。

そして姉の指先は、僕の下唇を、すーっと優しく撫ぜた。


「不思議なものね」

僕が姉に視線を向けると―彼女は今度は自分の唇を指先でなぞっている。

「あなた気づいてた?」



727 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/05(火) 23:18:00 ID:KPZ6GBAc
「わたしとあなた、口元だけはそっくり」

言われて僕は、左の親指で自分の唇をなぞる。

姉は穏やかな笑みを浮かべ

「…ほら」

言って、自分の口元を僕に差し出す。

…僕は躊躇がちに指先を伸ばし…―姉の唇に触れる。

―…柔らかい。

「どう?」
「…ほんとだね」
「ふふっ…ね?」

なんだかとても嬉しそうな、姉と目が合う。

胸の鼓動が、不意に早くなる。

僕は慌てて、彼女から視線を逸らした。


728 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/13(水) 01:23:06 ID:V7OwiBq4

「あなたの声を聞いていると、なんだか落ち着くのよね」

729 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/13(水) 12:15:02 ID:67ZZhV22
「たまには姉らしいことさせてよね」

730 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/17(日) 23:56:12 ID:bmAAUuNY

よっ、元気出せよ!

731 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/18(月) 01:54:36 ID:WLLaEfEF
姉「この腕枕はお姉ちゃん専用なんだからねー。もう一生この枕じゃないと無理かも…えへへ///」



俺きめえええええええええええええええ!!!


732 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/18(月) 02:20:23 ID:WLLaEfEF
きもついでだ。

姉「ご飯できましたよー、あ・な・た♪」
弟「もーお姉ちゃん、今度は何の遊び?」
姉「よこーれんしゅー」

733 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/19(火) 23:32:38 ID:AgJO8H2t

朝焼けの空が好きで
早起きしちゃうのよ。
ただ、それだけ

734 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/23(土) 15:31:27 ID:ZlNKh0lM

暖かくなってきたね♪

735 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/24(日) 21:10:11 ID:gcsKX1xM

なーーんで伊予柑3個まとめ食いしただけで
妊娠疑われなきゃならんのよ、このバカぁっ(笑

736 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/02/28(木) 01:55:08 ID:R7DehP45

あんたは、なんでもかんでも自分一人で背負い込むところがあるから
ついつい「頑張り屋さんだな」って思ってしまうけど

…もっと人に頼ることも覚えなきゃだめだよ。

お母さんもお父さんも、あんたのこと「真面目で努力家だ」ってよく褒めるけど

アタシはさ、なんていうか…不安なんだよ。

んと‥とりあえず、それだけ。

じゃあね、おやすみ

737 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/03(月) 02:49:39 ID:QOsFSpev

「もう、やだ、なぁ…」

姉の弱音。


738 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/04(火) 01:35:02 ID:veFnm80a


春、好き?


739 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/08(土) 01:08:13 ID:A3KaJW0b

「んー………
……
…おはよ」

寝ぼけまなこを擦りながら、ゆっくりベッドから起き上がり
カーテンを開けベランダに出た姉は、両手を組んで伸びをする。

「んーーっ!」

「…冷たく澄んでる。
今朝もいい天気ね」

言って振り返り、僕に笑みをくれる。

吐息がほわんと
窓辺に浮かび
消えてった。

740 :ヤマタ ◆pNKqMFZhUs :2008/03/08(土) 13:26:18 ID:bZRJIkcO
>>739 うわ…凄くいいな…

741 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 01:44:10 ID:HnKEpTzA
age

742 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 04:09:55 ID:xXGqx7vs
>>675
前者。
姉ちゃんはいないけど。

743 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 12:10:50 ID:zAfdflA+
739をパクって
朝 俺より少し遅くリビングに来て
「んー…おはよ。
(ココア入れながら)あんたは何飲む?」

744 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 12:20:53 ID:bFwqsHEx
姉「ロン!四暗刻単騎♪」

745 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 17:31:18 ID:vb2qdRzy
>>744
そんな姉貴いらねえwwていうかよりによって単騎かいw

746 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 17:55:03 ID:oslIpvKl
姉「さあ負けたんだから何でも言うこと聞いてもらうわよ」
って続くならありじゃね?

