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[第三弾]妹に言われたいセリフ

394 :あい :04/05/16 02:38 ID:???
最近天気悪いですね…。
雨降るか振らないか微妙な時ばっかりで気分まで嫌になってきちゃいます。
湿気も増えてきてジメジメしてるし…
こういう時こそ♪皆でいい汗かいて気分をすっきりさせませんか?
題して
「梅雨なんて吹き飛ばせ♪大スワッピング大会☆」です♪
実は去年の今頃に一度やった事があるんですけど
結構大盛況でした♪参加してくれた人も
「次はいつやるの?」とまで言ってくれたほどです☆
よかったら参加してみませんか?まだ募集始めたばかりなので
定員は空いています☆
参加希望、質問等は↓に私がいますのでそこから質問してください♪
http://waraineco.com/

395 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/16 14:53 ID:77+eFEth
「にいやー、ちんちん咥えてあげるー」

396 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:33 ID:???
もういいや……嫌われてんのかな……。
まぁ、いいや、最終回行ってみようか。


次の日の夕方。懐かしき我が家の前に着いた。
結局今日一日、未来に連絡は取らなかったが……。というよりもむしろ出来なかったのだが。
まぁ、これも未来を驚かすための演出にはなったと思って、自己正当化。
という訳で、覚悟を決めて、玄関のチャイムを押してみる。
『どなたですか?』
「どなただと思う?」
『……もしかして、兄さん!?』
「だったらどうする?」
『どうするって……嬉しいですよ!!とにかく早く、中に入ってきてください!!』
「おぅ。そうする」
言われたとおり、玄関のドアを押し、我が家に入る。
未来は俺を待っていたようで、俺の顔が見えると同時に、顔がクシャクシャに崩れた。
「おかえりなさい!!兄さん!!」
「おぅ。ただいま、未来」
「会いたかったです、兄さん……」
「俺もだよ、未来」
「兄さん!!」
未来が俺に飛びついてくる。どうやら、泣いているようにも見える。
感動の再開シーンというヤツだ。

397 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:34 ID:???
が……。
「ちょい待ち」
俺はそれを手で制し、そっと未来の涙を拭いてやる。
「湿っぽいのは勘弁して欲しいな。帰ってきていきなり、未来の涙は見たくねぇし」
未来は、しばらく鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていたが、
何か思いついたのか優しく微笑む。
「……兄さん!!誰のせいで、涙を流しそうになったと思ってるんですかぁ?」
「やっぱ……俺のせい……だよねぇ?」
「決まってるじゃないですか!!」
「ホントに悪い!!代わりにお土産いっぱい買ってきたからさ!!」
「お土産なんかじゃ、許してあげませんからね!!」
「ほーぅ。いいのかなぁー?そんなこと言ってもー?」
「な、何なんです?その顔は?」
「神戸で、未来の大好きなプリンも買ってきたのになぁー?」
「神戸の……プリン……?」
「うむ。相当美味いらしいな。しかし、仕方ない、俺が全部食うしかないなぁー」
「何でそうなるんですかぁ!?」
「未来に許してもらえなきゃ、プリンなんてあげてもしょうがないしなぁー」
「むぅ……卑怯ですよ……兄さん……」
作戦成功。
大分迷ってるな、未来……。
「そうかい?あ……そういえば、神戸牛も買ってきたよ、ちょっとだけな。そのうち宅急便で届くはずだが……」
「神戸牛!?」
「あとは……何買ったっけな……。ま、未来には関係ないな」
まだあるんですか!?
今、未来の心の声が聞こえたような気がした。
そして、それは確実に、未来の決定を促したと思う。

398 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:35 ID:???
「もういいです!!ゴメンなさい!!私が悪かったですっ……」
「別に未来が謝らなくても良いよ」
「でも……プリン……」
「食べたい?」
未来が恥ずかしそうに頷く。
さすがに……これ以上焦らすのは可哀想かな……
「あはは!!意地悪して悪かったよ」
「プリン……くれるんですか?」
「未来が許してくれるなら、あげちゃおうかなぁー?」
俺はプリンの入った袋を、プラプラと未来の目の前で揺らしてみる。
「じゃあ、許しちゃいます……というよりも、もともとそんなに怒ってないんですけどね〜」
未来が俺に微笑んでみせる。
「ところで、兄さん、お腹空いてませんか?」
「そういえば昼はあんまり食べなかったからなぁ……。何かあるのか?」
「お夕飯の準備、出来てますよ、兄さん」
「用意いいねぇ、流石未来だな。早速頂こうか」
「はい。今日のは自信あるんですよ!!」
未来が胸を張って答える。
「未来の料理は何でも美味いからな。楽しみだ」

399 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/05/17 20:37 ID:???
「今日のは、三日分の兄さんへの愛情が入ってますからね。美味しいですよ〜?」
「未来……何か、変わったね?」
「ふふふ、兄さんのせいですよ、きっと?」
「そこは、『おかげ』と言ってくれないかい?」
「じゃあ、そういうことにしてあげましょうか」
「ありがとー!!未来ちゃん、愛してるー!!」
俺はふざけて未来に抱きつき、頬にキスをするフリをする。
普通の未来なら、必死に抵抗して振りほどくところだが……。
「あの……兄さん……唇にじゃないんですか……?」
拍子抜けた……。全っ然!!面白くない。
「やめた……飯食お……」
「何でですか〜!?」
「やってほしい?」
「……ちょっと……期待してました……」
「おいおい……それはさすがに嘘だろ?」
「いいえ……。私……兄さんのこと、好きみたいですから……」
「だろ………って……ええええええぇぇぇぇぇっ!?未来ちゃん、今何て……!!」
「さぁ!!ご飯ご飯っ!!早くしないと冷めちゃいます!!」
「おっ、おいっ!!未来っ!!逃げるなぁ!!せめて、もう一回だけ言えぇ!!」
俺の叫びも空しく、未来は俺を完全に無視して台所へ消えた……。

