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[第二弾]妹に言われたいセリフ

515 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/06 20:27 ID:???
役目を終え、部屋の片付けも済ませた俺は部屋を出て行こうとする。
そこでハタと気付いて、本来の目的を遂げようとする。
「おまえさぁ、今日何の日だか知ってるか?」
「え・・・・・・あ!」
「忘れてたのかよ・・・」
「う、ううん!そんな事ないよ!」
思いっきり忘れていたようだ。俺はフゥとため息をつく。
すると妹は言った。
「今からちょっと買ってくる。まだやってるお店があるの知ってるから」
「何の店だよ!?」
「いいから!」
妹は身支度もそこそこに、家を飛び出してしまった。
夜11時。明日は学校だというのに・・・
とりあえず、家を出て妹を追いかける。

516 :Masked Rider Moe ◆ERF1YrA. :02/09/06 20:41 ID:???
何とか追いついた。
「こんな夜遅くじゃ何かと物騒だろ・・・一緒に行くよ」
「・・・うん・・・わかった」
深夜の散歩とでもいうべきか。どことなく、ものさびしい。
11時25分、アーケード街に着く。妹は駆け出していった。
「すぐ戻るから!」
・・・10分が経過し、妹はなにやら包みを持って帰ってきた。
「何を買ったんだ?」
「それより、早く家に帰らなきゃ間に合わないよ!」
言われて気付き、小走りに家に帰る。
家に着いたのは11時55分だった。
妹は包みをテーブルの上に置き、手早く開封する。
ストロベリーショートケーキだった。俺の好物の一つだ。
「ごめんね・・・これしか残ってなかったの・・・」
「いいじゃんか、俺はこれでも十分だ・・・」
電気を消し、ろうそくを一本立てて火をつける。
「11時59分・・・間に合ったね、お兄ちゃん」
「ああ・・・ったく、このまま忘れられるかと思ったよ・・・」
「ごめん・・・あ、お兄ちゃん・・・お誕生日おめでとう・・・!」
「うん」
ろうそくの火を吹き消す。そして電気をつける。
「明日は学校かぁ・・・喰ったら、早く寝なきゃな」
「ねぇ、お兄ちゃん・・・一緒に寝ていい?」
「は?」
「だって、また蜘蛛が出てきたら怖いんだもん・・・それに、これもプレゼントの一つだよ?」
「しゃぁねぇな、分かったよ」
「・・・うれしい!」
どういう流れでこうなったのか、今晩は妹と枕を並べる事になった・・・

続きをよろしく。駄文スマソ

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0ch BBS 2004-10-30