■スレッドリストへ戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50

[第二弾]妹に言われたいセリフ

473 :NO.7 :02/09/01 17:39 ID:???
驚いてパニック状態になりかけるヒロインだが目の前に迫ってくる危険がそれを押しとどめた。
今の自分にはこの怪物に対抗する力がある。そう確信する。
頭に呪文が浮かび、呪文を唱える。次の瞬間ヒロインの眼前に巨大な光球が現れ、凄まじい速度
で怪物へ襲い掛かり、その姿を飲み込む。それだけで怪物は滅された。
そして、脅威が去った後、ヒロインは恐怖に襲われた。突然襲ってきた怪物はもちろんだが、それ
よりも怪物をあっけなく消し去ってしまった自分の力が恐ろしい。すでに変身は解けているが、
あの力は消えていない、もう消えない。そして、あの怪物はまた自分を狙ってくる、何故かそれがわかる。
どうしてこんな事に?どうして私が襲われたの?その、問いには誰も答えてくれない。結局、何もわから
ないヒロインには自分の家に帰るしか選択肢が無かった。
ヒロインは家に帰るとすぐに自分に閉じこもった。心配した兄が扉越しに声を掛けてくるが、それに答える
気力は無い。兄の事は好きだし信頼もしているが今日の事は話したくない、話しても信じてもらえない事は
わかりきっている。大好きな兄に隠し事をするのは嫌だったが信じてもらえないのはもっと嫌だった。
ごめんなさい、お兄ちゃん・・・。扉の向こうにいる兄にそう呟くとヒロインは泣いた。
この理不尽な運命に兄を巻き込む訳にはいかないと誓いながら泣いた。
お兄ちゃんは私が守るんだ・・・!             最後の涙が頬を伝う。

と、まぁ、これが一巻目の内容だ。少女漫画の割には恋愛場面が少ないが、ヒロインが
兄を想う気持ちは伝わってくる。たぶん、そこがウケたのだろうか?
俺は続きを読む事にした。

続きは夜にうpします


396KB
新着レスの表示

スレッドリストへ戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2004-10-30