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[第二弾]妹に言われたいセリフ

945 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 09:04 ID:???
携帯でカンニングて、大学生もやってるぞ。
たまに新聞で「○○大学、カンニングで学生処分」とか出る。

946 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 17:02 ID:???
>>944
中学の時には、やってる奴結構いたよ…。
ま、それでも、どいつも俺より点数低かったけどね(w

947 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/03 18:42 ID:???
漏れが中学の時はポケベル持ってるやつですら貴重だった訳だが・・・。

948 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/05 07:36 ID:???
>>947
おお、同年代だ。
俺の高校も携帯のメールでカンニングする奴が居たから、
テストの時は携帯を学校側で集めて保管していたよ。
机の中とかに携帯が入っていたら、カンニング疑惑がかけられるのだ。

俺は携帯なんてものは持っていなかったから関係なかったけどね。

949 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:44 ID:???
とある家庭、晩飯の後。
「お兄ちゃん、宿題手伝ってくれる?」
「帰れ」
「え・・・ひっどーい! 自分の苦手科目だからって逃げるつもり!?」
「じゃか〜しい! お前の宿題なんて解いてる暇ぁねぇんだよ!」
「もう知らない・・・! だいっきらい!!」
夜中・・・妹、居間のPCで調べ物をしてから部屋に戻る。
(あれ・・・私の部屋から物音・・・?)
「ったく、なんでこんな問題ごとき・・・この俺が解けねぇんだぁっ!
  ち・・・あいつが戻る前に解いておかないとな・・・lim(2y+・・・」
(お兄ちゃん・・・なんだかんだいっても、手伝ってくれるんだ)
「ちょっとお兄ちゃん! 人の部屋に勝手に入らないでくれる?」
「う、うおっ! ・・・ああ、わ、悪かったな! ほら、解いてやったから感謝しやがれ!」
「どれどれ・・・何よこれ、ぜんぜん間違ってるじゃない!」
「るせぇ! 人の努力をあざ笑うってのか!?」
「間違ってちゃ意味ないの! ・・・でも」
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」

互いに素直になれない、兄妹・・・いつか、分かりあう日は来るのか・・・

950 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/08 13:45 ID:???
ちと訂正。
「でも、何だよ」
(ありがとう・・・)
「何なんだよ! ったく・・・人がせっかく手伝ってやったのに・・・もう寝る!」
兄、部屋を出て行く。妹、一人つぶやく。
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
兄、部屋に戻って。
「ふん・・・俺も素直じゃねぇなあ・・・明日謝っておくか・・・」


951 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/11 20:57 ID:???
age

952 :ゾニ ◆Lb.IRISXfk :03/06/11 21:34 ID:IY5o2yVU
1

953 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/12 21:14 ID:???
「お兄ちゃん…ちょっと相談があるんだけど…いい?」
「ああ…別に構わないけど…」
「あのね…お兄ちゃんは…私には…どんな男の人が似合うと思う…?」
「ほぅ…なるほど。要するに、お前は誰かに告白されて、どうしようか悩んでいるわけだ」
「えっ!?どうして分かったの!?」
「ただ、適当に言っただけなんだが…」
「その…実はね…二人同時に…告白されちゃったんだけど…どうしようかな…って思って…」
「まぁ…贅沢な悩みですこと…」
「ゼイタク…?何で?」
「世の中には、恋人が欲しくても出来ない人は山程いるぞ、俺みたいに(苦笑)
 それを考えりゃ贅沢だろうよ」
「えっ…!?(お兄ちゃん、カノジョいないの!?じゃあ、まだ私にも…♥)」
「どうした?」
「あ、ゴメン…。ちょっと考え事を…」
「あっそ…。で、話を戻すが…」
「あ、そのお話はもういいよ」
「え?まぁ…お前がそう言うなら…。で、どうすることにしたんだ?」
「うん。二人とも断ることにした♪」
「そうか…。でも…もし俺が言ったことを気にしてるのなら、考え直した方がいいぞ?」
「ううん。悪いけど、私、別に二人とも好きじゃないもん♪」
「そうか。…何も力になれなくて悪かったな」
「私の方こそ、変な話してゴメンね。ありがとう、お兄ちゃん(ペコリ)」
「お、おう…」
「あのね…私ね、お兄ちゃんとだったら…付き合ってもいいかな♥」
「えっ…?」
「きゃっ!言っちゃった!恥ずかしいよぉ!…お兄ちゃん、ゴメン!今のは忘れて!(妹、部屋を飛び出していく)」
「全く…我が妹ながら…可愛い奴じゃねぇか…(兄、妹の後を追って部屋を出る)」