「言えませんよ……言える訳ないじゃないですか……
 何度も言ったら、意味が薄れちゃいますからね……」

「でも……大好きですよ、兄さん……♥」

400 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/17 23:27 ID:???
( *0M0)・・・・・・

401 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/17 23:56 ID:???
>>396->>399
(・∀・)イイ!
漏れは応援してるぞ!



402 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/18 00:23 ID:???
>>396
んなコトねーから。皆応援してっから。もちろんオレも。GJだよ!

403 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/18 00:54 ID:qmlW5Mha
おにいちゃん、ごめんね。
ずっと心配してくれてありがとう。毎日お見舞いにきてくれてありがとう。

あたしも一生懸命頑張ってみたんだよ。
精一杯生きようって必死に努力したんだよ。

あたしがいなくなったら、ゲームの相手がいなくなっちゃうね。
ミィの餌、ちゃんとあげてね。お兄ちゃん、すぐ忘れちゃうんだから・・。
借りてたスピッツのCD、あたしの部屋のラックにあるから持っていってね。
あたしの携帯メール、たまには見て、いろんな事があったの思い出してね。
はやく彼女作りなよ?あたしが言うのもなんだけどお兄ちゃんカッコイイんだから(笑)

お兄ちゃんの妹で良かったよ。
この家に生まれて、ほんとに幸せだったよ。ありがとう。

もし、またお兄ちゃんの妹に生まれることができたら・・もっともっと仲のいい兄妹になろうね。

404 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/18 21:03 ID:???
>>403
。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァァァァァン!

405 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/18 22:58 ID:???
>404
。・゚・(ノД`)人(ノД`)・゚・。 ウワァァァァァァン!!

406 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 00:03 ID:???
スピッツのCD?
自殺願望者か…

407 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 00:11 ID:???
ウワァァァァァァン!!!。・゚・(ノД`)=●)Д゚)>406

408 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 00:17 ID:???
スピッツ→飛ぶ、空などが多くの歌の歌詞に入ってる
→そんなに飛びたいのか…
と思った、熱狂的スピッツファン2人に洗脳されかかった俺の感想

409 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 00:44 ID:???
>>403なんかこんな小説読んだことある。思い出して泣けてきたぜチクショー…

410 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 13:01 ID:???
オレ今日初めて来たけど、いいスレじゃねーかよー! ゴルァ!!(`Д´;)
正直、エロ系の何かがあるかなーと最初は思ってたんだけど、心がまっさらに
洗われますた。(TдT*)

プラトニック系SSを書いてるのは1人? 何人かいる?
ともかく、どういうジャンルにも(・∀・)イイ!!味の書き手がいることを再認識。
妹ものはあんた(タチ?)にまかせたから、こりからもガンガれっ! ヽ(`Д´;)ノ

411 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 14:08 ID:???
兄上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました。兄上様、おすし美味しゆうございました。兄上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゆうございました。
兄上様、しめそし、南ばん漬け美味しゆうございました。兄上様、ブドウ液、養命酒美味しゆうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
兄上様、往復車に便乗させて戴き有難ううございました。モンゴいか美味しゆうございました。兄上様、お気を煩わして大変申しわけありませんでした。
兄上様、立派な人になって下さい。
兄上様。私はもうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。何卒お許し下さい。気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。私は兄上様の側で暮らしとうございました。

412 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 17:08 ID:???
>>411
ワロタ

413 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 19:20 ID:???
答えて兄さん。
どうしていつも、そっけない返事なの?
どうしていつも、目を合わせて話してくれないの?
もっと側にいたいの。え?同じ家だ?そうじゃなくて…
あぁ〜もぉ!
どうして分かってくれないの!?
こんなに近くにいるのに。
こんなにドキドキしてるのに。

こんなに……兄さんのこと…好き…なのにぃ……。


この場合、どう答えます?

414 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 21:45 ID:???
  や ら な い か ?

415 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 23:01 ID:???
(*´д`)ハァハァ

416 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/19 23:31 ID:???
ほら、よく言うじゃない。
雨に濡れて帰ってきたら白シャツの下のブラが透けちゃった、みたいなやつ。
今日は夕方から大雨で、もちろん傘持って出なかったあたしは学校の帰り道でビショ濡れ。
いい具合にお気に入りのブラ(淡い青)も浮かび上がって、お兄ちゃんをからかうのに絶好の機会♪

「ただいま〜・・。もうビショ濡れ・・」
ファサッ
あたしの視界を、勢いよく飛んできたバスタオルが覆う。お兄ちゃんが用意して待っててくれたんだ。
嬉しいけど・・ここは
「もう!投げないでよ〜!」なんて怒ったフリしてみる。
・・・「あ、ごめん」なんて謝ってる。あいかわらずお兄ちゃん可愛いなぁ(笑)
心の中で「怒ってないよー」とつぶやいてみる。
で。あたしの透けた下着への反応は・・・

「風邪ひくぞ。風呂沸かしてあるから早くあったまって・・・こいよ・・。」 タタッ

逃げちゃった。あたしの予想通りの反応(笑)
少しはドキドキしたのかな?

