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[第二弾]妹に言われたいセリフ
- 970 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 00:19 ID:???
- イラネ
- 971 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 12:45 ID:???
- 漏れも立てて欲しいが。職人さんを呼び込んで…
- 972 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:04 ID:???
- 「ね、ね、お兄ちゃん・・・一緒に寝よう?」
「お前なぁ・・・今日はレポートがあるから無理だ」
「え〜〜〜! そ、そんな・・・それじゃ、私が寝るまで傍にいて?」
「だからなぁ・・・って! ふん、分かったよ・・・泣くなよ! 傍にいればいいんだろ!?」
「うん、お願い・・・手も握っててね、絶対離しちゃ嫌だよ」
「分かった分かった、とっとと寝ろ!」
俺の妹は、超のつく寂しがりやである。
俺が数十分外出しようとするだけで、しょんぼりとした顔をしながら引き止めるのだ。
すでに高校1年にもなろうというのに(俺は高校2年)、未だにこの性癖は治らぬままだ。
だが、そんな妹だからこそ、守ってあげたいと思うわけで。
だから俺の出来る範囲内で、妹の願いはかなえてきた。
そんなある日、突然の不幸を妹が襲う。それは・・・俺の修学旅行である。
両親が仕事で不在がちな中、唯一頼れる俺が旅行でしばらくいなくなる。
それは妹にとって、死活問題であった。さて、どうしたものか・・・
「ねえお兄ちゃん、旅行・・・行くの?」
「そりゃそうだ、前から楽しみにしてたんだからな」
「キャンセルとか・・・無理だよね?」
「当たり前だろ! んな馬鹿な事するわけねぇだろ! 1週間くらい、我慢しろ!」
「でも・・・」
「つーか、いつかは言おうと思ってたが・・・少しは、俺に頼らなくてもがんばってみろ」
「・・・・・・!!」
「いつまでも俺にくっついてばかりじゃ、何も出来ないままだぞ」
「・・・もういいよ、私が嫌いになったんだね、お兄ちゃん・・・ッ!」
妹は泣きながら、部屋に戻ってしまった。
- 973 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:10 ID:???
- 「言いすぎたか・・・が、遅かれ早かれ言わなきゃいけなかったしな・・・」
流石に、少し強く言いすぎたかもしれない。しかし、言わなければならないことである。
俺が進学or就職すれば、妹とも離れ離れになる可能性がある。その時を見越して、だ。
今のうちから自立させねば、その時がえらいことになってしまう。複雑だ。
俺は居間で、今後の対応について熟考せねばならなかった。やれやれだぜ・・・
夜中。宿題をやっていると、ノックの音がする。すかさず、妹が入ってきた。
「お兄ちゃん・・・」
「お前だって分かってるはずだ、いつかは自立しなきゃいけないことを」
「うん・・・」
「1週間だ。こいつは試練・・・否、寂しさとの戦いだ。戦わなければ、飲み込まれるまでだ」
「・・・・・・」
「・・・旅行までの間、毎日添い寝してやる。1週間分の寂しさ、これで晴らせよ」
「・・・お兄ちゃん!」
妹が後ろから抱きつく。その頭をなでながら、俺は旅行中1週間の計画を練った。
- 974 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:20 ID:???
- 数週間後、旅行出発の日が来た。妹は朝っぱらから、ぐすぐすと泣いている。
「やれやれ・・・一生会えなくなるわけじゃないんだぜ? それに、ずっと添い寝してやったろ」
「だって、だって・・・」
ったく、もう出発しなきゃいけないのに、こうも足止めされると・・・俺も寂しくなるじゃないか。
必死に頭をめぐらせた挙句、咄嗟に俺は一計を案じ、妹に提案した。
「そうだ、俺の部屋を使え! そしたら、少しは寂しさがまぎれるんじゃないか」
「え・・・?」
「逆効果もありうるが、少なくとも俺の生活臭がしみこんでるんだ、添い寝と同じ効果にはなるだろ」
「・・・!」
「っと、もう行かなきゃ・・・いいか、ひたすら耐えろ! 俺は戻ってくるから!」
「うん・・・」
俺は空港に向かって出発した。後ろには、泣き崩れた妹の姿があったが・・・
1週間後、空港について自由解散になった俺は、秒速で家へ駆け戻った。
家に着くや否や、神速の動きでドアを開け、割れ鐘の如き大音声でのたまった。
「 お い 、 帰 っ た ぞ ! 」
・・・と、地すべりのような音を立てて、妹が胸に飛び込んできた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん! ずっと・・・ずっと寂しかったんだからぁ!」
「しばらくはこうやって家を空ける事はない。ちゃんと、傍にいてやるから安心しろ」
「うん・・・しばらく、抱きついていい?」
「勝手にしろ」
旅行疲れの体を引きずりつつ、久々の妹の笑顔を見られて満足満足。そして。
いつか来る別れの時まで、ちゃんと妹を守っていこうと思う俺だった。
- 975 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 23:32 ID:???