747 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/13(木) 18:24:41 ID:vb2qdRzy
>>746
つーかうちの妹まんまそんな感じなんだが・・・まあ、うちの場合麻雀にかこつけた小遣い要求なんだが。
前にサシウマ(特定の誰かと順位を競って、負けたほうが最初に決めたもんを払う)でえらいめに遭ったよorz馬鹿なサシウマしたせいで、今月すっからかんだ。
まさか妹に負けるとは思ってなかったからな。。ま、仮に俺が勝ってても、どうせ払えないだろうが。分かってて乗った俺は大馬鹿orz

748 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/15(土) 23:57:17 ID:kPfkGhgb
>>747

だがそれでイインダヨー

749 :747 :2008/03/16(日) 05:39:32 ID:mfLKI1oH
>>748
よかねーよwwおかげで俺今1日の食費が300円なんだぞorz
ちくしょーめ、絶対リベンジして、何がなんでも負け分回収してやる。
払えないとか絶対言わせねえぞ!

750 :長い物には巻かれろ :2008/03/18(火) 00:39:22 ID:Arv3qZsj
俺の好みは、こんな感じ。↓↓

姉「今日の夕日は、綺麗だね。」

弟「ん。まぁ、そうかもな。」

姉「あ、覚えてる?昔行った、おじぃちゃんの所の田舎も、凄く、夕日が綺麗だったんだよ。」

弟「また、エライ昔の話を持ち出したなぁ。」

姉「そうだね、私達も、もう随分大きくなったもんね。」

姉、少し高くなっている所に移動し、いきなり弟を抱きしめる。

弟「!?」

姉「抱きしめた時の感触も…………こんなに違う。」

しばし無言。

姉「………お願いがあるの。」

弟「…………なに?」

姉「弟として、でもいいから………ずっと側にいて。」


書いてて、恥ずくなってきた。

751 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 01:47:43 ID:cngWXNFd
>>750

Goodですb

752 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 02:41:02 ID:QENhX2bd
実際に姉にそんな事言われるとホントいやだよ

753 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 02:58:01 ID:8AFgPE8o
「……忘れなさいっ!」

754 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 03:11:30 ID:r9ScAc6E
>>752
現実ではないからこそ尊いモノもあるのだよ

755 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 13:16:40 ID:IsO+mqlS
>>752 まぁ義理なら兎も角、実際は妹も姉も下手したら幼なじみもたいして良いもんじゃないよな。笑

756 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 13:17:37 ID:IsO+mqlS
ごめんさげ忘れた。

757 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 14:44:39 ID:9MK7L+2e
ho


758 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 14:53:00 ID:oxkIYT5p
姉「やったぁ!こいこいで初めて五光揃ったぁ!!あんたもいい加減に猪鹿蝶しか狙わないのやめなさいよねぇ〜。」

弟「うるせーよ。俺は大した文数でもないのに、揃えるのが面倒な猪鹿蝶に命賭けてんだよ。」

姉「確かあんたが一番文数稼いだのって、まぐれで揃ったボウシ、月花見酒でしょ?しかも早い段階でのカス一文でもこいこいしないし。」

弟「うっ・・・。まぁ、たしかにあん時はまぐれだ。持ち札カスばっかだったのに、引きで全部来たからな。」

姉「あんたも毎日アタシに負けてばっかでつまんないんじゃない?」

弟「ほっとけ!ねーちゃんに勝ち越すまで諦めねーからな!!」

姉「ふーん。ま、そのお陰で今日もあんたの布団で一緒に寝られるんだけどねっ♪」















自分で書いてて死にたくなりました。
ちょっと吊って来ます。

759 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 15:55:33 ID:ZYndhO1w
>>758
帰ってこいwwていうかコイコイ好きなんだなあ。
その類いなら俺は姉貴と姉貴の友達、俺と俺の友達の四人でたまに麻雀やるぞ。
一番負けた奴が罰ゲームってルールで。これがまた嫌な罰ゲームばっかなんだよな〜。
三日間なんでも言うこと聞くとか、ナンパやらされるとかそんなんばっか。

760 :長い物には巻かれろ :2008/03/18(火) 23:16:34 ID:Arv3qZsj
もう、一丁
↓↓↓


食事の時、小さい頃の話で盛り上がった日の夜に。姉が部屋に訪ねて来て。

「久しぶりに、一緒に寝よ?」

と、小さく首をかしげながら入ってきて、結局、一緒に寝る事に。
最初の方は、背中合わせの体勢でいろいろ話をするんだけど、段々と、弟の方の口数が少なくなっていく。姉の方も少し黙って、暫く沈黙が続いた後に、