お兄ちゃんの沸かしてくれたお風呂に浸かりながら考える。
次はどんな手を使おうかなぁ。
お兄ちゃんの着替え最中に本を借りに行くとか・・。イマイチかな。
朝トーストくわえたまま、玄関でぶつかる・・のも兄妹じゃ効果ないし(笑)
あ、そうだ。まだ使ってなかった最終兵器、「仮病で看病」使っちゃおうかな。
うん、決まり!覚悟しててねお兄ちゃん

417 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 00:37 ID:???
あんまりお兄ちゃんをおちょくるとこっちも黙ってないぞ☆

418 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 00:38 ID:???
>>411
斉木しげる?

419 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 00:41 ID:???
>>418
円谷幸吉の遺書

420 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 01:13 ID:???
>>416 iimoeda!

421 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 14:16 ID:???


妹の会隊長

 われわれ妹の会はお兄ちゃんによって育てられ、いわばお兄ちゃんはわれわれの父であり、ご主人様である。
その恩義に報いるに、このような忘恩的行為に出たのは何故であるか。
かえりみれば、私は四年、他は三年、家内で準恋人として待遇を受け、一片の打算もない愛情を受け、又われわれも心からお兄ちゃんを愛し、もはや家の柵外の恋愛にはない「真の恋愛」をここで夢み、ここでこそ出生後ついに知らなかつた恋の涙を知った。
ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂家の精神を相共にする同志として共に二階の廊下を馳駆した。
このことは一点の疑いもない。

 われわれにとってお兄ちゃんは故郷であり、生温い現代恋愛で凛烈の気を呼吸できる唯一の場所であった。
お兄ちゃんやお友達諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなお、敢てこの挙に出たのは何故であるか。
たとえ強弁と云われようとも、お兄ちゃんを愛するが故であると私は断言する。

(以下略)

422 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 17:26 ID:???
何が「檄」だ。(w
またしても面白いバカが登場したな。色んな意味で良スレ認定せねばなるまい。

423 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 18:27 ID:???
>>422
おいおい、三島由紀夫を知らんのか?

424 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 18:54 ID:???
>>419
。・゚・(ノД`)・゚・。

425 :422 :04/05/20 19:11 ID:???
>>423
し‥知ってるよぉ! (`Д´;)
えっと‥。‥カミセンの最後のメンバーで、解散後はピンで漫談やってたヤツだろ‥。
何とか言う深夜番組でゴリとかと絡んでるのを‥、確か2〜3日前に見たぜよ! ヽ(`Д´;)ノ

426 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/20 23:19 ID:qIROOndO
初めてお兄ちゃんのことを意識したのは中学に上がる前の春休み。
まっさらの制服に袖を通して、あんまり嬉しかったからお兄ちゃんに見せに行ったら
「へぇ・・似合うじゃん・・」
って言われて・・ドキってした。「なんで?」って自分の気持ちに驚いたのを覚えてる。

初めてお兄ちゃんの存在が大きいって思ったのは、お兄ちゃんが大学に入った時。
飲み会とかで帰りが遅いお兄ちゃんがいない夕食。寂しいってすごく思った。

初めてお兄ちゃんを好きって思ったのは去年のあたしの誕生日。
朝、早く目が覚めたけど起きれなくてベッドでゴロゴロしてたら、そっと扉が開いてお兄ちゃんが
あたしが起きてるのに気がつかないまま、枕元にプレゼントを置いていった。
前から欲しいってあたしが言ってた、ピアノの形の置時計。
お兄ちゃん、買うの恥ずかしかっただろうなーって思ってたら・・すごく愛しくなった。

この気持ちを伝えようと思ったのは昨日の夜。切なくて眠れなかった。
「お兄ちゃん、あのね、聞いてほしいことがあるの・・ビックリしないでね・・」

427 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/21 00:49 ID:???
>>426!!で!?つ、続きを!!

428 :426@偽物 :04/05/21 13:01 ID:???
「あたしチンコがあるの。お兄ちゃんよりデッカいヤツ・・ 」

429 :本物の426 :04/05/21 22:26 ID:???
>427
いえ、これはここで終わりなんですよ(゚Д゚;)
後は想像に、ってパターンのつもりで書いたんで・・。
もうちょっと萌えれる文章書けたらいいんですけど、難しい・・。
お目汚しすみませんでした〜。


430 :427 :04/05/22 00:30 ID:???
>>429そうだったのか!でもスゲーよかったよ。現に想像しまくったから!なんつーか、純な想いがこもったいい妹だと思うよ!

431 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/05/27 21:11 ID:???
保守

やっと落ち着いたようだね

432 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/01 23:53 ID:???
保守 マッタリですな

433 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/06 18:51 ID:???
マターリ

最近妹が布団を上げずに学校に行くのですが。
忙しいからって、もう少しはやく起きればいいものを

434 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/07 14:31 ID:???
起こしてあげなよ。

435 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/07 16:13 ID:???
「こら、そろそろ起きないと学校に遅れるぞ」
「ん・・ん〜後10分だけ・・」
「・・・布団剥ぐぞ」
「zzz」
バサァッ
そこには上半身パジャマ、そして下半身は下着のみの姿態が・・。

なんていうのキボン。ニヤ(・∀・)ニヤ


436 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/09 16:23 ID:???
オレの目覚めは妹による1発のエルボードロップから。

437 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/10 22:21 ID:???
なんて羨ましい