- >>972-974
もう最高のシチュやね。漏れなんて今日好きな人に振られたってのに(´Д⊂グスン
- 976 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 00:25 ID:???
- キタ―――――――――――!!
やっぱり次スレは必要だ…
- 977 :No.2 :03/07/01 02:25 ID:???
- ご無沙汰です
仕事が忙しくてSSを書く暇がありませんでしたけど、ROMだけはしてました
で、次スレを立てましたので、これからもマターリと逝きましょう
- 978 :No.2 :03/07/01 02:26 ID:???
- おっと、アドレスを貼るのを忘れていましたw
[第三弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1056993709/
- 979 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/03 19:21 ID:???
- とりあえず・・・>>980から、妹の「1000(σ・∀・)σゲッツ!開始!」
って声が聞こえてくるだろう。
- 980 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 00:27 ID:???
- お兄ちゃん、1000取り合戦開始だよっ!
- 981 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 19:49 ID:???
- おにいちゃん、浮上するよっ
- 982 :_ :03/07/05 19:49 ID:???
- http://homepage.mac.com/hiroyuki44/
- 983 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:15 ID:???
- 983
- 984 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:22 ID:???
- 984
- 985 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:23 ID:???
- 985?
- 986 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:37 ID:???
- 主砲一斉射撃! …前方の敵に浴びさせろ
兄上も… 意外とお甘いようで
- 987 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:40 ID:???
- 降りしきる雨の中、俺は全力で走っている。
制服は既にかなりの水を含み、靴の中も水浸しになっていた。
「ふざけんな!何が降水確率10パーセントだ!」
そんな叫びも、弾丸のような雨音に掻き消された。
「もう少しだ!!」
そう叫びながら角を曲がった時、一人の少女が傘を差さずに走っていたのを見た。
「まぁ可哀想なことで…」
少々皮肉を込めてそう呟くと、走るスピードを上げてその少女を追い抜かそうとする。
「あぁん!雨が降るなんてサイアクだよ〜!」
少女まであと数メートルに迫った時、そんな言葉が聞こえた。…この声には聞き覚えがある。
「よぉ、予報はずれの雨とは災難だったな」
俺はその少女の横に並び、話しかける。
「え…?あ!お兄ちゃん!」
そう、この少女は俺の妹だったのだ。
兄が妹を後姿で分からないというのは恥ずべきことかもしれない。
だが、妹は最初、俺が誰だか分かっていない様子だったので、まぁ、お互い様だろう。
「挨拶は後、さ、走るぞ」
「はぁはぁ…私は…いいから…お兄ちゃん、先に行って…」
「バカ、何言ってんだよ!ほれ、行くぞ!」
俺は妹の手を掴んで、再び全力で走り出す。
今は何かを考えている暇は無い。急がねば明日二人揃って病院行きだ。
「お兄ちゃんの手…暖かいね…」
「お前の手が冷たすぎるんだ」
「あっ、そうかもね…」
妹が強く俺の腕を握った。
家はもう、すぐ近くだった。
- 988 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:40 ID:???
- 「ふぅ…全く酷い目に遭ったよ…」
「まさか雨が降るなんて思わなかったよ〜」
ここは俺の家の玄関。
全身グッショリ濡れた二人はここで体を拭いたり、呼吸を整えたりしていた。
そんな間に、風も出てきたらしく、雨は家のドアを絶えず打ち続けている。
「お前もずいぶん濡れたなぁ…」
そう言って、ふと妹の体に目をやると…
「…ッ!?」
ヤバイ。
雨に濡れた妹の制服の夏服のシャツが透けて、下着がハッキリ見えている。
しかし、俺は、どうすることも出来ずに、ただそれを見つめることしか出来なかった。
「ん?お兄ちゃん、どうしたの?」
さすがに俺の視線に気が付いたのか、妹は俺の顔を覗きこむ。
「え…!?あっ…その…服…」
「服?…キャッ!お兄ちゃん、見ちゃダメだよぉ!!」
妹は途端に顔を真っ赤にすると、すぐに両手で『ソレ』を隠した。
「お兄ちゃん!何でもっと早く言ってくれなかったのよ〜?」
「スマン…」
「もう〜!誰かに見られてたらどうしよう〜!恥ずかしいよぅ…」
「大丈夫だ。少なくとも、俺と会ってからは誰にも会わなかった」
ま、俺と会うまでに誰かにあった可能性は否めない。
まして、その『誰か』が妹の『ソレ』を見た可能性は高い。
「そう?お兄ちゃんがそう言うなら…心配いらないかな?」
「ああ。気にしたって何にもならねぇよ。さ、風邪ひくぞ。シャワーでも浴びて来い」
「うん!じゃあお先に〜♪」
妹は、嬉しそうにお風呂場の方に駆けて行った。
「お兄ちゃん!さっきはありがと♪」
と、一瞬、こちらを向いて手を振る。…勿論、前を隠すことなど忘れていた。
- 989 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
- 俺はシャワーより先に着替えを済ませ、リビングで、コーヒーで一息ついていた。
雨は先程と変わらず、ガタガタと窓を揺らす。
突然、閃光が走り、数秒後、爆音が聞こえてくる。
「雷か…ま、結構遠かったから心配無しか…」
呟いて、俺はカップをゆっくり口に運んだ。
そのとき…
「わぁーー!!!お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
バスタオル一枚のみを身に纏った妹が部屋に飛びこんできた。
「よぉ。どうかしたか?」
「かっ!かっ!カミナリぃ!!!!」
「へぇ。お前雷嫌いだったのか?」
