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紅殻って知ってますか?

152 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 13:16
うおー、待ってました。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 13:37
単なるレンガ工場だったんですね。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 14:45
面白くなってきた。続きを是非!

155 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 14:45
なんかつまんなくなってきちゃった。
あげとくけど。

156 : :2000/08/21(月) 17:14
 Bさんのお話
 Bさんの取材は実は大変でした。諏訪神社(神社でいいのです)の関係者とはうかがっていたのですが、神官の一つである副祝という職にあった(現在は引退)人でした。なぜ、このような方をA先生が紹介してくれたのか、最初は全然分らなかったのですが、実は大変なことだったのです。それを書く前に、最初のいきさつについて、報告しておきます(じゃないと、なんでこんな重大な話を、初対面のわたしにしたのか、疑う方もいると思いますので)。
 Bさんとは、上諏訪駅近くの「味宏」という料理屋で会いました。15日のことで、本来ならお盆休みというところなのですが、この日は諏訪湖の花火大会なので、開いていました。昼飯でも食べながらということで、Bさんが指定してきたのです。しかも、示し合わせたかのように、「味宏」のお勧めメニューは「車海老の天丼」でした。Bさんは、60過ぎのがっしりした体格の人物。わたしは、この歳になっても自分より大柄な年長者というのが苦手なのですが、Bさんは、そういう意味では恐ろしいほどプレッシャーを感じさせる人物でした。昼飯でも・・・というお誘いだったので、友好的に話が始まると勝手に思い込んでいたのですが、実際は反対で「なにを企んでいる」「なんで、今ごろそんなこと詮索する」という詰問から、話は始まってしまいました。わたしが個人的な好奇心からだと説明すると「なんでそんな気まぐれに、付き合わなければならなにのか」「お盆休みだっていいうのに(あんまり、一方的に言うので、思わず『あんたは毎日が日曜日なんじゃないの』と言い返しそうになってしまいましたが、ぐっと堪えました=当たり前だ)」と大変な剣幕です。A先生の名前を持ち出し、ビールで乾杯して、やっと話が始まりました。ところが、話が始まると、Bさんはとんだ話好きでした。
 以下、Bさんの話の要約です。
 松本大本営の計画が進んでいたとき、陸軍参謀本部にU中将という人物がいた。当時海軍は、伊号潜水艦を使って(晩期はUボートを使って)ドイツから秘密兵器の情報を仕入れ、実際、桜花、菊花、秋水などのジェット機、ロケット機を製作した。これに対し、陸軍は登戸研究所で殺人光線の研究を行っていたが、開発の目処は全く立っていなかった。この状況を苦々しく思っていたU中将は、全く違った視点から、秘密兵器を開発しようとした。それが、「蛙狩」だった。諏訪の7不思議の一つで、正月元旦早朝に諏訪神社上社前の御手洗川(みたらしがわ)で蛙(赤蛙)をつかまえ、生贄(いけにえ)として捧げ、国土の平安などを祈るという古来の風習だったが、U中将は、この赤蛙に人間をあてた神事を提唱した。すなわち「神ながら(かんながら)赤子還り」という神事である。国民一人一人が、神懸かり、古代の天皇の赤子に還る(蛙)という神事で、ここでの赤子とは、文字どおり赤い人間をさし、不死身であったというのだ。
「不死身ですか?」
 わたしが問うと、一杯のビールで、真っ赤になった(それこそ赤子だ)Bさんは、声を立てて笑い、それからむせたのか涙混じりに言いました。
「不死身さ。絶対に死にはしない。なにしろ生きていないのだからな」
 Bさんは泣き出し、「味宏」の客は不審な目でこちらを見ます。店の人は、どうやらこうしたBさんのふるまいには慣れているようで、こちらを見ようともしません。
「生きてるのは、畑山さんくらいだろうな」
 Bさんは、泡の消えたビールを飲み干し、いびきをかき出しました。
 続きます。
 ※マウンテンバイク、とかマウとかが具体的に誰を指しているのかやっと分りました。前にも言ったように、わたしは別人です。なお、先輩がまうかどうかは、わたしには分りません。


157 :マンテンバイク :2000/08/21(月) 17:34
 読むのめんどい。要約なら、もっと簡潔にしてくれ。
 でも、やめないでね。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 17:46
凄いお話ですね。戦時中に、そんなことがあったとは、、、。
とにかく、お疲れ様でした。
続きを楽しみに、お待ちしております。
煽り、中傷などは、無視してくださいね。貴方の書き込みを、
楽しみにしている方も大勢いらっしゃいますので。では。