954 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/12 21:15 ID:???
テスト週間に入るまでに、何か一つ…。と思って急遽書いたんですが…。出来については言うまでもないですね…。
コレが最後かもしれないってのに、呑気なモンだ(w

>Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k氏
相変わらず、上の上ですね。
俺も、妹に勉強を教えることがあるんですが、妹がバカなのか、俺の教え方が下手なのか、
結局「あ〜!もう、イライラするんだよ!!」って俺がさじを投げて、勉強は終る…。
俺も、この二人のように影では優しく出来るといいんですが、現実は難しいッスねぇ…。

最後に、感想が遅くなってすいませんでした

955 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 01:58 ID:???
ホシュ

956 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 11:25 ID:???
次スレは>>970あたりが立てるとよかろう。

「お願いだよ、>>970おにいちゃん。」

957 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/14 13:02 ID:???
>>956
次スレを立てるより、どっかに移行した方がいいと思うんだが…

「妹キャラに萌えてる人」か、エロバージョンか、ここ→http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1048860314/l50 とかに…

958 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 05:01 ID:???
こっちがいいのでは…って、あそこも間借りスレなのだが。
あちらで提案してみては?


妹キャラに萌えてる人………
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1033178507/l50

959 :712 ◆isG/JvRidQ :03/06/16 22:22 ID:???
「〜♪♪」
「大層ご機嫌だな…どうかしたのか?」
「え〜!?分からないの〜?今日はぁ〜私のぉ〜誕・生・日だよぉ〜♪」
「そういえばそうだったな…。お前…何か欲しいモンはあるか…?」
「もしかして、何かプレゼントしてくれるの〜!?」
「ああ。何がいい?」
「う〜ん…映画のチケットがいい♪」
「ああ、いいよ。で、参考までに聞くが、、何が見たいんだ?」
「何でもいいよ〜♪お兄ちゃんが選んで〜♪」
「は…?どういうことだ…?」
「物よりも…お兄ちゃんと一緒にいたいの♪ね、いいでしょ〜?」
「いいよ。…だけど…」
「『だけど』何?」
「その…今から予行練習…つーことで…飯でも…食いに行かないか?折角の誕生日なんだし…」
「行く!行くよ!!うわぁ〜、お兄ちゃんが誘ってくれるなんて感激だよ〜♪」
「喜んでもらえてよかったよ…。じゃあ、行こうか」
「うん♪お兄ちゃん、帰りにケーキ買おうね♪」
「ああ、買おう買おう…」
「わ〜い!お兄ちゃん、大好き〜♪」
***********************
何やってんだよ、このバカップル共が!(w
本日、妹(上)の誕生日なんで、その記念に書いちゃいました。

さて…

多分、コイツが俺の最期の作品になると思います。
712から今まで、空気の読めないレスや、自己満足のSS、本当に申し訳無いです。
今回も、黙って消えりゃいいのに、空気を読まず、こんなことを書いているワケですが…。

それはさておき…皆様、長い間本当に有り難うございました!心より感謝しております!

960 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 22:45 ID:???
来るものは拒まず、去るものは追わず。
ご苦労さまでした。

961 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/16 23:13 ID:???
>>959
え〜行っちゃうの〜?やだ〜。寂しいよ〜お兄ちゃん。

962 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/21 16:39 ID:???
寂れてるな・・・

963 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/21 17:05 ID:???
じゃあ、>>962お兄ちゃん、何か面白いことやってよ〜!(期待に満ちた瞳)

964 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/24 21:31 ID:???
このスレも残り35レスぐらいになったが、結局この後はどうするの?
新スレ立てるの?移行なの?