「大嫌いだよ〜!!お兄ちゃん、助けて!怖いよぉ!!」
良く考えれば、普通、裸に近い格好で飛び出すなんて、まともな精神状態じゃ出来ないだろう。
いや、コイツならやりかねんか…。
しかし、雷が嫌いだというのは初耳だね…。
「ま、いいや。じゃ、俺はシャワーでも浴びて来ますか」
「ダメぇ!行かないでよ〜!お兄ちゃぁん!!」
「大丈夫だって、雷なんてそうは落ちないし、仮に落ちたとしても停電になるだけだ」
「でも、怖いんだよ!!お兄ちゃん、お願い!!私を一人にしないで!!」
その瞬間、再び閃光が走る。
「ひゃぁ!!」
気の抜けた叫び声とともに、妹が俺の胸に抱きついてくる。
「怖いよぉ…お兄ちゃぁん…!!うわぁぁぁん!!」
目からボロボロと涙を流し、妹が訴える。
「分かった分かった。俺はどこにも行かねぇよ」
「うう…ひっく…ひっく…お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
「ところで…服を着てくれないか?」
「うん…。だから…お兄ちゃん着いてきて…」
「はいはい」
俺はまだ泣いている妹の腕を引っ張って、妹の部屋に向かった。
- 990 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
- 「お兄ちゃん、ちゃんといるよね?」
「当たり前だ。どこにも行かないから、いちいち確認するな…」
妹の部屋のドア一枚を隔てて、俺と妹が立っている。
妹は部屋の中にいて欲しい。と主張していたが、さすがに勘弁してもらった。
「着替えは終ったか?」
「ちょっと待ってて!もう少しで行くから!」
「いつまでも待ってるから、落ち着けよ」
「うん。ありがとう、お兄ちゃん…」
俺が腕を組んでしばらく待っていると、妹がドアを開け、姿を見せた。
「お兄ちゃん、お待たせ〜♪」
「お、元気になったな」
「うん。まだ雷は怖いけど…お兄ちゃんがいればヘイキだよ!!」
「そうか、そりゃ良かった」
「あのね…。今日は一杯迷惑かけちゃったし…お兄ちゃんにお礼がしたいんだ…」
「別に、礼には及ばん…」
「ううん。お兄ちゃんは、何度も私を助けてくれた♪私、とっても嬉しかったよ♪
だから、今日の晩御飯は私が作るの♪お兄ちゃんが大好きな物をい〜っぱい!!」
「…いいのか?」
「その代わり…私のそばにいてくれないかな?やっぱりお兄ちゃんがいないと怖いから…」
「ああ、構わねぇよ…」
「ホント?お兄ちゃん、ありがと〜♪」
「さ、早く飯を作ってくれ。かなり腹減った」
「うん♪すぐ作るからね♪」
「ああ、楽しみだ」
「私の料理食べたら、お兄ちゃん、私に惚れ直しちゃうかもよ〜?」
「ははは、期待してるよ」
「うん♪大好きなお兄ちゃんに、愛を込めて作っちゃうよ〜♥」
雷が一度大きく鳴ったが、妹は変わらず、まるで太陽のように笑っていた…
- 991 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:43 ID:???
- 712がこのスレに特別復活〜!そして新スレおめでとうございま〜す!
さて、「何で、またノコノコと出てくるんだよ!」と思ってる人は多いと思います。
実は、つい先日終了宣言を書いたのですが、折角だし、埋め立てぐらいなら…と思い、
こんな物を貼ってしまったわけでございます。
まぁ要するに、『何となく』です。暇なときに何となく縦読みでもしてやってください。
今回は誰にも迷惑はかけてないと思うんで、「ウゼェんだよ!」と思ってる方は、
黙って透明あぼ〜んをオススメしますよ。
また、今回ちゃんとチェックしてないんで、誤字脱字は多いと思います。あしからず。
>>988-990が何だかよく分からないけど名無しになってる…
- 992 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:51 ID:???
- >>987-991
おかえりなさい。お疲れ様で〜す。漏れは楽しみにしておりますです。
- 993 :妹 :03/07/05 22:10 ID:???
- お兄ちゃん、ぼ〜っとしてると、私が1000ゲットしちゃうぞ〜♪
- 994 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:19 ID:???
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/ このスレは無事に /
/ 終了いたしました /
/ ありがとうございました /
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- 995 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???
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- 996 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???
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- 997 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???
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- 998 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:21 ID:???
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- 999 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:21 ID:???
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- 1000 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:23 ID:???
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いまだ!1000ゲットオォォォォ!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚ー゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
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