159 :マンテンバイドク :2000/08/21(月) 17:54
>156
Bさんて60代? 終戦間際いくつだったの?
いや、素朴な疑問。煽りじゃないすよ。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 18:12
桜花なんて名前でてきたら、もう何やってても不思議じゃないな…。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 18:25
地元ながらに知りませんですた上げ。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 19:21
参考サイト:

信州の神社「諏訪大社」
http://www.dynax.co.jp/sinsen/culture/jinjya/j_suwa.html

諏訪の民俗・諏訪七不思議
http://edu.lcv.co.jp/db/chap05/chap05/index.htm

163 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 19:55
そういえば諏訪って確かエ○ソンの本社があったね、
なんであんな田舎に建てるんだろ。

164 :名無し@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 19:57
うわ、続きがキニナル、アゲ!

165 :>163 :2000/08/21(月) 20:08
そりゃ、エプソンの元が諏訪精工舎だからだってば。
最初から諏訪にあるの。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 22:29
ahe



167 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 23:36
未だかな…

168 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/21(月) 23:59
実は、僕に彼女が出来ました!!ドイツ人と日本人とのクォーターです!!


169 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:00
おめでとー!

170 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:02
あら、おめでとう。>168

171 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:08
1さん、まだー?
気になるよう

172 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:16
実は、1さんは・・


173 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:33
1さんは・・・?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:40
1さんは、みんなを楽しませようと、只今推敲中です。
傑作が書き込まれるまで待ちましょう。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 00:45
1さんは…?

176 :1を騙った141 :2000/08/22(火) 01:23
ありゃ、おれが酒飲んでる間に凄いことになっていたんだ…。
1(本物)は?
でも、俺が騙った後すぐに出てくるなんて、なんて素晴らしいタイミング。
でも、戦時中の話になるなんて…。
もう、ファンタスティック!!!!!
早く、本物来ないかな。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 01:34
1さんの話面白いです!(^ー^)
早く続きを作ってください!

178 :1を騙った141 :2000/08/22(火) 01:43
ゴメンね。
俺はあそこまで上手く創れなかった。
もう才能の違いだな…。
俺は凡人でいいや。

179 :イーさん :2000/08/22(火) 01:50
あれでおしまいなのか?
このままでは…………。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 01:54
あの、煽りじゃないよ。もう来ないと思います・・・。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 01:55
このままでは…。
ホントだよ、141みたいに騙ってもいいから
誰か続けたら?
マウンテンさんは見てる?

182 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 05:44
そして1は閉じ込められて毎日水銀を飲まされましたとさ。

183 :マウテンまーくん1 :2000/08/22(火) 06:33
だからさ、バレバレの自作自演やめろよ、マウンテンバイク、まーくん、1さんよ。
君のネタには飽きたよ。

1による、みっともない自作自演の様

>156 名前:1投稿日:2000/08/21(月) 17:14
> Bさんのお話
> Bさんの取材は実は大変でした。諏訪神社(神社でいいのです)の関係者とはうかがっ>ていたのですが、神官の一つである副祝という職にあった(現在は引退)人でした。
>なぜ、このような方をA先生が紹介
(以下略)

>157 名前:マンテンバイク投稿日:2000/08/21(月) 17:34
> 読むのめんどい。要約なら、もっと簡潔にしてくれ。
> でも、やめないでね。

こんなことやったってなんの説得力も沸かないって…
それになによ、やめないでねって…
自分で自分に言ってみっともないよ。

でもこのスレの場合、実際マウと1は同一人物だから自作自演というか
なんというか…

184 :>183 :2000/08/22(火) 06:36
157は「マンテンバイク」だろ?

185 :マウテンまーくん1>184 :2000/08/22(火) 06:57
なんか非常に悲しいです。こっちは真剣だったのに気持ちが伝わらなかったようです。
「よーくん」とか「ウンコしてくる」とか全部偽物です。私じゃありません。
最近いろいろと傷つくことが多くて、ちょっと感傷的になっててキツいんです。
だから、ネットでも罵られたりするとツラくなってしまうんです。
もう来れないかも知れません。
真剣にアドバイスくれた方ありがとうございました。
これからも、みなさんのアドバイス通り、
相手がカルト集団であっても一歩も引かず戦い抜くつもりです。
みなさんもお体に気を付けて、がんばってください。
それでは、さようなら。(笑)


ということで僕の早とちりだったかも…すまん

どうか家族を救うためにみなさんの知恵を貸してください。私の両親と妹を助けてください!