438 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/10 23:24 ID:???
水月をピンポイントで狙ってくるのでかなり痛い…

439 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 02:13 ID:???
妹「お兄ちゃん!あたしの部屋勝手に入ったでしょ!」
俺「いきなりなんだよ。入るわけないだろ・・」
妹「うそ!だって・・・」
俺「だって・・なんだよ」
妹「だ、だって・・あ、あたしの下着が無くなってるもんっ!」
俺「ちょ、ちょっと待てよ。それでなんで俺のとこ来るんだよ・・」
妹「お兄ちゃん、あたしのことえっちぃ目で見てるもん!知ってるもん!」
俺「おいおい・・」
妹「いつもあたしのこと考えながらハァハァしてるでしょ!それで想像じゃ我慢できなく
  なってきっと下着に手を出したんでしょ!」
俺「ちょっと落ち着・・・」
妹「勝手に持ってくなんて反則だよっ!ちょっと貸してって言えば済むことじゃない!」
俺「・・済まないだろ・・」

ガチャッ
母「あ、お兄ちゃんの部屋にいたの。あんたの下着ベランダに干しっ放しになってるわよ。
  早く取り込みなさい」
2人「・・・・・」

妄想爆発


440 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 14:02 ID:???
>>438
腹筋鍛えてはね返すんだ

441 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 15:52 ID:???
腹筋鍛えたって、無空波出されたら無駄ですよ

442 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 18:42 ID:???
年が分かりますよ

443 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/11 23:46 ID:???
腹筋にゃ自信あるけど水月は鍛えんの難しいんだよなー…で無空波ってなにさ?

444 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 00:09 ID:???
無空波じゃ無理だな

445 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 00:11 ID:???
無空波でググりなさい。

446 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 05:23 ID:???
俺が居間で寝ているのが邪魔だったらしく、「こら、起きろ」って妹が俺の手を引っ張って起こそうとした。
面倒くさかったのとからかい半分で、引っ張られた手を逆に引いてやって、そのまま妹を抱いて床に押し倒した。
俺は目をつぶったまま妹の顔の横に俺の顔をつけて、そのまま寝たふり。
「へんたーい!クソ!どけ!」
俺の下で妹は暴れたが、俺は強く抱きしめて妹を離さないようにする。
そのうちおとなしくなったので、そろそろ開放してやろうと思った矢先、なぜか妹は俺を抱きしめ返してきた。
逆にからかわれているのかと思い、妹を抱きしめていた手を緩めて腰の方をやさしくなでてやった。
そうすると、妹が下半身を少しもじもじして、呼吸の間隔が長くなったのがわかった。
俺の下半身もちょっと刺激され、これ以上はやばいと感じ、「納豆臭い。お前歯磨いた?」
と言って突き放すように妹を解放した。
妹は一瞬、動きが止まったように俺を見た後、顔を真っ赤にして立ち上がり、部屋から走って出て行ってしまった。


447 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/12 23:30 ID:???
借りてきたCDをMDに録音するため妹の部屋に侵入
終わるのを待っていたら眠くなったので妹のベッドで昼寝
しばらくしたら妹が入ってきて「なに人の部屋で寝てるのよ!」って言ってきた
寝たふりを続けようと思ったら唇に柔らかい感触が




我が家の愛犬ですた orz

448 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 01:12 ID:???
iiotida!

449 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 18:52 ID:???
「自分が本当にお兄ちゃんに恋していたのか、私なんにもわからないんです。
 幼かった頃から、ずっとお兄ちゃんのことは嫌いじゃなかった。
 子どもの頃から、来るのをいつも心待ちにして過ごしてました。
 でも、嫌いじゃないなんて恋とは違うし、待ってるだけも恋じゃない。
 でも、本当に嫌いじゃないんです!
 お兄ちゃんのことが好きなのかもしれないって、最近思ったこともありました。
 自分はお兄ちゃんに恋しているのかもしれない、この私の気持ちは恋愛なのかもって
 それを認めなきゃいけないって。でも、わからないんです!
 最初は自分が逃げてるだけなのかと思ってたけど、
 恋愛を見つめないようにしているだけなんだと思ってたけど、
 でも、それでも、これは恋じゃないかもしれないです!
 だって、私、お兄ちゃんが受け入れられなかった!
 夕べ、私はお兄ちゃんが受け入れられなかったんです!
 好きだって言ってくれたのに!私の為にここに来たって言ってくれたのに!
 私は怖くて、ただ本当に怖くて、お兄ちゃんが受け入れられなかった!
 好きなのかもしれない、恋かもしれない、きっとそうなんだって思っていたのに!
 でも、私はお兄ちゃんが受け入れられなかった!怖かったのは本当です!
 でも、お兄ちゃんを傷つけたかった訳でもないんです!私を好きだって言ってくれたのに!
 泣きそうな傷ついた顔をさせたくなんかなかったのに!
 私、お兄ちゃんに恋してるんでしょうか?これで本当に恋してるなんて言えるんでしょうか?
 教えてください!お願いします!!」

(以上、1分16秒以内に一気に喋ること!!)