「もう………寝ちゃった?」
と、姉が呟く。
返事が無いのと、弟の微かな寝息を確認した後、姉が体の向きを変えて、弟の背中に寄り添う様に密着して、パジャマの背中の部分を、きゅっと掴んで。

「……………好き。」



たった三回喋らせる為だけに、エライ長文を書いてしまった。
恥ずかしさで爆発しそう
orz

761 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/18(火) 23:45:49 ID:eEGLokfK
姉・ねぇねぇ明日のパンツこっちの苺柄と花柄どっちがいいと思う?
弟・ちょっ///姉貴!素ッ裸で部屋入ってくんな!
姉・それともレースがいいかしら……?
弟・あーねーきー!!せめてタオルくらい巻けって!

762 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/19(水) 02:15:28 ID:kVQltSq9
さぁ、盛り上がってまいりますた

763 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/19(水) 20:54:29 ID:O6RO46zv
リア姉じゃないけど今日の部活のとき荷物運んでたら俺「あの、先輩準備室ってどこっすか?」
先「んー…説明するのメンドーだから、ソレあたしが持っていってあげる!」
俺「や、これ重いし……」
先「だーいじょーぶ!あたしの方が少しだけおねぇちゃんだし!まっかせなさい!」
………かぁいかった///

764 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 00:47:32 ID:0LE3wVyi
>>675

>姉なら、前者。
姉以外なら、後者。

765 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 04:00:55 ID:s7PyRhgq
挟んであげるから おいで

766 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 08:48:04 ID:J0RUBI2z
このスレ読んでるとニヤニヤが止まらないんだけど、書いてるのはみんなキモヲタなんだよな。

でも、そんなの気にしない。もっと俺をニヤニヤさせてくれ。

767 :長い物には巻かれろ :2008/03/20(木) 09:19:03 ID:0LE3wVyi
>>766

>いや、>>760考えたのは、ウチの実姉。

768 :759 :2008/03/20(木) 10:20:38 ID:/8fqVNgX
>>766
俺は顔だけなら結構悪くないぜ。中身は完全なキモオタだけどなw

769 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 11:29:49 ID:O0ToROJp
>>978
結構いるよね
見た目じゃわからない奴
自重自重

770 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 11:31:22 ID:O0ToROJp
>768
安価間違えスマソ!

771 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 12:56:47 ID:/8fqVNgX
>>769
おう、俺メッチャそのタイプw中学と高校の時はサッカー部のレギュラーだった事もあってか、自慢じゃないが後輩中心にかなりモテてたし。
ま、そりゃあくまで俺の表面しか見てなかったからだろうがなw
なにせ、見た目とサッカー部って事で表面だけは爽やかに見えたにしても、肝心の中身はただのキモオタスケベ野郎なんだからな。
事実ギャルゲー好きなスケベ野郎ってバレて何回フラレたかorz
もう三次元の女なんか糞くらえだぜw所詮見た目しか見やがらねえし。

772 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 23:54:01 ID:O0ToROJp
>>771
かっこよくてオタなんて最高じゃん!
あたし好きだよ

773 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/20(木) 23:57:57 ID:J0RUBI2z
このスレ好きなのでスレチは自重して頂ければ・・・幸いです(;^ω^)


さぁ!次にニヤニヤさせてくれるのは、この文を読んでいるあなただ!!

774 :長い物には巻かれろ :2008/03/21(金) 00:06:15 ID:eksxW2ne
じゃあ短いのを一つ
↓↓↓↓


弟の部屋で、姉モノのエロ本を見つけた姉が弟に対して。

顔を真っ赤にしながら、俯き&上目遣いで、

「も、もう。こんなの読んじゃ駄目だよ?」

775 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/21(金) 00:34:59 ID:DMjOWtOf
>>772
マジで??ありがとう。でもそんな風に言ってくれる女って滅多いないんだよな。。少なくとも俺の周りには。だから今は普通に彼女無し。
なんでも、見た目と趣味のギャップがあり過ぎて付いていけないんだとか。酷い時なんか「凄く憧れてたのに・・・そんな人だったなんてショックです」とか素で言われたしorz
そんなん知るかよって言いたかったよ。ていうか勝手に見た目だけで憧れられて、素を見られた瞬間ショックとか言われる俺のほうがショックだっつーのorz
長々とスレ違いの愚痴すまん。>>773、これからは自重するんで勘弁な。

