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忘れられないSEX
- 825 :奥さん、名無しです :2000/10/29(日) 02:01
- 才色兼備で社会人の彼女とつきあっていた。
彼女は常に自分自身を高めようと、普段から色んな勉強をしていた。
俺はそんな前向きに頑張る彼女が大好きだった。
つきあいだして3年が過ぎたある日のデートの帰りに彼女が
「実は海外支社で魅力的なポジションが空いていて、社内で募集して
いるの。選考は世界規模で行われるので、かなり難関だと思うけど
頑張って応募してみようかと思う。」と言った。今から考えると彼女は
その時不安で俺に引き止めて欲しかったのかもしれないが、俺は彼女の
海外志向を知っていたし、何よりひたむきに努力する彼女を応援した
かったので「おう、しっかり頑張れよ。」と言ってしまった。
数ヵ月後、またもやデート帰りの車内で彼女から「実は社内選考で
選ばれて2ヵ月後に海外駐在することになったの」と告げられた。
俺はちょっと驚いたが深く考えずに「おめでとう、努力が実を結んだね!しっかり
頑張ってくるんだよ。」と彼女を祝ってあげた。彼女とはしばらく
会えなくなるけど今後二度と会えない訳でもないと思っていたし、
まず彼女の飛躍を喜びたかったので特に悲しまなかった。
彼女の出発の前日、最後のデートをしていた。
夜、俺の車で彼女を家まで送る道中に「あぁ、もう会えなくなるんだな」
としみじみ想っていると、突然彼女との今までの楽しかった数々の
思い出が走馬灯の様に頭をよぎり、猛烈に寂しくなって堰を切った様に
涙が出てきて止まらなくなった。フロントガラスが曇って見えなくなって
きたので車を路肩に停めた。この時点になってやっと俺はこんなにも
彼女が好きなのだと理解したのだ。彼女は何が起こったのか分からず、
「どうしたの?」と尋ねたが、俺の涙のわけを知るや否や彼女も
泣き出し、「あなたが泣くから私も泣いちゃったでしょ」と言い、
うつむいて小さく照れ笑いをしていた。
俺はそんな彼女をとても愛おしく思い、彼女を家に送らずにホテルで
激しく求め合った。もう会えないのかと思うと寂しくて
たまらなくなり、号泣しながら何度も何度もお互いに愛し合った。
翌朝、空港の出国ゲートへ向かう彼女は晴れ晴れとした表情だった。
俺は泣きたい位、寂しい気持ちでいっぱいだったが俺が悲しむと
彼女も悲しむので俺はつとめて明るく彼女を見送った。
彼女は今、新天地で精一杯頑張っている。
彼女の活躍をメールで読むたびに俺も頑張らなければと思い、
俺もひたむきに頑張っている。
今度彼女が帰国したら会えるのか分からないけど、海外駐在で
自分を高めている彼女に遜色ないくらいに俺も男を磨いて
彼女を待っている。
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0ch BBS 2004-10-30