965 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 20:16 ID:???
新スレキボンヌ

966 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 22:27 ID:???
新スレも良いけど、マターリしすぎのような気もしないか?
最近は他のSS職人も姿が見えないし。

とか言いつつも、このマターリ感が好きなので、新スレ希望なのだが

967 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/27 22:35 ID:???
でも、新スレ立ててもやる事がないっていうのが現状だろうね。

職人の中でも比較的積極的だった>712も引退宣言だしね…

968 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/29 22:06 ID:???
いつも話が中途半端で切れてるような気がするんだが…

結局スレ立てるの?立てないの?今のうちにハッキリ決めちゃおうよ。

969 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/29 23:27 ID:???
立てるに一票

970 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 00:19 ID:???
イラネ

971 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 12:45 ID:???
漏れも立てて欲しいが。職人さんを呼び込んで…

972 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:04 ID:???
「ね、ね、お兄ちゃん・・・一緒に寝よう?」
「お前なぁ・・・今日はレポートがあるから無理だ」
「え〜〜〜! そ、そんな・・・それじゃ、私が寝るまで傍にいて?」
「だからなぁ・・・って! ふん、分かったよ・・・泣くなよ! 傍にいればいいんだろ!?」
「うん、お願い・・・手も握っててね、絶対離しちゃ嫌だよ」
「分かった分かった、とっとと寝ろ!」

俺の妹は、超のつく寂しがりやである。
俺が数十分外出しようとするだけで、しょんぼりとした顔をしながら引き止めるのだ。
すでに高校1年にもなろうというのに(俺は高校2年)、未だにこの性癖は治らぬままだ。
だが、そんな妹だからこそ、守ってあげたいと思うわけで。
だから俺の出来る範囲内で、妹の願いはかなえてきた。

そんなある日、突然の不幸を妹が襲う。それは・・・俺の修学旅行である。
両親が仕事で不在がちな中、唯一頼れる俺が旅行でしばらくいなくなる。
それは妹にとって、死活問題であった。さて、どうしたものか・・・

「ねえお兄ちゃん、旅行・・・行くの?」
「そりゃそうだ、前から楽しみにしてたんだからな」
「キャンセルとか・・・無理だよね?」
「当たり前だろ! んな馬鹿な事するわけねぇだろ! 1週間くらい、我慢しろ!」
「でも・・・」
「つーか、いつかは言おうと思ってたが・・・少しは、俺に頼らなくてもがんばってみろ」
「・・・・・・!!」
「いつまでも俺にくっついてばかりじゃ、何も出来ないままだぞ」
「・・・もういいよ、私が嫌いになったんだね、お兄ちゃん・・・ッ!」
妹は泣きながら、部屋に戻ってしまった。

973 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:10 ID:???
「言いすぎたか・・・が、遅かれ早かれ言わなきゃいけなかったしな・・・」
流石に、少し強く言いすぎたかもしれない。しかし、言わなければならないことである。
俺が進学or就職すれば、妹とも離れ離れになる可能性がある。その時を見越して、だ。
今のうちから自立させねば、その時がえらいことになってしまう。複雑だ。
俺は居間で、今後の対応について熟考せねばならなかった。やれやれだぜ・・・

夜中。宿題をやっていると、ノックの音がする。すかさず、妹が入ってきた。
「お兄ちゃん・・・」
「お前だって分かってるはずだ、いつかは自立しなきゃいけないことを」
「うん・・・」
「1週間だ。こいつは試練・・・否、寂しさとの戦いだ。戦わなければ、飲み込まれるまでだ」
「・・・・・・」
「・・・旅行までの間、毎日添い寝してやる。1週間分の寂しさ、これで晴らせよ」
「・・・お兄ちゃん!」
妹が後ろから抱きつく。その頭をなでながら、俺は旅行中1週間の計画を練った。