776 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/21(金) 00:44:25 ID:DAFVQSYO
>>774
こりゃまたなんちゅう展開思いつくんじゃ
ニヤニヤというより、なんつーか……(///)

>>694
バスタオル一枚の姉と口喧嘩になったら
あとはもう、そりゃあ



お約束ですな

777 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/21(金) 03:32:41 ID:p7u06MDC
>>774
俺には3つ上の姉がいるが、
俺が中3くらいのとき、部屋で寝てたらなんか人の気配がして、目を開けたら姉が目の前にいた。
俺が起きた事に気付かずに必死に俺のベッドの下の収納ボックスの上をゴソゴソまさぐってる。
一瞬目が合ったら体全体でビクッとして「おわぁ!お、お、起きてたの?お、起こしてゴメン!」
って逃げるように慌てて自分の部屋に帰っていった。

姉がまさぐってたのは俺のエロ本隠し場所。
その時はエロ本持ってることがバレたショックで頭一杯だったけど、
今よくよく考えてみれば、あの姉の狼狽振りは、確実に過去に俺のを読んで楽しんでたって事だよな。
姉モノは無かったけど、どういうのが姉の好みなんだろうか…。

778 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/21(金) 03:51:44 ID:fI6G7ua8
おっぱい食べていいんだよ。

779 :長い物には巻かれろ :2008/03/21(金) 07:13:26 ID:eksxW2ne
>>777

>姉モノじゃね?

780 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/21(金) 22:42:58 ID:v/FfWdgr
姉「ねぇ弟〜。なんのゲームやってるの?」

弟「見りゃ分かるだろ。恋愛シミュレーション。」

姉「まぁね。一応聞いたの。これってやっぱりゲームの中で好みの女の子と付き合ったり出来るの?」

弟「当たり前だろ。恋愛シミュレーションなんだから。じゃなきゃやらん。」

姉「弟ってホント二次元好きだよね〜。」

弟「うん。大好き。」

姉「こんなお目目でっかちのどこが良いのよ〜?お姉ちゃんの方が可愛くない?」

弟「あのな、二次元は文字で表現する時『虹』で、三次元は『惨事』。惨事なんか好き好んで体験してらんねーよ。」

姉「・・・。あ、このキャラ可愛い〜☆ねぇこのキャラと付き合ってよ〜。」

弟「見事に話変えたな。どの子?あぁ良いよ。まだ攻略してないし。」

姉「主人公とはどんな関係なの?」

弟「いろいろ複雑なんだけど・・・まぁ、簡単に言えば姉弟だな。」



姉「・・・!!絶対この子と付き合って!!」



弟「お・・・おう。」

781 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/22(土) 03:37:52 ID:i2+BBVOm
ちと、指向をかえます。
↓↓クール系姉↓↓

バレンタインに、カッコイイ系の美人で、同性から人気のある姉と、貰ったチョコの数で勝負することに。
途中をはしょります。

弟「姉貴は幾つだった?」
姉「いくつだったかしら。まだ数えてないから、先に教えて貰える?」
弟「俺は六個。」

姉、自分のバックの中を確認する。

姉「私も六個ね。」
弟「うわっ。ひきわけかぁー。」

そういった直後、弟の目の前に、綺麗にラッピングされたチョコレートが差し出される。

弟「?」
姉「私からのバレンタインチョコ。」
弟「……………えっ?」
姉「これで七対六。貴方の勝ちね。」


数日後、弟は、姉の友人から、姉が十個以上チョコレートを貰っていた事を聞かされる。


駄目だ、クール系は、良いのが思い付かない……………orz

782 :長い物には巻かれろ :2008/03/22(土) 03:41:15 ID:i2+BBVOm
↑名前書き忘れてた。

783 :長い物には巻かれろ :2008/03/23(日) 14:02:06 ID:TcvU/SqL
>>780

>その姉多分、後でひそかに、自分でプレイするだろうな。


誰かいねぇの?
三連続のカキコになっちまったんだけど。

784 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/23(日) 14:52:18 ID:Twc9WVBC
>>780
いいねえ〜

785 :長い物には巻かれろ :2008/03/23(日) 20:41:33 ID:TcvU/SqL
やっぱあま姉だな。
↓↓↓↓↓


バレンタインデー
 姉「バレンタインチョコ用意したんだー。」
 弟「うっャ」
 姉「な、なんで嫌そうな顔するのー。」
 弟「い、いや………去年のチョコケーキワンホールとか思い出したら。」
 姉「も、もう。今年は普通のだよ。」

