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忘れられないSEX

194 :奥さん、名無しです :2000/09/26(火) 22:58
ありきたりですか初めてのときですね

21も過ぎて童貞だった私に念願の彼女が出来ました。
彼女とはもうずいぶん長い付き合いでずっと友達だったのですが
色々、マンガ的な事件が発生したりしている内に
お互いが必要だと感じるようになったのか
自然に恋人として付き合うようになりました。

しかし、今までは平気で下ネタを言い合う中だったのが
却って恥ずかしいのかなかなか、
セックスするには至りませんでした。
一回は、チャンスがあったのですが
こちらは童貞向こうも処女うまく行きませんでした。
そもそもが、よく自分を卑下する娘だったので
それで、ますます自分に自身を無くした様です
或いは、友達に知られるのは恥ずかしいと言い続けた
私の愛を信じてくれなかったのかもしれません。
そんな、彼女を思いやることも出来ない私は
会う度にセックスしようセックスしようとまくし立てるばかりでした。

「もう、疲れました」
そう切り出されたのは、確かクリスマスのちょっと前くらいの
とても寒い日でした。
実際にはそんなに寒い日じゃなかったのかもしれませんが
その時私は一瞬凍り付き、
次の瞬間彼女に抱き着いてキスしようとしていました。
でも、その日はいつもと違いかたくなに顔を
背けられさせてくれませんでした。
その時になって漸く自分は振られたんだなって実感が沸いてきました。

そのまま飲み屋に行って浴びるほど酒を飲みました。
それから、女の先輩を呼び出して愚痴を垂れました。
どうでもいいような慰めを聞かされたようなことを覚えています。
そのまま、終電もなくなり
すっかり、無気力になっていた私は先輩に引っ張られてホテルへ
先輩はつまらない童貞のマグロ君によくあわせてくれたと感心しました。
翌日は風邪をひいて寝込んでしまいました。
風邪が直ったら彼女を忘れるために
バイトや学業に今まで以上に打ち込みました。
不思議なこと涙もろい私ではあるのですが最後まで
泣くことはありませんでした。

今、思い返してみるとあの体験は何だったんだろうかなって思います。
おかげで、童貞らしい焦りもなくなり今の彼女とは
うまくやって行く事が出来るようになりましたが、
自分が誰とでもセックスできるような軽薄に男に思えてなりません


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0ch BBS 2004-10-30