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[第二弾]妹に言われたいセリフ

621 :NO.8 :02/10/29 21:00 ID:???
取りあえず続きです。
こまめに書いていくことにします。

「じゃあ、今日は昼食も兼ねてカレーにしよう」
「うん。分かったよ」
妹は上手くアイツに乗せられているようである。
俺はと言うと特にやることもないので、
2人が料理をしているのを背にテレビを見ていた。
男子厨房に入るべからず。と言う言葉もあるし、実際3人居ても邪魔になるだけだ。
調理開始直後から「ぎゃー、なにやってんの!!」とか
「うわ。そんな事したらダメ」とか聞こえてきたが、
取りあえず無視しておくことにする。

622 :NO.8 :02/10/29 21:01 ID:???
「ちょっとアンタ・・・」
いきなり後ろから頭をものすごい力で掴まれる。
「ギブギブ!痛いって。どうしたんだよ!!」
必死で手を振り払おうとするが、力はどんどん強くなるばかりである。
「アンタ、家で料理は何食べているの?殆どコンビニ?」
「俺が作っているんだよ。信じないだろうけど」
「信じられる訳無いでしょう。めんどくさがりのアンタが作っている?」
「ああ、そうだよ。朝食も弁当も夕食も全部俺が作っているよ」
「・・・マジ?」
「大マジだ」
「・・・だから妹、料理しないの?」
「ああ、最初は作らせていたんだが・・・見ての通りだろ?」
「材料費が無駄になる。と言う訳ね」
「そういうわけ。だから頑張って食べられるものを作ってくれ」
いつの間にか頭から手は取れていた。
それでもまだ痛む頭をさすっていると、今度は耳を引っ張られた。
「痛い痛い痛い!おい、マジで痛いって!」
「・・・アンタの責任でもあるんだから、アンタも作るの手伝いなさい!!」
一歩でも立ち止まるとその瞬間に耳が引きちぎられそうな勢いだった。
「何で俺の責任なんだよ?」
「せめて料理の基本だけでも覚えさせておこうと思わないの?
 アンタがいるうちは良いけど。将来的には可哀相だと思わない?」
「それはそうかも知れないが・・・」
「そう思うならアンタも手伝いな!!」
最早キレていて会話にならないと思った俺は、手伝うことにした。


623 :Masked Rider Moe ◆84pVTCj5bA :02/10/29 21:21 ID:???
相変わらずPCがおかしいので・・・文字化けするかも。

台所へ行って、まず感じたのは・・・異臭だった。
「なんぢゃこらぁ・・・」
簡易テーブルの上に乗っかっている、「遊星から来た物体X」。
もう、なにがなにやら判別もつかない。
と、耳を引っ張られる。
「それはいいから、さっさと手伝うの!」
やむなく、材料を切り始める。
あいつは、感嘆の声を上げた。
「手際いいじゃない」
「言ったろ!? 俺が作ってるって」
「・・・」
材料を切り終えた。
「で、何を作るんだ? 材料を見ればおおよその見当はつくが」

続き頼む。

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0ch BBS 2004-10-30