450 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/13 22:43 ID:???
顔面に飛んできた匕首を主人公が指二本で挟んで
弟子に投げ返す。

「にし・・・・しんくうは、ですね・・・・」

「ん?知っているのか?」

「はい・・・ゆうめい、です・・・」


451 :エルボードロップを防御せよ :04/06/14 00:03 ID:???
今朝もムリだった。休日くらいゆっくり寝かして…

452 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/14 00:39 ID:???
妹より早起きして吃驚させてやれ

453 :エルボードロップを回避せよ :04/06/14 07:50 ID:???
やったぜ!5:45に目覚ましセット。そのまま待ってたら6:00頃に妹が入ってきた。ベッド脇にきたところでガバッと上半身を起こすと驚いて尻餅ついた。

454 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/14 08:52 ID:???
冗談で、「お前の妹、一晩貸してくれたらお金貸すよ」って言ったら、
ホントに妹ちゃんが家に来た時ビビっちまったぞ、Mよ!w
妹ちゃん、まだ小学生だろーが!w

金借りるの何が悪いんだよ――と、ことある毎に言うけどな、
借りる事自体は悪くはないんだ。
そ れ を 返 さ な い 事 が 罪 悪 な ん だ よ 。
そのうえ自分以外の家族に迷惑掛けるのは最悪だ。
Mよ。地道に働いて返済せーよ。頼むから。
妹ちゃんにピザとケーキ奢ってあげたって言ったら、おまいは「じゃあ俺にも金くれよ!」って言ったけどよ、
ギラギラした目で毟るように金持ってくやつ(しかも返さない)と
おいしそうにご飯とかを食べる女の子、おまいだったらどっち選ぶよ?w



455 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/18 19:57 ID:???
ここにいる香具師はみんなこれ買ったよな?
ttp://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/imouto/index.html

456 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/18 22:04 ID:???
死ぬほど恥ずかしい表紙になってございますなw

457 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/19 05:30 ID:???
今日買いに行くぜ・・・ッ!

458 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:25 ID:???
えーと……yの関数y=logX/Xがある。
この曲線の接線のうちで点(1,0)を通るものを求めよ……?
簡単簡単。だけど、この微分は面倒だな……。
コンコン
優しいノックの音。
「はい?」
「お疲れ様、兄さん。お茶でもいかがですか?」
「おぉ、未来。気が利くな」
「もちろんですよ。兄さんのためですもの」
……へっ?
何か、違うような……。
「あの……未来ちゃん?ひょっとして、熱とかあるんじゃないか?」
「やだなぁ〜。ありませんよ〜」
単純に俺を労ってくれただけか?わーい。
いや、待て、落ち着け……このパターンは……。
「未来、何かあるなら正直に言え」
「えっ……?あはは……やっぱりバレましたか?」
「手の込んだことをしてくれるねぇ。そんなに俺がケチに見えるか?」
「そういうわけじゃないんですけどぉ……」
「なんかショックだから、そういうのやめようぜ?
 言いたい事があるならハッキリ言ってよ。俺と未来ちゃんの仲だろ?」
「止めてください。そういうの。兄妹でもセクハラですよ」
「コイツ……ハッキリ……言いやがった……。もう死にたい……」
「に、兄さん!!早まらないで下さい!!じょ、冗談ですから!!」
「冗談がキツすぎる……。まぁ、いいや……で、何なのよ?」

459 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:26 ID:???
「あの……メール……」
「メール?」
「メールって、どうやって読むんですか?」
未来がケータイ開いて、俺に見せる。
「誰かから……たぶん友達だと思うんですけど……メールが来たみたいで……」
そうだった。
完全無欠の未来だが、実は機械オンチ。ケータイだって、電話をかけるぐらいにしか使えないのだ。
「相変わらずだねぇ」
「苦手な物は苦手なんですよぅ……」
「お前さんがケータイ持ちはじめて、何ヶ月になるよ?」
「うっ……」
「一応、若者なんだから、メールぐらいは……」
「分かってますよぅ……」
「まぁ、メールばっかりやってるのもどうかと思うけどさ」
「分かってますってば……だから、早く教えてくださいよ……」
「ああ、ちょっと貸して」
こんなこともあろうかと、未来のケータイは俺のとお揃いにしてあるので、操作は分かる。
「ほら、ココのボタン押して、コレを選ぶんだ。分かる?」
「はい……何とか……」
「で、読みたいメールを選ぶ。簡単だろ?」
「はい」
短い返事をして、ジッと画面に見入る未来。
「誰から?」
「あ……全然知らない人からみたいです……誰からでしょう?」
「開くな。消せ。広告メールだ」
「はい……」
返事はしたが、たぶん消し方なんて分かんないんだろうな……

460 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:27 ID:???
「あのさぁ、前から言おうと思ってたんだけど……そんなんで、洗濯機とか掃除機とかどうしてんの?」
「洗濯機も掃除機もボタンが少ないですから、なんとか……」
ケータイだって、そんなに無いだろう……。
「それで……兄さん、メールを送るのはどうしたら良いんですか?」
「ああ……コレを選んで、送信相手を選択、あとは文字を入れるんだ」
「こうですか?」
「ああ。そんで文字が打てたら送信、っと……」
「送信……」
パラピラピリリ……
間抜けな着メロが鳴り響く。
「メールか……」
と、ケータイを取り出そうとして、ふと未来の顔を見ると……
ニヤニヤと笑っているではないですか……。
「君かね……」
「へへへ……はい」
やっぱり……。
「でも良かった。ちゃんと届いたみたいですね」
「あぁ、お前にしては大きな進歩だな」
「はい、これで兄さんとメールが出来ます」
ここで、『友達と』では無く『兄さんと』と言ってくれたことが、内心ものすごく嬉しかったり……
「ま、期待してるよ」