186 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 08:22
どう見てもこれは実話だろう……。
もしこれが創作だったら、私なら2chになぞ書かずに出版社に飛び込むよ。

1さん、興味深く見てます。続きぷりーず。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 09:24
あげあげあげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

188 :マウテンまーくん1>184 :2000/08/22(火) 09:42
>186
またまたあなたは騙されてますね。
かなやば、カルト集団などをよく読むように。

189 :マウテンまーくん1 :2000/08/22(火) 09:46
188の>184は間違えっす

190 : :2000/08/22(火) 10:54
 ごめんなさい。明日仕事で、某慶応大学教授に会うので、付け焼き刃の勉強してました。続きです。
 Bさんは、その当時9歳で、副祝は世襲だったので、父親、祖父がこの件には係っていました。Bさんも後を継ぐことが確定していたので、正式なメンバーとして「蛙狩神事」に参加されて(させられて)いました。なお現在の諏訪神社の副祝は、Bさんの一族とはなんの関係も無いそうです。Bさんには子供はなく、副祝という立場にも全く執着がなかったので、他人に譲ったということです。なお、Bさんによれば、奥様は元宝ジェンヌとか・・・
 Bさんの話2(目を覚まし、続きを話してくれた)
 赤蛙には、地元の若者6人が選ばれた。いずれも徴兵検査に不合格だった者たちだ。当時男子の誉れは甲種合格であり、第一乙となれば、いささかコンプレックスがあり、いわんや丙種(不合格)というには、死にも値する不名誉だった。現実的に、丙種になるのは「性病」「結核」「不具」の者に限られていた。そんな青年に、陸軍参謀本部から、滅私報国の要請があったのだ。皆勇んで「赤蛙」たらんとした。赤蛙になるためには、斎戒沐浴、諏訪神社での禊(みそぎ)の後、21日間の断食、及び「丹」の摂取が必定だった。丹とは水銀である。丹頂(鶴)というのは、頭が赤いと言う意味だ。つまり丹とは赤を指す。金属の水銀を呑めば死んでしまうが、水に溶かした丹薬として呑めば、かなりの量を摂取出来るのだ(註;水銀イオンということだろう)。神事は滞りなく進んでいたが、10日後に最初の死者が出た。全身を赤く染め、皮膚はただれ、眼球も溶け出すような有り様だった。むろん失敗したわけではない。腐敗しない不滅の肉体が、松本大本営の人柱として捧げられるのだ。残り5人の若者も、感動し、一刻も早く、「赤蛙」たらんとしているうように見えた。しかし、一人例外がいた。それが畑山さんだった(註;前の書き込みで、これは当然C氏とするべきでした。113のレスに秦氏と書かれていたのを読んでいたので、つい無意識にこんな名前にしてしまいました。いかさま、畑山は仮名ですが、秦氏との関連を思わせる苗字です)。
 畑山さんは、帝大を肺病で中退したインテリで、「赤蛙」の儀式にも批判的だった。田舎で戦にも行かぬ身、非国民の謗りを受けることは、別段苦痛ではなかったが、両親が村八分になることを懸念しての参加していたのだ。しかし、惨たらしい死に様を目の当たりにして、その覚悟はすぐに揺らいだ。畑山さんは脱走した。
 わたしは、Bさんの先を促した。畑山(前述したように、実際とは違うのだが)という姓は、叔母の旧姓なのです。
 続きます。
 

191 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 10:58
あの、前から思ってたんだけど、「松代大本営」じゃないの?
長野県ではそう呼ぶんだけど。
面白いけどね。

192 :えびてん :2000/08/22(火) 11:14
>明日仕事で、某慶応大学教授に会うので、付け焼き刃の勉強してました。

ここらへんはいかにも自分はエリートだって言ってるような感じだな。
やな感じぃ〜。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 11:19
営業がんばってきます!って感じで好感持てるけどなあ

194 : :2000/08/22(火) 11:23
>191
 その通りです! 思い切り恥をかきました。わたしのミスです。A先生、Bさんには全く責任はありません。なおA先生のお話にある「紅殻」が松本方面に送られていたというのは松本で正しいようです(メモにそう書いているので。A先生に電話で確認を取ろうと思ったのですが、不在でした)。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 11:39
どうして、蝦の頭を焼いたものを、蝦殻焼きじゃなくて、鬼柄焼きって言うのですか?