姉、そう言ってチョコレートを取り出し中身をみせる。
 弟「うわっ、これ高かっただろ。」
 姉「うーん、四千円ぐらい。」
 弟「よ、四千円…」
 姉「まあ、そんな細かい事はいいから。食べさせてあげるね。」
 弟「いや、自分で食え………!!」

姉、自分の唇でチョコを挟みながら、胸の前で祈るように手を重ね、目を閉じ、顔を少し上に傾け、チョコ(唇)を弟に差し出し、

 姉「……ファヘヘ(食べて)?」


↑なんか間抜けだ。

786 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/24(月) 08:30:42 ID:j4l28VWf
>>780を見て久々にニタニタしてしまった。
このスレって他の類似スレに比べて優良なレスが多いよな。

787 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/24(月) 13:02:37 ID:RW1RMaaE
>>786
某スレと違って住人が少ないからな。
別に結束力とかそういうのは特に無いだろうけど。


788 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/24(月) 13:50:29 ID:ifRfKPUq
>>787
単に、姉好きと妹好きの性質の違いだと思うが。

789 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/24(月) 20:12:44 ID:4p69Fm77
姉の買い物に付き合っている途中。

姉「あ、見て!桜が咲いてるよ」
俺「もうそんな時期だな…」
姉「ちょっと見に行こうよ♪」
俺「まぁいいけど」
姉「綺麗ね〜。一杯やりたくなってきたわ」
俺「あのなぁ…くしゅんっ」
姉「花粉症辛そうだね〜」
俺「桜は綺麗だけど、この時期はちょっと辛いな」
姉「そっか…、まだまだ付き合ってもらってお茶でもしようと思ったけど、そろそろ帰ろうか?」
俺「え、もういいの?」
姉「うん。家でのんびりしよっ」


初カキコ&駄文失礼。
(´・ω・')姉欲しい

790 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/25(火) 04:30:08 ID:E1LYR4fP
うーん(;^ω^)

791 :長い物には巻かれろ :2008/03/25(火) 04:50:41 ID:pw6bWqFv
「妹に言われたいセリフ」を覗いたら、過疎ってたので、姉について語ってしまった。
叩かれるんだろうなぁ。

792 :No.2 :2008/03/25(火) 21:40:42 ID:PcgBdz1M

  = ニ∧_∧○
 =≡( ・∀・)ノ-
=≡○⌒  ノ⌒l_、 人
 =≡⌒) j人_ノ<  >_∧∩
  =≡ し'      V`Д´)/
                / ←>>某791


793 :No.2 :2008/03/25(火) 21:41:51 ID:PcgBdz1M
あ、妹スレの方にカキコしたつもりだったのに。。。w

794 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/25(火) 22:45:08 ID:E1LYR4fP
>>780作者再臨キボン

795 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/26(水) 19:44:23 ID:j0FL0QVJ
>>794
同意だな。
儀式でもして、呼び出そうぜ!!

るーるるー。
るーるるー。
るーるるー。

796 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/26(水) 21:03:52 ID:2hVkJhME
いいぜ… 来い、来いよ!

797 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/26(水) 21:35:41 ID:j0FL0QVJ
まだ足りないのか。

姉〜
姉〜
姉姉〜
姉〜

798 :780 :2008/03/26(水) 22:31:32 ID:YQ8f7Cvr
姉「ねぇ弟〜。」

弟「ん?なに?姉キャラルートの佳境だから手短にな。」

姉「今まで見てて思うんだけどね、この姉キャラちゃん・・・お姉ちゃんと雰囲気似てない?」

弟「どこがだよ。さっきまでお目目でっかちとか言ってたクセに。」

姉「でもね、お姉ちゃんからして見ると『なるほどなー』って共感出来る部分が結構有るよ。あくまで姉としての目線ね。」

弟「おい、姉キャラに謝れ。この姉キャラは表面上は主人公のこと茶化してても、心の中では主人公を大切にしてるぞ。姉ちゃんは茶化すだけ茶化して終わりだろ。」



姉「そこなのよ!!主人公は姉キャラちゃんが、心の中では大切に思ってるって気付いて無いでしょ?」



弟「あ・・・そ、そうか。」

799 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/26(水) 22:32:57 ID:YQ8f7Cvr
分かりにくかったら申し訳ない。

800 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/26(水) 23:46:21 ID:j0FL0QVJ
>>798
なんかリアルに有りそうな感じなのが、良いですなぁ。
この後微妙な空気が流れそうですね。

801 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/27(木) 20:39:03 ID:IAwjCDmF
そこは意外な展開がっ……!!