974 :Masked Rider Moe ◆/gMR5eBC/k :03/06/30 20:20 ID:???
数週間後、旅行出発の日が来た。妹は朝っぱらから、ぐすぐすと泣いている。
「やれやれ・・・一生会えなくなるわけじゃないんだぜ? それに、ずっと添い寝してやったろ」
「だって、だって・・・」
ったく、もう出発しなきゃいけないのに、こうも足止めされると・・・俺も寂しくなるじゃないか。
必死に頭をめぐらせた挙句、咄嗟に俺は一計を案じ、妹に提案した。
「そうだ、俺の部屋を使え! そしたら、少しは寂しさがまぎれるんじゃないか」
「え・・・?」
「逆効果もありうるが、少なくとも俺の生活臭がしみこんでるんだ、添い寝と同じ効果にはなるだろ」
「・・・!」
「っと、もう行かなきゃ・・・いいか、ひたすら耐えろ! 俺は戻ってくるから!」
「うん・・・」
俺は空港に向かって出発した。後ろには、泣き崩れた妹の姿があったが・・・

1週間後、空港について自由解散になった俺は、秒速で家へ駆け戻った。
家に着くや否や、神速の動きでドアを開け、割れ鐘の如き大音声でのたまった。
「 お い 、 帰 っ た ぞ ! 」
・・・と、地すべりのような音を立てて、妹が胸に飛び込んできた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん! ずっと・・・ずっと寂しかったんだからぁ!」
「しばらくはこうやって家を空ける事はない。ちゃんと、傍にいてやるから安心しろ」
「うん・・・しばらく、抱きついていい?」
「勝手にしろ」
旅行疲れの体を引きずりつつ、久々の妹の笑顔を見られて満足満足。そして。
いつか来る別れの時まで、ちゃんと妹を守っていこうと思う俺だった。

975 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/06/30 23:32 ID:???
>>972-974
もう最高のシチュやね。漏れなんて今日好きな人に振られたってのに(´Д⊂グスン

976 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/01 00:25 ID:???
キタ―――――――――――!!
やっぱり次スレは必要だ…

977 :No.2 :03/07/01 02:25 ID:???
ご無沙汰です
仕事が忙しくてSSを書く暇がありませんでしたけど、ROMだけはしてました
で、次スレを立てましたので、これからもマターリと逝きましょう

978 :No.2 :03/07/01 02:26 ID:???
おっと、アドレスを貼るのを忘れていましたw

[第三弾]妹に言われたいセリフ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1056993709/

979 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/03 19:21 ID:???
とりあえず・・・>>980から、妹の「1000(σ・∀・)σゲッツ!開始!」
って声が聞こえてくるだろう。

980 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 00:27 ID:???
お兄ちゃん、1000取り合戦開始だよっ!

981 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 19:49 ID:???
おにいちゃん、浮上するよっ

982 :_ :03/07/05 19:49 ID:???
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

983 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:15 ID:???
983

984 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:22 ID:???
984

985 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:23 ID:???
985?

986 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 20:37 ID:???
主砲一斉射撃! …前方の敵に浴びさせろ

兄上も… 意外とお甘いようで

987 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:40 ID:???
降りしきる雨の中、俺は全力で走っている。
制服は既にかなりの水を含み、靴の中も水浸しになっていた。
「ふざけんな!何が降水確率10パーセントだ!」
そんな叫びも、弾丸のような雨音に掻き消された。
「もう少しだ!!」
そう叫びながら角を曲がった時、一人の少女が傘を差さずに走っていたのを見た。
「まぁ可哀想なことで…」
少々皮肉を込めてそう呟くと、走るスピードを上げてその少女を追い抜かそうとする。
「あぁん!雨が降るなんてサイアクだよ〜!」
少女まであと数メートルに迫った時、そんな言葉が聞こえた。…この声には聞き覚えがある。
「よぉ、予報はずれの雨とは災難だったな」
俺はその少女の横に並び、話しかける。
「え…?あ!お兄ちゃん!」
そう、この少女は俺の妹だったのだ。
兄が妹を後姿で分からないというのは恥ずべきことかもしれない。
だが、妹は最初、俺が誰だか分かっていない様子だったので、まぁ、お互い様だろう。
「挨拶は後、さ、走るぞ」
「はぁはぁ…私は…いいから…お兄ちゃん、先に行って…」
「バカ、何言ってんだよ!ほれ、行くぞ!」
俺は妹の手を掴んで、再び全力で走り出す。
今は何かを考えている暇は無い。急がねば明日二人揃って病院行きだ。
「お兄ちゃんの手…暖かいね…」
「お前の手が冷たすぎるんだ」
「あっ、そうかもね…」
妹が強く俺の腕を握った。
家はもう、すぐ近くだった。