196 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 12:31
↑丸ごと焼いたのを、鬼殻焼きって言うんだけどね・・・

197 :名無し@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 14:28
age

198 :666 :2000/08/22(火) 14:49
>>明日仕事で、某慶応大学教授に会うので、付け焼き刃の勉強してました。

>ここらへんはいかにも自分はエリートだって言ってるような感じだな。
>やな感じぃ〜。
そ、そうかな〜(^^;
別にエリートでもなんでもなくても慶大やら東大やらの教授と打ち合わせすることだってあるっしょ。
あんまり悪くとるものじゃないよ(笑)
1さん続き楽しみにしてまーす!

199 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 15:30
参考サイト:

松代大本営地下壕
http://www.avis.ne.jp/~munechan/tikagou.html

水銀・丹・ベンガラ
http://www.asahi-net.or.jp/~uu3s-situ/00/3.html
http://www.ne.jp/asahi/kam/navi/ny/minzoku.htm
http://www2s.biglobe.ne.jp/~xianxue/longhu/longhu1-1.htm

200 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 15:41
うわーおもしろい。
1が騙すつもりならサクッと騙されたい気分だ。
煽りじゃないぞー、頑張れー!

201 : :2000/08/22(火) 15:46
 すみません。今までのスレにある「松本」は総て「松代」の誤りです。A先生に電話で確認したところ、紅殻を運んでいたのも松代方面だったそうです。A先生は松本と言う土地が、お嫌いのようで、信濃国家の歌詞も「松本、伊那、佐久、善光寺」ではなく「佐久、伊那、松本、善光寺」にすべきだとおっしゃっていました。
 Bさんの話3(近くの喫茶店に場所を移してうかがいました)
 脱走兵が憲兵に捕らえられたりするのは「おしん」なんかでも、やっていたろう。畑山さんの場合はもっとずっと深刻だった。しかし、事はあっけなく解決した。畑山さんが死体で発見されたのだ。服装は脱走したときの白装束、皮膚は溶け、全身真っ赤だったそうだ。むろん非国民の亡骸を人柱には出来ず、遺体は古井戸跡に放り込まれ、そのまま埋められた。その後、終戦になり、総ては頓挫した。5体の「赤蛙」は、荼毘にふされ、この計画自体が闇に葬られた。しかし、昭和21年の夏、事態は意外な方向に流れた。畑山家に畑山さんが戻ってきたのだ。村人は「赤蛙の神事」も、畑山さんの脱走と死もむろん知らなかった。戦争が終わって180度世の中が変わっていたから、むしろ畑山さんは、歓迎された。しかし、ならば、あの死体は誰のものだったのだろう。偶然とは考えられず、だから、畑山さんが殺して入れ替わったということなのか。Bさんは、その後何年も立ってから(成人してから)、畑山さんに、脱走のことについて質問したと言う。畑山さんの言によれば、丹などただの毒薬に過ぎず、単に犠牲者の遺体に紅殻を塗って、それらしいものを造っていただけだった。U中将は自分の行っていることがいかさまであることは自覚していて、ただ大本営においての自分の存在感をアピールするのがもくてきであったのだ。
 なおU中将は、昭和30年代に自殺したと言う話でしたが、当時の新聞の縮刷版には、そんな報道はありませんでした。信濃毎日新聞にも問い合わせましたが、担当者が夏休み中ということで、未だ不明です。
 Bさんは思い切って、畑山さんと思われた死体について質問してみたが、畑山さんは少しも動じることも無く、心あたりない旨返答した。実家の蔵の地下に隠れていたが、なぜ捜査にこないのか不思議に思っていたという。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 15:59
すげ−。映画になりそうな話だねえ。

203 :名無し@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 16:03
横溝正史ものみたいで凄いですね。