461 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:28 ID:???
「はい。良かった……これで学校帰りに兄さんにお買い物が頼めます」
「……」
悲しい……オチだった……。
「裏切られた気分だ……」
「あの……そんなに落ち込まないでください……」
「誰のせいだよ、誰の……」
「あの、ほら……あんまり無駄なメールしてると、兄さん怒るかなぁ……って。ははは……」
「言い訳はいい……余計悲しくなる」
「はぁ……ホントの事、言うしかないですか……」
「どういうこと?」
「……もうちょっと、練習したいんです!!私……文字も満足に打てないんですから……」
「未来ちゃん……」
「ですから……もうちょっとメールは待ってください……」
「ああ、待つ!!待つともさ!!」
「はい、ありがとうございます」
「なんなら、俺が練習相手に……」
「駄目!!絶対、駄目です!!恥ずかしいです!!」
「そうか……まぁ、頑張ってくれや」
「はい」
丁寧にお辞儀をして、俺の部屋から出て行く未来。
「まぁ、完璧な人間よりも、少し弱点があったほうが……可愛いよな」
「何か言いました?」
聞こえていたのだろうか……未来がひょっこり、ドアの向こうから顔を出す。
「別に。ただ、未来は可愛いなぁ……って」
「な、何言ってるんですか!!兄さん!!」
勢いよくドアが閉まり、未来が消える。
いやぁ、やっぱ可愛い!!マジ可愛い!!

462 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:29 ID:???
『さっきの話、ホントにホントだから。
 マジで可愛いよ、未来は』
からかう気持ちで、そんなメールを未来に送る。
読めるのかどうかは不安だったが、
「えぇぇぇぇ!!に、兄さん!!」
隣の部屋から、そんな声が聞こえたので、一応読むことは出来たのだろう。
俺は満足してニヤニヤ笑いながら、勉強の続きをしていると……。
パラピラピリリ……
またも間の抜けた着メロが。
俺が何気なく見ると……
『にいさんのばか』
とだけ書かれたメールが……。
言われちまったよ……
『結局、メールの練習になってるじゃん』
『もうしませんよ』
『まぁまぁ、そう言わずに気軽にお話しよーよ』
『はずかしいです』
『そんなに気にすること無いのに』
『きにしますよぉ だって にいさんに』
『俺に……何?』
『なんでもないです だいたい なんでわたしとめーるがしたいんですか』
『未来が大好きだから、もっとお話したいんだよん♥』
『あの はーとってどうやってだすんですか』
『未来ちゃんが俺に♥を使ってメールしてくれるってんなら教えてあげるけどなぁ?』
『そのつもりですよ』
『マジ!?』
『さあ どうでしょう』

顔文字も絵文字も無い。記号はおろか、漢字やカタカナもない。
確かに、冷たい感じのメールだけど……
一生懸命な未来のことを考えると、俺の今までで、一番大事なメールなんだ……。
未来だって、何だかんだ言っても、俺とメールしてくれてるって事は……結構楽しんでもらってるみたいだね。

463 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/06/20 22:30 ID:???
盛り上がってるところ申し訳ありません。お久しぶりです。
今回の作品は、一ヶ月ぶり、前回の兄妹の続きです。
前回とほとんどやってることは同じなような感じですが、飽きずに読んでもらえたら嬉しいです。

あと、読んでもらえれば分かると思うんですけど、妹のほうが機械オンチと言う設定にしたんで、
最後のメールの部分は大変読みづらいです。ゴメンなさい。

464 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/21 00:08 ID:???
スゴクイイ━━(・∀・)━━( ・∀)━━(  ・)━━(  )━━(・  )━━(∀・ )━━(・∀・)━━━ !!

465 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/21 01:48 ID:???
GJ!! お疲れ様ですー 相変わらずイイ萌えですな!

466 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/25 21:42 ID:44qcTO4Y
ひどいよ、お兄ちゃん・・。
なんであたしの嫌がるようなことばかりするの・・?

ご飯食べてる時にじっとあたしの顔を見たり
いつもノックもせずに、用もないのにあたしの部屋に入ってきたり
食べたいなんて言ってないのに、毎日お菓子を買ってきたり

もしかしてあたしの気持ちを知ってて、そんなことするの?
もしそうなら・・意地悪だよ、お兄ちゃん・・。



467 : :04/06/25 22:59 ID:8AcRFYtK
お兄ちゃん!今日の夕飯、なに食べたい?
……え?私?
も、もうっ!変な冗談は言わないでよ!
やだ、ちょっと……どこ触って……あ……
お兄ちゃん……本気なの?
……うん……私も、お兄ちゃんのことが……
え?え……冗談なの?
…………。
お兄ちゃんの……っ!バカッ!!
……でも、好きだよ、お兄ちゃん。
あと……や、夜食なら……いいよ?

468 :芋ウト :04/06/26 00:09 ID:bhPEYUUQ
氏ね!クズ!

469 : :04/06/26 00:16 ID:mvpPfmyr
↑てめぇ〜がクズ

470 : :04/06/26 00:20 ID:mvpPfmyr
俺と戦え!

471 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/26 01:53 ID:???
>>466-470 同ホストID 晒したろかH!!