988 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:40 ID:???
「ふぅ…全く酷い目に遭ったよ…」
「まさか雨が降るなんて思わなかったよ〜」
ここは俺の家の玄関。
全身グッショリ濡れた二人はここで体を拭いたり、呼吸を整えたりしていた。
そんな間に、風も出てきたらしく、雨は家のドアを絶えず打ち続けている。
「お前もずいぶん濡れたなぁ…」
そう言って、ふと妹の体に目をやると…
「…ッ!?」
ヤバイ。
雨に濡れた妹の制服の夏服のシャツが透けて、下着がハッキリ見えている。
しかし、俺は、どうすることも出来ずに、ただそれを見つめることしか出来なかった。
「ん?お兄ちゃん、どうしたの?」
さすがに俺の視線に気が付いたのか、妹は俺の顔を覗きこむ。
「え…!?あっ…その…服…」
「服?…キャッ!お兄ちゃん、見ちゃダメだよぉ!!」
妹は途端に顔を真っ赤にすると、すぐに両手で『ソレ』を隠した。
「お兄ちゃん!何でもっと早く言ってくれなかったのよ〜?」
「スマン…」
「もう〜!誰かに見られてたらどうしよう〜!恥ずかしいよぅ…」
「大丈夫だ。少なくとも、俺と会ってからは誰にも会わなかった」
ま、俺と会うまでに誰かにあった可能性は否めない。
まして、その『誰か』が妹の『ソレ』を見た可能性は高い。
「そう?お兄ちゃんがそう言うなら…心配いらないかな?」
「ああ。気にしたって何にもならねぇよ。さ、風邪ひくぞ。シャワーでも浴びて来い」
「うん!じゃあお先に〜♪」
妹は、嬉しそうにお風呂場の方に駆けて行った。
「お兄ちゃん!さっきはありがと♪」
と、一瞬、こちらを向いて手を振る。…勿論、前を隠すことなど忘れていた。

989 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
俺はシャワーより先に着替えを済ませ、リビングで、コーヒーで一息ついていた。
雨は先程と変わらず、ガタガタと窓を揺らす。
突然、閃光が走り、数秒後、爆音が聞こえてくる。
「雷か…ま、結構遠かったから心配無しか…」
呟いて、俺はカップをゆっくり口に運んだ。
そのとき…
「わぁーー!!!お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
バスタオル一枚のみを身に纏った妹が部屋に飛びこんできた。
「よぉ。どうかしたか?」
「かっ!かっ!カミナリぃ!!!!」
「へぇ。お前雷嫌いだったのか?」
「大嫌いだよ〜!!お兄ちゃん、助けて!怖いよぉ!!」
良く考えれば、普通、裸に近い格好で飛び出すなんて、まともな精神状態じゃ出来ないだろう。
いや、コイツならやりかねんか…。
しかし、雷が嫌いだというのは初耳だね…。
「ま、いいや。じゃ、俺はシャワーでも浴びて来ますか」
「ダメぇ!行かないでよ〜!お兄ちゃぁん!!」
「大丈夫だって、雷なんてそうは落ちないし、仮に落ちたとしても停電になるだけだ」
「でも、怖いんだよ!!お兄ちゃん、お願い!!私を一人にしないで!!」
その瞬間、再び閃光が走る。
「ひゃぁ!!」
気の抜けた叫び声とともに、妹が俺の胸に抱きついてくる。
「怖いよぉ…お兄ちゃぁん…!!うわぁぁぁん!!」
目からボロボロと涙を流し、妹が訴える。
「分かった分かった。俺はどこにも行かねぇよ」
「うう…ひっく…ひっく…お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
「ところで…服を着てくれないか?」
「うん…。だから…お兄ちゃん着いてきて…」
「はいはい」
俺はまだ泣いている妹の腕を引っ張って、妹の部屋に向かった。