204 : :2000/08/22(火) 16:06
 続きです。
 Cさんの話
 Cさんは、諏訪国民学校の配属将校だった人で、畑山さんが脱走したとき山狩りに駆り出され、例の死体を発見した一人です。大変なお酒のみで、長野市在住。17日に川中島町の「鯨屋」という呑み屋で話をうかがいました。
 「赤蛙の神事」のことは薄々知ってはいた。その神事を汚すものがいて、スパイの疑いありということで、畑山捜索に加わった。死体は山のふもとで簡単に見つかった。腐乱死体に朱肉を塗りたくったような状況で、身元の確認も難しいと思えたが、軍部から検視必要無しという連絡が入り、そのまま発見地ちかくに埋められた(このあたりBさんの話とは多少異なりますが、Cさんは当事者でしたから、こちらが近いと思われます)。如何に戦時下とは言え、警察はないがしろにされたわけだが、U中将の力か、畑山さんの死は闇に葬られた。
 Cさんの話のポイントは、昭和23〜24年ころ、長野市で発生した一家心中事件にあった。病苦の父親かかえた寡婦が、父親と自分の子供3人を鉈で殴り殺し、自ら首を吊るという悲惨な事件だった。Cさんは町内会の役員をしていた関係で、この家を訪れ、第一発見者になったわけだが、この家の中に、5つのしたい以外に、2体いわゆる、わたしが見た「紅殻」、Bさんが見た赤い死体のようなものも同時に発見したのだった。
 続きます。

205 :DioDuo :2000/08/22(火) 16:43
わくわくして来ますね。
続きは?

206 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 17:26
たとえネタだとしてもオモロイね。

207 : :2000/08/22(火) 17:26
 Cさんの話(続き)
 2つの不審な遺体は、警察に運ばれ司法解剖された。当時(今も?)長野県には監察医がいなかったので、解剖は信州大学の法医学教室で行われた。遺体は2つとも男性で、甲は30代〜40代、乙はかなりの高齢者。死因は二人とも薬物中毒による肝臓壊死で、血液中から大量の水銀が見つかった。甲乙ともに栄養状態は極めて劣悪で、胃の中はほとんど空という状態だった。また両手足には長期にわたり緊縛されていたと思われる、皮膚の擦過傷および糜爛(びらん)が見られた。特記すべきは、両遺体がベンガラで赤く染められていたことだった。そのためか腐敗の進行は遅く、屍蝋もしくはミイラといった状態だった。遺体は経帷子様の白装束を身に纏っていた。そして、この2体は、床の間に安置され、某かの宗教的儀式に使われていた様子だった。第一発見者であるCさんは、直感的に、老父の病気快気を願って置かれた供物であろうと思ったと言う。
 結局二人の身元は分らずじまいで、検察は容疑者(娘)死亡、被害者不詳のまま殺人容疑で告訴した。
 Cさんの記憶では、そのとき県警の捜査一課の部長刑事が、「赤蛙」の話をして、多分、父親の病気が治るように、娘が生け贄を作ったのだという話をしたということだった。今ならカルト宗教ということで、マスコミが大騒ぎしたろうとCさんは言った。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 18:17
「おう、今年のベンガラは、なかなかいい出来だ」
「昔は、どこの家でも造ってたけどねえ。もうないだろう」
20数年前は当たり前の風習だったらしい

どうやってここに続くんでしょうか。
老人の戯言ってオチは最悪。
個人的には、ファンタジーに突入して欲しい。

「現代に蘇ったU中将!赤蛙を率いて帝都復活を目論む。
手始めとして、宮崎に秘密基地を建設。その後、
山梨の北部を占拠し、松代大本営地下壕に眠る秘密兵器
を取り戻すため行動を開始する。
しかし!それを阻止すべく、電波使いマウンテンバイクと、
神の力を持つまーくんは立ちあがった。
群がるU中将の手先、2ch@煽りを退けながら、
逝きついた先に彼らが見たものとは・・・」

付け加え 1の父と叔父、その村の人たちは
U中将の部下であり、不死身の部隊ベンガラ隊の
生産を続けていた。

これで全てつじつまバッチリ。

今から食事しに占拠された集落逝ってきます。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 19:03
この筋の話でいくと
1さんの身内もカルト集団の一味だったってことになりますよね。
大体、赤い顔した白装束の死人が何故そんな容姿だったかという
言われは分かった。しかし1さんの見た「べんがら」は何処に
消えていったんだろう。
マジでもネタでも面白いからオチきぼ〜ん

210 :鹿島 :2000/08/22(火) 19:45
我々、秦一族は決してカルトではありません。
念のため。


211 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 20:24
>208
つまんないのでだまっててくれませんか。


212 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 20:28
わあ、本当に市川昆の映像とかで語ってるシ‐ンを見てみたい。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 20:38
>208
結構好きだけどな。なんだか1は落ちつかなさそうだし。

214 :女のまんこが見たい1 :2000/08/22(火) 20:49

>※マウンテンバイク、とかマウとかが具体的に誰を指しているのかやっと分りました。前
>にも言ったように、わたしは別人です。なお、先輩がまうかどうかは、わたしには分りません。

だから1自身だって。いい加減にしろ!