みたいな事でも起きればいいんですけどね(´・ω・`)

802 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/27(木) 22:35:31 ID:gcWr1X7R
今日の読売は笑えた。やっぱ二次元だな。

803 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/28(金) 23:29:06 ID:xg3uSqkW
>>802
詳細キボン

804 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/29(土) 13:39:06 ID:9hNtJD3G
>803
痛いニュース
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/

805 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/30(日) 03:05:58 ID:b8m71H2S
>>804
詳細d。

なんてゆーか
そこはかとなく、哀しい

806 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/03/30(日) 08:16:27 ID:eMG2hgLv
まさに「痛い」ニュースだなw

807 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/06(日) 23:58:38 ID:mmRpKTGf
過疎ってる…………。

808 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/08(火) 21:58:29 ID:LG9v6KHE
過疎るな!からあげ!!

809 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/08(火) 22:15:18 ID:HTMMrKdg
「おねがい! 明日一日、恋人のふりしてちょーだいっ!
 と、ともだちにね。彼氏いるって言っちゃったの。そ、それだけなんだからねっ。」

810 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/04/10(木) 03:04:25 ID:rEN9yP1y
てす

811 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/04/10(木) 03:19:52 ID:rEN9yP1y
目覚ましのベルの音。

布団から抜け出し、肌寒さに不安を覚えながらカーテンを開けると、外は雨だった。

日曜日の朝。

階段を下りリビングに入ると、姉さんがソファーに腰かけ、雑誌を眺めている。

「雨だね」
「んー…そうね」

顔をあげ、姉は残念そうな笑みを僕に向ける。

「今日、どうする?」

僕の問いかけに姉さんは暫く思案してから

「とりあえず、朝ごはん食べよっか」

読んでいた雑誌をラックに戻し、小さく欠伸をした。



ちょびっとずつ晒させてくださえ
おながいしますorz


812 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/10(木) 14:57:31 ID:XPTtqIE5
>>811
最近、過疎気味なので、じゃんじゃん書いていってくれると、嬉しいッス。

813 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/10(木) 16:55:08 ID:gjiPyocR
板違いかも知れないけど・・・


姉「〇〇〇〇くん(俺の名前)は今彼女いるの?」
俺「いない、てか彼女なんてできた事ない」
姉「ふ〜ん・・・どしてかな〜〇〇くんはこんな可愛いのになぁ〜ww」 俺を抱き寄せて頬をスリスリ

俺「ちょ、やめろよ姉ちゃん!」
姉「いいじゃんいいじゃ〜ん。あ、良い事考えた!〇〇くんが彼女できるまで私が彼女(仮)になったげるよ。ね?」
俺「なんだよ彼女(仮)ってwwまぁ・・いいけどさ」

こうして俺と姉ちゃんの不思議な恋人ごっこ(仮)が始まった・・・


姉とこんな会話をしてみたい

814 :長い物には巻かれろ :2008/04/11(金) 14:21:10 ID:K7/wyheo
妹スレで書いてたSSの、続きを貼るべきか、貼らぬべきか。
貼ってもわかんない人多そうだからなぁ。

815 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/04/12(土) 16:03:52 ID:iTH9FgF2
「最近どう?」
ツナサラダをよそった皿を差し出しながら、姉が僕に訊ねる。

「どうって?」
「学校、楽しい?」
「んー…まぁぼちぼち」
「彼女出来た?」
「なにそれ?」
「いいじゃない。出来たの?出来ないの?どっちなのよ」
「…いや、出来ないよ」
「そっかぁ」

「……姉さんはどうなのさ?大学生になって、素敵な恋のひとつやふたつあったわけ?」
「まぁね」
「あっ、と、えっ…」
「…って言ったら、どうする?」

姉が悪戯めいた笑みを浮かべる。

「し、知らないよ、そんなの…」
「サラダもっと食べな」
「ごちそうさまっ!!」


「?なによ、急に不機嫌になっちゃった」
「憎まれ口のひとつも叩いてくると思ったのに」
「あっ、そっかぁ」

「思春期なのねぇ」

816 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/12(土) 19:12:28 ID:+ldXQeaC
もーいーよ('A`)

