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[試作]姉に言われたいセリフ

505 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/02/01(木) 22:57:05 ID:R/GwU56+
1/4

 弟「腹減ったぁ。姉ちゃん昼メシ作ってぇ〜」
 姉「あんた自分で料理覚えたら?最近は男のコも料理できなきゃモテないよ?」
 弟「あ〜、わぁったわぁった。今度勉強するから、とりあえず今日は作って」
 姉「もォ……」(←なんだかんだ言いながら料理にとりかかる)
料理が出来て2人で昼食を始める。テレビを見てると姉が話しかけてくる。
 姉「……〇〇(弟の名前)ってさぁ、ずっとお姉ちゃんがこの家にいると思ってる?」
 弟「え?結婚でもすんの?」
 姉「いや、結婚はまだ予定ないけどさぁ……」
 弟「……けど?」
 姉「…………」
 弟「?」
 姉「……〇〇はさぁ、もしお姉ちゃんが突然消えちゃったら……どうする?」
 弟「へ?……でも、そんなことないだろ?」
 姉「わかんない」(←どこか哀しげに微笑みながら)
 弟「……?……へんなのォ」(←首をかしげながらも食事を続ける)


506 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/02/01(木) 22:58:07 ID:R/GwU56+
2/4

↓その日の夜の弟の夢(長いかも)↓

内容:何かのきっかけで偶然訪れていたデパートでバトロワが勃発し、
周囲の人間が全部敵になる。
父と母も殺されてしまい、姉ともはぐれてしまった弟はその姉の生存も諦め、
ずっと一人で行動するも、周囲が敵だらけになってしまい、その場から移動できなくなる。
弟「まずいな、はやくこの建物から抜け出さないと……」
声「……〇〇?」
弟「誰だ!……ね、姉ちゃん?」
姉「やっぱり〇〇だァ。よかった……生きてたんだ……ほんとによかった……!」
弟「姉ちゃんこそ!」
姉「こっちよ!誰にも見つからない通路があるの、ついてきて!」
弟「お、おう」
なんとか姉に追従し一旦倉庫に辿り着いた弟は、姉と語らう。
 姉「なんでこんなことになっちゃったんだろ……」
 弟「絶対2人で抜け出そうな。生きて再び外の世界に出るんだ……!」
 姉「……うん…………」(←意味深な表情で)


507 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/02/01(木) 22:58:54 ID:R/GwU56+
3/4

その後倉庫を出た弟は、引き続き姉に追従し、周囲の人々が次々と死んでゆく中、
ついにデパートの建物からの脱出に成功。外に出た2人を暖かい朝日が包む。
 弟「姉ちゃん外だ!外だよ!俺たち……助かったんだ…………!」
 姉「…………」
 弟「……姉ちゃん?」
 姉「……あのさ、〇〇」
 弟「?」
 姉「ごめんね」(←微笑みながら)
よく見ると、姉の体が淡く柔らかい光に包まれている。
 弟「……ッ!!」
そう……実は姉はバトロワ勃発直後にすでに息絶えていたのだ。
しかし愛する弟を外へと導くため、幻影となって弟の前に姿を現していたのだった……。
 弟「ね、姉ちゃん?」
 姉「〇〇……お姉ちゃんもういかなくちゃ。今までありがとう」
 弟「嘘だろ!絶対2人で抜け出そうって言ったじゃないか!
消えないで、消えないでよ姉ちゃん!」
 姉「…………」(←涙を流しながらも、まだ弟に微笑んでいる)
刹那、姉の体は無数の光の粒となって、朝焼けに染まった空へと消える。
 弟「ねぇちゃーーん!!」


508 :名無しくん、、、好きです。。。 :2007/02/01(木) 22:59:31 ID:R/GwU56+
4/4

↓夢から覚める弟↓
 弟「ゆ、夢か……(;´Д`) でもなんか心配だなぁ、正夢ってことも……」
心配になって姉の部屋へ赴き、ドアから中を覗く弟。しかし本当にそこに姉の姿はない。
 弟「!!」
慌てる弟、必死で家中を探すがどこにもいない。上着と靴はあり、玄関にはまだ鍵が閉まったまま。
 弟「まさか本当に……嘘だろ姉ちゃん」
とその時、玄関が開く音が。弟が足早に玄関へ行くとそこには姉が。
 弟「姉ちゃん……」
 姉「あ、おはよ。もう起きたんだ」
 弟「……どこ言ってたの?」
 姉「こんびに」
 弟「コンビニ?何でこんな時間に?」
 姉「みんなの朝ごはん買ってきたの。
……あんた昨日パン買ってきてって言ったのに忘れてたでしょ」
 弟「あ忘れてた、ごめん。……それはそうと、なんで上着が家に置きっぱなしに?」
 姉「ホラ、これ着てったの。新しいやつ」
 弟「……く、靴は?」
 姉「靴なんていつも履き替えてるじゃない。今日はこっち履いてこうと思って」
 弟「……鍵は、なんで玄関の鍵は閉まってたの?」
 姉「なんでって、みんな寝てたし用心のために普通かけるでしょ。
   ……どうしたの?なんか変だよ?」
 弟「いや、そんなことねーよ」
 姉「あ!もしかして朝起きたらお姉ちゃんがいなかったから不安になったんでしょ」
 弟「そんなんじゃねーよ!」
 姉「…………ありがと」
 弟「な、何がだよ」
 姉「……お姉ちゃんのこと、心配してくれたんだね」
 弟「だ、だからそんなんじゃ……」
 姉「いいの……ありがと(////)」(←前フリ長かったけど、これが言われたい台詞)

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0ch BBS 2004-10-30