215 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 21:03
いつも盛り上がっていってみんなのってくるとレスがなくなる。
1と150以降は同一人物なのか?それすらあやしい。
とにかく最後はないだろう。偽者が上手く終わらせてくれることを願う。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 21:25
>215
マウにちゃんとしたオチを期待するのは無理ですね。

こいつただの暇人だから。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 21:30
早く出て来いよ>1

これじゃカルト集団と同じおちになるぞ

218 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 22:06
小説書く練習でもしてるんでしょうね>1
彼の矛盾点を指摘する人は、彼の練習に協力してるってことか。
ちょっといやらしいな。
最初から、作り話として書いてくれればいいのに。

219 :これって :2000/08/22(火) 22:07
マウもだけどさ
グリ森のやつ(=漢字魔)の語りに似てるね。
面白いから、あげ

220 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 22:19
>232
マジ、俺も読んだよそれ!
でももう残ってないんだよね。比べてみたいー!

221 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 22:22
http://www.asahi-net.or.jp/~gw5h-mnkt/ravens/ac/OFF/19990508/P5080178001.jpg

222 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 22:38
あらしって書きこんでて虚しくなんないのかな?
たまにちゃんと落ちがつきそうになるとこれだ…。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 22:49
こんな所で騙されようがなんだろうが、楽しいのが一番。
ネタだったとしても屁でもないじゃんね〜、それぐらい。

とにかく続きを書いてください>1

224 :えびてん@"菅直人" :2000/08/22(火) 23:36
この話が本当なら人権侵害だね

225 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 23:46
236=1

226 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/22(火) 23:53
235=1



227 :イーさん :2000/08/23(水) 00:05
いやぁ、なかなか結論が出ないね。
なんで書いてくれないのかな?
これを毎日チェックするのが日課なのに…。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 00:07
>237
昔の日本は、人権もクソもあったもんじゃなかったと思いますヨ。
特に戦争中は、酷かったと思いますがね。
もし、戦時中に2ちゃんがあったら、住人全員逮捕でしょう。

229 :イーさん :2000/08/23(水) 00:24
今日は1の人は来ないのかな?
1を騙った141でもいいから話を進展させていただきたい。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:03
現在70代で昭和19年当時小学生だった数学者A氏。
昭和19年は1944年。56年前ですよ。ちょっとだけ歳が合わないよ。

231 :まーくん :2000/08/23(水) 01:04
荒らし、かっこわるい。

232 :イーさん :2000/08/23(水) 01:07
>245
前園??

233 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:29
微妙に歳とか年代とかが合ってない方がかえってリアルな感じがするけど。
個人の記憶からのルポルタージュだし、とりあえず紅殻と呼ばれるモノは在ったわけだ。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:34
久しぶりに面白い。1さん、とにかく魅せてくれ!
>244
うざい。他人のあらさがし、楽しいの?

235 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:42
>248
作家志望のマウ君に矛盾点を指摘してあげてるのですよ。
彼を成長してあげようとね。そのお陰でだいぶ面白くなったでしょ?
昔に比べてさ。ただ、今も昔もオチがない・・・

236 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:48
>>244
高等小学校だったんじゃないのかねえ。
おとなしく聞こうよ、みんな。

237 :248 :2000/08/23(水) 01:51
>249
なるほど。俺は器が小さかった。確かに謎の集落より面白い。
244よ、すまなかった。もっとあらさがししてやってくれ!
そして1さん、さらにがんばってくれー。影ながら応援してるぜ。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:53
新ネタはまだかなー

239 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:53
今日は書かないのかな、1は。
明日を期待して、ではオヤスミナサイ。

240 :名無しさん@お美腹いっぱい :2000/08/23(水) 01:55
新ネタはまだかなー

241 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 01:57
逃げてきた畑山さんから1さんの伯母さんへの繋がりが
気になりますねー。
昼間書き込めないけど、会社から見て楽しみにしてます。
がんばってください〜

