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[第三弾]妹に言われたいセリフ

229 :遊星より愛を込めて ◆isG/JvRidQ :04/02/06 21:18 ID:???
「お兄ちゃ〜ん!!!!」
妹が俺の部屋に飛び込んでくる。
「おいおい……ノックぐらいしてくれよ……」
「あっ、ゴメンね。……ってそうじゃなくて!!」
「じゃあ何だよ……。お前に怒られるようなことをした覚えは無いぞ……」
「あるっ!!お兄ちゃんでしょ!?テーブルの上にこんなの置いといたの!?」
妹はポケットから何かを取り出して、俺に見せる。
「ああ……俺のだ」
「俺のだ……じゃなくて〜何なのよコレは!!」
「何って……フィギュア」
そう。妹の手の上に乗っているものは、俺が今日買ったお菓子のオマケの動物のフィギュア。
……ちなみに、今日買ったらザリガニが出た。
オマケながら大変出来がよく、最近、こういうものを買うのが俺のささやかな楽しみになってきている。
そして、学校帰りに買ったザリガニをテーブルの上に置き忘れたというわけだ。
「も〜!!私、ホントに驚いたんだよ〜!?」
「俺もだ。初めて見たときはビビッたぞ」
「じゃあ、何でこんな気持ちの悪いもの買ってくるのよ〜!?」
「仕方ない。何が出るかは分からないからな……」
だから、欲しい物が出るまでついつい何個も買ってしまうわけで……。
……そして、情けないことに俺はしっかり向こうの戦略にはまってしまっているというワケだ。
「ともかく、俺が悪かったよ……スマン」
「別に良いけど、今度から気をつけてね?」
「ああ。分かってる」
俺は適当に謝りながら、ザリガニを机の引き出しの中にしまう。
すると、妹は、野生の王国と化している引き出しに幾分かの興味を持ったようで、
「ねぇ、お兄ちゃん、コレって他の動物もあるの〜?」
「ん?あぁ……」
妹の反応に半ば驚きながら、俺は机の上に置かれていた商品ラインナップを妹に差し出す。

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0ch BBS 2004-10-30