990 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:41 ID:???
「お兄ちゃん、ちゃんといるよね?」
「当たり前だ。どこにも行かないから、いちいち確認するな…」
妹の部屋のドア一枚を隔てて、俺と妹が立っている。
妹は部屋の中にいて欲しい。と主張していたが、さすがに勘弁してもらった。
「着替えは終ったか?」
「ちょっと待ってて!もう少しで行くから!」
「いつまでも待ってるから、落ち着けよ」
「うん。ありがとう、お兄ちゃん…」
俺が腕を組んでしばらく待っていると、妹がドアを開け、姿を見せた。
「お兄ちゃん、お待たせ〜♪」
「お、元気になったな」
「うん。まだ雷は怖いけど…お兄ちゃんがいればヘイキだよ!!」
「そうか、そりゃ良かった」
「あのね…。今日は一杯迷惑かけちゃったし…お兄ちゃんにお礼がしたいんだ…」
「別に、礼には及ばん…」
「ううん。お兄ちゃんは、何度も私を助けてくれた♪私、とっても嬉しかったよ♪
 だから、今日の晩御飯は私が作るの♪お兄ちゃんが大好きな物をい〜っぱい!!」
「…いいのか?」
「その代わり…私のそばにいてくれないかな?やっぱりお兄ちゃんがいないと怖いから…」
「ああ、構わねぇよ…」
「ホント?お兄ちゃん、ありがと〜♪」
「さ、早く飯を作ってくれ。かなり腹減った」
「うん♪すぐ作るからね♪」
「ああ、楽しみだ」
「私の料理食べたら、お兄ちゃん、私に惚れ直しちゃうかもよ〜?」
「ははは、期待してるよ」
「うん♪大好きなお兄ちゃんに、愛を込めて作っちゃうよ〜♥」

雷が一度大きく鳴ったが、妹は変わらず、まるで太陽のように笑っていた…

991 :712 ◆isG/JvRidQ :03/07/05 21:43 ID:???
712がこのスレに特別復活〜!そして新スレおめでとうございま〜す!

さて、「何で、またノコノコと出てくるんだよ!」と思ってる人は多いと思います。
実は、つい先日終了宣言を書いたのですが、折角だし、埋め立てぐらいなら…と思い、
こんな物を貼ってしまったわけでございます。
まぁ要するに、『何となく』です。暇なときに何となく縦読みでもしてやってください。

今回は誰にも迷惑はかけてないと思うんで、「ウゼェんだよ!」と思ってる方は、
黙って透明あぼ〜んをオススメしますよ。

また、今回ちゃんとチェックしてないんで、誤字脱字は多いと思います。あしからず。


>>988-990が何だかよく分からないけど名無しになってる…

992 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/05 21:51 ID:???
>>987-991
おかえりなさい。お疲れ様で〜す。漏れは楽しみにしておりますです。

993 : :03/07/05 22:10 ID:???
お兄ちゃん、ぼ〜っとしてると、私が1000ゲットしちゃうぞ〜♪

994 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:19 ID:???

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          /   このスレは無事に   /
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         / ありがとうございました  /
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995 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???

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996 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???

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997 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:20 ID:???

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998 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:21 ID:???

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999 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:21 ID:???

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1000 :名無しくん、、、好きです。。。 :03/07/06 04:23 ID:???

いまだ!1000ゲットオォォォォ!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    (´´
    ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚ー゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ




1001 :1001 :Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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0ch BBS 2004-10-30