242 :イーさん :2000/08/23(水) 02:16
そろそろ荒らしが来そうな予感が・…………。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 03:41
現在4時近い。荒らし(嵐?)は来てません・・・眠い・・・ダウン


244 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 03:42
age

245 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 04:46
みなさんおはよう。続きはまだみたいですね。
嵐よりも地震が来そうな予感が... (笑)

246 : :2000/08/23(水) 10:12
 続きの前に
 書き込む時間が限られています。今日もこれから(偉そうなようですが)慶大教授の取材で10:30には出てしまいます。その後13:30から会議、16時過ぎまでかかるでしょうから、書き込めるかどうかも分りません。夜は基本的に、ナイター・FF\(ついに4枚目に突入)なので、やはり書き込みは出来ません。取材分の約3分の1が提示できたと思っています。逃げたりはしませんので、気長に(すみません)お待ち下さい。
 今までの書き込みを再チェックしました「松本」を含め、誤字、脱字、書き忘れ多数ありました。少しフォローさせて下さい。
 *叔母の旧姓が「畑山」であること。諏訪には多い姓(しつこいようですが、実際は別の姓です)とか。しかし、畑山さんとの繋がりはありました。口述します。
 *蝦殻の件。先輩からのメイルが入っていました。これも後で書きます。
 *マウンテンバイクの件。
  http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=occult&key=962399703
  を、再度読みました。一読して別人の筆と分らないんでしょうかね? 例えば、わたしはこんなに「ですが」「ですが」と続けて書いたりはしません。意識してしません(文章作法としてという意味です。まう氏と文体を変えようとしてという意味ではありません)
 Cさんの話(続き)
 Cさんが不思議に思ったのは、そのデカ長の顔に見覚えがなかったことでした。畑山さんの捜索に加わっていたなら、知らないはずはなにのです。「赤蛙」の件も巡査部長が知っているようなことではないからです。
 Cさんは、刑事に詰問した。一介の警官が、なんで「赤蛙」について知っているのか? 刑事の答えは至極簡単だった。それは太古から続く諏訪神社の神事だ。むろん人間を生け贄にするようなことは、もう何百年も行われていないだろうが、戦時中必勝を祈って、人間を生け贄にしたような事件もあったのだ。畑山さんのことかと、Cさんは聞いた。刑事は言下に否定した。地元の分限者が、浮浪者を使って「赤蛙」を造る事件が発生して、それを担当したということだった。Cさんはふと思い当たって聞いた。犠牲者は1ですか? 一人や二人じゃないだろうと刑事は答えた。救国を願う分限者は、金をばらまいて犠牲者を集めて、「赤蛙」を大量に生産していたようだ。それを聞いて、Cさんは、畑山さんの死体と間違えたものの正体が分ったと思ったそうだ。しかし、そんな事件が起こりながら、軍部はなぜ知らなかったのだろう。Cさんの疑問に刑事は笑って答えた。報告しなかったからさ。特に報告しろとはいわれなかった。最後の犠牲者らしき人物が見つかったという報告があったときも、軍からそのまま埋めよ指示がきて、やはり報告する必要はなかったのだと思った。
 続きます。
 引きのようですみません。紅殻が諏訪地方に古くから伝わるお守りだったというオチ(というか解決)ではありませんので、念のため。
 しつこいようですが(そっちがしつこいからだけど)わたしとマウンテンバイク氏のスレが「伝奇的」と決め込むのは、泡坂妻夫と森村誠一が同一人物だって言っているようなものですよ。

247 : :2000/08/23(水) 10:18

 すみません。ラスト2行
 「伝奇的」だからというだけの理由で、同一人物が立てたスレだとと決め込むのは、同じミステリーを書いているからという理由で泡坂妻夫と森村誠一が同一人物だって言っているようなものですよ。



248 :名無し@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 11:37
キタイアゲ

249 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/23(水) 11:45
興味津々です。
もっと続きを!
でも、気長に待ちますよ、ちゃんとね。


250 :名無しさん :2000/08/23(水) 12:07
水銀を与えるのをやめたら、普通の肌色にもどるのかなあ。

251 :鹿島 :2000/08/23(水) 13:50
1さん御苦労様です。
とても、おもしろいので期待して待ってます。


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0ch BBS 2004-10-30