472 :466 :04/06/26 02:00 ID:???
>471
残念ながら他のやつと俺は同ホストIDではない。プッ

473 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/06/26 02:51 ID:pIp7Hi5I


474 :467 :04/06/26 14:17 ID:???
ニヤニヤ

475 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/02 22:05 ID:???
保守

476 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/03 01:34 ID:???
無意味

477 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/03 02:41 ID:???
オマエの存在其の物がな

478 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/14 15:06 ID:???
廃墟

479 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/14 16:28 ID:???
そろそろ戻ってきて欲しいな…。期待してるんで

480 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/19 17:39 ID:???
一度あげてみるか…
ダメだと思うけど。

481 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/19 21:26 ID:???
ageても、来るのは変な人ばかりですよ、多分

482 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:28 ID:???
何が起こっているか存じませんが、間が持ちそうに無いので、ちょっと試作品置いていきますね。


「おにぃちゃん……」
小さな体、幼い顔、そして特徴的なツインテールの少女が俺に呼びかけている。
俺のことをこう呼ぶって事は、この子は俺の妹なのだろうか……
「……」
「おにぃちゃん……好きだよ」
「は、はぁ?」
「おにぃちゃんが大好きなの!!」
『妹』に抱きつかれる。
ぐっ……結構力強いな……。
……マズい……苦しくなってきた……。
ヤバイ……もうダメ……かも……。


「はっ!?はぁ……はぁ……」
夢か……夢なのか……!?
あんな夢見るなんて……欲求不満か!?俺!?
「あっ、おにぃちゃん。おはよ〜!!」
戸惑う俺に、Yシャツ姿の妹、三上沙耶が無邪気に声をかける。
俺の腹の上から……。
沙耶は中学一年生。低身長、ガキ顔、ツインテールという完璧なロリ……いや、幼……少女。
オマケに物事を深く考えない、超短絡的思考だからタチが悪い。
……って、そんな解説をしている余裕は俺には無かったり……。
「おにぃちゃん、朝だよー。起きてよー」
そう言って、妹が体を上下に揺らす。
「うぐぉ!?」

483 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:29 ID:???
「おにぃちゃん、どうしたの?すごく苦しそうだよ?」
「沙耶……言いたいことは山のようにあるが……まずは退いてくれ……重い……」
俺は声を振り絞って、全く何も気付いていない様子の沙耶に言う。
「うん。よいしょ」
「ふぅ……あのな……沙耶。まず……その服装から聞こうか……何で……何で俺のYシャツを着とるんじゃい!!」
「沙耶の新しいパジャマだよー?」
「確かさ、それって、捨てようと思って、あの辺に置いてあったやつじゃないか?」
「うーん、分かんないけど。これ、廊下で拾ったんだー」
「じゃあ、間違いなく俺のだな……で、何故そんな物を着てる?」
「あのね、これね、すごく楽なんだよー」
「楽って……」
「それにね、いい匂いなんだよ。おにぃちゃんの匂い」
「はぁあ……止めてくれよ、恥ずかしい」
「えー?なんでなんでー?」
「何ででも!!」
「わかったよー。じゃあ、違う服ちょうだい?おにぃちゃんの匂いがするやつがいい!!」
……分かってねぇな。
「まぁ、いい。次の質問だ、どうして、俺の腹に馬乗りになってたんだ?」
「あのね、おにぃちゃんを起こそうと思ったんだぁ〜」
「ああ、そうなんだ……あのね、苦しかったんだけど?」
「でも、目は覚めたよね?」
「いや、そういう問題じゃなくて……ハッキリ言って死を覚悟したんだけど?」
「そうかなぁー?サヤの体重、ミィちゃんよりも軽いんだよ〜?」
「いや……誰より軽いとか、そういう問題じゃなくて……」
「?」
妹が意味が分からない。とでも言うように、首を傾げる。
「もういいです。何でもないです」
「それよりも、おにぃちゃん。朝のあいさつがまだだよー?」
「ああ……おはよう」
「おはようございます、おにぃちゃん」
沙耶が深々とお辞儀。

484 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:30 ID:???
「そして、お休みなさい!!」
俺は布団をすっぽりと被り、二度寝を試みる。
目覚めは最低だったが、それほど眠いわけではない。ちょっと沙耶をからかってやろうと思ったのだ。
「わわわ!!おにぃちゃん、寝ちゃダメだよー!!」
そう言って、沙耶が布団を引き剥がそうとする。
しかし、沙耶如きに負ける俺ではない。
俺は布団をしっかり掴んで、沙耶に対抗する。
当然のことながら、沙耶が俺に敵うワケが無く、すぐに諦めてしまったようだ。
「ねぇ……おにぃちゃん……起きてよぉ……」
「悪いけど……俺だってまだ眠いんだ……勘弁してくれ」
「……うん。分かった。ごめんなさい……」
布団のせいで、沙耶の顔は見えないが、どんな顔をしているのかはよく分かる。
俺に起きて欲しい何かしらの理由があるのだけど、
無理には言えなくて、泣きそうになってる。そんな顔だ。
「……お休み、おにぃちゃん。でも……出来るだけ、早く起きてきてね……」
こういうネガティブな急かし方も沙耶らしいといえば沙耶らしい。
……もうこれ以上は可哀想かな。
「了解……はい、起きた!!」
俺は布団を跳ね除け、立ち上がる。
「わわわ!!おっ!?おにぃちゃん!?」
「おはよう、沙耶」
「うん!!おはよぉございます!!」
沙耶が嬉しそうにピョコピョコと跳ねる。
沙耶の耳……もとい、ツインテールが揺れ、シャツの裾がふわっと上がる。
一瞬、パン……いや、下着が見えたが、沙耶は気にしない。
「おにぃちゃん、朝ご飯食べるよね?」
「あっ、あぁ。食べるか」
「うん」