817 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/13(日) 00:49:47 ID:1gWGSsaV
>>815
悪くない。
忘れた頃にまた書いてくれ。

818 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/16(水) 21:59:11 ID:mcUsjc1z


819 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/16(水) 23:19:56 ID:Lp/5/LGo
弟くんのなか、アッタカイナリ

820 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/30(水) 00:31:13 ID:tst0SmAK
>>780

821 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/04/30(水) 10:18:05 ID:TKLtP9LC
姉「学校いってんの?」
俺「いってない」
姉「いけよーww」

822 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/05/27(火) 01:12:23 ID:dNwJ8qDf
「ちぇっ!」

リビングのソファーに仰向けになって、天井に向かい舌打ちする。

…姉さん、変わらないな。

小さな頃から、僕をからかって楽しむようなところがある。

僕が困るような物言いをする。

僕は僕でうまく言い返そうとするんだけれど

不器用な僕は不器用な反応しかできなくって

姉さんをますます得意にさせる羽目になって…

「…ちぇっ!」

「姉さんなんか」
「姉さんなんか…。」

天井をうちつける雨音が、強くなっている。
横殴りのような、激しい雨音になっている。

823 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/05/27(火) 01:14:50 ID:dNwJ8qDf
『姉さんなんか、さっさと大学に戻っちゃえばいいのに。』

咄嗟に一人ごちかけたけれども

…本心は全くの真逆だ。


大学三年生になる姉さんが、実に二年ぶりに帰省してきた、この3日間。

僕は口には出さなかったけれども

内心、嬉しかった。

姉さんは僕にとって、決して「優しいお姉さん」ではないし

ワガママで、少々ガサツで、いたずらめいたところがあって

なんというか「多少ややこしい存在」だけれど

父母が仕事の都合上、ろくすっぽ家にいることがなく、いわゆる「鍵っ子」の僕にとって

姉さんは、本当に大切な存在だったんだということには

姉さんが家を出て、しばらくしてから気づいた。

それから二年ぶりに姉さんは帰ってきて、そして今日、夕方の便で帰ることになっている。

824 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/05/27(火) 01:17:12 ID:dNwJ8qDf
『明日、晴れたらお花見に行こうよ』

昨日の晩、姉さんの誘い。

面倒くさいなぁー、なんて言って愚痴る僕。

姉さんはそっ気もなく
『そう?じゃあアッチャンでも誘おっと』

アッチャンは、姉さんの高校時代の級友で…なんていうのは別にいいんだけれど

「え、あ、いやぁ…」
なんて愚直で間抜けな僕の反応を気にするでもなく

『じゃあ明日、お昼前には出かけようね』

そう言って姉さんは、にっこりとほほえんだ。

825 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/05/27(火) 01:20:50 ID:dNwJ8qDf
「丘ノ上公園に行こうよ、久しぶりに」

「え…でもあそこは結構混むと思うよ?」

「それがいいんじゃない?賑やかでさぁ」

「それでさ、出店でお団子でも買って、桜の木の下のんびり出来るなんて、最高じゃない?」

「大袈裟だなぁ…」

「最高でしょ?」

「いやぁ、んー」

「…最高、だよな?」

「…はい。」

満足そうに頷く姉。

「じゃあ明日ね♪」
「…はい。」

826 : ◆c0xf7D8Z0I :2008/05/27(火) 01:23:22 ID:dNwJ8qDf
天井を打つ雨音が、強さを増してきている。

ウザいくらい、激しくなっている。

…雨が止む気配は、全くない。

姉さんと花見には、行けない。

姉さんは明日から大学が始まってしまうので、今日の夕方には帰らなければならない。

雨は、止まない。

花見には行けない。

嫌だ。

…離れたくない。

姉さんと、もう離れたくない。


うつ伏せになり目を伏せた僕の耳に入ってくる、止まない雨音と、姉さんが食器を洗う物音――…
……


827 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/06/02(月) 09:48:37 ID:Ab2F3fCS
しつこい

828 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/06/17(火) 22:02:26 ID:hUs3hJZe
ほっしゅ

829 :名無しくん、、、好きです。。。 :2008/07/25(金) 18:52:48 ID:598LatvM
ホントに不思議そうな顔で、首を傾げながら

「お姉ちゃんなんだから、弟の事が大好きなのは当たり前でしょ?」

そして過疎ってるのでアゲ

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