長沙国防科学技術大学では29日、中国が独自に開発した人型ロボットが発表された。このロボットは外見だけでなく、基本的な動作や歩く姿勢なども人間により近づいている。

  このロボットは「先行者(先駆者)」と名づけられ、高さ1.4メートル、重量20キロ。頭、目、首、胴体のほか両足などが揃い、ある程度の言語を理解することもできる。国防科学技術大学が1990年に開発した中国初の二足歩行ロボットと比べ、今回制作されたロボットは技術的にかなり進んだ内容となっている。たとえば1990年型は平らな場所でしか歩行できなかったが、2000年型は自由自在に動くことができる。また1990年型はすでに認識した条件下でしか動けなかったが、2000年型は誤差がある所や不確定な場所でも歩くことができる。またスピードも6秒に1歩から、1秒に2歩の速さにまで改良された。