485 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:31 ID:???
「あーあ、腹一杯」
朝食後、ソファーに飛び込み、横になる。
今日は休みだ。ダラダラ出来る。最近忙しかった俺とっては、いい休日だ。
「わわっ!!おにぃちゃん!!食べてからすぐ寝るとウシさんになっちゃうよ!?」
「じゃあ、その辺の蛙と組んで漫才でもやるさ……」
「どういう意味ー?」
ダメだな……冗談だってコトも分かってない。
「別に……おやすみ……」
「だから、寝ちゃダメだってばー!!」
「嫌だ……」
「サヤ……おにぃちゃんと遊びたいのにぃ……」
「また今度な……」
「今度って……いつ?」
「さぁ、来週か……再来週か……」
「サヤ、そんなに待てないー!!遊ぼっ!ねぇ、遊ぼっ!!」
「うるさい……」
「……!!……ゴメン……なさい……」
またか……。遊んで欲しいなら、もっと粘ればいいのに……。
俺だって、そんなに冷たく無いんだから……。
それから、二人は黙って、しばらく経った。
俺は目を閉じているのだが、沙耶の気配は確かにまだあった。
しかし、あまりにも静かなので、気になって、うっすら目を開けて、沙耶を見た。
沙耶はひざを抱えて座りながら、時々窓の外を見てはため息をついたり、
俺に声をかけようとして、首を横に振って我慢したり……。
どうして、ここまで健気なのかねぇ、コイツは……。

486 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/07/20 22:33 ID:???
しかし、ココで起きるのもなぁ……。
何かきっかけでもあれば、起きれるのに……。
そう、思った瞬間……
プルルルル……プルルルル……。
電話のベルに、俺も沙耶も大きく体を振るわせる。
「はい、三上です……おにぃちゃんですか?えっと……今、いません……
 はい。分かりました……」
「誰から?」
「わっ!!おにぃちゃん!?」
沙耶の体が、ビクッと跳ねる。
「電話なんだろ?誰からだったんだ?」
「えっと……知らない人……多分……かんゆーだと思う」
「そう」
「あの……おにぃちゃん……もう、寝るのはいいの?」
「ああ、十分」
「じゃあ……サヤと……あそぼ?」
沙耶必殺、斜め60度の上目遣い。
「うん。遊ぼうか?」
「うん!!」

【続く可能性は否定できない】

────────────────────
ということで、さっきも言ったとおり、試作品です。
というか、出すとは思ってもみませんでした。つまり、半ばボツとなるべき作品。
続きます。いや、続くかもしれません。気分次第です。
まぁ、もし、また、間が持たないようなら……と言うことで。

487 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/20 22:52 ID:???
キタ━(゜∀゜)━!! 待ってて良かった〜。

すっごくいいですよ。次回、期待しちゃっていいですか?


488 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/21 23:43 ID:???
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!
スゴク(・∀・)イイ!よ

489 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/22 22:17 ID:tPl2vcd2
GJ!!  良い感じですな!

490 :名無しくん、、、好きです。。。 :04/07/23 08:25 ID:V5HIAssc
拍手喝采!!!

491 :288 :04/07/24 11:20 ID:V7Qcq+yn
 夏。
どの学校も長期休暇に入り、海は涼しさ目当ての客で賑わう、そんな季節。
普段なら家でごろごろしている俺も、人々が浮かれるこの時期だけは外交的になる。
そう、外交的になるはずだったのに………。


 「なんで身内に振り回されてるかなぁ……」
冷房の効いた店内で、俺はひとり呟いた。
今日は月曜日。とはいっても夏休み中なので毎日が日曜日と同じだ。
いや、それは浮かれすぎか?


492 :288 :04/07/24 11:21 ID:V7Qcq+yn
 「なにひとりでぶつぶつ言ってるのよ、お兄ちゃん?」
呆れ顔の少女が向こうから歩いてきた。透き通るような黒い長髪がさらさらと揺れる。
こいつは俺の妹、千夏。少々勝気で男勝りなところがある。
 「なんでもない。それよりも、水着は決まったのか?」
そうなのだ。俺は妹に引きずられ、水着を買いに来ているのだった。
 「うん。私はこれにしようかなぁ、と」
そう言って千夏が見せたのは、淡い青色のビキニの水着だった。
 「……どう?似合ってる?」
 「俺に訊かれてもなぁ。それにこういう時、似合ってるとしか言いようがないだろ」
 「それはそうだけど、兄妹なんだから遠慮なく言ってよ」
 「じゃ、本音を言う。似合ってる。つーか可愛い」
瞬間、千夏の顔がぼっ、と赤くなる。
 「か、かかかかか、可愛い?」
 「ああ、可愛いぞ」
そう言うと、なにやら「可愛い、可愛い……」とエンドレスで呟き始めた。
まったく、こいつは………。


493 :288 :04/07/24 11:22 ID:V7Qcq+yn
俺がひとりでくっくっくっと笑っていると、服の袖が誰かに引っ張られた。
振り返る。
 「よう、千秋。決まったか?」
 「う、うん」
このショートカットの可愛らしい女の子は千秋。言うまでもなく、俺の妹だ。
そして千夏の双子の妹でもある。
 「わたしはこれにしたの」
言いながら、白いワンピースの水着を見せる。やはり似合っていた。
 「うん、似合ってて可愛いぞ」
 「か、可愛い……」
じわじわと顔が赤くなっていく。姉と違って、沸騰するのに時間がかかるらしい。
………妄想力の差か。


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0ch BBS 2004-10-30